JPS63139218A - 定量排出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、粉粒体を連続的にかつ定量的に排出し得る定
量排出装置に関するものである。

［従来の技術］ 例えば、計量ホッパに間欠的に粉粒体を供給すると共に
、計量ホッパからスクリュフィーダ等を介して連続的に
かつ定量的にこの粉粒体を排出する装置においては、計
量ホッパにより秤量を行いながらスクリュフィーダの回
転数を制御して、定量排出を行っている。しかしながら
、粉粒体の計量ホッパへの供給時には、計量ホッパに対
し衝撃力等が加わり計量自体が不安定となるために、通
常では供給直前のスクリュフィーダの回転数を固定して
、粉粒体の供給時には無計量で排出している場合が通常
である。また、供給終了後においても若干の時間は、計
量ホッパに振動等が残留し正確な秤量値が得られないた
めに誤差が生ずることになる。即ち、第２図に示すよう
に粉粒体の計量ホッパへの供給時の期間〒１においては
、計量をせずに推定量で排出を行うことになるが、実際
には計量ホッパに粉粒体が供給されたこともあって、同
じ回転数であっても排出量は供給直前よりも僅かに増加
し、供給が終った直後における期間〒２においても秤量
が不安定となる欠点がある。

これらの対策として、計量ホッパに対する振動を緩和す
るために、計量ホッパの中に笠状の衝撃緩和機構を架設
することも考えられるが、十分な対策とはならない。

［発明の目的］ 本発明の目的は、上述の欠点を解消し、粉粒体の供給時
の無計量状態における排出量を調整すると共に、その調
整時間を計量完了後の僅かな時間まで延長して、従来の
装置よりもより連続的な定量排出を正確に行い得る定量
排出装置を提供することにある。

［発明の概要］ 上述の目的を達成するための本発明の要旨は、荷重検出
器により秤量を行う計量ホッパと、該計量ホッパに間欠
的に粉粒体を供給する供給手段と、前記計量ホッパから
回転駆動機構により粉粒体を連続的かつ定量的に排出す
る排出手段と、前記供給手段による前記計量ホッパへの
粉粒体の供給時及び供給完了後の僅かな時間の間は粉粒
体の供給前の前記排出手段の回転駆動機構の回転数に対
して一定の割合で変化させた回転数による排出を前記排
出手段に指令する制御回路とを具備したことを特徴とす
る定量排出装置である。

［発明の実施例］ 本発明を第１図に図示の実施例に基づいて詳細に説゛明
する。

第１図において、１は計量ホー２バであり、ロードセル
２を介して吊り下げられている。この計量ホッパ１の上
方には供給ホッパ３が配置され、その下部に設けられた
ダンパ４により間欠的に粉粒体が内部に供給されるよう
になっている。また、計量ホッパ１の内部には笠型の衝
撃緩和機構５が設けられ、粉粒体はこの衝撃緩和機構５
に一旦当ってから計量ホッパ１の内部に落下するように
なっている。更に、計量ホッパ１には粉粒体のレベルを
検出する上限スイッチ６及び下限スイッチ７が設けられ
ている。計量ホッパ１の下部にはスクリュフィーダ８が
取り付けられており、モータ９の回転によりスクリュフ
ィーダ８のブレードが回転され、その排出口８ａから粉
粒体が排出されるようになっている。ロードセル２の出
力は演算制御装置ｌＯに接続され、この演算制御装置１
０の出力はダンパ４の駆動シリンダ１１、スクリュフィ
ーダ８のモータ９、及び表示器１２に接続されている。

また、演算制御装置１０には回転乗数設定回路１３の出
力、及びスクリュフィーダ８に連結したタコジェネレー
タ１４の出力が接続されている。

供給ホッパ３からの粉粒体の供給が終り、通常の排出状
態となる制御状態においては、第２図の期間Ｔ３に示す
ように一定の排出量となるように、つまり計量ホッパ１
の重量が一定の割合で減少するようにスクリュフィーダ
８のモータ９に回転数が指令され、この回転数はタコジ
ェネレータ１４の出力によりフィードバックされて制御
される。

ここで、計量ホッパ１内に粉粒体のレベルが降下し下限
スイッチ７が作動すると、シリンダ１１を作動して供給
ホッパ３から計量ホッパ１内に粉粒体が投入されること
になる。この投入は第２図に示すように粉粒体が計量ホ
ッパ１の上限レベルに達し、上限スイッチ６により検出
されるまで供給が続けられる。供給が開始される直前の
スクリュフィーダ８の回転数は演算制御装置１０内に記
憶されており、演算制御装置１０内においてこの回転数
に、予め回転乗数設定回路１３から入力された１よりも
小さい係数を乗算し、演算制御装置１０からの出力指令
によりモータ９の回転数を低下して無計量状態における
排出を行う、そして、この状態における排出は第２図の
期間ＴＩ、　Ｔ２、つまり供給開始から供給が完了した
後の僅かな時間まで続けられる。

かくすることにより、期間ＴＩ、τ２の予測運転期間内
においても、点線で示すように実際の排出量は期間Ｔ３
の制御状態にほぼ一致することになり、従来よりも正確
な排出量を維持することが可能となる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明に係る定量排出装置は、予測
運転期間においてその直前の回転数よりも低速で回転さ
せることにより、従来の定量排出よりも更に精度の高い
排出が可能となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る定量排出装置の実施例を示し、第１
図はその構成図、第２図は時間に対する計量ホッパ内で
の粉粒体のレベル及び排出量の変化状態のグラフ図であ
る。 符号１は計量ホッパ、２はロードセル、３は供給ホッノ
沁　４はダンパ、８はスクリューフィーダ、９はモータ
、１０は演算制御装置、１１は駆動シリンダ、１２は表
示器、１３は回転乗数設定回路、１４はタコジェネレー
タである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、荷重検出器により秤量を行う計量ホッパと、該計量
   ホッパに間欠的に粉粒体を供給する供給手段と、前記計
   量ホッパから回転駆動機構により粉粒体を連続的かつ定
   量的に排出する排出手段と、前記供給手段による前記計
   量ホッパへの粉粒体の供給時及び供給完了後の僅かな時
   間の間は粉粒体の供給前の前記排出手段の回転駆動機構
   の回転数に対して一定の割合で変化させた回転数による
   排出を前記排出手段に指令する制御回路とを具備したこ
   とを特徴とする定量排出装置。 ２、前記回転数の変化は一定の係数を乗じて回転数を減
   少するようにした特許請求の範囲第１項に記載の定量排
   出装置。 ３、前記排出手段をスクリュフィーダとした特許請求の
   範囲第１項に記載の定量排出装置。