JPH0437131Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0437131Y2 JPH0437131Y2 JP17099185U JP17099185U JPH0437131Y2 JP H0437131 Y2 JPH0437131 Y2 JP H0437131Y2 JP 17099185 U JP17099185 U JP 17099185U JP 17099185 U JP17099185 U JP 17099185U JP H0437131 Y2 JPH0437131 Y2 JP H0437131Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- notch
- connecting plate
- metal fitting
- reinforcing bar
- tip
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 8
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、鉄筋の交差部分を結合固定する鉄筋
結合具に関する。
結合具に関する。
(従来の技術)
従来より2部材の交差部分を接合する金具とし
て実公昭55−18402号公報記載のものが提案され
ている。この金具は、例えばH形鋼と木材との交
差部分を接合するために用いるものであるが、そ
の構成は、第5図に示すとおりである。すなわち
この金具は、正方形基板10の各隅角部から対角
線方向に切込み11を入れて、各切込みの基部か
ら基板の辺に直交する折込線に沿つて三角形状の
支持片13,13a,14,14a,15,15
a,16,16aを折曲げたものである。支持片
13,13a,15,15aと支持片14,14
a,16,16aとは折曲げ方向を反対にしてい
る。
て実公昭55−18402号公報記載のものが提案され
ている。この金具は、例えばH形鋼と木材との交
差部分を接合するために用いるものであるが、そ
の構成は、第5図に示すとおりである。すなわち
この金具は、正方形基板10の各隅角部から対角
線方向に切込み11を入れて、各切込みの基部か
ら基板の辺に直交する折込線に沿つて三角形状の
支持片13,13a,14,14a,15,15
a,16,16aを折曲げたものである。支持片
13,13a,15,15aと支持片14,14
a,16,16aとは折曲げ方向を反対にしてい
る。
(考案が解決しようとする問題点)
上記金具は、切込みを深く入れることにより、支
持片の高さも高くなるから、これを組立て鉄筋の
鉄筋交差部の結合金具として利用できる。この場
合には、一対の支持片13,13a〜16,16
aで鉄筋を把持することになる。しかしながらこ
の金具によると、支持片は強力に鉄筋に巻き付け
るため、支持片に相当な押圧力が作用し、切込み
の先端周辺に亀裂17が入りやすい。亀裂が入る
と、交差部分の結合力が弱くなり、組立鉄筋とし
て製品精度を落すことになる。
持片の高さも高くなるから、これを組立て鉄筋の
鉄筋交差部の結合金具として利用できる。この場
合には、一対の支持片13,13a〜16,16
aで鉄筋を把持することになる。しかしながらこ
の金具によると、支持片は強力に鉄筋に巻き付け
るため、支持片に相当な押圧力が作用し、切込み
の先端周辺に亀裂17が入りやすい。亀裂が入る
と、交差部分の結合力が弱くなり、組立鉄筋とし
て製品精度を落すことになる。
本考案の目的は、切込みの先端周辺に亀裂が生
ずることを防止することにある。
ずることを防止することにある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、四角形の結合板1の各隅部から対角
線方向に切込み2を入れてあり、各切込みの先端
部に亀裂防止用切欠穴3を形成しているものであ
つて、上記切込みの長さは上記結合板の外周部側
に把持部4,5,6,7が形成できるに十分なも
のである。
線方向に切込み2を入れてあり、各切込みの先端
部に亀裂防止用切欠穴3を形成しているものであ
つて、上記切込みの長さは上記結合板の外周部側
に把持部4,5,6,7が形成できるに十分なも
のである。
(実施例)
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1,2図において、結合板1は正方形の鋼板
からなり、各4隅部から対角線方向にスリツト状
の切込み2が入れてある。各切込み2の先端部に
は正方形状の亀裂防止用の切欠穴3が形成してあ
る。切込み2により、結合板1の外周部側に把持
部4,5,6,7が形成されている。切欠穴3の
大きさおよび形状は、亀裂防止機能が十分発揮で
きること、把持部4〜7の強度、デザインなどを
考慮して適宜設定する。
からなり、各4隅部から対角線方向にスリツト状
の切込み2が入れてある。各切込み2の先端部に
は正方形状の亀裂防止用の切欠穴3が形成してあ
る。切込み2により、結合板1の外周部側に把持
部4,5,6,7が形成されている。切欠穴3の
大きさおよび形状は、亀裂防止機能が十分発揮で
きること、把持部4〜7の強度、デザインなどを
考慮して適宜設定する。
次に使用法について説明する。
第3,4図に示すように組立鉄筋における主筋
8とスリーブ9との交差する部分に、その外側か
ら結合板1を当てて、把持部4と6とで主筋8の
2箇所を把持し、5と7とでスターラツプ9の2
箇所を把持する。こうすれば、鉄筋8,9の交差
部分は固定的に結合される。例えば鉄筋梁を組立
てる場合には、主筋とスターラツプとの交差部分
を順次この結合具を用いて結合すればよい。
8とスリーブ9との交差する部分に、その外側か
ら結合板1を当てて、把持部4と6とで主筋8の
2箇所を把持し、5と7とでスターラツプ9の2
箇所を把持する。こうすれば、鉄筋8,9の交差
部分は固定的に結合される。例えば鉄筋梁を組立
てる場合には、主筋とスターラツプとの交差部分
を順次この結合具を用いて結合すればよい。
上例では、把持する方向が同一であつたが、把
持部4,6と把持部5,7の把持方向を反対とし
てもよい。この場合には、結合板1は鉄筋8と9
との当接部分の間に位置することになる。
持部4,6と把持部5,7の把持方向を反対とし
てもよい。この場合には、結合板1は鉄筋8と9
との当接部分の間に位置することになる。
(考案の効果)
本考案によれば、結合板に亀裂の発生を確実に
防止することができ、また結合具の軽量化を図る
ことができる。
防止することができ、また結合具の軽量化を図る
ことができる。
第1図は正面図、第2図は第1図の−線断
面図、第3図は使用状態を示す説明図、第4図は
第3図−線断面図、第5図は従来例を示す正
面図である。 1……結合板、2……切込み、3……切欠穴、
4〜7……把持部。
面図、第3図は使用状態を示す説明図、第4図は
第3図−線断面図、第5図は従来例を示す正
面図である。 1……結合板、2……切込み、3……切欠穴、
4〜7……把持部。
Claims (1)
- 四角形の結合板の各隅部から対角線方向に切込
みを入れてあり、各切込みの先端部に亀裂防止用
切欠穴を形成してあり、上記切込みの長さは上記
結合板の外周部側に把持部が形成できる十分なも
のであることを特徴する鉄筋結合具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17099185U JPH0437131Y2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17099185U JPH0437131Y2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6280921U JPS6280921U (ja) | 1987-05-23 |
JPH0437131Y2 true JPH0437131Y2 (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=31106214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17099185U Expired JPH0437131Y2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0437131Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-08 JP JP17099185U patent/JPH0437131Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6280921U (ja) | 1987-05-23 |
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