JPH04370228A - 紡機の清掃装置 - Google Patents

紡機の清掃装置

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Publication number
JPH04370228A
JPH04370228A JP14370291A JP14370291A JPH04370228A JP H04370228 A JPH04370228 A JP H04370228A JP 14370291 A JP14370291 A JP 14370291A JP 14370291 A JP14370291 A JP 14370291A JP H04370228 A JPH04370228 A JP H04370228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
suction
rotary impeller
rotating impeller
impeller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14370291A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Okano
健 岡野
Kenji Kinoshita
賢二 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP14370291A priority Critical patent/JPH04370228A/ja
Publication of JPH04370228A publication Critical patent/JPH04370228A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紡機の機台に組み込ま
れた風綿清掃装置等に使用される回転羽根車のブレード
に対する風綿付着を防止する手段に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、粗紡機や精紡機等の紡機におい
てはドラフト装置のローラパートで風綿が発生する。そ
して、これを放置しておくとドラフト装置の各部材上に
風綿が堆積し、紡出中のロービングや糸に連れ込まれて
その品質を悪化させるので、これを回収する清掃装置が
必要となる。
【0003】この種の清掃装置としては、例えば特開昭
63−28923号公報や63−282322 号公報
等に、吸気用開口部を具えたダクト内にその全長に沿っ
て多数の回転羽根車を配列し、前記開口を覆う吸着ネッ
トを設けると共に、該吸着ネット上に付着した風綿等を
除去する回収装置を設けたものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】こうした清掃装置にお
いては、吸気用開口からダクト内に吸い込まれる吸引気
流に乗って運ばれる風綿等を該開口に張られたネットで
受けてその表面に吸着し、ダクトの内部に風綿等が侵入
しないようにしているが、微細な繊維屑等はネットのメ
ッシュを通り抜けてしまう。こうしてダクト内部に侵入
した繊維屑等は、吸引気流に乗って回転羽根車の作用域
に到達すると、そこの生じている渦や気流の乱れによっ
て回転羽根車のブレード取付けのためのリングプレート
の側面に衝突してそこに付着し、空気流によって押し付
けられて時間経過と共に次第に堆積量を増する共に固着
する傾向が見られる。
【0005】こうしてブレードに固着した繊維屑は回転
羽根車の吸引効率を低下させるので、従来は一定の周期
で紡機を停止し、ダクトを開放して回転羽根車を清掃を
行う定期掃除によってこの付着物を除去している。しか
し、この作業は煩雑であり、紡機の生産効率を低下させ
るので対策が求められていた。本発明は、こうした従来
技術の問題点を解決し、回転羽根車のブレードの定期掃
除の周期を延長することのできると共に、回転羽根車の
吸引効果を向上させることのできる手段を提案すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は、吸着ネット
で覆われた吸気開口部を具えたダクト内にその長手方向
に沿って複数の回転羽根車を配列し、該回転羽根車によ
って前記吸気開口部を通じてダクト内部に向かう吸引気
流を発生させ、該吸引気流に含まれている風綿等を前記
吸着ネット上に付着させて除去するタイプの紡機の清掃
装置であって、前記ダクト内に、前記回転羽根車の軸に
垂直に配列された複数の整流板を、前記回転羽根車の前
面に沿って所定の間隔で設置したことを特徴とする紡機
の清掃装置によって達成される。
【0007】
【作用】回転羽根車の前面に設置された整流板の作用に
よって、回転羽根車の作用域に向かう気流は回転羽根車
の軸に垂直に整流された状態となる。これによって、気
流の乱れが減少し、ブレードに対して真っ直ぐに吹き付
けられる。従って、該気流に含まれている風綿がリング
プレートに衝突する機会が減少し、回転羽根車上への風
綿の付着が大幅に減少する。更に、整流板の整流作用に
よって回転羽根車の吸引効果が促進される。
【0008】以下、図面に示す好適実施例に基づいて、
本発明を更に詳細に説明する。
【0009】
【実施例】図1〜図3は、本発明の適用される精紡機に
おける清掃装置の一例を示す。精紡機フレーム1の左右
両側に配置されたローラビーム2上にはドラフト装置3
が設けられ、その後方の下部フレームの中央には長手方
向に沿ってダクト4が設置されている。
【0010】このダクト4には左右両側に、ローラパー
トRの下部及びスピンドルパートSに対して吸引気流を
形成する吸気用開口部5が機台の長手方向の全長にわた
って設けられている。フレーム1の両端のヘッド部6に
は、前記ダクト4の高さより若干長い回転軸7が、図2
に示すように、それぞれ2か所に垂直に設けられ(片側
のみ図示)、各回転軸7の上下両端にはピン付きプーリ
8が一体回転可能に固定されている。
【0011】各プーリ8の間には、前記吸気用開口部5
を覆うように、無端状の吸着ネット9が巻き掛けられて
いる。そして、回転軸7の一つに固定されたプーリ10
と、ネット移動用モータ11の出力軸に固定されたプー
リ12との間に巻き掛けられたベルト13を介して、ネ
ット移動用モータ11の駆動に伴って吸着ネット9が駆
動されるように構成されている。
【0012】ダクト4内にはフレームの長手方向に沿っ
て2本のラインシャフト14が回転可能に延在し、フレ
ーム端に設置された駆動モータMからベルト伝動機構1
5を介して駆動される。図3に示すように、ラインシャ
フト14はカプリング16によって一体的に結合された
複数の部分からなり、軸受17によって回転自在に支持
されている。
【0013】このラインシャフト14には前記開口部5
を通じて吸引気流を発生させるための回転羽根車18が
取付けられている。各回転羽根車18は一対の取付け円
板19がその中心を貫通された状態でラインシャフト1
4に固定され、図4に示すように、両円板19間にリン
グプレート19’を配置し、これに一方向に湾曲した多
数のブレード20が放射状に固定されている。
【0014】ダクト4内には回転羽根車18の回転に伴
う吹き出し気流F2 を下方に吹き出すために、出口4
bが下を向いた案内板4aが設けられている。吸着ネッ
ト9の周回端部であるフレームヘッド6上には吸着ネッ
ト9に付着した風綿等を除去して回収する回収装置22
が設けられ、その吸引マウス23がネット9に近接して
配置されている。
【0015】このように構成された清掃装置においては
、紡機の運転と共に駆動モータM及びネット移動用モー
タ11も駆動される。これによって、回転羽根車18が
図1の矢印方向に回転し、吸着ネット9は図3の矢印方
向に移動し、ドラフト装置3のローラパートR及びスピ
ンドルパートSから吸着ネット9に向かう吸引気流F1
 が発生する。
【0016】ローラパートから発生する風綿や糸切れ時
にフロントローラから連続的に出てくるフリース等はこ
の吸引気流F1 によって吸着ネット9上に付着する。 更に、回転羽根車18の回転によりダクト4の下部から
下方に向かって吹き出し気流F2 が発生する。これに
より、フレーム中央部への風綿の堆積が防止される。ネ
ット9上の風綿は吸引マウス23によって吸引除去され
て回収される。一方、吹き出し気流F2 と共に下方に
吹き出された風綿は、公知のトラベリングクリーナ等で
清掃される。
【0017】このように、比較的繊維長の長い風綿等は
吸着ネット9上に付着して除去され、ダクト4内には侵
入しないが、短い繊維屑等はネット9のメッシュを通過
するのでその侵入を完全に防ぐことはできない。こうし
た繊維屑は塵埃粒子と混合して、高速回転している回転
羽根車18のブレード20と衝突してその表面に付着す
る機会が多い。こうした繊維屑は回転羽根車18の回転
による気流のために益々ブレード表面に押し付けられ、
これに固着する。従って、この付着箇所は、図5に示す
ように、ブレード20が空気と衝突する前面側の表面領
域や円板19及びその中間に設けられているリングプレ
ート19’の側面に限定されている。そして時間の経過
と共に次第に成長し、回転羽根車の吸引効率を低下させ
るに至るので、定期的に掃除する必要がある。
【0018】本発明はこうした回転羽根車のブレード上
の繊維屑の堆積を減少させるために、回転羽根車に導入
される気流を整流して円板19やリングプレート19’
の側面への気流の衝突を少なくするようにしたことを特
徴とする。具体的には、図6に示すように、吸着ネット
9の内側のダクト4の内壁に、回転羽根車18の前面に
近接して、その回転軸に対して垂直姿勢となるように直
立した整流板24を取付けている。この整流板24は、
進入してくる気流を実質的に完全に複数の分流に区分す
るように、図7に示すように、ダクト4内をその長手方
向に沿って、所定の間隔で複数の区域に垂直に仕切って
いる。これによって、各分流は互いに混じり合うことな
く、整然と回転羽根車18に導入され、円板19やリン
グプレート19’の側面との衝突の機会が減少する。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、清掃装置の回転羽根車
の前面に接近して、ダクトの内部に整流板を所定のピッ
チで取付け、吸引気流を整流したので、回転羽根車に導
入される気流の乱れが少なくなり、ブレードやリングプ
レート等への風綿の付着が減少して、機台を停止して行
う本格的な定期掃除の周期を大幅に延長することが可能
になる。また、整流板の作用によって回転羽根車の吸引
効率が向上し、効果的な風綿の吸い込みを行うことが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される清掃装置の一例を示す精紡
機の概略正断面図である。
【図2】同じくドラフト装置を省略した部分概略平面図
である。
【図3】同じく回転羽根車の取付けを示す部分断面図で
ある。
【図4】同じく回転羽根車の構造を示す斜視図である。
【図5】繊維屑等の付着・堆積の状態を示す回転羽根車
の部分側面図である。
【図6】本発明の整流板の取付け状態を示すダクトの側
断面図である。
【図7】同じく正面図である。
【符号の説明】
1…機台フレーム 4…ダクト 5…吸気開口部 9…吸着ネット 14…ラインシャフト 18…回転羽根車 19…円板 19’…リングプレート 20…ブレード 24…整流板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  吸着ネットで覆われた吸気開口部を具
    えたダクト内にその長手方向に沿って複数の回転羽根車
    を配列し、該回転羽根車によって前記吸気開口部を通じ
    てダクト内部に向かう吸引気流を発生させ、該吸引気流
    に含まれている風綿等を前記吸着ネット上に付着させて
    除去するタイプの紡機の清掃装置であって、前記ダクト
    内に、前記回転羽根車の軸に垂直に配列された複数の整
    流板を、前記回転羽根車の前面に沿って所定の間隔で設
    置したことを特徴とする紡機の清掃装置。
JP14370291A 1991-06-15 1991-06-15 紡機の清掃装置 Pending JPH04370228A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14370291A JPH04370228A (ja) 1991-06-15 1991-06-15 紡機の清掃装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14370291A JPH04370228A (ja) 1991-06-15 1991-06-15 紡機の清掃装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04370228A true JPH04370228A (ja) 1992-12-22

Family

ID=15344987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14370291A Pending JPH04370228A (ja) 1991-06-15 1991-06-15 紡機の清掃装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04370228A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109576834A (zh) * 2018-12-04 2019-04-05 周芹花 一种防污染的纺织机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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