JPS6312103Y2 - - Google Patents
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- JPS6312103Y2 JPS6312103Y2 JP1982134903U JP13490382U JPS6312103Y2 JP S6312103 Y2 JPS6312103 Y2 JP S6312103Y2 JP 1982134903 U JP1982134903 U JP 1982134903U JP 13490382 U JP13490382 U JP 13490382U JP S6312103 Y2 JPS6312103 Y2 JP S6312103Y2
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Landscapes
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は粉粒体の貯蔵容器に装着し粉粒体の流
出を促進する高圧気体吐出装置に関する。特にド
レンやゴミ等が排出され易く且つ高圧気体の吐出
抵抗を少なくし流出効果を向上せしめるとともに
分解組立に容易な構造となし、掃除点検に便利
で、製造、保守に安価な高圧気体吐出装置に関す
るものである。
出を促進する高圧気体吐出装置に関する。特にド
レンやゴミ等が排出され易く且つ高圧気体の吐出
抵抗を少なくし流出効果を向上せしめるとともに
分解組立に容易な構造となし、掃除点検に便利
で、製造、保守に安価な高圧気体吐出装置に関す
るものである。
粉粒状の物質を貯蔵容器、サイロ等に貯蔵する
場合、特に長期間貯蔵した後にこの物質を排出す
る際に、この物質が閉塞したり停滞したりして流
れにさからい排出が困難となるという問題があ
る。この問題は振動機とかその他の機械的装置を
使用することによりある程度は解決されるが、こ
れらを使用することは費用がかさむばかりでな
く、貯蔵容器、サイロ等に構造的損傷を生じたり
人的災害を生じたりする欠点があつた。
場合、特に長期間貯蔵した後にこの物質を排出す
る際に、この物質が閉塞したり停滞したりして流
れにさからい排出が困難となるという問題があ
る。この問題は振動機とかその他の機械的装置を
使用することによりある程度は解決されるが、こ
れらを使用することは費用がかさむばかりでな
く、貯蔵容器、サイロ等に構造的損傷を生じたり
人的災害を生じたりする欠点があつた。
この解決のため近年高圧空気を貯蔵容器、サイ
ロ等の貯蔵粉粒体の中に放出して流出の促進を行
なう装置が考案されており、例えば第1図に示す
特公昭56−37924号があるが、この従来の装置は
タンク1内に設けたシリンダ2ならびピストン3
を含む弁機構の作用により、タンク1に高圧空気
を一定量充填した後、パイプ4からその空気を瞬
時のうちにサイロ等の貯蔵容器5内に送給(噴
射)するようになつており、第2図に示すように
サイロ等の粉粒体の貯蔵容器5に溶接して固定す
るものである。この装置は図からわかるように、
タンク1の壁を貫通して設けられた給気孔6よ
り、外部発生源よりの高圧空気をシリンダ2に導
入するとともに、シリンダ2の壁を貫通して設け
られた比較的小さな孔7から、ピストン3の移動
によりタンク1に高圧空気を導入し、またパイプ
4をへてサイロ等の貯蔵容器5に排出するので、
高圧空気中のゴミ、油分、水分やサイロ等の貯蔵
容器5からの吹き返しによる粉粒体等がピストン
3と小孔7の間などにつまつたり、タンク1内部
に推積し、長時間使用により通風効果の低下を来
す欠点がある。またこの装置は各部分が溶接を用
いて接続されているので、掃除点検のため分解組
立を行なうことは容易でないという欠点もあつ
た。
ロ等の貯蔵粉粒体の中に放出して流出の促進を行
なう装置が考案されており、例えば第1図に示す
特公昭56−37924号があるが、この従来の装置は
タンク1内に設けたシリンダ2ならびピストン3
を含む弁機構の作用により、タンク1に高圧空気
を一定量充填した後、パイプ4からその空気を瞬
時のうちにサイロ等の貯蔵容器5内に送給(噴
射)するようになつており、第2図に示すように
サイロ等の粉粒体の貯蔵容器5に溶接して固定す
るものである。この装置は図からわかるように、
タンク1の壁を貫通して設けられた給気孔6よ
り、外部発生源よりの高圧空気をシリンダ2に導
入するとともに、シリンダ2の壁を貫通して設け
られた比較的小さな孔7から、ピストン3の移動
によりタンク1に高圧空気を導入し、またパイプ
4をへてサイロ等の貯蔵容器5に排出するので、
高圧空気中のゴミ、油分、水分やサイロ等の貯蔵
容器5からの吹き返しによる粉粒体等がピストン
3と小孔7の間などにつまつたり、タンク1内部
に推積し、長時間使用により通風効果の低下を来
す欠点がある。またこの装置は各部分が溶接を用
いて接続されているので、掃除点検のため分解組
立を行なうことは容易でないという欠点もあつ
た。
また第3図に示す特公昭56−48001号の従来の
他の装置は、前記従来の装置がサイロ等の貯蔵容
器に溶接で固定するので、貯蔵容器が大きい場合
に複数の箇所での取付けに多くの費用がかかるの
を改良するため、高圧空気送給装置を構成するタ
ンク1と、タンク1に高圧空気を充填し且つ充填
した空気をサイロ等の容器に送給するための弁機
構、排気管等を含む通風装置8とを別体にし、通
風装置8のみをサイロ等の貯蔵容器5に固定し、
この通風装置8に対してタンク1を着脱自在と
し、当該タンク1を所要の通風装置8に選択的に
装着することにより、所要箇所で高圧空気の送給
行なえるようにしたものであるが、この装置も弁
機構におけるピストン3のヘツドと弁座との間に
前記のゴミなどが附着することによりタンク1と
の気密性保持を損う欠点があり、また圧縮空気は
供給源からピストン3の小孔9による軸線方向通
路を介して流入するため充填に時間を要するので
短時間での繰返し使用に不便であり、この通路を
大きくすると充填時間は早くなるがピストン3の
開放時にタンク内の多量の高圧空気が無駄に放出
されるとともにピストンの開放が遅くなるという
欠点もある。
他の装置は、前記従来の装置がサイロ等の貯蔵容
器に溶接で固定するので、貯蔵容器が大きい場合
に複数の箇所での取付けに多くの費用がかかるの
を改良するため、高圧空気送給装置を構成するタ
ンク1と、タンク1に高圧空気を充填し且つ充填
した空気をサイロ等の容器に送給するための弁機
構、排気管等を含む通風装置8とを別体にし、通
風装置8のみをサイロ等の貯蔵容器5に固定し、
この通風装置8に対してタンク1を着脱自在と
し、当該タンク1を所要の通風装置8に選択的に
装着することにより、所要箇所で高圧空気の送給
行なえるようにしたものであるが、この装置も弁
機構におけるピストン3のヘツドと弁座との間に
前記のゴミなどが附着することによりタンク1と
の気密性保持を損う欠点があり、また圧縮空気は
供給源からピストン3の小孔9による軸線方向通
路を介して流入するため充填に時間を要するので
短時間での繰返し使用に不便であり、この通路を
大きくすると充填時間は早くなるがピストン3の
開放時にタンク内の多量の高圧空気が無駄に放出
されるとともにピストンの開放が遅くなるという
欠点もある。
この他従来の装置には、容器に掃除口や点検口
がなく法定の事項である掃除、点検の条項に合致
せしめる必要がある。
がなく法定の事項である掃除、点検の条項に合致
せしめる必要がある。
本考案は、従来の装置の前記諸欠点を解消し
て、ドレンやゴミ等の排出が容易で、且つ高圧気
体の吐出抵抗を減少することにより流出効果を向
上させ、また、掃除点検に便利で、製造、保守を
安価にすると共に、高圧気体発生源からの給気装
置を簡略化した装置を提供するもので、以下本考
案の実施例を図面により説明する。
て、ドレンやゴミ等の排出が容易で、且つ高圧気
体の吐出抵抗を減少することにより流出効果を向
上させ、また、掃除点検に便利で、製造、保守を
安価にすると共に、高圧気体発生源からの給気装
置を簡略化した装置を提供するもので、以下本考
案の実施例を図面により説明する。
第4図は本考案の一実施例の側面断面図、第5
図はその分解した側面図、第6図は本実施例を貯
蔵容器に取付けた一部切欠側面図、第7図は本実
施例の要部側面断面図、第8図は第7図のC−C
断面図である。第4図、第5図に示す如く、本装
置はバルブ装置部材Aとタンク部材Bをフランジ
B10とフランジC11においてガスケツト12
とともに締付ボルト13で気密に螺着し一体化さ
れる構成のもので、バルブシリンダ14の側面に
設けた給気管15を通じて三方電磁弁16を介し
て高圧気体発生源17に連結して本装置が使用さ
れる。
図はその分解した側面図、第6図は本実施例を貯
蔵容器に取付けた一部切欠側面図、第7図は本実
施例の要部側面断面図、第8図は第7図のC−C
断面図である。第4図、第5図に示す如く、本装
置はバルブ装置部材Aとタンク部材Bをフランジ
B10とフランジC11においてガスケツト12
とともに締付ボルト13で気密に螺着し一体化さ
れる構成のもので、バルブシリンダ14の側面に
設けた給気管15を通じて三方電磁弁16を介し
て高圧気体発生源17に連結して本装置が使用さ
れる。
第7図に詳細に示されるように、バルブ装置部
材Aには、シリンダ状のバルブシリンダ14の一
端が吐出路19として開口され、この開口端にフ
ランジA20が設けられ、このフランジA20
で、又必要に応じては別体の取付具を用いて、粉
粒体の貯蔵容器5に装着する構造となつている。
バルブシリンダ14の外側面略中央部には、フラ
ンジB10が設けられている。バルブシリンダ1
4の他端の開口は閉塞板であるピストン止板22
でストツプリング23を用い気密に閉塞されてい
る。バルブシリンダ14の内面にはピストン止板
22の下方に間隔をおいて設けた段24にリング
状のピストン受環25が嵌着されている。ピスト
ン受環25とピストン止板22の間には、ピスト
ン3がバルブシリンダ14の内面を摺動自在に設
けられている。ピストン3は端部側面に斜面40
が設けられ、例えばゴム、ポリエチレンのような
弾力ある物質よりつくられており、一方、バルブ
シリンダ14には側面を貫通して給気孔6と充填
孔26と吐出孔27が設けられていて、給気孔6
はピストン止板22の下部近傍に設けてあり、ピ
ストン止板22の下部に嵌着された給気リング2
9の孔を通じてピストン止板22下面とピストン
3上面との間に空気室を構成するようにして連通
している。
材Aには、シリンダ状のバルブシリンダ14の一
端が吐出路19として開口され、この開口端にフ
ランジA20が設けられ、このフランジA20
で、又必要に応じては別体の取付具を用いて、粉
粒体の貯蔵容器5に装着する構造となつている。
バルブシリンダ14の外側面略中央部には、フラ
ンジB10が設けられている。バルブシリンダ1
4の他端の開口は閉塞板であるピストン止板22
でストツプリング23を用い気密に閉塞されてい
る。バルブシリンダ14の内面にはピストン止板
22の下方に間隔をおいて設けた段24にリング
状のピストン受環25が嵌着されている。ピスト
ン受環25とピストン止板22の間には、ピスト
ン3がバルブシリンダ14の内面を摺動自在に設
けられている。ピストン3は端部側面に斜面40
が設けられ、例えばゴム、ポリエチレンのような
弾力ある物質よりつくられており、一方、バルブ
シリンダ14には側面を貫通して給気孔6と充填
孔26と吐出孔27が設けられていて、給気孔6
はピストン止板22の下部近傍に設けてあり、ピ
ストン止板22の下部に嵌着された給気リング2
9の孔を通じてピストン止板22下面とピストン
3上面との間に空気室を構成するようにして連通
している。
充填孔26は、ピストン受環25にピストン3
が当接したときに前記空気室とタンク1を連通す
る位置に設けられていて、充填孔26を塞いでバ
ルブシリンダ14の外側面にバルブ30を設け、
空気室の所定圧力でバルブ30が開き、空気室の
高圧気体を充填孔26を通つてタンク1内に流入
させ、またタンク1から空気室への気体の逆流を
防止している。吐出孔27はピストン受環25上
面と同等の位置に設けられ、タンク1とバルブシ
リンダ14内を連通している。而して、ピストン
受環25にピストン3が当接したときはピストン
3により吐出孔27を閉じて充填孔26を開き、
ピストン3がピストン止板22に当接したときは
充填孔26を閉じて吐出孔27を開くようにす
る。
が当接したときに前記空気室とタンク1を連通す
る位置に設けられていて、充填孔26を塞いでバ
ルブシリンダ14の外側面にバルブ30を設け、
空気室の所定圧力でバルブ30が開き、空気室の
高圧気体を充填孔26を通つてタンク1内に流入
させ、またタンク1から空気室への気体の逆流を
防止している。吐出孔27はピストン受環25上
面と同等の位置に設けられ、タンク1とバルブシ
リンダ14内を連通している。而して、ピストン
受環25にピストン3が当接したときはピストン
3により吐出孔27を閉じて充填孔26を開き、
ピストン3がピストン止板22に当接したときは
充填孔26を閉じて吐出孔27を開くようにす
る。
また、バルブシリンダ14の外面に沿つて一端
で給気孔6に連通する給気管15が設けられてい
て、給気管15の他端は装着自在な連結管で連結
される。
で給気孔6に連通する給気管15が設けられてい
て、給気管15の他端は装着自在な連結管で連結
される。
一方タンク部材Bは、タンク1の一端に開口3
1と前記バルブ装置部材Aの吐出口27に連通す
る溝32を設けたフランジC11からなる取付部
を形成し、該開口31は前記バルブ装置部材Aの
閉塞端を挿入できる寸度を有している。フランジ
C11はフランジB10にガスケツト12ととも
に螺着し、タンク1を気密に保持するようになつ
ている。
1と前記バルブ装置部材Aの吐出口27に連通す
る溝32を設けたフランジC11からなる取付部
を形成し、該開口31は前記バルブ装置部材Aの
閉塞端を挿入できる寸度を有している。フランジ
C11はフランジB10にガスケツト12ととも
に螺着し、タンク1を気密に保持するようになつ
ている。
以上の様に構成されているので本装置を粉粒体
の貯蔵容器5の側壁に第6図に示すようにフラン
ジA20により前述の通り装着し、また給気管1
5に三方電磁弁16と高圧気体発生源17を連結
し、本装置を使用することができる。
の貯蔵容器5の側壁に第6図に示すようにフラン
ジA20により前述の通り装着し、また給気管1
5に三方電磁弁16と高圧気体発生源17を連結
し、本装置を使用することができる。
すなわち、三方電磁弁16は詳細図示しない
が、外部放出口を閉じて、高圧気体発生源17で
発生した高圧気体を給気管15に流入せしめ、給
気孔6から吸気リング29の孔を通じてピストン
止板22の下面に流入しピストン3をピストン受
環25に当接するまで押し下げ、空気室を形成す
る。ピストン3がピストン受環25に当接すると
ともに吐出孔27を閉塞して前記空気室の圧力が
所定圧力となると、バルブ30が作動して充填孔
26からタンク1内に高圧気体が充填される。
が、外部放出口を閉じて、高圧気体発生源17で
発生した高圧気体を給気管15に流入せしめ、給
気孔6から吸気リング29の孔を通じてピストン
止板22の下面に流入しピストン3をピストン受
環25に当接するまで押し下げ、空気室を形成す
る。ピストン3がピストン受環25に当接すると
ともに吐出孔27を閉塞して前記空気室の圧力が
所定圧力となると、バルブ30が作動して充填孔
26からタンク1内に高圧気体が充填される。
このタンク1内に充填された高圧気体を粉粒体
の貯蔵容器5内に放出する必要のある場合は、前
記三方電磁弁16の外部放出口を開放し、従つて
前記空気室の高圧気体を給気孔6から給気管15
を通じて外部に放出する。この空気室の高圧気体
を開放してもバルブ30が働くのでタンク1内に
充填した高圧気体は前記空気室に入ることはな
い。ピストン3はタンク1の高圧気体の押圧力が
斜面に作用し、また前記空気の圧力が下るのでピ
ストン受環25と当接しなくなりピストン止板2
2の下面に移動する。従つてタンク1内の高圧気
体は溝32、吐出孔27、ピストン受環25の内
部、吐出路19を通じて爆発的に粉粒体の貯蔵容
器5に放出される。
の貯蔵容器5内に放出する必要のある場合は、前
記三方電磁弁16の外部放出口を開放し、従つて
前記空気室の高圧気体を給気孔6から給気管15
を通じて外部に放出する。この空気室の高圧気体
を開放してもバルブ30が働くのでタンク1内に
充填した高圧気体は前記空気室に入ることはな
い。ピストン3はタンク1の高圧気体の押圧力が
斜面に作用し、また前記空気の圧力が下るのでピ
ストン受環25と当接しなくなりピストン止板2
2の下面に移動する。従つてタンク1内の高圧気
体は溝32、吐出孔27、ピストン受環25の内
部、吐出路19を通じて爆発的に粉粒体の貯蔵容
器5に放出される。
つぎに三方電磁弁16の外部放出口を閉じて前
述のプロセスでタンク1内に高圧気体を充填し、
再び三方電磁弁16の外部放出口を開くことによ
り同様のプロセスで粉粒体の貯蔵容器5に高圧気
体を短時間でくりかえし放出することができるの
である。
述のプロセスでタンク1内に高圧気体を充填し、
再び三方電磁弁16の外部放出口を開くことによ
り同様のプロセスで粉粒体の貯蔵容器5に高圧気
体を短時間でくりかえし放出することができるの
である。
第9図において、本考案の他の実施例を示し
た。この装置はバルブ装置部材Aにおいてバルブ
シリンダ14の閉塞端、すなわちピストン止板2
2の中央に給気孔6を設けたが、このような構成
で給気管路を更に加工し易くしたところに特徴が
ある。
た。この装置はバルブ装置部材Aにおいてバルブ
シリンダ14の閉塞端、すなわちピストン止板2
2の中央に給気孔6を設けたが、このような構成
で給気管路を更に加工し易くしたところに特徴が
ある。
第10図において本考案の他の実施例を示し
た。この装置はバルブ装置部材Aにおいてピスト
ン止板22の下部に突起を設けることにより、吸
気リング29を不要とし、且つ給気孔を複数とし
て高圧気体の流排出をしやすくした点に特徴があ
る。
た。この装置はバルブ装置部材Aにおいてピスト
ン止板22の下部に突起を設けることにより、吸
気リング29を不要とし、且つ給気孔を複数とし
て高圧気体の流排出をしやすくした点に特徴があ
る。
尚、上記実施例ではピストン受環25をバルブ
シリンダ14と別体で設け、バルブシリンダ14
の段24に嵌着しているが、本考案ではピストン
受環25を別体で設けるかわりに、バルブシリン
ダ14の内壁を加工して段部を設け、そこでピス
トン3を受けるようにすることも可能である。
シリンダ14と別体で設け、バルブシリンダ14
の段24に嵌着しているが、本考案ではピストン
受環25を別体で設けるかわりに、バルブシリン
ダ14の内壁を加工して段部を設け、そこでピス
トン3を受けるようにすることも可能である。
以上詳細に説明したように、本考案は簡単な構
成であつて特にタンクからの高圧気体の流出をさ
またげるものが排出孔部分になく、従つて爆発的
排出の向上が期待できるとともに、ドレンやゴミ
等のたまりも少なく長期に使用しても排出能力の
劣化が少なく、また主な構成のバルブ装置部材と
タンク部材とを別体としたので掃除、点検に便利
であり、規制法規上も合法的な構造の製造、保守
共に安価になし得るという効果がある。また吹き
返しによる粉粒体の部分推積により機能を阻害す
るというようなことも本考案ではないという効果
がある。
成であつて特にタンクからの高圧気体の流出をさ
またげるものが排出孔部分になく、従つて爆発的
排出の向上が期待できるとともに、ドレンやゴミ
等のたまりも少なく長期に使用しても排出能力の
劣化が少なく、また主な構成のバルブ装置部材と
タンク部材とを別体としたので掃除、点検に便利
であり、規制法規上も合法的な構造の製造、保守
共に安価になし得るという効果がある。また吹き
返しによる粉粒体の部分推積により機能を阻害す
るというようなことも本考案ではないという効果
がある。
第1図、第2図は従来の装置の側面断面図及び
貯蔵容器の取付説明図、第3図は従来の他の装置
の一部断面を有する側面図、第4図は本考案の一
実施例の側面断面図、第5図はその分解した側面
図、第6図は本実施例を貯蔵容器に取付けた一部
切欠側面図、第7図は本実施例の要部側面断面
図、第8図は第7図のC−C断面図、第9図、第
10図は本考案の他の実施例の要部側面断面図で
ある。第11図はピストンとピストン受環と吐出
孔の関係の詳細断面図である。 1……タンク、3……ピストン、5……貯蔵容
器、6……給気孔、10……フランジB、11…
…フランジC、14……バルブシリンダ、16…
…三方電磁弁、17……高圧気体発生源、20…
…フランジA、22……ピストン止板、24……
段、26……充填孔、27……吐出孔、30……
バルブ。
貯蔵容器の取付説明図、第3図は従来の他の装置
の一部断面を有する側面図、第4図は本考案の一
実施例の側面断面図、第5図はその分解した側面
図、第6図は本実施例を貯蔵容器に取付けた一部
切欠側面図、第7図は本実施例の要部側面断面
図、第8図は第7図のC−C断面図、第9図、第
10図は本考案の他の実施例の要部側面断面図で
ある。第11図はピストンとピストン受環と吐出
孔の関係の詳細断面図である。 1……タンク、3……ピストン、5……貯蔵容
器、6……給気孔、10……フランジB、11…
…フランジC、14……バルブシリンダ、16…
…三方電磁弁、17……高圧気体発生源、20…
…フランジA、22……ピストン止板、24……
段、26……充填孔、27……吐出孔、30……
バルブ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 端部に開口1−2とフランジC11とを設けた
タンク1−1よりなるタンク部材Bと、 ピストン止板22により端部14−3を閉塞す
ると共に、他端14−1に開口する吐出路19を
設けてなるバルブシリンダ14で、該バルブシリ
ンダ14の外側面下端14−1にフランジA20
と中間14−2にフランジB10を設けると共
に、フランジB10の近傍のバルブシリンダ14
内部に上部周辺に傾斜する傾斜面41を有するピ
ストン受環25を設け、また前記ピストン止板2
2の下面とピストン受環25の上面との間を摺動
し端部周辺に傾斜面40を有するピストン3をバ
ルブシリンダ14に内装し、また該バルブシリン
ダ14の側面を貫通する吐出孔27を前記ピスト
ン3が摺動してピストン受環25の上面に当接す
る時は吐出孔27を閉止する部位に設け、また同
じく充填孔26をピストン3が摺動してピストン
止板22の下面に当接する時は充填孔26を閉止
する部位に設け、且つ充填孔26のバルブシリン
ダ14の外面には一定圧力により作動し、一方向
のみに高圧気体を通す機能を有するバルブ30を
設けてなるバルブ装置部材Aと、 前記ピストン止板22の下方でバルブシリンダ
14の側面を貫通して設けた給気孔6と給気孔6
に連結しバルブシリンダ14の側面にそうと共に
フランジ11とフランジ10を貫通して立上り設
けてなる給気管15とを有し、 前記タンク部材Bの開口1−2に、バルブ装置
部材Aのバルブシリンダ14を挿入しフランジC
11とフランジB10を螺着手段13により密封
締結すると共に給気管15より三方電磁弁16を
介して外部の高圧気体発生手段に連結してなるこ
とを特徴とする 粉粒体の流出を促進する高圧気体吐出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13490382U JPS5941283U (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | 粉粒体の流出を促進する高圧気体吐出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13490382U JPS5941283U (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | 粉粒体の流出を促進する高圧気体吐出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5941283U JPS5941283U (ja) | 1984-03-16 |
JPS6312103Y2 true JPS6312103Y2 (ja) | 1988-04-07 |
Family
ID=30303830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13490382U Granted JPS5941283U (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | 粉粒体の流出を促進する高圧気体吐出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941283U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5346484A (en) * | 1976-10-12 | 1978-04-26 | Tokuyama Soda Co Ltd | Electrolytic cell |
JPS5637924A (en) * | 1979-09-06 | 1981-04-11 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | Pneumatic conveying device |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48102447U (ja) * | 1972-03-06 | 1973-12-01 | ||
JPS5256820U (ja) * | 1975-10-23 | 1977-04-25 |
-
1982
- 1982-09-07 JP JP13490382U patent/JPS5941283U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5346484A (en) * | 1976-10-12 | 1978-04-26 | Tokuyama Soda Co Ltd | Electrolytic cell |
JPS5637924A (en) * | 1979-09-06 | 1981-04-11 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | Pneumatic conveying device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5941283U (ja) | 1984-03-16 |
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