JPH04368294A - 異材継手構造 - Google Patents
異材継手構造Info
- Publication number
- JPH04368294A JPH04368294A JP3171646A JP17164691A JPH04368294A JP H04368294 A JPH04368294 A JP H04368294A JP 3171646 A JP3171646 A JP 3171646A JP 17164691 A JP17164691 A JP 17164691A JP H04368294 A JPH04368294 A JP H04368294A
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- Japan
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- cylindrical body
- hole
- insert unit
- joint structure
- edge part
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- Withdrawn
Links
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Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば水中航走体や深
海探査船等の外殻や、宇宙ロケット等の構造体等に適用
される異材継手の構造に関する。
海探査船等の外殻や、宇宙ロケット等の構造体等に適用
される異材継手の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図3に示すように、水中航走体
20は、各コンポーネント1〜6により構成されており
、上記の各コンポーネントは通常メカニカル継手により
接合されていて容易に着脱できるようになっている。
20は、各コンポーネント1〜6により構成されており
、上記の各コンポーネントは通常メカニカル継手により
接合されていて容易に着脱できるようになっている。
【0003】上記のメカニカル継手の部分Aは、コンポ
ーネント2とコンポーネント3との接合部分の詳細を示
した図4に示されるように、接合面7がV−クランプ8
により接合されている。
ーネント2とコンポーネント3との接合部分の詳細を示
した図4に示されるように、接合面7がV−クランプ8
により接合されている。
【0004】上記の各コンポーネント1〜6の外殻は通
常アルミ合金でできているが、CFRP(Carbon
Film Reinforced Plastic)
サンドイッチ構造を用いる場合もあり、後者の場合、メ
カニカル継手は形状が複雑で加工が難しく強度が不足す
るなどの理由により、金属材料が用いられるため、CF
RPサンドイッチ構造と金属材料とを結合する異材継手
が必要となる。
常アルミ合金でできているが、CFRP(Carbon
Film Reinforced Plastic)
サンドイッチ構造を用いる場合もあり、後者の場合、メ
カニカル継手は形状が複雑で加工が難しく強度が不足す
るなどの理由により、金属材料が用いられるため、CF
RPサンドイッチ構造と金属材料とを結合する異材継手
が必要となる。
【0005】従来の異材継手構造を図4の矢印Bに示す
。
。
【0006】図4の矢印Bに示す従来の異材継手構造は
、コンポーネント2の外殻がCFRP(Carbon
Film Reinforced Plastic)サ
ンドイッチ構造であり、コア材9および同コア材9をは
さむCFRPよりなる内外円筒10,11により円筒体
に構成された上記外殻に、コンポーネント3の外殻にV
−クランプ8接合されたメカニカル金具14の先端部に
一体的に構成されたアルミ合金製のインサート13が、
上記円筒体の端部に装着されたGFRP(Glass
Fiber Reinforced Plastic)
よりなる中間材12を介して接着されている。
、コンポーネント2の外殻がCFRP(Carbon
Film Reinforced Plastic)サ
ンドイッチ構造であり、コア材9および同コア材9をは
さむCFRPよりなる内外円筒10,11により円筒体
に構成された上記外殻に、コンポーネント3の外殻にV
−クランプ8接合されたメカニカル金具14の先端部に
一体的に構成されたアルミ合金製のインサート13が、
上記円筒体の端部に装着されたGFRP(Glass
Fiber Reinforced Plastic)
よりなる中間材12を介して接着されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の異材継手構造では、引張力が加わった場合、中
間材12とアルミ合金製のインサート13とは互いに性
状の異なる材料のため接着力がややもすると不足し、ア
ルミ合金製のインサート13が中間材12より抜けるお
それがある。
な従来の異材継手構造では、引張力が加わった場合、中
間材12とアルミ合金製のインサート13とは互いに性
状の異なる材料のため接着力がややもすると不足し、ア
ルミ合金製のインサート13が中間材12より抜けるお
それがある。
【0008】本発明はこのような問題点の解決をはかろ
うとするもので、より強い異材継手構造を提供しようと
するものである。
うとするもので、より強い異材継手構造を提供しようと
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の異材継手構造は、異材継手構造において、
CFRP(Carbon Film Reinforc
ed Plastic)で形成された内筒および外筒と
同内筒および外筒の間にはさみ込まれたコア材とで形成
された円筒体と、同円筒体の端部に装着され、後記金属
製のインサート部を挿入可能な穴が形成されたGFRP
(Glass Fiber Reinforced P
lastic)製の中間材と、先端部に上記インサート
部が一体的に形成されると共に上記円筒体に接続される
他の円筒体に取付けられたメカニカル金具とをそなえ、
上記穴が先き開きテーパー状に形成されると共に上記穴
の内部に厚さが端部にむかって薄くなるテーパー状に形
成されたテーパーリングが付設されていることを特徴と
している。
め、本発明の異材継手構造は、異材継手構造において、
CFRP(Carbon Film Reinforc
ed Plastic)で形成された内筒および外筒と
同内筒および外筒の間にはさみ込まれたコア材とで形成
された円筒体と、同円筒体の端部に装着され、後記金属
製のインサート部を挿入可能な穴が形成されたGFRP
(Glass Fiber Reinforced P
lastic)製の中間材と、先端部に上記インサート
部が一体的に形成されると共に上記円筒体に接続される
他の円筒体に取付けられたメカニカル金具とをそなえ、
上記穴が先き開きテーパー状に形成されると共に上記穴
の内部に厚さが端部にむかって薄くなるテーパー状に形
成されたテーパーリングが付設されていることを特徴と
している。
【0010】
【作用】上述の本発明の異材継手構造では、中間材に形
成された先き開き状のテーパー状の穴が、同穴に挿入さ
れるインサート部に楔係合を行なうように作用して、継
手部にクランプ力が発生し、引き抜けのトラブルを抑制
する。
成された先き開き状のテーパー状の穴が、同穴に挿入さ
れるインサート部に楔係合を行なうように作用して、継
手部にクランプ力が発生し、引き抜けのトラブルを抑制
する。
【0011】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を説明する
と、図1(a)〜(c)は第1実施例としての異材継手
構造を示し、図1(a)は要部の側断面図、図1(b)
は円筒体の端部附近の側断面図、図1(c)は他の円筒
体の取付けられるメカニカル金具の側断面図であり、図
2(a)〜(c)は第2実施例としての異材継手構造を
示し、図2(a)は要部の側断面図、図2(b)は円筒
体の端部附近の側断面図、図2(c)は他の円筒体に取
付けられるメカニカル金具の側断面図である。
と、図1(a)〜(c)は第1実施例としての異材継手
構造を示し、図1(a)は要部の側断面図、図1(b)
は円筒体の端部附近の側断面図、図1(c)は他の円筒
体の取付けられるメカニカル金具の側断面図であり、図
2(a)〜(c)は第2実施例としての異材継手構造を
示し、図2(a)は要部の側断面図、図2(b)は円筒
体の端部附近の側断面図、図2(c)は他の円筒体に取
付けられるメカニカル金具の側断面図である。
【0012】なお、図1(a)〜(c)および図2(a
)〜(c)において、図3,図4と同じ符号はほぼ同一
の部材を示している。
)〜(c)において、図3,図4と同じ符号はほぼ同一
の部材を示している。
【0013】第1実施例について説明すると、図1(b
)に示すようにコンポーネント2を構成する円筒体21
は、コア材9をはさむFRP積層材よりなる内外円筒1
0,11で構成され、コア材9の端部がえぐり取られ、
その部分に中間材12が挿入、接着されている。中間材
12に、後述のアルミ合金製のインサート13が挿入さ
れる穴15が形成されている。この穴15は、先き開き
テーパー状(逆テーパー状)にえぐり取られて形成され
、さらにその中央部に厚さが端部にむかって薄くなるテ
ーパー状に形成されたテーパーリング16が植設されて
いる。
)に示すようにコンポーネント2を構成する円筒体21
は、コア材9をはさむFRP積層材よりなる内外円筒1
0,11で構成され、コア材9の端部がえぐり取られ、
その部分に中間材12が挿入、接着されている。中間材
12に、後述のアルミ合金製のインサート13が挿入さ
れる穴15が形成されている。この穴15は、先き開き
テーパー状(逆テーパー状)にえぐり取られて形成され
、さらにその中央部に厚さが端部にむかって薄くなるテ
ーパー状に形成されたテーパーリング16が植設されて
いる。
【0014】一方、円筒体12に接続される他の円筒体
に取付けられたメカニカル金具14の先端部にアルミ合
金製インサート部13が一体的に形成され、このインサ
ート部13にスリット17が形成されている。
に取付けられたメカニカル金具14の先端部にアルミ合
金製インサート部13が一体的に形成され、このインサ
ート部13にスリット17が形成されている。
【0015】このスリット17は、例えば20°ピッチ
で形成されており、後述の結合時にテーパーリング16
による押拡げを容易にしている(図1(c))。
で形成されており、後述の結合時にテーパーリング16
による押拡げを容易にしている(図1(c))。
【0016】上述の構成により、図1(b)示した穴1
5に図1(c)に示したインサート部13を挿入すると
、この挿入につれてテーパーリング16がインサート部
13のスリット17に侵入してインサート部を押拡げて
テーパーリング16の楔作用によりインサート部13が
押拡げられてしっかり結合される(図1(a))。
5に図1(c)に示したインサート部13を挿入すると
、この挿入につれてテーパーリング16がインサート部
13のスリット17に侵入してインサート部を押拡げて
テーパーリング16の楔作用によりインサート部13が
押拡げられてしっかり結合される(図1(a))。
【0017】次に、第2実施例について説明する。
【0018】この実施例のものが上述の第1実施例のも
のと異なるのは、テーパーリング18が穴15の内径側
(或いは外径側でも同じ)に密着して設けられる点であ
る。
のと異なるのは、テーパーリング18が穴15の内径側
(或いは外径側でも同じ)に密着して設けられる点であ
る。
【0019】なお、この実施例の場合、テーパーリング
18は穴15への挿入を容易にするため、2ッ割りもし
くは3ッ割りにする必要があり、また、インサート部1
3に、図1(c)に示すスリット17は不要であるが半
径方向のスリットは必要である。
18は穴15への挿入を容易にするため、2ッ割りもし
くは3ッ割りにする必要があり、また、インサート部1
3に、図1(c)に示すスリット17は不要であるが半
径方向のスリットは必要である。
【0020】この構成により、第1実施例の場合とほぼ
同様の作用効果が表されることは云うまでもない。
同様の作用効果が表されることは云うまでもない。
【0021】なお、上記の各実施例とも、インサート部
の挿入に際して接着剤を流し込むことにより、一層強固
な継手構造が得られる。
の挿入に際して接着剤を流し込むことにより、一層強固
な継手構造が得られる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の異材継手
構造では、円筒体の端部に装着される中間材に形成され
た先き開き状のテーパー状の穴とテーパーリングとが、
この穴に挿入されるインサート部を上記穴の周壁に押圧
して楔係合を行なうように作用するので、円筒部とこれ
に接続される他の円筒部との結合強度が増大し、引張り
に対する強度の大きな異材継手構造が得られる。
構造では、円筒体の端部に装着される中間材に形成され
た先き開き状のテーパー状の穴とテーパーリングとが、
この穴に挿入されるインサート部を上記穴の周壁に押圧
して楔係合を行なうように作用するので、円筒部とこれ
に接続される他の円筒部との結合強度が増大し、引張り
に対する強度の大きな異材継手構造が得られる。
【図1】(a) 本発明の第1実施例としての異材継
手構造を示す要部側断面図である。(b) 同円筒体
の端部附近の側断面図である。(c) 同他の円筒体
に取付けられるメカニカル金具の側断面図である。
手構造を示す要部側断面図である。(b) 同円筒体
の端部附近の側断面図である。(c) 同他の円筒体
に取付けられるメカニカル金具の側断面図である。
【図2】(a) 本発明の第2実施例としての異材継
手構造を示す要部側断面図である。(b) 同円筒体
の端部附近の側断面図である。(c) 同他の円筒体
に取付けられるメカニカル金具の側断面図である。
手構造を示す要部側断面図である。(b) 同円筒体
の端部附近の側断面図である。(c) 同他の円筒体
に取付けられるメカニカル金具の側断面図である。
【図3】水中航走体の側面図である。
【図4】図3のA矢視部の側断面図である。
1〜6 コンポーネント
7 接合面
8 V−クランプ
9 コア材
10 内筒
11 外筒
12 中間材
13 インサート部
14 メカニカル金具
15 穴
16,18 テーパーリング
17 スリット
Claims (1)
- 【請求項1】 異材継手構造において、CFRP(C
arbon Film ReinforcedPlas
tic)で形成された内筒および外筒と同内筒および外
筒の間にはさみ込まれたコア材とで形成された円筒体と
、同円筒体の端部に装着され、後記金属製のインサート
部を挿入可能な穴が形成されたGFRP(Glass
Fiber Reinforced Plastic)
製の中間材と、先端部に上記インサート部が一体的に形
成されると共に上記円筒体に接続される他の円筒体に取
付けられたメカニカル金具とをそなえ、上記穴が先き開
きテーパー状に形成されると共に上記穴の内部に厚さが
端部にむかって薄くなるテーパー状に形成されたテーパ
ーリングが付設されていることを特徴とする、異材継手
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3171646A JPH04368294A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 異材継手構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3171646A JPH04368294A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 異材継手構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04368294A true JPH04368294A (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=15927075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3171646A Withdrawn JPH04368294A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 異材継手構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04368294A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06263029A (ja) * | 1993-03-11 | 1994-09-20 | Railway Technical Res Inst | 車両構体 |
JP2018083472A (ja) * | 2016-11-22 | 2018-05-31 | 三菱重工業株式会社 | 水中航走体 |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP3171646A patent/JPH04368294A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06263029A (ja) * | 1993-03-11 | 1994-09-20 | Railway Technical Res Inst | 車両構体 |
JP2018083472A (ja) * | 2016-11-22 | 2018-05-31 | 三菱重工業株式会社 | 水中航走体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |