JPH0437112Y2 - - Google Patents

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JPH0437112Y2
JPH0437112Y2 JP13727086U JP13727086U JPH0437112Y2 JP H0437112 Y2 JPH0437112 Y2 JP H0437112Y2 JP 13727086 U JP13727086 U JP 13727086U JP 13727086 U JP13727086 U JP 13727086U JP H0437112 Y2 JPH0437112 Y2 JP H0437112Y2
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piston
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は高圧気体の急速吐出装置に関するもの
であり、特に粉体若しくは粒体の粒状物質貯蔵容
器から該粒状物質を流出するのを促進する高圧気
体急速吐出装置に関するものである。 (従来の技術) 従来、このような分野の技術としては、特公昭
56−37924号公報に記載されるものがあつた。 以下、その構成を図を用いて説明する。 第2図aは従来の粒状物質の流出を促進する通
風装置の断面図、第2図bは従来の通風装置をサ
イロにとりつけた説明図、第2図cは第2図aの
A−A断面図である。 第2図aに示す如く従来の粒状物質の流出を促
進する通風装置50は、容器51と、容器51内
に設定され開放端部と閉止端部とを有するシリン
ダ52と、シリンダ52内に摺動可能に設けられ
たピストン53と容器51を貫通しシリンダ52
に伸びてシリンダ52の閉止端部とピストン53
との間に圧力を導入する圧力導入手段55と、容
器51を貫通して設定されたパイプ54でその内
方の開放端部57がシリンダ52の開放端部に隣
接しピストン53によつて密封係合され得るよう
な位置とされ、且つ、外方開放端部58が貯蔵容
器60内に挿入され得るようにしたパイプ54
と、シリンダ52の壁を貫通して設けられ、ピス
トン53によつて閉止されるようになされた小孔
56と、を有し、ピストン53は圧力導入手段5
5によつてシリンダ52に導入された圧力により
シリンダ52の開放端部に向けて動かされ、パイ
プ54の内方の開放端部57を密封係合するとと
もに小孔58を開放して容器51内に圧力を導入
するように構成されている。 (考案が解決しようとする問題点) 併し乍ら、前記従来の技術における粒状物質の
流出を促進する通風装置においては、第2図aに
示す如く、容器51の壁を貫通して設けた圧力導
入手段55から、外部発生源よりの高圧空気をシ
リンダ52に導入するとともに、シリンダ52の
比較的小さな小孔56から、ピストン53の移動
により、容器51内に高圧空気を導入し、またパ
イプ54をへて、サイロ等の貯蔵容器60に排出
するので、高圧空気中のゴミ、油分、水分やサイ
ロ等の貯蔵容器60内部からの吹き返しによる粉
粒体等がピストン53と小孔56の間などに詰ま
つたり、容器51内部に堆積し、長時間使用によ
り、通風効率の低下を来す欠点がある。またこの
装置は、各部分が溶接を用いて接続されているの
で、掃除、点検のため、分解組立を行うことは容
易でないという欠点もあつた。 本考案は前記の欠点を解消した通風効率のよ
い、また掃除、点検なども容易に行える高圧気体
急速吐出装置を提案することを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するため、本考案は、高圧気
体発生源から三方弁を介して分岐された1つの空
気の取入口と1つの空気の給排気口とを有するタ
ンクを具備した吐出装置本体からなる高速気体急
速吐出装置であつて、吐出装置本体を、本体部と
その片側に設けた第1蓋体部と他の側に設けた第
2蓋体部とを締結手段により気密に締結し、また
本体部の外側面に突出して設けた連通口を有する
突出部に前記タンクを締結手段により気密に締結
して構成すると共に、吐出装置本体内に第1蓋体
部の内筒部にピストンを摺動自在に嵌装したシリ
ンダ室と、本体部とタンクとから形成した蓄圧室
と、本体部と第2蓋体部とで形成したバルブ室を
設け、第1蓋体部は開口端面を有し、蓋体の側方
に連続して突出して一体に設けた内筒部と、内筒
部の底面の蓋体に穿設した穿設給排気口と、内筒
部の底面の外の蓋体に前記した前記取入口と、蓋
体の周辺部に設けた締結手段とより構成し、本体
部は、片側開口周辺部の突出部に設けた締結手段
と内部を仕切つて設けた壁面と、締結された第1
蓋体部の開口端面との対向部位の壁面に設けら
れ、ピストンの直径より小なる穴径の通風口と、
壁面の通風口に連続する截頭半球状の弁体当接空
間と、弁体当接空間に嵌挿された下方に支持棒を
有する傘状の截頭半球状周辺部と弁体支持棒より
なり第2蓋体部のスプリング支持部にスプリング
で支承された弁体と、さらに連続する円筒開口と
により構成し、第2蓋体部は、本体部の円筒開口
に嵌合し中央に摺動自在に設けた弁体支持棒とそ
の周辺に設けた連通口とさらに連続する吐出口と
外周の締結手段とを一体に構成したものである。 (作用) 本考案を前記の通り構成し、ピストン作動用の
気体の給排気口は内筒部の底面の蓋体に穿設し、
また蓄圧室の気体の取入口は内筒部の底面の外の
蓋体に穿設し、別々に気体流路を接続したので、
シリンダ室内のピストン作動用気体と蓄圧室内の
気体とは別体となり、従つてピストン作動と蓄圧
室内の気体の貯蔵及び急速吐出とは別体の気体に
よりなされるように作用する。 また、バルブ室内の弁体のバルブ作用により、
通風口と外部への吐出口とは、三方弁の作用によ
るシリンダ室内の気体の排出により生ずるピスト
ンの移動によつて、蓄圧室内に貯蔵された気体が
急速に吐出する際にのみ開通するので、粉粒体の
貯蔵容器等からの吐出口への粉流体の逆流が発生
してもタンク内部やシリンダ内部への侵入が無く
なるため、作動不良や、通風効率の低下等の欠点
がなくなるのである。 さらに吐出装置本体の各部分の構成をユニツト
化したので、夫々の部分の着脱が可能となり、サ
イロ貯蔵容器等への取付や、吐出装置本体の各部
分を点検等のため容易に分解組立することができ
るのである。 (実施例) 本考案の一実施例を図面とともに説明する。 第1図は本考案の一実施例の縦断面図、 図において、1はタンク、2は連通口、3は本
体部である。タンク1は本体部3の連通口2に公
知の締結手段により気密に締結されている。3−
2は突出部、4は蓄圧室、蓄圧室4はタンク1と
連通し形成されている。5は内筒部、6はピスト
ン、7はシリンダ室、8は第1蓋体部、11は取
入口、12は給排気口、14は弁体、15はバル
ブ室、17は吐出口、18は第2蓋体部、であ
る。30は吐出装置本体である。吐出装置本体
0は本体部3とその片側に設けた第1蓋体部8と
他の側に設けた第2蓋体部18とを公知の締結手
段により気密に締結し、また本体部3の外側面に
突出して設けた連通口2を有する突出部3−2に
前記の通りタンク1を締結して構成すると共に、
吐出装置本体30内においては、第1蓋体部8の
片側に突出して形成した内筒部5にピストン6を
摺動自在に嵌装したシリンダ室7と、本体部3と
タンク1とから形成した蓄圧室4と、本体部3と
第2蓋体部18とで形成したバルブ室15を設
け、第1蓋体部8は、開口端面5−1を有し、蓋
体8−1の側方に前記の通り連続して突出して一
体に設けた内筒部5と、内筒部5の底面の蓋体8
−2に穿設した給排気口12と、内筒部5の底面
の外の蓋体8−3に穿設した取入口11と蓋体8
−1の周辺部に設けた公知の技術による締結手段
とより構成し、又本体部3は、本体部3の片側開
口周辺部の突出部3−2に設けた公知の手段によ
る締結手段と、蓄圧室4の内部を仕切つて設けた
壁面3−1と、本体部3に締結された第1蓋体部
8に突出して設けた内筒部5の開口端面5−1と
の対向部位の壁面3−1に設けられ、ピストンの
直径より小なる穴径の通風口13と、壁面3−1
の通風口13に連続する截頭半球状の弁体当接空
間3−3と、弁体当接空間3−3に嵌挿された傘
状の截頭半球状周辺部と弁体支持棒14−1より
なり第2蓋体部18のスプリング支持部20にス
プリング22で支承された弁体14と、さらに連
続する円筒開口とにより構成し、第2蓋体部18
は、円筒開口に嵌合し、中央に突出する摺動自在
に設けた弁体支持棒14−1と弁体支持棒14−
1の周辺に設けた連通口16を有し、さらに連続
する吐出口17と外周の公知の手段による締結手
段とを一体に形成して構成している。 第3図aは弁体支持部の斜視図、第3図bはバ
ルブ室の側断面図である。 図に示す如く、本体部3の通風口13を閉じる
ように、本体部3に嵌設した第2蓋体部18に設
けられ連通口16を有するスプリング支持部20
の中央の孔にスプリング22に支承され弁体14
に形成された弁体支持棒14−1が遊合されてい
る。 第4図イ,ロは内筒部5とピストン6と連通口
13の関係の説明図1,2である。L1はピスト
ン6の長さ、L2は内筒部5とピストン6の長さ
L1との差、内筒部5の長さL3はL1+L2である。
L4は開口端面5−1と壁面3−1との間の間隔
である。間隔L4はピストン6の長さL1より小で
あるる。D1は通風口13の直径、D2はピストン
6の直径である。ピストン6の直径D2は通風口
13の直径D1より前記の通り大である。 第5図は第1図の吐出装置30の高圧気体の状
態を説明する縦断面図であつて、イは吐出時、ロ
は流入時の状態を示す。 本考案の一実施例の動作を第5図で説明する。 第5図ロに示す如く、流入時においては高圧気
体発生源26より発生した高圧気体が三方弁24
を介して分岐点23をへて給排気口12と、一方
逆止弁28をへた高圧気体は取入口11にほぼ同
時に供給されるとシリンダ室7と蓄圧室4の内容
積の違いによりシリンダ室7がいち早く高圧にな
るため、高圧気体供給開始とほぼ同時にピストン
6は移動して、ピストン6の端部6−1は蓄圧室
4の壁面3−1を押圧し通風口13を密封する。
一方取入口11から供給された高圧気体は、蓄圧
室4とタンク1内に充満し、やがてシリンダ室7
と蓄圧室4、タンク1内の圧力は平衡する。つぎ
に第5図イに示す通り、吐出口時は三方弁24の
排気口25を開放するとシリンダ室7の高圧気体
がいち早く吐出されピストン6は給排気口12側
に瞬時に移動し、通風口13を一気に開放する。
通風口13が開放されると高圧気体の圧力によ
り、弁体14のスプリング22の力に抗して押圧
されバルブ室15の壁面との間にはすき間が生
じ、通風口13とバルブ室15は連通され、連通
口16を通過した高圧気体は吐出口17より一気
に外部へ吐出される。タンク1内と蓄圧室4内の
高圧気体の吐出が完了し、外部と吐出口17及び
バルブ室15と蓄圧室4内の圧力が等しくなると
弁体14はスプリング22の復元力により元の状
態に復元し、再び通風口13を密閉する。 つぎに三方弁24の排気口25を閉じて再び高
圧気体の供給を開始すると第5図ロ状態となり、
以上のプロセスにより動作を繰り返すことができ
るのである。 (考案の効果) 本考案は以上説明したように構成したので、シ
リンダ内のピストン作動用気体は、粉粒体逆流等
により汚染されない清浄な空気が常時使用できる
ので、ピストン摺動不能等の作動不良の欠点が全
くなく、しかも内部の汚染がきわめて少なくなる
という効果があり、さらに掃除、点検のための分
解組立が容易であるので取り扱いが容易になると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図
aは従来の粒状物質の流出を促進する通風装置の
断面図、第2図bは従来の通風装置をサイロにと
りつけた説明図、第2図cは第2図aのA−A断
面図、第3図aは弁体支示部の斜視図、第3図b
はバルブ室の側断面図、第4図イは内筒部5とピ
ストン6と通風口13の関係の説明図1第4図ロ
は内筒部5とピストン6と通風口3の関係の説明
図2、第5図は第1図の吐出装置30の高圧気体
の状態を説明する縦断面図、イは吐出時、ロは流
入時の説明図である。 1……タンク、2……連通口、3……本体部、
3−1……壁面、3−2……突出部、4……蓄圧
室、5……内筒部、5−1……開口端面、6……
ピストン、7……シリンダ室、8……第1蓋体
部、8−1……蓋体、8……外の蓋体、11……
取入口、12……給排気口、13……通風口、1
4……弁体、15……バルブ室、17……吐出
口、18……第2蓋体部、20……スプリング支
持部、22……スプリング、23……分岐点、2
4……三方弁、25……排気口、26……高圧気
体発生源、27……気体流路、28……逆止弁、
30……吐出装置本体、L1……ピストン6の長
さ、L2……内筒部5とピストン6の長さL1との
差、L4……開口端面5−1と壁面3−1との間
の間隔、D1……通風口13の直径、D2……ピス
トン6の直径。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 高圧気体発生源から三方弁25を介して分岐され
    た気体流路が逆止弁を経て吐出装置本体30に設
    けた蓄圧室4の取入口11に接続され、他の気体
    流路がシリンダ室7の給排気口12に接続されて
    いて、三方弁25を操作して高圧気体を蓄圧室4
    に貯蔵し又は急速に吐出するようにした高圧気体
    急速吐出装置において、 吐出装置本体30を、本体部3とその片側に設
    けた第1蓋体部8と他の側に設けた第2蓋体部1
    8とを締結手段により気密に締結し、また本体部
    3の外側面に突出して設けた連通口を有する突出
    部3−2にタンク1を締結手段により気密に締結
    して構成すると共に、 吐出装置本体30内に第1蓋体部8の内筒部5
    にピストン6を摺動自在に嵌装したシリンダ室7
    と、本体部3とタンク1とから形成した蓄圧室4
    と、本体部3と第2蓋体部18とで形成したバル
    ブ室15を設け、 第1蓋体部8は、開口端面5−1を有し蓋体8
    −1の側方に連続して突出して一体に設けた内筒
    部5と、 内筒部5の底面の蓋体8−1に穿設した給排気
    口12と、 内筒部5の底面の外の蓋体8−3に穿設した取
    入口11と、 蓋体8−1の周辺部に設けた締結手段とより構
    成し、 本体部3は、片側開口周辺部の突出部3−2に
    設けた締結手段と、 内部を仕切つて設けた壁面3−1と、本体部3
    に締結された第1蓋体部8の開口端面5−1との
    対向部位の壁面3−1に設けられ、ピストン6の
    直径より小なる穴径の通風口13と、壁面3−1
    の通風口13に連続する截頭半球状の弁体当接空
    間3−3と、弁体当接空間3−3に嵌挿された傘
    状の截頭半球状周辺部と、弁体支持棒14−1よ
    りなり第2蓋体部18のスプリング支持部20に
    スプリング22で支承された弁体14とにより構
    成し、第2蓋体部18は、本体部3の円筒開口に
    嵌合し中央に摺動自在に設けた弁体支持棒14−
    1とその周辺に設けた連通口16とさらに連続す
    る吐出口17と外周の締結手段とを一体に形成し
    て構成した吐出装置本体30を設けたことを特徴
    する高圧気体急速吐出装置。
JP13727086U 1986-09-09 1986-09-09 Expired JPH0437112Y2 (ja)

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