JPS648303B2 - - Google Patents
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- JPS648303B2 JPS648303B2 JP1362778A JP1362778A JPS648303B2 JP S648303 B2 JPS648303 B2 JP S648303B2 JP 1362778 A JP1362778 A JP 1362778A JP 1362778 A JP1362778 A JP 1362778A JP S648303 B2 JPS648303 B2 JP S648303B2
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Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は糖及び有機酸の液体クロマトグラフイ
ーによる分析法ならびに装置に関するものであ
る。
ーによる分析法ならびに装置に関するものであ
る。
従来糖及び有機酸を液体クロマトグラフイーで
分析するには分析試料液を２分割し、一つの試料
液では糖を他の試料液では有機酸を別々に分析し
ていた。具体的には、糖の分析は糖分析用カラム
に試料液を有機溶媒（アセトニトリルなど）と水
の混合溶液によつて移動させ糖を個別成分に分離
し、あるいは陰イオン交換樹脂カラムにホー酸バ
ツフアー液を流すことにより糖を個別成分に分離
しそして硫酸オシノール反応を利用して溶離液を
発色させて定量することにより、一方有機酸の分
析は陰イオン交換樹脂に試料液を塩酸によつて移
動させ有機酸を個別成分に分離し、そして有機酸
の特異的発色反応を利用して定量することによつ
ていた。従来の方法では試料液を有機酸分析用と
糖分析用に２分するのに手間がかかり、糖分析用
カラムを備えた分析装置と有機酸分析用カラムを
備えた分析装置とを別々に使用する必要があり、
さらに発色反応を利用するために分析時間が長く
なり、結局糖及びアミノ酸を迅速に分析すること
は至難であつた。
分析するには分析試料液を２分割し、一つの試料
液では糖を他の試料液では有機酸を別々に分析し
ていた。具体的には、糖の分析は糖分析用カラム
に試料液を有機溶媒（アセトニトリルなど）と水
の混合溶液によつて移動させ糖を個別成分に分離
し、あるいは陰イオン交換樹脂カラムにホー酸バ
ツフアー液を流すことにより糖を個別成分に分離
しそして硫酸オシノール反応を利用して溶離液を
発色させて定量することにより、一方有機酸の分
析は陰イオン交換樹脂に試料液を塩酸によつて移
動させ有機酸を個別成分に分離し、そして有機酸
の特異的発色反応を利用して定量することによつ
ていた。従来の方法では試料液を有機酸分析用と
糖分析用に２分するのに手間がかかり、糖分析用
カラムを備えた分析装置と有機酸分析用カラムを
備えた分析装置とを別々に使用する必要があり、
さらに発色反応を利用するために分析時間が長く
なり、結局糖及びアミノ酸を迅速に分析すること
は至難であつた。
本発明に係る方法は従来法の欠点を解消するも
のであり、液体クロマトグラフイーによる分析法
において、糖及び有機酸が混合されている分析試
料液を水を移動相として糖分析カラム中を通過さ
せることによつて有機酸を該試料液からまとめて
分離し、該有機酸を一定量保存する段階、前記糖
分析カラムの通過よつて分析試料液から個別成分
に分離される糖の各成分を示差屈折法及び／又は
二波長紫外吸収法によつて、分析する段階を先ず
行ない、そして次に保存された前記有機酸を非腐
食性無機酸性水溶液を移動層として有機酸分析カ
ラム中を通過させることによつて有機酸を個別成
分に分離し、示差屈折法及び／又は二波長紫外吸
収法によつて、分析する段階を行なうことを特徴
とする同一の分析試料液から糖及び有機酸を分析
することを特徴とする。
のであり、液体クロマトグラフイーによる分析法
において、糖及び有機酸が混合されている分析試
料液を水を移動相として糖分析カラム中を通過さ
せることによつて有機酸を該試料液からまとめて
分離し、該有機酸を一定量保存する段階、前記糖
分析カラムの通過よつて分析試料液から個別成分
に分離される糖の各成分を示差屈折法及び／又は
二波長紫外吸収法によつて、分析する段階を先ず
行ない、そして次に保存された前記有機酸を非腐
食性無機酸性水溶液を移動層として有機酸分析カ
ラム中を通過させることによつて有機酸を個別成
分に分離し、示差屈折法及び／又は二波長紫外吸
収法によつて、分析する段階を行なうことを特徴
とする同一の分析試料液から糖及び有機酸を分析
することを特徴とする。
本発明に係る方法では糖及び有機酸の分析のた
めに同一試料を使用し、これを先ず糖分析カラム
を水を移動相として通過させる。ここで水を移動
相としているのは、有機酸がイオン解離してまと
まつて糖より分離され、また糖が水よく溶解する
ためである。
めに同一試料を使用し、これを先ず糖分析カラム
を水を移動相として通過させる。ここで水を移動
相としているのは、有機酸がイオン解離してまと
まつて糖より分離され、また糖が水よく溶解する
ためである。
糖分析カラムを通過した溶離液の全部を検出器
に送つた場合は、検出器の応答は第１図の如く時
間的に変化し、T0ないしT1の時間内で酸のピー
クが現われ、T2ないしToの時で現われるピーク
は分析試料の種類によつて変化する糖の個別成分
に相当し、一方T2〜Toより早く現われるピーク
は有機酸が試料液からまとまつて分離されたこと
に対応する。本発明よればT0でまとまつて分離
される有機酸を分取して試料採取部に保存し、有
機酸を保存している段階で糖の個別成分は検出計
に送つて所定の方法で分析を行う。次に保存され
ていた有機酸を非腐食性無機酸を移動相として有
機酸分析カラムに送つて個別成分に分離し、得ら
れた溶離液を示差分折法及び／又は二波長紫外吸
収法による検出計（以下、単に検出計という）に
送つて所定の方法で分析を行う。ここで、非腐食
性無機酸を移動相としているのは、この移動相の
酸性により有機酸のイオン化を抑制し、また非腐
食性移動相によりステンレス鋼より構成されるカ
ラムなどができるだけ腐食されないようにしてい
るためである。
に送つた場合は、検出器の応答は第１図の如く時
間的に変化し、T0ないしT1の時間内で酸のピー
クが現われ、T2ないしToの時で現われるピーク
は分析試料の種類によつて変化する糖の個別成分
に相当し、一方T2〜Toより早く現われるピーク
は有機酸が試料液からまとまつて分離されたこと
に対応する。本発明よればT0でまとまつて分離
される有機酸を分取して試料採取部に保存し、有
機酸を保存している段階で糖の個別成分は検出計
に送つて所定の方法で分析を行う。次に保存され
ていた有機酸を非腐食性無機酸を移動相として有
機酸分析カラムに送つて個別成分に分離し、得ら
れた溶離液を示差分折法及び／又は二波長紫外吸
収法による検出計（以下、単に検出計という）に
送つて所定の方法で分析を行う。ここで、非腐食
性無機酸を移動相としているのは、この移動相の
酸性により有機酸のイオン化を抑制し、また非腐
食性移動相によりステンレス鋼より構成されるカ
ラムなどができるだけ腐食されないようにしてい
るためである。
上述のように２種類のカラムと２種類の移動相
を巧みに組み合わせているために、本発明によれ
ば試料液を人為的に事前に分割することなく糖及
び有機酸を同時に分析することができるから、酒
やミカンなどの食品中に含まれ味覚に重要な影響
を及ぼす糖及び有機酸を同時に分析したという食
品業界の強い要望にも簡便に応えることができ
る。有機酸の試料を保存するためにはサンプリン
グループ又はサンプリングコイルを備えた弁を用
いればよい。
を巧みに組み合わせているために、本発明によれ
ば試料液を人為的に事前に分割することなく糖及
び有機酸を同時に分析することができるから、酒
やミカンなどの食品中に含まれ味覚に重要な影響
を及ぼす糖及び有機酸を同時に分析したという食
品業界の強い要望にも簡便に応えることができ
る。有機酸の試料を保存するためにはサンプリン
グループ又はサンプリングコイルを備えた弁を用
いればよい。
さらに、本発明では、先ず糖の分析を行い、次
に有機酸の分析を行つているために、分析順序が
逆の場合と比較して有機酸の分析精度が高くなる
という利点もある。すなわち、逆の分析順の場合
は、個別に分離された有機酸の中に糖が混入し
て、糖の分析精度を低下するという不都合があ
る。
に有機酸の分析を行つているために、分析順序が
逆の場合と比較して有機酸の分析精度が高くなる
という利点もある。すなわち、逆の分析順の場合
は、個別に分離された有機酸の中に糖が混入し
て、糖の分析精度を低下するという不都合があ
る。
本発明に係る分析装置は、第２図に具体例を示
す如く、移動相としての水を収容する容器１，オ
ートサンプラーAS，糖分析ラムC1，試料採取部
Scを有する第１弁V1，有機酸分析カラムC2，第
２弁V2，及び糖分析カラム又は有機酸カラムで
分離された糖又は有機酸の成分を検出する検出計
Dtを順次直列に接続してなり、第１弁V1と第２
弁V2を直接接続する側路を設けてなる液体クロ
マトグラフイー装置であつて、前記第１弁を切換
えることによつて、糖分析カラムC1から試料採
取部Scを経てドレーンＤ至る流路，糖分析カラム
C1から側路を経て前記第２弁V2に至る流路，及
び試料採取部Scから有機酸分析カラムC2に至る流
路を順次導通させ、また第２弁V2を切換えるこ
とによつて糖分析カラム及び有機酸分析カラムの
一方を検出計Dtに導通させ、同一の分析試料液
から糖及び有機酸を迅速に分析することを特徴と
する。
す如く、移動相としての水を収容する容器１，オ
ートサンプラーAS，糖分析ラムC1，試料採取部
Scを有する第１弁V1，有機酸分析カラムC2，第
２弁V2，及び糖分析カラム又は有機酸カラムで
分離された糖又は有機酸の成分を検出する検出計
Dtを順次直列に接続してなり、第１弁V1と第２
弁V2を直接接続する側路を設けてなる液体クロ
マトグラフイー装置であつて、前記第１弁を切換
えることによつて、糖分析カラムC1から試料採
取部Scを経てドレーンＤ至る流路，糖分析カラム
C1から側路を経て前記第２弁V2に至る流路，及
び試料採取部Scから有機酸分析カラムC2に至る流
路を順次導通させ、また第２弁V2を切換えるこ
とによつて糖分析カラム及び有機酸分析カラムの
一方を検出計Dtに導通させ、同一の分析試料液
から糖及び有機酸を迅速に分析することを特徴と
する。
以下、本発明に係る装置の具体例を図面に基づ
いて説明する。糖分析カラムC1及び有機酸分析
カラムC2はそれぞれ市販のものを使用すること
ができる。これらのカラムの一例を挙げると糖分
析カラムC1はShodex Ionpok Ｓ―801型（陽イ
オン交換樹脂ナトリウム型）であり、有機酸分析
カラムはShodex Ionpock Ｃ―811型（陽イオン
交換樹脂水素型）である。通常のプランジヤーポ
ンプであつてもよい第１ポンプP1は容器１から
水を吸上げて、オートサンプラーAS内で選択さ
れた分析試料液を糖分析カラムC1に送り糖を個
別成分に分離する。この糖の分離に先立つてまと
まつて分析試料液から分離される有機酸を第１弁
V1の自動サンプリングコイルScで一定量分取し
残りをドレーンＤに排出する。次に、第１弁V1
を切換えて第１弁V1，第２弁V2及び検出計Dtを
導通させ分離された有機酸を検出する。糖検出の
最中には有機酸を自動サンプリングコイルScに保
存して置き糖の検出が終了した時に第１弁V1及
び第２弁V2を切換えて、第２ポンプP2から自動
サンプリングコイルSc，有機酸分析カラムC2を経
て検出計Dtに至る流路を導通し、以つて容器２
からポンプP2によつて吸上げられる移動相で有
機酸を流路内で流動させる。この移動相としては
0.1％H2PO4水溶液、0.1％過塩素酸水溶液などの
非腐食性無機酸を使用する。
いて説明する。糖分析カラムC1及び有機酸分析
カラムC2はそれぞれ市販のものを使用すること
ができる。これらのカラムの一例を挙げると糖分
析カラムC1はShodex Ionpok Ｓ―801型（陽イ
オン交換樹脂ナトリウム型）であり、有機酸分析
カラムはShodex Ionpock Ｃ―811型（陽イオン
交換樹脂水素型）である。通常のプランジヤーポ
ンプであつてもよい第１ポンプP1は容器１から
水を吸上げて、オートサンプラーAS内で選択さ
れた分析試料液を糖分析カラムC1に送り糖を個
別成分に分離する。この糖の分離に先立つてまと
まつて分析試料液から分離される有機酸を第１弁
V1の自動サンプリングコイルScで一定量分取し
残りをドレーンＤに排出する。次に、第１弁V1
を切換えて第１弁V1，第２弁V2及び検出計Dtを
導通させ分離された有機酸を検出する。糖検出の
最中には有機酸を自動サンプリングコイルScに保
存して置き糖の検出が終了した時に第１弁V1及
び第２弁V2を切換えて、第２ポンプP2から自動
サンプリングコイルSc，有機酸分析カラムC2を経
て検出計Dtに至る流路を導通し、以つて容器２
からポンプP2によつて吸上げられる移動相で有
機酸を流路内で流動させる。この移動相としては
0.1％H2PO4水溶液、0.1％過塩素酸水溶液などの
非腐食性無機酸を使用する。
第１弁の具体例は第３図に示されており、六方
弁V1aと三方弁V1bを組み合わせたものである。
第３図は有機酸の分取段階であつて、まとまつて
試料液から分離された有機酸はカラムC1から三
方弁V1aに入り六方弁V1bのサンプリングループ
Scにて一部が計量され残部は六方弁V1bからドレ
ーンＤに排出され、この間第２ポンプP2は有機
酸分析カラムC2に移動相を送り続ける。なお、
この移動相は第２弁V2（第２図）によつてドレー
ンに排出されている。三方弁V1aが切換えられる
と、個別成分に分離された糖がC1からV1aを経て
検出計Dtに送られ、この間中六方弁V1bは従前の
状態を維持して分取された有機酸がサンプリング
コイルScに保存される。次に、六方弁V1bが切換
えられるとポンプP2はサンプリングコイルScから
有機酸をカラムC2に押出す。
弁V1aと三方弁V1bを組み合わせたものである。
第３図は有機酸の分取段階であつて、まとまつて
試料液から分離された有機酸はカラムC1から三
方弁V1aに入り六方弁V1bのサンプリングループ
Scにて一部が計量され残部は六方弁V1bからドレ
ーンＤに排出され、この間第２ポンプP2は有機
酸分析カラムC2に移動相を送り続ける。なお、
この移動相は第２弁V2（第２図）によつてドレー
ンに排出されている。三方弁V1aが切換えられる
と、個別成分に分離された糖がC1からV1aを経て
検出計Dtに送られ、この間中六方弁V1bは従前の
状態を維持して分取された有機酸がサンプリング
コイルScに保存される。次に、六方弁V1bが切換
えられるとポンプP2はサンプリングコイルScから
有機酸をカラムC2に押出す。
糖及び有機酸の検出計Dt（第２図）は示差屈折
計及び／又は二波長紫外吸収検出計である。
計及び／又は二波長紫外吸収検出計である。
これらの検出計は、従来の発色法によるものと
比較してランニングコストが安い、反応のため加
熱が必要ではない。反応に起因する個別成分分離
精度低下がない、などの点で有利である。
比較してランニングコストが安い、反応のため加
熱が必要ではない。反応に起因する個別成分分離
精度低下がない、などの点で有利である。
示差屈折計を使用する場合は第１弁が切換えら
れる時点T1（第１図）に対照セルの液を糖用から
有機酸用に置換し、紫外吸収検出計を使用する場
合は糖分析の時は190〜195nmの波長、有機酸の
時は205〜215nmの波長に測定波長領域を切換え、
しかも定性精度向上のために常時230nmあるいは
250nmも併用することが好ましい。示差屈折計と
紫外吸収検出計を併用する場合はこれらの両者を
直列に接続し、例えば、糖の分析には示差屈折
計、有機酸の分析には紫外吸収検出計を使用する
方式が可能であり、また絶えず両方の計器を使用
して定性分析の精度を向上させる方式も可能であ
る。
れる時点T1（第１図）に対照セルの液を糖用から
有機酸用に置換し、紫外吸収検出計を使用する場
合は糖分析の時は190〜195nmの波長、有機酸の
時は205〜215nmの波長に測定波長領域を切換え、
しかも定性精度向上のために常時230nmあるいは
250nmも併用することが好ましい。示差屈折計と
紫外吸収検出計を併用する場合はこれらの両者を
直列に接続し、例えば、糖の分析には示差屈折
計、有機酸の分析には紫外吸収検出計を使用する
方式が可能であり、また絶えず両方の計器を使用
して定性分析の精度を向上させる方式も可能であ
る。
本発明の装置によると、糖と有機酸が迅速に分
析される利点が達成されるほかに、溶離液が水溶
液であり有機溶媒を含まないために排液処理が容
易であり、塩酸のような腐食性液を使用しないた
めにテフロン系材料を配管に使用する必要がな
い。したがつて、自動分析計としての信頼性が高
くコストも低くなる点でも本発明の装置には実用
的に極めて有利な点がある。また発色反応を利用
しないためにランニングコストが安くなる。
析される利点が達成されるほかに、溶離液が水溶
液であり有機溶媒を含まないために排液処理が容
易であり、塩酸のような腐食性液を使用しないた
めにテフロン系材料を配管に使用する必要がな
い。したがつて、自動分析計としての信頼性が高
くコストも低くなる点でも本発明の装置には実用
的に極めて有利な点がある。また発色反応を利用
しないためにランニングコストが安くなる。
第１図は糖分析カラムにおける検出器の応答の
時間的変化を概念的に示したグラフ、第２図は本
発明に係る装置の具体例を示す図面、第３図は第
２図の装置の第１切換弁V1の具体例を示す概念
図である。 AS―オートサンプラ、C1―糖分析カラム、C2
―有機酸分析カラム、Ｄ―ドレーン、Dt―検出
計、Sc―サンプリングコイル、T0―有機酸分離
時点、T1―切換時点、T2…To―糖のピーク検出
時点、１，２―容器。
時間的変化を概念的に示したグラフ、第２図は本
発明に係る装置の具体例を示す図面、第３図は第
２図の装置の第１切換弁V1の具体例を示す概念
図である。 AS―オートサンプラ、C1―糖分析カラム、C2
―有機酸分析カラム、Ｄ―ドレーン、Dt―検出
計、Sc―サンプリングコイル、T0―有機酸分離
時点、T1―切換時点、T2…To―糖のピーク検出
時点、１，２―容器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 液体クロマトグラフイーによる分析法におい
て、糖及び有機酸が混合されている分析試料液を
水を移動相として糖分析カラム中を通過させるこ
とによつて有機酸を該試料液からまとめて分離
し、該有機酸を一定量保存する段階、前記糖分析
カラムの通過によつて分析試料液から個別成分に
分離される糖の各成分を示差屈折法及び／又は二
波長紫外吸収法によつて、分析する段階を先ず行
ない、そして次に保存された前記有機酸を非腐食
性無機酸性水溶液を移動層として有機酸分析カラ
ム中を通過させることによつて有機酸を個別成分
に分離し、示差屈折法及び／又は二波長紫外吸収
法によつて、分析する段階を行なうことを特徴と
する同一の分析試料液から糖及び有機酸を分析す
ることを特徴とする高速液体クロマトグラフイー
による糖及び有機酸の同時分析方法。 ２ 移動相としての水を収容する容器、オートサ
ンプラー、糖分析カラム、試料採取部を有する第
１弁、有機酸分析カラム、第２弁、及び前記糖分
析カラム又は有機酸カラムで分離された糖又は有
機酸の成分を示差分折法及び／又は二波長紫外吸
収法により検出する検出器を順次直列に接続して
なり、前記第１弁と第２弁を直接接続する側路を
設けてなる液体クロマトグラフイー装置であつ
て、前記第１弁を切換えることによつて、前記糖
分析カラムから前記試料採取部を経てドレーンに
至る流路、前記糖分析カラムから前記側路を経て
前記第２弁に至る流路、及び前記試料採取部から
前記有機酸分析カラムに至る流路を順次導通さ
せ、また前記第２弁を切換えることによつて前記
糖分析カラム及び有機酸分析カラムの一方を前記
検出計に導通させ、同一の分析試料液から糖及び
有機酸を迅速に分析することを特徴とする液体ク
ロマトグラフイーによる分析装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1362778A JPS54107399A (en) | 1978-02-10 | 1978-02-10 | Method and device for quickly analyzing sugar and organic acid by liquid chromatography |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1362778A JPS54107399A (en) | 1978-02-10 | 1978-02-10 | Method and device for quickly analyzing sugar and organic acid by liquid chromatography |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54107399A JPS54107399A (en) | 1979-08-23 |
| JPS648303B2 true JPS648303B2 (ja) | 1989-02-13 |
Family
ID=11838467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1362778A Granted JPS54107399A (en) | 1978-02-10 | 1978-02-10 | Method and device for quickly analyzing sugar and organic acid by liquid chromatography |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54107399A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58179356A (ja) * | 1982-04-14 | 1983-10-20 | Jeol Ltd | インラインフラクシヨンコレクタ |
| JPS6153565A (ja) * | 1984-08-23 | 1986-03-17 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | 陰陽イオン種の分析方法およびその装置 |
| JP5685381B2 (ja) * | 2009-03-13 | 2015-03-18 | Ｊｃｒファーマ株式会社 | 糖類の分析方法 |
| CN103713076A (zh) * | 2013-12-05 | 2014-04-09 | 柳州联海科技有限公司 | 气相色谱-质谱检测细胞内外液中有机酸、氨基酸的方法 |
| CN103713075A (zh) * | 2013-12-05 | 2014-04-09 | 柳州联海科技有限公司 | 气相色谱-质谱检测细胞内外液中有机酸、糖的方法 |
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| CN103675180A (zh) * | 2013-12-05 | 2014-03-26 | 陈东 | 气相色谱-质谱检测细胞内中糖、氨基酸的方法 |
| CN103698449A (zh) * | 2013-12-05 | 2014-04-02 | 陈东 | 气相色谱-质谱检测细胞内外液中有机酸的方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50141398A (ja) * | 1974-04-30 | 1975-11-13 |
-
1978
- 1978-02-10 JP JP1362778A patent/JPS54107399A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54107399A (en) | 1979-08-23 |
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