JPH04371048A - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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Publication number
JPH04371048A
JPH04371048A JP14858191A JP14858191A JPH04371048A JP H04371048 A JPH04371048 A JP H04371048A JP 14858191 A JP14858191 A JP 14858191A JP 14858191 A JP14858191 A JP 14858191A JP H04371048 A JPH04371048 A JP H04371048A
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JP
Japan
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message
message data
data
handset
information
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Application number
JP14858191A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Izuka
井 塚 和 宏
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH04371048A publication Critical patent/JPH04371048A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にコードレス電話装
置に関し、特に、親機側にテープレコーダのごとき音声
録音/再生装置が内蔵され、留守番応答機能を具備して
いる構成のコードレス電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話装置は、一般に、接続さ
れている電話回線を捕捉する機能や無線送受信機能等、
各種機能を有した親機と、主として無線送受信機能を有
した子機とから成っている。このようなコードレス電話
装置には、子機のみならず、本来、電話回線と子機との
間を接続する接続装置として機能するようになっている
親機自身にも、端末として使用可能なように、送受話の
機能を有したものがある。上述したコードレス電話装置
においては、従来より、親機側に音声録音/再生装置を
内蔵して留守番応答機能をも具備せしめるのみならず、
親機との間で無線通信により通話路を形成する子機につ
いても、複数台設置が可能に構成されたものが提案され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した留
守番応答機能をも具備し、且つ複数台の子機が設置可能
な構成の従来のコードレス電話装置では、前記音声録音
/再生装置に対して、子機へのメッセージが入力され録
音されたときに、この、メッセージが録音されたことを
示す情報を作成して各子機に通知するための手段が、親
機側に設けられておらず、他方、子機側にも、前記情報
を受けてこれを各子機の話者に対し報知する手段が設け
られていなかった。
【0004】そのため、各子機の話者が、前記音声録音
/再生装置にメッセージが録音されているか否かを知る
には、子機のキーボードを操作して子機側の制御部から
親機側の制御部に対してメッセージデータの再生要求を
与え、この再生要求により前記音声録音/再生装置を再
生モードとすることによって、親機側からメッセージデ
ータが送出されたか否かを実際に自己の耳で聞いて確認
しなければならず、非常に手間がかかった。
【0005】そのうえ、上記確認の結果、音声録音/再
生装置にメッセージデータが録音されていることが判明
した場合でも、前記子機の話者が前記音声録音/再生装
置から再生出力された全部のメッセージを聞かなければ
、自機に対するメッセージデータが録音されているか否
かが判断できないようになっていたので、自機に無関係
なメッセージまでも聞かなければならず、上記確認作業
に無駄な手数と時間がかかり非能率であるという問題点
があった。
【0006】従って本発明は、上記問題点を解消するた
めになされたもので、その目的は、各子機の話者が親機
の音声録音/再生装置を再生モードとしてメッセージ録
音の有無を実際に確認することなしに、メッセージ録音
の有無を容易且つ迅速に確認することができるのみなら
ず、録音されているメッセージ中に、自機に対するメッ
セージがあるか否かをも容易且つ迅速に確認することが
でき、更には、自機に対するメッセージが録音されてい
ることが判明した場合に、自機へのメッセージのみを再
生して聞くことが可能な、無駄な手数と時間がかからな
い留守番応答機能を具備したコードレス電話装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1の態様は、電話回線に接続されている親
機と、この親機と無線回線を介して接続される少なくと
も2台以上の子機とを備えたコードレス電話装置におい
て、前記親機は、入力されたメッセージデータを保持す
るメッセージデータ保持手段と、このメッセージデータ
保持手段に保持させるためのメッセージデータが入力さ
れたことを検知したときに、この検知情報を前記各子機
側に無線送信すべく出力する検知情報出力手段と、を有
しており、前記各子機は、前記検知情報出力手段から出
力され、無線送信された検知情報を入力して、前記メッ
セージデータ保持手段にメッセージデータが保持されて
いることを報知する報知手段、を有している構成とした
【0008】又、上記目的を達成するために本発明の第
2の態様は、請求項1記載のコードレス電話装置におい
て、前記親機は、前記検知情報出力手段が前記メッセー
ジデータの入力を検知したときに、このメッセージデー
タが特定の子機を宛先としているか否かを判別するメッ
セージデータ宛先判別手段と、このメッセージデータ宛
先判別手段によって前記メッセージデータの宛先子機が
判別されたときに、前記メッセージデータを前記メッセ
ージデータの宛先子機が識別可能なように前記メッセー
ジデータ保持手段に与えるデータ処理手段と、前記メッ
セージデータ宛先判別手段によって判別された前記メッ
セージデータの宛先子機に対して、メッセージデータが
前記メッセージデータ保持手段に保持されていることを
示す情報を無線送信すべく出力するとともに、該情報を
出力後に前記宛先子機から自機へのメッセージデータの
送出要求があったときには、前記データ処理手段によっ
て前記メッセージデータ保持手段に与えられた前記宛先
子機のメッセージデータを読出して前記宛先子機に対し
無線送信すべく出力するデータ出力手段と、を有してお
り、前記各子機は、前記データ出力手段から自機に対す
るメッセージデータが前記メッセージデータ保持手段に
保持されていることを示す情報が与えられたときに、該
情報が与えられたことを報知せしめるべく前記報知手段
を制御する制御手段と、与えられた指令が自機へのメッ
セージデータのみの送出要求である場合には、前記親機
に対して自機へのメッセージデータのみの送出要求を無
線送信すべく出力するメッセージデータ送出要求出力手
段と、を有している構成とした。
【0009】
【作用】上記第1の態様に係る構成において、メッセー
ジデータ保持手段にメッセージデータが入力されると、
検知情報出力手段は、これを検知し、この検知情報を、
各子機に対して無線送信すべく出力する。検知情報出力
手段から出力された前記検知情報は、各子機側に無線送
信される。前記検知情報が各子機に受信されると、各子
機の報知手段は、夫々、前記検知情報を入力して、前記
メッセージデータ保持手段にメッセージデータが保持さ
れていることを報知する。
【0010】上記第2の態様に係る構成において、検知
情報出力手段がメッセージデータの入力を検知すると、
メッセージデータ宛先判別手段は、この読込んだメッセ
ージデータが特定の子機を宛先としているか判別する。 メッセージデータ宛先判別手段によって上記宛先子機が
判別されると、データ処理手段は、前記メッセージデー
タを前記宛先子機が識別可能なように、前記メッセージ
データ保持手段に保持させることとなる。
【0011】メッセージデータ宛先判別手段が前記メッ
セージデータの宛先子機を判別すると、データ出力手段
は、判別された宛先子機に対してメッセージデータが前
記メッセージデータ保持手段に保持されていることを示
す情報を無線送信すべく出力する。該情報が無線送信さ
れると、対応する子機の制御手段は、該情報が与えられ
たことを報知せしめるべく報知手段を制御する。この報
知手段の報知により、対応する子機の話者が該子機のキ
ーボードを操作し、このキーボード操作に起因して自機
へのメッセージデータのみの送出要求が与えられたと認
識すると、メッセージデータ送出要求出力手段は、自機
へのメッセージデータのみの送出要求を親機に対して無
線送信すべく出力する。該送信要求が親機側に与えられ
ると、データ出力手段は、前記データ処理手段によって
前記メッセージ保持手段に与えられた前記宛先子機のメ
ッセージデータを読出して前記宛先子機に対し無線送信
すべく出力し、前記宛先子機は、このメッセージデータ
を受信することとなる。
【0012】よって、各子機の話者が親機の音声録音/
再生装置を再生モードとしてメッセージ録音の有無を実
際に確認することなしに、メッセージ録音の有無を容易
且つ迅速に確認することができるのみならず、録音され
ているメッセージ中に、自機に対するメッセージがある
か否かをも容易且つ迅速に確認することができ、更には
、自機に対するメッセージが録音されていることが判明
した場合に、自機へのメッセージのみを再生して聞くこ
とが可能となり、無駄な手数と時間が不要となった。
【0013】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例に従うコードレ
ス電話装置の全体的な構成を示したブロック図である。 本発明の一実施例に従うコードレス電話装置は、図1を
参照して明らかなように、局線100に接続されている
親機1と、前記親機1との間で無線通信を行なうことに
より、前記親機1を介して局線100との間で通話が行
なえるようになっている子機2、子機3のごとき子機を
複数台備えている。本発明に係るコードレス電話装置で
は、子機は3台以上設置可能に構成されているが、本実
施例では、図1を参照して明らかなように、図示と説明
の都合上、子機は符号2,3で示すように2台だけ設置
されているものとする。
【0015】前述した親機1は、着信検出回路10、局
線捕捉回路11、スピーチネットワーク12、マルチフ
リーケンシー信号(以下、「MF信号」という)受信部
5、ハンドセット13、ダイヤル信号送出部14、親機
制御部15、キーパッド16、音声録音/再生装置17
、拡声用スピーカ18、スピーカ用受話増幅器19、無
線機20、アンテナ22、回転数センサ40、ベースバ
ンド伝送装置41及びコンパンダー42を備えている。
【0016】前記親機制御部15は、ダイヤル信号送出
コントロール部15a、キー認識部15b、MF信号認
識部15c、テープカウンタメモリ記憶エリア指定部1
5d、テープカウンタメモリ15e、演算処理部15f
、パルスカウンタ15g、無線機制御部インターフェー
ス15h、及び音声録音/再生装置制御部15iを備え
ている。
【0017】前記無線機20は、無線受信機20a、無
線送信機20b及び無線機制御部21を備えている。無
線機制御部21は、送受信データ制御部21aを始め、
親機制御部インターフェース21b、データ認識部21
c、IDコード識別部21d及びID  ROM21e
を備えている。
【0018】一方、前記子機2は、アンテナ31、無線
機28、受話増幅器27、受話器26、送話増幅器29
、送話器30、子機制御部24、キーパッド25、着信
音出力部35、スピーカ36、ベースバンド伝送装置4
3、コンパンダー44、メッセージLEDドライバ45
及びメッセージLED46を備えている。
【0019】前記子機制御部24は、着信音制御部24
a、演算処理部24b、キー認識部24c、IDコード
識別部24d、ID  ROM24e及び送受信データ
制御部24fを備えている。また、無線機28は、無線
受信機28aと、無線送信機28bとを備えている。
【0020】上述した親機1と子機2との構成について
更に詳述すれば以下のようである。まず、親機1側の構
成について説明する。
【0021】着信検出回路10は、2本の局線100(
図1では、図示の都合上、1本しか記載していない)に
接続されている。着信検出回路10は、局線100から
送出された呼出信号の着信を検出すると、前記演算処理
部15fに対して着信検出信号を送出したり、或いは、
前記検出した着信信号を、スピーカ用受話増幅器19を
通して拡声用スピーカ18に送出するようになっている
【0022】局線捕捉回路11も、局線100に接続さ
れている。局線捕捉回路11は、例えば、トランジスタ
のごとき半導体スイッチング素子等によって構成されて
おり、この局線捕捉回路11は、図示しないフックスイ
ッチのオフフック或いはダイヤル信号送出部14から出
力される制御信号により閉成状態となって、局線100
を捕捉する。局線捕捉回路11は、前記図示しないフッ
クスイッチのオンフック或いはダイヤル信号送出部14
から出力される制御信号により閉成状態から開放状態と
なって、それまで捕捉していた局線100を開放するよ
うになっている。更に、局線捕捉回路11は、ダイヤル
信号送出部14から出力されるパルス信号に基づきスイ
ッチング動作することによって、局線100に対しダイ
ヤルパルス発信を行なうようになっている。
【0023】スピーチネットワーク12は、防側音回路
を始め、電源回路、定電流源、増幅器、送話レベル調整
用アッテネータ、受話レベル調整用アッテネータ、切換
スイッチ等で構成されている。スピーチネットワーク1
2には、局線捕捉回路11を始め、MF信号受信部5、
ハンドセット13、ベースバンド伝送装置41、音声録
音/再生装置17、ダイヤル信号送出部14及び演算処
理部15fが接続されている。スピーチネットワーク1
2は、局線捕捉時には局線100からの給電を受けて駆
動し、局線非捕捉時には直流電源(図示しない)からの
給電を受けて駆動するようになっている。スピーチネッ
トワーク12は、演算処理部15fの制御下で、局線1
00とハンドセット13の送/受話器との間の通話路の
形成や、局線100と音声録音/再生装置17との間の
通話路の形成、或いはベースバンド伝送装置41及びコ
ンパンダー42を通して局線100と無線機20との間
の通話路の形成等を行なう機能を有する。以下の説明で
は、スピーチネットワーク12は、前記関連する各スイ
ッチ(図示しない)とともに、親機1が留守番自動応答
モードにモード設定されているときには、局線100を
通して相手方端末(図示しない)から与えられる相手方
通話者のメッセージを録音すべく、局線100と音声録
音/再生装置17との間の通話路の形成を行なう。又、
スピーチネットワーク12は、親機1の話者が各子機2
,3に宛てたメッセージを音声録音/再生装置17に録
音させるべく、キーボード16を操作することによって
、ハンドセット13と音声録音/再生装置17との間の
通話路の形成を行ない、親機1の話者からのメッセージ
が、音声録音/再生装置17に録音されるようにする。
【0024】なお、スピーチネットワーク12は、演算
処理部15fの制御下で、ダイヤル信号送出部14から
の出力信号に基づき、局線100に対してMF信号を発
信するようになっている。
【0025】ダイヤル信号送出部14は、ダイヤル信号
送出コントロール部15aの制御下で、ダイヤルパルス
発信の場合には、局線捕捉回路11を構成している半導
体スイッチング素子を駆動することにより、ダイヤルパ
ルスを発生させ、この発生させたダイヤルパルスを局線
100に送出させる。又、ダイヤル信号送出部14は、
ダイヤル信号送出コントロール部15aの制御下で、M
F信号発信の場合には、スピーチネットワーク12を通
して局線100にMF信号を送出するようになっている
【0026】ダイヤル信号送出コントロール部15aは
、前記演算処理部15fからの出力信号に基づき、前記
ダイヤル信号送出部14を制御する。即ち、ダイヤル信
号送出コントロール部15aは、本実施例に係るコード
レス電話装置がダイヤル発信モードに設定されていると
きに、演算処理部15fからの選択指令信号により、ダ
イヤルパルス信号を送出すべきものと判断すると、ダイ
ヤル信号送出部14に対し、ダイヤルパルス送出指令を
与える。一方、演算処理部15fからの選択指令信号に
より、MF信号を送出すべきものと判断すると、前記ダ
イヤル信号送出コントロール部15aは、ダイヤル信号
送出部14に対し、MF信号送出指令を与えることとな
る。演算処理部15fから上記いずれの選択指令信号が
出力されるかは、親機1側のキーボードに設けられてい
る選択スイッチ(図示しない)、或いは子機1側のキー
ボードに設けられている選択スイッチ(図示しない)の
話者等による操作に応じて決まる。
【0027】MF信号受信部5は、局線捕捉回路11が
局線100を捕捉した後、局線100から局線捕捉回路
11及びスピーチネットワーク12を通して伝送された
プッシュボタン信号(以下、「PB信号」という)を受
信し、この伝送されたPB信号と対応する数値を識別す
る。そして、MF信号受信部5は、この識別した数値を
示すコードを、MF信号認識部15cに出力するように
なっている。
【0028】MF信号認識部15cは、前記コードがM
F信号受信部5から出力されると、該コードに基づき、
相手方端末(図示しない)が、子機2、子機3のいずれ
を呼出しているかを判断して、この判断結果を演算処理
部15fに通知する。
【0029】キーパッド16は、親機1のキーボード(
図示しない)上に設けられており、通話キー、ワンタッ
チキー、登録キー、ダイヤルキー等を備えている。キー
パッド16の各種キーが話者等によって押圧操作される
と、この押圧操作に対応した信号が、キーパッド16か
らキー認識部15bに出力される。キー認識部15bは
、キーパッド16から所定の信号が出力されると、これ
を読込んでどのキーが操作されたかを識別し、この識別
結果をキー操作識別データとして演算処理部15fに出
力する。
【0030】無線機制御部21とともに無線機20を構
成している無線受信機20aと無線送信機20bは、夫
々アンテナ22と接続されている。
【0031】無線受信機20aは、無線機制御部21を
構成している送受信データ制御部21aの制御下で、子
機2側から無線送信された情報を受信する。
【0032】該受信した情報が、子機2側からの通話チ
ャネル接続要求や、該通話チャネル接続要求の送出先が
子機2であることを示すIDコードや、親機1〜子機2
間で無線通信を行なうために演算処理部15fによって
指定された空き通話チャネル確認に係る情報や、該空き
通話チャネルへのチャネル切換要求や、親機1からの内
線呼出データ送信に対する内線呼出応答データや、子機
2(或いは子機3)側からの、録音されたメッセージ“
有”を確認した旨の情報、子機2(或いは子機3)側か
らの自機へのメッセージ“有”情報を確認した旨の情報
、子機2(或いは子機3)側からの録音されたメッセー
ジの再生要求に係る情報等である場合には、これら各情
報、データは、夫々、送受信データ制御部21aに与え
られ、前記IDコード識別部以外の情報は、送受信デー
タ制御部21から更に親機制御部インターフェース21
b、無線機制御部インターフェース15hを通して演算
処理部15fに与えられる。なお、該受信した情報が、
子機2の話者に係る送話信号であった場合には、該送話
信号は、無線受信機20aからコンパンダー42及びベ
ースバンド信号変換装置41を通してスピーチネットワ
ーク12に送出され、このスピーチネットワーク12か
ら局線捕捉回路11を通して局線100に送出されたり
、或いはハンドセット13の受話器に送出される。 上述した子機2(或いは子機3)側からの上記再生要求
に係る情報が、自機に対するメッセージのみの再生要求
か、自機に対するメッセージは勿論、録音されているメ
ッセージ全部の再生要求かによって、音声録音/再生装
置制御部15iによる音声録音/再生装置17の制御態
様は相違する。
【0033】無線送信機20bは、前記送受信データ制
御部21aの制御下で、子機2側に所定の情報を無線送
信する。該無線送信機20bが送信すべき情報には、子
機2が親機1に対して通話チャネル接続要求を行なうの
に必要な空き制御チャネル確認情報、前記通話チャネル
接続要求(子機2又は子機3のIDコードを含む)及び
子機2からの空き通話チャネル確認等に対応する空き通
話チャネルの指定、該指定した通話チャネルが空きチャ
ネルであることの確認、子機2側から送信されたチャネ
ル切換要求信号に対応するチャネル切換応答等に係る情
報、音声録音/再生装置17にメッセージが録音されて
いることを示す録音“有”情報、がある。また、前記無
線送信機20bが送信すべき情報には、内線呼出しデー
タや、音声録音/再生装置17から再生されたメッセー
ジに係る情報等もある。
【0034】前記情報が、音声録音/再生装置17から
再生されたメッセージに係る情報であるときには、該メ
ッセージに係る情報は、音声録音/再生装置17からベ
ースバンド伝送装置41及びコンパンダー42を通して
無線送信機20bに与えられる。前記情報が上述したメ
ッセージに係る情報以外の情報(子機2、或いは子機3
のIDコードも除く)であるときには、これら各情報は
、演算処理部15fから無線機制御部インターフェース
15h、親機制御部インターフェース21b、データ認
識部21c及び送受信データ制御部21aを通して無線
送信機20bに与えられる。
【0035】ID  ROM21eは、親機1自身のI
Dコードを記憶している。ID  ROM21eは、I
Dコード識別部21dからのデータ読出し要求に応じて
、記憶しているIDコードをIDコード識別部21dに
出力する。IDコード識別部21dは、ID  ROM
21eに記憶されているIDコードが親機1自身のID
コードであることを識別すると、その識別結果を送受信
データ制御部21aに通知する。データ認識部21cは
、親機制御部インターフェース21bを通して無線機制
御部インターフェース15h側から送出されたデータが
如何なるデータであるかを認識して、該認識した結果を
送受信データ制御部21aに通知するようになっている
。無線機制御部インターフェース15hから親機制御部
インターフェース21bを通してデータ認識部21cに
与えられるデータには、前述した演算処理部15fから
与えられる各種データがある。なお、親機制御部インタ
ーフェース21bは、既に説明した内容から明らかなよ
うに、送受信データ制御部21aを通して無線受信機2
0aから与えられる各種データを受けて、無線機制御部
インターフェース15hに与えるとともに、無線機制御
部インターフェース15hから与えられる各種データを
受けて、データ認識部21cに送出するようになってい
る。
【0036】送受信データ制御部21aは、IDコード
識別部21dからの出力を受け、無線受信機20aを制
御することにより、無線受信機20aから出力された各
種データを入力して、該入力した各種データを親機制御
部インターフェース21bに送出する。送受信データ制
御部21aは、また、無線送信機20bを制御すること
により、データ認識部21cから出力された各種データ
等を、子機2側に無線送信するようになっている。
【0037】無線機制御部インターフェース15hは、
既に説明した内容から明らかなように、親機制御部イン
ターフェース21bを通して送受信データ制御部21a
から与えられた各種データを入力して、これら各種デー
タを演算処理部15fに送出する。無線機制御部インタ
ーフェース15hは、演算処理部15fから出力される
各種データを受けて、これら各種データを親機制御部イ
ンターフェース21bに出力する。
【0038】ベースバンド伝送装置41は、演算処理部
15fの制御下で、スピーチネットワーク12を通して
与えられる音声信号、或いは、音声録音/再生装置17
から再生されたメッセージを、子機2(或いは子機3)
側に無線送信が可能なように濾波してコンパンダー42
に出力する。ベースバンド伝送装置41は、又、演算処
理部15fの制御下で、コンパンダー42から出力され
た子機2(或いは子機3)側の話者からの送話音声信号
等を濾波することによって無線伝送によるノイズ成分を
除去した後、スピーチネットワーク12或いは音声録音
/再生装置17に出力するようになっている。
【0039】コンパンダー42は、演算処理部15fの
制御下で、ベースバンド伝送装置41を通してスピーチ
ネットワーク12側から与えられる音声信号、或いは、
ベースバンド伝送装置41を通して与えられる音声録音
/再生装置17から再生されたメッセージを、圧縮して
無線送信機20bに出力する。コンパンダー42は、又
、演算処理部15fの制御下で、子機2(或いは子機3
)側の話者からの送話音声信号を伸長した後、ベースバ
ンド伝送装置41、スピーチネットワーク12を通して
局線100、又はハンドセット13の受話器に送出する
ようになっている。
【0040】音声録音/再生装置17は、音声録音/再
生装置制御部15iの制御下で、入力された音声信号、
即ち、メッセージ情報を録音するとともに、録音したメ
ッセージ情報を再生し、音声信号として出力するように
なっている。本実施例では、前記音声録音/再生装置1
7には、テープレコーダが採用されており、このテープ
レコーダの回転軸(図示しない)には、例えば、パルス
エンコーダのごとき回転数センサ40が取付けられてい
る。音声録音/再生装置17は、音声録音/再生装置制
御部15iの制御下で、親機1が留守番自動応答モード
にモード設定されているときに、相手方端末(図示しな
い)の話者から発せられ、局線100、局線捕捉回路1
1及びスピーチネットワーク12を通して与えられたメ
ッセージを録音する。音声録音/再生装置17は、又、
音声録音/再生装置制御部15iの制御下で、親機1が
留守番自動応答モードにモード設定されているときに、
親機1の話者から発せられハンドセット13の送話器か
らスピーチネットワーク12を通して与えられたメッセ
ージを、録音する。音声録音/再生装置17に録音され
るメッセージが、例えば子機2(或いは子機3)の話者
のごとき特定の話者を宛先としたものである場合には、
上記メッセージは、音声録音/再生装置17に内蔵され
ている録音テープ(図示しない)中の特定領域に録音さ
れることとなる。この特定領域は、音声録音/再生装置
17、即ち、テープレコーダの回転数に対応して回転数
センサ40から出力されるパルスの計数値、例えば、計
数値5から計数値10までの回転数領域に対応するテー
プの領域のようにして設定される。上述した特定領域の
設定の態様については後述する。このようにテープレコ
ーダの回転数領域によって示されるテープの特定領域を
、予め、特定の子機を宛先としたメッセージの記憶領域
に設定しておくことにより、前記音声録音/再生装置1
7は、音声録音/再生装置制御部15iの制御下で、再
生要求を行なった子機を宛先とするメッセージのみを再
生して出力することが可能となる。上記内容についても
、後に詳述する。
【0041】回転数センサ40は、既述の内容から明ら
かなように、音声録音/再生装置17、即ち、テープレ
コーダの回転によりパルス信号を発生させ、この発生さ
せたパルス信号を、パルスカウンタ15gに出力するよ
うになっている。
【0042】パルスカウンタ15gは、演算処理部15
fの制御下で、前記回転数センサ40から出力されるパ
ルス信号の計数動作を行なう。即ち、パルスカウンタ1
5gは、演算処理部15fからの制御信号によって初期
化されるのみならず、演算処理部15fからの計数値デ
ータ読出し要求に応じて、保持しているパルス計数値を
、演算処理部15fに対して出力するようになっている
【0043】テープカウンタメモリ15eの記憶領域は
、例えば、図2にて示すように、子機2に関するデータ
の記憶領域と子機3に関するデータの記憶領域とに分割
されている。子機2に関するデータの記憶領域は、計数
値データ記憶領域と、計数値データ記憶領域指定部とに
分割されている。計数値データ記憶領域には、子機2に
対するメッセージ再生に際して、対応するメッセージが
前記テープのどの部分に録音されているかを示す検索用
のデータとしてメッセージ1件毎に、テープレコーダ回
転開始時におけるパルスカウンタ15gの計数値データ
とテープレコーダ回転停止時におけるパルスカウンタ1
5gの計数値データとが対として記憶されるようになっ
ている。計数値データ記憶領域指定部は、上述した各計
数値データ記憶領域毎に対応づけられて設定されている
【0044】前記計数値データ記憶領域への計数値デー
タの書込みは、テープカウンタメモリ記憶エリア指定部
15dによる計数値データ記憶領域指定部の指定と、こ
の指定された計数値データ記憶領域指定部と対応する計
数値データ記憶領域への、演算処理部15fによる計数
値データの書込みの2工程により実行される。又、前記
計数値データ記憶領域からの計数値データの読出しは、
テープカウンタメモリ記憶エリア指定部15dによる計
数値データ記憶領域指定部の指定と、この指定された計
数値データ記憶領域指定部と対応する計数値データ記憶
領域からの、演算処理部15fによる計数値データの読
出しの2工程により実行される。前記計数値データ記憶
領域に記憶されている計数値データは、新たな計数値デ
ータが演算処理部15fから与えられることによって更
新されるようになっているのみならず、演算処理部15
fからの消去指令信号によって消去されるようになって
いる。
【0045】テープカウンタメモリ記憶エリア指定部1
5dは、演算処理部15fの制御下で、演算処理部15
fによる計数値データの書込み、読出し、消去時に際し
て、対象となる計数値データ記憶領域と対応する計数値
データ記憶領域指定部を指定するようになっている。
【0046】音声録音/再生装置制御部15iは、演算
処理部15fの制御下で、音声録音/再生装置17を制
御するようになっている。例えば、局線100を通して
、相手方端末(図示しない)の話者から子機2を宛先と
したメッセージが与えられたと仮定して、そのときの音
声録音/再生装置17の録音動作と再生動作とにおける
音声録音/再生装置制御部15iの制御態様について説
明する。
【0047】前記メッセージが子機2に対する最初のメ
ッセージであったとすれば、音声録音/再生装置17の
テープ中には、子機2に宛てたメッセージは全く録音さ
れていないこととなる。このように、上記テープ中に子
機2に宛てたメッセージが全く録音されていなければ、
図2にて示した計数値データ記憶領域内には、計数値デ
ータが全く記憶されていないから、テープカウンタメモ
リ記憶エリア指定部15dは、図2にて示した計数値デ
ータ記憶領域指定部1,2を指定し、この指定結果を演
算処理部15fに通知する。演算処理部15fは、該通
知に基づき、音声録音/再生装置制御部15iに対して
、音声録音/再生装置17を録音モードとするように指
令を発する。音声録音/再生装置制御部15iは、上記
指令に基づき、音声録音/再生装置17を録音モードと
し、録音を行なわせる。図示しない相手方終話検出回路
からの出力によって、相手方話者が終話したことを検知
すると、演算処理部15fは、音声録音/再生装置制御
部15iに停止指令を与え、音声録音/再生装置制御部
15iは、音声録音/再生装置17の駆動を停止させ、
録音動作を終了させる。音声録音/再生装置17の駆動
開始時の計数値データと駆動停止時の計数値データとは
、パルスカウンタ15g、演算処理部15fを通してテ
ープカウンタメモリ15eの図2にて示す計数値データ
記憶領域に記憶されることとなる。
【0048】一方、上記のように子機2を宛先としたメ
ッセージが1件だけ録音されている状態で、子機2側の
演算処理部24bから、子機2を宛先とするメッセージ
のみの再生要求が与えられたことを無線機制御部インタ
ーフェース15hからの情報によって認識すると、演算
処理部15fは、音声録音/再生装置制御部15iに対
して、音声録音/再生装置17を再生モードとするよう
に指令を発する。音声録音/再生装置制御部15iは、
上記指令に基づき、音声録音/再生装置17を再生モー
ドとし、再生を行なわせることとなる。なお、この録音
モードから再生モードへのモード切換えの前に、音声録
音/再生装置制御部15iの制御下で、音声録音/再生
装置17はテープの巻戻し(或いは早送り)を完了して
いるものとする。即ち、この時点でのパルスカウンタ1
5gの計数値は、テープカウンタメモリ15eの計数値
データ記憶領域に記憶されているテープスタート時の計
数値データと一致している。
【0049】音声録音/再生装置17が再生動作を開始
するとともに、再生された子機2宛てのメッセージは、
音声録音/再生装置17からベースバンド伝送装置41
、コンパンダー42を通して無線送信機20bに出力さ
れ、無線送信機20bからアンテナ22を通して子機2
側に無線送信される。音声録音/再生装置17が再生動
作を開始するのに伴って回転数センサ40はパルス信号
を発生させ、発生させたパルス信号をパルスカウンタ1
5gに出力する。パルスカウンタ15gによって計数さ
れた値がテープカウンタメモリ15eの計数値データ記
憶領域に記憶されているテープストップ時の計数値デー
タと一致したことを認識した時点で、演算処理部15f
は、音声録音/再生装置制御部15iに停止指令を与え
、音声録音/再生装置制御部15iは、音声録音/再生
装置17の駆動を停止させ、再生動作を終了させる。 この音声録音/再生装置17の再生動作終了とともに、
親機1からの子機2側へのメッセージ情報の送出も終了
する。即ち、前述したテープカウンタメモリ15eの計
数値データ記憶領域に記憶されている一対の計数値デー
タと対応するテープの部分に録音されていたメッセージ
のみが再生され、出力されたわけである。
【0050】なお、親機1の話者がキーボード16を操
作してハンドセット13の送話器から子機2を宛先とし
たメッセージを入力した場合にも、上記局線100から
のメッセージの録音動作と同様にして音声録音/再生装
置17に録音される。上記メッセージの子機2側からの
再生要求に基づく音声録音/再生装置17を始めとする
各部の制御動作は、上述した内容と同様である。子機3
を宛先としたメッセージの録音/再生に係る動作につい
ても、上記内容と同様であるので、その説明は省略する
【0051】演算処理部15fは、スピーチネットワー
ク12を始め、ダイヤル信号送出コントール部15a、
テープカウンタメモリ記憶エリア指定部15d、テープ
カウンタメモリ15e、パルスカウンタ15g、無線機
制御部インターフェース15h、音声録音/再生装置制
御部15i、ベースバンド伝送装置41及びコンパンダ
ー42をその制御下に置く。
【0052】演算処理部15fは、ダイヤル信号送出コ
ントール部15a、ダイヤル信号送出部14を通して局
線捕捉回路11を制御することにより、局線100の捕
捉、捕捉した局線100の開放、ダイヤルパルスの局線
100への送出を行なう。演算処理婦15fは、ダイヤ
ル信号送出コントロール部15a、ダイヤル信号送出部
14を通してスピーチネットワーク12を制御すること
により、スピーチネットワーク12から局線100に対
してMF信号を送出させる。演算処理部15fは、スピ
ーチネットワーク12、スピーチネットワーク12と関
連する各スイッチ(図示しない)を制御することにより
、例えば前述した局線100と無線機20との間の通話
路の形成のごとき、通話路の形成を行なうようになって
いる。
【0053】演算処理部15fは、MF信号認識部15
cから出力された認識結果に基づき、相手方端末(図示
しない)が、子機2、子機3のいずれを呼出したいのか
を判断して、呼出し先の子機の演算処理部に対し、所定
の制御チャネルを使用して制御データの授受を行なうこ
とによって、該呼出し先子機との間の通話路の形成を行
なう。演算処理部15fは、キー認識部15bから与え
られるキー操作情報に基づき、ハンドセット13の送話
器から与えられたメッセージを録音すべき旨の指令が与
えられたと判断すると、前述したような態様で、音声録
音/再生装置制御部15iに指令を送出し、音声録音/
再生装置17をして前記メッセージの録音を行なわせる
【0054】更に、演算処理部15fは、局線100を
通して相手方端末(図示しない)から送出されたメッセ
ージ、或いはハンドセット13の送話器から送出された
メッセージ等を録音するに際しては、音声録音/再生装
置17を録音モードにモード設定して上記メッセージの
録音を実行すべく、既述のように音声録音/再生装置制
御部15i等を制御する。又、演算処理部15fは、子
機2(或いは子機3)から送出されたメッセージ再生要
求に応じて、音声録音/再生装置17に録音されている
メッセージを再生するに際しては、音声録音/再生装置
17を再生モードにモード設定して上記メッセージの再
生を実行すべく、既述のように音声録音/再生装置制御
部15i、ベースバンド伝送装置41、コンパンダー4
2等を制御する。
【0055】次に、子機2側の構成について説明する。 子機2は全体としてハンドセットの形態に構成されてお
り、子機2を構成する各部は、これら子機2の各部と対
応している親機1側の各部と略同一の構成となっている
【0056】キーパッド25は、子機2のキーボード(
図示しない)上に設けられており、通話キー、ワンタッ
チキー、登録キー、ダイヤルキー等を備えている。キー
パッド25の各種キーが話者等によって押圧操作される
と、この押圧操作に対応した信号が、キーパッド25か
らキー認識部24cに出力される。キー認識部24cは
、キーパッド25から所定の信号が出力されると、これ
を読込んでどのキーが操作されたかを識別し、この識別
結果をキー操作識別データとして演算処理部24bに出
力する。
【0057】無線機28は、無線受信機28aと、無線
送信機28bとを備えている。これら無線受信機28a
、無線送信機28bは、夫々アンテナ31と接続されて
いる。
【0058】無線送信機28bは、演算処理部24bの
制御下で、親機1側に所定の情報を無線送信する。無線
送信機28bが送信すべき情報には、子機2側からの通
話チャネル接続要求や、該通話チャネル接続要求の送出
先が子機2であることを示すIDコードや、親機1〜子
機2間で無線通信を行なうために演算処理部15fによ
って指定された空き通話チャネル確認に係る情報や、該
空き通話チャネルへのチャネル切換要求や、親機1から
の内線呼出データ送信に対する内線呼出応答データや、
子機2からの、録音されたメッセージ“有”を確認した
旨の情報、子機2宛てメッセージ“有”情報を受信した
ことを示す受信確認情報、子機2からの録音されたメッ
セージの再生要求に係る情報及び子機2の話者からの送
話音声に係る情報がある。前記情報が、子機2の話者か
らの送話音声に係る信号であるときには、該送話音声信
号は、送話器30から送話増幅器29、ベースバンド伝
送装置43及びコンパンダー44を通して無線送信機2
8bに与えられる。前記情報が、子機2の話者からの送
話音声に係る信号以外の情報であるときには、これらの
情報は、送受信データ制御部24fを通して演算処理部
24bから無線送信機28bに与えられる。
【0059】無線受信機28aは、送受信データ制御部
24fの制御下で、親機1側から無線送信された情報を
受信する。無線受信機28aが受信した情報が、前述し
た空き制御チャネル確認情報、空き通話チャネルの指定
、該指定した通話チャネルが空きチャネルであることの
確認、チャネル切換応答、内線呼出データ等に係る情報
、音声録音/再生装置17にメッセージが録音されてい
ることを示す録音“有”情報、子機2宛てのメッセージ
が録音されていることを示す情報であるときには、これ
らの各情報は、無線受信機28aから送受信データ制御
部24fを通して演算処理部24bに与えられる。無線
送信機28bが受信した情報が、音声録音/再生装置1
7から再生された子機2宛てのメッセージに係る情報で
あるときには、該子機2宛てのメッセージに係る情報は
、無線受信機28aからコンパンダー44及びベースバ
ンド伝送装置43を通して受話増幅器27に出力され、
上記子機2宛てのメッセージに係る情報は、更に受話増
幅器27から受話器26に出力される。そして、受話器
26から音声(すなわちメッセージ)として送出される
こととなる。
【0060】ID  ROM24eは、子機2自身のI
Dコードを記憶している。ID  ROM24eは、I
Dコード識別部24dからのデータ読出し要求に応じて
、記憶しているIDコードをIDコード識別部24dに
出力する。IDコード識別部24dは、ID  ROM
24eに記憶されているIDコードが子機2自身のID
コードであることを識別すると、その識別結果を送受信
データ制御部24fに通知する。
【0061】送受信データ制御部24fは、IDコード
識別部24dからの出力を受け無線送信機28aを制御
することにより、無線受信機28aから出力された各種
データを入力して、該入力した各種データを演算処理部
24bに出力する。送受信データ制御部24fは、また
、無線送信機28bを制御することにより、演算処理部
24b、IDコード識別部24d等から出力された各種
データを、親機1側に無線送信するようになっている。
【0062】着信音制御部24aは、演算処理部24b
の制御下で、演算処理部24bから出力される内線呼出
しデータに基づき、着信音出力部35を制御することに
より、スピーカ36から内線呼出し音を出力させるよう
になっている。
【0063】メッセージLEDドライバ45は、演算処
理部24bの制御下で、演算処理部24bから出力され
る制御信号に基づき、メッセージLED46を駆動する
。本実施例に係るコードレス電話装置では、親機1の音
声録音/再生装置17に何らかのメッセージが録音され
ていることを、設置されているすべての子機に対して通
知すべく、親機1から上記メッセージが録音されている
ことを示す情報が無線通信により与えられたときは、前
記メッセージLED46は所定時間点灯する。一方、親
機1の音声録音/再生装置17に、子機2宛てのメッセ
ージが録音されていることを、子機2に対して通知すべ
く、親機1から上記メッセージが録音されていることを
示す情報が無線通信により与えられたときは、前記メッ
セージLED46は所定時間、一定の間隔を置いて点滅
するようになっている。
【0064】演算処理部24bは、送受信データ制御部
24f、着信音制御部24a及びメッセージLEDドラ
イバ45をその制御下に置く。演算処理部24bは、無
線受信機28a及び送受信データ制御部24fを通して
与えられる空き制御チャネル確認情報、空き通話チャネ
ルの指定、該指定した通話チャネルが空きチャネルであ
ることの確認、チャネル切換応答、内線呼出しデータ等
に係る情報、音声録音/再生装置17にメッセージが録
音されていることを示す録音“有”情報、子機2宛ての
メッセージが録音されていることを示す情報等を読込む
。演算処理部24bは、上記各情報に基づいて演算処理
を行ない、この演算処理結果に基づき、着信音制御部2
4aを制御したり、通話チャネル接続要求、空き通話チ
ャネル確認に係る情報、チャネル切換要求、内線呼出し
応答等に係る情報、親機1から無線送信された録音“有
”情報を受信したことを示す受信確認情報、親機1から
無線送信された子機2宛てメッセージ“有”情報を受信
したことを示す受信確認情報、子機2宛てメッセージの
再生要求に係る情報等を、送受信データ制御部24f及
び無線送信機28bを通して親機1側に無線送信するよ
うになっている。なお、子機3も子機2と同様な構成と
なっているので、子機3を構成する各部の図示と説明は
省略する。従って、以下の動作説明においても、子機3
に関する動作説明は省略することとした。
【0065】次に、上記構成の動作を、無線アクセス動
作を示す図3のタイミングチャート、子機2のメッセー
ジLED点滅シーケンスを示す図4のタイミングチャー
ト、音声録音/再生装置17によるメッセージの録音シ
ーケンスを示す図5のフローチャート及び音声録音/再
生装置17によるメッセージの再生シーケンスを示す図
6のフローチャートを参照しながら説明する。
【0066】図3にて示した無線アクセス動作は、音声
録音/再生装置17に、何らかのメッセージが録音され
ていることを示す情報、音声録音/再生装置17に、子
機2宛てのメッセージが録音されていることを示す情報
を、親機1側から子機2に対して送出する場合、音声録
音/再生装置17に録音されている子機2宛てのメッセ
ージの再生要求に係る情報を、子機2側から親機1に対
して送出する場合に実行される。
【0067】音声録音/再生装置17に対して局線10
0からのメッセージ、或いはハンドセット13の送話器
からのメッセージが入力され、録音された後、所定時間
が経過したのを認識すると、親機の演算処理部15fは
、無線機制御部インターフェース15hを通して、子機
の演算処理部24bとの間で制御データの授受を行なう
のに必要な制御チャネルに空きがあることを確認し、こ
の制御チャネルを使って上記認識結果(すなわち、前述
した設定時刻に達したこと)を、子機の演算処理部24
bに与える。子機の演算処理部24bは、上記情報に基
づき所定の時刻に達したことを認識すると、前記制御チ
ャネルを使って通話チャネル接続要求に係る情報を、親
機の演算処理部15fに与える。上記通話チャネル接続
要求に係る情報に付随して送出される親機1のIDコー
ドに係る情報は、親機1の送受信データ制御部21aに
与えられる。上記通話チャネル接続要求に係る情報が親
機の演算処理部15fに入力され、また、親機1のID
コードに係る情報と、IDコード識別部21dからの出
力情報との照合が親機の送受信データ制御部21aにて
行なわれると、親機の演算処理部15fは、空き通話チ
ャネルの確認を行なう(本実施例では、前記の制御デー
タの授受に使用した後の制御チャネルを通話チャネルと
して使用するものとする)。そして、親機の演算処理部
15fは、前記接続要求に対する応答として、前記空き
通話チャネル指定情報と、子機2のIDコードに係る情
報とを、前記制御チャネルを使って子機2側に送出する
【0068】上述した各情報中、空き通話チャネル指定
情報が、子機の演算処理部24bに入力され、また、子
機2のIDコードに係る情報と、IDコード識別部24
dからの出力情報との照合が子機2の送受信データ制御
部24fにて行なわれると、子機の演算処理部24bは
、前記空き通話チャネル指定情報と対応する通話チャネ
ルの空きを確認する。この空き通話チャネルの確認を行
なうと、子機の演算処理部24bは、前記空きを確認し
た通話チャネルにチャネル切換すべき旨の要求を、前記
制御チャネルを使って親機の演算処理部15fに送出す
る。子機2からの上記要求が親機の演算処理部15fに
与えられると、親機の演算処理部15fは、前記指定し
た空き通話チャネルへのチャネル切換えを実行するとと
もに、子機の演算処理部24bに対して、上記チャネル
切換えを行なったことを、前記制御チャネルを使って通
知する。上記通知が親機の演算処理部15fから子機の
演算処理部24bに与えられることで、親機1と子機2
との間を接続する通話チャネルが設定され、図2にて示
した無線アクセス動作が完了する。
【0069】上記無線アクセス動作が完了すると、上記
通話チャネルを使用して親機の演算処理部15fは、無
線機制御部インターフェース15h、親機制御部インタ
ーフェース21b及び送受信データ制御部21を通して
、無線送信機20b、アンテナ22から子機2に向けて
メッセージが録音されていることを示す録音“有”デー
タ、即ちメッセージLED点灯データを無線送信する。 上記メッセージLED点灯データが、子機2の演算処理
部24bに与えられることにより、メッセージLED4
6は既述のように点灯することとなる。メッセージLE
D46が点灯動作を開始した後、所定時間経過したこと
を認識すると、演算処理部24bは、前述した通話チャ
ネルを使用して親機の演算処理部15fに、メッセージ
LED点灯データ受信確認データを無線送信する。 親機の演算処理部15fに、上記受信確認データが入力
されることにより、前述した一連の無線アクセスは終了
する。
【0070】図4にて示すメッセージLED点滅シーケ
ンスは、図3にて示した無線アクセス動作の実行によっ
て、親機1と子機2との間を接続する通話チャネルが設
定されていることを前提として実行される。
【0071】子機2を宛先としたメッセージが音声録音
/再生装置17に録音されたことを認識すると、親機の
演算処理部15fは、無線機制御部インターフェース1
5h、親機制御部インターフェース21b及び送受信デ
ータ制御部21を通して、無線送信機20b、アンテナ
22から子機2に向けてメッセージLED点滅データ(
即ち、子機2宛てのメッセージが録音されていることを
示す情報)を無線送信する。上記メッセージLED点滅
データが、子機2の演算処理部24bに与えられること
により、メッセージLED46は既述のように点滅する
こととなる。メッセージLED46が点滅動作を開始し
た後、所定時間経過したことを認識すると、演算処理部
24bは、前述した通話チャネルを使用して親機の演算
処理部15fに、メッセージLED点滅データ受信確認
データを無線送信する。親機の演算処理部15fに、上
記受信確認データが入力されることにより、前述した一
連の無線アクセスは終了する。
【0072】図5にて示すメッセージの録音シーケンス
には、局線100を通して相手方端末(図示しない)の
話者から送出されたメッセージを録音するに際してのシ
ーケンスと、親機1のハンドセット13から入力された
メッセージを録音するに際してのシーケンスとがある。 局線100を通して相手方端末(図示しない)の話者か
ら送出されたメッセージの録音に当っては、まず、該メ
ッセージの宛先がいずれの子機に対するものかを解析す
る作業が必要となる。即ち、演算処理部15fは、MF
信号認識部15cから出力された識別コードに基づき、
上記メッセージの宛先が例えば子機2であると判断する
と、ステップ113に移行する(ステップ111、ステ
ップ112)。
【0073】一方、ハンドセット13の送話器から入力
されたメッセージ、即ち、親機1の話者から発せられた
メッセージは、キーボード16からキー認識部16bを
通して与えられるメッセージの宛先子機を示す情報に基
づき、該メッセージの宛先が演算処理部15fによって
判断される。そして、上記メッセージの宛先が、例えば
子機2であると判断すると、ステップ113に移行する
(ステップ151、ステップ152)。
【0074】ステップ113以降のシーケンスは、局線
100から伝送されたメッセージの録音動作、親機1の
ハンドセット13から入力されたメッセージの録音動作
に共通するシーケンスである。ステップ113以降のシ
ーケンスの説明は、主として子機2を宛先として与えら
れた1件目のメッセージの録音動作に関するものである
【0075】演算処理部15fは、子機2を宛先とした
メッセージが与えられたと判断すると、テープカウンタ
メモリ15eの記憶内容やパルスカウンタ15gのカウ
ント内容等に基づき、子機2を宛先とした1件目のメッ
セージであると判断し、既述のような態様で音声録音/
再生装置制御部15i、パルスカウンタ15g、テープ
カウンタメモリ記憶エアリ指定部15d等を制御するこ
とにより、上記子機2宛ての1件目のメッセージを音声
録音/再生装置17に録音させる(ステップ113、ス
テップ114、ステップ115)。上記メッセージの終
話とともに、演算処理部15f、音声録音/再生装置1
7の録音動作を停止させ(ステップ116)、録音動作
を停止させたときのパルスカウンタ15gのカウント内
容を読込んで、この読込んだカウント内容を、テープス
トップ時のカウントデータとして図2にて示すごとく、
テープカウンタメモリ15eの計数値データ記憶領域指
定部2と対応する計数値データ記憶領域に書込む(ステ
ップ117)。ステップ117にて示した処理動作が終
了して待機状態となってから所定時間経過すると(ステ
ップ118、ステップ119、ステップ120)、図3
にて示した無線アクセス動作を開始し(ステップ121
)、次いで図4にて示したメッセージLED点滅シーケ
ンスを実行する(ステップ122)。
【0076】図6にて示すメッセージの再生シーケンス
は、前述のメッセージLED点滅シーケンス(図4にて
示す)の実行後に行なわれる。子機2の演算処理部24
bが、キー認識部24cを通してキーボード25から自
機を宛先としたメッセージの再生要求が与えられたこと
を認識すると(ステップ211)、図3にて示した無線
アクセス動作を開始する(ステップ212)。即ち、子
機2の演算処理部24bは、前述したように、子機2と
親機1との間を接続している通話チャネルを使用して、
子機2宛てのメッセージの再生要求を親機1の演算処理
部15fに向けて無線送信する(ステップ213)。前
記メッセージの再生要求を受けると、親機1の演算処理
部15fは、パルスカウンタ15gからの計数値データ
とテープカウンタメモリ15eの計数値データ記憶領域
に記憶されている計数値データとを比較対照しながら、
音声録音/再生装置制御部15iを通して音声録音/再
生装置17を駆動し、テープの特定部分に録音されてい
る子機2宛てメッセージデータを再生させる。このよう
にして再生されたメッセージは、既述のような態様で子
機2宛てに無線送信され、子機2の受話器26から音声
として出力される(ステップ214、ステップ215、
ステップ216、ステップ217)。パルスカウンタ1
5gからの出力と、テープカウンタメモリ15eの計数
値データ記憶領域に記憶されている計数値データとに基
づいて、再生すべき子機2宛てのメッセージがなくなっ
たと判断すると(ステップ218)、上記メッセージと
続く子機2宛てのメッセージが録音されていなければ(
ステップ219)、待機状態に移行する。ステップ21
9にて、子機2宛ての別のメッセージが録音されている
と判断したときには、この別のメッセージの再生動作を
実行することとなる(ステップ220)。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の態
様によれば、親機に、入力されたメッセージデータを保
持するメッセージデータ保持手段と、このメッセージデ
ータ保持手段に保持させるためのメッセージデータが入
力されたことを検知したときに、この検知情報を各子機
側に無線送信すべく出力する検知情報出力手段とを設け
、各子機に、前記検知情報出力手段から出力され、無線
送信された検知情報を入力して、前記メッセージデータ
保持手段にメッセージデータが保持されていることを報
知する報知手段を設けることとし、又、本発明の第2の
態様によれば、前記本発明の第1の態様に係る親機に、
検知情報出力手段がメッセージデータの入力を検知した
ときに、このメッセージデータが特定の子機を宛先とし
ているか否かを判別するメッセージデータ宛先判別手段
と、このメッセージデータ宛先判別手段によって前記メ
ッセージデータの宛先子機が判別されたときに、前記メ
ッセージデータを前記メッセージデータの宛先子機が識
別可能なように前記メッセージデータ保持手段に与える
データ処理手段と、前記メッセージデータ宛先判別手段
によって判別された前記メッセージデータの宛先子機に
対して、メッセージデータが前記メッセージデータ保持
手段に保持されていることを示す情報を無線送信すべく
出力するとともに、該情報を出力後に前記宛先子機から
自機へのメッセージデータの送出要求があったときには
、前記データ処理手段によって前記メッセージデータ保
持手段に与えられた前記宛先子機のメッセージデータを
読出して前記宛先子機に対し無線送信すべく出力するデ
ータ出力手段と、を設け、各子機に、前記データ出力手
段から自機に対するメッセージデータが前記メッセージ
データ保持手段に保持されていることを示す情報が与え
られたときに、該情報が与えられたことを報知せしめる
べく前記報知手段を制御する制御手段と、与えられた指
令が自機へのメッセージデータのみの送出要求である場
合には、親機に対して自機へのメッセージデータのみの
送出要求を無線送信すべく出力するメッセージデータ送
出要求出力手段と、を設けることとしたので、各子機の
話者が親機の音声録音/再生装置を再生モードとしてメ
ッセージ録音の有無を実際に確認することなしに、メッ
セージ録音の有無を容易且つ迅速に確認することができ
るのみならず、録音されているメッセージ中に、自機に
対するメッセージがあるか否かをも容易且つ迅速に確認
することができ、更には、自機に対するメッセージが録
音されていることが判明した場合に、自機へのメッセー
ジのみを再生して聞くことが可能な、無駄な手数と時間
がかからない留守番応答機能を具備したコードレス電話
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に従うコードレス電話装置の
構成を示したブロック図。
【図2】本発明の一実施例に従うテープカウンタメモリ
の記憶領域を示した説明図。
【図3】本発明の一実施例に従うコードレス電話装置の
タイミングチャート。
【図4】本発明の一実施例に従うコードレス電話装置の
タイミングチャート。
【図5】本発明の一実施例に従うコードレス電話装置の
フローチャート。
【図6】本発明の一実施例に従うコードレス電話装置の
フローチャート。
【符号の説明】
1  親機 2  子機 3  子機 15b  キー認識部 15c  MF信号認識部 15d  テープカウンタメモリ記憶エリア指定部15
e  テープカウンタメモリ 15f  演算処理部 15g  パルスカウンタ 15h  無線機制御部インターフェース15i  音
声録音/再生装置制御部 17  音声録音/再生装置 18  拡声用スピーカ 20  無線機 21  無線機制御部 24b  演算処理部 24c  キー認識部 26  受話器 28  無線機 46  メッセージLED 100  局線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線に接続されている親機と、この親
    機と無線回線を介して接続される少なくとも2台以上の
    子機とを備えたコードレス電話装置において、前記親機
    は、入力されたメッセージデータを保持するメッセージ
    データ保持手段と、このメッセージデータ保持手段に保
    持させるためのメッセージデータが入力されたことを検
    知したときに、この検知情報を前記各子機側に無線送信
    すべく出力する検知情報出力手段と、を有しており、前
    記各子機は、前記検知情報出力手段から出力され、無線
    送信された検知情報に基づき、前記メッセージデータ保
    持手段にメッセージデータが保持されていることを報知
    する報知手段、を有していることを特徴とするコードレ
    ス電話装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のコードレス電話装置におい
    て、前記親機は、前記検知情報出力手段が前記メッセー
    ジデータの入力を検知したときに、このメッセージデー
    タが特定の子機を宛先としているか否かを判別するメッ
    セージデータ宛先判別手段と、このメッセージデータ宛
    先判別手段によって前記メッセージデータの宛先子機が
    判別されたときに、前記メッセージデータを前記メッセ
    ージデータの宛先子機が識別可能なように前記メッセー
    ジデータ保持手段に与えるデータ処理手段と、前記メッ
    セージデータ宛先判別手段によって判別された前記メッ
    セージデータの宛先子機に対して、メッセージデータが
    前記メッセージデータ保持手段に保持されていることを
    示す情報を無線送信すべく出力するとともに、該情報を
    出力後に前記宛先子機から自機へのメッセージデータの
    送出要求があったときには、前記データ処理手段によっ
    て前記メッセージデータ保持手段に与えられた前記宛先
    子機のメッセージデータを読出して前記宛先子機に対し
    無線送信すべく出力するデータ出力手段と、を有してお
    り、前記各子機は、前記データ出力手段から自機に対す
    るメッセージデータが前記メッセージデータ保持手段に
    保持されていることを示す情報が与えられたときに、該
    情報が与えられたことを報知せしめるべく前記報知手段
    を制御する制御手段と、与えられた指令が自機へのメッ
    セージデータのみの送出要求である場合には、前記親機
    に対して自機へのメッセージデータのみの送出要求を無
    線送信すべく出力するメッセージデータ送出要求出力手
    段と、を有していることを特徴とするコードレス電話装
    置。
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