JPH0438464B2 - - Google Patents
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- JPH0438464B2 JPH0438464B2 JP9572384A JP9572384A JPH0438464B2 JP H0438464 B2 JPH0438464 B2 JP H0438464B2 JP 9572384 A JP9572384 A JP 9572384A JP 9572384 A JP9572384 A JP 9572384A JP H0438464 B2 JPH0438464 B2 JP H0438464B2
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- Japan
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- blade
- classifier
- classification
- rotation speed
- crusher
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- Expired
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- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 7
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- RHZUVFJBSILHOK-UHFFFAOYSA-N anthracen-1-ylmethanolate Chemical compound C1=CC=C2C=C3C(C[O-])=CC=CC3=CC2=C1 RHZUVFJBSILHOK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Crushing And Grinding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、回転式分級機内蔵形粉砕機に応用で
きる回転数制御方法に関するものである。
きる回転数制御方法に関するものである。
(従来技術)
回転式分級機を内蔵した従来の粉砕機の構造例
を第5図に示す。先ずこの粉砕機の機能を簡単に
説明すると、給炭管11より投入された被粉砕物
は、回転テーブル12上で粉砕ローラ13より荷
重が与えられ(荷重装置は図示せず)て粉砕され
る。
を第5図に示す。先ずこの粉砕機の機能を簡単に
説明すると、給炭管11より投入された被粉砕物
は、回転テーブル12上で粉砕ローラ13より荷
重が与えられ(荷重装置は図示せず)て粉砕され
る。
粉砕された被粉砕物は、回転テーブル12の遠
心力により、同回転テーブル12の外周部に飛ば
され、この時粉砕機下部の熱空気入口部14から
熱風吹上部15を通つてミル内部に送られた熱風
に乗つて、回転式分級機16へ運ばれ、後述する
分級原理により細粒子は回転式分級機16内に入
り込み、微粉炭管17を通つて粉砕機外へ排出さ
れる。一方粗粒子は回転する羽根8に衝突して、
回転式分級機の外に飛ばされ、回転テーブル12
上に落下して、再び粉砕される。なお、図中19
は上部支持板、20は下部支持板、21はガイド
ベーンである。
心力により、同回転テーブル12の外周部に飛ば
され、この時粉砕機下部の熱空気入口部14から
熱風吹上部15を通つてミル内部に送られた熱風
に乗つて、回転式分級機16へ運ばれ、後述する
分級原理により細粒子は回転式分級機16内に入
り込み、微粉炭管17を通つて粉砕機外へ排出さ
れる。一方粗粒子は回転する羽根8に衝突して、
回転式分級機の外に飛ばされ、回転テーブル12
上に落下して、再び粉砕される。なお、図中19
は上部支持板、20は下部支持板、21はガイド
ベーンである。
ところで一般的な回転式分級機の分級原理は次
の2つの作用による。
の2つの作用による。
羽根内に入つた粒子に作用する力のバラン
ス。
ス。
即ち、第7図に示すように、羽根18内の粒子
Sには気流による求心方向の流体抵抗Rと、羽根
18の回転運動による遠心力Fとが作用し、それ
ぞれの力は次式で示される。
Sには気流による求心方向の流体抵抗Rと、羽根
18の回転運動による遠心力Fとが作用し、それ
ぞれの力は次式で示される。
R=3πdpμgVr ……(1)
F=π/6dp3(ρg−ρg)Vo2/r ……(2)
dp:粒子直径〔cm〕
μg:気体粘度〔poise〕
Vr:気流向心方向速度〔cm/sec〕
Vo:羽根周速度〔cm/sec〕
r:羽根半径〔cm〕
ρs.ρg:粒子、気体の密度〔g/cm3〕
つまり一定条件で分級機が運転されている時に
は、F>Rとなる粗粒子は、分級機の外側に放出
され、F<Rとなる細粒子は、分級機の内側に流
れ込み、粗粒子と細粒子とに分級される。
は、F>Rとなる粗粒子は、分級機の外側に放出
され、F<Rとなる細粒子は、分級機の内側に流
れ込み、粗粒子と細粒子とに分級される。
粒子の羽根への衝突後の反発角度α。
第8図は粒子Sの羽根18への衝突状況を示し
ているが、粒子が羽根18へ衝突した後の反発角
度αが、接線よりも外側に向く時は、分級機の外
側に粒子は放出され易く、逆にαが内側に向く時
は分級機内へ流れ込み易い。
ているが、粒子が羽根18へ衝突した後の反発角
度αが、接線よりも外側に向く時は、分級機の外
側に粒子は放出され易く、逆にαが内側に向く時
は分級機内へ流れ込み易い。
気流が分級羽根18間に入り込む時には、旋回
流が発生するが、細粒子S1は旋回流に近い運動
をし、粗粒子S2は旋回流から外れて直線に近い
運動をすることが知られている。この為細粒子S
1は羽根18に衝突後の反発角αは内側に向き、
粗粒子S2は外側に向き易く、細粒子と粗粒子と
の分級が行なわれる。
流が発生するが、細粒子S1は旋回流に近い運動
をし、粗粒子S2は旋回流から外れて直線に近い
運動をすることが知られている。この為細粒子S
1は羽根18に衝突後の反発角αは内側に向き、
粗粒子S2は外側に向き易く、細粒子と粗粒子と
の分級が行なわれる。
しかし従来の回転式分級機内蔵形粉砕機におい
ては、分級羽根18の回転数は、粉砕機の運転条
件に拘わらず常に一定か、あるいは被粉砕物の供
給量(もしくは粉砕機への供給熱風量)に対応し
て制御するかであるが、いずれの場合も粉砕機の
運転条件に対して制御している。
ては、分級羽根18の回転数は、粉砕機の運転条
件に拘わらず常に一定か、あるいは被粉砕物の供
給量(もしくは粉砕機への供給熱風量)に対応し
て制御するかであるが、いずれの場合も粉砕機の
運転条件に対して制御している。
一方回転式分級機を使用する場合は、一般に高
微粉度を要求される場合が多く、この点から粉砕
機自体の急速な負荷変化に対する追従性は著しく
劣る欠点があつた。
微粉度を要求される場合が多く、この点から粉砕
機自体の急速な負荷変化に対する追従性は著しく
劣る欠点があつた。
(発明が解決しようとする問題点)
最近一般的にボイラ用燃料として、オイルコー
クスあるいは無煙炭などの燃料比(固定炭素/揮
発分)の高い燃料を使用する計画が急増してい
る。しかしこのように燃料比の高い燃料は燃焼し
にくいため、通常の石炭焚ボイラと比較して高い
微粉度(より細かい粒子)が要求される。この場
合従来は所謂ピンシステム(被粉砕物を一時ホツ
パに貯蔵する方式)で使用されてきたが、設備費
低減のためには直接燃焼方式が好ましい。
クスあるいは無煙炭などの燃料比(固定炭素/揮
発分)の高い燃料を使用する計画が急増してい
る。しかしこのように燃料比の高い燃料は燃焼し
にくいため、通常の石炭焚ボイラと比較して高い
微粉度(より細かい粒子)が要求される。この場
合従来は所謂ピンシステム(被粉砕物を一時ホツ
パに貯蔵する方式)で使用されてきたが、設備費
低減のためには直接燃焼方式が好ましい。
本発明は、前記のような背景から、直接燃焼方
式に十分適用できるように、回転式分級機内蔵形
粉砕機の負荷変化に対する追従性を改善するため
の分級機の回転数制御方法を提供することを目的
とするものである。
式に十分適用できるように、回転式分級機内蔵形
粉砕機の負荷変化に対する追従性を改善するため
の分級機の回転数制御方法を提供することを目的
とするものである。
(問題点を解決するための手段及び作用)
この目的を達成するために本発明は、回転する
分級羽根により気体中に粉体を細粉と粗粉に分離
する回転式分級機において、粉砕機に供給される
被粉砕物の流量変化速度に応じて、分級羽根の回
転数を調整するようにした構成としたもので、被
粉砕物の供給量変化に対する追従性(動特性)を
改善するものである。
分級羽根により気体中に粉体を細粉と粗粉に分離
する回転式分級機において、粉砕機に供給される
被粉砕物の流量変化速度に応じて、分級羽根の回
転数を調整するようにした構成としたもので、被
粉砕物の供給量変化に対する追従性(動特性)を
改善するものである。
(実施例)
以下本発明の実施例を図面について説明する
と、第1図に本発明の実施例を示す分級羽根の回
転数制御システムのブロツク図を示す。図におい
てボイラ側からのデマンドにより、被粉砕物の所
要供給量Qを入力信号として受け取り、演算器1
により負荷変化率(Q・=dQ/dt)を計算する。そし て計算された負荷変化率Q・の絶対値(|Q・|)
と、設定値Sとの比Rを演算器2により計算し、
比Rの値に応じて次の処理をする。
と、第1図に本発明の実施例を示す分級羽根の回
転数制御システムのブロツク図を示す。図におい
てボイラ側からのデマンドにより、被粉砕物の所
要供給量Qを入力信号として受け取り、演算器1
により負荷変化率(Q・=dQ/dt)を計算する。そし て計算された負荷変化率Q・の絶対値(|Q・|)
と、設定値Sとの比Rを演算器2により計算し、
比Rの値に応じて次の処理をする。
R≦1の場合:供給量Qに対して関数f
(Q)(図示せず)にて予め設定した分
級羽根の回転数n(=f0(Q))を出力
信号とする。
(Q)(図示せず)にて予め設定した分
級羽根の回転数n(=f0(Q))を出力
信号とする。
R>1の場合:第2図に示すように、負荷
変化率Q・に応じて予め設定した回転数
補正値△n(=f1(Q・))を演算器3に
て算出し、その時の供給量Qに対する
回転数(f0(Q))を演算器5にて補正
した値n(=f0−△n)を出力信号と
する。
変化率Q・に応じて予め設定した回転数
補正値△n(=f1(Q・))を演算器3に
て算出し、その時の供給量Qに対する
回転数(f0(Q))を演算器5にて補正
した値n(=f0−△n)を出力信号と
する。
分級羽根の回転数は、前記あるいはにて得
た出力信号により制御する。但し、分級羽根の回
転数制御は、手動/自動の切換可能とする。
た出力信号により制御する。但し、分級羽根の回
転数制御は、手動/自動の切換可能とする。
(発明の効果)
一般に粉砕機の負荷追従性は、被粉砕物の供給
量の変化に対し、どの位遅れて排出量が変化する
かを目安にしており、この遅れ時間が短い方が優
れていると判断される。本発明は前記の如く構成
されているので、第4図の従来に比べ第3図に示
すように大幅な遅れ時間の短縮が期待できる。
量の変化に対し、どの位遅れて排出量が変化する
かを目安にしており、この遅れ時間が短い方が優
れていると判断される。本発明は前記の如く構成
されているので、第4図の従来に比べ第3図に示
すように大幅な遅れ時間の短縮が期待できる。
第1図は本発明の実施例を示す分級羽根回転数
制御システムのブロツク図、第2図は本発明にお
ける制御プログラム例を示す線図、第3図は本発
明における負荷追従性を示す説明図、第4図は従
来の第3図に対応して示す負荷追従性の説明図、
第5図は従来の回転式分級機を内蔵したローラミ
ルの正面断面図、第6図は同分級機の羽根の状態
を示す斜視図、第7図は第5図のA〜A断面図、
第8図は第7図の要部における微粉の動きを示す
説明図である。 図の主要部分の説明、16……回転式分級機、
18……分級羽根、Q……供給量、n……分級羽
根の回転数、Q・……負荷変化率。
制御システムのブロツク図、第2図は本発明にお
ける制御プログラム例を示す線図、第3図は本発
明における負荷追従性を示す説明図、第4図は従
来の第3図に対応して示す負荷追従性の説明図、
第5図は従来の回転式分級機を内蔵したローラミ
ルの正面断面図、第6図は同分級機の羽根の状態
を示す斜視図、第7図は第5図のA〜A断面図、
第8図は第7図の要部における微粉の動きを示す
説明図である。 図の主要部分の説明、16……回転式分級機、
18……分級羽根、Q……供給量、n……分級羽
根の回転数、Q・……負荷変化率。
Claims (1)
- 1 回転する分級羽根により気体中の粉体を細粉
と粗粉に分離する回転式分級機において、粉砕機
に供給される被粉砕物の流量変化速度に応じて、
分級羽根の回転数を調整することを特徴とする回
転数制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9572384A JPS60241976A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | 回転数制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9572384A JPS60241976A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | 回転数制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60241976A JPS60241976A (ja) | 1985-11-30 |
JPH0438464B2 true JPH0438464B2 (ja) | 1992-06-24 |
Family
ID=14145389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9572384A Granted JPS60241976A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | 回転数制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60241976A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6388055A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-19 | 宇部興産株式会社 | 竪型粉砕機 |
JPS6451156A (en) * | 1987-08-21 | 1989-02-27 | Ishikawajima Harima Heavy Ind | Regulation of issue amount of ball mill |
JPH078337B2 (ja) * | 1987-10-24 | 1995-02-01 | 川崎重工業株式会社 | 粉砕装置 |
JPH01270956A (ja) * | 1988-04-21 | 1989-10-30 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 竪形ミルの回転式分級機回転速度制御方法 |
JP2744019B2 (ja) * | 1988-07-29 | 1998-04-28 | バブコツク日立株式会社 | 竪型ミルの制御装置 |
JPH02253861A (ja) * | 1989-03-27 | 1990-10-12 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 竪形ミルにおける微粉炭微粉度の制御方法 |
KR102504453B1 (ko) * | 2020-07-24 | 2023-03-06 | 한국에너지기술연구원 | 태양광 모듈의 재활용을 위한 부품 선별장치 및 그 방법 |
-
1984
- 1984-05-15 JP JP9572384A patent/JPS60241976A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60241976A (ja) | 1985-11-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |