JPH0437992Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0437992Y2
JPH0437992Y2 JP1986169480U JP16948086U JPH0437992Y2 JP H0437992 Y2 JPH0437992 Y2 JP H0437992Y2 JP 1986169480 U JP1986169480 U JP 1986169480U JP 16948086 U JP16948086 U JP 16948086U JP H0437992 Y2 JPH0437992 Y2 JP H0437992Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bucket
tubular casing
sand
earth
protrusions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986169480U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6376091U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986169480U priority Critical patent/JPH0437992Y2/ja
Publication of JPS6376091U publication Critical patent/JPS6376091U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0437992Y2 publication Critical patent/JPH0437992Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Earth Drilling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、竪型掘削機に関するものである。
(従来の技術) 従来の竪型掘削機を第7図により説明すると、
01が管状ケーシング、013が地上に設置した
フレームで、同フレーム013内には、図示を省
略したが、締付装置により、半径方向に拡縮可能
なリング状の旋回装置があり、これが同フレーム
013に水平方向への旋回及び昇降を可能に取付
けられて、上記管状ケーシング01をその外側か
ら取り囲んでいる。また014が上記旋回装置を
水平方向に旋回させるための油圧モータ、015
が上記旋回装置を下降させるための押込みジヤツ
キ、06がハンマグラブ等の掘削具、04が同バ
ケツト06を懸垂支持したウインチ側のワイヤロ
ープで、管状ケーシング01をフレーム013内
にセツトし(第7図参照)、次いで旋回装置の
締付装置を作動し、同旋回装置を半径方向内方へ
縮径させて、管状ケーシング01の外周面に締付
け固定し、次いで油圧モータ014を駆動し、そ
の回転を上記旋回装置を介し管状ケーシング01
に伝えて、同管状ケーシング01をその管軸を中
心に回転させる一方、押込みジヤツキ015を作
動して、管状ケーシング01を地中に押し込む
(第7図参照)。またこのとき、ワイヤロープ0
4により懸垂支持されたハンマグラブ等の掘削具
06をウインチ操作により管状ケーシング01内
に下降させて、管状ケーシング01内の土砂を掘
削する(第7図参照)。また土砂掘削後の掘削
具06をウインチ操作により管状ケーシング01
内から管状ケーシング01の外側方へ上昇させ、
掘削具06を開いて、掘削土砂を坑外へ排出する
(第7図参照)。
(考案が解決しようとする課題) 前記第7図に示す従来の竪型掘削機では、ウイ
ンチを操作して、ハンマグラブ等の掘削具06を
昇降させるとともに、ハンマグラブ等の掘削具0
6を開閉操作して、土砂の掘削と掘削土砂の排出
とを行う必要があり、土砂掘削時の操作が煩雑
で、熟練した作業を必要としている。またハンマ
グラブ等の掘削具06を操作するときの騒音が大
きくて、現場周辺の環境を悪化させるという問題
があつた。
本考案は前記の問題点に鑑み提案するものであ
り、その目的とする処は、経験の浅い作業員で
も、現場周辺の環境を悪化させずに、土砂の掘削
及び排出を行うことができる。また大きな掘削力
を得られる竪型掘削機を提供しようとする点にあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案の竪型掘
削機は、複数個の突起を断片的な螺旋状に形成
し、同各突起を管軸を中心に回転可能に支持した
管状ケーシングの内周面に円周方向に間隔をおい
て斜めに、平行に固定し、上記各突起に係合して
バケツトを管状ケーシングとともに回転させる複
数個の突起を断片的な螺旋状に形成し、同各突起
を上記管状ケーシング内に吊り下ろす回転可能な
バケツトの外周面に円周方向に間隔をおいて斜め
に、平行に固定している。
(作用) 本考案の竪型掘削機は前記のように構成されて
おり、土砂の掘削時には、バケツトを管状ケーシ
ング内に吊り下ろし、バケツトの各突起を管状ケ
ーシングの各突起に係合して、バケツトを管状ケ
ーシングとともに回転させる。このとき、管状ケ
ーシングの自重を上記各突起を介しバケツトに伝
えて、バケツトを管状ケーシング内の土砂に押し
付け、この部分の土砂を同バケツトにより掘削し
て、掘削土砂をバケツト内に掻き入れる。また或
る量の土砂をバケツト内に掻き入れたら、バケツ
トを吊り上げて、坑外へ排出する。
(実施例) 次に本考案の竪型掘削機を第1,2,3図に示
す一実施例により説明すると、1が管状ケーシン
グ、2が同管状ケーシング1の下端部(カツテイ
ングエツジ)、3が断片的な螺旋状に形成した複
数個の突起で、同各突起3が上記管状ケーシング
1の外周面に間隔をおいて固定されている。また
6がバケツト、4が同バケツト6をスイベル8を
介して回転可能に懸垂支持するワイヤロープ、5
が上記バケツト6の下側開口部を閉じる蓋、7が
断片的な螺旋状に形成した複数個の突起で、同各
突起7が上記バツケト6の外周面に間隔をおいて
固定されている。また9が上記蓋5に設けた切削
刃で、同切削刃9の付近には、バケツト6内に開
口した開口部9′がある。
次に前記第1,2,3図に示す竪型掘削機の作
用を第6図により具体的に説明する。管状ケーシ
ング1をフレーム13内にセツトし(第6図参
照)、次いで旋回装置の締付装置を作動し、同旋
回装置を半径方向内方へ縮径させて、管状ケーシ
ング1の外周面に締付け固定し、次いで油圧モー
タ14を駆動し、その回転を上記旋回装置を介し
管状ケーシング1に伝えて、同管状ケーシング1
をその管軸を中心に回転させる一方、押込みジヤ
ツキ15を作動して、管状ケーシング1を地中に
押し込む(第6図参照)一方、ワイヤロープ4
により懸垂支持されたバケツト6をウインチ操作
により管状ケーシング1内に吊り下ろし、バケツ
ト6の各突起3を管状ケーシング1の各突起7に
係合して、バケツト6を管状ケーシング1ととも
に回転させる。このとき、管状ケーシング1の自
重を上記各突起3,7を介しバケツト6に伝え
て、バケツト6を管状ケーシング1内の土砂に押
し付け、この部分の土砂を同バケツト6により掘
削して、掘削土砂をバケツト6内に掻き入れる
(第6図参照)。また或る量の土砂をバケツト6
内に掻き入れたら、バツケト6を吊り上げて、坑
外へ排出する(第6図参照)。
第4,5図は、ワイヤロープ4をロツド10に
替え、各螺旋状突起3及び7を垂直部及び水平部
を有するL字型突起3′及び7′に替えた他の実施
例で、この実施例でも前記第1,2,3図に示す
実施例と同様の作用が行われる。
(考案の効果) 本考案の竪型掘削機は前記のように土砂の掘削
時には、バケツトを管状ケーシング内に吊り下ろ
し、バケツトの各突起を管状ケーシングの各突起
に係合して、バケツトを管状ケーシングとともに
回転させる。このとき、管状ケーシングの自重を
上記各突起を介しバケツトに伝えて、バケツトを
管状ケーシング内の土砂に押し付け、この部分の
土砂を同バケツトにより掘削して、掘削土砂をバ
ケツト内に掻き入れる。また或る量の土砂をバケ
ツト内に掻き入れたら、バツケトを吊り上げて、
坑外へ排出するので、前記従来の竪型掘削機のよ
うにハンマグラブ等の掘削具を開閉操作して、土
砂の掘削と掘削土砂の排出とを併せ行う必要がな
くて、経験の浅い作業員でも、現場周辺の環境を
悪化させずに、土砂の掘削及び排出を行うことが
できる。また上記のように土砂の掘削時、バケツ
トを管状ケーシング内に吊り下ろし、バケツトの
各突起を管状ケーシングの各突起に係合して、バ
ケツトを管状ケーシングとともに回転させる。こ
のとき、管状ケーシングの自重を上記各突起を介
しバケツトに伝えて、バケツトを管状ケーシング
内の土砂に押し付け、この部分の土砂を同バケツ
トにより掘削するので、ケーシングの回転力、押
込力をバケツトに同時に伝達できて、大きな掘削
力を得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる竪型掘削機の一実施例
を示す縦断側面図、第2図は第1図の矢視−
線に沿う横断平面図、第3図は掘削時の状態を示
す縦断側面図、第4図は他の実施例を示す縦断側
面図、第5図はその底面図、第6図は同ケーシン
グ駆動式回転バケツトの作用説明図、第7図は従
来の竪型掘削機の作用説明図である。 1……管状ケーシング、3または3′……管状
ケーシング1の各突起、6……バケツト、7……
バケツト6の各突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の突起を断片的な螺旋状に形成し、同各
    突起を管軸を中心に回転可能に支持した管状ケー
    シングの内周面に円周方向に間隔をおいて斜め
    に、平行に固定し、上記各突起に係合してバケツ
    トを管状ケーシングとともに回転させる複数個の
    突起を断片的な螺旋状に形成し、同各突起を上記
    管状ケーシング内に吊り下ろす回転可能なバケツ
    トの外周面に円周方向に間隔をおいて斜めに、平
    行に固定したことを特徴とする竪型掘削機。
JP1986169480U 1986-11-06 1986-11-06 Expired JPH0437992Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986169480U JPH0437992Y2 (ja) 1986-11-06 1986-11-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986169480U JPH0437992Y2 (ja) 1986-11-06 1986-11-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6376091U JPS6376091U (ja) 1988-05-20
JPH0437992Y2 true JPH0437992Y2 (ja) 1992-09-07

Family

ID=31103325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986169480U Expired JPH0437992Y2 (ja) 1986-11-06 1986-11-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0437992Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH073150B2 (ja) * 1987-09-30 1995-01-18 三菱重工業株式会社 オールケーシング掘削装置および工法
JPH07540Y2 (ja) * 1988-06-13 1995-01-11 三菱重工業株式会社 ボーリングマシンの中掘り掘削装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58164890A (ja) * 1982-03-25 1983-09-29 コ−リツエンヂニヤリング株式会社 場所打ち杭用掘削装置
JPS6123384B2 (ja) * 1979-03-08 1986-06-05 Toyota Jidosha Kk

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6123384U (ja) * 1984-07-13 1986-02-12 三和機材株式会社 岩盤用大口径掘削機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6123384B2 (ja) * 1979-03-08 1986-06-05 Toyota Jidosha Kk
JPS58164890A (ja) * 1982-03-25 1983-09-29 コ−リツエンヂニヤリング株式会社 場所打ち杭用掘削装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6376091U (ja) 1988-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60242292A (ja) 分割バケツト型回転掘削装置
US5797202A (en) Vertical hole excavating machine
JPH0437992Y2 (ja)
JP4526085B2 (ja) 地中杭の切断装置
JP2954510B2 (ja) 掘削機
JP3022435B2 (ja) 掘削装置
JPH0724418Y2 (ja) 圧入鋼管の中掘装置
JPH0657762A (ja) 深礎の築造方法
JPS6346556Y2 (ja)
JPH0252076B2 (ja)
JPS5842558Y2 (ja) ア−スドリル機のドリリングバケツト
JPH0510085A (ja) 立坑掘削機及び立坑の掘削方法
JP2537686B2 (ja) 掘削バケット装置
JP3323635B2 (ja) ハンマグラブ
JP3076535B2 (ja) 竪坑の掘削装置
JPS6354114B2 (ja)
KR0138140Y1 (ko) 지반굴착장치의 케이싱 오가 슬라임 배출장치
JP2974979B2 (ja) 深礎基礎用立穴掘削機及び立穴掘削方法
JPH03211108A (ja) 垂直搬送スクリユーコンベア
JPS6353337B2 (ja)
JPH1193201A (ja) クラムシェル装置
JPH0714420Y2 (ja) パイル造成装置
JPS5948253B2 (ja) ケ−ソン工法における掘削揚土装置
JP2875631B2 (ja) 縦穴用掘削機
JPH057788U (ja) 立坑掘削機