JPH04369820A - 固体電解コンデンサ - Google Patents

固体電解コンデンサ

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Publication number
JPH04369820A
JPH04369820A JP17312791A JP17312791A JPH04369820A JP H04369820 A JPH04369820 A JP H04369820A JP 17312791 A JP17312791 A JP 17312791A JP 17312791 A JP17312791 A JP 17312791A JP H04369820 A JPH04369820 A JP H04369820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anode
terminal plate
capacitor element
solid electrolytic
electrolytic capacitor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17312791A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Okubo
哲 大久保
Kenichi Hitosugi
一杉 健一
Manabu Kazuhara
学 数原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Elna Co Ltd
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Elna Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd, Elna Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP17312791A priority Critical patent/JPH04369820A/ja
Publication of JPH04369820A publication Critical patent/JPH04369820A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体電解コンデンサに関
し、さらに詳しく言えば、電極箔を平板状とした複数の
偏平なコンデンサ素子を積層して用いる固体電解コンデ
ンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電極箔を板状として用いるコンデンサ素
子は、箔巻回型や金属粉末焼結体のものに比べて、その
厚みをより薄くすることができる。
【0003】図3にはその偏平なコンデンサ素子1が例
示されており、これによると同コンデンサ素子1は平板
状のアルミニウム箔からなる電極箔2を備えている。こ
の電極箔2の所定部位に陽極リード3がかしめもしくは
超音波溶接などにて取付けられる。
【0004】電極箔2の周りには導電性高分子(例えば
ポリピロール)からなる固体電解質4が形成される。こ
こで、その概略を説明すると、まず、電極箔2にピロー
ルモノマーを均一に塗布したのち、所定の酸化剤を含む
溶液中に浸漬して酸化重合膜を形成する。
【0005】次に、支持電解質とピロールモノマーを溶
解した電解液中において、酸化重合膜を陽極として電解
重合を行なうことにより、その酸化重合膜上にポリピロ
ールからなる電解重合膜が形成される。
【0006】しかる後、この固体電解質4上にカーボン
層5と銀層6とによる陰極層7が形成される。この陰極
層7に外部引出し用の陰極端子板9が接着銀などの導電
性接着材にて取付けられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなコンデンサ
素子1を用いることにより、薄型の固体電解コンデンサ
が得られるのであるが、箔1枚の構成でしかもその面積
も限られているため、余り高い静電容量が得られない。
【0008】そこで、図4に示されているように、コン
デンサ素子1をリードフレームの陽極端子板8と陰極端
子板9に取付けるにあたって積層するようにしているが
、陽極端子板8が平らであるため、積層するにしても2
枚が限度であった。
【0009】もっとも、陽極リード3側を折り曲げてそ
の各々に異なる段差を付ければそれ以上の積層が可能と
なるが、他方において、各素子ごとに異なるリードを取
り付けなければならないという組み立て上の煩雑さが生
ずる。
【0010】また、別の方法として、数枚分の大きさの
箔に固体電解質(ポリピロール)を形成したのち、例え
ばジグザク状に折り畳んで、全体として偏平なコンデン
サ素子を得ようとすると、その折り曲げ時にポリピロー
ルに亀裂や剥離が生じ、漏れ電流不良の原因となるため
好ましくない。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の事情
に鑑みなされたもので、その構成上の特徴は、平板状を
なす電極箔の所定部位に陽極リードが取付けられ、同電
極箔の周りに導電性高分子の固体電解質を介してカーボ
ンおよび銀などからなる陰極層が形成された複数の偏平
なコンデンサ素子を有し、同コンデンサ素子の各陽極リ
ードを外部引出し用の陽極端子板に溶接するとともに、
各陰極層を導電性接着剤にて相互に導通して外部引出し
用の陰極端子板に取付けた固体電解コンデンサにおいて
、上記陽極端子板には、同端子板を屈曲してなる少なく
とも一つの段部が形成されており、上記各陽極リードの
1つが同段部に溶接されていることにある。
【0012】なお、請求項2に記載されているように、
上記段部は上記陽極端子板の表面側と裏面側の双方に形
成されていてもよい。
【0013】
【作用】上記構成によれば、陽極リードに曲げ加工など
を施すことなく、3枚以上の積層が可能になる。
【0014】すなわち、段部が1つの場合には従来の2
枚積層に加えて、その段部を利用してもう1枚のコンデ
ンサ素子を取付けることができる。
【0015】また、請求項2の場合には、陽極端子板の
表面側と裏面側の各々に2枚ずつコンデンサ素子を取付
けることができ、計4枚の積層が可能となる。
【0016】
【実施例】図1には3枚の偏平なコンデンサ素子1a〜
1cを積層する場合の実施例が示されている。なお、同
図においては作図の都合上、各コンデンサ素子1a〜1
cは電極箔に陽極リードを取付けた状態として示されて
いるが、実際には先に説明の図3に示されているコンデ
ンサ素子1と同様に、電極箔2の周りに例えばポリピロ
ールからなる固体電解質4が形成され、さらにその上に
カーボン層5および銀層からなる陰極層7が形成されて
いるものと理解されたい。
【0017】この実施例によると、外部引出し用の陽極
端子板8の端縁には、同端子板8の一部分をその表面側
に向けて台形状に屈曲してなる段部10が形成されてい
る。この場合、同段部10は陽極端子板8の端縁のほぼ
中央に配置されているが、その右端もしくは左端であっ
てもよい。また、段部10の高さはコンデンサ素子1の
厚みとの関係においてそれよりも若干大きな高さとされ
る。
【0018】ここで、3枚のコンデンサ素子の内、上段
のコンデンサ素子を1c、中段のコンデンサ素子を1a
、下段のコンデンサ素子を1bとし、また、陽極端子8
に対するそれらの溶接ポイントを図示のように8a,8
b,8cとする。
【0019】この実施例においては、上段のコンデンサ
素子1cの陽極リード3は電極箔2の表面側のほぼ中央
に取付けられる。中段のコンデンサ素子1aの陽極リー
ド3は電極箔2の表面側の図1において左端に取付けら
れる。また、下段のコンデンサ素子1bの陽極リード3
は電極箔2の裏面側の同じく図1において右端に取付け
られる。
【0020】組み立てに際しては、まず、中段のコンデ
ンサ素子1aの陽極リード3を図1において段部10の
左側に位置する平坦部の表面側の溶接ポイント8aに溶
接する。
【0021】次に、上段のコンデンサ素子1cの陽極リ
ード3を段部10の表面側の溶接ポイント8cに溶接す
るとともに、下段のコンデンサ素子1bの陽極リード3
を図1において段部10の右側に位置する平坦部の裏面
側の溶接ポイント8bに溶接する。
【0022】なお、溶接の順番は上記実施例に限られる
ことはないが、少なくとも中段のコンデンサ素子1aを
上段のコンデンサ素子1cよりも先にすることが好まし
い。
【0023】図示されていないが、各コンデンサ素子1
a〜1cの陰極層7(図3参照)同士は導電性接着剤に
て相互に導通状態とされ、また、その導電性接着剤を介
して外部引出し用の陰極端子9に取付けられる。
【0024】上記実施例によれば、3枚のコンデンサ素
子1a〜1cをそれらの陽極リード3に曲げ加工などを
施すことなく積層して陽極端子板8に取付けることがで
きるが、4枚のコンデンサ素子を積層するには図2のよ
うにすれば良い。
【0025】すなわち、上記段部10に加えて段部11
を追加する。この場合、同段部11は段部10とは反対
側(端子板8の裏面側)に突出するように形成される。 これによれば、上記実施例で説明した溶接ポイント8a
〜8cに段部11の裏面側の溶接ポイント8dが加わり
、4枚のコンデンサ素子を積層することができる。
【0026】また、高さの異なる段部を設けることによ
り、その段部の数だけ積層枚数を増やすことが可能とな
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンデンサ素子側の陽極リードに曲げ加工などを施すこ
となく、3枚以上のコンデンサ素子をリードフレームの
陽極端子板と陰極端子板との間で積層することができ、
したがって、全体が薄型でありながら、高静電容量の固
体電解コンデンサが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に関するもので、3枚の偏平な
コンデンサ素子をリードフレームの陽極端子板と陰極端
子板に取付ける状態を説明するための分解斜視図。
【図2】本発明の他の実施例を示した斜視図。
【図3】偏平なコンデンサ素子をその構成要素ごとに切
り欠いて示した斜視図。
【図4】従来例を説明するための分解斜視図。
【符号の説明】
1  コンデンサ素子 2  電極箔 3  陽極リード 8  陽極端子板 9  陰極端子板 10,11  段部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状をなす電極箔の所定部位に陽極リー
    ドが取付けられ、同電極箔の周りに導電性高分子の固体
    電解質を介してカーボンおよび銀などからなる陰極層が
    形成された複数の偏平なコンデンサ素子を有し、同コン
    デンサ素子の各陽極リードを外部引出し用の陽極端子板
    に溶接するとともに、各陰極層を導電性接着剤にて相互
    に導通して外部引出し用の陰極端子板に取付けた固体電
    解コンデンサにおいて、上記陽極端子板には、同端子板
    を屈曲してなる少なくとも1つの段部が形成されており
    、上記各陽極リードの一つが同段部に溶接されているこ
    とを特徴とする固体電解コンデンサ。
  2. 【請求項2】上記段部は上記陽極端子板の表面側と裏面
    側の双方に形成されている請求項1に記載の固体電解コ
    ンデンサ。
JP17312791A 1991-06-18 1991-06-18 固体電解コンデンサ Withdrawn JPH04369820A (ja)

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JP17312791A JPH04369820A (ja) 1991-06-18 1991-06-18 固体電解コンデンサ

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JPH04369820A true JPH04369820A (ja) 1992-12-22

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JP17312791A Withdrawn JPH04369820A (ja) 1991-06-18 1991-06-18 固体電解コンデンサ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7869190B2 (en) * 2005-10-24 2011-01-11 Sanyo Electric Co., Ltd. Solid electrolytic capacitor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 19980903