JP2000266738A - 液体クロマトグラフ質量分析装置 - Google Patents

液体クロマトグラフ質量分析装置

Info

Publication number
JP2000266738A
JP2000266738A JP11073156A JP7315699A JP2000266738A JP 2000266738 A JP2000266738 A JP 2000266738A JP 11073156 A JP11073156 A JP 11073156A JP 7315699 A JP7315699 A JP 7315699A JP 2000266738 A JP2000266738 A JP 2000266738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mass spectrometer
signal
sample
mass
column
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11073156A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Ishizuka
利博 石塚
Noriaki Yamada
宜昭 山田
Masaru Tomioka
勝 冨岡
Tetsuya Nishida
哲也 西田
Shinji Nagai
伸治 永井
Kisaburo Deguchi
喜三郎 出口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Science Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Science Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Science Systems Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11073156A priority Critical patent/JP2000266738A/ja
Publication of JP2000266738A publication Critical patent/JP2000266738A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は複数のカラムよりなる液体クロ
マトグラフの溶出液をそれより少ない数の質量分析装置
で処理することにより、低コストで高効率の液体クロマ
トグラフ質量分析装置に供給することにある。 【解決手段】上記課題を解決するために、複数のカラム
からの溶出液の一部を一つの質量分析装置に導入する機
構を設けた。本発明により低コストで高効率の液体クロ
マトグラフ質量分析装置が得られる。また、目的物質の
マスクロマトグラムをトリガーとする分取を行うことに
より分取画分の削減も可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のカラムよりな
る液体クロマトグラフの溶出液をそれより少ない数の質
量分析装置で処理する液体クロマトグラフ質量分析装置
に関する。また、液体クロマトグラフの溶出液から得ら
れる質量分析装置の信号を用いて分取を行う液体クロマ
トグラフ質量分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液体クロマトグラフ質量分析装置
においては、一つのカラムからの溶出液の一部または、
全部を一つの質量分析装置に導入していた。
【0003】また、複数のカラムからの溶出液を一つの
質量分析装置で分析する場合には、それぞれのカラムか
らの溶出液を一旦溶出時間単位で分取し、その後全ての
画分を個別に質量分析装置に導入して分析を行ってい
た。
【0004】もしくは、複数のカラムからの溶出液をそ
れぞれ複数の質量分析計のイオン源から1台の質量分析
計本体にて分析していた。
【0005】また、従来の分取装置を備えた液体クロマ
トグラフ質量分析装置においては、紫外分光等の装置の
信号を使い分取を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一つのカラムからの溶
出液の一部または全部を質量分析装置に導入する従来技
術では、多くの試料の分析を行う際には複数の液体クロ
マトグラフおよび複数の質量分析装置が必要となり、多
くのコストが必要になる、あるいは多くの設置スペース
を必要とするなどの問題点が有った。
【0007】またカラムからの溶出液を一旦溶出時間単
位で分取し、その後全ての画分を個別に質量分析装置に
導入して分析する従来技術では、クロマトグラフ分析後
に質量分析することが必要となり効率が落ちる、あるい
は全ての溶出液を一旦分画することが必要となるため多
くの容器を扱えるフラクションコレクタが必要となり不
経済的となるなどの問題点があった。
【0008】また、従来の技術では複数のカラムからの
溶出液をそれぞれ複数の質量分析計のイオン源から1台
の質量分析計本体にて分析していた。この方法では、複
数のカラムの溶出物ごとの目的物を溶出物ごとに区別出
来ないと言う問題があった。なお且つ、複数のイオン源
が必要となると構造が複雑となり、部品点数も増えて不
経済であり、イオン源クリーンイングの手間も増え、故
障の可能性も増えると言う問題があった。
【0009】また、イオン源の温度,電圧などの制御系
及び制御画面も複雑となり操作性が悪くなるなどの問題
があった。
【0010】さらに構造が複雑になるため、カラムから
の溶出液は高々2ないし3系統が限界であり、8ないし
10系統に拡張するのはイオン源の空間的な配置を含め
事実上困難だと言う問題があった。
【0011】また、従来の分取には、紫外分光等の装置
の信号を使い分取を行っていた。そのため、紫外分光装
置ではリテンション時間のみで分離分取するため、実際
に分取している物が本当に目的物なのか確定出来ない状
態で分取しており、多大な無駄な分取を行う事により不
経済であった。
【0012】本発明の目的は、複数のカラムからの溶出
液をそれより少ない数の質量分析装置で同時処理するこ
とにより、低コストで高効率の液体クロマトグラフ質量
分析装置を提供することにある。
【0013】また、質量分析計にて目的物を質量数にて
分取を行い無駄な分取を省いて経済効率を向上した液体
クロマトグラフ質量分析装置を提供することにある。
【0014】さらに紫外分光器では、紫外吸収の無いサ
ンプルでは検出も出来ないため純度計算も正しく行う事
は出来ない。そこで、質量分析装置で分析する時に同時
に質量分析装置の信号を用いて各分取されたサンプルご
とに純度計算を行い有効な情報を得る質量分析装置を提
供する事にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、複数のカラムからの溶出液の一部を一つの質量分析
装置に混合して導入する機構を設けたものである。
【0016】さらに、測定する各々のカラムから溶出す
る複数サンプルの質量数(m/z)を予め設定し貯える
機能を有し試料注入装置のサンプル注入順番を設定した
分析時間内に各々のサンプルの質量数が重ならない組み
合わせに自動的に計算して試料注入する機能を備え、複
数のカラムからの溶出液ごとに質量分析計の信号を格納
しクロマトグラムやスペクトルを作成する機能を備えた
ものである。
【0017】また、各々のカラムから溶出する複数サン
プルの流路ごとに例えば紫外分光計などのサンプルのク
ロマトグラムの測定器でクロマトグラムの信号のピーク
を検出する機能を備えて該ピーク検出の信号を質量分析
計へ送る手段を有しどのカラムから流出した信号なのか
を質量分析計から判断することを可能としたものであ
る。
【0018】また、質量分析計の目的物質量数のクロマ
トグラムないしスペクトルから分取させるためのトリガ
ー信号を得る機能を備えて、分取装置を制御出来るよう
に制御ラインと制御ソフトを備えたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。本実施例は、カラムの溶出が2系
統の例であるが当然n系統に拡張することは可能であ
る。
【0020】図1は本発明の一実施例の構成を示したも
のである。
【0021】2つのポンプ11と12はプロポーショニ
ングバルブ21と22を切り替えることにより溶離液3
と溶離液4をその組成比を変化させながら液体を加圧し
て定流量で送液を行う。
【0022】試料注入装置5は複数の試料注入ポートお
よび試料注入用高圧流路切り替えバルブを有し、それぞ
れ異なる試料を複数の流路に注入する。
【0023】注入された試料はカラム61と62により
単一成分に分離され、カラム充填剤との相互作用の小さ
い順に溶出される。
【0024】溶出液中の各成分は、紫外光を光源とし複
数の検出流路を備える検出器7でピークとして検出され
る。それぞれの溶出液流路はスプリッタ81と82でフ
ラクションコレクタ101とミキサ9またはフラクショ
ンコレクタ102とミキサ9とに分離される。
【0025】検出器7もしくは、質量分析装置120が
溶出液のクロマトグラムの信号ピークを検出して各成分
は成分毎に異なる試験管等の容器に収集される。
【0026】2系統のカラム61と62から溶出された
溶液はミキサ9で混合され液体クロマトグラフ用インタ
ーフェース110、例えばESI(エレクトロスプレイ
イオン源),APCI(大気圧化学イオン源),SSI
(音速スプレイイオン源)を介して質量分析装置12と
も接続されており質量分析すなわち分子量情報,構造情
報を得る事が出来る。
【0027】ここで、試料注入装置5の詳細を図2に示
す。それぞれのカラム流出路に従ってサンプルテーブル
を2種類備えた例で1台のインジェクタにてそれぞれの
サンプルテーブルに乗った試料管、例えばサンプルラッ
ク141や142の中の試料管1411や1421から
サンプルを吸引してそれぞれのカラムの流出路の注入口
131,132に注入する。さらに試料注入装置5に
は、サンプルの設定情報を保存しサンプルの注入の順番
を制御する計算機51を備えている。当然この計算機5
1は質量分析装置の計算機と共用であっても構わない。
【0028】ここで、サンプル情報を設定する例を図3
に示す。サンプルラック141には試料管1411(A
1−1)がありこの中にサンプルが入っている。
【0029】このサンプルに対して予め計算機51に予
想されるサンプルの合成物の質量数もしくはイオン化さ
れた時の質量数(正負イオン)もしくは、付加イオンの
質量数例えばナトリュウム付加イオンやアンモニア付加
イオンの質量数などを設定する。当然これらは合成物の
質量数から自動計算することも可能である。
【0030】これらのサンプルを注入する前に図3に示
しているように例えばA1−1とA2−1のサンプルで
は、イオン化時の質量数124で重なる可能性がある。
そこでA1−1とB2−2のサンプルの組み合わせを自
動計算して同時に分析するようにする。
【0031】この様な組み合わせで注入順番を決めるこ
とで図4に示すようにどのサンプル由来の信号かを質量
分析計と一致させることが出来る。
【0032】図4の例では、サンプル1421(A2−
1)と1411(A1−1)を同時に分析しカラム分離
液のピークが重なった例を示す。この例の様にイオン化
された合成物の質量数が同一でカラム分離時間が重なっ
た場合にはどちらのサンプル由来の信号か区別が出来な
くなってしまう。
【0033】一方、先に説明した様に異なるイオン化さ
れた合成物の質量数の組み合わせで試料注入することで
図に示すマスクロマトグラムで容易にサンプル由来の信
号が区別できる。
【0034】各々のカラムから溶出する複数サンプルの
流路ごとに例えば紫外分光計などのサンプルのクロマト
グラムの測定器でクロマトグラムの信号のピークを検出
する機能を備えて該ピーク検出の信号を質量分析計へ送
る手段を有しどのカラムから流出した信号なのかを質量
分析計から判断することを可能にしたことを特徴とす
る。
【0035】本実施例においては、一台の質量分析装置
で複数の液体クロマトグラフからの溶出物の溶出成分の
質量情報あるいは構造情報を得ることが可能となるた
め、コストの低減および設置スペースの低減が可能であ
る。また、液体クロマトグラフでの分析終了時には全て
のピークの質量分析装置による測定が完了しており、分
析時間の短縮がはかれるとの効果もある。
【0036】図5に示される本実施例では、質量分析装
置120の信号を使って分取する例を示す。質量分析装
置の信号は計算機で予め設定している質量数に基づきい
ずれのチャンネルの信号かを判断する。
【0037】一方図の様に質量分析装置120の計算機
121はそれぞれチャンネル1の検出器のピーク検出の
出力信号を伝えるライン711とチャンネル2の検出器
のピーク検出の出力信号を伝えるライン712によって
チャンネル1のフラクションコレクタ101とチャンネ
ル2のフラクションコレクタ102とに接続してあり、
質量分析装置の命令に従いそれぞれフラクションが可能
となっている。
【0038】図6に信号の例を示す。この例のように紫
外吸収のクロマトのピークの時間が近く(リテンション
タイムが近く)質量分析装置の全イオンクロマトグラム
(TIC)で重なったピークとなっても、予め設定した
目的物の質量数(M/Z)が異なるためマスクロマトグラ
ムでは独立のクロマトピークとなり分取信号や純度計算
に利用可能である。
【0039】一般的には質量分析装置120にディジタ
ル/アナログ変換装置が取り付けられており、この方式
でも構わない。この例では全イオンクロマトグラムある
いはマスクロマトグラムをそれぞれ別個のアナログ出力
としてそれぞれチャンネル1の検出器のピーク検出の出
力信号を伝えるライン711とチャンネル2の検出器の
ピーク検出の出力信号を伝えるライン712を出すこと
ができる。
【0040】このアナログ出力信号を利用することによ
り、一台の質量分析装置で複数の液体クロマトグラフか
らの溶出成分の質量情報あるいは構造情報を得られると
ともに、質量分析装置で得られる信号例えば、全イオン
クロマト信号あるいはMSのn乗を含めたマスクロマト
信号あるいはマススペクトル信号を用いた分取も可能と
なる。
【0041】本実施例においては、一台の質量分析装置
で複数の液体クロマトグラフからの溶出物の溶出成分の
質量情報あるいは構造情報を得ることが可能となるた
め、コストの低減および設置スペースの低減が可能であ
る。
【0042】また、液体クロマトグラフでの分析終了時
には全てのピークの質量分析装置による測定が完了して
おり、分析時間の短縮がはかれるとの効果もある。
【0043】さらに全イオンクロマト信号を分取のトリ
ガーとして用いることが可能となり、紫外域に吸収を持
たない成分の分取が可能となるとの効果がある。
【0044】さらに、質量分析装置で得られる信号例え
ば、全イオンクロマト信号あるいはMSのn乗を含めた
マスクロマト信号あるいはマススペクトル信号を分取の
トリガーとして用いることも可能となり、また目的物質
が既知の場合は目的物質のみの選択分取が可能となり、
フラクションコレクタの分取チューブの数を節約できる
との効果もある。
【0045】紫外分光やイオンクロマトの信号から計算
した純度計算の値と質量分析装置の信号から計算した純
度計算の値を同時に操作画面もしくはレポートに表示す
ることで、紫外吸収の無いサンプルでも間違うことなく
純度値が確認出来てデータの信頼性向上に繋がり経済効
率を上げる事が出来る。
【0046】
【発明の効果】本発明により、一台の質量分析装置で複
数の液体クロマトグラフからの溶出物の溶出成分の質量
情報あるいは構造情報を得ることが可能となるため、コ
ストの低減および設置スペースの低減が可能である。
【0047】また、液体クロマトグラフでの分析終了時
には全てのピークの質量分析装置による測定が完了して
おり、分析時間の短縮がはかれるとの効果もある。
【0048】さらに全イオンクロマト信号を分取のトリ
ガーとして用いることが可能となり、紫外域に吸収を持
たない成分の分取が可能となるとの効果がある。
【0049】また、マスクロマト信号を分取のトリガー
として用いることも可能となり、目的物質が既知の場合
は目的物質のみの選択分取が可能となり、フラクション
コレクタの分取チューブの数を節約できるとの効果もあ
る。
【0050】さらに質量分析装置の信号を使って目的物
の純度計算を行うことで分取したサンプルの有効な情報
がえられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】本発明の一実施例の注入装置の近傍詳細図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の表示画面図である。
【図4】本発明の一実施例で得られるクロマトグラムの
例を示す図である。
【図5】本発明の別の実施例の構成図である。
【図6】本発明の別の一実施例で得られるクロマトグラ
ムの例を示す図である。
【符号の説明】
3,4…溶離液、5…試料注入装置、7…検出器、9…
ミキサ、11…チャンネル1のポンプ、12…チャンネ
ル2のポンプ、15…試料吸引注入装置、21…チャン
ネル1のプロポーショニングバルブ、22…チャンネル
2のプロポーショニングバルブ、51…試料注入装置の
計算機、61…チャンネル1のカラム、62…チャンネ
ル2のカラム、71…チャンネル1の検出器、72…チ
ャンネル2の検出器、81…チャンネル1のスプリッ
タ、82…チャンネル2のスプリッタ、101…チャン
ネル1のフラクションコレクタ、102…チャンネル2
のフラクションコレクタ、110…液体クロマトグラフ
用インターフェース、120…質量分析装置、121…
質量分析装置の計算機、131…チャンネル1の注入
口、132…チャンネル2の注入口、141…チャンネ
ル1のサンプルラック、142…チャンネル2のサンプ
ルラック、143…1412と1422のサンプルをミ
キサにてミキシングして質量分析したトータルイオンク
ロマトグラムの例、711…チャンネル1の検出器のピ
ーク検出の出力信号を伝える信号線、712…チャンネル
2の検出器のピーク検出の出力信号を伝える信号線、1
411…チャンネル1の試料管、1412…チャンネル
1の試料ラインに例えばm/z=124のメインピーク
と不純物を含んだトータルイオンクロマトグラムの例、
1421…チャンネル2の試料管、1422…チャンネ
ル1の試料ラインに例えばm/z=110のメインピー
クと不純物を含んだトータルイオンクロマトグラムの
例。
フロントページの続き (72)発明者 山田 宜昭 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 冨岡 勝 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 西田 哲也 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 永井 伸治 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 出口 喜三郎 茨城県ひたちなか市大字市毛1040番地 株 式会社日立サイエンスシステムズ内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプ,試料注入装置,カラム,質量分析
    装置等よりなる液体クロマトグラフ質量分析装置におい
    て、複数のカラムを有し、複数のカラムからの溶出液の
    一部または全部をカラムより少ない数の質量分析装置に
    混合して導入する装置を有することを特徴とする液体ク
    ロマトグラフ質量分析装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、測定する各々のカラム
    から溶出する複数サンプルの質量数(m/z)を予め設
    定し貯える機能を有し試料注入装置のサンプル注入順番
    を設定した分析時間内に各々のサンプルの質量数が重な
    らない組み合わせに自動的に計算して試料注入する機能
    を特徴とした液体クロマトグラフ質量分析装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、測定する各々のカラム
    から溶出する複数サンプルの質量数(m/z)と質量分
    析計で測定した結果のデータを測定する各々のカラムか
    ら溶出する複数のサンプルごとに保存することを特徴と
    する液体クロマトグラフ質量分析装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、各々のカラムから溶出
    する複数サンプルの流路ごとに例えば紫外分光計などの
    サンプルのクロマトグラムの測定器でクロマトグラムの
    信号のピークを検出する機能を備えて該ピーク検出の信
    号を質量分析計へ送る手段を有しどのカラムから流出し
    た信号なのかを質量分析計から区別出来ることを可能に
    したことを特徴とする液体クロマトグラフ質量分析装
    置。
  5. 【請求項5】請求項4において、それぞれのカラムから
    流出したサンプル毎に質量分析計で得られた信号を保存
    する機能を有することを特徴とした液体クロマトグラフ
    質量分析装置。
  6. 【請求項6】請求項1,2,3,4,5において、それ
    ぞれのカラムから流出したサンプルに設定外の質量数の
    信号が質量分析計で得られた場合もしくは、該設定外の
    質量数の信号がそれぞれのカラムの信号と同一時間で重
    なった場合に操作画面もしくは、出力レポートに設定外
    の質量数の信号が生じたことをもしくは、該設定外の質
    量数の信号がそれぞれのカラムの信号と同一時間で重な
    ったことを色を変えることや特別な図形や印等で表示す
    る機能を有することを特徴とした液体クロマトグラフ質
    量分析装置。
  7. 【請求項7】請求項1,2,3,4,5,6のいずれか
    1項において、それぞれのカラムから流出したサンプル
    に設定外の質量数の信号が質量分析計で得られた場合も
    しくは、該設定外の質量数の信号がそれぞれのカラムの
    信号と同一時間で重なった場合に、異なるサンプルの組
    み合わせもしくは1種類のサンプルのみを自動的にサン
    プル注入からやり直す機能を備えたことを特徴とする液
    体クロマトグラフ質量分析装置。
  8. 【請求項8】請求項2と請求項4の両方の機能もしくは
    請求項2と4ともしくは、3,5,6,7の機能を備え
    た事を特徴とする液体クロマトグラフ質量分析装置。
  9. 【請求項9】請求項1,2,3,4,5,6,7,8の
    いずれか1項において、分取装置を備え、質量分析計か
    らの信号,質量分析装置で得られる信号、例えば、全イ
    オンクロマトグラム信号あるいはMSのn乗を含めたマ
    スクロマトグラム信号あるいはマススペクトル信号をト
    リガに用いて分取する事を特徴とする液体クロマトグラ
    フ質量分析装置。
  10. 【請求項10】請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9のいずれか1項において、分取装置を備え、質量
    分析計の信号,質量分析装置で得られる信号、例えば、
    全イオンクロマトグラム信号あるいはMSのn乗を含め
    たマスクロマトグラム信号あるいはマススペクトル信号
    を用いて純度を計算する機能を備え、分取したサンプル
    ごとに純度値を保存,表示する機能を備えた液体クロマ
    トグラフ質量分析装置。
  11. 【請求項11】請求項10において、紫外分光やイオン
    クロマトの信号から計算した純度計算の値と質量分析装
    置の信号から計算した純度計算の値を同時に操作画面も
    しくはレポートに表示する機能を備えた液体クロマトグ
    ラフ質量分析装置。
JP11073156A 1999-03-18 1999-03-18 液体クロマトグラフ質量分析装置 Pending JP2000266738A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11073156A JP2000266738A (ja) 1999-03-18 1999-03-18 液体クロマトグラフ質量分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11073156A JP2000266738A (ja) 1999-03-18 1999-03-18 液体クロマトグラフ質量分析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000266738A true JP2000266738A (ja) 2000-09-29

Family

ID=13510045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11073156A Pending JP2000266738A (ja) 1999-03-18 1999-03-18 液体クロマトグラフ質量分析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000266738A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7217360B2 (en) 2000-12-28 2007-05-15 Cohesive Technologies Inc. Multi column chromatography system
JP2013525749A (ja) * 2010-03-31 2013-06-20 ジーイー・ヘルスケア・バイオサイエンス・アクチボラグ 並列分離システム
JPWO2015029508A1 (ja) * 2013-09-02 2017-03-02 株式会社島津製作所 クロマトグラムデータ処理装置
JP7468417B2 (ja) 2021-03-18 2024-04-16 株式会社島津製作所 分取液体クロマトグラフ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7217360B2 (en) 2000-12-28 2007-05-15 Cohesive Technologies Inc. Multi column chromatography system
JP2013525749A (ja) * 2010-03-31 2013-06-20 ジーイー・ヘルスケア・バイオサイエンス・アクチボラグ 並列分離システム
JPWO2015029508A1 (ja) * 2013-09-02 2017-03-02 株式会社島津製作所 クロマトグラムデータ処理装置
US10802005B2 (en) 2013-09-02 2020-10-13 Shimadzu Corporation Chromatogram data processing system
JP7468417B2 (ja) 2021-03-18 2024-04-16 株式会社島津製作所 分取液体クロマトグラフ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1455185B1 (en) Liquid chromatograph mass spectrometer
EP1194200B1 (en) High-throughput parallel liquid chromatography system
AU766030B2 (en) Parallel fluid electrospray mass spectrometer
US7214313B2 (en) Liquid chromatograph
US6955760B2 (en) Liquid chromatograph
JP3719407B2 (ja) 分取液体クロマトグラフ
US8119983B2 (en) GC-MS analyzer switchable between one-dimensional and two-dimensional modes
US20050121392A1 (en) Chromatographic system with mobile phase recycling ability
US11959895B2 (en) Analysis apparatus provided with a plurality of chromatographic apparatuses
Kiplinger et al. Structure‐controlled automated purification of parallel synthesis products in drug discovery
US20070023639A1 (en) Liquid chromatographic apparatus
JP2000266738A (ja) 液体クロマトグラフ質量分析装置
JP3410017B2 (ja) 液体クロマトグラフ質量分析装置
JP5076807B2 (ja) マルチディメンジョナルガスクロマトグラフ装置
JP2004198123A (ja) 分取液体クロマトグラフ質量分析装置
JP3886406B2 (ja) 多連液体クロマトグラフ
JP2000249694A (ja) 液体クロマトグラフ分取装置
CN116046939A (zh) 基于在线spe-稀释-lc技术的分析装置和方法
JP2000019154A (ja) 分取液体クロマトグラフ質量分析装置
JP2002116193A (ja) 液体クロマトグラフ質量分析装置
US20030170902A1 (en) Automated environmental analytic system with improved sample throughput
JPH0587794A (ja) 液体クロマトグラフ−質量分析装置
JPWO2003038425A1 (ja) 液体クロマトグラフ質量分析装置
JPS62195554A (ja) ガスクロマトグラフ
JP2000214148A (ja) 分取液体クロマトグラフ質量分析装置