JPH11348509A - 重荷重用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

重荷重用空気入りラジアルタイヤ

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JPH11348509A
JPH11348509A JP11079232A JP7923299A JPH11348509A JP H11348509 A JPH11348509 A JP H11348509A JP 11079232 A JP11079232 A JP 11079232A JP 7923299 A JP7923299 A JP 7923299A JP H11348509 A JPH11348509 A JP H11348509A
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cord
belt
tire
cross
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征司 山田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/0311Patterns comprising tread lugs arranged parallel or oblique to the axis of rotation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C2200/00Tyres specially adapted for particular applications
    • B60C2200/06Tyres specially adapted for particular applications for heavy duty vehicles
    • B60C2200/065Tyres specially adapted for particular applications for heavy duty vehicles for construction vehicles

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐摩耗性能および耐偏摩耗性能に優れた重荷
重用空気入りラジアルタイヤを提供することにある。 【解決手段】 ベルトは、強化ベルト2と交差ベルト3
とを含み、強化ベルト2を形成するコード層21,22のコ
ードは、層内では平行でかつタイヤ周方向に対し比較的
小さな角度で配列され、交差ベルト3を形成する各コー
ド層31,32は、層内ではコードが互いに平行でかつタイ
ヤ周方向に対し比較的大きな角度で配列され、隣接する
層間ではコードが互いに交差するように積層し、トレッ
ドパターンのネガティブ率が、該トレッド中央領域TC
では25%以下、該トレッド両側領域TSでは30%以
下であり、かつ、トレッド中央領域TCのネガティブ率
がトレッド両側領域TSのそれの60%以上であること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気入りタイヤに関す
るものであり、特に、左右一対のビード部に設けられた
ビードコアーと、一方のビード部から他方のビード部に
延び、該ビードコアーに巻回されてビード部に係留され
た、ラジアルコード層よりなるカーカスプライと、該カ
ーカスプライのクラウン部のラジアル方向外側に配置さ
れたベルトとトレッドとを備えた、主として荒れ地走行
用の重荷重用空気入りラジアルタイヤに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気入りタイヤ、特に、建設車
両用空気入りタイヤなどに代表される重荷重用空気入り
タイヤに求められる最も重要な要求性能の一つとして、
耐摩耗性能があげられる。
【0003】この耐摩耗性能と密接に関連するタイヤ特
性として、タイヤに内圧を充填したときの径成長が知ら
れている。内圧充填時の径成長が小さいタイヤでは、ト
レッド部のクラウン半径が大きいのでより均一な接地圧
分布が得られ、トレッド中央領域からトレッド両側領域
まで均一に摩耗して、耐摩耗性能に優れた摩耗寿命の長
いタイヤが得られる。
【0004】内圧充填時の径成長を抑制しタイヤの断面
を所望の形状に維持するには、従来の交差ベルトのラジ
アル方向内側すなわち交差ベルトとカーカスとの間に、
タイヤ周方向に対するコード角度が15度以下でトレッ
ド幅の50%以下の狭幅の強化ベルトを配置して、タイ
ヤに内圧を充填したときの張力をこの強化ベルトに負担
させるのが効果的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、建設車
両用空気入りタイヤなどに代表される重荷重用空気入り
タイヤにおいて、従来の交差ベルトのラジアル方向内側
すなわち交差ベルトとカーカスとの間に、周方向に対す
るコード角度が15度以下でトレッド幅の50%以下の
狭幅の強化ベルトを配置すると、トレッド中央領域と比
べトレッド両側領域の接地圧が大きくなって、トレッド
両側領域がトレッド中央領域より早期に摩耗するという
不具合が生じ、さらに、トレッド両側領域にヒールアン
ドトウ摩耗とよばれる偏摩耗が発生しやすくなる。
【0006】本発明の目的は、従来のタイヤの上記のよ
うな不具合を解消し、耐摩耗性能および耐偏摩耗性能に
優れた、主として荒れ地走行に供せられる重荷重用空気
入りラジアルタイヤを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、左右一対のビード部に設けられたビー
ドコアーと、一方のビード部から他方のビード部に延
び、該ビードコアーに巻回されてビード部に係留され
た、ラジアルコード層よりなるカーカスプライと、該カ
ーカスプライのクラウン部のラジアル方向外側に配置さ
れたベルトとトレッドとを備えた空気入りラジアルタイ
ヤにおいて、(1)該ベルトは、断面幅が比較的狭幅で
あり、実質的に非伸長性のコードを被覆ゴム中に埋設し
てなる少なくとも1層のコード層で形成した強化ベルト
と、該強化ベルトのラジアル方向外側に配置され、断面
幅が比較的広幅であり、実質的に非伸長性のコードを被
覆ゴム中に埋設してなる少なくとも2層のコード層で形
成した交差ベルトとを含み、該強化ベルトを形成するコ
ード層に埋設されたコードは、その層内では平行でかつ
タイヤ周方向に対し比較的小さな角度で配列され、該交
差ベルトを形成する各コード層は、層内ではコードが互
いに平行でかつタイヤ周方向に対し比較的大きな角度で
配列され、隣接する層間ではコードが互いに交差するよ
うに積層し、(2)該トレッドが、タイヤ赤道面を中心
とするトレッド幅の40%を占めるトレッド中央領域と
該トレッド中央領域の両側部に位置するトレッド両側領
域とで形成され、トレッドパターンのネガティブ率が、
該トレッド中央領域では25%以下、該トレッド両側領
域では30%以下であり、かつ、トレッド中央領域のネ
ガティブ率がトレッド両側領域のそれの60%以上であ
ることを特徴とする主として荒れ地走行に供せられる重
荷重用空気入りラジアルタイヤである。
【0008】また、強化ベルトを形成するコード層は、
断面幅がトレッド幅の20%以上50%以下であり、そ
のコードは、金属コードであり、かつタイヤ周方向に対
する角度αが15度以下であることであることが好まし
く、加えて、強化ベルトは2層以上のコード層を、隣接
する層間でコードが互いに交差するように積層形成する
ことがより好適である。
【0009】さらに、交差ベルトを形成するコード層
は、いずれも断面幅がトレッド幅の50%超え80%以
下であり、そのコードは、金属コードであり、かつタイ
ヤ周方向に対する角度βが15度より大きく40度以下
であることが好ましい。
【0010】さらにまた、トレッドパターンのネガティ
ブ率が、該トレッド中央領域では10乃至25%で、該
トレッド両側領域では15乃至30%であって、トレッ
ド中央領域のネガティブ率がトレッド両側領域のネガテ
ィブ率の60乃至100%であることが好ましい。
【0011】加えて、交差ベルトのラジアル方向外側
に、断面幅が比較的広幅であり、実質的に伸長性のコー
ドをゴム引きしてなる少なくとも1層のコード層で形成
した保護ベルトを配設することが好ましく、また、保護
ベルトは、断面幅がトレッド幅の60%以上110%以
下であり、そのコードは、金属コードであり、かつタイ
ヤ周方向に対する角度γが15度より大きく60度以下
であることがより好適である。
【0012】空気入りタイヤは、それぞれのサイズに応
じて、JATMA(日本)、TRA(米国)およびET
RTO(欧州)などが発行する規格に定められた標準リ
ムに装着して使用され、この標準リムが通常正規リムと
称される。
【0013】本明細書でもこの慣用呼称に従い、「正規
リム」とは、米国のタイヤとリムの協会TRAが発行す
る1997年版のYEAR BOOKに定められた適用
サイズにおける標準リムを指す。
【0014】同様に、「正規荷重」および「正規内圧」
とは、米国のタイヤとリムの協会TRAが発行する19
97年版のYEAR BOOKに定められた適用サイズ
プライレーティングにおける最大荷重および最大荷重に
対応する空気圧を指す。
【0015】本明細書において、「トレッド幅」とは、
タイヤを「正規リム」にリム組みして「正規内圧」を充
填し、「正規荷重」を静的に負荷したときのトレッドの
接地幅を指す。
【0016】本明細書において、「実質的に非伸長性の
金属コード」とは、破断時の伸び(Eb)が1乃至3%
の金属コード好ましくはスチールコードを指し、「実質
的に伸長性の金属コード」とは、破断時の伸び(Eb)
が4乃至7%の金属コード好ましくはスチールコードを
指し、「ベルト層の断面幅」とは、タイヤの回転軸を含
む断面におけるベルト層の幅を指し、「ネガティブ率」と
は、見かけのトレッド接地面積全体のうち、溝などがあ
って実際には接地していない部分の面積が占める割合を
意味する。
【0017】タイヤの耐摩耗性能はトレッド部の接地圧
分布と密接な相関関係があり、接地圧が低い個所では摩
耗が少なく、接地圧が高いと早く摩耗する。トレッド部
の接地圧分布が不均一であって、例えばトレッドの中央
領域で接地圧が高くトレッドの両側領域で接地圧が低い
タイヤでは、トレッド両側領域のゴムが残っているうち
にトレッド中央領域のゴムが摩耗してしまうので、トレ
ッドゴムを十分には活用していないことになる。換言す
れば、トレッド中央領域からトレッド両側領域まで接地
圧分布を均一にして、摩耗速度を均一化することによっ
て、タイヤの摩耗寿命を長くすることができ、結果的に
は耐摩耗性能に優れた空気入りタイヤが得られる。
【0018】従来の典型的な重荷重用空気入りラジアル
タイヤでは、ベルトには、断面幅が比較的広幅(具体的
には、トレッド幅の50〜80%程度)であり、実質的
に非伸長性の金属コードを被覆ゴム中に埋設し、かつこ
の金属コードをタイヤ周方向に対して比較的大きな角度
(具体的には15〜40度程度)で配列した少なくとも
2層の金属コード層を、層内ではコードが互いに平行で
あり、隣接する層間ではコードが互いに交差するよう
に、積層することによって形成した交差ベルトが採用さ
れている。
【0019】このような交差ベルトを備えたタイヤは、
トレッドの中央領域で接地圧が高く、トレッドの両側領
域で接地圧が低い傾向を示すことが多い。上記のような
傾向を示すタイヤの接地圧分布を均一にするには、トレ
ッドの中央領域での内圧充填時の径成長を抑制し、トレ
ッド部のクラウン半径を大きくすればよい。
【0020】トレッドの中央領域での径成長を抑えるに
は、上記の交差ベルトとカーカスプライとの間に、断面
幅が比較的狭幅(具体的には、トレッド幅の20〜50
%程度)で、タイヤ周方向に対して比較的小さなコード
角度(具体的には、15度以下)の金属コード層で形成
した強化ベルトを配置することが最も効果的な設計手法
である。
【0021】しかしながら、前述のように、建設車両用
空気入りタイヤなどに代表される重荷重用空気入りタイ
ヤにおいて、交差ベルトのラジアル方向内側すなわち交
差ベルトとカーカスとの間に、周方向に対するコード角
度が比較的小さく、かつ断面幅が比較的狭い強化ベルト
を配置すると、トレッド中央領域と比べトレッド両側領
域の接地圧が大きくなって、トレッド両側領域がトレッ
ド中央領域より早期に摩耗するという不具合が生じ、さ
らに、トレッド両側領域にヒールアンドトウ摩耗とよば
れる偏摩耗が発生しやすくなる。
【0022】そこで、本発明によるタイヤは、(1)該
ベルトは、断面幅が比較的狭幅であり、実質的に非伸長
性のコードをゴム引きしてなる少なくとも1層のコード
層で形成した強化ベルトと、該強化ベルトのラジアル方
向外側に配置され、断面幅が比較的広幅であり、実質的
に非伸長性のコードをゴム引きしてなる少なくとも2層
のコード層で形成した交差ベルトとを含み、該強化ベル
トを形成するコード層に埋設されたコードは、その層内
では平行でかつタイヤ周方向に対し比較的小さな角度で
配列され、該交差ベルトを形成する各コード層は、層内
ではコードが互いに平行でかつタイヤ周方向に対し比較
的大きな角度で配列され、隣接する層間ではコードが互
いに交差するように積層し、(2)該トレッドが、タイ
ヤ赤道面を中心とするトレッド幅の40%を占めるトレ
ッド中央領域と該トレッド中央領域の両側部に位置する
トレッド両側領域とで形成され、トレッドパターンのネ
ガティブ率が、該トレッド中央領域では25%以下、該
トレッド両側領域では30%以下であり、かつ、トレッ
ド中央領域のネガティブ率がトレッド両側領域のそれの
60%以上であるので、タイヤの接地圧分布が均一にな
り、耐摩耗性能および耐偏摩耗性能に優れたタイヤが得
られる。
【0023】すなわち、本発明によるタイヤでは、従来
と比べトレッド両側領域のネガティブ率が小さくなって
いるので、トレッド両側領域の接地圧が低下し、トレッ
ド中央領域からトレッド両側領域までのタイヤの接地圧
分布が均一になった。
【0024】また、本発明によるタイヤでは、トレッド
中央領域のネガティブ率がトレッド両側領域のそれの60
%以上であるので、偏摩耗発生を抑制する効果があるこ
とが分かった。従来のように、トレッド両側領域のネガ
ティブ率がトレッド中央領域のネガティブ率と比べて極
めて大きいと、タイヤが負荷回転したときにトレッドに
設けられたラグ部の動きがトレッド両側領域で大きくな
り、偏摩耗が発生しやすくなる。本発明によるタイヤで
は、トレッド中央領域のネガティブ率をトレッド両側領
域のネガティブ率と同等の値にできるだけ近づけること
で、ネガティブ率のバランスが取れたタイヤが得られ、
偏摩耗の発生が抑制される。
【0025】尚、強化ベルトを形成するコード層は、断
面幅をトレッド幅の20%以上50%以下の範囲にする
ことが好ましい。前記コード層の断面幅がトレッド幅の
20%未満のときは、トレッドの中央領域での径成長を
抑制する作用が十分に発揮できなくなる傾向があり、ま
た、50%よりも大きいときは、ベルト端の伸び量が大
きいことによるベルト端セパレーションの発生が懸念さ
れるからである。
【0026】また、強化ベルトを形成するコード層のコ
ードは、金属コードとし、かつタイヤ周方向に対する角
度αを15度以下の範囲にすることが好ましい。前記角
度αが15度よりも大きいと、トレッドの中央領域での
径成長を抑制する作用が十分に発揮できなくなる傾向が
あるからである。
【0027】強化ベルトは2層以上のコード層を、隣接
する層間でコードが互いに交差するように積層形成する
ことが、トレッドの中央領域での径成長をより一層抑制
できる点でより好適である。
【0028】交差ベルトを形成するコード層は、いずれ
も断面幅がトレッド幅の50%超え80%以下の範囲で
あることが好ましい。前記コード層の断面幅がトレッド
幅の80%よりも大きいと、ベルト端の伸びが大きくな
るため、ベルト端セパレーションの発生の恐れがあるか
らであり、また、前記コード層の断面幅がトレッド幅の
50%以下だと、交差ベルトとしての機能を発揮できな
くなる傾向があるからである。
【0029】また、交差ベルトを形成するコード層のコ
ードは、金属コードとし、かつタイヤ周方向に対する角
度βを15度より大きく40度以下の範囲にすることが
好ましい。前記角度βが15度以下だと、外層の張力負
担が高くなり、耐カット性の悪化が生じる恐れがあり、
また、40度よりも大きいと、内圧時の径成長を強化ベ
ルト層があっても抑えることができなくなるためであ
る。
【0030】トレッドパターンのネガティブ率は、該ト
レッド中央領域では10乃至25%で、該トレッド両側
領域では15乃至30%であって、トレッド中央領域の
ネガティブ率がトレッド両側領域のネガティブ率の60
乃至100%であることが好ましい。トレッドパターン
のネガティブ率を上記範囲に設定することによって、偏
摩耗が顕著に抑制される傾向があるからである。
【0031】加えて、交差ベルトのラジアル方向外側
に、断面幅が比較的広幅であり、実質的に伸長性のコー
ドをゴム引きしてなる少なくとも1層のコード層で形成
した保護ベルトを配設することが、耐カット性等の点か
ら好ましい。
【0032】保護ベルトは、断面幅がトレッド幅の60
%以上110%以下であり、そのコードは、金属コード
であり、かつタイヤ周方向に対する角度γが15度より
大きく60度以下であることがより好適である。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明に基づく実施例1乃至3の建設車両用空気入りラジア
ルタイヤ、比較例の建設車両用空気入りラジアルタイヤ
および従来例の建設車両用空気入りラジアルタイヤにつ
いて説明する。タイヤサイズは、いずれも、40.00
R57である。
【0034】図1は本発明に従う実施例1の建設車両用
空気入りラジアルタイヤの左半分のトレッドパターンの
一部正面図で、図2は実施例1のタイヤの左半分の一部
断面略図である。本発明に従う実施例1のタイヤは、左
右一対のビード部に設けられたビードコアー(図示省
略)と、一方のビード部から他方のビード部に延び、ビ
ードコアーに巻回されてビード部に係留されたラジアル
コード層よりなるカーカスプライ1と、カーカスプライ
1のクラウン部ラジアル方向外側に配置されたベルトと
トレッド5とを備えている。ベルトは、強化ベルト2
と、強化ベルト2のラジアル方向外側に配置された交差
ベルト3とを含んでいる。強化ベルト2は、破断時の伸
び(Eb)が2%の実質的に非伸長性のスチールコード
を、層内ではコードが互いに平行に延び、隣接する層間
ではコードが互いに交差するように、被覆ゴム中に埋設
した2層のコード層21、22を積層して成り、コード
層21の周方向に対するコード角度α が左上がりの
8度で、コード層22の周方向に対するコード角度α
が右上がりの8度で積層されている。コード層21の
断面幅が420mmで、トレッド幅TW=964mmの
44%で、コード層22の断面幅が400mmで、トレ
ッド幅TWの41%である。交差ベルト3は、破断時の
伸び(Eb)が2%の実質的に非伸長性のスチールコー
ドを、層内ではコードが互いに平行に延び、隣接する層
間ではコードが互いに交差するように、被覆ゴム中に埋
設した2層のコード層31、32を積層して成り、コー
ド層31の周方向に対するコード角度β が左上がり
の25度でコード層32の周方向に対するコード角度β
が右上がりの15度で積層されている。コード層3
1の断面幅が740mmで、トレッド幅TWの77%
で、コード層32の断面幅が600mmで、トレッド幅
TWの62%である。交差ベルト3のラジアル方向外側
には、さらに、保護ベルト4が配置されている。保護ベ
ルト4は、破断時の伸び(Eb)が6%の実質的に伸長
性のスチールコードを被覆ゴム中に埋設した2層のコー
ド層41、42よりなり、コード層41の周方向に対す
るコード角度γ が右上がりの23度でコード層42
の周方向に対するコード角度γ が左上がりの20度
で積層されている。コード層41の断面幅が800mm
で、トレッド幅TWの83%で、コード層42の断面幅
が700mmで、トレッド幅TWの73%である。図1
に示すように、トレッド5が、タイヤ赤道面ELを中心
としトレッド幅TWの40%を占めるトレッド中央領域
TCと、トレッド中央領域TCの両側部に位置するトレ
ッド両側領域TSとで形成されている。図中、ELはタ
イヤ赤道面を示し、TEはトレッド端を示す。実施例1
のタイヤのトレッド5には、タイヤ赤道面EL近傍から
左右のトレッド端TEに向けて、タイヤの横断方向に湾
曲しながら延びる多数の横断方向溝6が、周方向に間隔
を置いて配置されている。実施例1のタイヤのトレッド
パターンのネガティブ率が、トレッド中央領域TCでは
17.5%で、トレッド両側領域TSでは26.6%で
あって、トレッド中央領域TCのネガティブ率がトレッ
ド両側領域TSのネガティブ率の69%である。
【0035】本発明に従う実施例2のタイヤは、トレッ
ドパターンのネガティブ率が、トレッド中央領域TCで
20.6%で、トレッド両側領域TSで25.9%であ
って、トレッド中央領域TCのネガティブ率がトレッド
両側領域TSのネガティブ率の80%であることを除い
て、上記実施例1のタイヤとほぼ同じである。
【0036】図3は、本発明に従う実施例3のタイヤの
左半分の一部断面を示したものである。実施例3のタイ
ヤは、強化ベルト2は、破断時の伸び(Eb)が2%の
実質的に非伸長性のスチールコードを、被覆ゴム中に埋
設した1層のコード層21で形成し、コード層21の周
方向に対するコード角度α が左上がりの8度であ
り、コード層21の断面幅が420mmであり、トレッ
ド幅TW=964mmの44%であり、また、交差ベル
ト3は、破断時の伸び(Eb)が2%の実質的に非伸長
性のスチールコードを、層内ではコードが互いに平行に
延び、隣接する層間ではコードが互いに交差するよう
に、被覆ゴム中に埋設した3層のコード層31、32、
33を積層して成り、コード層31の周方向に対するコ
ード角度βが右上がりの25度、コード層32の周方
向に対するコード角度β が左上がりの25度、コー
ド層33の周方向に対するコード角度β3 が右上がりの
15度で積層され、コード層31の断面幅が640mm
でトレッド幅TWの66%であり、コード層32の断面
幅が740mmでトレッド幅TWの77%であり、コー
ド層33の断面幅が600mmでトレッド幅TWの62
%であり、トレッドパターンのネガティブ率が、トレッ
ド中央領域TCで20.6%で、トレッド両側領域TS
で25.9%であって、トレッド中央領域TCのネガテ
ィブ率がトレッド両側領域TSのネガティブ率の80%
であることを除いて、上記実施例1のタイヤとほぼ同じ
である。
【0037】比較例のタイヤは、トレッドパターンのネ
ガティブ率が、トレッド中央領域TCで17.3%で、
トレッド両側領域TSで34.1%であって、トレッド
中央領域TCのネガティブ率がトレッド両側領域TSの
ネガティブ率の51%であることを除いて、上記実施例
1のタイヤとほぼ同じである。
【0038】従来例のタイヤは、ベルトには強化ベルト
2が含まれていないこと、および6枚のベルト層のう
ち、内側の2枚のベルト層は、強化ベルトではなく交差
ベルトであって、破断時の伸び(Eb)が2%の実質的
に非伸長性のスチールコードを、層内ではコードが互い
に平行に延び、隣接する層間ではコードが互いに交差す
るように、被覆ゴム中に埋設したコード層を積層して成
り、最内側のコード層の周方向に対するコード角度が左
上がりの20度で、最内側から2枚目のコード層の周方
向に対するコード角度が右上がりの25度で積層されて
いて、最内側のコード層の断面幅が600mmで、トレ
ッド幅TWの62%で、最内側から2枚目のコード層の
断面幅が640mmで、トレッド幅TWの66%である
ことを除いて、上記比較例のタイヤとほぼ同じである。
【0039】上記実施例1乃至3の建設車両用空気入り
ラジアルタイヤ、上記比較例の建設車両用空気入りラジ
アルタイヤおよび上記従来例の建設車両用空気入りラジ
アルタイヤについて、耐摩耗性の比較試験を実施した。
この比較試験は、上記の供試タイヤを正規リム(29.
00/6.0)に正規内圧(700kPa)でリム組み
し、正規荷重(60000kg)を負荷して速度15k
m/hで、室内ドラム試験機によって一定時間走行後の
トレッドの摩耗量を測定し、比較するものである。
【0040】上記実施例1乃至3の建設車両用空気入り
ラジアルタイヤおよび上記比較例の建設車両用空気入り
ラジアルタイヤについて、耐偏摩耗性の比較試験を実施
した。この比較試験は、上記の供試タイヤを正規リム
(29.00/6.0)に正規内圧(700kPa)で
リム組し、正規荷重(60000kg)を負荷して速度
15km/hで、室内ドラム試験機によって一定時間走
行後のトレッドのハンプ位置近傍におけるヒールアンド
トウ摩耗量を測定し、比較するものである。
【0041】上記耐摩耗性の比較試験の結果では、上記
従来例のタイヤを100とすると、上記比較例のタイヤ
は88で、上記実施例1のタイヤは83、上記実施例2
のタイヤは79、そして上記実施例3のタイヤは81で
あった。数字が小さいほどトレッドの摩耗量が少なく、
耐摩耗性に優れたタイヤであることを示している。上記
の耐偏摩耗性の比較試験の結果では、上記比較例のタイ
ヤを100とすると、上記実施例1のタイヤは86、上
記実施例2のタイヤは75、そして上記実施例3のタイ
ヤは80であった。数字が小さいほどトレッドの偏摩耗
量が少なく、耐偏摩耗性に優れたタイヤであることを示
している。上記耐摩耗性の比較試験の結果と上記の耐偏
摩耗性の比較試験の結果を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】上記比較試験の結果から、実施例1〜3
は、耐摩耗性と耐偏摩耗性に優れていることが分かる。
【0044】
【発明の効果】本発明によって、耐摩耗性と耐偏摩耗性
に優れた重荷重用空気入りラジアルタイヤの提供が可能
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のタイヤのトレッドパターン図(左半
分)である。
【図2】 本発明のタイヤの断面略図(左半分)であ
る。
【図3】 本発明の他のタイヤの断面略図(左半分)で
ある。
【符号の説明】
1 カーカスプライ 2 強化ベルト 3 交差ベルト 4 保護ベルト 5 トレッド 6 横断方向溝 EL タイヤ赤道面 TE トレッド端 TW トレッド幅 TC トレッド中央領域 TS トレッド両側領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対のビード部に設けられたビード
    コアーと、一方のビード部から他方のビード部に延び、
    該ビードコアーに巻回されてビード部に係留された、ラ
    ジアルコード層よりなるカーカスプライと、該カーカス
    プライのクラウン部のラジアル方向外側に配置されたベ
    ルトとトレッドとを備えた空気入りラジアルタイヤにお
    いて、(1)該ベルトは、断面幅が比較的狭幅であり、
    実質的に非伸長性のコードを被覆ゴム中に埋設してなる
    少なくとも1層のコード層で形成した強化ベルトと、該
    強化ベルトのラジアル方向外側に配置され、断面幅が比
    較的広幅であり、実質的に非伸長性のコードを被覆ゴム
    中に埋設してなる少なくとも2層のコード層で形成した
    交差ベルトとを含み、 該強化ベルトを形成するコード層に埋設されたコード
    は、その層内では平行でかつタイヤ周方向に対し比較的
    小さな角度で配列され、 該交差ベルトを形成する各コード層は、層内ではコード
    が互いに平行でかつタイヤ周方向に対し比較的大きな角
    度で配列され、隣接する層間ではコードが互いに交差す
    るように積層し、(2)該トレッドが、タイヤ赤道面を
    中心とするトレッド幅の40%を占めるトレッド中央領
    域と該トレッド中央領域の両側部に位置するトレッド両
    側領域とで形成され、トレッドパターンのネガティブ率
    が、該トレッド中央領域では25%以下、該トレッド両
    側領域では30%以下であり、かつ、トレッド中央領域
    のネガティブ率がトレッド両側領域のそれの60%以上
    であることを特徴とする主として荒れ地走行に供せられ
    る重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
  2. 【請求項2】 強化ベルトを形成するコード層は、断面
    幅がトレッド幅の20%以上50%以下であり、そのコ
    ードは、金属コードであり、かつタイヤ周方向に対する
    角度αが15度以下である請求項1記載の重荷重用空気
    入りラジアルタイヤ。
  3. 【請求項3】 強化ベルトは2層以上のコード層を、隣
    接する層間でコードが互いに交差するように積層形成す
    る請求項1又は2記載の重荷重用空気入りラジアルタイ
    ヤ。
  4. 【請求項4】 交差ベルトを形成するコード層は、いず
    れも断面幅がトレッド幅の50%超え80%以下であ
    り、そのコードは、金属コードであり、かつタイヤ周方
    向に対する角度βが15度より大きく40度以下である
    請求項1、2又は3記載の重荷重用空気入りラジアルタ
    イヤ。
  5. 【請求項5】 トレッドパターンのネガティブ率が、該
    トレッド中央領域では10乃至25%で、該トレッド両
    側領域では15乃至30%であって、トレッド中央領域
    のネガティブ率がトレッド両側領域のネガティブ率の6
    0乃至100%である請求項1〜4のいずれか1項記載
    の重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
  6. 【請求項6】 交差ベルトのラジアル方向外側に、断面
    幅が比較的広幅であり、実質的に伸長性のコードをゴム
    引きしてなる少なくとも1層のコード層で形成した保護
    ベルトを配設する請求項1〜5のいずれか1項記載の重
    荷重用空気入りラジアルタイヤ。
  7. 【請求項7】 保護ベルトは、断面幅がトレッド幅の6
    0%以上110%以下であり、そのコードは、金属コー
    ドであり、かつタイヤ周方向に対する角度γが15度よ
    り大きく60度以下である請求項6記載の重荷重用空気
    入りラジアルタイヤ。
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