JPS61257274A - 分級羽根回転数制御機構 - Google Patents
分級羽根回転数制御機構Info
- Publication number
- JPS61257274A JPS61257274A JP9610985A JP9610985A JPS61257274A JP S61257274 A JPS61257274 A JP S61257274A JP 9610985 A JP9610985 A JP 9610985A JP 9610985 A JP9610985 A JP 9610985A JP S61257274 A JPS61257274 A JP S61257274A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotation speed
- blade
- mill
- control mechanism
- centripetal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ミル負荷(粉砕量)や風景の如何にかかわら
ず、はぼ一定粒度の微粉を得、かつ小動力にてミルを運
転するための分級羽根回転数を制御する技術分野で利用
される。
ず、はぼ一定粒度の微粉を得、かつ小動力にてミルを運
転するための分級羽根回転数を制御する技術分野で利用
される。
従来の技術
ボイラ用ミル等に使用され、回転する分級羽根によシ、
気体中の粉体を細粉と粗粉に分離する回転式分級機にお
いて、従来は、分級羽根の回転数が、ミル負荷にかかわ
らず一定である。そのため、特に低負荷時において過度
の微粉砕が行なわれ、必要以上の動力を消費していた。
気体中の粉体を細粉と粗粉に分離する回転式分級機にお
いて、従来は、分級羽根の回転数が、ミル負荷にかかわ
らず一定である。そのため、特に低負荷時において過度
の微粉砕が行なわれ、必要以上の動力を消費していた。
発明が解決しようとする問題点
本発明は、ミル負荷や風量に関係なく、風量変化に伴っ
て変化する粒子に作用する向心力(R)と遠心力(F)
との比(R/F)が一定になるように風量の信号をキャ
ッチし、それに応じて分級羽根の回転数を調整し、はぼ
一定粒変の微粉を得、かつ、小動力にてミルを運転する
ことにある。
て変化する粒子に作用する向心力(R)と遠心力(F)
との比(R/F)が一定になるように風量の信号をキャ
ッチし、それに応じて分級羽根の回転数を調整し、はぼ
一定粒変の微粉を得、かつ、小動力にてミルを運転する
ことにある。
問題点を解決するための手段
本発明は、上述の問題を解決するために、次のような手
段を採っている。すなわち、 風量に基づく気流向心速度と羽根回転数に基づく羽根周
速度から粒子に作用する向心力と遠心力との比を求め、
この比を設定値と比較して、設定値と一致するよう羽根
回転をコントロールする手段を備える。
段を採っている。すなわち、 風量に基づく気流向心速度と羽根回転数に基づく羽根周
速度から粒子に作用する向心力と遠心力との比を求め、
この比を設定値と比較して、設定値と一致するよう羽根
回転をコントロールする手段を備える。
作用
以上述べた手段に−よれば、したがって向心力と遠心力
との比を設定値に対してほぼ一定となるよ −うにする
ことにより、風量、ミル負荷にかかわらず、一定粒度の
製品を得ることが可能で、特に低負荷時における過度の
微粉砕を避け、必要以上の動力消費を防ぐことが出来る
。
との比を設定値に対してほぼ一定となるよ −うにする
ことにより、風量、ミル負荷にかかわらず、一定粒度の
製品を得ることが可能で、特に低負荷時における過度の
微粉砕を避け、必要以上の動力消費を防ぐことが出来る
。
実施例
次に1本発明の実施例について添付図面を参照して詳述
する。
する。
第1図は、回転式分級機が取付けられた竪型ローラミル
の縦断面図で、回転分級機6は、分級羽根7、上部支持
板8及びガイドベーン10によって構成されている。
の縦断面図で、回転分級機6は、分級羽根7、上部支持
板8及びガイドベーン10によって構成されている。
第2図は、回転式分級機6を真上から見たものを模式的
に表わしたものである。
に表わしたものである。
両図において、符号1は給炭管、2は回転テーブル、3
は粉砕ローラ、4は熱空気人口部、5は゛ 熱空気吹
上部、6は回転式分級機、7は分級羽根、ド 8は上部支持板、9は下部支持板、10はガイドベーン
、11は微粉炭管、12はミル本体を示す。
は粉砕ローラ、4は熱空気人口部、5は゛ 熱空気吹
上部、6は回転式分級機、7は分級羽根、ド 8は上部支持板、9は下部支持板、10はガイドベーン
、11は微粉炭管、12はミル本体を示す。
給炭管1より投入された原料石炭は、回転テーブル2上
で粉砕ローラ3により荷重が与えられ(荷重装置は図示
せず)粉砕される。
で粉砕ローラ3により荷重が与えられ(荷重装置は図示
せず)粉砕される。
粉砕された原料は、回転テーブル2の回転による遠心力
によって回転テーブル2の外周部に飛ばされ、この時、
ミル本体12下部の熱空気入口部4から熱空気吹上部5
を通シ、ミル内部に送られた熱風に乗って回転式分級機
6へ運ばれ、細粒子は回転式分級機6内に入シ込み、微
粉炭管11を通ってミル外へ排出される。
によって回転テーブル2の外周部に飛ばされ、この時、
ミル本体12下部の熱空気入口部4から熱空気吹上部5
を通シ、ミル内部に送られた熱風に乗って回転式分級機
6へ運ばれ、細粒子は回転式分級機6内に入シ込み、微
粉炭管11を通ってミル外へ排出される。
一方、粗粒子は、回転式分級機6の外側に飛ばされ、回
転テーブル2上に落下して再び粒砕される(矢印は熱空
気及び微粉の流れ方向を示す)。
転テーブル2上に落下して再び粒砕される(矢印は熱空
気及び微粉の流れ方向を示す)。
次に、回転式分級機の分級原理について述べる。
第2図に示すように、分級羽根7間に入った粒子は、気
流による向心方向の流体抵抗Rと羽根の回転運動による
遠心力Fとが作用し、それぞれの力は、次式で示される
。
流による向心方向の流体抵抗Rと羽根の回転運動による
遠心力Fとが作用し、それぞれの力は、次式で示される
。
R=3 πdp111vr @eIIeφ・・・・
(1)dp・・端子直径 μ2・・気体粘度 Vr・・気流向心方向速度 Vθ・・羽根周速度 r・・羽根半径 Ps 、 Py・・粒子、気体の密度 つまり、一定条件で分級機6が運転されている時には、
F)Rとなる粗粒子は、分級機6の外側に放出され、F
(Rとなる細粒子は、分級機6の内側に流れ込み、粗粒
子と細粒子とに分級される。
(1)dp・・端子直径 μ2・・気体粘度 Vr・・気流向心方向速度 Vθ・・羽根周速度 r・・羽根半径 Ps 、 Py・・粒子、気体の密度 つまり、一定条件で分級機6が運転されている時には、
F)Rとなる粗粒子は、分級機6の外側に放出され、F
(Rとなる細粒子は、分級機6の内側に流れ込み、粗粒
子と細粒子とに分級される。
式(1)、(2)より
2?:1゛7゛ Q) ・・・・・・・(4)Vθ
OCN θ・・風量 N・・羽根回転数 と表せるから、θとNとの間にある一定の関係を与えれ
ば、RとFがつシあうようなdpをコンスタントにする
ことが出来る。
OCN θ・・風量 N・・羽根回転数 と表せるから、θとNとの間にある一定の関係を与えれ
ば、RとFがつシあうようなdpをコンスタントにする
ことが出来る。
従って、風量、ミル負荷にかかわらず、一定粒度の製品
を得ることが可能で、特に低負荷時における過度の微粉
砕を避け、必要以上の動力消費を防ぐことが出来る。
を得ることが可能で、特に低負荷時における過度の微粉
砕を避け、必要以上の動力消費を防ぐことが出来る。
第3図は、分級羽根7の回転数制御システムを示す。ボ
イラ側からのデマンドによシ被粉砕物の所要供給量Ql
を入力信号として受は取シ、演算器1によりミル風量Q
2を計算する。求められた風量Q2から演算器2によシ
、気流向心方向速度Vrを求める。
イラ側からのデマンドによシ被粉砕物の所要供給量Ql
を入力信号として受は取シ、演算器1によりミル風量Q
2を計算する。求められた風量Q2から演算器2によシ
、気流向心方向速度Vrを求める。
一方、羽根回転数Nを入力信号として受取シ、演算器3
によシ羽根周速度Vθを求める。気流向心方向速度Vr
と羽根周速度Vθなら、粒子に働く向心力Rと遠心力F
の比を演算器4にょシ求め、この値と設定値信号αとの
比Cを演算器5によシ求め、比Cの値に応じて次の処理
をする。
によシ羽根周速度Vθを求める。気流向心方向速度Vr
と羽根周速度Vθなら、粒子に働く向心力Rと遠心力F
の比を演算器4にょシ求め、この値と設定値信号αとの
比Cを演算器5によシ求め、比Cの値に応じて次の処理
をする。
ア)、chiの場合(向心力Rが遠心力Fよシも設定以
上に大きい場合) 回転数を増加させる。
上に大きい場合) 回転数を増加させる。
イ)、C<1の場合(遠心力Fが向心力Rよりも設定以
上に大きい場合) 回転数を減少させる。
上に大きい場合) 回転数を減少させる。
つ)、C=1の場合
回転数の設定変更なし
発明の効果
第4図にミル負荷(hとミル風量Q2 の関係(関数
fl)の例を、第5図に”/Fと、”/Fの設定値αと
の比Cと、回転数補正値ΔNとの関係(関数F’s)の
例を、第6図に、消費電力、被粉砕物粒度について、従
来の回転数一定制御方式と本発明方法との比較を示す。
fl)の例を、第5図に”/Fと、”/Fの設定値αと
の比Cと、回転数補正値ΔNとの関係(関数F’s)の
例を、第6図に、消費電力、被粉砕物粒度について、従
来の回転数一定制御方式と本発明方法との比較を示す。
本発明機構の採用によシ、特に低負荷での動力低減が可
能となる。
能となる。
第1図は回転式分級機の縦断面図、第2図は分級機を真
上から見たものの模式図、第3図は分級羽根の回転制御
システムを示す系統図、第4図はミル負荷とミル風量の
関係を示す図表、第5図は”/Fと”/Fの設定値との
比と、回転数補正値との関係を示す図表、第6図は従来
の回転数一定制御方式と本発明の分級羽根回転数制御機
構との効果を比較した図表である。 1・・給炭管、2・・回転テーブル、3・・粉砕ローラ
、4・・熱空気入口部、5・・熱空気吹上部、6・・回
転式分級機、7・・分級羽根、8・・上部支持板、9・
・下部支持板、10・・ガイドベーン、11・−微粉炭
管、12・・ミル本(は*/名) 第1図 第2図 第3Il 第4図 1115図
上から見たものの模式図、第3図は分級羽根の回転制御
システムを示す系統図、第4図はミル負荷とミル風量の
関係を示す図表、第5図は”/Fと”/Fの設定値との
比と、回転数補正値との関係を示す図表、第6図は従来
の回転数一定制御方式と本発明の分級羽根回転数制御機
構との効果を比較した図表である。 1・・給炭管、2・・回転テーブル、3・・粉砕ローラ
、4・・熱空気入口部、5・・熱空気吹上部、6・・回
転式分級機、7・・分級羽根、8・・上部支持板、9・
・下部支持板、10・・ガイドベーン、11・−微粉炭
管、12・・ミル本(は*/名) 第1図 第2図 第3Il 第4図 1115図
Claims (1)
- 風量に基づく気流向心速度と羽根回転数に基づく羽根周
速度から粒子に作用する向心力と遠心力との比を求め、
この比を設定値と比較して、設定値と一致するよう羽根
回転数をコントロールする手段を具備した回転式分級機
の分級羽根回転数制御機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9610985A JPS61257274A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 分級羽根回転数制御機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9610985A JPS61257274A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 分級羽根回転数制御機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61257274A true JPS61257274A (ja) | 1986-11-14 |
Family
ID=14156219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9610985A Pending JPS61257274A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 分級羽根回転数制御機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61257274A (ja) |
-
1985
- 1985-05-08 JP JP9610985A patent/JPS61257274A/ja active Pending
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