JPH0438288Y2 - - Google Patents

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JPH0438288Y2
JPH0438288Y2 JP1984047410U JP4741084U JPH0438288Y2 JP H0438288 Y2 JPH0438288 Y2 JP H0438288Y2 JP 1984047410 U JP1984047410 U JP 1984047410U JP 4741084 U JP4741084 U JP 4741084U JP H0438288 Y2 JPH0438288 Y2 JP H0438288Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は試料前処理部を備えた高速液体クロ
マトグラフに関し、詳しくはこの液体クロマトグ
ラフの試料前処理構造の改良に関する。
(ロ) 従来技術 従来の試料前処理部を備えた高速液体クロマト
グラフは、第1図に示すように、順に試料注入部
1及び前処理カラム2を備えた前処理用移動相送
液路3と、順に分析カラム4及び検出器5を備え
た分析用移動相送液路6と、これらの送液路を切
換可能に接続する6ポート流路切換バルブ7とを
備え、前処理用移動相送液路3に試料を注入して
から試料の種類に応じて予め設定した設定時間経
過後に、流路切換バルブ7を切換作動させて、前
処理カラム2を分析用移動相送液路6の分析カラ
ム4の手前に介接(介在接続)し、試料を前処理
して分析・検出するものである。
しかし、この液体クロマトグラフでは、試料の
種類を変えて分析する場合には、前記設定時間を
設定し直すために、試料変更の度に、検出器5を
分析用移動相送液路6から取外して、前処理用移
動相送液路3の前処理カラム2の出口側に接続
し、試料注入開始からその目的成分検出までの時
間を測定して、この時間から試料の目的成分が前
処理カラム2の出口側から検出器5の入口側に達
するまでの時間を引き、前記設定時間を決める必
要があつた。そのため、試料分析に際し、上記の
前処理条件の決定から分析終了までの全工程を自
動化することができなかつた。
(ハ) 目的 この考案は以上の事情に鑑みなされたもので、
その主要な目的の1つは、検出器を分析用及び前
処理用移動相送液路に切換可能に接続して、試料
分析に際し、その前処理条件の決定から分析終了
までの全工程を自動化できるようにすることにあ
る。
(ニ) 構成 この考案は、試料注入部を備えた前処理用移動
相送液部の出口側、前処理カラム部の入口側及び
出口側、分析カラム部の入口側及び出口側、分析
用移動相送液部の出口側、試料検出部の入口側及
び前記両移動相の排液部の入口側をそれぞれ接続
するポートを有し、前記各部を切換可能に接続す
る流路切換バルブと、この流路切換バルブを切換
作動させて、前処理用移動相送液部、前処理カラ
ム部及び検出部をこの順に接続するとともに、試
料注入部を注入作動させて、その注入開始から試
料が前処理カラム部から溶出し始めるまでの溶出
時間をその注入信号及び検出信号に基づいて演算
する溶出時間設定手段と、計時手段と、溶出時間
設定後、再び試料注入部を注入作動させて、前記
計時手段及び設定手段から出力される両信号を比
較演算して、これらの両信号が一致したときに一
致信号を出力し、再び流路切換バルブを切換作動
させて、分析用移動相送液路、前処理カラム部、
分析カラム部及び試料検出部をこの順に接続する
制御手段とを備えてなる液体クロマトグラフであ
る。
(ホ) 実施例 以下図に示す実施例に基づいてこの考案を詳述
する。なお、これによつてこの考案が限定される
ものではない。
第2図は高速液体クロマトグラフ8の要部構成
説明図である。9及び10はそれぞれ試料前処理
用移動相及び洗浄液であり、これらの両液は、そ
れらの送液路(以下第1送液路と称す)11を第
1送液ポンプ12によつて前処理カラム13に向
けて圧送されている。また、14は分析用移動相
であり、この移動相はその送液路(以下第2送液
路と称す)15を第2送液ポンプ16によつて分
析カラム17に向けて圧送されている。前記前処
理用移動相9及び洗浄液10の送液は第1流路切
換バルブ18によつて切換えられ、前処理用移動
相9送液時に、この移動相に試料がその注入部2
2から注入される。そして試料は前処理カラム1
3通過後、第1及び第2送液路11,15を切換
可能に接続している第2流路切換バルブ19の切
換作動によつて分析カラム17へ導入され、分析
カラム17でその目的成分を分離後、検出器20
で検出される。
上記第2流路切換バルブ19は、第2図に示す
イ〜チの8ポートを有する高速液体クロマトグラ
フ用高圧バルブからなり、第1送液路11の試料
注入移送部Aの出口側、試料前処理カラム部Bの
入口側及び出口側及び排液部Cの入口側の4個所
がそれぞれイ〜ニのポートに接続されるととも
に、第2送液路15の移動相送液部Dの出口側及
び試料分析部Eの入口側及び出口側がそれぞれホ
〜トのポートに接続され、さ らに検出器20が
介設されている試料検出部Fの入口側がチのポー
トに接続されている。また、第2流路切換バルブ
19はマイクロコンピユータ21から出力される
流路切換信号で切換作動し、前記A〜F部は次の
3通りに接続される。なお、接続状態は前記A〜
Fの記号及び各ポートのイ〜チの記号を用いて示
す。
(a) 前処理条件決定時(第3図a参照) A→イ→ロ→B→ハ→チ→F D→ホ→ヘ→E→ト→ニ→C (b) 前処理及び前処理カラム洗浄時(第3図b参
照) A→イ→ロ→B→ハ→ニ→C D→ホ→へ→E→ト→チ→F (c) 分析カラムへの試料導入時及び試料分析時
(第3図c参照) A→イ→ニ→C D→ホ→ロ→B→ハ→ヘ→E→ト→チ→F 前記マイクロコンピユータ21は、第1及び第
2流路切換バルブ18,19の切換作動を制御す
る制御部と、前処理条件決定時に、試料注入部2
2の注入信号を受けて作動し、検出器20の検出
信号を受けて停止し、試料注入開始からその検出
までの時間を測定して試料注入からその目的成分
が前処理カラムBから溶出するまでの溶出時間を
演算する溶出時間設定部と、検出器20から出力
される検出信号を処理するデータ処理部と、計時
手段としてのタイマーとからなる。
次に上記装置の作動について説明する。
まず、マイクロコンピユータ21を作動させ
て、第2流路切換バルブ19を第3図aの前処理
条件決定時の状態に切換作動させる。そして前処
理用移動相9が流れている第1送液路11に試料
を注入して前記溶出時間を演算し、試料注入開始
から第2流路切換バルブ19の切換作動開始時間
を決定する。次いで、第2流路切換バルブ19を
第3図bの状態に切換作動させる。この際、前処
理カラム13及び分析カラム17はそれぞれの移
動相9,14によりエージングされている。そし
て、第1送液路11に試料を注入して、前記溶出
時間設定部及びタイマーから出力される両信号が
一致したときに、一致信号を出力し、第2流路切
換バルブ19を第3図cの状態に切換作動させ
て、分析カラム17に試料を導入する。そこで約
1分経過後、再び第2流路切換バルブ19を切換
作動させて、第3図bの状態に戻し、検出器20
で試料を検出中に、第1流路切換バルブ18を切
換作動させて、前処理カラム13に洗浄液を流す
とともに、この洗浄後に第1流路切換バルブ18
を復帰作動させて、前処理カラム13をその移動
相9でエージングさせる。
次に、試料の種類を変更して分析する場合に
は、前記のごとく溶出時間を演算するだけで、手
動で検出器を第1送液路11につなぎ換えること
なく、第2流路切換バルブ19の切換作動時期及
び前処理用移動相からなる前処理条件を決定でき
る。従つて、前処理条件決定から試料分析までの
全工程を安価に自動化することができる。
(ヘ) 効果 この考案は、試料注入開始から試料が前処理カ
ラム部から溶出し始めるまでに要する溶出時間を
設定し、試料分析に際し、試料注入開始から設定
した溶出時間が経過と同時に、分析用移動相送液
部、前処理カラム部、分析カラム部及び検出部を
この順に接続するとによつて、試料の種類を変更
して分析する場合でも、その前処理条件の決定か
ら分析終了までの全工程を自動化できるようにす
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高速液体クロマトグラフの要部
構成説明図、第2図はこの考案に係る高速液体ク
ロマトグラフの一実施例を示す第1図相当図、第
3図a,b,cはこの第2流路切換バルブの流路
切換状態を示す説明図で、aは前処理条件決定
時、bは前処理時及び前処理カラム洗浄時、cは
分析カラムへの試料導入時を示す図である。 8……高速液体クロマトグラフ、9……前処理
用移動相、11……第1送液路(前処理用移動相
送液部)、13……前処理カラム、14……分析
用移動相、15……第2送液路(分析用移動相送
液部)、17……分析カラム、19……第2流路
切換バルブ(流路切換バルブ)、20……検出器、
21……マイクロコンピユータ(溶出時間設定手
段、計時手段、制御手段)、22……試料注入部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 試料注入部を備えた前処理用移動相送液部の
    出口側、前処理カラム部の入口側及び出口側、
    分析カラム部の入口側及び出口側、分析用移動
    相送液部の出口側、試料検出部の入口側及び前
    記両移動相の排液部の入口側をそれぞれ接続す
    るポートを有し、前記各部を切換可能に接続す
    る流路切換バルブと、この流路切換バルブを切
    換作動させて、前処理用移動相送液部、前処理
    カラム部及び検出部をこの順に接続するととも
    に、試料注入部を注入作動させて、その注入開
    始から試料が前処理カラム部から溶出し始める
    までの溶出時間をその注入信号及び検出信号に
    基づいて演算する溶出時間設定手段と、計時手
    段と、溶出時間設定後、再び試料注入部を注入
    作動させて、前記計時手段及び設定手段から出
    力される両信号を比較演算して、これらの両信
    号が一致したときに一致信号を出力し、再び流
    路切換バルブを切換作動させて、分析用移動相
    送液部、前処理カラム部、分析カラム部及び試
    料検出部をこの順に接続する制御手段とを備え
    てなる液体クロマトグラフ。 2 溶出時間設定手段、計時手段及び制御手段と
    がマイクロコンピユータからなる実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の液体クロマトグラフ。
JP4741084U 1984-03-30 1984-03-30 液体クロマトグラフ Granted JPS60159375U (ja)

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JP4741084U JPS60159375U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 液体クロマトグラフ

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JP4741084U JPS60159375U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 液体クロマトグラフ

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JPS60159375U JPS60159375U (ja) 1985-10-23
JPH0438288Y2 true JPH0438288Y2 (ja) 1992-09-08

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JP4741084U Granted JPS60159375U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 液体クロマトグラフ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH082594Y2 (ja) * 1988-10-18 1996-01-29 新コスモス電機株式会社 微量ガス検知装置
JP3939075B2 (ja) * 2000-05-29 2007-06-27 三井金属鉱業株式会社 にかわ又はゼラチンの濃度又は分子量分布の測定方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5653460A (en) * 1979-10-09 1981-05-13 Showa Denko Kk Analyzing method for constituent of low molecular weight

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JPS60159375U (ja) 1985-10-23

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