JPH0437943A - 通信機能付きデータ管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は通信機能付きデータ管理装置に関するものであ
る。

（従来の技術） 近年、多端末からのデータを蓄積し、必要に応じて任意
の端末から適宜加工されたデータを取出せるようにした
オンライン・システムが普及してきている。

従来は、このようなオンライン・システムには大型コン
ピュータや高性能のミニ・コンピュータが用いられてい
た。

また、ＬＡＮ　（ローカル・エリア・ネットワーク）を
用いたものも知られている。

（発明が解決しようとする課題） ところが、ミニ・コンピュータ等を用いたものは装置自
体が高価であるばかりでなく、個々のデータ処理システ
ム毎に多重処理制御、通信やデータベースに関する詳細
なソフトウェアを作成する必要があり、そのソフトウェ
アの作成に多大のコストを要するという問題があり、さ
らに多数の端末が実時間でデータのやりとりを行う場合
にコストに比してその処理スピードに問題があるという
問題があった。

一方、ＬＡＮを用いた場合には、各端末が共通でなけれ
ばならず、端末の融通互換性がないため、一般に広く利
用されるには問題がある。

本発明は上記従来の問題点に鑑み、複数の端末からデー
タのやりとりを行うことができ、安価にオンラインシス
テムを実現できる通信機能付きデータ管理装置を提供す
ることを目的とする。

（課題を解決するための手段） 本発明の通信機能付きデータ管理装置は、複数の相手装
置と通信を行う通信部と、プログラム登録部、複数プロ
グラムに共通利用できるデータ定義部及びデータ格納部
を有してデータの蓄積・加工・取出しを行うデータ管理
部と、通信部とデータ管理部の間に設けたバッファ部と
を備えたことを特徴とする。

（作　用） 本発明の上記構成によれば、任意の相手装置から送られ
たデータは通信部で受信されてバッファ部に一時記憶さ
れ、プログラム登録部に登録されている受信データに対
応したプログラムにてデータ定義部で設定されたデータ
構造にデータ処理されるとともに、プログラムに基づい
て必要に応じて演算、比較、転送、編集等のデータ加工
を行らた後データ格納部に蓄積される。又、データの取
り出し要求が通信部に受信されると、バッファ部に一時
記憶され、その要求に対応したプログラムにてデータ定
義部で設定された検索条件にてデータ格納部のデータが
検索されて必要なデータが取り出され、取り出されたデ
ータはバッファ部を介して通信部にて所定の相手装置に
送信される。従って、相手装置からのアクセスによって
自動的にプログラムが起動してデータのやりとりを行う
ことができ、又通信部とデータ管理部を分離したことに
より安価なマイクロコンピュータを用いることができて
コスト低下を図ることができ、かつ通信部とデータ管理
部を独立して並行して動作させ、並行処理を行うことに
より効率化と高速化を図ることができる。更に、通信部
に相手装置の処理手続きに合ったものを設置し、データ
定義部で所定の定義を行うことによって現存する任意の
端末装置を接続することができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図を参照しなが
ら説明する。

第１図において、１は通信機能付きデータ管理装置であ
り、通信線で接続された複数の端末８等の相手装置との
間でそれぞれのプロトコルに基づいてデータ通信を行う
通信部２と、データの加工、蓄積、取り出しを行うデー
タ管理部３と、受信データ、送信データ、データ取り出
し要求等を一時的に記憶しておき、データ管理部３での
処理が可能になると順次データや要求をデータ管理部３
に送り出し、また通信部２で通信が可能になると送信デ
ータを送り出すバッファ部４にて構成されている。

データ管理部３は、通信部２とのデータの送受信、デー
タの蓄積、変更、取り出し及びそのために必要な演算、
転送、比較、編集等のデータ加工を行う命令をプログラ
ムとして予め登録させであるプログラム登録部５と、各
プログラムで共用できるように蓄積するデータの構造や
格納・検索条件等を定義しであるデータ定義部６と、デ
ータを格納するデータ格納部７にて構成されている。

以上の構成において、任意の端末８．がら送られたデー
タが通信部２で受信されると、バッファ部４に一時記憶
され、プログラム登録部５に登録されている受信データ
に対応したプログラムが自動的に起動する。そして、デ
ータ定義部６で設定されたデータ構造にデータ処理され
るとともに、プログラムに基づいて必要に応じて演算、
比較、転送、編集等のデータ加工が行われてデータ格納
部７に蓄積される。又、データの取り出し要求が通信部
２に受信されると、バッファ部４に一時記憶され、その
要求に対応したプログラムにてデータ定義部６で設定さ
れた検索条件にてデータ格納部７のデータが検索されて
必要なデータが取り出され、取り出されたデータはバッ
ファ部４を介して通信部２にて所定の端末８に送信され
る。

以上の動作において、ある端末８に対する通信動作中の
時間を有効に利用して、バッファ部４に一時記憶されて
いる他の端末８に対するデータ処理をデータ管理部３で
並行処理することができ、効率良く、高速°でデータ処
理を行うことができ、従って複数の端末に対しても実時
間でデータ処理を行うことができる。

また、通信部２を相手の端末８のプロトコルに対応させ
て設けることによって任意のプロトコルが混在した端末
８を接続することもできる。又。

データ定義部６を設けて一括定義しているため、プログ
ラムの作成や変更を容易に行うことができる。

次に、上記通信機能付きデータ管理装置の具体適用例を
説明する。

第２図は売上げデータや注文データの管理装置としての
適用例であり、複数の売場のレジスタ９等からその売上
げデータや注文データが通信回線にて通信機能付きデー
タ管理装置１に送信され、そのデータが蓄積される。蓄
積されたデータは同じく通信回線にて接続された本社や
工場等のホストコンピュータ１０にて必要なデータが取
り出されて各種集計や分析が行われる。

第３図は受注・在庫管理のオンラインシステムにおける
適用例であり、複数の営業所１１からは通信回線にて受
注データが、また工場１２からは製造データ及び顧客又
は倉庫向けの出荷データが、さらに倉庫１３からは入出
庫データがそれぞれ通信回線にて通信機能付きデータ管
理装置１に送信され、受注・在庫管理データに加工され
て蓄積され、蓄積されたデータは工場１２や倉庫１３に
て適宜に取り出され、製造管理や在庫管理が行われる。

又、蓄積されたデータは適宜にホストコンピュータ１０
にて取り出され、各種集計や分析に用いられる。

（発明の効果） 本発明の通信機能付きデータ管理装置によれば、相手装
置からのアクセスによって自動的にプログラムが起動し
てデータのやりとりを行うことができ、またバッファ部
を介して通信部とデータ管理部を分離したことにより安
価なマイクロコンピュータを用いることができてコスト
低下を図ることができるとともに独立して並行処理を行
うことにより効率化と高速化を図ることができ、更に通
信部に相手装置に合ったものを設置し、データ定義部で
所定の定義を行うことによって現存する任意の端末装置
を接続することができることができ、又データ定義部に
おいて各プログラムで使用するデータ構造や格納、検索
条件を一括定義しておくことによりプログラムの作成や
変更も容易に行うことができ、ソフトウェアの作成コス
トを大幅に低下させることができる等の効果を発揮する
。かくして、このような複数の相手装置を対象としたデ
ータ通信とデータの蓄積、変更、取り出しだけを行う装
置を提供することによって低コストでオンラインシステ
ムを実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の通信機能付きデータ管理装
置の構成図、第２図、第３図はその利用形態の概念図で
ある。 ７・・−・−・・・・・−・−・−データ格納部８・−
・・・・・・−・・−・一端末。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の相手装置と通信を行う通信部と、プログラ
   ム登録部、複数プログラムに共通利用できるデータ定義
   部及びデータ格納部を有してデータの蓄積・加工・取出
   しを行うデータ管理部と、通信部とデータ管理部の間に
   設けたバッファ部とを備えたことを特徴とする通信機能
   付きデータ管理装置。