JPH0438520Y2 - - Google Patents

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JPH0438520Y2
JPH0438520Y2 JP1983030778U JP3077883U JPH0438520Y2 JP H0438520 Y2 JPH0438520 Y2 JP H0438520Y2 JP 1983030778 U JP1983030778 U JP 1983030778U JP 3077883 U JP3077883 U JP 3077883U JP H0438520 Y2 JPH0438520 Y2 JP H0438520Y2
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JP1983030778U
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JPS59135652U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はトランジスタ、特に高電流容量化を図
る格子状(メツシユ状)エミツタ領域を備えたト
ランジスタに関する。
(ロ) 従来技術 従来よりトランジスタの電流容量の増大を図る
構造としてはエミツタ領域の有効面積を増大させ
ることが知られている。この構造としてはメツシ
ユベース構造あるいは島状エミツタ構造がある。
この構造では多数の島状エミツタ領域をベース領
域表面に設けることによりベースエミツタ接合の
周辺長を増大でき高電流容量化を達成できる。
しかし斯るメツシユベース構造ではメツシユ状
のベース領域の面積の増加が大きく電流容量の割
合に比べてチツプ面積も増大する。しかもベース
領域の増加はコレクタ電流の1/hFEしかベース
電流が流れないことからも無駄なことである。
そこで第1図に示す如くメツシユ状エミツタ構
造のトランジスタが考えられた。第1図に於い
て、1は半導体基板より成るコレクタ領域、2は
ベース領域、3は格子(メツシユ)状エミツタ領
域であり、点線で示す4はエミツタ領域3にオー
ミツク接触したエミツタ電極、5はエミツタ領域
4内に点在する多数の島状ベース取出領域6…6
にオーミツク接触したベース電極である。斯る構
造ではメツシユ状エミツタ領域3によりエミツタ
面積の増大のみを図ることができるので、チツプ
面積の増大防止にはかなり有効である。
なお斯るメツシユ状エミツタ構造のトランジス
タは多層配線技術と用いてボンデイングパツドを
多層化できる。しかしながら超音波ボンデイング
を採る組立方法では超音波のエネルギーで層間絶
縁膜の絶縁が破壊されることが多い。従つて第1
図に示す如くボンデイングパツドを設けるパツド
予定領域7をベース領域2上に設ける必要があ
る。この結果メツシユ状エミツタ領域3はパツド
予定領域7を除いて形成しなくてはならず、電流
容量の増大の効果が大巾に薄れてしまう。
(ハ) 考案の目的 本考案は斯る欠点に鑑みてなされ、従来の欠点
を大巾に改善した電流容量の増大を図れるメツシ
ユ状エミツタ領域を有するトランジスタを実現す
るものである。
(ニ) 考案の構成 本考案によるトランジスタは第2図の如く、コ
レクタ領域11、ベース領域12およびメツシユ
状エミツタ領域13を備え、エミツタ領域13は
ボンデイングパツドを設けるパツド予定領域17
を除いてベース領域12上に設けられ、パツド予
定領域17上には各領域にオーミツク接触して延
在されたベースおよびエミツタ電極14,15を
設け、パツド予定領域17間に狭まれたエミツタ
領域13と他のエミツタ領域13のメツシユをづ
らす様に構成される。
(ホ) 実施例 本実施例に依るトランジスタを第2図に示す。
本考案に依るトランジスタは、N型のシリコン
半導体基板より成るコレクタ領域11と、P型の
ベース領域12と、メツシユ状のN型エミツタ領
域13とを備え、エミツタ領域13はボンデイン
グパツドを形成するパツド予定領域17を除くベ
ース領域12のほぼ全表面に均一に配置され、ベ
ース領域12のベース取出領域16…16は多数
島状にエミツタ領域13内に一定間隔で配置され
ている。
本考案の特徴はこのメツシユ状エミツタ領域1
3のパターンにある。即ち対向するパツド予定領
域17間に設けたパターンと他の部分のパターン
を第2図の如く反転させている。更に詳述すれ
ば、従来では第1図の如くベース取出領域16…
16が完全に行列状をなす様にしていたのを、パ
ツド予定領域17間のパターンをずらして他の部
分のベース取出領域16…16の間に来る様にす
るのである。この結果メツシユ状エミツタ領域1
3の面積をあまり増加させずに一列分のベース取
出領域16…16を増加できる。
そして点線で示す如く基板表面の酸化膜上に蒸
着アルミニウムより成るベース電極14およびエ
ミツタ電極15を形成する。ベース電極14は各
ベース取出領域16…16とオーミツク接触し、
パツド予定領域17まで延在されており、エミツ
タ電極15はメツシユ状エミツタ領域13にオー
ミツク接触してパツド予定領域17まで延在され
る。またベース電極14およびエミツタ電極15
は周知の櫛歯形状を採り、パツド予定領域17上
の拡張部分に金属細線が超音波ボンデイングされ
る。
具体的に1.26mm角のトランジスタペレツトに
60μ角のベース取出領域16を有するメツシユ状
エミツタ領域13を形成した場合、第1図および
第2図から明らかな様に従来37個のベース取出領
域16を40個に増加でき、電流容量を約8〜10%
程度増加できる。
(ヘ) 効果 本考案に依ればメツシユ状エミツタ領域13の
パターン改良とよりメツシユ状エミツタ領域13
内のベース取出領域16を増加でき、この結合エ
ミツタ周辺長の増加による電流容量の増加を図れ
る。また超音波ボンデイングを行うに十分な電極
パツドも確保される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を説明する上面図、第2図は本
考案を説明する上面図である。 主な図番の説明、11は半導体基板、12はベ
ース領域、13はメツシユ状エミツタ領域、14
はベース電極、15はエミツタ電極である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コレクタ領域となる半導体層と、 このコレクタ領域内に形成されたベース領域
    と、 このベース領域内に設けられ、且つ対向する前
    記ベース領域側辺の中央部に対応するベース領域
    のパツド予定領域を除いた領域に行列状で多数島
    状に前記ベース領域が露出するように設けられた
    格子状のエミツタ領域と、 前記半導体層上に設けられた絶縁膜と、 前記絶縁膜上に設けられ、前記多数島状のベー
    ス領域とオーミツクコンタクトし、前記一方のパ
    ツド予定領域上へ延在された櫛歯状のベース電極
    と、 前記絶縁層に設けられ、前記格子状のエミツタ
    領域とオーミツクコンタクトし、前記他方のパツ
    ド予定領域状へ延在された櫛歯状のエミツタ電極
    とを備えたトランジスタにおいて、 前記両パツド予定領域間に設けられた前記多数
    島状のベース領域を他のベース領域の間にずらす
    ことで、このずらす方向と平行な前記パツドの一
    側辺を変え、パツド面積を変えることをを特徴と
    したトランジスタ。
JP3077883U 1983-03-02 1983-03-02 トランジスタ Granted JPS59135652U (ja)

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JP3077883U JPS59135652U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 トランジスタ

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JP3077883U JPS59135652U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 トランジスタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59135652U JPS59135652U (ja) 1984-09-10
JPH0438520Y2 true JPH0438520Y2 (ja) 1992-09-09

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ID=30161650

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JP3077883U Granted JPS59135652U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 トランジスタ

Country Status (1)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5596672A (en) * 1979-01-19 1980-07-23 Nec Corp Semiconductor device
JPS55138273A (en) * 1979-04-11 1980-10-28 Fujitsu Ltd Transistor
JPS57141957A (en) * 1981-02-27 1982-09-02 Toshiba Corp Bipolar transistor

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS57141957A (en) * 1981-02-27 1982-09-02 Toshiba Corp Bipolar transistor

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Publication number Publication date
JPS59135652U (ja) 1984-09-10

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