JPH0437041Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0437041Y2
JPH0437041Y2 JP9079685U JP9079685U JPH0437041Y2 JP H0437041 Y2 JPH0437041 Y2 JP H0437041Y2 JP 9079685 U JP9079685 U JP 9079685U JP 9079685 U JP9079685 U JP 9079685U JP H0437041 Y2 JPH0437041 Y2 JP H0437041Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
shutter
metering
grain
drive control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9079685U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61205901U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9079685U priority Critical patent/JPH0437041Y2/ja
Publication of JPS61205901U publication Critical patent/JPS61205901U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0437041Y2 publication Critical patent/JPH0437041Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、予め設定した計量すべき重量の穀類
を収納袋に充填するための穀類供給装置に関す
る。
「従来の技術」 従来、この種の穀類供給装置としては、特開昭
59−84702号公報、特開昭60−2402号公報、実開
昭60−10701号公報、実開昭60−13301号公報、な
らびに実開昭60−13302号公報に開示されたもの
などがある。
これらの穀類供給装置は、穀類供給タンクの吐
出口にシヤツタを備えており、供給される穀類の
計量値が予め設定された重量となつた際に、上記
シヤツタを閉じる制御を行う構成のものである。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、従来の穀類供給装置においては、自
動シヤツタの制御が正常になされるか否かの動作
点検は、実際にシヤツタを開いて穀類を供給した
うえ、計量をしてその計量値が予め設定された重
量となつた際に自動シヤツタが正常に閉じるか否
かを見て行わなければならないので、自動シヤツ
タの動作点検作業が容易でないばかりでなく、万
一、自動シヤツタの動作が不正常な場合や誤動作
をした場合には、穀類の供給が止まらず、その穀
類が収納袋から多量に溢れるなどの事態に陥ると
いう不具合があつた。
特に、シヤツタを全開から少なくとも2段階に
閉じる構成のものにおいては、シヤツタの開閉制
御機構が複雑であるところから、作業開始に先だ
つてシヤツタの段階的開閉動作が正常に行われる
か否かを点検することが肝要である。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたものであり、穀類供給タンクの吐出口の
自動シヤツタを閉じたままで、自動シヤツタの動
作が正常であるか否かの点検を容易に行うことが
でき、万一、自動シヤツタの動作が正常でない場
合でも、穀類の溢出を全く生じさせることがな
く、しかも、作業開始に先だつて常にシヤツタの
段階的開閉動作が正常に行われるか否かを確実に
点検することができる穀類供給装置を提供するこ
とを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、上記目的を達成するための技術的手
段として、次のように構成した。
すなわち、穀類供給タンクの吐出口に、少なく
とも大小2段階に流量を制御し得るシヤツタを設
け、前記吐出口から吐出される穀類の重量の計量
部と、該計量部による計量値の表示部と、計量す
べき重量を入力する計量設定部と、前記シヤツタ
の駆動制御部と、前記計量部、表示部、計量設定
部、駆動制御部が接続され、前記計量設定部によ
る設定値と前記計量部の出力とを比較して前記駆
動制御部により前記シヤツタを全開から少なくと
も2段階に閉じる計量制御部を有する制御手段と
を備えた穀類供給装置において、前記計量設定部
による設定値が特定の数字であつたとき、前記穀
類供給タンクの吐出口に設けたシヤツタを開閉す
ることなく、前記シヤツタの駆動制御部にシヤツ
タを開閉する動作をさせるテスト制御部を前記制
御手段に設けた穀類供給装置としたものである。
「作用」 本考案に係る穀類供給装置によれば、シヤツタ
を全開から少なくとも2段階に閉じる計量制御部
を有する制御手段に、計量設定部による設定値が
特定の数字であつたとき、穀類供給タンクの吐出
口に設けたシヤツタを開閉することなく、シヤツ
タの駆動制御部にシヤツタを開閉する動作をさせ
るテスト制御部を設けた構成であるから、計量設
定部に特定の数字、例えば99と入力すれば、テス
ト制御部がテストであることを判断して、テスト
制御部により穀類供給タンクの吐出口の自動シヤ
ツタを閉じたままで、自動シヤツタの動作が正常
であるか否かの点検が確実に行われる。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
穀類供給装置10は、第2図に示すように、揚
穀選別筒11の上部の一側に穀類供給タンク12
が設けられ、穀類供給タンク12の吐出口13に
大小2段に流量を制御し得るシヤツタ20が備え
られたものである。このシヤツタ20は駆動制御
部30によつて開閉される構成である。揚穀選別
筒11の上部の側壁には制御箱14が装着されて
いる。穀類供給タンク12の吐出口13の下方に
は重量計が設置される。この重量計は計量部40
をなしている。
計量部40の秤量台41の上には、収納袋Aが
袋立枠Bにより開口状態に載置される。
第3図および第4図に示すように、制御箱14
の表面には、表示部50と、計量設定部60とが
配設され、制御箱14の内部には制御手段70が
収納されている。15は風袋引きスイツチ、16
はコネクタである。揚穀選別筒11の側壁には起
動スイツチ17が設けられている。
制御手段70には、第1図に示すように、A/
D変換器71を介して計量部40が接続され、駆
動制御部30、表示部50、計量設定部60が接
続されている。制御手段70は、正常の計量時の
計量制御部72と、計量設定部60に特定の数
字、例えば、Kgの単位に99が入力された場合に、
シヤツタ20を開くことなく駆動制御部30を動
作させるテスト制御部73とを備えている。
第5図に示すように、前記穀類供給タンク12
の吐出口13に備えられたシヤツタ20は、吐出
口13の円弧状の開口部13aを開閉するように
開閉体21の基端を吐出口13の後壁に枢支した
構成のものであり、開閉体21の先端の背部に
は、被係止片23が突設されている。
シヤツタ20の駆動制御部30は、開閉体21
を閉じる方向に段階的に制御するものであり、電
磁ソレノイド31により駆動されるものである。
上記電磁ソレノイド31の作動ロツド32は、
ばね33で引き込み方向に付勢されており、この
作動ロツド32の先端が中継部材34を介して係
止部材36に連結されている。係止部材36は固
定ブラケツト35に枢支されている。係止部材3
6は第1係止端37と第2係止端38を有してお
り、第1係止端37がシヤツタ20の被係止片2
3に係止した状態で開閉体21が大開きに保持さ
れ、第2係止端38が被係止片23に係止した状
態で小開きに保持されるようになつている。
次に第7図に基づいて作用を説明する。
ステツプ1において穀類供給装置10に電源を
接続するとステツプ2に進み、表示部50の表示
はブランクで穀類供給装置10のウオームアツプ
がなされる。これ以後の動作の制御は制御手段7
0において行われる。シヤツタ20は吐出口13
を閉じた状態にある。
次にステツプ3で起動スイツチ17をオンする
と、ステツプ4で表示部50は通常現れない特定
の数字、例えば888……をフラツシングし、まだ
計量値の設定がさされていないことにつき注意を
喚起する。このフラツシングは次のステツプ5の
操作がなされるまで続けるか適当な回数で打ち切
る。
次のステツプ5では、計量設定部60により、
通常は計量すべき重量の設定がなされるが、通常
使われない特定の数字が入力された場合にテスト
動作をするように制御される。
ステツプ5で入力された数字は次のステツプ6
で判断され、ここではKgの単位が99であつた場合
に、ステツプ7に進み、駆動制御部30が正常に
動作するか否かがテストされる。ステツプ7では
テスト制御部73により制御されており、第6図
に示すように、シヤツタ20の開閉体21は吐出
口13の開口部13aを閉じたままの状態で、電
磁ソレノイド31に通電制御され、第6図aに示
す全開保持状態、第6図bに示す小開保持状態、
際6図cに示す全開状態へ順次切替つてこれを繰
り返す。
この状態はステツプ8で確認され、動作が異常
であれば、ステツプ9において穀類供給装置10
が停止される。この場合には点検と回復処理を施
せばよい。動作が正常であれば、ステツプ5に戻
り、計量設定部60に特定の数字以外の数字を入
力することによりテスト状態から抜け出す。
特定の数字でなければステツプ6は通過し、ス
テツプ10に進むが、計量部40の秤量可能範囲外
であればステツプ11で警報が発せられるので、こ
の場合にはステツプ5に戻つて再設定をしなけれ
ばならない。秤量可能範囲内であるときはステツ
プ12に進む。
ステツプ12では、袋立枠Bを計量部40の秤量
台41に載置し、それによりステツプ13では表示
部50に袋立枠Bの重さが表示され、ステツプ14
で風袋引きスイツチ15を押すとステツプ15で表
示部50の表示が0になり、ステツプ16で袋立枠
Bを降ろすとステツプ17で袋立枠Bの重さがマイ
ナス表示される。本実施例では収納袋Aの重さを
含んだうえで秤量がなされる。
以上で設定が終了し、次のステツプ18から秤量
が可能になる。
ステツプ18で収納袋Aと袋立枠Bとを計量部4
0の秤量台41に載置すると、ステツプ19で収納
袋Aの重さが表示部50に表示される。この状態
でステツプ20でシヤツタ20の開閉体21を全開
させるが、開閉体21は手動または自動のずれに
よつて全開させてもよい。
開閉体21を全開すると、第5図aに示すよう
に、被係止片23が駆動制御部30の係止部材3
6の第1係止端37に係止され、開閉体21は全
開状態に保持されて、吐出口13から大量の穀類
が収納袋A内に投入される。
収納袋A内に穀物が設定値近くまで、例えば設
定値より1Kg少ない状態になるまでステツプ21の
監視状態が続き、次いでステツプ22でシヤツタ2
0の開閉体21が小開状態となる。すなわち、第
5図aに示す状態から電磁ソレノイド31の作動
ロツド32が後退駆動し、中継部材34を介して
係止部材36が回動され、第1係止端37から開
放されたシヤツタ20の開閉体21が閉じる方向
に回動して第2係止端38に係止され、第5図b
に示す状態になる。
このシヤツタ20の小開状態では、吐出口13
から少量の穀類が収納袋A内に投入される。そし
て、ステツプ23の監視は投入量が設定値になるま
で続き、設定量になるとステツプ24で開閉体21
が全開する。
すなわち、第5図bに示す状態から電磁ソレノ
イド31の作動ロツド32が前進駆動され、中継
部材34を介して係止部材36が回動され、第2
係止端38から開放されたシヤツタ20の開閉体
21が閉じる方向に回動して、吐出口13の開口
部13aを全開して第5図cに示す状態になる。
この状態では第5図aの状態と同じである。
穀類の投入が止まり、次のステツプ25で秤量の
完了を知らせるブザーが鳴らすとともに表示をフ
ラツシングする。
そこで、計量部40の秤量台41から収納袋A
を降ろし、ステツプ27に進む。さらに秤量を続け
る場合はステツプ18に戻り、秤量を続けないとき
は作業を完了する。
「考案の効果」 本考案によれば、次の効果が得られる。
すなわち、計量設定部による設定値が特定の数
字であつたとき、穀類供給タンクの吐出口に設け
たシヤツタを開閉することなく、シヤツタの駆動
制御部にシヤツタを開閉する動作をさせるテスト
制御部を制御手段に設けたものであるから、穀類
供給タンクの吐出口の自動シヤツタを閉じたまま
で、自動シヤツタの動作が正常であるか否かの点
検を容易に行うことができ、万一、自動シヤツタ
の動作が正常でない場合や誤動作をした場合で
も、穀類の溢出を全く生じさせることがなく、し
かも、作業開始に先だつて常にシヤツタの段階的
開閉動作が正常に行われるか否かを確実に点検す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本考
案に係る装置の構成を示すブロツク図、第2図は
本考案に係る穀類供給装置の斜視図、第3図は制
御箱の正面図、第4図は計量設定部の正面図、第
5図は計量時のシヤツタおよび駆動制御部の各動
作態様を示す正面図、第6図はテスト時のシヤツ
タおよび駆動制御部の各動作態様を示す正面図、
第7図は動作を説明するためのフローチヤートで
ある。 10……穀類供給装置、12……穀類供給タン
ク、13……吐出口、13a……開口部、20…
…シヤツタ、21……開閉体、23……被係止
片、30……駆動制御部、31……電磁ソレノイ
ド、32……作動ロツド、36……係止部材、3
7……第1係止端、38……第2係止端、40…
…計量部、50……表示部、60……計量設定
部、70……制御手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 穀類供給タンクの吐出口に、少なくとも大小2
    段階に流量を制御し得るシヤツタを設け、前記吐
    出口から吐出される穀類の重量の計量部と、該計
    量部による計量値の表示部と、計量すべき重量を
    入力する計量設定部と、前記シヤツタの駆動制御
    部と、前記計量部、表示部、計量設定部、駆動制
    御部が接続され、前記計量設定部による設定値と
    前記計量部の出力とを比較して前記駆動制御部に
    より前記シヤツタを全開から少なくとも2段階に
    閉じる計量制御部を有する制御手段とを備えた穀
    類供給装置において、前記計量設定部による設定
    値が特定の数字であつたとき、前記穀類供給タン
    クの吐出口に設けたシヤツタを開閉することな
    く、前記シヤツタの駆動制御部にシヤツタを開閉
    する動作をさせるテスト制御部を前記制御手段に
    設けたことを特徴とする穀類供給装置。
JP9079685U 1985-06-14 1985-06-14 Expired JPH0437041Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9079685U JPH0437041Y2 (ja) 1985-06-14 1985-06-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9079685U JPH0437041Y2 (ja) 1985-06-14 1985-06-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61205901U JPS61205901U (ja) 1986-12-26
JPH0437041Y2 true JPH0437041Y2 (ja) 1992-09-01

Family

ID=30646107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9079685U Expired JPH0437041Y2 (ja) 1985-06-14 1985-06-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0437041Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS644051A (en) * 1987-06-26 1989-01-09 Hitachi Ltd Formation of bump of hand drum shape

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61205901U (ja) 1986-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0437041Y2 (ja)
JPH06321Y2 (ja) 穀類供給装置
US4478301A (en) Apparatus for controlling the filling of weigh pans
JPS6220082B2 (ja)
JP4383924B2 (ja) 食材盛付装置
JP2002037389A (ja) 容器への液充填方法
JPH0331681Y2 (ja)
JPS5940214A (ja) 組合せ計量装置における自動スパン調整装置
JPS6013128B2 (ja) 払出し量計重用ホツパ−スケ−ル
JP3326711B2 (ja) 穀類自動計量機における自動シャッタ制御装置
JPS5910001Y2 (ja) 計量式袋詰装置の安全装置
JPH038561Y2 (ja)
JPH1129102A (ja) 穀類の自動計量袋詰め装置
JP3041974U (ja) 飲料供給装置
JP2521339Y2 (ja) 穀類選別計量装置
JP2786117B2 (ja) ギアポンプの吐出量計測装置
JP3249691B2 (ja) 計量装置における開閉弁機構
JP2882817B2 (ja) 自動炊飯装置
JP2001178626A (ja) 洗米炊飯装置
JPS6117383Y2 (ja)
JPH0646305Y2 (ja) 自動くん蒸剤供給装置
JP2001106292A (ja) ホッパー装置及びホッパー装置の重量計量方法
JPH02212721A (ja) 穀類の自動計量器における誤動作防止装置
JPS5810116Y2 (ja) 自動秤量装置
Partridge Fast irradiation and activation analysis system; provisional operating description