JPH0437856A - 着色画像形成材料 - Google Patents

着色画像形成材料

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JPH0437856A
JPH0437856A JP14561490A JP14561490A JPH0437856A JP H0437856 A JPH0437856 A JP H0437856A JP 14561490 A JP14561490 A JP 14561490A JP 14561490 A JP14561490 A JP 14561490A JP H0437856 A JPH0437856 A JP H0437856A
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智史 小沼
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、着色画像形成材料に関する。本発明は、例え
ば、カラー印刷における色校正用のカラーブルーフに用
いる着色画像形成材料として利用することができ、特に
、像様露光及び現像処理等により着色画像を形成した後
、該着色画像部のみを被転写材料上に転写することによ
り、印刷物の画像品質に近似した転写画像を得るように
することができ、また、非画像部に地汚れが生じ宮いよ
うにすることができる着色画像形成材料に関する。
〔従来の技術及びその問題点] 多色刷印刷における本印刷の前工程として行われる校正
刷りの手間と時間を節約するため、色校正用のカラーシ
ート(カラープルーフとも呼ばれる)が用いられること
は、当技術分野においてよく知られている。
色校正用のカラーシートを用いて多色転写画像を作成す
る方法としては、例えば特開昭47−41830号公報
に記載の、着色画像を直接最終受像紙に転写積層するい
わゆる直接転写方式、例えば特開昭59−97140号
、同61−286857号公報に記載の、着色画像を一
時仮の受像シート上に転写積層した後、これを再度最終
受像紙上に転写するいわゆる間接転写方式、また、特開
昭47−27441号、同56501217号公報に記
載の、着色感光層を受像紙に転写した後に画像を形成す
る工程をくり返す方式これらの方式はいずれも被転写材
料表面が熱可塑性有機重合体層等の被覆層で被覆される
ため、得られた画像表面の光沢度が高過ぎ、印刷物の画
像品質とは異なった印象を与えるという難点を有してい
る。
本来、色校正用のカラーシート (カラープルーフ)は
最終印刷物の画像再現を予測するべく使用されるもので
あるから、カラープルーフの画像再現性は実際の印刷物
に極めて近位したものであることが強く望まれている。
このために、カラープルーフによって被転写材料上に形
成された着色画像の画像表面に、表面が粗面化されたい
わゆるマット化シートを重ね合わせて加熱、加圧された
ニップロール間を通過させることにより画像の表面光沢
を減するという作業を行うことがあるが、なお、これら
の工程は作業者にとって煩わしい。しかも光沢度の異な
る様々な印刷用紙上の印刷画像との近イ以性を考えた場
合は、粗面化の程度の異なる多数枚のマント化シートを
用意する必要がある。
また、たとえマット化により画像表面の光沢度が減しら
れたとしても、得られた画像表面は熱可塑性有機重合体
層で被覆されているため、印刷用紙上にインキのみで形
成された印刷画像品質との違和感は払拭しきれない、等
の問題点を残している。
一方、上記従来のいずれの方式も、形成された着色画像
と、支持体との離型性が充分ではなく、着色画像を転写
した後の支持体の剥離を注意深く行わないと、支持体剥
離の際、着色画像の一部が被転写材料上に転写せず、支
持体側に残存することがあるという欠点を有する。
本発明は上記問題点を解決して、支持体と着色画像との
間に良好な離型性を付与することにより、着色画像を被
転写材料上に転写した後の支持体の剥離を容易にし、従
って支持体上の着色画像部分のみを転写性良好に被転写
材料上に転写することができ、これによりカラープルー
フとして用いる場合にあっても、印刷用紙上にインキの
みで形成°された印刷画像品質に極めて近い画像品質を
得るようにすることができる着色画像形成材料を提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、支持体上に、感光性組成物及び着色剤を含
有する着色感光層を有し、該支持体と着色感光層との間
には中間層が形成され、該中間層はエチレン−エチルア
クリレート共重合樹脂から成り、かつ、着色画像を形成
した後、該着色画像部のみを被転写材料上に転写するも
のである着色画像形成材料によって、達成される。
以下、本発明を更に詳説する。
本発明の着色画像形成材料は、支持体上に、感光性組成
物及び着色剤を含有する着色感光層を有する。このよう
な着色感光層を有する着色画像形成材料は、例えば、色
分解マスク等を通して像様露光され、その後現像される
ことによって、着色画像を形成することができる。
得られた着色画像は、直接、被転写材料上に転写して、
転写画像を得る。
本発明の着色画像形成材料は、支持体側と着色感光層側
との間にエチレン−エチルアクリレート共重合体樹脂か
ら成る中間層を備えるが、かかる中間層は、上記被転写
材料上への転写を効率良く行い、画像転写後の支持体の
剥離を容易にするためのものである。本発明において、
該中間層は、着色感光層を形成する側の支持体の表面に
直接形成されることが好ましく、更に該中間層の上に直
接着色感光層が形成されることが好ましいが、支持体と
着色感光層との間に更に他の層が形成されていてもよい
本発明において、上記エチレン−エチルアクリレート共
重合体樹脂から成る中間層の厚さは、支持体表面を被覆
するのに充分な厚さが最低あればよく、特に制限はない
が、好ましくは5〜100μm、より好ましくは10〜
50μmであることがよく、また、支持体の厚さよりは
薄い方が好ましい。
中間層を形成するために使用できる好ましいエチレン−
エチルアクリレート共重合樹脂としては、該共重合樹脂
中に占めるエチルアクリレートの比率が重量で5%〜5
0%の範囲のものが好ましい。
また、該樹脂のV I CAT軟化点は、80°C以下
であることが好ましい。また、中間層中には、各種のポ
リマーや過冷却物質、界面活性剤及び離型剤等を加える
ことができるが、このとき軟化点が実質的に80゛Cを
超えない範囲とすることが好ましい。
支持体上に、中間層として、エチレン−エチルアクリレ
ート共重合樹脂層を設ける方法としては、(1)エチレ
ン−エチルアクリレート共重合樹脂をトルエン等の有機
溶剤に溶解した溶液を支持体上に塗布した後乾燥して、
エチレン−エチルアクリレート共重合樹脂層を設ける方
法。
(2)ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂
、ポリウレタン系樹脂、天然ゴム、合成ゴムなどを有機
溶剤に溶解した溶液を接着剤として用い、支持体上にこ
れら接着剤を塗布した後、熱風または加熱によって乾燥
してから、エチレン−エチルアクリレート共重合樹脂フ
ィルムを重ね合わせ、加熱下に圧着してラミネートする
、いわゆる乾式ラミネート法。
(3)エチレンと酢酸ビニル、エチレンとアクリル酸エ
ステルの共重合物、ポリアミド樹脂、石油樹脂、ロジン
類、ワックス類の混合物を接着剤とし、これら接着剤を
そのまま加熱して溶融状態に保ちながら、支持体上にド
クターブレード法、ロールコート法、グラビヤ法、リバ
ースロール法等で塗布した後、ただちに、エチレン−エ
チルアクリレート共重合樹脂フィルムを貼り合わせて、
必要に応じて高温に加熱してから冷却することによりラ
ミネートする、いわゆるホットメルトラミネート法。
(4)エチレン−エチルアクリレート共重合樹脂を溶融
状態に保ち、押出し機によりフィルム状に押出し、これ
が溶融状態にあるうちに、支持体を圧着してラミネート
する、いわゆる押出しラミネート法。
(5)溶融押出し法で支持体となるフィルムを成形する
際、複数基の押出し機を用い、熔融状態のエチレン−エ
チルアクリレート共重合樹脂とともに、−回の成形によ
り、支持体フィルム上にエチレン−エチルアクリレ−)
共重合樹脂層を形成する、いわゆる共押出し法等を挙げ
ることができる。
本発明の着色画像形成材料を構成する支持体としては、
透明支持体が好ましく、例えば、ポリエステルフィルム
、特に二輪延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムが
水、熱に対する寸法安定性の点で好ましい、その他、ア
セテートフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリスチ
レンフィルムポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフ
ィルムも使用し得る。
着色画像形成材料に形成された着色画像を転写する被転
写材料としては、アート紙、コート紙、上質紙、合成紙
等、一般の印刷用紙を用いることができる。
次に、本発明において、着色感光層が含有する感光性組
成物としては、種々のものが使用可能である。即ち、使
用可能な感光性組成物には、活性光線の照射を受けると
短時間のうちにその分子構造に化学的な変化をきたし、
溶媒に対する溶解性が変化し、ある種の溶媒を適用した
場合には、露光部分または非露光部分が溶解除去してし
まうようなモノマー、プレポリマーまたはポリマーなど
の化合物のすべてが含まれる。
使用可能な感光性組成物の例としては、以下のものを挙
げることができる。
露光部の溶解性が低下する、いわゆるネガ・ポジタイプ
のものとしては、例えば、ポリビニルアルコールをケイ
皮酸でエステル化したもので代表される光架橋型の怒光
性樹脂系;ジアヅニウム塩やその縮合体をポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド
等と混合した系;また芳香族アンド化合物を光架橋剤と
して用い環化ゴム等のバインダーと混合した系等がある
更に光ラジカル重合や光イオン重合を利用した感光性樹
脂も用いることができる。
また露光部の熔解性が増大する、いわゆるポジ・ポジタ
イプのものとしては、例えば、0−キノンジアジドを感
光性物質とする感光性樹脂組成物があり、具体的には、
1.2−ヘンヅキノンジアジドー4−スルホニルクロラ
イド、12−ナフトキノンジアジド−4−スルホニルク
ロライド、1.2−ナフトキノンジアジド−5−スルホ
ニルクロライド、1.2−ナフトキノンジアジド−6−
スルホニルクロライドと、水酸基及び/またはアミノ基
含有化合物を縮合させた化合物が好ましく用いられる。
上記水酸基含有化合物としては、例えばトリヒドロキシ
ベンヅフェノン、ジヒドロキシアントラキノン、ビスフ
ェノールA1フエノールノボラツク樹脂、レゾルシンベ
ンズアルデヒド縮合樹脂、ピロガロールアセトン縮合樹
脂等がある。また、上記アミノ基含有化合物としては、
例えばアニリン、p−アミノジフェニルアミノ、p−ア
ミノベンゾフェノン、4.4′−ジアミノジフェニルア
ミン、4.4−ジアミノベンゾフェノン等がある1上記
0−キノンジアジド化合物に関しては、更にJ、KO3
AR著”Light 5ensitive 5yste
a+”(Wiley &5ons+New York、
1965)及び永松、乾著−感光性高分子”(講談社、
 1977)の記載のものも用いることができる。
更にポジ・ポジタイプのものとして、 (i)活性光線の照射により酸を発生し得る化合物、 (i)酸により分解し得る結合を少なくとも1個有する
化合物、及び (iii) 2または3種類の異なるフェノール類を含
むノボラック樹脂 を含有する感光性樹脂組成物を用いることもできる。
着色感光層中における上記感光性組成物の含有量は、例
えば重量で5〜80%が好ましく、適用である。
また、前記着色窓光層を構成する結合剤としては、皮膜
形成性かつ溶媒可溶性であり、好ましくはアルカリ現像
液で溶解ないし膨潤しうる高分子化合物が用いられる。
かかる高分子化合物の好ましい具体例としては、例えば
、下記一般式で示されるカルボン酸ビニルエステル重合
単位を分子構造中に有する高分子化合物を挙げることが
できる。
RCOOCR= CHz 但し、Rは炭素数1〜17のアルキル基を表す。
上記のような構造の高分子化合物であれば、任意に用い
ることができるが、上記一般式で示される重合単位を構
成するためのカルボン酸ビニルエステルモノマーとして
は、下記例示のものが好まい。
更に好ましくは、酢酸ビニル重合単位(特にこれが40
〜95−t%のもの)及び酢酸ビニルより長鎖の好まし
くは炭素数4〜17のカルボン酸ビニルエステル重合単
位、特に、バーサチック酸ビニル重合単位(特に、これ
が10〜50−t%のもの)を有する高分子化合物がよ
く、特に数平均分子量(Mn)が2、000〜60,0
00、重量平均分子量(Mw)が10,000〜150
,000のものが好ましい。
この場合、酢酸ビニルと共重合して酢酸ビニル重合単位
を有する高分子化合物を構成するモノマーとしては、共
重合体を形成し得るものであれば任意であり、例えば上
記例示の単量体の中から任意に選ぶことができる。
以下に本発明において高分子化合物として用いることか
できる共重合体を、そのモノマー成分を示すことにより
列記する。但し当然のことであるが、以下の例示に限ら
れるものではない。
■酢酸ビニルーエチレン ■酢酸ビニルースチレン ■酢酸ビニルークロトン酸 ■酢酸ビニルーマレイン酸 ■酢酸ビニルー2〜エチルへキシルアクリレート■酢酸
ビニルージー2−エチルへキシルマレエート ■酢酸ビニルーメチルビニルエーテル ■酢酸ビニル−塩化ビニル ■酢酸ビニルーN−ビニルピロリドン [相]酢酸ビニループロピオン酸ビニル■酢酸ビニル−
ピバリン酸ビニル @酢酸ビニルーバーサチック酸ビニル ■酢酸ビニル−ラウリン酸ビニル [相]酢酸ビニルーステアリン酸ヒニル■酢酸ビニル−
バーサチック酸ビニルーエチレン ■酢酸ビニルーバーサチック酸ビニル−2−エチルへキ
シルアクリレート ■酢酸ビニルーバーサチック酸ビニル−ラウリン酸ビニ
ル [株]酢酸ビニルーバーサチック酸ビニル−クロトン酸 [相]プロピオン酸ビニルーバーサチック酸ビニル@プ
ロピオン酸ビニル−バーサチック酸ビニル−クロトン酸 ■ピバリン酸−ステアリン酸ビニル−マレイン酸 更に、着色感光層を構成する結合剤に用いる高分子化合
物として、次の一般式で表される芳香族性水酸基を有す
る構造単位を分子構造中に含有する高分子化合物を挙げ
ることができる。
一般式 ここで、R11及びR12は水素原子、アルキル基また
はカルボン酸基、RI3は水素原子、ハロゲン原子また
はアルキル基、R14は水素原子、アルキル基、フェニ
ル基またはアラルキル基、Xは窒素原子と芳香族炭素原
子とを連結する2価の有機基を表す。nはOまたは1で
ある。Yは置換基を有してもよいフェニレン基または置
換基を有してもよいナフチレン基を表す。
上記一般式で表される構造単位を形成するモノマーとし
ては、具体的には例えば、N−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−(メタ)アクリルアミド、N−(2−ヒドロキシ
フェニル)−(メタ)アクリルアミド、N−(4−ヒド
ロキシナフチル)(メタ)アクリルアミド等の(メタ)
アクリルアミド類のモノマー;0−lm−またはP−ヒ
ドロキシフェニル(メタ)アクリレートモノマー;〇−
m−またはp−ヒドロキシスチレンモノマー等を挙げる
ことができる。好ましくは、0−lm−またはp−ヒド
ロキシフェニル(メタ)アクリレートモノマー、N−(
4−ヒドロキシフェニル)−(メタ)アクリルアミドモ
ノマーであり、更に好ましくは、N−(4−ヒドロキシ
フェニル)−(メタ)アクリルアミドモノマーである。
結合剤として、上記一般式で表される芳香族性水酸基を
有する構造を有する高分子化合物を用いる場合、該構造
を形成するモノマーと、下記のモノマー等との共重合体
を用いることが好ましい。
アクリロニトリル類: アルキルアクリレート類 ここで、R5は水素原子、アルキル基、またはハロゲン
原子を表し、R6は、アルキル基、フェニル基またはナ
フチル基を表す。
上記共重合体中における前記一般式で表される芳香族性
水酸基を有する基の比率は、1〜30モル%が好ましい
また上記アクリロニトリル類から形成される単位の上記
共重合体中に占める割合は、0〜50モル%が好ましく
、更に現像性を考えれば、5〜40モル%が好ましい。
上記アルキルアクリレート類から形成される構造単位の
割合は、50〜95モル%であることが、低アルカリ性
水溶液による現像性の点から好適であり、更には60〜
95モル%が最も好適な現像性を与える。
咳高分子化合物には、以上の構造単位の他、現像性を微
調節する目的から、アクリル酸あるいはメタクリル酸等
の上記したアクリル酸類を共重合させても良く、該共重
合体の該高分子化合物中に占める割合は、現像ラチチュ
ードを考慮すれば0〜20モル%が好ましく、0〜10
モル%が最も好適である。
かかる高分子化合物の重量平均分子量は、低アルカリ性
水溶液を現像液とした時の現像性、あるいは、解像性と
いう面から1 、000〜100.000であることが
好ましく、更には1,000〜30.000の範囲のも
のが好適である。これらの高分子化合物は周知の共重合
法により合成することが可能である。
かかる高分子化合物の具体例としては、下記の構造を持
つ共重合体が挙げられる。
p+7 (重量平均分子ji: 1 、000〜30 、000) 42  :m: n=(1〜25) : (5〜40) : (50〜9
5)1二でR17は水素原子またはメチル基を表す。
また、本発明においては、結合剤として、少なくとも一
種類のフェノール類と活性カルボニル化合物の重縮合に
より得られるノボラック樹脂などの重縮合樹脂も使用し
うる。
これらのフェノール類は、芳香族性の環に結合する水素
原子の少なくとも1つが水酸基で置換された化合物すべ
てを含み、具体的には例えばフェノール、O−クレゾー
ル、m−クレゾール、p−クレゾール、3,5−キシレ
ノール、2.4−キシレノール、2.5−キシレノール
、カルバクロール、チモール、カテコール、レゾルシン
、ヒドロキノン、ピロガロール、フロログルシン、アル
キル基(炭素数1〜8個)!換フェノール等が挙げられ
る。
活性カルボニル化合物には、例えばアルデヒド、ケトン
などが含まれ、具体的には例えばホルムアルデヒド、ア
セトアルデヒド、ベンズアルデヒド、アクロレイン、フ
ルフラール、アセトン等が挙げられる。
上記重縮合樹脂としては、フェノールホルムアルデヒド
ノボラック樹脂、m−タレゾールホルムアルデヒドノボ
ラック樹脂、フェノール・m−クレゾール・ホルムアル
デヒド共重縮合体樹脂、フェノール・P−クレゾール・
ホルムアルデヒド共重縮合体樹脂、m−クレゾール・p
−クレゾール・ホルムアルデヒド共重縮合体樹脂、0−
クレゾール・p−クレゾール・ホルムアルデヒド共重縮
合体樹脂、フェノール・0−クレゾール・m−クレゾー
ル・ホルムアルデヒド共重縮合体樹脂、フェノール・0
−クレゾール・P−クレゾール・ホルムアルデヒド共重
縮合体樹脂、フェノール・m−クレゾール・P−クレゾ
ール・ホルムアルデヒド共重縮合体樹脂等が挙げられる
好ましいノボランク樹脂はフェノールホルムアルデヒド
ノボラック樹脂であり、分子量は重量平均分子量Mwが
3500〜500、数平均分子量Mnが1000〜20
0の範囲が好ましい。
上記の如き樹脂の分子量を含め、本明細書中高分子化合
物の分子量の測定は、ゲルパーミェーションクロマトグ
ラフィー法(cpc)によって行う。数平均分子量Mn
及び重量平均分子量Mwの算出は、柘植盛雄、宮林達也
、田中誠之著“′日本化学会誌″800頁〜805頁(
1972年)に記載の方法により、オリゴマー領域のピ
ークを均す(ピークの山と谷の中心を結ぶ)方法にて行
うものとする。
また、前記ノボラック樹脂において、その合成に用いら
れた異なるフェノール類の量比を確認する方法としては
、熱分解ガスクロマトグラフィー(pcc)を用いる。
熱分解ガスクロマトグラフィーについては、その原理、
装置及び実験条件が、例えば、日本化学全編、柘植新著
新実験講座、第19巻、高分子化学(1) 474頁〜
485頁(丸善1978年発行)等に記載されており、
熱分解ガスクロマトグラフィーによるノボランク樹脂の
定性分析法は、柘植盛雄、田中隆、田中誠之著“分析化
学”第18巻、47〜52頁(1969年)に記載され
た方法に準じるものとする。
本発明の着色画像形成材料の着色感光層中には、適宜の
着色剤を含有させることができる。一般に、着色剤とし
て染料、顔料が添加される。特に、色校正に使用する場
合、そこに要求される常色即ち、イエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックと一致した色調の顔料、染料が必要と
なるが、その他金属粉、白色顔料、蛍光顔料なども使用
できる。次の例は、この技術分野で公知の多くの顔料及
び染料の内の若干例である。  (C,Iはカラーイン
デックスを意味する)。
ビクトリアピュアブルー(C,I 42595)オーラ
ミン       (C,I 41000)カチロンブ
リリアントフラビン (C,I ベーシック13) ローダミン6 G CP    (C,I 45160
)ローダミンB       (C,I 45170)
サフラニンOK2O: 100  (C,I 5024
0)エリオグラウシンX   (C,142080)フ
ァーストブラックHB (C,I 26150)No、
 1201リオノールイエロー(C,I 21090)
リオノールイエロ−OR○(C,I 21090)シム
ラーファーストイエロー8CF (C,I 21105) ヘンジジンイエロー4T−564D (C,I 21095) シムラーファーストレッド4015 (C,I  12355) リオノールレッド7 B12O3(C,115830)
ファーストゲンブルーTGR−L (C,I 74160) リオノールブルーSM   (C,I 26150)三
菱カーボンブラックMA−100 三菱カーボンブラックll30. $40. $150
シアニンブルー4920 (大日精化製)セイカファー
ストカーミン1483 (大日精化製)セイカファース
トイエローH−7055,2400(大日精化製) 着色感光層中における着色剤の含有量は、例えば重量で
5%〜50%が好ましく、適当である。
着色感光層における着色側/結合剤の比率は、目標とす
る光学濃度と、着色感光層の現像液に対する除去性を考
慮して当業者に公知の方法により定めることができる。
例えば、染料の場合、一般に好ましくはその値は重量で
5%〜75%、顔料の場合、一般に好ましくはその値は
重量で5%〜90%が適当である。
また、着色感光層の膜厚は、目標とする光学濃度、着色
感光層に用いられる着色剤の種類(染料、顔料、カーボ
ンブラック)及びその含有率により当業者に公知の方法
により適宜選択することができるが、許容範囲内であれ
ば着色感光層の膜厚はできるだけ薄い方が解像力は高く
なり、画像品質は良好である。従って、該膜厚は、一般
に0.1μm〜5μmの範囲で使用されるのが通常であ
り、好ましい。
着色感光層中には、以上に説明した各素材のほか、必要
に応じて更に可塑側、塗布性向上剤等を添加することも
できる。
可塑側としては例えば、フタル酸エステル類、トリフェ
ニルホスフェート類、マレイン酸エステル類等の各種低
分子化合物類、塗布性向上剤としては例えば、エチルセ
ルロース、ポリアルキレンエーテル等に代表されるノニ
オン活性剤等の界面活性剤、及びフッ素系界面活性剤等
を挙げることができる。
また、着色感光層は、着色剤と結合剤よりなる着色剤層
と感光性組成物と結合剤よりなる感光層の2層に分割す
ることもできる。この場合は、どちらの層が支持体側に
存在してもかまわない。
着色感光層は、一般に、感光性組成物及び着色剤、及び
適宜の結合剤を、溶剤に溶かして塗布液とし、これを支
持体に塗設することにより形成することができる。
使用することができる溶剤としては、次のものを挙げる
ことができる。即ち、例えば、シクロヘキサノン、エチ
レンジクロライド、ジクロルメタン、アセトン、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン、酢酸エチル、
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリ
コールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコ
ールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノエチ
ルエーテルアセテート、N、N−ジメチルホルムアミド
、ジメチルスルフォキサイド、N、N−ジメチルアセト
アミド、アセチルアセトン、ジオキサン、テトラヒドロ
フラン、T−ブチロラクトン、プロピレングリコールモ
ノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエ
ーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエ
ーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセ
テート、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエ
チレングリコールジエチルエーテル、乳酸メチル等の溶
剤を、用いることができる。
着色感光層を支持体上に塗設するための塗布方法として
は、例えば、ロールコーティング、リバースロールコー
ティング、デイツプコーティング、エアナイフコーティ
ング、グラビアコーティング、グラビアオフセットコー
ティング、ホ・ンパーコーティング、ブレードコーチイ
ンク、ロントコ−ティング、ワイヤドクターコーティン
グ、スプレーコーティング、カーテンコーティング、押
出コーティング等の方法が用いられる。
乾燥は一般に、加熱された空気を塗布面に吹きつけるこ
とによって行うのが好ましい。このときの加熱温度は、
着色画像形成材料に熱軟化層を設ける場合はその軟化温
度より低い温度で、かっ該熱軟化層の種類に従って適宜
選定されるべきものであるが、−船釣には、30°C〜
200°Cが好ましく、特に40°C〜140°Cの範
囲が好適である。乾燥中、加熱された空気の温度を一定
に保ったまま着色感光層を乾燥させる方法が一般に行わ
れているが、加熱された空気の温度を段階的に上昇させ
て乾燥させる方法も行うことができる。また加熱された
空気は、塗布面に対し、0.1m/秒〜30m/秒の割
合で供給されることが好ましく、特に0.5m/秒〜2
0m/秒の割合で供給するのが好適である。
着色感光層中に光重合性物質を含有する場合には、酸素
の影響によって起こる重合阻害の防止のために、着色感
光層上に、現像液に対して熔解ないし膨潤しうるオーバ
ーコート層を設けることもできる。オーバーコート層に
用いられる樹脂としては、ポリビニルアルコール、ポリ
エチレンオキサイド、ポリアクリル酸、ポリアクリルア
ミド、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリド
ン、ポリアミド、アラビアゴム、ニカワ、ゼラチン、カ
ゼイン、セルロース類(例えば、ビスコース、メチルセ
ルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース等)、でん粉類(例えば、可溶性で
ん粉、変性でん粉等)等を挙げることができる。
本発明の着色画像形成材料は、像様露光後、現像するこ
とによって、着色画像を得ることができる。像様露光は
、例えば、色分解網フィルムと各色に対応する着色画像
形成材料とを密着し、例えば紫外線を照射することによ
り行うことができる。
光源としては、水銀灯、超高圧水銀灯、メタルハライド
ランプ、タングステンランプ、キセノンランプ、蛍光ラ
ンプ等任意のものを使用できる。
像様露光に次く現像は、例えば次のように行うことがで
きる。即ち、着色画像を形成するための現像液としては
、好ましくは水を主たる溶媒とするアルカリ性現像液が
用いられ、該現像液に用いられるアルカリ剤としては、
炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、ケイ酸ナトリウ
ム、ケイ酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化リチウム、第三リン酸ナトリウム、第ニリン
酸ナトリウム、第三リン酸カリウム、第ニリン酸カリウ
ム、第三リン酸アンモニウム、第ニリン酸アンモニウム
、メタケイ酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸アンモニウム、ケイ酸アンモニウム等の無機
アルカリ剤、あるいは、モノ、ジまたはトリエタノール
アミン、または水酸化テトラアルキルアンモニアのよう
な有機アルカリ剤が用いられる。アルカリ剤の現像液組
成物中における含有量は一般に好ましくは0.05〜3
0重量%の範囲で用いるのが好適であり、前記アルカリ
性現像液は、エチレングリコールモノフェニルエーテル
、ヘンシルアルコール、n−プロピルアルコール等の有
機溶剤、界面活性側、亜硫酸塩、EDTA等のキレート
剤、有機シラン化合物等の消泡剤、などを含有すること
もできる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例、及び比較例ム二ついて述べる。
なお当然のことではあるが、本発明は以下述べる実施例
にのみ限定されるものではなく、種々の態様をとること
ができるものである。
実施例1 厚さ75μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上
に、下記組成の中間層形成用溶液と、ワイヤーバーを用
い、乾燥膜厚が20μmになるように塗布、乾燥し、支
持体上にエチレン−エチルアクリレート共重合樹脂層を
形成し、これにより、中間層が形成された支持体を得た
中間層形成用溶液: 該支持体のエチレン−エチルアクリレ−(・共重合樹脂
中間層表面上に、下記組成の着色感光層分散液を、ワイ
ヤーバーを用い、乾燥膜厚が1.5μmになるように塗
布し、4色の着色画像形成材料を作成した。
着色感光層分散液: (顔 料) ブラック二カーボンブラックM A−100(三菱化成
製)     0.99g シアン :リオノールブルーF G −7330(東洋
インキ類)     0.55gマゼンタ:リオノール
レッド68 F G −4219X(東洋インキ類) 
    0.68gイエロー:Nα1206リオノール
イエロー(東洋インキ類)    0.68g 以上により得られた4色の着色画像形成材料のポリエチ
レンテレフタレートフィルム面に、各色の色分解網ポジ
フィルムを重ね合わせ、4kWメタルハライドランプで
50cmの距離から20秒間画像露光を行い、更に下記
現像液に32°Cで30秒間浸漬することにより現像を
行い、4色の着色画像を形成した。
く現像液〉 コニカPS版現像液5DR−1(コニカ■製)0d ペレックスNBL (花王アトラス社製)  100d
蒸留水               400d次に、
ブラック色画像の画像面とアート紙とを密着し、80°
Cに加熱された1対のニップロール間を5 kglol
llの加圧条件下にて501/分の速度で通過させた後
、支持体の剥離を行った。剥離は、中間層であるエチレ
ン−エチルアクリレート共重合樹脂層と、着色画像との
界面で、容易に行われ、アート紙上にブラック色画像が
転写された。引き続キ、シアン、マゼンタ、イエローの
順に着色画像の転写を行い、アート紙上に4色から成る
カラープルーフィング画像を形成した。
アート紙上には、着色画像部分のみが転写した。
即ち、非画像部の紙面は露出し、また非画像部分での地
汚れの発生は全く認められず、得られたカラープルーフ
ィング画像は、通常のオフセント印刷により得られるカ
ラー印刷画像に極めて配位したものであった。
実施例2 中間層形成用のエチレン−エチルアクリレート共重合樹
脂として、三井−デュポンポリケミカル社製EVAFL
EX−EEA  A−703(エチルアクリレート含有
率25重量%、VICAT軟化点40°C)を用いた以
外は、実施例1と同様の操作を行った。
本実施例においても、アート紙上に良好なカラープルー
フィング画像が形成された。
実施例3 厚さ75μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上
に、下記組成の中間層形成用溶液を、ワイヤーバーを用
い、乾燥膜厚が20gmになるように塗布、乾燥し、支
持体上に中間層としてエチレン−エチルアクリレート共
重合樹脂層を形成した。
次に、エチレン−エチルアクリレート共重合樹脂中間層
表面上に、下記組成の着色感光層分散液を、ワイヤーバ
ーを用い、乾燥膜厚が1.5μmになるように塗布、乾
燥した。
(着色感光層分散液組成) 下記組成のアルカリ可溶性高分子 組成物(重量平均分子量17,000゜50%メチルセ
ロソルブ溶i)     12gペンタエリスリトール
テトラ アクリレート           4.3gミヒラー
ズケトン          0.04gベンゾフェノ
ン           0.25gバラメトキシフェ
ノール      0.01 gメチルセロソルブ  
        94gフッ素系界面活性剤 (3M社製、  F C−430)       0.
01 g下記顔料 (顔 料) ブラック二カーボンブランク MA−100(三菱化成製)  ]、、998gシアン
ニジアニンブルー4920 (大日精化製)       1.10gマゼンタ:セ
イカファースト カーミン1483 (大日精化製)       1.36gイエロー:セ
イカファースト イエロー2400 (大日精化製)       1.36gなお、アルカ
リ可溶性高分子組成物は下記の方法で合成した。
11四つロフラスコに、ヒドロキシフェールメタクリル
アミド8.85g、アクリロニトリル2.65g、メチ
ルアクリレート33.11g、アゾビスイソブチロニ)
 IJル(重合開始剤) 1.64gを秤量し、200
 gのエチルアルコールを溶媒とし、77°Cで6時間
反応させた。この後、メチルセロソルブを75g加え、
反応を停止させ、60°Cにて3時間エチルアルコール
を留去した。これにより、前記高分子組成物が、50%
メチルセロソルブ溶液として約95g得られた。
次に、各色の着色感光層上に、下記組成のオーバーコー
ト層溶液を、ワイヤーバーを用い、乾燥膜厚が0.3μ
mになるように塗布、乾燥し、4色の着色画像形成材料
を作成した。
(オーバーコート層溶液組成) ポリビニルアルコール (日本合成化学工業製GL−05)    6g蒸留水
               97gメタノール  
            3g以上により得られた4色
の着色画像形成材料のオーバーコート層面に各色の色分
解網ネガフィルムを重ね合わせ、4kWメタルハライド
ランプで50cmの距離から20秒間画像露光を行い、
下記現像液に30秒間浸漬することにより現像を行い、
4色の着色画像を形成した。
〈現像液〉 炭酸ナトリウム           15g界面活性
剤 (花王アトラス社製ペレックスNBL)50g蒸留水 
             1000 g次にブラック
色画像の画像面とアート紙とを密着し、80″Cに加熱
された1対のニップロール間を5 kg/dの加圧条件
下にて50CIm/分の速度で通過させた後、支持体の
剥離を行った。剥離は容易に行われ、アート紙上にブラ
ック色画像が転写された。
引き続きシアン、マゼンタ、イエローの順に着色画像の
転写を行い、アート紙上に4色から成るカラープルーフ
ィング画像が得られた。アート紙上には着色画像部分の
みが転写し、即ち、非画像部分の紙面は露出した。
得られた画像品質は、印刷用紙上にインキのみで形成さ
れた通常のオフセット印刷物の画像品質に極めて酷f以
したものであった。
実施例4 中間層形成用のエチレン−エチルアクリレート共重合樹
脂として、三井−デュポンポリケミカル社製EVAFL
EX−EEA  A−709(エチルアクリレート含有
率35重置%、VICAT軟化点23°C以下)を用い
、それ以外は実施例3と同様の操作を行った。
本実施例においても、アート紙上に良好なカラープルー
フィング画像が形成された。
比較例1 下記組成の離型層塗布液を、厚さ75μmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルム上に、乾燥膜厚が0.5μm
になるように塗布し、離型層を有する支持体を作成した
(離型層塗布液組成) CM−8000(アルコール可溶性ナイロン。
東し■製)         10g メタノール             90g次に下記
組成の4色の着色感光層分散液を調製し、乾燥膜厚が1
.5μmになるように離型層上に塗布し、4色の画像形
成材料を作成した。
着色感光層分散液組成: 2.3.4−)リヒドロキシベンゾ フェノンーナフトキノン−1,2− ジアジド−4−スルホン酸エステ ル                    0.61
6gフェノール・m−クレゾール・p− クレゾール(モル比20 : 48 : 32)・ホル
ムアルデヒドノボラック樹脂 (重量平均分子量: 6685゜ 数平均分子量: 1233)      4.384 
g下記顔料 エチルセロソルブ         39.6gフッ素
系界面活性剤 (3M社製、  F C−430)      0.0
1 g(顔 料) ブラック:カーボンブラック MA−100(三菱化成製)  0.99gシアン ニ
ジアニンブルー4920 (大日精化製)     0゜55g マゼンタ:セイ力ファースト カーミン1483 (大日精化製)      0.68gイエロー:セイ
カファースト イエロー2400 (大日精化製)      0.68 g得られた4色
の着色画像形成材料の着色感光層面に各色の色分解網ポ
ジフィルムを重ね合わせ、4kWメタルハライドランプ
で50CIの距離から60秒間画像露光を行い、5DR
−1(コニカPS版現像液:コニカ■製)の21倍希釈
液に30秒間浸漬することにより現像を行い、4色の着
色画像を形成した。
次に、別のポリエチレンテレフタレートフィルム上に下
記組成の画像受容層溶液を乾燥膜厚20μmになるよう
に塗布、乾燥し、画像受容シートを作成した。
画像受容層溶液組成: 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体 (組成比75 : 25、日信化学社製MPR−T−5
)          18gペンタエリスリトールテ
トラ アクリレート            l1gミヒラー
ズケトン          0.1gペンヅフェノン
          0.64gパラメトキシフェノー
ル      0.018 gメチルエチルケトン  
       44g先に得たイエロー色画像を画像受
容シートの画像受容層面に密着し、80℃に加熱されて
いる1対のニップロール間を5 kg/C4の加圧条件
下にて、。
50CII/分の速度で通過させることにより、イエロ
ー色画像を画像受容層上に転写し、色画像側のポリエチ
レンテレフタレートフィルムを剥離した。
引き続き、マゼンタ、シアン、ブラックの順に着色画像
の転写を行い、次いで画像受容シートの画像面側をアー
ト紙に密着させ、、上記同条件下にて1対のニップロー
ル間を通過させた後、画像受容シートのポリエチレンテ
レフタレートフィルム面に4kWメタルハライドランプ
で501の距離から30秒間全面露光を与え、その後、
画像受容シートのポリエチレンテレフタレートフィルム
ヲ剥離した。
アート紙上に多色カラープルーフィング色像が形成され
たが、得られた画像は画像受容層である透明樹脂層で全
面が被覆されているため、画像表面の光沢度が高過ぎ、
通常のオフセ・ント印刷で得られる印刷物の画像品質と
は違和感を感じさせるものであった。
比較例2 厚さ75μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上
に、シリコーン系離型剤(大へ化学製Siコート100
1.30%メチルエチルケトン溶液)を、ワイヤーバー
を用い、乾燥膜厚が0.5μmになるように塗布した後
、120°C,1分の熱硬化処理を行い、離型性表面を
有する支持体を作成した。次に、支持体の離型性表面上
に、実施例1と同様の着色感光層分散液を塗布、乾燥し
、4色の着色画像形成材料を作成した後、実施例1と同
様の露光、現像処理により、離型性表面を有する支持体
上に4色それぞれの着色画像を形成した。
引き続き実施例1と同様に、ブラック色画像の画像面と
アート紙とを密着し、80°Cに加熱された1対のニッ
プロール間を5 kg/c4の加圧条件下にて50cm
/分の速度で通過させた後、支持体の剥離を行った。こ
の際、ブラック色画像の一部が支持体側に残存し、アー
ト紙上にブラ、7り色画像の完全な転写画像を得ること
はできなかった。
引き続き、同じアート紙上にシアン、マゼンタ、イエロ
ーの順に着色画像の転写を行ったが、同様に支持体剥離
の際、各着色画像の一部が支持体側に残存し、アート紙
上に完全な多色転写画像を得ることはできなかった。
〔発明の効果〕
以上詳しく述べたように、本発明の着色画像形成材料は
、印刷用紙上にインキのみで形成された印刷画像品質に
極めて近い画像品質を得ることができるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、支持体上に、感光性組成物及び着色剤を含有する着
    色感光層を有し、該支持体と着色感光層との間には中間
    層が形成され、該中間層はエチレン−エチルアクリレー
    ト共重合樹脂から成り、かつ、着色画像を形成した後、
    該着色画像部のみを被転写材料上に転写するものである
    着色画像形成材料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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