JP3022435B2 - 掘削装置 - Google Patents

掘削装置

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JP3022435B2
JP3022435B2 JP9245713A JP24571397A JP3022435B2 JP 3022435 B2 JP3022435 B2 JP 3022435B2 JP 9245713 A JP9245713 A JP 9245713A JP 24571397 A JP24571397 A JP 24571397A JP 3022435 B2 JP3022435 B2 JP 3022435B2
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excavation
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earth
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耕三 佐古井
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Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤を掘削する掘
削装置に関し、特にオープンケーソン工法に用いられる
竪坑の掘削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地下建造物の構築、または地上建造物の
基礎などの目的で大深度、大口径の竪坑を掘削する場合
には、土圧、水圧に対抗して地山の崩壊を防ぐために、
竪坑の底部を徐々に掘削しながら円筒状のコンクリート
製のケーソンを地中に沈設するオープンケーソン工法が
用いられる。オープンケーソン工法では、ケーソンの上
部が大気に開放されているので、ケーソン内の空間は地
下水によって満たされている。
【0003】図9は、このようなオープンケーソン工法
で用いられる第1の従来技術である掘削装置1を示す断
面図である。掘削装置1は、3個の円板状の掘削ホイー
ル2,3,4を有し、外側の掘削ホイール2,4はアー
ム5,6に支持される。各ホイール2〜4は底面全面に
複数のカッタビットを有し、掘削装置1は、固定装置8
でケーソン躯体7内につっぱった状態でケーソン躯体7
に固定される。このような掘削装置1によって掘削する
場合には、掘削ホイール2〜4が自転しながらホイール
2,4がホイール3まわりに公転するとともに、掘削装
置1を下方に変位させて、各ホイール2〜4をケーソン
躯体7の下端が臨む底部の地盤に押付けることによっ
て、ケーソン躯体7よりも内側の全断面を掘削すること
ができる。このようにして掘削された土砂は、中央の掘
削ホイール3の中心から地下水とともに吸引して外部に
排出される。また外側のホイール2,4を支持するアー
ム5,6を屈曲して掘削装置1の掘削径を変更すること
ができる。
【0004】図10は、オープンケーソン工法に用いら
れる第2の技術である掘削装置10の一部を示す断面図
である。この掘削装置10は、実公平4−17661号
公報に開示されている。掘削装置10は、ケーソン躯体
7の下端部に固定手段11によって固定され、下部に旋
回支持部材12を有し、この旋回支持部材12に伸縮ア
ーム13の基端部が連結され、先端部にドラムカッタ1
4が設けられる。このドラムカッタ14を地盤に当接さ
せて回転駆動することによって地盤が掘削される。した
がって、旋回支持部材12を旋回させるとともに、アー
ム13を揺動させながらドラムカッタ14を回転するこ
とによって地下水とともにケーソン躯体7の下方の地盤
を全断面にわたって掘削することができる。掘削された
土砂は、ドラムカッタ14近傍に開口する吸引管15に
よって地下水とともに吸引されて外部に排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図9に示される第1の
従来技術では、掘削した土砂は、中央の掘削ホイール3
の中心から吸上げるので、ケーソン躯体7の外周部で掘
削された土砂が中央部まで運ばれる間に再三ホイール2
〜4のカッタビットに接触してカッタビットが摩耗し、
さらにこれによって動力損失も招くといった欠点を有す
る。
【0006】図10に示される第2の従来技術では、ド
ラムカッタ14の回転によって地盤を掘削し、掘削した
土砂はドラムカッタ14近傍で開口する吸引管15から
吸引されるので、第1の従来技術のように掘削された土
砂がドラムカッタ14に再三接触するといった欠点は比
較的少ないが、ドラムカッタ14と吸引管15との間に
はカバーなどが設けられないので、ドラムカッタ14で
掘削された土砂が吸引管15から吸引されるまでの間
に、土砂が拡散してしまい、吸引管15は、拡散した土
砂に大量の水を含んだ薄いスラリーの状態で土砂を吸引
し排出せざるを得ない。このため土砂排出に必要な動力
のうち、大部分は水排出に消費されてしまい、土砂排出
の効率が非常に悪いといった問題を有する。
【0007】本発明の目的は、掘削された土砂が掘削ホ
イールに再三接触することなく、土砂の排出効率の向上
した掘削装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転方向下流
側に臨んで開口し、地盤に当接して地盤を掘削する掘削
部と、この掘削部よりも回転方向上流側で開口し、掘削
した土砂を排出する排出部と、掘削部から排出部にわた
って設けられ、回転による押込み力によって土砂を掘削
部から排出部に案内する案内部とを有する掘削ホイール
と、前記掘削ホイールを回転駆動するホイール駆動源
と、掘削部が地盤に当接する掘削ホイールの角度位置
で、排出部の開口を覆うカバー体と、前記カバー体内の
空間に吸引力を導き、吸引した土砂を予め定める吐出位
置に移送する土砂移送手段とを含むことを特徴とする掘
削装置である。
【0009】本発明に従えば、掘削ホイールがホイール
駆動源によって回転すると、掘削部は回転方向下流側に
臨んで開口しているので、掘削ホイールの回転によって
掘削された土砂は掘削部の開口にすくい取られる。掘削
部が地盤に当接し、地盤を掘削する掘削ホイールの角度
位置で、排出部の開口は、カバー体に覆われるので、掘
削部に取込まれた土砂は案内部、排出部およびカバー体
を介して土砂移送手段によって吸引されて予め定められ
る吐出位置に吐出される。この際、案内部は掘削部か
ら、掘削部よりも回転方向上流側に設けられる排出部に
わたって設けられるので、掘削された土砂は掘削ホイー
ルの回転によって効果的に排出部に案内される。
【0010】このように掘削ホイールは、地盤を掘削し
た直後に掘削された土砂をすくい取って吸引するので、
掘削した土砂が掘削ホイールに再三接触するといったこ
とが防がれる。
【0011】また掘削ホイールは、回転によって掘削部
で掘削および土砂の取込みを行うので、土砂が拡散する
といったことが防がれ、水分を多量に吸引することな
く、土砂を効率よく吸引、移送することができる。また
カバー体は、掘削部が掘削する掘削ホイールの角度位置
で排出部の開口を覆うので、掘削部が掘削しないホイー
ルの角度位置で掘削部の開口から吸引されるといったこ
とがなく、水分のみを多量に吸引するといったことが防
がれる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある掘削装置30を用いてオープンケーソン工法によっ
て竪坑31を形成する状態を示す断面図である。掘削装
置30は、掘削ヘッド41と固定手段43と上下変位駆
動手段45とを備え、掘削ヘッド41は第1および第2
掘削ホイール48,49を備える旋回アーム47と、第
3および第4掘削ホイール50,51を備える固定アー
ム46とを有する。
【0013】オープンケーソン工法では、鉄筋コンクリ
ート製の円筒状のケーソン躯体32を沈設し、このケー
ソン躯体32の下部に固定手段43によって掘削装置3
0を固定してケーソン躯体32底部を掘削する。ケーソ
ン躯体32の上部は大気中に開かれており、ケーソン躯
体32内には浸透水によって地下水が満たされているの
で、掘削装置30は水中で掘削作業を行うこととなる。
竪坑31の上部にはクレーン33が設置され、このクレ
ーン33に掘削装置30は吊下げられ、ケーソン躯体3
2の内面で、上下方向に延びるガイドレール34に沿っ
てケーソン躯体32の下端部近傍まで降ろされる。この
際、掘削装置30は、旋回アーム47を内方に旋回させ
て縮径された状態で降ろされる。その後、固定手段43
によって掘削装置30はケーソン駆体32に固定され、
旋回アーム47を外方に旋回し、掘削径を拡大した状態
で、上下変位駆動手段45によって下方に変位しながら
ケーソン躯体32内の地盤を全断面にわたって掘削す
る。掘削された土砂は、泥水とともに土砂移送手段によ
って吸引されて地上に設けられた排水処理設備35に吐
出し、この排水処理設備35で、土砂と水とに分離処理
され、分離された水はケーソン躯体32内に戻される。
【0014】掘削装置30によって1ストロークの掘削
が終了すると、旋回アーム47を旋回させて縮径し、上
下変位駆動手段45によって掘削ヘッド41を引上げ、
その後、最上部のケーソン躯体32の上に新たにケーソ
ン躯体32aを乗載し、その自重によってケーソン躯体
32を掘削した竪坑31の底部まで沈下させる。その後
再び掘削装置30によって掘削作業を行う。
【0015】図2は、掘削装置30を示す断面図であ
る。掘削装置30は地盤を掘削する掘削ヘッド41と、
掘削ヘッド41を、ケーソン躯体32の鉛直軸線に同軸
な回動軸線L1まわりに回動自在に支持して回動駆動す
る軸受手段42と、軸受手段42に連結され、クレーン
33によって吊下げられ、掘削装置30をケーソン躯体
32に着脱可能に固定する固定手段43とを含んで構成
される。
【0016】掘削ヘッド41の下端部には回動軸線L1
を中心として半径方向外方に延びる固定アーム46と、
この固定アーム46と回動軸線L1に対して反対側に延
びる旋回アーム47とを有し、旋回アーム47には竪坑
31の外周部近傍を掘削する第1および第2掘削ホイー
ル48,49が設けられ、固定アーム46には竪坑31
の中心部近傍を掘削する第3,第4掘削ホイール50,
51が設けられる。第1および第2掘削ホイール48,
49は回転軸線L4,L5まわりにほぼ水平面上で回転
駆動され、第3および第4掘削ホイール50,51はそ
れぞれ略水平な回転軸線L2,L3を有し、直立した状
態で回転駆動される。なお第1および第2掘削ホイール
48,49は正確に水平面上で回転するのでなく、後述
するように掘削ヘッド41の回動方向下流側になるにつ
れて下方となるように傾斜して設けられる。
【0017】掘削ヘッド41は矢符A(図2の上方から
見て反時計まわり)に回動軸線L1まわりに回動駆動さ
れ、第1および第2掘削ホイール48,49はそれぞれ
矢符B1,B2(図2の上方から見て反時計まわり)
に、旋回アーム47の上部に設けられるホイール駆動源
56によって回転駆動され、第3および第4掘削ホイー
ル50,51は、それぞれ矢符C1,C2(図2におけ
る時計まわり)に、固定アーム46に設けられるホイー
ル駆動源57によって回転駆動される。
【0018】各ホイール駆動源56,57はたとえば油
圧モータから成り、またホイール駆動源は2つ設けるの
ではなく、歯車機構によって1つのホイール駆動源によ
って、4つの掘削ホイール48〜51を回転駆動するよ
うにしてもよい。
【0019】図3は第1掘削ホイール48近傍を示す平
面図であり、図4はその正面図であり、図5は図3の切
断面線V−Vから見た状態を簡略化して示す断面図であ
る。第1掘削ホイール48は、大略的に円錐台状であ
り、ホイール駆動源56に歯車列を介して連結される駆
動軸107に中心部が固定され、矢符B1方向に回転駆
動される。
【0020】第1掘削ホイール48の外周部には、周方
向に等間隔に複数、本実施形態では8個の掘削部100
が設けられる。掘削部100は、それぞれ回転方向B1
下流側に臨んで開口する開口101を有し、第1掘削ホ
イール48の外方に臨む開口101の周縁部、すなわち
掘削ホイール48の外周部111および図4における掘
削部100の上部112および下部113にそれぞれカ
ッタビット114が複数固定される。また地盤を切削す
るカッタビット114に代えて、ローラカッタのような
圧砕手段を掘削部100に設けてもよい。
【0021】掘削部100よりも回転方向B1上流側で
かつ第1掘削ホイール48の回転軸線L4よりで、上方
に開口する排出部102がそれぞれ各掘削部100に応
じて設けられる。掘削部100の開口101から前記排
出部102の開口103にわたって滑らかに連なる筒状
の案内部108が設けられる。したがって第1掘削ホイ
ール47が矢符B1方向に回転駆動すると、地盤に当接
してカッタビット114によって掘削された土砂はまず
掘削部100にすくい取られる。すくい取られた土砂は
案内部108によって、第1掘削ホイール47の回転に
よる押込み力および後述するスラリーポンプ110の吸
引力によって排出部102まで案内される。この際、排
出部102は掘削部100よりも半径方向内方に設けら
れるので、遠心力の作用によって土砂が案内部108の
内周面に沿って効率よく排出部102まで案内される。
また掘削部100は、地盤に押圧される外周部111で
最も地盤を掘削するので、この外周部111から排出部
102にわたる案内部108の側壁を、排出部102に
おいては底部となるようにひねり、外周部111で掘削
された土砂が下方に落下するのを前記側壁によって滑ら
かに排出部102まで案内するように設けてもよい。
【0022】掘削ヘッド41は、回動軸線L1まわりに
矢符A方向に回動しながら下方に掘削するので、掘削さ
れた掘削面87は図5に示されるように水平面に対して
角度θを成す。これに対して、旋回アーム47は回動軸
線L1に垂直に交わる角変位軸線L12まわりに角変位
し、第1掘削ホイール48が掘削ヘッド41の回動方向
Aが下流側になるにつれて下方となるように水平面に対
して角度αだけ傾斜して設けられる。前記角度θと角度
αとの関係は、α>θに選ばれる。したがって、掘削ヘ
ッド41の回動によって回動方向A下流側の第1掘削ホ
イール48の外周部のみが地盤に当接し、掘削しない他
のカッタビット114は地盤に当接しないので、カッタ
ビット114の摩耗が低減し効率よく掘削することがで
きる。
【0023】掘削ヘッド41の回動方向A下流側の旋回
アーム47、すなわち図3における下方に、第1掘削ホ
イール48の上面に臨むカバー体104が設けられる。
カバー体104は、取付部材106によって旋回アーム
47の側部に固定され、第1掘削ホイール48の排出部
102の開口103に臨む開口105を有する。このカ
バー体104にはスラリーポンプ110が接続され、こ
のスラリーポンプ110はカバー体内の空間に吸引力を
導き、カバー体内から土砂を吸引して掘削ヘッド41の
下方に土砂を排出する。
【0024】カバー体104は、掘削部100が地盤に
当接する第1掘削ホイール48の角度位置で排出部10
2の開口103を覆う。すなわち、掘削部100が地盤
を掘削する間は、その掘削部100に対応する排出部1
02の開口103がカバー体104に覆われる。図3に
おいて、地盤に当接しはじめた掘削部100aに対応す
る排出部102aの開口103aは、その一端部がカバ
ー体104の開口部105に臨んで開口し、図3におい
て掘削中の掘削部100bおよび掘削し終えたばかりの
掘削部100cのそれぞれに対応する排出部102b,
cの開口103b,103cは、それぞれカバー体10
4に完全に覆われ、カバー体104の開口105に臨
む。このようなカバー体104は、掘削部100が掘削
し終わった後にも、案内部108内に残留する土砂を吸
引できるように、最後に掘削した土砂が排出部102に
達するまでの間は、排出部102の開口103をカバー
体104が覆うようにカバー体104の開口領域は規定
される。またこの際、第1掘削ホイール48の回転速度
も考慮される。これによって、掘削部100で掘削した
土砂は確実にカバー体104を介してスラリーポンプ1
10によって吸引される。このようにカバー体104を
設けることによって、余分な水分を吸引することなく、
掘削した土砂を確実に吸引することができ土砂の排出効
率が向上される。
【0025】カバー体104の開口105の開口領域
は、上記したものに限らず、少なくとも、掘削部100
の開口101が完全に掘削した土砂によって塞がれる間
は、その開口部100に対応する排出部102の開口1
03が完全にカバー体104によって覆われるように選
ばれる。
【0026】このように第1掘削ホイール48が回転駆
動しながらスラリーポンプ110によって吸引すること
によって、掘削部100によって掘削された土砂は図4
における矢符Fで示されるように案内部108に沿って
カバー体104を介して吸引される。第1掘削ホイール
48は回転駆動しながら土砂を吸引するので、図4にお
いて矢符Fは大きく湾曲して示してあるけれども、実際
は案内部108に沿ってほぼ直線上に最短距離で上方の
カバー体104まで案内されることとなる。
【0027】図5に示されるように、カバー体104の
下端部は拡開し、第1掘削ホイール48の上面に面接触
している。したがって、カバー体104と第1掘削ホイ
ール48との液密性が向上し、これによってカバー体1
04と第1掘削ホイール48の上面との間から余分な水
を吸引するといったことが防がれる。またカバー体10
4と第1掘削ホイール48の上面との間にシール部材を
設け、さらに液密性を向上するようにしてもよい。
【0028】また第1掘削ホイール48の掘削部100
の厚みTは、たとえば75cm程度に選ばれ、掘削ヘッ
ド41が1回転する間に掘削する深さは、たとえば50
cm程度に選ばれるので、掘削ヘッド41が1回転した
ときに第1掘削ホイール48の上面が1周上の掘削面よ
りも下方となり、いわば掘削ホイール48が地盤中に潜
り込んで掘削するといったことが防がれる。
【0029】このような第1掘削ホイール48とカバー
体104およびスラリーポンプ110によって、掘削部
100によって掘削された土砂はスラリーポンプ110
による吸引力と第1掘削ホイール48の回転によって泥
水の流れとともに速やかに掘削部100の開口101か
ら吸い込まれ、第1掘削ホイール48の回転とともに案
内部108に沿って案内されてカバー体104からスラ
リーポンプ110によって吸引される。したがって掘削
された土砂が拡散することなく効率よく吸引される。ま
た、掘削した土砂または石などが案内部108内に詰ま
ったときには、スラリーポンプ110を逆噴射するとと
もに第1掘削ホイール48を矢符B1とは反対方向に回
転駆動することによって詰まった石などを掘削部100
から容易に排出することができる。このような構成は第
2掘削部ホイール49においても同様である。
【0030】図6は、図2の切断面線VI−VIから見
た状態を示す簡略化した断面図である。第3掘削ホイー
ル50は第1および第2掘削ホイール48,49と同様
の構成を有するので、対応する部分には同一の参照符号
を付す。掘削装置30は、前述のように掘削ヘッド41
を回動させながら下方に変位しながら掘削するので、掘
削面は傾斜することとなり、特に中心部付近を掘削する
第3および第4掘削ホイール50,51の掘削面88の
傾斜は外周部付近を掘削する第1および第2掘削ホイー
ル48,49の掘削面87よりも大きくなる。しかしな
がら第3および第4掘削ホイール50,51は図6に示
されるように回転軸線L2およびL3がそれぞれほぼ水
平に設けられ、第3および第4掘削ホイール50,51
がほぼ直立した状態で回転掘削することとなる。したが
って、常に外周部のみを確実に地盤に当接させて掘削す
ることとなり、これによってカッタビット114の摩耗
が低減する。
【0031】このような第3掘削ホイール50も第1お
よび第2掘削ホイール48,49と同様に掘削部100
によって掘削した土砂を案内部108および排出部10
2を介してカバー体104からスラリーポンプ110に
よって吸引されて掘削ヘッド41の下方に排出される。
【0032】最も中心部付近に配置される第4掘削ホイ
ール51は、第1〜第3掘削ホイール48〜50と異な
り、掘削部100の開口101および案内部108、排
出部102、カバー体104およびスラリーポンプ11
0が設けられず、掘削部100によって掘削された土砂
は第4掘削ホイール51の回転によって直接掘削ヘッド
41の下方にかき出される。
【0033】このように各第1〜第4掘削ホイール48
〜51によって掘削された土砂はそれぞれスラリーポン
プ110によって掘削ヘッド41の下方に排出され、こ
の掘削ヘッド41の下方に排出された土砂はスラリーポ
ンプまたはエアリフトポンプなどを備える土砂移送手段
の泥水排出管95によって吸引され外部の排水処理設備
35に吐出される。これらのスラリーポンプ110およ
び泥水排出管95とによって土砂移送手段は構成され
る。
【0034】第1および第2掘削ホイール48,49は
図2に示されるように、外周部が上下に重なるように設
けられ、同様に第3および第4掘削ホイール50,51
も外周部が互いに前後に重なるように配置される。また
第3および第4掘削ホイール50,51は、第1および
第2掘削ホイール48,49の掘削経路よりも回動軸線
L1寄りに配置され、旋回アーム47の内側に配置され
る第2掘削ホイール49と固定アーム46の外側に配置
される第3掘削ホイール50とは、第2掘削ホイール4
9の内側の掘削経路と第3掘削ホイール50の外側の掘
削経路とが互いに重なるように配置される。また第4掘
削ホイール51の外周部の一部は、回動軸線L1を越え
ている。したがって、掘削ヘッド41が回動軸線L1ま
わりに回動することによって各掘削ホイール48,51
によって掘り残すことなく確実に竪坑31の底部を掘削
することができる。また第1掘削ホイール48は、第
3,第4ホイール50,51のように直立するのではな
く、ほぼ水平に設けられるので、外周部がケーソン躯体
32の内周部に接触することなく、ケーソン躯体32の
直下を効果的に掘削することができる。
【0035】掘削ヘッド41が回動する速度は、最も半
径方向外方に設けられ、掘削ヘッド41の1回転当たり
の掘削量の最も多い第1掘削ホイール48によって規定
され、この第1掘削ホイール48の移動速度は、たとえ
ば20〜100m/分程度に選ばれ、好ましくは30〜
50m/分程度に選べれる。
【0036】図7は掘削装置30を示す平面図であり、
図2をも参照して掘削装置30の他の構成を詳述する。
【0037】軸受手段42は軸受本体53と回動駆動手
段55を有し、軸受本体53は、掘削ヘッド41の上部
を外囲し、掘削ヘッド41の上端部はラジアル軸受58
によって軸受本体53に回動軸線L1まわりに回動自在
に支持され、軸受本体53の下端部はスラスト軸受59
によって掘削ヘッド41を回動軸線L1まわりに回動自
在に支持する。
【0038】軸受本体53の上端部には掘削ヘッド41
を回動駆動する回動駆動手段55が設けられる。回動駆
動手段55は、軸受本体53の上端部に設けられる油圧
モータなどの回動駆動源55と、掘削ヘッド41の上端
部に、回動軸線L1を中心として固定される歯車60と
を有し、回動駆動源62の出力軸に固定されるピニオン
61が歯車60に噛合し、このピニオン61を回転する
ことによって掘削ヘッド41を歯車60を介して回動軸
線L1まわりに回動駆動することができる。
【0039】固定手段43は固定フレーム40と、ケー
ソン躯体32に着脱可能にケーソン躯体32に固定され
る複数のグリッパ68とを有する。固定フレーム40は
大略的に略円筒状に形成され、軸受手段42を外囲する
ように設けられる。この固定フレーム40と軸受手段4
2との間には、案内手段44および上下変位駆動手段4
5が介在され、これらの案内手段44および上下変位駆
動手段45によって掘削ヘッド41は軸受手段42を介
して固定フレーム40に上下変位可能に支持される。グ
リッパ68は、固定フレーム40に回動軸線L1を中心
として半径方向外方に延び、このグリッパ68を伸長さ
せることによって固定フレーム40はケーソン躯体32
の内周面につっぱった状態で固定される。
【0040】固定フレーム40は複数、たとえば4本の
ワイヤ73によってクレーン33に吊下げられる。固定
フレーム40に設けられる4個のグリッパ68は、それ
ぞれ同一水平面上で互いに90°の角度を成し、回動軸
線L1を中心として半径方向外方に延びて設けられる。
グリッパ68は油圧シリンダ67を内蔵し、この油圧シ
リンダ67によってグリッパ68を伸長/収縮すること
ができ、各グリッパ68を伸長させることによって、グ
リッパ68の先端のグリッパシュー69をケーソン躯体
32の内周面に当接させて掘削装置30は固定される。
またこの際、掘削装置30の回動軸線L1とケーソン躯
体32の軸線とが一致して掘削装置30がケーソン躯体
30に固定されるように各グリッパ68のストロークを
同調させる機械的または電気的手段を用いてもよい。ま
た各グリッパ68に、その上下方向位置を調整する機構
を設け、各グリッパの上下位置を調整することによって
掘削ヘッド41の回動軸線L1の向きを調整し、これに
よって回動軸線L1が正確にケーソンの軸線と一致する
ように調整してもよい。また各グリッパ68を収縮する
ことによって固定手段43はケーソン躯体32から離脱
することができる。本実施形態ではグリッパ68は4個
設けられるが、回動軸線L1を中心として互いに対抗し
て2つ以上グリッパが設けられていればよく、好ましく
は3個以上設けられればよい。
【0041】軸受手段42を固定フレーム40に対して
回動軸線L1方向に上下に案内する案内手段44は、各
グリッパ68の上下に対を成すヒンジ72を周方向に4
対有する。各ヒンジ72は、一端が固定フレーム42
に、角変位軸線L4まわりに角変位自在に連結される一
方のヒンジ片70と、一端が軸受手段42に角変位軸線
L5まわりに角変位自在に連結される他方のヒンジ片7
1とを有し、一方のヒンジ片70の他端部と他方のヒン
ジ片71の他端部とは角変位軸線L6まわりに角変位自
在に連結される。各角変位軸線L4〜L6は互いに平行
であり、回動軸線L1を中心とする半径方向に対して垂
直に交わる。ヒンジ片70は角変位軸線L4まわりに上
下に角変位自在に連結され、左右方向の変位が阻止され
る。同様にヒンジ片71と軸受手段42およびヒンジ片
70とヒンジ片71とは、それぞれ角変位軸線L5,L
6まわりに上下に各変位自在に連結され、それぞれ左右
方向の角変位は阻止される。このようなヒンジ72が周
方向に間隔をあけて設けられることによって、軸受手段
42は回動軸線L1に沿って上下方向のみ変位可能に案
内手段44に支持される。このような案内手段のヒンジ
72は少なくとも2つ、同一直径線上でなく周方向にず
れていればよい。また案内手段44は、このようなヒン
ジ72によって構成されるのでなく、固定フレーム40
にガイドレールを上下に設け、このガイドレールに沿っ
て軸受手段42が上下に移動するように構成してもよ
い。
【0042】上下変位手段45は、図7に示されるよう
に周方向に間隔をあけ、複数、本実施形態では4本の油
圧シリンダ64から成る。各油圧シリンダ64は、シリ
ンダ胴65の基端部が固定フレーム40の上端部に角変
位軸線L7まわりに角変位自在に連結され、シリンダロ
ッド66の先端部が軸受本体53の下端部に、角変位軸
線L8まわりに角変位自在に連結される。角変位軸線L
7,L8はそれぞれ互いに平行であり、回動軸線L1を
中心とする半径方向に対して垂直に設けられる。このよ
うな4個の油圧シリンダ64が、相互に90°の角度を
成して、案内手段44の各ヒンジ72の周方向中間部に
それぞれ設けられる。これらの各油圧シリンダ64をそ
れぞれ伸長させることによって、軸受手段42を介して
掘削ヘッド41は案内手段44に案内されて下方へ変位
駆動する。また油圧シリンダ64を退縮させることによ
って掘削ヘッド41は上方へ変位駆動する。
【0043】掘削装置30はクレーン33に吊下げられ
て降ろされるが、たとえば軸受本体53にグリッパを設
けて軸受本体53が直接ケーソン躯体32に固定できる
ように構成し、固定フレーム40のグリッパ68で固定
された状態で掘削ヘッドを下方に変化させ、この状態で
軸受本体53のグリッパによって掘削装置30をケーソ
ン躯体32に固定し、固定フレーム40のグリッパ68
を離脱させて固定フレーム40を下方に移動させ、その
後再びグリッパ68でケーソン躯体32に固定するとと
もに固定フレーム40のグリッパを離脱させる。このよ
うな動作を繰返すことによって、クレーン33によら
ず、掘削装置30自身で上下に移動するようにしてもよ
い。
【0044】図8は、図2の切断面線VIII−VII
Iから見た状態を簡略化して示す断面図である。旋回ア
ーム47は、回動軸線L1に平行な角変位軸線L10ま
わりに角変位可能に設けられ、旋回アーム駆動手段81
によって角変位軸線L10まわりに矢符D(図8におけ
る反時計まわり)に角変位駆動される。旋回アーム駆動
手段81は油圧シリンダ82を有し、この油圧シリンダ
82のシリンダ胴86の基端部は掘削ヘッド41に回動
軸線L1に平行な角変位軸線まわりに角変位自在に連結
され、油圧シリンダ82のピストンロッド85の先端部
は、旋回アーム47に連結される第1および第2リンク
83,84の一端部が、回動軸線L1に平行な角変位軸
線まわりに角変位自在に連結される。第1および第2リ
ンク83,84はそれぞれほぼ同じ長さを有し、第1リ
ンク83の他端部は旋回アーム47に、回動軸線L1に
平行な角変位軸線まわりに角変位自在に連結され、第2
リンク84は第1リンク83に対して約60°の角を成
し、旋回アーム81の角変位軸線L10に同軸に他端部
が角変位軸線L10まわりに角変位自在に旋回アーム4
7に連結される。したがって、油圧シリンダ82を伸長
させることによって、旋回アーム47は矢符D方向に旋
回することができる。また油圧シリンダ82を収縮させ
ることによって、旋回アーム47は矢符Dとは反対方向
に旋回することができる。
【0045】したがって図8に実線で示される旋回アー
ムの位置から、図8で仮想線で示される位置まで旋回ア
ーム47を旋回させると、掘削ヘッド41の最大掘削半
径は図8で参照符E1に示される長さから参照符E2で
示される長さに縮径される。このようにして旋回アーム
47を旋回させることによって、掘削ヘッド41の最大
掘削径を調整することができる。また旋回アーム47は
図8に示されるように長さ方向中央部で矢符D方向に約
30°屈曲される。これによって旋回アーム47を仮想
線で示す位置に旋回したときの最大掘削径E2を屈曲し
ない場合に比べて小さくすることができる。
【0046】また固定アーム46と旋回アーム47とは
回動軸線L1を中心としてほぼ反対方向に延びるので、
掘削ヘッド41を回動軸線L1まわりに矢符A方向に回
動しながら掘削する場合に、固定アーム46および旋回
アーム47が受ける反力は回動軸線L1を中心として互
いに反対向きとなる。すなわち固定アーム46と旋回ア
ーム47が受ける反力が互いにバランスすることとな
り、掘削ヘッド41を回動駆動する回動駆動源62の負
荷が軽減される。
【0047】このような掘削ホイール48〜50は竪杭
の掘削装置に用いられるだけでなく、シールド掘進機な
ど地盤を掘削する装置に用いることができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、掘削ホイ
ールがホイール駆動源によって回転すると、掘削部は回
転方向下流側に臨んで開口しているので、掘削ホイール
の回転によって掘削された土砂は掘削部の開口に効率よ
くすくい取る。掘削部が地盤に当接し、地盤を掘削する
掘削ホイールの角度位置で、排出部の開口は、カバー体
に覆われるので、掘削部に取込まれた土砂は案内部、排
出部およびカバー体を介して土砂移送手段によって吸引
されて予め定められる吐出位置に吐出される。この際、
案内部は掘削部から、掘削部よりも回転方向上流側に設
けられる排出部にわたって設けられるので、掘削された
土砂は掘削ホイールの回転による押込み力によって効果
的に排出部に案内される。
【0049】このように掘削ホイールは、地盤を掘削し
た直後に掘削された土砂を吸引するので、掘削した土砂
が掘削ホイールに再び接触するといったことが防がれ
る。
【0050】また掘削ホイールは、回転によって掘削部
で掘削および土砂の取込みを行うので、土砂が拡散する
といったことが防がれ、水分を多量に吸引することな
く、土砂を効率よく吸引、移送することができ、土砂の
排出効率が向上する。またカバー体は、掘削部が掘削す
る掘削ホイールの角度位置で排出部の開口を覆うので、
掘削部が掘削しないホイールの角度位置で、掘削部の開
口から吸引されるといったことがなく、水分のみを多量
に吸引するといったことが防がれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である掘削装置30を用
いてオープンケーソン工法によって竪坑31を掘削する
状態を示す断面図である。
【図2】掘削装置30を示す断面図である。
【図3】第1掘削ホイール48近傍を示す平面図であ
る。
【図4】第1掘削ホイール48近傍を示す正面図であ
る。
【図5】図3の切断面線V−Vから見た状態を示す簡略
化した断面図である。
【図6】図2の切断面線VI−VIから見た状態を簡略
化して示す断面図である。
【図7】掘削装置30を示す平面図である。
【図8】図2の切断面線VIII−VIIIから見た状
態を簡略化して示す断面図である。
【図9】第1の従来技術である掘削装置1を示す断面図
である。
【図10】第2の従来技術である掘削装置10の一部を
示す断面図である。
【符号の説明】
30 掘削装置 31 竪坑 32 ケーソン躯体 33 クレーン 35 排水処理設備 40 固定フレーム 41 掘削ヘッド 42 軸受手段 43 固定手段 44 案内手段 45 上下変位駆動手段 46 固定アーム 47 旋回アーム 48 第1掘削ホイール 49 第2掘削ホイール 50 第3掘削ホイール 51 第4掘削ホイール 55 回動駆動手段 56,57 ホイール駆動源 62 回転駆動源 81 旋回アーム駆動手段 100 掘削部 101,103,105 開口 102 排出部 104 カバー体 108 案内部 110 スラリーポンプ 114 カッタビット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転方向下流側に臨んで開口し、地盤に
    当接して地盤を掘削する掘削部と、この掘削部よりも回
    転方向上流側で開口し、掘削した土砂を排出する排出部
    と、掘削部から排出部にわたって設けられ、回転による
    押込み力によって土砂を掘削部から排出部に案内する案
    内部とを有する掘削ホイールと、 前記掘削ホイールを回転駆動するホイール駆動源と、 掘削部が地盤に当接する掘削ホイールの角度位置で、排
    出部の開口を覆うカバー体と、 前記カバー体内の空間に吸引力を導き、吸引した土砂を
    予め定める吐出位置に移送する土砂移送手段とを含むこ
    とを特徴とする掘削装置。
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