JP3482669B2 - 分級装置 - Google Patents
分級装置Info
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Description
装置に関するものである。
いて略述する。
ク、ケイ砂等の原料2を竪型ミルA内部下方に設けた粉
砕テーブル3の上部中央に供給し、粉砕テーブル3を回
転して粉砕ローラ4により原料2の粉砕を行い、続いて
エアポートから空気6を供給すると、粉砕された原料2
(以下入粉7という)は空気6により上昇して竪型ミル
A内部上方に設けたセパレータケーシング8のスリット
部分から分級装置9の回転分級機10内部に導かれ、入
粉7中の微粉11は回転分級機10で分離されて竪型ミ
ルAの外部に製品として取り出され、入粉7中の粗粉1
2は羽根板13に沿って前記セパレータケーシング8下
端に導かれ、竪型ミルA内部を粉砕テーブル3上に落下
して再び微粉砕されるようになっている。
の分級装置では、空気6に同伴して竪型ミルAの内部を
上昇して来た入粉7と、回転分級機10で分離されて下
降する粗粉12とがセパレータケーシング8内部で干渉
して入粉7の上昇が妨げられるため、以下のような問題
が発生していた。
級機10まで入粉7を搬送するために、空気6の流量を
多くしなければならず、結果的に分級装置9の圧力損失
が大きくなってしまう。
入粉7の粗粉12の割合が多くなるので、分級効率が著
しく低下し、分級効率を上げるために回転分級機10の
回転数を上げなければならなくなってしまう。
と下降する粗粉の干渉をなくすことにより、上記各問題
を解消し得るようにした分級装置を提供することを目的
とするものである。
ーシング下部に入粉入口を形成すると共に入粉入口の直
下に分級ファンを回転自在に配設し、ケーシング内部に
略円盤状の分級ロータを回転自在に配設し、前記分級ロ
ータ下面にラジアル方向に延びる複数の分散羽根を取付
けると共に、前記分級ロータ外周にラジアル方向に延び
る複数の分級羽根を取付け、前記分級羽根の側方のケー
シング側部に粗粉取出し口を形成すると共に、前記粗粉
取出し口より上のケーシング側部に微粉出口を形成した
ことを特徴とする分級装置にかかるものであり、本発明
の請求項2は、ケーシング下部に入粉入口を形成すると
共に入粉入口の直下に分級ファンを回転自在に配設し、
ケーシング内部に略円盤状の分級ロータを回転自在に配
設し、前記分級ロータ下面にラジアル方向に延びる複数
の分散羽根を取付けると共に、前記分級ロータ外周にラ
ジアル方向に延びる複数の分級羽根を取付け、前記分級
羽根の側方のケーシング側部に前記分級ロータ外周の接
線方向に延在する粗粉取出し口を形成すると共に、前記
粗粉取出し口より上のケーシング側部に微粉出口を形成
したことを特徴とする分級装置にかかるものである。
後に入粉入口からケーシング内部に入り、ケーシング内
部で分級羽根に取付けられた分散羽根と分級羽根により
遠心力を与えられて粗粉と微粉に分級され、粗粉はケー
シング側部の粗粉取出し口から、微粉はケーシング上部
の微粉出口から取出される。
明する。
原料15を搬送するスクリューコンベア等の供給装置1
6と、該供給装置16から投入された原料15を粉砕す
るため粉砕ローラ17を圧接され且つ回転自在な粉砕テ
ーブル18と、該粉砕テーブル18の外周円周方向に複
数の開口を有し上方に向けて空気19を噴出するエアポ
ート20とで竪型ミル21を構成する。
装置Bを配設する。
3を設け、該ケーシング23の内部に前記入粉入口22
と同心で上下方向に延びる回転軸26をケーシング23
上部に設けた軸受28により回転自在に配設すると共
に、回転軸26上端をケーシング23から突出させて突
出部分にプーリ29を固着し、該プーリ29にベルト3
0を介しモータ31を接続して前記回転軸26に駆動力
を伝達できるようにし、前記ケーシング23内部に略円
盤状の分級ロータ24を回転軸26と一体に回転可能に
配設すると共に、分級ロータ24の下面とケーシング2
3の内部下面との間に僅かの隙間25を形成し、更に、
ケーシング23の内部下面に下方に行くに従い縮径する
逆さ截頭円錐状の凹所32を前記入粉入口22と同心に
形成すると共に、前記分級ロータ24の下面に前記凹所
32内に凹所32の表面に対して僅かの隙間33を有す
る複数の分散羽根34をラジアル方向に向け例えば回転
軸26に対して放射状(或いは渦状)となるように一体
に取付け、前記分級ロータ24の下面に前記回転軸26
と同心に前記入粉入口22を貫通してケーシング23の
下部に位置する複数の羽根27’を放射状に取付けたプ
レクラシファイアブレード等の分級ファン27を固定
し、前記ケーシング23の分級ロータ24側部周方向に
前記隙間25を連続する円環路35を形成すると共に、
前記ケーシング23の分級ロータ24上部に前記円環路
35と連続する環状空間36を形成し、前記分級ロータ
24上面外周部に、前記隙間25と円環路35と環状空
間36の境界部分に位置し回転軸26に対してラジアル
方向に向け例えば放射状(或いは渦状)となるよう複数
の分級羽根37を取付け、ケーシング23の分級羽根3
7の上部が接する位置に前記回転軸26を中心として同
心状を成す複数条のリング溝38を形成し、前記分級羽
根37の上部に各リング溝38内に嵌入する凸部39を
形成し、前記ケーシング23上部の環状空間36に微粉
出口40を形成し、前記ケーシング23の円環路35に
円環路35から接線方向に粗粉取出し口41を形成する
と共に、該粗粉取出し口41から前記円環路35に対し
接線方向に粗粉戻り口42を形成し、粗粉取出し口41
と粗粉戻り口42の接続部分と前記原料15の供給装置
16との間にエアロックフィーダやフラップダンパ等の
逆流防止装置43を備えた粗粉落し管44を接続し、該
粗粉落し管44にバルブ45を介して分級用空気46を
供給できるようにする。
粉、50は粗大粒子、51は戻り粉を示す。
の粉砕テーブル18の上部中央に供給し、粉砕テーブル
18を回転して粉砕ローラ17により原料15の粉砕を
行い、続いてエアポート20から空気19を供給する
と、粉砕された原料15即ち入粉47は空気19により
竪型ミル21内部を上昇し上方にある分級装置Bの入粉
入口22に達し分級装置Bのケーシング23内部に導か
れる。
0、プーリ29、回転軸26を介して分級ロータ24及
び分級ファン27を回転すると共に、バルブ45を開い
て粗粉落し管44に分級用空気46を供給すると、前記
竪型ミル21内部を上昇した入粉47は先ず分級装置B
の入粉入口22に入る直前に粗大粒子50が分級ファン
27に弾かれて分離され、分離された粗大粒子50はそ
のまま竪型ミル21内部を粉砕テーブル18上に落下し
て再び粉砕ローラ17により微粉砕され、入粉入口22
から分級装置B内部に入った入粉47は凹所32内で分
級ロータ24と一体の分散羽根34により入粉47中の
粗粉48が弾かれて微粉49との分級が行われると共に
分散羽根34により遠心力を与えられて前記隙間25に
入り、隙間25内で入粉47は更に微粉49と粗粉48
への分級が進められた後、粗粉48は分級ロータ24に
取付けられた分級羽根37に弾かれて円環路35に除外
され、微粉49のみがケーシング23上部の環状空間3
6に導かれて微粉出口40から製品として取出される。
一方分級された粗粉48は円環路35から粗粉取出し口
41を介して粗粉落し管44に入り、戻り粉51として
竪型ミル21外部の粗粉落し管44及び逆流防止装置4
3を介し供給装置16まで搬送され、前記と同様にして
竪型ミル21内部の粉砕テーブル18上に投入され再び
粉砕ローラ17により微粉砕される。又、バルブ45か
ら粗粉落し管44に供給された分級用空気46が粗粉取
出し口41及び粗粉戻り口42から円環路35に向けて
流入するので、粗粉取出し口41や粗粉戻り口42に微
粉49が流入した場合でも、微粉49が分級用空気46
により円環路35に押し戻されるため、戻り粉51中に
含まれる微粉49の量が大幅に低減する。
出し管44から取り出された粗粉48を竪型ミル21の
外部に設けた粗粉落し管44を介して供給装置16に戻
すようにしているので、上昇する入粉47と下降する戻
り粉51の干渉が防止される。
ことにより、入粉47の上昇に必要な空気19の流量が
少なくて済み、竪型ミル21内部の圧力損失が下がり、
且つ上昇する入粉47に含まれる粗粉48の割合を減少
することができるので、分級効率が向上する。
7を設けることにより、入粉47中の粗大粒子50のケ
ーシング23内部への飛び込みを防止することができ
る。
50がケーシング23内に飛び込まないため、その分ケ
ーシング23内部への入粉47の流入量が減少するの
で、分級能力を高めることができ、且つ流入した入粉4
7中の微粉49の割合が増加するので高精密な分級を行
うことができる。
のみ限定されるものではなく、分級ファンは分級ロータ
に一体に取付ける代りに別体としてモータ等の駆動装置
により駆動するようにしても良いこと、分級ファンの形
状は問わないこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範
囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
によれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
粗大粒子の入粉入口からの飛び込みを防止することがで
きる。
できることから、その分流入する入粉の量が減少するた
め、分級能力を向上することができる。
増加するので、高精密な分級を行うことができる。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ケーシング下部に入粉入口を形成すると
共に入粉入口の直下に分級ファンを回転自在に配設し、
ケーシング内部に略円盤状の分級ロータを回転自在に配
設し、前記分級ロータ下面にラジアル方向に延びる複数
の分散羽根を取付けると共に、前記分級ロータ外周にラ
ジアル方向に延びる複数の分級羽根を取付け、前記分級
羽根の側方のケーシング側部に粗粉取出し口を形成する
と共に、前記粗粉取出し口より上のケーシング側部に微
粉出口を形成したことを特徴とする分級装置。 - 【請求項2】 ケーシング下部に入粉入口を形成すると
共に入粉入口の直下に分級ファンを回転自在に配設し、
ケーシング内部に略円盤状の分級ロータを回転自在に配
設し、前記分級ロータ下面にラジアル方向に延びる複数
の分散羽根を取付けると共に、前記分級ロータ外周にラ
ジアル方向に延びる複数の分級羽根を取付け、前記分級
羽根の側方のケーシング側部に前記分級ロータ外周の接
線方向に延在する粗粉取出し口を形成すると共に、前記
粗粉取出し口より上のケーシング側部に微粉出口を形成
したことを特徴とする分級装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33312193A JP3482669B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 分級装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33312193A JP3482669B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 分級装置 |
Publications (2)
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---|---|
JPH07185467A JPH07185467A (ja) | 1995-07-25 |
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Family
ID=18262531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33312193A Expired - Fee Related JP3482669B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 分級装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3482669B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108787110A (zh) * | 2017-05-05 | 2018-11-13 | 大同煤矿集团朔州煤电宏力再生工业股份有限公司 | 一种蒸汽磨粉机分级机叶轮模块式组装结构 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103801444A (zh) * | 2013-12-16 | 2014-05-21 | 上海西芝矿山工程机械有限公司 | 一种优质机制砂及优质石粉的生产系统及生产方法 |
JP6172577B2 (ja) * | 2014-03-12 | 2017-08-02 | 宇部興産機械株式会社 | 竪型粉砕機 |
CN116673219B (zh) * | 2023-07-28 | 2023-10-24 | 云南省生态环境科学研究院 | 一种多元大宗固废再利用集料筛选设备及其使用方法 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33312193A patent/JP3482669B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07185467A (ja) | 1995-07-25 |
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