JPH04372554A - 電動機 - Google Patents

電動機

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JPH04372554A
JPH04372554A JP14755291A JP14755291A JPH04372554A JP H04372554 A JPH04372554 A JP H04372554A JP 14755291 A JP14755291 A JP 14755291A JP 14755291 A JP14755291 A JP 14755291A JP H04372554 A JPH04372554 A JP H04372554A
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winding
pole
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wound
poles
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Kimio Tanaka
田中 公夫
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Shibaura Mechatronics Corp
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Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄心に巻線を直接巻き
付ける構造の電動機に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】電動機は
、一般に鉄心にクシ状に軸心に向かって延出する多数の
歯部を備えてスロットと称される開口部を形成し、この
開口部に巻線を軸方向から挿入装着している。しかし、
この様な巻線の装着では、鉄心の軸方向端面に巻線端が
大きく突出して軸方向の寸法が大きくなる。しかも、こ
の様な巻線端は、鉄心に有効な磁束を発生するものでは
なく、抵抗損となり、発熱するだけの無駄な巻線となっ
ていた。そこで、継鉄部に巻線を巻き付ける、すなわち
トロイダル状の巻線が施される電動機が試みられ、巻線
の無駄を少なくし軸方向の寸法を小さくすることで大き
な効果を得ている。しかしながら、この様な電動機にお
いても幾つかの問題がある。リング状の継鉄部に巻線を
巻き付けるには、継鉄部を分割しなければ容易に巻線を
施すことができず、この分割によって製造上および特性
上好ましくない現象が現れた。例えば、分割された鉄心
を接合する手間や接合部分における磁気抵抗の乱れなど
があり、高効率や低騒音が求められる電動機としては問
題があった。
【0003】また、この様な磁気抵抗の乱れがなくとも
、鉄心が分割され、巻線を施した後、接合すると十分な
真円度を得ることが難しく、振動や騒音に悩まされた。 この様な問題は、回転数を制御するためにサイリスタな
どの素子で電源電流を制御すると電源電流の波形が正弦
波でなくなることから発生する高調波に同調して極めて
大きな振動や騒音が発生することで確認されている。
【0004】そこで、固定子鉄心を分割しないで巻線を
巻装することが考えられ、特開昭63−110928号
公報に記載されるように主巻線と補助巻線のスロットを
それぞれ径方向に異なる深さにして、それぞれの巻線を
巻装している。この様な固定子鉄心においては、固定子
鉄心を分割しなくとも主巻線と補助巻線とがそれぞれ巻
装できるため、固定子鉄心を分割するといった問題を解
消することができる。しかしながら、主巻線と補助巻線
とがそれぞれ径方向に重なるため、ある程度径方向の寸
法が大きくなる傾向があった。もちろん、径方向に固定
子鉄心の寸法を大きく形成することによって主巻線と補
助巻線とが相互に干渉しなくなることになり、絶縁上好
ましいものであった。一方、各種の機器に取り付けられ
る電動機は、必然的に小形化が要求されるものであり、
特に冷暖房装置などのフアン用電動機は、低騒音と小形
化が大きな課題である。
【0005】本発明は、この様な事情に鑑みてなされた
ものであり、低騒音と小形化を実現する電動機を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、E字状に軸心
に向かって3個突出する極子で歯部を形成し、第1巻線
部に第1巻線を施し、歯部の前記補極に隣接する極子と
補極を越えて隣接する極子との間に第2巻線を施す電動
機において、補極及びこの補極に隣設する極子をそれぞ
れ平行に配設したことによって目的を達成している。
【0007】
【作用】第2巻線が巻装される極子を補極とともに平行
させることによって、第1巻線が巻装される空間部が周
方向へ大きくなり、そのため、第1巻線のための空間部
を径方向に小さくできる。そして、第2巻線が巻装され
る補極を介して隣設する極子がそれぞれ近寄ることにな
り、これも周方向へ第2巻線の巻装される空間部が大き
くなり、これも第2巻線の巻装される空間部を径方向に
小さくできる。従って、第1巻線および第2巻線が巻装
されるそれぞれの空間部が周方向に大きくなり、それだ
け径方向に小さくなり、固定子鉄心の外径を小さくする
ことができる。
【0008】
【実施例】本発明を図面に示された一実施例に基づいて
説明すると、図1は、本発明による電動機の固定子鉄心
を示す要部斜視図であり、図2は、固定子鉄心の要部平
面図であり、図3は、従来の電動機と比較するための要
部拡大平面図である。そして、図4は、固定子鉄心に巻
線を第1巻線および第2巻線を巻装する状態を示した要
部縦断面図である。
【0009】図1において、電動機は、ド―ナツ状の継
鉄部で外郭を構成する固定子鉄心1に第1巻線2と第2
巻線3とが巻装されており、第1巻線2は、外周側に6
個備えられ、第2巻線3は、内周側に6個備えられてい
る。そして、第1巻線2は、固定子鉄心1の内周に軸心
に向かって形成された第1巻線部4に巻装されており、
第2巻線3は、第1巻線部4の内径側にE字状に形成さ
れた歯部5に巻装されている。この第2巻線3は、E字
状に形成された歯部5が3個の極子5a、5b、5cに
よって構成され、補極6を介在するようにして隣設され
る極子5a、5c間に巻装されている。さらに、リ―ド
線7を介して第1巻線2は、図示されないコンデンサに
接続される補助巻線として、第2巻線3が主巻線として
接続されており、コンデンサ式の電動機を構成している
。また、固定子鉄心1は、図示されないフレ―ムに収め
られるか、あるいは、プリミックスなどのモ―ルド部材
によってフレ―ムを構成し、図示されない回転子を内装
するように構成されている。  図2において、固定子
鉄心1の歯部5は、3個の極子5a、5b、5cがE字
状になるように構成されており、周方向の外側になる極
子5a、5cには、相互に向合うように磁束面8が形成
されている。図中の線9a、9b、9cは、それぞれ極
子5a、補極6、極子5cが平行に形成されていること
を示すものである。そして、図中の線10a、10bは
、第2巻線3を巻装する際にノズルが揺動する範囲を示
しており、その間の矢印11が第2巻線3を巻装する位
置を示している。また、図中の線12a、12bは、そ
れぞれ第1巻線2を巻装する際のノズルの揺動する範囲
を示しており、その間の矢印13が第1巻線2を巻装す
る範囲を示している。さらに、これらのノズルが揺動す
る中心が固定子鉄心1の軸心Aより径方向へ幾らか偏在
しており、固定子鉄心1の周方向へ逐次第1巻線2及び
第2巻線3を巻装するのに移動する揺動の中心を示す軌
跡が線Bによって示されている。
【0010】図3において、固定子鉄心1は、実線によ
って軸心Aに向かって極子50a、50b、50c及び
補極60が延設されており、さらに点線で図2に示され
る極子5a、5b、5cの形状が比較して示されている
。線14a、14bは、固定子鉄心1軸心から極子50
aと補極60、極子50cと補極60との間に形成され
るスロットにノズルが侵入する状態を示すものである。 この場合、ノズルの揺動中心は、固定子鉄心1の軸心に
あることを示している。
【0011】図4において、固定子鉄心1に第1巻線2
が巻装される状態を示しており、実線で示される軸15
は、固定子鉄心1の軸心に位置する巻線機の軸15であ
り、点線で示される軸16は、揺動位置が偏心した場合
の巻線機の軸16である。軸15には、ノズル17が備
えられており、軸15を介してノズル17から第1巻線
2が引き出されている。そして、軸15の揺動位置を図
2に示されるA点からBの軌跡の位置へ偏心させる距離
を寸法Cが示している。また、軸15、16は、いずれ
の位置にあっても固定子鉄心1の軸方向に往復動するも
のであり、その状態を図中の点線で示している。固定子
鉄心1は、周方向に6個の第1巻線2及び第2巻線3を
巻装する必要から、巻線機によって回転されるように構
成されており、固定子鉄心1を把持する治具18にギヤ
―19が連結されている。
【0012】この様な構成において、電動機は、鋼板を
プレスによって所定の形状に打抜き、積層され、第1巻
線2及び第2巻線3が巻装され、リ―ド線7が取り付け
られ固定子鉄心1を形成する。そして、図示されないフ
レ―ムによって回転子などが取り付けられて組み立てら
れる。
【0013】この様な組み立てにおいて、固定子鉄心1
は、歯部5を形成する極子5a、5cと補極6とが平行
して構成されているため、この間に形成される隙間、す
なわちスロットには、軌跡Bの上にノズルの軸心を位置
させると、補極6あるいは極子5a、5cに接触する機
会が最小限になる。もちろん、この軌跡上になくとも極
子5a、5cと補極6との間が大きい場合には、何等支
障なくノズルがスロットの間を通って軸方向に上下動す
ることができる。しかしながら、電動機の外径を小さく
するには、歯部5の構成などを径方向に圧縮しなければ
ならず、このために周方向へできる限り大きくするとノ
ズルの揺動軸心を軌跡Bの位置にすることが好ましい。 この様な傾向は、スロット数が少なくなるほど著しいも
のとなる。この様に極子5a、5cおよび補極6がそれ
ぞれ平行に形成されると、図3に示される通り、明らか
に極子5aと極子5b、あるいは極子5Cと極子5bと
の間に形成される第2巻線3を巻装する空間部分が大き
くなり、それだけ、歯部5の径方向寸法を小さくするこ
とができる。もちろん、歯部5が径方向に大きくなるこ
とによって第1巻線2を巻装する空間部分をも周方向に
大きくすることができ、それだけ径方向を小さくするこ
とができる。従って、この第1巻線2と第2巻線3とを
巻装するそれぞれの空間部分を周方向へ大きくし、径方
向へ小さくすることによって固定子鉄心1の外径を小さ
くすることができ、電動機の小形化に貢献できる。また
、補極6に極子5a、5cがそれぞれ近接するため、第
2巻線3の特に外径側が相互に近くなり第2巻線3の固
定子鉄心1の端面における亘り部分が短くなる。そして
、第2巻線3を巻装する際、極子5aと極子5cとがそ
れぞれ平行しているため、巻装される第2巻線3が偏在
することなく巻装できる。すなわち、図3における実線
で示された極子50a、50cに第2巻線が巻装される
と、極子50a、50cがそれぞれ軸心に向かって延設
されているため、周方向では、軸心に近い部分が近寄る
ことになり、巻装される巻線の特に最初の部分がが内径
側へ偏って巻装されることになり、後から巻装される線
によって内径側へ押される可能性がある。この様な現象
が起こると回転子と第2巻線3とが接触する恐れがあり
、第2巻線3を整形することが必要になる。しかしなが
ら、図3に点線で示されるように極子5a、5cが平行
することによってこの様な弊害が少なくなる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、第2巻線を巻装する極
子を補極と共に平行させたため、第1巻線及び第2巻線
が共に周方向へ巻装量を増加させることができ、それだ
け径方向を小さくすることができるため、外径の小さい
電動機を得ることができる。そして、固定子鉄心を分割
して構成する必要がなく、磁束の偏在など振動や騒音の
原因となる問題を有することなく、小形で静粛な電動機
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動機の固定子鉄心を示す要部斜
視図である。
【図2】固定子鉄心の要部平面図である。
【図3】従来の電動機と比較するための要部拡大平面図
である。
【図4】固定子鉄心に巻線を第1巻線および第2巻線を
巻装する状態を示した要部縦断面図である。
【符号の説明】
1……固定子鉄心 2……第1巻線 3……第2巻線 5……歯部 6……補極 A……軸心 B……軌跡 17……ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周にリング状の継鉄部を形成し、この継
    鉄部の内周側に軸向きに突出する複数の補極と、この複
    数の補極の間に形成される主極とからなり、この主極に
    前記継鉄部から軸向きに突設する第1巻線部を形成し、
    この第1巻線部の内径側にE字状に軸心に向かって3個
    突出する極子で歯部を形成し、第1巻線部に第1巻線を
    施し、歯部の前記補極に隣接する極子と補極を越えて隣
    接する極子との間に第2巻線を施す電動機において、補
    極及びこの補極に隣設する極子をそれぞれ平行に配設し
    たことを特徴とする電動機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1109285A2 (en) * 1999-12-14 2001-06-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Stator for an automotive alternator
US6885127B1 (en) 1999-12-27 2005-04-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Stator for an automotive alternator

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US6886236B2 (en) 1999-12-27 2005-05-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Stator for an automotive alternator

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