JPH04369865A - 半導体発光装置の光導波路の形成方法 - Google Patents

半導体発光装置の光導波路の形成方法

Info

Publication number
JPH04369865A
JPH04369865A JP3147213A JP14721391A JPH04369865A JP H04369865 A JPH04369865 A JP H04369865A JP 3147213 A JP3147213 A JP 3147213A JP 14721391 A JP14721391 A JP 14721391A JP H04369865 A JPH04369865 A JP H04369865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist
optical waveguide
substrate
forming
oxide film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3147213A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoriko Tanigami
谷上 依子
Yasuo Nakajima
康雄 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3147213A priority Critical patent/JPH04369865A/ja
Publication of JPH04369865A publication Critical patent/JPH04369865A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Led Devices (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体発光装置の光導
波路の形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体発光装置において、例えば幅1μ
m程度の微細な光導波路を形成する際に、ウエットエッ
チングにより導波路の両側に3〜5μmの溝を形成して
、幅1μmの光導波路を形成する場合、所望の形状の光
導波路を得るためには、1つの方法として半導体結晶の
面方位の影響を受けないようなエッチングをするという
方法が挙げられる。
【0003】図2(a)乃至(d)は、そのような考え
方に基づいた従来の半導体発光装置の光導波路の形成方
法を示す工程断面図である。図において、1aはInP
基板、1bはInGaAsP活性層、1cはInPクラ
ッド層、2はレジスト、3は光導波路である。
【0004】図2(a)乃至(d)による従来の光導波
路の形成方法について説明する。まず、InP基板1a
上にInGaAsP活性層1bとInPクラッド層1c
を結晶成長技術により形成した半導体基板1の上に図2
(a)に示すようにレジスト2を塗布する。次いで、露
光、現像を行なって、図2(b)のような所望のレジス
トパターン2aを形成する。次に、上記のレジストパタ
ーン2aをマスクとして、Br系のエッチャントを用い
て基板1をエッチングする。そしてレジストマスクのサ
イドエッチングにより狭められていく光導波路3の幅を
顕微鏡で測定しながら、所望の幅、例えば1μmになっ
たところでエッチングを終了する(図2(c))。そし
て最後に図2(c)におけるレジストパターン2aを除
去することにより図2(d)に示すような光導波路を形
成することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の光導波
路の形成方法では、レジストマスクでのサイドエッチン
グを利用して光導波路の幅を制御しているので、レジス
トと基板の密着性の影響を受けやすくて光導波路の幅の
制御が困難であり、また、サイドエッチングの終了時点
を顕微鏡などによる幅の測定で判断しているため、測定
の個人差などの誤差が大きく、光導波路の幅の加工精度
、均一性などに問題があった。
【0006】この発明は、上記のような従来法の問題点
を解消するためになされたもので、幅の加工精度、均一
性がよい光導波路を得ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光導波路
の形成方法は、基板上に第1のレジストを形成したのち
、転写技術により所望のパターンを形成する第1の工程
、上記の基板を酸素プラズマ中にさらし、上記レジスト
パターンをマスクとして、基板表面に酸化膜のパターン
を形成する第2の工程、第1のレジストを除去したのち
、酸化膜の上に新たに第2のレジストにより第2のレジ
ストパターンを形成する第3の工程、第2のレジストパ
ターンをマスクとして基板を選択的エッチングし、光導
波路となる部分の基板を部分的に残存させてパターンを
形成する第4の工程、および第2のレジストを除去し、
さらにエッチングにより酸化膜を除去する第5の工程、
を有するものである。
【0008】
【作用】この発明の光導波路の形成方法は、基板とレジ
ストマスクとの間に形成された酸化膜がレジストとの密
着性が高いので、Br系のエッチャントで基板をエッチ
ングする際に、レジストマスクの下の部分の基板のサイ
ドエッチングを酸化膜のある部分で停止させることがで
き、これにより光導波路の幅の制御が容易に行なえ、均
一性の高い光導波路の形成が行なえるのである。
【0009】
【実施例】以下、この発明の光導波路の形成方法をその
一実施例を示す図1(a)乃至(f)の工程断面図にて
説明する。図において符号1、1a、1b、1cおよび
3は従来法を示す図2(a)乃至(d)におけるそれら
の符号と同一部分を示し、その他2は第2のレジスト、
4は第1のレジスト、5は酸素プラズマ、6は酸化膜で
ある。
【0010】まず、InP基板1aの上にInGaAs
P活性層1b、InPクラッド層1cを常法により形成
して得た半導体基板1の上に第1のレジスト4を塗布し
、露光、現像して図1(a)のような所望の幅W(例え
ば1μm)を抜いたレジストパターンを形成する。
【0011】次に、上記のレジストパターンを形成した
基板1を酸素アッシヤー装置に搬入し、酸素プラズマの
雰囲気にさらして、上記第1のレジスト4をマスクとし
てレジストのないWの部分の基板の表面に薄い酸化膜6
を形成させる。(図1(b))。
【0012】次いで、第1のレジスト4を除去すると、
図1(c)に示すように、表面に部分的に酸化膜が形成
された基板1が得られる。
【0013】次に、酸化膜6の形成された基板1の上に
第2のレジスト2を塗布し、露光、現像して図1(d)
に示すような所要のレジストパターンを形成する。
【0014】さらに、上記第2のレジスト2よりなるレ
ジストパターンをマスクとしてBr系のエッチャントを
用いて基板1のエッチングを行なう。これにより、レジ
ストマスクの下の部分の基板1がサイドエッチングされ
ていくが、酸化膜6のある部分までエッチングが進むと
、酸化膜6とレジスト2との密着性が高いために、図1
(e)に示すような状態でサイドエッチングが停止する
【0015】かくして最後に第2のレジスト2を除去し
、さらに表面を軽くエッチングして酸化膜を除去するこ
とにより、図1(f)に示すような両側に3〜5μm深
さの溝Dを形成して、幅Wが1μmの光導波路が得られ
る。
【0016】なお、上記実施例においては半導体基板を
InGaAsPとInPにて構成したが、他のIII 
−V族化合物の組合せであっても何ら差支えない。
【0017】また、上記実施例では酸化膜の形成手段と
して酸素アッシヤー装置を用いたが、基板がエッチング
されることなく、基板の表面を酸化させることのできる
酸素プラズマを発生させ得るものであれば、他の装置を
用いてもよい。
【0018】さらに、基板のエッチングに上記実施例で
はBr系のエッチャントを用いたが、基板材料の結晶の
面方位の影響を受けないようなエッチングが行なえるよ
うなものであれば、他のエッチャントを用いてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば光導波
路として残存させるべき部分の基板とレジストとの間に
レジストとの密着性が高い酸素膜を形成するようにした
ので、基板のサイドエッチングを酸化膜のある部分で止
めることができ、幅が1μm程度の微細な光導波路の場
合でも制御性よく、均一性のよい光導波路が形成できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)乃至図1(f)は、この発明の光導
波路の形成方法の一実施例を示す工程断面図である。
【図2】図2(a)乃至図2(d)は、従来の光導波路
の形成方法を示す工程断面図である。
【符号の説明】
1  半導体基板 1a  InP基板 1b  InGaAsP活性層 1c  InPクラッド層 2  レジスト 3  光導波路 4  レジスト 5  酸素プラズマ 6  酸化膜 W  レジストのない基板の幅および光導波路の幅D 
 溝の深さ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  III −V族元素の組合せからなる
    半導体基板上に、第1のレジストにより所望のレジスト
    パターンを形成する工程、上記所望のレジストパターン
    をマスクとして基板を酸素プラズマ中にさらし、基板表
    面に所望の酸化膜のパターンを形成する工程、第1のレ
    ジストを除去した後、酸化膜の上に第2のレジストによ
    り所望のレジストパターンを形成する工程、上記所望レ
    ジストパターンをマスクとして表面に酸化膜のない部分
    の基板を選択的エッチングにより除去して光導波路とな
    る部分の基板を部分的に残存させてパターンを形成する
    工程、第2のレジストを除去し、さらにエッチングによ
    り酸化膜を除去する工程、からなることを特徴とする半
    導体発光装置の光導波路の形成方法。
JP3147213A 1991-06-19 1991-06-19 半導体発光装置の光導波路の形成方法 Pending JPH04369865A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3147213A JPH04369865A (ja) 1991-06-19 1991-06-19 半導体発光装置の光導波路の形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3147213A JPH04369865A (ja) 1991-06-19 1991-06-19 半導体発光装置の光導波路の形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04369865A true JPH04369865A (ja) 1992-12-22

Family

ID=15425131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3147213A Pending JPH04369865A (ja) 1991-06-19 1991-06-19 半導体発光装置の光導波路の形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04369865A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5316640A (en) Fabricating method of micro lens
JPH027010A (ja) タンデム溝を有した素子の製造方法
CN113917605A (zh) 一种三维楔形铌酸锂薄膜波导的制备方法
US5259925A (en) Method of cleaning a plurality of semiconductor devices
JP2752851B2 (ja) 光導波路の製造方法
JP2705338B2 (ja) 測長sem用基準サンプルの製造方法
JPH04369865A (ja) 半導体発光装置の光導波路の形成方法
JPH0458167B2 (ja)
JP2827376B2 (ja) 半導体光導波路の製造方法
US4102732A (en) Method for manufacturing a semiconductor device
JPS59126634A (ja) パタ−ン形成方法
JPH01114041A (ja) 微細パタン形成方法
JPS63226930A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH047508A (ja) 反射型光曲げ導波路の製造方法
JPS613489A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH04148546A (ja) ビーム寸法測定用素子及びその製造方法
JPH03180034A (ja) パターン形成方法
JPH0645590A (ja) 半導体量子細線の形成方法
JPH03110563A (ja) パターン形成方法
JPH0513401A (ja) 半導体基板加工方法
JPS6081829A (ja) 半導体のエツチング方法
JPS61189503A (ja) 回折格子の製造方法
JPH0563296A (ja) 光導波路の形成方法
JPH04364726A (ja) パターン形成方法
JPH0313949A (ja) レジストパターンの形成方法