JPS63214430A - 複合材料を用いた棒状体 - Google Patents
複合材料を用いた棒状体Info
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- JPS63214430A JPS63214430A JP4807387A JP4807387A JPS63214430A JP S63214430 A JPS63214430 A JP S63214430A JP 4807387 A JP4807387 A JP 4807387A JP 4807387 A JP4807387 A JP 4807387A JP S63214430 A JPS63214430 A JP S63214430A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/08—Characterised by the construction of the motor unit
- F15B15/14—Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
- F15B15/1423—Component parts; Constructional details
- F15B15/1457—Piston rods
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
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- F15B2215/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another
- F15B2215/30—Constructional details thereof
- F15B2215/305—Constructional details thereof characterised by the use of special materials
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は1例えば油・空圧シリンダ用ロッド、ロボット
アーム、CFRP製トラストラス構造物車用ドライブシ
ャフト等に用いて好適な複合材料を用いた棒状体に関し
、特に、複合材料としての繊維強化樹脂製の棒状部材と
金属部材との結合構造の改良に関する。
アーム、CFRP製トラストラス構造物車用ドライブシ
ャフト等に用いて好適な複合材料を用いた棒状体に関し
、特に、複合材料としての繊維強化樹脂製の棒状部材と
金属部材との結合構造の改良に関する。
一般に、接着性の樹脂を含浸させた繊維材料を巻回して
棒状に形成した繊維強化樹脂製棒状体が知られている。
棒状に形成した繊維強化樹脂製棒状体が知られている。
この種の棒状体を例えば油圧シリング用ロンドとして使
用するために、相手方部材とねじ結合する場合には、該
ロッドの構造は、従来第12図又は第13図に示すよう
になっていた。
用するために、相手方部材とねじ結合する場合には、該
ロッドの構造は、従来第12図又は第13図に示すよう
になっていた。
即ち、第12図において、1はロッドで、該ロッドlは
例えばエポキシ樹脂を含浸させた炭素繊維からなる糸状
繊維材料を巻回して棒状に形成したものからなっており
、該ロッド1の一側軸端には切削加工によって形成した
雄ねじ部IAが一体的に設けられている。
例えばエポキシ樹脂を含浸させた炭素繊維からなる糸状
繊維材料を巻回して棒状に形成したものからなっており
、該ロッド1の一側軸端には切削加工によって形成した
雄ねじ部IAが一体的に設けられている。
一方、第13図において、2はロッド本体3と雄ねじ部
材4とからなるロッドで、該ロッド本体3は第1の従来
技術に示したロッド1と同様にエポキシ樹脂等の接着性
樹脂を含浸させた炭素繊維等の糸状繊維材料を巻回して
棒状に形成したものからなっており、該ロッド本体3の
一側軸端には挿入穴3Aが軸方向に穿設されている。一
方、雄ねじ部材4は金属材料によって挿入軸部4Aと雄
ねじ部4Bとからなっており、挿入軸部4Aをロッド本
体3の挿入穴3Aに挿嵌し、接着剤で固着することによ
り、ロッド本体3と雄ねじ部材4を接続している。
材4とからなるロッドで、該ロッド本体3は第1の従来
技術に示したロッド1と同様にエポキシ樹脂等の接着性
樹脂を含浸させた炭素繊維等の糸状繊維材料を巻回して
棒状に形成したものからなっており、該ロッド本体3の
一側軸端には挿入穴3Aが軸方向に穿設されている。一
方、雄ねじ部材4は金属材料によって挿入軸部4Aと雄
ねじ部4Bとからなっており、挿入軸部4Aをロッド本
体3の挿入穴3Aに挿嵌し、接着剤で固着することによ
り、ロッド本体3と雄ねじ部材4を接続している。
而して、ロッドlに雄ねじ部IAを切削加工するwSl
の従来技術にあっては、次のような欠点がある。まず、
雄ねじ部IAを形成するための切削加工によって、ロッ
ドlを形成している糸状繊維材料が短く切断されてしま
うため、繊維方向には大きな強度を有する繊維強化樹脂
の強度が部分的に失われてしまうことである。第2に、
ロッド1は糸状繊維材料を巻回して成形したものである
から、ロッド1に切削加工によって雄ねじ部IAを形成
すると、該切削部分から居間剥離が起こり易く、ねじ山
が崩れてしまうことである。更に、第3の欠点としては
、雄ねじ部IAを形成している樹脂及び糸状繊維材料は
金属に比較して軟らかいために、例えば鎖線ねじ部IA
に金属製ナツトを螺合して強く締付けた場合、雄ねじ部
IAが変形する恐れがあり、強い締付力を与えられない
ことである。
の従来技術にあっては、次のような欠点がある。まず、
雄ねじ部IAを形成するための切削加工によって、ロッ
ドlを形成している糸状繊維材料が短く切断されてしま
うため、繊維方向には大きな強度を有する繊維強化樹脂
の強度が部分的に失われてしまうことである。第2に、
ロッド1は糸状繊維材料を巻回して成形したものである
から、ロッド1に切削加工によって雄ねじ部IAを形成
すると、該切削部分から居間剥離が起こり易く、ねじ山
が崩れてしまうことである。更に、第3の欠点としては
、雄ねじ部IAを形成している樹脂及び糸状繊維材料は
金属に比較して軟らかいために、例えば鎖線ねじ部IA
に金属製ナツトを螺合して強く締付けた場合、雄ねじ部
IAが変形する恐れがあり、強い締付力を与えられない
ことである。
一方、第13図に示すようにロッド本体3と雄ねじ部材
4を挿嵌して接着する他の従来技術にあっても、該接着
部分の剪断強度が低いために。
4を挿嵌して接着する他の従来技術にあっても、該接着
部分の剪断強度が低いために。
ロッド本体3を繊維強化樹脂で成形することによって高
強度化を図ろうとした目的を達成することができないと
いう欠点がある。
強度化を図ろうとした目的を達成することができないと
いう欠点がある。
本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みなされたもので
、本発明は樹脂を含浸させた繊維材料からなる繊維強化
樹脂製の棒状部材と金属部材とを強固に結合することが
でき、繊維強化樹脂の利点を十分に活して、高強度化、
軽量化等を図りうるようにした複合材料を用いた棒状体
を提供するものである。
、本発明は樹脂を含浸させた繊維材料からなる繊維強化
樹脂製の棒状部材と金属部材とを強固に結合することが
でき、繊維強化樹脂の利点を十分に活して、高強度化、
軽量化等を図りうるようにした複合材料を用いた棒状体
を提供するものである。
上述した問題点を解決するために本発明は、樹脂を含浸
させた繊維材料からなる繊維強化樹脂製の棒状部材と、
該棒状部材の軸端外形に対応する中空部が形成された金
属部材とを備え、該金属部材の中空部内に棒状部材の軸
端を嵌挿し、該金属部材の中空部近傍端面を棒状部材の
軸方向に押圧手段で押圧することにより塑性変形させて
、該金属部材の中空部内周壁を棒状部材の軸端外周面側
へと内方に押込み、前記棒状部材と金属部材とを結合し
てなる構成を採用している。
させた繊維材料からなる繊維強化樹脂製の棒状部材と、
該棒状部材の軸端外形に対応する中空部が形成された金
属部材とを備え、該金属部材の中空部内に棒状部材の軸
端を嵌挿し、該金属部材の中空部近傍端面を棒状部材の
軸方向に押圧手段で押圧することにより塑性変形させて
、該金属部材の中空部内周壁を棒状部材の軸端外周面側
へと内方に押込み、前記棒状部材と金属部材とを結合し
てなる構成を採用している。
ここで、前記繊維材料には、炭素繊維、ガラス繊維、ア
ラミド繊維、アルミナ繊維、炭化ケイ素繊維等が用いら
れ、該繊維材料に含浸させる樹脂には、熱硬化性と接着
性を有するエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミ
ド樹脂等が用いられる。そして、前記棒状部材は繊維材
料をフィラメントワインディング法、テープワインディ
ング法等を用いて所定の巻角で巻回して成形したもの、
あるいは一方向引抜材等によって構成される。また、前
記金属部材は高強度アルミニウム、軟鋼、真鍮等の比較
的変形し易い金属材料によって構成される。
ラミド繊維、アルミナ繊維、炭化ケイ素繊維等が用いら
れ、該繊維材料に含浸させる樹脂には、熱硬化性と接着
性を有するエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミ
ド樹脂等が用いられる。そして、前記棒状部材は繊維材
料をフィラメントワインディング法、テープワインディ
ング法等を用いて所定の巻角で巻回して成形したもの、
あるいは一方向引抜材等によって構成される。また、前
記金属部材は高強度アルミニウム、軟鋼、真鍮等の比較
的変形し易い金属材料によって構成される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第11図に基づき
、複合材料を用いた棒状体として油圧シリンダ用ロッド
を例に挙げて説明する。
、複合材料を用いた棒状体として油圧シリンダ用ロッド
を例に挙げて説明する。
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を示してい
る。
る。
図において、11は樹脂を含浸させた糸状の繊維材料1
2からなる繊維強化樹脂製の棒状部材を示し、該棒状部
材11は、例えば繊維強化樹脂からなる一方向引抜材、
金属材またはセラミック材等によって中実な丸棒状に形
成された芯材(図示せず)に、前記繊維材料12をフィ
ラメントワインディング法等の手段を用いて、中心軸0
−0に対する巻角θが零度に近い巻角1例えばθ=20
度程度の所定の巻角で交差巻付けすることによって長尺
の丸棒状に成形されており、これによって引張強度を大
幅に高めるようになっている。なお、該棒状部材11は
繊維強化樹脂からなる一方向引抜材のみによって形成し
てもよく、この場合でも引張強度を大きくすることがで
きる。
2からなる繊維強化樹脂製の棒状部材を示し、該棒状部
材11は、例えば繊維強化樹脂からなる一方向引抜材、
金属材またはセラミック材等によって中実な丸棒状に形
成された芯材(図示せず)に、前記繊維材料12をフィ
ラメントワインディング法等の手段を用いて、中心軸0
−0に対する巻角θが零度に近い巻角1例えばθ=20
度程度の所定の巻角で交差巻付けすることによって長尺
の丸棒状に成形されており、これによって引張強度を大
幅に高めるようになっている。なお、該棒状部材11は
繊維強化樹脂からなる一方向引抜材のみによって形成し
てもよく、この場合でも引張強度を大きくすることがで
きる。
ここで、前記繊維材料12は炭素繊維、ガラス繊維、ア
ラミド繊維、アルミナ繊維または炭化ケイ素ta、I1
等が用いられ、該繊維材料12に含浸させる樹脂には熱
硬化性と接着性を有するエポキシ樹脂、ポリエステル樹
脂またはポリイミド樹脂等が用いられる。かくして、棒
状部材11は硬い繊維材料12と軟かい樹脂とからなる
複合材料(繊維強化樹脂)によって形成され、樹脂の割
合は40〜70%程度となるから、後述の金属部材13
によって容易に変形される。
ラミド繊維、アルミナ繊維または炭化ケイ素ta、I1
等が用いられ、該繊維材料12に含浸させる樹脂には熱
硬化性と接着性を有するエポキシ樹脂、ポリエステル樹
脂またはポリイミド樹脂等が用いられる。かくして、棒
状部材11は硬い繊維材料12と軟かい樹脂とからなる
複合材料(繊維強化樹脂)によって形成され、樹脂の割
合は40〜70%程度となるから、後述の金属部材13
によって容易に変形される。
13は該棒状部材11の一側軸端11Aにg;i着され
た金属部材を示し、該金属部材13は、例えば高強度ア
ルミニウム、軟鋼、真鍮等の比較的変形し易い、冷間加
工の容易な金属材料によって形成され、棒状部材11よ
りも大径の基部13Aと、該基部13Aの端面側中央か
ら棒状部材11の軸端11Aに対応する径をもって軸方
向に凹設された中空部としての嵌合穴13Bと、基部1
3Aの先端側中央から軸方向に突設され、外周面側に雄
ねじが形成された雄ねじ部13Cとから大略構成されて
いる。そして、該金属部材13の基部13Aは嵌合穴1
3B内に棒状部材11の軸端11At−嵌挿した状思で
、後述のポンチ16により嵌合穴13B近傍の端面に加
圧凹部14を釘形することによって覆性変形され、この
ときに該基部13A内に生じる塑性流動等の作用によっ
て嵌合穴13Bの内周壁を棒状部材11の軸端11A外
周面側へと、第2図中の矢示A方向に内方へと押込んで
凸湾曲状の押込み部15を形成し、該棒状部材11の軸
端11Aに結合固着されるようになっている。
た金属部材を示し、該金属部材13は、例えば高強度ア
ルミニウム、軟鋼、真鍮等の比較的変形し易い、冷間加
工の容易な金属材料によって形成され、棒状部材11よ
りも大径の基部13Aと、該基部13Aの端面側中央か
ら棒状部材11の軸端11Aに対応する径をもって軸方
向に凹設された中空部としての嵌合穴13Bと、基部1
3Aの先端側中央から軸方向に突設され、外周面側に雄
ねじが形成された雄ねじ部13Cとから大略構成されて
いる。そして、該金属部材13の基部13Aは嵌合穴1
3B内に棒状部材11の軸端11At−嵌挿した状思で
、後述のポンチ16により嵌合穴13B近傍の端面に加
圧凹部14を釘形することによって覆性変形され、この
ときに該基部13A内に生じる塑性流動等の作用によっ
て嵌合穴13Bの内周壁を棒状部材11の軸端11A外
周面側へと、第2図中の矢示A方向に内方へと押込んで
凸湾曲状の押込み部15を形成し、該棒状部材11の軸
端11Aに結合固着されるようになっている。
16は油圧プレス等によって棒状部材11の軸方向に押
圧され、金属部材13の基部13A端面に加圧凹部14
を形成するようになった押圧手段としてのポンチを示し
、該ポンチ16は棒状部材11の外径にほぼ対応する内
径をもって、硬質の金属材料から段付円筒状に形成され
、大径部16Aと、該大径部16Aの先端側から軸方向
に凹湾曲状に突出する小径突部16Bとから大略構成さ
れている。ここで、該ポンチ16は1例えば棒状部材1
1の外径が22.3mmの場合、これよりも僅かに大き
い内径をもって形成され、大径部16Aの外径が49m
m程度、小径突部16B先端側の肉厚が1■謄程度とな
るように形成される。
圧され、金属部材13の基部13A端面に加圧凹部14
を形成するようになった押圧手段としてのポンチを示し
、該ポンチ16は棒状部材11の外径にほぼ対応する内
径をもって、硬質の金属材料から段付円筒状に形成され
、大径部16Aと、該大径部16Aの先端側から軸方向
に凹湾曲状に突出する小径突部16Bとから大略構成さ
れている。ここで、該ポンチ16は1例えば棒状部材1
1の外径が22.3mmの場合、これよりも僅かに大き
い内径をもって形成され、大径部16Aの外径が49m
m程度、小径突部16B先端側の肉厚が1■謄程度とな
るように形成される。
そして、該ポンチ16は棒状部材11の外周側に第3図
中に示す如く挿通され1図示しない油圧プレス等により
矢示B方向に、例えば11.8 )ン程度の押荷重をも
って押圧され、金属部材13の嵌合穴13B近傍端面に
小径突部16Bの先端側で加圧凹部14を[■程度の深
さをもって釘形し、これによって、前記押込み部15を
嵌合穴13Bの内周壁に形成し、棒状部材11の軸端1
1Aと金属部材13の基部13Aとを結合させるように
なっている(第2図参照)、この場合、前記加圧凹部1
4と押込み部15とはほぼ対応す −る容積と
なり、棒状部材11の軸端11Aは該押込み部15によ
り対応部位が、例えば0.5鳳騰程度縮径される。
中に示す如く挿通され1図示しない油圧プレス等により
矢示B方向に、例えば11.8 )ン程度の押荷重をも
って押圧され、金属部材13の嵌合穴13B近傍端面に
小径突部16Bの先端側で加圧凹部14を[■程度の深
さをもって釘形し、これによって、前記押込み部15を
嵌合穴13Bの内周壁に形成し、棒状部材11の軸端1
1Aと金属部材13の基部13Aとを結合させるように
なっている(第2図参照)、この場合、前記加圧凹部1
4と押込み部15とはほぼ対応す −る容積と
なり、棒状部材11の軸端11Aは該押込み部15によ
り対応部位が、例えば0.5鳳騰程度縮径される。
さらに、17は加圧凹部14の釘形時に、金属部材13
の基部13Aが嵌合穴13Bの外方へと変形するのを防
止する枠体としての保護筒を示し、該保護筒17は金属
部材13の基部13A等に対応する内径をもって形成さ
れ、該基?Bl 3A等の周囲を径方向および軸方向に
拘束するようになっている。なお、棒状部材11と金属
部材13の結合力をさらに強くしたい場合には、金属部
材13の基部13A外周側や端面側に予圧力を加えるよ
うにしてもよい、また、棒状部材itの図示しない他側
軸端にも金属部材13と同様の金属部材を結合するよう
にしてもよい、そして、該金属部材13の雄ねじ部13
cには取付アイ等の相手方部材(図示せず)が螺着され
るようになっている。
の基部13Aが嵌合穴13Bの外方へと変形するのを防
止する枠体としての保護筒を示し、該保護筒17は金属
部材13の基部13A等に対応する内径をもって形成さ
れ、該基?Bl 3A等の周囲を径方向および軸方向に
拘束するようになっている。なお、棒状部材11と金属
部材13の結合力をさらに強くしたい場合には、金属部
材13の基部13A外周側や端面側に予圧力を加えるよ
うにしてもよい、また、棒状部材itの図示しない他側
軸端にも金属部材13と同様の金属部材を結合するよう
にしてもよい、そして、該金属部材13の雄ねじ部13
cには取付アイ等の相手方部材(図示せず)が螺着され
るようになっている。
本実施例による油圧シリンダ用ロッドは上述の如き構成
を有するもので、次にその製造方法について説明する。
を有するもので、次にその製造方法について説明する。
まず、一方向の引抜き成形またはフィラメントワインデ
ィング法等の手段を用いて繊維強化樹脂からなる棒状部
材11を長尺の丸棒状に成形し、該棒状部材11の軸端
11Aに対応する径をもって金属部材13の基部13A
に嵌合穴13Bを形成し、該嵌合穴13B内に棒状部材
11の軸端11Aを嵌挿する。
ィング法等の手段を用いて繊維強化樹脂からなる棒状部
材11を長尺の丸棒状に成形し、該棒状部材11の軸端
11Aに対応する径をもって金属部材13の基部13A
に嵌合穴13Bを形成し、該嵌合穴13B内に棒状部材
11の軸端11Aを嵌挿する。
次に、金属部材13の基部13Aの周囲を保護筒17等
を用いて拘束すると共に、棒状部材11の周囲にポンチ
16を挿通する。そして、該ポンチ16を油圧プレス等
を用いて基部13Aの端面に向けて押圧し、この端面に
小径突部18Bの先端側で加圧凹部14を打形して金属
部材13の基部13A1:塑性変形させ、嵌合穴13B
の内周壁を棒状部材11の軸端11A外周面側へと第2
図中の矢示A方向に押込み、凸湾曲状の押込み部15を
形成し、これによって、金属部材13の基部13Aを棒
状部材11の軸端11Aに強固に結合させる。
を用いて拘束すると共に、棒状部材11の周囲にポンチ
16を挿通する。そして、該ポンチ16を油圧プレス等
を用いて基部13Aの端面に向けて押圧し、この端面に
小径突部18Bの先端側で加圧凹部14を打形して金属
部材13の基部13A1:塑性変形させ、嵌合穴13B
の内周壁を棒状部材11の軸端11A外周面側へと第2
図中の矢示A方向に押込み、凸湾曲状の押込み部15を
形成し、これによって、金属部材13の基部13Aを棒
状部材11の軸端11Aに強固に結合させる。
而して、本実施例によれば、押込み部15により棒状部
材11と金属部材13を結合できるばかりでなく、該押
込み部15は径方向内向きに凸湾曲状に形成されるから
、棒状部材11の素材である糸状の繊維材料12を該押
込み部15によって切断するようなことはなく、該繊維
材料12の強度を十分に活して両者を強固に一体化でき
、金属部材13を棒状部材11に対して確実に抜止めお
よび層比めするこができる。そして、当該ロッドの引張
強度を、例えば1200kg程度に大幅に向上させるこ
とができ、信頼性を高めることができる。また、押込み
部15等は内部に隠れているから、当該ロッドの外観を
損なうことなく、スマートに形成でき、結合部分となる
金属部材13の基部13A等も比較的小径に形成できる
。
材11と金属部材13を結合できるばかりでなく、該押
込み部15は径方向内向きに凸湾曲状に形成されるから
、棒状部材11の素材である糸状の繊維材料12を該押
込み部15によって切断するようなことはなく、該繊維
材料12の強度を十分に活して両者を強固に一体化でき
、金属部材13を棒状部材11に対して確実に抜止めお
よび層比めするこができる。そして、当該ロッドの引張
強度を、例えば1200kg程度に大幅に向上させるこ
とができ、信頼性を高めることができる。また、押込み
部15等は内部に隠れているから、当該ロッドの外観を
損なうことなく、スマートに形成でき、結合部分となる
金属部材13の基部13A等も比較的小径に形成できる
。
さらに、棒状部材11の軸端11Aと金属部材13の基
部13Aとをポンチ16等を用い冷間加工によって結合
するから、全体の工程を簡単化でき、生産性が高く、加
圧用の油圧プレス等も小規模な設備とすることができる
。また、引張強度等が要求される棒状部材11には繊維
強化樹脂材を、雄ねじ部13C等に硬度が要求される部
分には金属部材13を適宜に使用して1両者を強固に結
合できるから、設計の自由度が増加して、最適設計が可
能となる。そして、当該ロッド全体に対する金属部材1
3の部分を最小限に少なくできるから、引張強度等を大
きくできる上に、軽量化を図リラる等1種々の効果を奏
する。
部13Aとをポンチ16等を用い冷間加工によって結合
するから、全体の工程を簡単化でき、生産性が高く、加
圧用の油圧プレス等も小規模な設備とすることができる
。また、引張強度等が要求される棒状部材11には繊維
強化樹脂材を、雄ねじ部13C等に硬度が要求される部
分には金属部材13を適宜に使用して1両者を強固に結
合できるから、設計の自由度が増加して、最適設計が可
能となる。そして、当該ロッド全体に対する金属部材1
3の部分を最小限に少なくできるから、引張強度等を大
きくできる上に、軽量化を図リラる等1種々の効果を奏
する。
次に、第4図および第5図は本発明の第2の実施例を示
し1本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素に
同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
し1本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素に
同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
然るに、本実施例の特徴は、金属部材13の嵌合穴13
B内周壁に周方向に伸長する凹凸部21を軸方向に列設
し、ポンチ16等で金属部材13の基部13A端面に加
圧凹部14を打形したときに、該凹凸部21を前記実施
例で述べた押込み部15と同様に第5図中の矢示A方向
に押込んで、該凹凸部21を棒状部材11の軸端11A
外周面に喰込ませるようにし、これによって、金属部材
13の基部13Aを棒状部材11の軸端11Aに結合固
着させたことにある。
B内周壁に周方向に伸長する凹凸部21を軸方向に列設
し、ポンチ16等で金属部材13の基部13A端面に加
圧凹部14を打形したときに、該凹凸部21を前記実施
例で述べた押込み部15と同様に第5図中の矢示A方向
に押込んで、該凹凸部21を棒状部材11の軸端11A
外周面に喰込ませるようにし、これによって、金属部材
13の基部13Aを棒状部材11の軸端11Aに結合固
着させたことにある。
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第
1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるが
、特に本実施例では、凹凸部21を軸端11A外周面に
喰込ませるから、さらに結合強度を高めることができる
。
1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるが
、特に本実施例では、凹凸部21を軸端11A外周面に
喰込ませるから、さらに結合強度を高めることができる
。
次に、第6図および157図は本発明の第3の実施例を
示し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素
に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
示し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素
に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
然るに、本実施例の特徴は、棒状部材31の軸端31A
に先端側に向けて所定の傾斜角αをもって漸次拡径する
テーパ部31Bを形成したことにある。ここで、該棒状
部材31はテーパ部31Bを除いて前記第1の実施例で
述べた棒状部材11と同様に形成されている。そして、
該棒状部材31の軸端31Aを金属部材13の嵌合穴1
3B内に嵌挿し、ポンチ16等で加圧凹部14を打形し
たときには、嵌合穴13Bの内周壁が内方に押込まれて
押込み部15が形成され、該押込み部15は軸端31A
を縮径させるばかりでなく、テーパ部31Bに密に係合
するようになり、棒状部材31の軸端31Aを金属部材
13の基部に強固に結合できる。
に先端側に向けて所定の傾斜角αをもって漸次拡径する
テーパ部31Bを形成したことにある。ここで、該棒状
部材31はテーパ部31Bを除いて前記第1の実施例で
述べた棒状部材11と同様に形成されている。そして、
該棒状部材31の軸端31Aを金属部材13の嵌合穴1
3B内に嵌挿し、ポンチ16等で加圧凹部14を打形し
たときには、嵌合穴13Bの内周壁が内方に押込まれて
押込み部15が形成され、該押込み部15は軸端31A
を縮径させるばかりでなく、テーパ部31Bに密に係合
するようになり、棒状部材31の軸端31Aを金属部材
13の基部に強固に結合できる。
かくして、このように構成される本実施例でも、前記実
施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるが、特に
本実施例では、テーパ部31Bによりさらに確実な抜止
めを行うことができ、結合強度を高めることができる。
施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるが、特に
本実施例では、テーパ部31Bによりさらに確実な抜止
めを行うことができ、結合強度を高めることができる。
次に、第8図および第9図は本発明の第4の実施例を示
し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構r&要素
に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構r&要素
に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
然るに1本実施例の特徴は、棒状部材41の軸端41A
先端外周面側に径方向に凸湾曲状に突出する凸部41B
を設けたことにある。ここで、該棒状部材41は凸部4
1Bを除いて前記実施例で述べた棒状部材11と同様に
形成されている。そして、該棒状部材41の軸端41A
を金属部材13の嵌合穴13B内に嵌挿し、ポンチ16
等で加圧凹部14を打形したときには、嵌合穴13Bの
内周壁側に押込み部15が形成され、該押込み部15は
軸端41Aを縮径させるばかりでなく。
先端外周面側に径方向に凸湾曲状に突出する凸部41B
を設けたことにある。ここで、該棒状部材41は凸部4
1Bを除いて前記実施例で述べた棒状部材11と同様に
形成されている。そして、該棒状部材41の軸端41A
を金属部材13の嵌合穴13B内に嵌挿し、ポンチ16
等で加圧凹部14を打形したときには、嵌合穴13Bの
内周壁側に押込み部15が形成され、該押込み部15は
軸端41Aを縮径させるばかりでなく。
凸部41Bに密に係合するようになり、棒状部材41と
金属部材13を強固に結合できる。
金属部材13を強固に結合できる。
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第
3の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
3の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
次に、第1O図は本発明の第5の実施例を示し、本実施
例の特徴は前記第1の実施例で述べた棒状部材11の軸
端11Aに金属部材としての7ランジ51等を結合固着
したことにある。ここで、該フランジ51は高強度アル
ミニウム、軟鋼、真鍮等の比較的塑性変形が容易な金属
材料から円板状に形成され、その中央には中空部として
の嵌合穴51Aが軸方向に穿設されている。そして、該
嵌合穴51A内に棒状部材11の軸端11Aを嵌挿した
状態で、フランジ51の嵌合穴51A近傍端面には第1
の実施例で述べたポンチ16等によって加圧凹部14が
打形され、押込み部15を形成することにより、該フラ
ンジ51は棒状部材11の軸端11Aに結合固着されて
いる。
例の特徴は前記第1の実施例で述べた棒状部材11の軸
端11Aに金属部材としての7ランジ51等を結合固着
したことにある。ここで、該フランジ51は高強度アル
ミニウム、軟鋼、真鍮等の比較的塑性変形が容易な金属
材料から円板状に形成され、その中央には中空部として
の嵌合穴51Aが軸方向に穿設されている。そして、該
嵌合穴51A内に棒状部材11の軸端11Aを嵌挿した
状態で、フランジ51の嵌合穴51A近傍端面には第1
の実施例で述べたポンチ16等によって加圧凹部14が
打形され、押込み部15を形成することにより、該フラ
ンジ51は棒状部材11の軸端11Aに結合固着されて
いる。
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第
1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
次に、第11図は本発明の第6の実施例を示し1本実施
例の特徴は、前記第5の実施例で述べたフランジ51と
同様のフランジ61に、軸方向両側の嵌合穴61A近傍
端面においてポンチ16等で加圧凹部14,14を打形
し、押込み部15により該フランジ61を棒状部材11
の軸端11Aに結合固着させることにある。
例の特徴は、前記第5の実施例で述べたフランジ51と
同様のフランジ61に、軸方向両側の嵌合穴61A近傍
端面においてポンチ16等で加圧凹部14,14を打形
し、押込み部15により該フランジ61を棒状部材11
の軸端11Aに結合固着させることにある。
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第
5の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるが
、特にお実施例では、フランジ61の軸方向両側端面に
加圧凹部14,14を打形したから、押込み部15を径
方向内向きに大きく突出させることができ、軸端11A
を大きく細形させて結合強度をさらに高めることができ
る。
5の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるが
、特にお実施例では、フランジ61の軸方向両側端面に
加圧凹部14,14を打形したから、押込み部15を径
方向内向きに大きく突出させることができ、軸端11A
を大きく細形させて結合強度をさらに高めることができ
る。
なお、前記第5、第6の実施例では、棒状部材11を用
いるものとして述べたが、これに待えて、第3.第4の
実施例で述べた棒状部材31゜41と同様のものを用い
てもよく、あるいは第2の実施例で述べた凹凸部21と
同様のものを嵌合穴51A(61A)に設けてもよい。
いるものとして述べたが、これに待えて、第3.第4の
実施例で述べた棒状部材31゜41と同様のものを用い
てもよく、あるいは第2の実施例で述べた凹凸部21と
同様のものを嵌合穴51A(61A)に設けてもよい。
また、前記各実施例では、棒状部材11(31゜41)
をフィラメントワインディング法等の手段を用いて形成
するものとして述べたが、これに替えて棒状部材11(
31,41)をテープ状の繊維材料を用いるテープワイ
ンディング法あるいは織物状の繊維材料を用いるハンド
レイアップ法等の手段で形成するようにしてもよい。
をフィラメントワインディング法等の手段を用いて形成
するものとして述べたが、これに替えて棒状部材11(
31,41)をテープ状の繊維材料を用いるテープワイ
ンディング法あるいは織物状の繊維材料を用いるハンド
レイアップ法等の手段で形成するようにしてもよい。
また、前記各実施例では、棒状部材11(31゜41)
の軸端11A(31A、41A)を金属部材13または
フランジ51(61)の嵌合穴13B (51A、61
A)内に嵌合するものとして述べたが、軸端11A(3
1A、41A)の外周面や嵌合穴13B (51A、6
1A)の周面等に接着剤を塗布して、両者を嵌合するこ
とにより、棒状部材11A(31A、4LA)と金属部
材13またはフランジ51(61)との結合強度をさら
に向上させることができる。
の軸端11A(31A、41A)を金属部材13または
フランジ51(61)の嵌合穴13B (51A、61
A)内に嵌合するものとして述べたが、軸端11A(3
1A、41A)の外周面や嵌合穴13B (51A、6
1A)の周面等に接着剤を塗布して、両者を嵌合するこ
とにより、棒状部材11A(31A、4LA)と金属部
材13またはフランジ51(61)との結合強度をさら
に向上させることができる。
さらに、前記各実施例では、油圧シリンダ用ロッドを例
に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず空圧シリン
ダ用ロンド、ロボットアーム、CFRP製トラストラス
構造物自動車用ドライブシャフト等に適用してもよく、
棒状部材11(31,41)等は必ずしも丸棒状に限ら
ず、角棒状に形成してもよいものである。
に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず空圧シリン
ダ用ロンド、ロボットアーム、CFRP製トラストラス
構造物自動車用ドライブシャフト等に適用してもよく、
棒状部材11(31,41)等は必ずしも丸棒状に限ら
ず、角棒状に形成してもよいものである。
以上詳述した通り、本発明によれば、繊維強化樹脂製の
棒状部材軸端を金属部材の中空部内に嵌挿し、該金属部
材の中空部近傍端面を棒状部材の軸方向に押圧手段で塑
性変形させることにより、該中空部内周壁を棒状部材の
軸端外周面側へと内方に押込むようにしたから、棒状部
材の素材である繊維材料を切断することなく、該棒状部
材の軸端を金属部材に結合でき、引張強度等を大幅に高
めて信頼性を向上できる。また、設fIR等も簡素化で
き1作業性を向上できる等の効果を奏する。
棒状部材軸端を金属部材の中空部内に嵌挿し、該金属部
材の中空部近傍端面を棒状部材の軸方向に押圧手段で塑
性変形させることにより、該中空部内周壁を棒状部材の
軸端外周面側へと内方に押込むようにしたから、棒状部
材の素材である繊維材料を切断することなく、該棒状部
材の軸端を金属部材に結合でき、引張強度等を大幅に高
めて信頼性を向上できる。また、設fIR等も簡素化で
き1作業性を向上できる等の効果を奏する。
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図は棒状部材の軸端に金属部材を結合した状態を示す
縦断面図、第2図は第1図の要部を拡大して示す断面図
、第3図は棒状部材と金属部材を結合する工程を示す説
明図、第4図および第5図は第2の実施例を示し、第4
図は棒状部材と金属部材の結合前の状態を示す半断面図
。 第5図は結合後の状態を示す半断面図、第6図および第
7図は第3の実施例を示し、第6図は棒状部材と金属部
材を結合した状態を示す縦断面図。 第7図は第6図中の棒状部材を示す外観図。 第8図およびMS9図は第4の実施例を示し。 第8図は棒状部材の外観図、第9図は棒状部材と金属部
材を結合した状態を示す半断面図、第10図は第5の実
施例を示す縦−面図、第11図は第6の実施例を示す縦
断面図、第12図は従来技術を示すロッドの外観図、第
13図は他の従来技術を示すロッドの要部破断の外観図
である。 11.31.41・・・棹状部材、IIA。 31A、41A・・・軸端、12・・・繊維材料、13
・・・金m部材、13B・・・嵌合穴、14・・・加圧
凹部、15・・・押込み部、16・・・ポンチ、17・
・・保護筒、21・・・凹凸部、31B・・・テーバ部
、41B・・・凸部、si 、at・・・フランジ、5
1A、81A・・・嵌合穴。
1図は棒状部材の軸端に金属部材を結合した状態を示す
縦断面図、第2図は第1図の要部を拡大して示す断面図
、第3図は棒状部材と金属部材を結合する工程を示す説
明図、第4図および第5図は第2の実施例を示し、第4
図は棒状部材と金属部材の結合前の状態を示す半断面図
。 第5図は結合後の状態を示す半断面図、第6図および第
7図は第3の実施例を示し、第6図は棒状部材と金属部
材を結合した状態を示す縦断面図。 第7図は第6図中の棒状部材を示す外観図。 第8図およびMS9図は第4の実施例を示し。 第8図は棒状部材の外観図、第9図は棒状部材と金属部
材を結合した状態を示す半断面図、第10図は第5の実
施例を示す縦−面図、第11図は第6の実施例を示す縦
断面図、第12図は従来技術を示すロッドの外観図、第
13図は他の従来技術を示すロッドの要部破断の外観図
である。 11.31.41・・・棹状部材、IIA。 31A、41A・・・軸端、12・・・繊維材料、13
・・・金m部材、13B・・・嵌合穴、14・・・加圧
凹部、15・・・押込み部、16・・・ポンチ、17・
・・保護筒、21・・・凹凸部、31B・・・テーバ部
、41B・・・凸部、si 、at・・・フランジ、5
1A、81A・・・嵌合穴。
Claims (5)
- (1)樹脂を含浸させた繊維材料からなる繊維強化樹脂
製の棒状部材と、該棒状部材の軸端外形に対応する中空
部が形成された金属部材とを備え、該金属部材の中空部
内に棒状部材の軸端を嵌挿し、該金属部材の中空部近傍
端面を棒状部材の軸方向に押圧手段で押圧することによ
り塑性変形させて、該金属部材の中空部内周壁を棒状部
材の軸端外周面側へと内方に押込み、前記棒状部材と金
属部材とを結合する構成としてなる複合材料を用いた棒
状体。 - (2)前記金属部材が中空部の外方へと変形するのを防
止すべく、該金属部材の周囲を枠体で拘束してなる特許
請求の範囲(1)項記載の複合材料を用いた棒状体。 - (3)前記中空部の内周壁には凹凸部を設け、該凹凸部
を前記棒状部材の軸端外周面側へと押込んでなる特許請
求の範囲(1)項記載の複合材料を用いた棒状体。 - (4)前記棒状部材の軸端は先端側に向けて漸次拡径す
るテーパ状に形成してなる特許請求の範囲(1)項記載
の複合材料を用いた棒状体。 - (5)前記棒状部材の軸端外周面側には凸部を形成して
なる特許請求の範囲(1)項記載の複合材料を用いた棒
状体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4807387A JPS63214430A (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 複合材料を用いた棒状体 |
KR1019880002765A KR880011502A (ko) | 1987-03-03 | 1988-03-16 | 전동식 구동장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4807387A JPS63214430A (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 複合材料を用いた棒状体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63214430A true JPS63214430A (ja) | 1988-09-07 |
Family
ID=12793170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4807387A Pending JPS63214430A (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 複合材料を用いた棒状体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63214430A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5861577A (en) * | 1992-06-05 | 1999-01-19 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Seal structure for member-passing-through hole bored in metal partition member |
JP2008155673A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-10 | Nissin Kogyo Co Ltd | 車両用ブレーキ液圧制御装置およびその製造方法 |
JP2012228942A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Bridgestone Corp | ゴムクローラの製造方法およびゴムクローラ |
EP3051148A1 (en) * | 2015-01-30 | 2016-08-03 | Goodrich Corporation | Actuator with a composite piston rod and a metallic piston |
US11668339B2 (en) | 2018-09-07 | 2023-06-06 | Nabtesco Corporation | Joining of fiber-containing composite material |
-
1987
- 1987-03-03 JP JP4807387A patent/JPS63214430A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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