JPS6013128B2 - 払出し量計重用ホツパ−スケ−ル - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は払出した被計量物の総重量を計る払出し量計重
用ホツパースケールに関する。

従来、払出し亀計重用ホッパースケールは被計量物の放
出を制御する供給機と、供給機から被計量物の供給を受
け、供給量が一定量に達したときにはじめて排出を行う
計重ホッパーと、計重ホツパーから被計量物が供給され
、常時排出状態にある溜めホッパーから成り、計重ホッ
パ−の排出回数と計量ホッパーの１回の計重量との積に
よって総払出し量を計っていた。

払出し量を正確に計るために計重ホッパーへの被計量物
の供給は、予め定められた設定重量前において供給速度
を大供給から小供給に切換えて、計量ホッパ−の１回の
計量量を正確に計量するため、計重に時間を要する上、
計量ホッバーが定量となるまで、被計量物を排出しない
ため、溜めホッパ−中の被計量物残量がないにも係わら
ず、次に計重ホッパーが定量に達して排出を行うまで被
計量物は供給されない。そのため生産ライン等への被計
量物の払出しが跡切れる事態が発生し、スムーズな被計
量物の払出しが期待できないものであった。そこで、本
発明は上記欠点に鑑みて成されたものであり、計重が迅
速かつ正確であるとともに被計量物の払出しがスムーズ
な払出し亀計重用ホツパースケールを提供するものであ
る。

以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

図面は本発明による払出し量計重用ホツパースケールの
ブロック図を示し、１は被計量物供給ホツパー〔以下、
供給ホッパーと称す〕で、底部に設けられたゲート２の
開放によって被計量物３を払出し量計量ホッパー〔以下
計重ホッパ−と称す〕４に供給する。

５，６はゲート制御部で、それぞれ供給ホッパー１、計
重ホッパー４の底部ゲート２，７の開閉を制御する。

８はロードセルでし計重ホッパー４に供聯合された被計
量物重量値に対応した直流電圧を出力する。

９は自動制御部で、重量設定器１０、一致検出器１ １
と巻付近検出部ｉ２とから成りＬ一致検出器１１‘まロ
ードセル８出力電圧が了め設定された重量値に対応した
重量設定器１０出力電圧に一致したときに論理レベル“
Ｈ”の供給完了信号ＨＦを出力する。

該供給完了信号ＨＦは供給ホッパー１のゲート駆動制御
部５に対してゲート２の閉鎖を命令し、かつ供給完了信
号ＨＦは遅延回路１３を介して計重ホッパー４のゲート
駆動制御部６に対してゲート７の開放を命令する。更に
、零付近検出部１２はロードセル８出力電圧が被計量物
重量「零Ｊに対応する電圧値となったときに排出完了と
判別し、計量ホッパー４のゲート駆動制御部６にゲート
１の閉鎖を命令し、かつ供給ホッパ−１のゲート駆動制
御部５にゲート２の開放を命令する。なお、１亀は計量
開始スイッチで「零付近検出部亀２出力信号の出力をオ
ンーオフするものである。１６は加算器で、自動制御部
９の供給完了信号ＨＰで加算動作を命令され〜排出直前
の計重ホッパー４内の被計量物量量値を累積し、かつそ
の内容を出力する。

１６は累積表示部で、加算器１５の内容をそれに対応し
た重量値として表示し、計量開始スイッチ１４をオンし
て動作開始後の被計量物の総排出量を表示する。

１７さま溜めホッパーで、計重ホッパー４のゲート了の
下部に設けられ、計重ホッパ−４から排出された被計量
物３を受入れ、溜めホッパー７底部に設けられた排出□
−登からベルトコンベアも９を介して生産ライン等へ被
計量物３を払出している。

また「 ２８‘ま残留レベル検出器で、溜めホッパー１
７内壁面に設けられ「被計量物３の残留量が、残留レベ
ル検出器２８の設けられたレベルを下回ったときに、残
留量が残り少なくなったと判断して論理レベル“Ｈ”の
信号日Ｌを出力する。残留レベル検出器２０出力信号Ｈ
Ｌはスイッチ２１を介して前記自動制御部９の一致検出
器１１出力に接続されている。２２は自己保持回路で、
一致検出器亀１の供給完了信号ＨＦを遅延回路１３と２
３を介した信号でトリガされ、残留レベル検出器２Ｑ出
力と一致検出器首１出力の間に介装された前記スイッチ
２１をオン状態に保持する。

次に動作について説明する。

先ず「計重ホッパ‐４の容量から該計重ホツパー４の１
回の被計量物計量可能重量値を重量設定器１０１こ設定
する。更に、計量開始スイッチ１４をオン状態とすると
繋付近検出部１２出力信号がゲート駆動制御部５，６に
入力され、ゲート７を閉鎖し、ゲート２を開放して計蚤
ホッパー４へ被計量物の放出を開始する。計量ホッパー
４に供聯合された被計量物重量が重量設定器１０１こ設
定した重量値に一致すると、一致検出回路１１は１回の
供給完了信号ＨＦを出力し、供給ホッパー川ま放出を停
止する。また礎給完了信号ＨＦは遅延回路１３を介して
ゲ‐ト駆動制御部６に入力されるため、計重ホッパ−４
は供Ｙ給ホッパー１の放出停止から遅延回路１３の遅延
時間だけ遅れて溜めホッパー１７に被計量物の排出を開
始する。計重ホッパー４の排出命令と同時に加算器１５
では計量ホッパー４の排出直前の被計量物重量値が加算
され、累積表示部１６は溜めホッバ−１７を介して払出
した被計量物重量を表示する。遅延回路１３を介した供
給完了信号ＨＦは更に遅延回路２３を介して自己保持回
路２２にトリガ信号として入力され、スイッチ２１をオ
ン状態に保持する。計重ホツパ−４の排出が完了すると
、零付近検出部１２出力信号によって計重ホッパー４の
ゲート７が閉鎖されると共に再び供給ホッパ一翼のゲー
ト２が開放し、計重ホッパ−４は繰返して計重を行う。
そしてその都度供給完了信号ＨＦで加算器？５は計重ホ
ッパ−４の排出直前の重量値を払出し量として加算を繰
返す。計重ホツパー４の第２回目以後の計重中において
「溜めホッパ一翼Ｔ内の被計量物残量が、予め設定した
下限レベルを下回る事態が生じた場合には、残留レベル
検出器２８が論理レベル“Ｈ”の信号日しを出力するた
めへ計重ホッパー４が１回の計量重量に達する以前であ
っても、ゲート駆動制御部５１こゲート２を閉鎖して被
計量物供給の停止を命令すると共に、遅延回路１３を介
して加算器１５に加算動作を、計重ホッパ−４のゲート
駆動制御部ＳＩこ対してゲート７を開放し、被計量物を
溜めホッパー量７に排出するように命令する。そのため
、溜めホツパ−１７から被計量物３は跡切れることなく
スムーズに払出されると共に「累積表示部亀６が払出し
量を正確に表示する。以上説明のように本発明によると
、計重ホッパ一への供給完了信号で命令され、排出直前
の計重ホッパー内の被計量物量量に対応した値を累積す
る加算器と、加算器出力信号を重量値として表示する累
積表示部と、溜めホツパーに被計量物銭量が設定レベル
を下回ったことを検出するレベル検出手段とを設け、レ
ベル検出手段の残留量が設定レベルを下回った検出信号
を払出し量計重ホッパーへの被計量物供給完了信号とな
るように構成したため、払出し‘ま跡切れることなくス
ムーズであると共に、その払出し量も正確に計ることが
できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による払出し墨計重用ホッパースケールの
一実施例のブロック図を示す。 １……被計量物供給ホツパ−、４・・・・・・払出し量
計重ホッパー、８…・・・ロードセル、１５・…・・加
算器、１６・・・・・・累積表示部、１７・・・・・・
溜めホッパー、２０・・・・・・レベル検出器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 払出し量計重ホツパーに被計量物を供給する供給機
   と、払出し量計重ホツパーに供給された被計量物重量値
   に対応した計重信号を出力する荷重変換器と該荷重変換
   器出力の計重量信号に対して設定された設定重量値信号
   と前記計重信号とを比較し、計重信号の設定重量値信号
   への一致をもって払出し量計重ホツパーの１回の被計量
   物供給完了信号を出力し、供給機に被計量物放出停止を
   命令し、かつ払出し量計重ホツパーに対して排出命令を
   出力する自動制御部と該自動制御部の前記供給完了信号
   で命令され、排出直前の荷重変換器出力信号の内容を累
   積する加算器と、加算器出力信号を重量値として表示す
   る累積表示部と、払出し量計重ホツパーから被計量物を
   供給され、常時被計量物排出状態の溜めホツパーに被計
   量物の残留量が設定レベルを下回ったことを検出するレ
   ベル検出手段とを設け、前記供給完了信号に代ってレベ
   ル検出手段の残留量が設定レベルを下回った検出信号を
   払出し量計重ホツパーへの被計量物供給完了信号となる
   ように構成したことを特徴とする払出し量計重用ホツパ
   ースケール。