JPH04372429A - 作業車の走行伝動構造 - Google Patents

作業車の走行伝動構造

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JPH04372429A
JPH04372429A JP14773491A JP14773491A JPH04372429A JP H04372429 A JPH04372429 A JP H04372429A JP 14773491 A JP14773491 A JP 14773491A JP 14773491 A JP14773491 A JP 14773491A JP H04372429 A JPH04372429 A JP H04372429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
hydraulic clutch
speed
gear
hydraulic
Prior art date
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Pending
Application number
JP14773491A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Hiraoka
実 平岡
Akishi Kuromi
晃志 黒見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH04372429A publication Critical patent/JPH04372429A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は作業車の走行伝動構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】コンバインや農用トラクタ等の作業車に
おける走行伝動構造としては、ギヤシフト型式にて多段
に変速可能な変速装置と走行伝動用の油圧クラッチとを
組み合わせたギヤ変速型式や、あるいは、例えば図2に
示すように各変速段に対応する複数組の油圧クラッチを
並列に配置して選択された1つの油圧クラッチを入り操
作する油圧クラッチ型式(この場合、変速用の油圧クラ
ッチが走行伝動用の油圧クラッチとなり走行用の変速装
置となる)がある。このギヤ変速型式又は油圧クラッチ
型式において各変速段の伝動比は一定、つまり各変速段
における機体の走行速度は一定である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コンバインや農用トラ
クタ等の作業車は色々な状態の作業地を走行することが
想定されているので、変速段が比較的多く設定されてい
る。しかし、近年においては、特に極低速にて前進又は
後進しながら作業したいと言う要望が現れて来ている。 これは、例えばコンバインにて刈取作業を行う際に圃場
の穀稈が極端に倒れている場合には、極低速で前進して
支障なく刈取作業を行いたいと言う要望である。本発明
は以上のように極低速で走行できるようにする場合に、
既存のギヤ変速型式又は油圧クラッチ型式等の構造を極
力変更しないで、極低速の走行状態が得られるように構
成することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うな作業車の走行伝動構造において、次のように構成す
ることにある。つまり、走行伝動用の油圧クラッチと、
走行用の変速装置とを備えると共に、変速装置における
所定の低速位置以外の変速位置において、油圧クラッチ
に入り操作用の作動油を供給しこれを伝動状態とする第
1制御手段と、所定の低速位置にて油圧クラッチに入り
操作用の作動油を間欠的に給排操作しこれを半伝動状態
とする第2制御手段とを備えている。
【0005】
【作用】前述のような第1制御手段及び第2制御手段を
設けると、走行用の変速装置を所定の低速位置以外に操
作した場合には、通常どおりに走行伝動用の油圧クラッ
チが入り操作されて、その変速段に応じた走行速度が得
られる。そして、変速装置を所定の低速位置に操作すれ
ば油圧クラッチが半伝動状態に操作される。従って、走
行用の変速装置が低速位置であること、及び油圧クラッ
チにおいて減速されて動力が伝達されることにより、機
体が極低速にて走行するのである。この場合、第1及び
第2制御手段を取り外せば所定の低速位置においても油
圧クラッチが通常どおりに入り操作される。つまり、本
発明の第1及び第2制御手段を装備する装備しないによ
り、極低速にて走行できる仕様とできない仕様とが得ら
れるのであり、本来の走行用の変速装置及び走行伝動用
の油圧クラッチの仕様を特に変更する必要はない。
【0006】そして、油圧クラッチを半伝動状態とする
場合に、本発明では入り操作用の作動油を油圧クラッチ
に間欠的に給排操作している。このような操作は単純な
開閉弁や切換弁を繰り返して切換操作することにより、
容易に且つ正確に行えるのである。
【0007】
【発明の効果】以上のように、極低速で走行できるよう
に構成する場合に本発明の第1及び第2制御手段を装備
するだけでよく、既存の構成である走行用の変速装置及
び走行伝動用の油圧クラッチは特に変更せずにそのまま
利用できるので、製造コストを抑えながら極低速での走
行が可能な作業車の走行伝動構造が得られた。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は作業車の一例であるコンバインの走行用の
ミッションケース1内の構造を示している。エンジン(
図示せず)からの動力が、ミッションケース1の入力軸
2に伝達されており、高低2段に変速可能なギヤ変速装
置3及び出力軸4を介して刈取部(図示せず)に、動力
が伝達されるように構成している。
【0009】次に走行系の伝動系について説明する。図
2に示すように、入力軸2と伝動軸6との間にギヤシフ
ト型式の副変速装置5が構成されており、入力軸2のシ
フトギヤ7をスライド操作して伝動軸6の低速ギヤ8、
中速ギヤ9及び高速ギヤ10に咬合させることによって
3段に変速操作可能である。
【0010】副変速装置5の下手側には1速のギヤ伝動
系、2速のギヤ伝動系、3速のギヤ伝動系及び後進のギ
ヤ伝動系が並列に配置されており、各ギヤ伝動系内に油
圧クラッチ11,12,13,14が配置されている(
この場合2速用、3速用の油圧クラッチ12,13が走
行用の変速装置となるのであり、1速用の油圧クラッチ
11が走行用の変速装置となり走行伝動用の油圧クラッ
チとなる)。これにより1速用の油圧クラッチ11、2
速用の油圧クラッチ12又は3速用の油圧クラッチ13
のうちのいずれかを入り操作することにより、3段の変
速操作が可能であり、後進用の油圧クラッチ14を入り
操作することにより後進が行える。
【0011】以上の走行系の動力は出力ギヤ15に伝達
されるのであり、この出力ギヤ15から左右のサイドク
ラッチブレーキ16及び車軸17を介して、左右のクロ
ーラ型式の走行装置18に伝達されるように構成してい
る。
【0012】次に油圧クラッチ11,12,13,14
に対する作動油の供給系について説明する。図1に示す
ように、ポンプ20からの作動油を油圧クラッチ11,
12,13,14のうちのいずれかに選択的に供給する
変速制御弁19と、この変速制御弁19を機械的に操作
する主変速レバー21が備えられており、主変速レバー
21を1速位置F1、2速位置F2、3速位置F3及び
後進位置Rに操作することによって、1速用の油圧クラ
ッチ11、2速用の油圧クラッチ12、3速用の油圧ク
ラッチ13又は後進用の油圧クラッチ14が入り操作さ
れる。
【0013】そして、主変速レバー21が1速位置F1
に操作されていることを検出する接触式の第1センサー
22が設けられ、図2に示す副変速装置5のシフトギヤ
7をスライド操作する副変速レバー23、及びこの副変
速レバー23が低速位置に操作されていることを検出す
る第2センサー24が設けられている。図1に示すよう
に、変速制御弁19から1速用の油圧クラッチ11への
油路25には、変速制御弁19からの作動油を油圧クラ
ッチ11に供給する供給位置26aと、油圧クラッチ1
1から入り操作用の作動油を抜く排油位置26bとに、
高速で繰り返して切換操作可能な電磁操作式の切換弁2
6が設けられている。
【0014】以上の構造により、副変速レバー23が高
速位置及び中速位置に操作されている状態においては図
1の切換弁26は供給位置26aに保持されており、主
変速レバー21を操作した場合に1速用の油圧クラッチ
11及びこれ以外の油圧クラッチ12,13,14が通
常どおりに入り操作される。そして、副変速レバー23
を低速位置に操作している状態において主変速レバー2
1を2速位置F2、3速位置F3及び後進位置Rに操作
した場合も、前述と同様に2速用の油圧クラッチ12,
3速用の油圧クラッチ13及び後進用の油圧クラッチ1
4が、通常どおりに入り操作される(第1制御手段に相
当)。
【0015】そして、副変速レバー23を低速位置に操
作している状態において主変速レバー21を1速位置F
1に操作すると、制御装置27により切換弁26が供給
位置26aと排油位置26bとに高速で繰り返して切換
操作される。これにより、1速用の油圧クラッチ11が
伝動状態と伝動切り状態とを繰り返すような状態となり
、見掛け上1速用の油圧クラッチ11が半伝動状態とな
って、完全な入り状態時よりも低速の動力が左右の走行
装置18に伝達される状態になる(第2制御手段に相当
)。従って、図2の副変速装置5が低速位置であること
も相まって、機体は極低速で前進するのである。
【0016】〔別実施例〕図1に示すような電磁操作式
の切換弁26に代えて、図3に示すような開閉弁28を
使用してもよい。この開閉弁28はバネ28aにより閉
側に付勢されたスプール28bを、電動モータ29によ
り回転駆動されるカム30により開閉操作する構造であ
る。又、切換弁26に代えて、図4に示すような開閉弁
31を使用してもよい。この開閉弁31は開閉操作用の
回転式のスプール31aを、電動モータ32により回転
駆動する型式である。又、ギヤシフト型式の走行用の変
速装置と1組の走行伝動用の油圧クラッチを備えたギヤ
変速型式において、この油圧クラッチに対し図1に示す
切換弁26又は図3及び図4の開閉弁28,31を設け
ることにより、本発明を構成してもよい。
【0017】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】各油圧クラッチ、主変速レバー、副変速レバー
及び切換弁等の連係状態を示す回路図
【図2】走行伝動系を示すミッションケースの概略正面
【図3】第1別実施例における開閉弁の断面図
【図4】
第2別実施例における開閉弁の断面図
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  走行伝動用の油圧クラッチ(11)と
    、走行用の変速装置(11),(12),(13)とを
    備えると共に、前記変速装置(11),(12),(1
    3)における所定の低速位置以外の変速位置において、
    前記油圧クラッチ(11)に入り操作用の作動油を供給
    しこれを伝動状態とする第1制御手段と、前記所定の低
    速位置にて前記油圧クラッチ(11)に入り操作用の作
    動油を間欠的に給排操作しこれを半伝動状態とする第2
    制御手段とを備えている作業車の走行伝動構造。
JP14773491A 1991-06-20 1991-06-20 作業車の走行伝動構造 Pending JPH04372429A (ja)

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JPH04372429A true JPH04372429A (ja) 1992-12-25

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009030662A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Iseki & Co Ltd 作業車両
JP2011069416A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Kubota Corp 刈取収穫機の走行変速装置
WO2018097182A1 (ja) * 2016-11-22 2018-05-31 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 係合制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009030662A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Iseki & Co Ltd 作業車両
JP2011069416A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Kubota Corp 刈取収穫機の走行変速装置
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