JPH04367996A

JPH04367996A - Ｐｏｓターミナル

Info

Publication number: JPH04367996A
Application number: JP3144353A
Authority: JP
Inventors: Yoshimasa Sasaki; 佐々木　善政
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1991-06-17
Filing date: 1991-06-17
Publication date: 1992-12-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はＰＯＳターミナルに関し
、特に、予約販売取引（「未決取引」ともいう）の売上
計上時の操作および処理を効率的に実行可能としたＰＯ
Ｓターミナルに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】ＰＯＳターミナルの販売取引には、現金
，クレジット等により支払（売上）と商品引渡しが同時
に即完了する「既結取引」と、オーダースーツの如く、
予約・誂えにより、支払（売上）と商品引渡しの日時が
ずれる「未決取引（予約販売取引）」とがある。上述の
未決取引も、大きく分けると二種類に分けられ、商品注
文時のＰＯＳ取引は「発生取引」、商品引渡し時の取引
は「計上取引」という。本発明は、上述の未決取引の計
上時の処理を効率的に行うものである。従来のこの種の
装置としては、特開昭６３−４０９９２号公報，同６３
−４０９９３号公報に開示されている装置が知られてい
る。この装置は、図２に示す如く、未決取引の計上時に
は、発生時のデータを上位制御装置へ照会し、ＰＯＳタ
ーミナルでデータチッェクを行った後、発生時の商品デ
ータすべて（１取引分）を計上（売上集計等）するよう
にしていた。この装置では、未決取引の計上操作におい
て、商品データを入力することなしに、発生時の取引デ
ータ（商品データ）を照会し、上位装置から商品データ
を受信して、売上集計処理等を簡単に行うことが可能で
ある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、発生
時の取引データ（商品データ）のみを計上する場合には
問題がないが、商品の追加登録（販売）をしようとした
場合、すなわち、発生時の商品以外の商品を計上時に同
時に販売する場合については考慮されておらず、このよ
うな場合の計上時の操作に問題があった。すなわち、こ
のような場合、本来は計上取引と追加商品の一般販売取
引との二取引を行う必要があるため、操作が面倒になる
という問題があったものである。本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは、従来の
技術における上述の如き問題を解消し、未決取引の計上
操作において、計上時の商品追加登録販売の操作性を向
上させることを可能としたＰＯＳターミナルを提供する
ことにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の上述の目的は、
商品販売取引の商品データ等の入力手段と、上位制御装
置との間でデータの送受信を行う回線制御手段と、上位
制御装置に記憶された商品データを照会する手段と、前
記上位制御装置から受信したデータを識別処理する手段
と、前記入力手段により入力されたデータおよび前記デ
ータ識別処理手段で識別処理されたデータを処理する制
御手段と、該制御手段により処理されたデータを記憶す
る手段、並びに、前記データの表示手段および印字手段
を有し、前記商品販売取引の商品データ等を上位制御装
置に送信するとともに、商品別売上の集計を行うＰＯＳ
ターミナルにおいて、予約販売取引の計上時に、計上す
る商品と追加登録した商品の売上集計処理，前記上位制
御装置へのデータ送信を含む商品データの追加登録処理
手段を設けたことを特徴とするＰＯＳターミナルによっ
て達成される。

【０００５】

【作用】本発明に係るＰＯＳターミナルにおいては、未
決取引（予約販売取引）の発生時の商品データを計上時
に照会し、上位制御装置からの受信データを処理する手
段と、計上時の操作により追加した商品データ情報を上
位制御装置に送信する手段を具備したことにより、発生
時の取引の伝票番号をキーとして上位制御装置に照会し
、商品データを受信し、このデータと新規入力に基づく
追加商品データを１操作で計上処理することが可能にな
る。また、計上処理終了後、上位制御装置に商品データ
を送信する際には、追加登録した商品にはそれを示すフ
ラグを付加しておくことにより、発生時の商品データと
計上時の商品データの識別が可能であり、売上管理が容
易になる。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図１は、本発明の一実施例であるＰＯＳタ
ーミナルのブロック図である。図において、１は商品デ
ータ等を入力する入力部、２は本実施例に示すＰＯＳタ
ーミナル全体の制御および各種データ処理を行う制御部
、３はデータの表示部、４は上位制御装置８との間でデ
ータの送受信を行う回線制御部、５は上位制御装置８か
ら受信したデータを識別処理するデータ識別部、６は制
御部２で処理されたデータを記憶する記憶部、７はデー
タの印字部、９は後述する追加登録商品フラグ付加部、
１０は追加の商品登録データの処理を行う追加商品デー
タ入力処理部を示している。

【０００７】まず、上述の如く構成された、本実施例に
係るＰＯＳターミナルにおける、予約販売取引の発生時
点の処理について説明する。商品Ａ，Ｂ，Ｃを予約する
場合、商品Ａ，Ｂ，Ｃに関する商品データ（例えば、「
商品コード」の如き），単価，内金等を入力部１から入
力すると、表示部３に入力データが表示される。取引終
了キー（合計キー）を入力すると、制御部２で入力デー
タを処理し、記憶部６に売上情報として記憶する。また
、制御部２で伝票番号等を付加された入力データは、回
線制御部４を介して上位制御装置８に送信され、印字部
７に入力データ等が印字される。

【０００８】次に、上記商品を計上する場合に、追加の
商品登録（販売）Ｄがある場合の処理を、図３に基づい
て説明する。発生時点で発行された伝票番号等、上位制
御装置８に対してキーとなるデータを、入力部１から入
力する（ステップ２１）と、制御部２で処理され、回線
制御部４を介して上位制御装置８に発生データの照会が
行われる。上位制御装置か８から発生データがＰＯＳタ
ーミナルに送信されると、このデータは回線制御部４を
通じてデータ識別部５に送られ、そこでデータ識別が行
われて、結果が制御部２に渡される。この後、操作者が
入力部１から商品追加の登録を指示する「商品追加キー
」を入力することにより（ステップ２２）、追加登録販
売が可能となる。ここで、前述の、追加する商品Ｄのデ
ータを入力すると（ステップ２３）、このデータは、追
加商品データ入力処理部１０を介して、売上情報として
記憶部６に記憶され、また、印字部７，表示部３により
、上記データの印字，表示等が行われる（ステップ２４
）。入力終了を契機として、ＰＯＳターミナルでは、ま
ず、発生時点のデータ、すなわち、上位制御装置８から
送られてきたデータを、上位制御装置８に送信するが、
この際には、発生データに計上フラグをセットする。ま
た、追加登録した商品データを上位制御装置８に送信す
る際には、後述する如く、上述の計上フラグに、追加登
録商品であることを示すフラグを、追加登録商品フラグ
付加部９で、追加データにセットし（ステップ２５）、
回線制御部４を通して、上位制御装置８に送信する。上
述の計上フラグ付きの発生データと、追加登録商品フラ
グ付きの商品データは、一括して上位制御装置８に送信
される。ＰＯＳターミナルでは、これに引き続いて、商
品データの印字，売上集計等の処理を行う。

【０００９】図４に、上述の、上位制御装置８への送信
データの一例を示す。図４（ａ）は、当初の発生取引デ
ータの送信データフォーマットであり、同（ｂ）は、計
上取引データの送信データフォーマットである。図から
も明らかな如く、計上取引データの送信データフォーマ
ットでは、発生取引データの送信データフォーマットに
加えて、計上フラグが付加されており、ここに、当該送
信データが当初の発生取引データか、追加登録商品に関
する追加登録データかが示されるようになっている。上
位制御装置８では、この情報を基に、当該商品に関する
売上集計等、必要な処理を行うことができる。この際、
発生取引データと追加登録データとが明確に区別されて
いるため、上位制御装置８での処理も能率的に行われる
。上記実施例によれば、予約販売取引（未決取引）の計
上操作において、計上時の商品追加登録販売の操作が簡
単になり、操作性が向上するという効果が得られるばか
りでなく、取引における入力データが少なくなるため、
迅速、かつ、正確に処理が行われるという効果も得られ
る。なお、上記実施例においては、追加登録商品のデー
タ入力後、追加登録商品フラグ付加部９で、直ちに、追
加データに、追加登録商品であることを示すフラグをセ
ットするように説明したが、これは、「合計キー」の入
力（ステップ２６）等により、取引終了の指示を行った
時点でセットする等の変形も可能である。

【００１０】

【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、未決取引の計上操作において、計上時の商品追加
登録販売の操作性を向上させることを可能としたＰＯＳ
ターミナルを実現できるという顕著な効果を奏するもの
である。

【００１１】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例であるＰＯＳターミナルのブ
ロック図である。

【図２】従来技術の概要を示すフローチャートである。

【図３】実施例の操作および動作を示すフローチャート
である。

【図４】実施例における上位制御装置への送信データフ
ォーマットを示す図である。

【符号の説明】

１：入力部、２：制御部、３：表示部、４：回線制御部
、５：データ識別部、６：記憶部、７：印字部、８：上
位制御装置、９：追加登録商品フラグ付加部、１０：追
加商品データ入力処理部。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】　　商品販売取引の商品データ等の入力手
段と、上位制御装置との間でデータの送受信を行う回線
制御手段と、上位制御装置に記憶された商品データを照
会する手段と、前記上位制御装置から受信したデータを
識別処理する手段と、前記入力手段により入力されたデ
ータおよび前記データ識別処理手段で識別処理されたデ
ータを処理する制御手段と、該制御手段により処理され
たデータを記憶する手段、並びに、前記データの表示手
段および印字手段を有し、前記商品販売取引の商品デー
タ等を上位制御装置に送信するとともに、商品別売上の
集計を行うＰＯＳターミナルにおいて、予約販売取引の
計上時に、計上する商品と追加登録した商品の売上集計
処理，前記上位制御装置へのデータ送信を含む商品デー
タの追加登録処理手段を設けたことを特徴とするＰＯＳ
ターミナル。