JPH0438435Y2 - - Google Patents

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JPH0438435Y2
JPH0438435Y2 JP5264881U JP5264881U JPH0438435Y2 JP H0438435 Y2 JPH0438435 Y2 JP H0438435Y2 JP 5264881 U JP5264881 U JP 5264881U JP 5264881 U JP5264881 U JP 5264881U JP H0438435 Y2 JPH0438435 Y2 JP H0438435Y2
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JP
Japan
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push button
pipe
head
switch contact
stroke
Prior art date
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JP5264881U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子時計、電卓等の電子機器に用い
るのに適するプツシユボタン装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来のプツシユボタン装置は、第1図に示す如
くケース1に固着したパイプ2からプツシユボタ
ン3の頭を一部露出させ、該頭を指で押してパイ
プ2内に没入させることにより操作を行なうもの
であつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、特に指にスツポリ隠れてしまう
ような小さいプツシユボタン装置では、指がパイ
プ2の端面に当たるまでのストロークで1種類の
スイツチ操作を行なうのが一般的であつた。この
種のプツシユボタン装置に機械的な2種類のスイ
ツチ操作を行なわせるには、ストロークを2段階
に分けて各段階のストロークごとにスイツチング
させる構成にすれば可能になるが、2段階ストロ
ークを有するプツシユボタン装置は指での押し量
を加減しながら各段階ストロークのスイツチ選択
をしなければならない不便さがあり、操作が面倒
で実用的でなかつた。このため特殊なクリツク機
構をプツシユボタン装置に設け、ストロークごと
に節度を持たせて操作性を向上させたものが種々
採用されているが、これまでのクリツク機構は複
雑なものが多く、プツシユボタン装置が複雑な構
造になつて大型になつてしまう欠点があつた。
又、クリツク機構を備えても強く押した場合には
1段階ストロークを乗り越えて2段階ストローク
を作動させてしまうという欠点もあつた。
本考案の目的は、上記欠点に鑑み案出されたも
ので、特殊なクリツク機構を設けなくとも2段階
ストロークの節度を構成できるようにしたプツシ
ユボタン装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の構成は、ケース1に固着したパイプ2
にプツシユボタン3を摺動自在に保持し、前記パ
イプ2から前記プツシユボタン3の頭を一部露出
させ、該頭の上面を段差をもつて第1上面3eと
第2上面3fで構成することによつて、前記プツ
シユボタン3の押せる距離を前記プツシユボタン
3の頭の第2上面3fから前記パイプ2の端面ま
での第1段階ストロークと、前記プツシユボタン
3の頭の第1上面3eから前記パイプ2の端面ま
での第2段階ストロークとに分割できるように
し、前記プツシユボタン3のプツシユ操作による
前記第1段階ストロークで、前記プツシユボタン
3の下方に配設されている第1スイツチ接点7a
と第2スイツチ接点7bとが接続され、前記第2
段階ストロークで、前記プツシユボタン3の下方
に配設されている前記第1スイツチ接点7aと前
記第2スイツチ接点7bと第3スイツチ接点7c
とが接続されるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面により詳細に説明
する。
第2図は本考案の実施例を示すプツシユボタン
装置の断面図であり、1はケース、2はパイプ、
3はプツシユボタン、4はコイルバネ、5はOリ
ング、6はEリングである。ケース1には貫通孔
が穿設され、該貫通孔にパイプ2が固着されてい
る。パイプ2の下端内周には鍔2aが形成され、
該鍔2aの上面にコイルバネ4が配設されてい
る。プツシユボタン3は前記鍔2aの内周を通過
できる程度の小外径部3aを下端部に有し、又、
前記鍔2aの内周より径大で且つパイプ2の内周
を通過できる程度の大外径部3bを上端部に有
し、前記小外径部3aにはEリング6を嵌着する
溝3cが、又、前記大外径部3bにはOリング5
を装着する溝3dがそれぞれ形成されている。
又、プツシユボタン3の頭の上面は段差をもつて
第1上面3e、第2上面3fで構成されている。
プツシユボタン3は溝3dにOリング5を装着し
た状態でパイプ2内に挿入され、前記小外径部3
aと大外径部3bの境にできる段部3gで前記パ
イプ2の鍔2aの上面に配設されたコイルバネ4
を圧縮しながら溝3cが鍔2aを通過した時に該
溝3cにEリング6を嵌着することによりパイプ
2に軸動自在に保持される。この時、プツシユボ
タン3の頭の一部がパイプ2より露出している。
また、溝3dに装着されたOリング5はパイプ2
の内周で圧縮されて防水機能を果たし、溝3cに
嵌着されたEリング6は鍔2aの下面に係止して
プツシユボタン3の抜け止めの役割を果たしてい
る。プツシユボタン3の下方には3つのスイツチ
接点7a,7b,7cが配設されている。
以上の如く構成されたプツシユボタン装置であ
るので、プツシユボタン3の押せる距離が前記プ
ツシユボタン3の頭の第2上面3fから前記パイ
プ2の端面までの第1段階ストロークと、前記プ
ツシユボタン3の頭の第1上面3eから前記パイ
プ2の端面までの第2ストロークとに分割するこ
とができる。
次に、このプツシユボタン装置の操作方法につ
いて説明すると、先ず、プツシユボタン3の頭の
第2上面3fを第3図の如く指でパイプ2の端面
まで押すと第1スイツチ接点7aと第2スイツチ
接点7bとが接続する第1段階ストロークが構成
され、指を離すとプツシユボタン3はコイルバネ
4の弾性により元の位置に復帰する。次に、プツ
シユボタン3の頭の押す位置をかえる。プツシユ
ボタン3の頭の第1上面3eを第4図の如く指で
パイプ2の端面まで押すと第1スイツチ接点7a
と第2スイツチ接点7bと第3スイツチ接点7c
とが接続する第2段階ストロークが構成され、指
を離すとプツシユボタン3は同様に元の位置に復
帰する。
〔考案の効果〕
以上から明らかなように本考案によれば、プツ
シユボタン3の頭の上面を段差をもつて第1上面
3eと第2上面3fで構成することによりパイプ
2の端面までの押す距離を2段階に分割できるの
で、一般的な構造のプツシユボタン装置でも押す
位置をかえることにより、指だけのプツシユ操作
で節度を持つた2段階ストロークを複雑なクリツ
ク機構を設けなくとも簡単に実現でき、更にパイ
プ2の端面によつてプツシユボタン3を押し下げ
る距離が規制されるためプツシユボタン3を押す
力を加減する必要がなく、操作性の向上を図るこ
とができる効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプツシユボタン装置の断面図、
第2図は本考案の実施例を示すプツシユボタン装
置の断面図、第3図及び第4図は夫々第2図の作
動を説明した断面図である。 1……ケース、2……パイプ、2a……鍔、3
……プツシユボタン、3a……小外径部、3b…
…大外径部、3c……溝、3d……溝、3e……
第1上面、3f……第2上面、3g……段部、4
……コイルバネ、5……Oリング、6……Eリン
グ、7a,7b,7c……スイツチ接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース1に固着したパイプ2にプツシユボタン
    3を摺動自在に保持し、前記パイプ2から前記プ
    ツシユボタン3の頭を一部露出させ、該頭の上面
    を段差をもつて第1上面3eと第2上面3fで構
    成することによつて、前記プツシユボタン3の押
    せる距離を前記プツシユボタン3の頭の第2上面
    3fから前記パイプ2の端面までの第1段階スト
    ロークと、前記プツシユボタン3の頭の第1上面
    3eから前記パイプ2の端面までの第2段階スト
    ロークとに分割できるようにし、前記プツシユボ
    タン3のプツシユ操作による前記第1段階ストロ
    ークで、前記プツシユボタン3の下方に配設され
    ている第1スイツチ接点7aと第2スイツチ接点
    7bとが接続され、前記第2段階ストロークで、
    前記プツシユボタン3の下方に配設されている前
    記第1スイツチ接点7aと前記第2スイツチ接点
    7bと第3スイツチ接点7cとが接続されるよう
    にしたことを特徴とするプツシユボタン装置。
JP5264881U 1981-04-14 1981-04-14 Expired JPH0438435Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5264881U JPH0438435Y2 (ja) 1981-04-14 1981-04-14
US06/357,475 US4430532A (en) 1981-04-14 1982-03-12 Electronic watch multi-curcuit pushbutton switch
GB8207581A GB2096831B (en) 1981-04-14 1982-03-16 Pushbutton switch

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5264881U JPH0438435Y2 (ja) 1981-04-14 1981-04-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57164922U JPS57164922U (ja) 1982-10-18
JPH0438435Y2 true JPH0438435Y2 (ja) 1992-09-09

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ID=29849323

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JP5264881U Expired JPH0438435Y2 (ja) 1981-04-14 1981-04-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6291314A (ja) * 1985-10-18 1987-04-25 Nissan Shatai Co Ltd アウタスライドル−フ装置
JPS6291315A (ja) * 1985-10-18 1987-04-25 Nissan Shatai Co Ltd アウタスライドル−フ装置
JPS6296134A (ja) * 1985-10-22 1987-05-02 Nissan Shatai Co Ltd アウタスライドル−フ装置
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JPS57164922U (ja) 1982-10-18

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