JPH04371180A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

Info

Publication number
JPH04371180A
JPH04371180A JP3174567A JP17456791A JPH04371180A JP H04371180 A JPH04371180 A JP H04371180A JP 3174567 A JP3174567 A JP 3174567A JP 17456791 A JP17456791 A JP 17456791A JP H04371180 A JPH04371180 A JP H04371180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
ball
state
winning
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3174567A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3007191B2 (ja
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP3174567A priority Critical patent/JP3007191B2/ja
Publication of JPH04371180A publication Critical patent/JPH04371180A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3007191B2 publication Critical patent/JP3007191B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技者にとって有利な
第1の状態と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化
自在な可変入賞球装置が予め定めた特定遊技状態となっ
たときに、一定期間だけ前記第1の状態と前記第2の状
態とを繰り返し、しかも前記一定期間中に予め定めた継
続権が成立したときに再度前記第1の状態と前記第2の
状態とを繰り返すように構成された弾球遊技機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一対の玉受部材を備えた可変入賞
球装置が予め定めた特定遊技状態(以下、大当り遊技状
態という)となったときに、玉受部材が開放して遊技者
にとって有利な打玉を受け入れ易い第1の状態と、玉受
部材が閉成して遊技者にとって不利な打玉を受け入れ難
い又は受け入れない第2の状態とを所定回数(例えば、
18回)繰り返し(このような所定回数の繰り返し動作
を開閉サイクルという)、その開閉サイクル中に玉受部
材によって受け入れられた入賞玉が可変入賞球装置内に
形成される特定入賞領域に誘導されたときに継続権が成
立し、その継続権に基づいて再度前記した開閉サイクル
を繰り返すように構成された弾球遊技機が多数市場に提
供されていた。そして、上記した開閉サイクルの継続権
の成立回数(以下、継続回数という)は、所定回数(例
えば、15回)に制限されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく構成され
た弾球遊技機の開閉サイクルにおける開放した第1の状
態となる時間と閉成した第2の状態となる時間がほぼ同
じであり且つ各継続回数においても全く同じパターンで
開閉制御されるため、大当り遊技状態となっても玉受部
材の開閉動作が単調であり、遊技者の興趣を引き付ける
ことができないという問題があった。本発明は、上記し
た問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、遊技者に不利とならない範囲で玉受部材の開閉動作
に変化を与えて遊技者の興趣を引き付けることができる
弾球遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、遊技者にとって有利な第1
の状態と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化自在
な可変入賞球装置が予め定めた特定遊技状態となったと
きに、一定期間だけ前記第1の状態と前記第2の状態と
を繰り返し、しかも前記一定期間中に予め定めた継続権
が成立したときに再度前記第1の状態と前記第2の状態
とを繰り返すように構成された弾球遊技機において、少
なくとも前記第2の状態となっている時間を前記継続権
の成立回数に応じて変化可能としたことを特徴とするも
のである。
【0005】
【作用】可変入賞球装置が第1の状態と第2の状態とを
繰り返す開閉サイクルにおいて、第2の状態となってい
る時間が継続権の成立回数に応じて変化可能としたので
、各開閉サイクル毎の開閉動作パターンに変化を与える
ことができ、遊技者の興趣を引き付けることができる。 また、第1の状態となっている時間に変化を与えないの
で、各開閉サイクルによって打玉が可変入賞球装置に入
賞する入賞率が減少することがなく遊技者に不利となら
ない。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。まず、図1を参照して実施例に係る可
変入賞球装置20が応用される弾球遊技機(図示の場合
、パチンコ遊技機)の遊技盤1の構成について説明する
。遊技盤1にほぼ円状に植立された区画レール2によっ
て遊技領域3が構成され、該遊技領域3のほぼ中央に本
実施例の要部を構成する可変入賞球装置20が配置され
ている。この可変入賞球装置20は、一対の玉受部材2
7a,27bと、該玉受部材27a,27bによって受
け入れられた入賞玉が流下する入賞空間29と、該入賞
空間29の最下方に設けられる特定入賞口47を含む複
数(3つ)の入賞口47、48a,48bとを含んでい
る。なお、可変入賞球装置20の詳細な構造は、後に詳
述する。
【0007】また、可変入賞球装置20の下方には、電
動役物6が配置され、該電動役物6の左右に電動役物用
始動口4a,4bが配置されている。電動役物用始動口
4a,4bには、電動役物スイッチ5a,5bが付設さ
れており、電動役物用始動口4a,4bに入賞した打玉
を検出するようになっている。そして、電動役物スイッ
チ5a,5bがONしたときには、所定時間(例えば、
2.2秒)に電動役物6が微少時間(例えば、0.6秒
)づつ2回開放する。電動役物6は、一対の開閉翼片を
有するもので、その開閉翼片が電動役物ソレノイド7に
よって開閉駆動されるようになっている。また、電動役
物6には、開閉翼片の開放中に受け入れられた打玉を検
出する始動入賞玉検出スイッチ8を内蔵している。
【0008】しかして、始動入賞玉検出スイッチ8がO
Nすると、前記可変入賞球装置20の玉受部材27a,
27bが微少時間(例えば、0.5秒)づつ2回開放す
る。そして、その2回の開放動作によって受け入れられ
た入賞玉が特定入賞口47に誘導されたときには、大当
り遊技状態となる。大当り遊技状態になると、玉受部材
27a,27bが所定時間(例えば、27秒)内に所定
回数(例えば、18回)の開閉動作を行うか、又はその
所定回数の開閉動作中に所定個数(例えば、10個)の
入賞玉が発生するまでの開閉動作を行うようになってい
る(以下、これを開閉サイクルという)。このような開
閉サイクルが実行されているときに受け入れられた入賞
玉が特定入賞口47に誘導されたときには、直ちにその
回の開閉サイクルを停止して次の開閉サイクルに移行す
べく継続される。そして、その継続回数は、開閉サイク
ル中に入賞玉が特定入賞口47に入賞することを条件と
して、所定回数(例えば、15回)行われるようになっ
ている。したがって、大当り遊技状態となると、短時間
に多量の入賞玉を発生させることができる。なお、開閉
サイクルにおける玉受部材27a,27bの閉成時間は
、後に詳述するように継続回数によって変化するように
なっている。
【0009】遊技領域3には、上記した可変入賞球装置
20、電動役物用始動口4a,4bや電動役物6以外に
、入賞口9a,9b、10a,10b、風車11a〜1
1fが設けられている。風車11a〜11fのうち可変
入賞球装置20の上部左右に配置される風車11a,1
1bには、風車ランプ12a,12bが内蔵されている
。また、入賞口9a,9bは、可変入賞球装置20の中
央部左右側方に配置され、その内部に肩ランプ13a,
13bが内蔵されている。また、入賞口10a,10b
は、可変入賞球装置20の下方部左右側方に配置され、
その下部にランプ付き風車が付設されている。ランプ付
き風車のランプは、袖ランプ14a,14bと言われる
。また、遊技領域3の左右両端部には、サイドランプ1
5a,15bが配置され、遊技領域3の最下方には、入
賞しなかった打玉を回収するアウト口16が設けられて
いる。上記した肩ランプ13a,13b、袖ランプ14
a,14b、サイドランプ15a,15bは、前記始動
入賞時や前記大当り遊技状態時に所定の態様で表示駆動
される。また、図示しないが、遊技盤の打玉を誘導する
誘導レールや前記区画レール2の外側に設けられるレー
ル飾りランプ17(図4に符号だけ示す)や、弾球遊技
機の前面上部に設けられる遊技効果ランプ18(図4に
符号だけ示す)等も始動入賞時や前記大当り遊技状態時
に所定の態様で表示駆動される。また、図示しないが弾
球遊技機には、スピーカが設けられ、遊技状態に応じた
効果音を発生するようになっている。
【0010】次に、図2及び図3を参照して、本実施例
の要部を構成する可変入賞球装置20の構成について説
明する。可変入賞球装置20は、前記遊技盤1の表面に
取り付けられる取付基板21を有し、その取付基板21
に入賞空間29の入口となる入賞開口22が開設されて
いる。入賞開口22は、全体として縦方向に長い長方形
状に形成されるが、そのほぼ中央部左右が半円形状に膨
出している。そして、その膨出部分に玉受部材27a,
27bが回動自在に軸支され、玉受部材27a,27b
の開成時において玉受部材27a,27bのほぼ全長に
わたって入賞空間29と連通されるようになっている。
【0011】また、取付基板21の前面上部には、前記
入賞開口22の上縁及び左右縁に沿って障害受枠23が
突設され、該障害受枠23の前面に上部装飾板24が固
着されている。また、上部装飾板24の後面であって障
害受枠23の上辺の後方には、入賞口25が形成され、
障害受枠23の上辺で受け止められた打玉を入賞玉とし
て取り込むようになっている。また、上部装飾板24の
ほぼ中央には、7セグメントLEDで構成される開閉パ
ターン選択表示LED26が臨むように設けられている
。この開閉パターン選択表示LED26は、常時「0」
〜「3」の4つの数字を変動表示しており、大当り遊技
状態時に入賞玉が特定入賞口47に入賞して継続権が成
立する毎に1つの値を抽出し、その抽出された値に基づ
いて予め定めた開閉パターンに従って次回の開閉サイク
ルを実行するようになっている。従って、遊技者は、開
放パターン選択表示LED26に表示される値を見るこ
とにより玉受部材27a,27bがどのような開放パタ
ーンに基づいて開閉駆動されるのかが容易に分かる。
【0012】また、障害受枠23の両側下方には、一対
の玉受部材27a,27bが開閉自在に設けられている
。この玉受部材27a,27bは、閉成時に起立状態と
なってその先端が障害受枠23の左右下端と対設して打
玉を受け入れない遊技者にとって不利な第2の状態とな
っており、開成時に水平状態となって遊技領域3を落下
する打玉を受け止めて遊技者にとって有利な第1の状態
となっている。また、玉受部材27a,27bは、周知
の機構によって玉受部材ソレノイド28a,28b(図
1参照)に連結され、該玉受部材ソレノイド28a,2
8bの上下運動を玉受部材27a,27bの回動運動に
変換している。この場合、玉受部材ソレノイド28a,
28bがONされたときには、玉受部材27a,27b
が開成された状態となる。一方、玉受部材ソレノイド2
8a,28bがOFFされたときには、玉受部材27a
,27bが閉成された状態となる。なお、遊技者にとっ
て不利な第2の状態時に玉受部材27a,27bの先端
部と障害受枠23の両端部との間に打玉が通過し得る間
隔を設け、入賞し難い状態としても良い。
【0013】上記した玉受部材27a,27bによって
受け入れられた入賞玉は、入賞空間29に誘導されるが
、その入賞空間29の上部には、上部玉転動板30が横
臥されている。上部玉転動板30は、図3に示すように
、玉受部材27a,27bの開成時において、該玉受部
材27a,27bとほぼ同一平面となるように横臥され
ている。そして、上部玉転動板30の後方には、落下口
(後述する下部玉転動板41に向かって落下する)が形
成されている。しかして、玉受部材27a,27bに受
け止められた入賞玉であって次に説明する振分部材31
a,31bを飛び越えた入賞玉は、上部玉転動板30に
達した後、後方の落下口から下部玉転動板41上に落下
し、特定入賞口47又は通常入賞口48a,48bのい
ずれかに誘導されることになる。
【0014】また、入賞空間29には、上記した上部玉
転動板30の両端部と玉受部材27a,27bの中間部
との間で往復移動する振分部材31a,31bが設けら
れている。この振分部材31a,31bは、図示しない
腕用ソレノイド32a,32b(図4に符号だけ表示)
に連結されている。また、振分部材31a,31bは、
キャラクターの一部を構成するものであり、正面から見
た場合に真直ぐに突き出された腕の意匠が与えられてい
る。
【0015】また、入賞空間29の後面壁の前方上部に
は、キャラクターの顔部材33が固着され、該顔部材3
3の前方に眼鏡部材34が設けられている。この眼鏡部
材34は、図示しない眼鏡用ソレノイド36(図4に符
号だけ表示)によって上下摺動するようになっており、
下動した位置で顔部材33の前面に位置して眼鏡をした
状態(図2参照)となり、上動した位置で顔部材33か
ら全く外れた位置となって眼鏡をはずした状態(図3参
照)となっている。また、眼鏡部材34が上動した状態
では、顔部材33の後面からキャラクターのマントの意
匠が与えられるマント部材35が出没するようになって
いる。このマント部材35も眼鏡用ソレノイド36の駆
動によって出没するようになっている。従って、眼鏡用
ソレノイド36の作動により、キャラクターの顔に眼鏡
をかけてマントがない状態と、眼鏡をはずしてマントが
ある状態とに変化するようになっている。
【0016】また、上記顔部材33の下方であって入賞
空間29の後面壁の中央には、図2に示す起立胴体部3
7と図3に示す水平胴体部38とに変化自在な回転板(
図示しない)が設けられている。この回転板は、胴体用
ソレノイド39(図示しない;ただし図4に符号だけ表
示)によって駆動され、胴体用ソレノイド39がOFF
のときには、起立胴体部37が出現しており、胴体用ソ
レノイド39がONのときには、水平胴体部38が出現
するようになっている。
【0017】また、前記した図示しない回転板の下端に
は、停留突片40が突設されている。この停留突片40
は、前記胴体用ソレノイド39がONしたときに次に説
明する下部玉転動板41の上段通路41aと下段通路4
1bとを連通する連通開口(図示しない)に臨むもので
あり、連通開口に所定個数(本実施例においては、最高
3個)の入賞玉を停留するものである。
【0018】ところで、前記玉受部材27a,27bに
受け止められて入賞空間29に導かれた入賞玉は、すべ
て入賞空間29の底面を構成する下部玉転動板41に到
達する。下部玉転動板41は、入賞空間29の後方から
前方に向かって下り傾斜するように設けられると共に、
図2及び図3に示すように上下2段に形成されている。 そして、下部玉転動板41の上段通路41aは、後述す
る複数の入賞口47、48a,48bのすべてに臨み、
下段通路41bは、複数の入賞口47、48a,48b
のうち、主として中央の特定入賞口47に臨むようにな
っている。また、上段通路41aと下段通路41bとは
、上段通路41aの後部中央に開設された連通開口によ
って連通されている。
【0019】上記した連通開口は、前記胴体用ソレノイ
ド39がOFFのときには、起立胴体部37の下端部で
閉塞されており、胴体用ソレノイド39がONのときに
は、開放されるが、前記停留突片40が入賞空間29の
後面壁に形成された侵入口42から侵入して連通開口に
落入した入賞玉を停留するようになっている。そして、
胴体用ソレノイド39がOFFとなって停留状態が解除
されると、停留されていた入賞玉は、下段通路41bを
通って特定入賞口47又は通常入賞口48a,48bの
いずれかに誘導されるようになっている。
【0020】なお、上記した下段通路41bの左右には
、前記開閉サイクルの継続回数を表示する回数表示LE
D43と1回の開閉サイクル中に可変入賞球装置20に
入賞した入賞玉数を表示する個数表示LED44とが前
面に臨むように設けられている。この場合、回数表示L
ED43は、2桁の数字を表示(15まで)する必要が
あるが、継続回数が2桁となったときは、一位の数字を
点滅表示することにより表している。
【0021】前記下部玉転動板41の前方下方には、複
数の入賞口を形成すべく下部入賞受枠45が形成されて
いる。この下部入賞受枠45は、前記入賞開口22の下
縁から左右縁に沿って前方に向かって取付基板21に突
設されるものである。また、下部入賞受枠45の下辺の
中央には、一対の区画壁46が立設され、該区画壁46
によってはさまれる領域が特定入賞口47を構成してお
り、区画壁46の両外側が通常の入賞口48a,48b
を構成している。なお、下部入賞受枠45の前面には、
下部装飾板49が固着されている。
【0022】上記のように可変入賞球装置20に受け入
れられた入賞玉は、すべて特定入賞口47又は通常入賞
口48a,48bのいずれかに誘導されるが、特定入賞
口47は、前記したように始動入賞時の入賞に基づいて
大当り遊技状態を生起せしめ、開閉サイクル時の入賞に
基づいて継続条件を成立せしめるために、図1に示すよ
うに特定入賞玉検出スイッチ50が設けられ、また、1
回の開閉サイクル中に可変入賞球装置20に入賞した入
賞玉を検出するために、入賞玉検出スイッチ51が設け
られている。
【0023】可変入賞球装置20は、以上説明した構成
以外にランプやLED等の多数の発光部材を有している
。具体的には、図2に示すように、前記上部装飾板24
の後面に複数の飾りLED52(以下、飾りLED−A
と表示する場合がある)が設けられ、前記顔部材33の
左右の後面壁に飾りLED53a,53b(以下、飾り
LED−Bと表示する場合がある)が設けられている。 また、上部玉転動板30と下部玉転動板41との間の入
賞空間29の後面壁には、役物ランプ54a,54bが
設けられている。
【0024】上記した遊技盤1に設けられる可変入賞球
装置20や電動役物6等は、図4に示すマイクロコンピ
ュータ60からなる遊技制御回路によって制御される。 図4は、遊技制御回路をブロック構成で示した回路図で
ある。図において、遊技制御回路は、制御中枢としての
マイクロコンピュータ60を含み、このマイクロコンピ
ュータ60には、制御動作を所定の手順で実行すること
のできるMPU61と、MPU61の動作プログラムデ
ータを格納するROM62と、必要なデータの書き込み
及び読出しができるRAM63と、入出力回路64とを
含んでいる。入出力回路64には、スイッチ回路65を
介して、始動入賞玉検出スイッチ8、電動役物スイッチ
5a,5b、特定入賞玉検出スイッチ50、入賞玉検出
スイッチ51がそれぞれ接続され、ソレノイド回路66
を介して玉受部材ソレノイド28a,28b、腕用ソレ
ノイド32a,32b、胴体用ソレノイド39、眼鏡用
ソレノイド36、及び電動役物ソレノイド7が接続され
、LED回路67を介して回数表示LED43、個数表
示LED44、飾りLED−A、飾りLED−Bが接続
され、ランプ回路68を介して遊技効果ランプ18、風
車ランプ12a,12b、レール飾りランプ17、サイ
ドランプ15a,15b、肩ランプ13a,13b、袖
ランプ14a,14b、役物ランプ54a,54bが接
続されている。なお、図示しないが、音回路を介してス
ピーカも接続されている。更に、上記した遊技制御回路
には、電源回路から各種の電圧が供給されている。
【0025】以上、説明した遊技制御回路の具体的な動
作の一例を図5乃至図10に示すタイミングチャート及
び説明図を参照して説明する。図5は、電動役物用作動
口4a,4bのいずれかに入賞して電動役物スイッチ5
a,5bのいずれかがONしたときの電動役物ソレノイ
ド7の作動状態を示すものである。しかして、電動役物
スイッチ5a,5bのいずれかがONして始動信号S1
を導出したときには、電動役物ソレノイド7がt1時間
(例えば、0.600秒)のON状態をt2時間(例え
ば、1.000秒)の間隔を置いて2回行う。したがっ
て、電動役物6の開閉翼片が2回開放する。
【0026】上記した動作によって電動役物6が2回開
放したときに、電動役物6に打玉が受け入れられた場合
(始動入賞)の動作を図6に示す。図において、電動役
物6に打玉が入賞して始動入賞玉検出スイッチ8をON
させると、始動信号S2が導出される。始動信号S2が
導出された後、まず、t6時間(例えば、1.000秒
)が経過すると、玉受部材ソレノイド28a,28bが
t7時間(例えば、0.512秒)のON状態をt8時
間(例えば、0.500秒)の間隔を置いて2回行う。 したがって、玉受部材27a,27bが2回開閉動作を
行う。また、玉受部材27a,27bの開閉動作と連動
して振分部材31a,31bの開閉動作が行われる。即
ち、始動信号S2が導出された後、腕用ソレノイド32
a,32bが前記t6時間よりも長い時間であるt3時
間(例えば、1.256秒)経過したときに、t4時間
(例えば、0.256秒)のON状態をt5時間(例え
ば、0.756秒)間隔を置いて2回行う。したがって
、振分部材31a,31bの水平方向の移動が2回行わ
れることになる。また、この場合、振分部材31a,3
1bの移動開始は、玉受部材27a,27bの開成開始
より僅かに遅れて開始し、移動終了は、玉受部材27a
,27bの開成終了と同時に行われる。
【0027】なお、図6において、玉受部材27a,2
7bの2回の開閉動作が終了するまでのt9時間は、次
の打玉が始動入賞玉検出スイッチ8をONさせても、そ
のONを無効として処理し、玉受部材27a,27bの
2回の開閉動作の終了後、所定のt10時間(例えば、
3.000秒)が経過するまでは、入賞玉が特定入賞玉
検出スイッチ50をONさせるまでの余裕を見計らって
、特定入賞玉検出スイッチ50の有効作動時間としてい
る。
【0028】上記した始動入賞に基づく玉受部材27a
,27bの開閉動作中に受け入れられた入賞玉が特定入
賞口47に入賞した場合、即ち、大当り遊技状態におけ
る開閉サイクルの動作を図7に示す。図において、始動
入賞時又は開閉サイクル時に可変入賞球装置20に受け
入れられた入賞玉が特定入賞口47に誘導されて特定入
賞玉検出スイッチ50をONさせると、継続信号Rn(
1≦n≦15)が導出される。継続信号Rnが導出され
ても直ちに玉受部材27a,27bが開閉動作されるも
のではなく、開閉動作が開始されるまでの間、まず、胴
体用ソレノイド39がt13時間(例えば、0.300
秒)のON状態とt14時間(例えば、0.300秒)
のOFF状態とを複数回(図示の場合、3回)繰り返し
た後、ON状態となる。したがって、遊技盤1の正面か
ら見た場合、水平胴体部38を見ることになると共に、
停留突片40が連通開口に侵入した状態となっている。
【0029】また、継続信号Rnの導出後、開閉動作が
開始される前のt11時間(例えば、2.4秒)が経過
したときに、眼鏡用ソレノイド36がONされる。これ
によって眼鏡部材34が上昇して見えなくなると共に、
マント部材35が開放した状態となる。なお、玉受部材
27a,27bの開閉動作が開始されるt12時間(例
えば、0.600秒)前に眼鏡用ソレノイド36がON
となり、t15時間(例えば、0.900秒)前に胴体
用ソレノイド39が連続したON状態となるようになっ
ている。したがって、遊技者にとってキャラクターの形
態が全く異って見えるため、そのキャラクターの変化に
よって遊技状態を知ることができる。本実施例において
は、キャラクターが眼鏡をとって空を飛ぶ状態に変化し
たときには、開閉サイクルが間もなく開始される旨と入
賞玉が停留可能となっている旨を知ることができる。
【0030】しかして、継続信号Rnが導出された後、
t16時間(例えば、3.000秒)が経過したときに
は、玉受部材ソレノイド28a,28bと腕用ソレノイ
ド32a,32bとが同期して開閉動作を行う。この場
合、それぞれのソレノイドのON時間とOFF時間は、
それぞれt17時間とt18時間である。ただし、OF
F時間であるt18時間は、次に説明するように、開閉
サイクルの継続回数に応じて変化可能となるように設定
される。また、玉受部材27a,27bの開閉動作中に
受け入れられた入賞玉が6個になったとき、又は6個入
賞する以前に16回の開閉動作が終了したときに、眼鏡
用ソレノイド36と胴体用ソレノイド39が同時にOF
Fとされる。このため、キャラクターも元の状態に戻る
と共に、停留突片40も退避するので、連通開口に停留
されていた入賞玉が下段通路41bを流下する。この場
合、下段通路41bが主として特定入賞口47に臨むよ
うになっているので、特定入賞口47に誘導されて継続
権が成立する可能性が高くなる。なお、図7は、玉受部
材27a,27bの開閉動作中に受け入れられた入賞玉
が特定入賞口47に誘導されなかった場合のタイミング
チャートを示しており、途中で特定入賞口47に入賞し
た場合には、各ソレノイドは、すべて駆動が停止される
と共に、継続信号Rnが導出された直後の動作と同じ動
作が開始される。また、18回の開閉サイクルが終了し
たときも、前記と同様に特定入賞玉検出スイッチ50の
有効作動時間t10が計時される。
【0031】ところで、本実施例においては、上記した
ように開閉サイクルの閉成時間である前記t18時間が
継続回数に応じて変化可能とされているが、その態様に
ついて以下説明する。図8は、前記t18時間が異なる
4種類の開閉サイクルパターンを示し、パターンAは、
t17=t18(0.8s)の開閉サイクルを示し、パ
ターンBは、t17(0.6s)≦t18(0.8s)
の開閉サイクルを示し、パターンCは、t17(0.4
s)≦t18(0.8s)の開閉サイクルを示し、パタ
ーンDは、t17(0.2s)≦t18(0.8s)の
開閉サイクルを示す。
【0032】そして、上記のように示される4種類の開
閉サイクルパターンが図9に示す方法によって任意に選
択設定されるものである。即ち、図9において、常に4
通りの数値0〜3が更新動作されているランダム数の中
から特定入賞玉検出スイッチ50がONしたとき(以下
、V入賞時という)に、1つの値が抽出される。そして
、その抽出された値が「0」のときパターンAが設定さ
れ、そのV入賞に基づく開閉サイクルは、パターンAで
実行されることになる。同様に、V入賞時に抽出された
値が「1」のときパターンBが設定され、そのV入賞に
基づく開閉サイクルは、パターンBで実行されることに
なり、V入賞時に抽出された値が「2」のときパターン
Cが設定され、そのV入賞に基づく開閉サイクルは、パ
ターンCで実行されることになり、V入賞時に抽出され
た値が「3」のときパターンDが設定され、そのV入賞
に基づく開閉サイクルは、パターンDで実行されること
になる。また、その時抽出された数値が開閉パターン表
示LED26に表示されるようになっている。
【0033】このように、本実施例においては、可変入
賞球装置20が第1の状態と第2の状態とを繰り返す開
閉サイクルにおいて、第2の状態となっている時間が継
続権の成立する毎に4種類の開閉パターンA〜Dのいず
れかを選択設定するようにしたので、各開閉サイクル毎
の開閉動作パターンに変化を与えることができ、遊技者
の興趣を引き付けることができる。また、第1の状態と
なっている時間に変化を与えないので、各開閉サイクル
によって打玉が可変入賞球装置20に入賞する入賞率が
減少することがなく遊技者に不利とならない。特に、開
閉パターンB〜Dの閉成時間が標準的な開閉パターンで
ある開閉パターンAの閉成時間よりも短くなることによ
り、1回の開閉サイクル全体の時間がそれぞれ短縮され
るので、その間遊技者が発射する打玉数が減少するため
、大当り遊技状態を通じて結果的に出玉率が高くなると
いう利点がある。
【0034】上記した実施例においては、各開閉パター
ンにおける閉成時間がすべて等しい開閉パターンを示し
たが、図10に示すように、各開閉パターンにおける閉
成時間がそれぞれ異なるような開閉パターンE〜Hのい
ずれかを選択設定するようにしても良い。この場合にも
、各開閉サイクル毎の開閉動作パターンに変化を与える
ことができ、遊技者の興趣を引き付けることができる。 また、第1の状態となっている時間に変化を与えないの
で、各開閉サイクルによって打玉が可変入賞球装置20
に入賞する入賞率が減少することがなく遊技者に不利と
ならないばかりでなく、各開閉パターンE〜Hの1回の
開閉サイクル全体の時間がそれぞれ短縮されるので、そ
の間遊技者が発射する打玉数が減少するため、大当り遊
技状態を通じて結果的に出玉率が高くなるという利点も
発揮することができる。
【0035】更に、図8及び図10に示す実施例では、
予め定めた4種類の開閉パターンのうちのいずれかがV
入賞毎に選択設定されるものを示したが、4種類以上で
あっても以下であっても複数であれば良く、また、予め
定めた開閉パターンを継続回数分用意し、それを予め定
めた順序で又はランダムに選択設定して実行するように
しても良い。また、上記した実施例では、閉成時間が予
め決められた開閉パターンを用意したものを示したが、
開放動作が終了する毎に複数用意された閉成時間の中か
らランダムに選択して設定しても良い。
【0036】また、上記した実施例では、可変入賞球装
置20の玉受部材27a,27bとして開閉動作するも
のを示したが、左右方向にスライドする形式の玉受部材
、前後方向に開閉する形式の玉受部材であっても良い。 また、上記実施例では、可変入賞球装置20を開閉する
始動入賞を電動役物6で生起せしめるものを示したが、
受口形式の始動入賞口を遊技盤1に複数設け、その始動
入賞口の種類により始動入賞時における可変入賞球装置
20の開閉回数を異ならせるものでも良い。また、上記
実施例では、入賞玉が特定入賞口47に入賞したときに
大当り遊技状態となるものを示したが、入賞玉が特定入
賞口47(又は通常入賞口でも良い)に入賞して可変表
示装置が所定の表示結果を導出したときに大当り遊技状
態となるものでも良い。また、大当り遊技状態を出現さ
せる形態として始動入賞口への打玉の入賞に基づいて可
変表示装置が予め定めた表示結果となったときに、大当
り遊技状態となるものでも良い。更に、上記実施例では
、特定入賞口47に入賞玉が入賞すると、直ちに開閉サ
イクルを終了して次回の開閉サイクルに移行するものを
示したが、特定入賞口47に入賞玉が入賞したことを記
憶しておいて、当該回の18回又は10個の開閉サイク
ルが終了してから前記記憶値に基づいて次回の18回又
は10個の開閉サイクルに移行するものでも良い。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、可変入賞球装置が第1の状態と
第2の状態とを繰り返す開閉サイクルにおいて、第2の
状態となっている時間が継続権の成立回数に応じて変化
可能としたので、各開閉サイクル毎の開閉動作パターン
に変化を与えることができ、遊技者の興趣を引き付ける
ことができる。また、第1の状態となっている時間に変
化を与えないので、各開閉サイクルによって打玉が可変
入賞球装置に入賞する入賞率が減少することがなく遊技
者に不利とならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る可変入賞球装置が適用される弾球
遊技機の遊技盤の遊技領域の正面図である。
【図2】可変入賞球装置の玉受部材が閉成したときの可
変入賞球装置の正面図である。
【図3】可変入賞球装置の玉受部材が開成したときの可
変入賞球装置の正面図である。
【図4】遊技動作を制御する遊技制御回路を示すブロッ
ク図である。
【図5】電動役物用作動口への入賞時における電動役物
の動作を示すタイミングチャートである。
【図6】始動入賞時における可変入賞球装置の動作を示
すタイミングチャートである。
【図7】大当り遊技状態の開閉サイクルにおける可変入
賞球装置の動作を示すタイミングチャートである。
【図8】各開閉サイクルにおいて選択設定される複数の
開閉パターンを示すタイミングチャートである。
【図9】図8に示す複数の開閉パターンの選択方法を説
明するための説明図である。
【図10】各開閉サイクルにおいて選択設定される他の
複数の開閉パターンを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
20  可変入賞球装置 27a,27b  玉受部材 47  特定入賞口 50  特定入賞玉検出スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  遊技者にとって有利な第1の状態と遊
    技者にとって不利な第2の状態とに変化自在な可変入賞
    球装置が予め定めた特定遊技状態となったときに、一定
    期間だけ前記第1の状態と前記第2の状態とを繰り返し
    、しかも前記一定期間中に予め定めた継続権が成立した
    ときに再度前記第1の状態と前記第2の状態とを繰り返
    すように構成された弾球遊技機において、少なくとも前
    記第2の状態となっている時間を前記継続権の成立回数
    に応じて変化可能としたことを特徴とする弾球遊技機。
JP3174567A 1991-06-19 1991-06-19 弾球遊技機 Expired - Lifetime JP3007191B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3174567A JP3007191B2 (ja) 1991-06-19 1991-06-19 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3174567A JP3007191B2 (ja) 1991-06-19 1991-06-19 弾球遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04371180A true JPH04371180A (ja) 1992-12-24
JP3007191B2 JP3007191B2 (ja) 2000-02-07

Family

ID=15980824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3174567A Expired - Lifetime JP3007191B2 (ja) 1991-06-19 1991-06-19 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3007191B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006198194A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Samii Kk 弾球遊技機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006198194A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Samii Kk 弾球遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3007191B2 (ja) 2000-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0363388B2 (ja)
JP2002172222A (ja) 弾球遊技機
JP2951436B2 (ja) 弾球遊技機
JPH04371180A (ja) 弾球遊技機
JPH10127889A (ja) 弾球遊技機
JP2951055B2 (ja) 弾球遊技機の可変入賞球装置
JPH0492688A (ja) 遊技機
JP2000189575A (ja) 弾球遊技機
JP2612164B2 (ja) 弾球遊技機
JP3921318B2 (ja) 確率変動型パチンコ遊技機
JPS6363480A (ja) 弾球遊技機
JP2834820B2 (ja) 弾球遊技機
JP2799559B2 (ja) 弾球遊技機
JPH06246037A (ja) 弾球遊技機
JPS6382687A (ja) 弾球遊技機
JPS6096277A (ja) 電気的可変表示器付遊技機
JP2584407B2 (ja) 弾球遊技機
JP3534029B2 (ja) 遊技機
JPH04327869A (ja) 弾球遊技機
JP3344698B2 (ja) 遊技機
JP3867154B2 (ja) パチンコ機
JPH04322676A (ja) 弾球遊技機の可変入賞球装置
JP2998035B2 (ja) 遊技機
JP2000189574A (ja) 弾球遊技機
JP2593788B2 (ja) 弾球遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111126

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111126

Year of fee payment: 12