JPS58104Y2 - 受入れ量計重用ホッパ−スケ−ル - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は受入れた被計重物の総重量を計る受入れ置針重
用のホッパースケールに関する。

貯蔵槽などに受入れられた被計重物は供給機によって計
重用ホッパーに供給され、該計重用ホッパーに供給され
た被計重物重量が所定重量になったとき、前記供給機の
供給を停止し、一定時間経過の後計重用ホッパーに供給
された被計重物重量値を記録し、計重用ホッパー内の被
計重物を排出し、再び供給機によって被計重物を計重用
ホッパーに供給するというサイクルを前記貯蔵槽中の被
計重物が無くなるまで繰返して行い、計重用ホッパーの
被計重物排出直前の各重量値の積算によって、前記被計
重物の総重量値を得るものである。

しかし、前記受入れ量によっては計重用ホッパーへの供
給が前記所定重量に達しない場合がある。

その場合、受入れた被計重物の一最終の計重であるにも
かかわらず、該ホッパースケールはいつまでも計重中の
状態を続行するため、前記受入れ量の計重終了は判別し
難くいものである。

従って受入、れ置針重用ホッパースケールは作業能率向
上のために、全受入れ量の計重終了時にはこれを速かに
作業者に報知することが望ましい。

そこで、本考案は計重用ホッパーに供給された被計重物
が所定重量以下の場合であっても、これを自動的に排出
し、かつ作業者に計重が終了したことを速かに報知する
受入れ置針重用ホッパースケールを提供するものである
。

以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。

図面は本考案による受入れ置針重用ホッパースケールの
ブロック図を示し、１は供給用ホッパーで、受入れた被
計重物２を貯蔵し、第１のゲート３の動作状態を制御す
る第１のゲート制御部４によって前記被計重物２の放出
を制御されている。

５は受入れ置針重用ホッパーで、前記供給用ホッパー１
から被計重物２の供給を受け、該供給量が所定の重量値
になったとき、第２のゲート６を第２のゲート制御部７
によって制御し、被計重物の排出を行うものである。

８はロードセルで、前記受入れ置針重用ホッパー５内に
供給された被計重物重量値に対応した電気信号を出力す
る。

ｃｏは自動制御部で、ロードセル８出力信号を入力し、
前記供給用ホッパー１、計重用ホッパー５を制御するも
のである。

該自動制御部Ｃ８は重量設定部９、−数枚出回路１０、
遅延回路１１．排出完了検出回路１２から成る。

重量設定部９は設定重量値に対応した電気信号を出力す
るものである。

−数枚出回路１０は前記ロードセル８出力信号と前記重
量設定部９出力信号とを入力し、それぞれの信号に対応
する重量値が一致したとき、前記第１のゲート制御部４
に信号を出力し、供給用ホッパー１の被計重物放出を停
止させる。

また該−数構出回路１０出力信号は遅延回路１１を介し
て、第２のゲート制御部７に第２のゲート６を開放し、
計重用ホッパー５内の被計重物２を排出するように排出
命令を出力するものである。

排出完了検出回路１２は前記ロードセル８出力信号を入
力し、受入れ量計重用ホッパー５内の被計重物の排出が
完了したとき、前記第２のゲート制御部７に信号を出力
し、第２のゲート６を閉じると共に、前記第１のゲート
制御部４に第１のゲート３を開放し、供給用ホッパー１
に被計重物の放出開始を命令する。

１３はメモリ回路で、前記排出命令をメモリ信号として
、ロードセル８出力信号を記憶し、かつ出力する。

１４は表示装置で、前記メモリ回路１３出力信号をそれ
に対応した荷重値として表示するものである。

１５はタイマーで、前記供給用ホッパー１の被計重物放
出動作開始から、前記排出命令が出力される迄の通常時
間よりもいくぶん長時間で、供給用ホッパー１の第１の
ゲート制御部４に人力される第１のゲート３開放の信号
でセットされ、かつ前記遅延回路１１出力信号で受入れ
量計重用ホッパー５の第２のゲート制御部７に対する排
出命令でリセットされるものである。

１６は報知回路で、前記タイマー１５出力で制御され、
ランプの点滅あるいは音を発するものである。

つまり、供給用ホッパー１の被計重物２放出動作開始と
同時に前記タイマー１５は動作を開始し、被計重物２放
出中に供給用ホッパー１に受入れた前記被計重物２が無
くなり、前記所定時間においても、計重用ホッパー５に
供給された被計重物が設定重量値に達しないため、タイ
マー１５はリセットされず報知回路が動作し、速かに総
受入れ重量の計重終了を操作者に報知すると共にタイマ
ー１５出力は第２のゲート制御部７に対して受入れ量計
重用ホッパー５内の被計重物２の排出命令を出力する。

なお、上記実施例において、受入れ量計重用ホッパー５
に供給された被計重物２排出直前の重量値はメモリ回路
１３に記憶させ、次の排出命令が出力されるまで、表示
装置１４が前記重量値を表示するように構成したが、前
記タイマー１５出力の受入れ置針重完了の信号をもって
、計重開始から計重完了までの積算重量値を表示するこ
とも容易である。

以上説明のように本考案によれと、受入れた被計重物を
受入れ量計重用ホッパーに供給する供給機の被計重物供
給動作開始から受入れ量計重用ホッパーに排出命令が出
力される迄の通常時間よりも長時間で、前記供給動作開
始と同時にセットされ、かつ前記排出命令でリセットさ
れ、その出力信号を全受入れ量の計重終了の報知信号と
すると反に、前記受入れ量計重用ホッパーに対する排出
命令とするタイマーとを設けたため、受入れ量計重用ホ
ッパーに供給された被計重物が所定重量以下の場合であ
っても、これを自動的に排出し、かつ作業者に計重が終
了したことを速かに報知することができるもので、作業
能率が著しく向上するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の一実施例である受入れ量計重用ホッパー
スケールのブロック図を示す。 １・・・・・・供給用ホッパー、５・・・・・・受入れ
量計重用ホッパー、８・・・・・・ロードセル、９・・
・・・・重量設定部、１０・・・・・・−数枚出回路、
１１・・・・・・遅延回路、１４・・・・・・表示装置
、１５・・・・・・タイマー、１６・・・・・・報知回
路。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 受入れ置針重ホッパーに被計重物を供給する供給機と、
   受入れ置針重ホッパーに供給された被計重物の重量を計
   重し、該重量値が設定重量値に一致したとき前記供給機
   に被計重物供給の停止を命令し、かつ受入れ置針重ホッ
   パーに対し、排出命令を出力する自動制御部と、排出直
   前の受入れ置針重ホッパー内の被計重物重量表示手段と
   、前記供給機の供給開始から前記排出命令が出力される
   迄の通常時間よりも長時間で、前記供給機の供給開始と
   共にセットされ、かつ払出し命令でリセットされ、その
   出力信号を全受入れ量の計重終了の報知信号とすると共
   に、前記受入れ置針重ホッパーに対する計重終了排出命
   令とするタイマーとを設けたことを特徴とする受入れ置
   針重用ホッパースケール。