JPH04366069A - 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両 - Google Patents

可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両

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JPH04366069A
JPH04366069A JP13923791A JP13923791A JPH04366069A JP H04366069 A JPH04366069 A JP H04366069A JP 13923791 A JP13923791 A JP 13923791A JP 13923791 A JP13923791 A JP 13923791A JP H04366069 A JPH04366069 A JP H04366069A
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JP
Japan
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control valve
hydraulic
pump
engine
directional control
Prior art date
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Application number
JP13923791A
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English (en)
Inventor
Shinji Kameyama
亀山 真司
Tetsuaki Kushibe
櫛部 哲明
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可変速用可変容量油圧ポ
ンプを備えたエンジン車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は可変容量油圧ポンプを備えた
エンジン車両について種々提案をしている。この種の車
両は図4に示すように、エンジン1の出力軸2には荷役
用ポンプ3、チャージポンプ4及び可変容量油圧ポンプ
としての走行用油圧ポンプ5が順に連結されている。前
記エンジン1のスロットルレバー6にはアクセルペダル
7が連結され、これらの操作量に従う回転速度でエンジ
ン1が回転して前記各ポンプ3〜5が駆動される。
【0003】前記走行用油圧ポンプ5は二方向タイプの
斜板式可変容量型油圧ポンプであって、斜板の傾斜方向
によって主油圧回路としての走行用回路5a,5b内で
作動油が流れる方向を選択し、油圧モータとしての走行
用油圧モータMを正逆回転させて、同走行用油圧モータ
Mに連結された図示しない左右一対の駆動輪を駆動させ
る。また、走行用油圧ポンプ5の吐出容量はエンジン1
の回転数の増大に伴って多くなるのはもちろん、斜板の
傾斜角(斜板角)が大きい場合には多く、また、斜板角
が小さい場合には少なくなるように調整され、この調整
された吐出容量に基づいて走行用油圧モータMが駆動さ
れる。
【0004】前記走行用油圧ポンプ5には斜板角調整シ
リンダとしてのサーボシリンダ8が隣接して配置される
とともに、ピストンロッド9が走行用油圧ポンプ5の斜
板に連結されて、同ピストンロッド9が移動することに
よって斜板角が調整されるようになっている。前記サー
ボシリンダ8内はピストンロッド9上に設けたピストン
9aにて前室10a及び後室10bに二分されている。 そして、このサーボシリンダ8の各側壁からピストン9
aに架装した一対の押しバネSa,Sbにより、通常は
ピストン9aがサーボシリンダ8の中央位置(吐出量が
0の位置)に保持されている。
【0005】前記チャージポンプ4はエンジン1の回転
速度に基づいて作動油を油圧管路としてのチャージ管路
11内に吐出するようになっている。このチャージ管路
11にはオリフィス12を介してフィルタ13及びチャ
ージリリーフ弁14が設けられている。また、このオリ
フィス12にはリリーフバルブ15が並列に設けられて
おり、このオリフィス12とリリーフバルブ15とで制
御油圧回路を構成し、オリフィス12による差圧が所定
値以上に達した場合には該リリーフバルブ15を介して
作動油が流れるようになっている。
【0006】前記オリフィス12両端間には、バイパス
管路24を介して作動油の流れる方向を制御する方向制
御弁16が接続されている。そして、この方向制御弁1
6は前後進切換レバー17の切換操作に基づく前後進位
置センサ17aからの信号により前進、後進及び中立の
3位置のいずれかの位置に切換操作されるようになって
いる。
【0007】また、前記方向制御弁16は前後進切換レ
バー17が中立位置の時、制御油圧回路としてのオリフ
ィス12及びリリーフバルブ15を介さずに前記バイパ
ス管路24を介して作動油をバイパスするように、前記
オリフィス12に対して並列接続される。前記方向制御
弁16の下流には、サーボ圧設定回路18が接続されて
いる。このサーボ圧設定回路18のうち、前記サーボシ
リンダ8の前室10aと方向制御弁16とを接続してい
る管路19aにはオリフィス20が設けられ、同オリフ
ィス20の両端にはポペット弁21が並列に接続されて
いる。また、前記ポペット弁21よりも下流側の前記管
路19aとサーボシリンダ8の後室10bと方向制御弁
16を接続する管路19b間には、ポペット弁22が接
続されている。
【0008】前記ポペット弁21は通常ノーマルオン、
また、ポペット弁22はノーマルオフの状態となってい
るとともに、その開閉動作はコントローラ23によりデ
ューティ制御される。これによって、前記サーボシリン
ダ8は所定のサーボ圧(以下、最終目標サーボ圧という
)に制御される。この最終目標サーボ圧によって、サー
ボシリンダ8内にピストン9aが移動し、斜板角が調整
されるようになっている。
【0009】前記チャージ管路11は、フィルタ13と
チャージリリーフ弁14の間から分岐して、チェック弁
25,26とリリーフ弁25a,26aとで構成される
一対の分岐管路としての補給回路27に接続されている
。この補給回路27は前記走行用回路5a,5bに接続
され、走行用油圧ポンプ5からの作動油の漏れ等により
、走行用回路5a,5b内の油圧が低下したときには、
前記チャージ管路11から補給回路27を介して走行用
回路5a,5b内に作動油が供給される。さらに、前記
チャージポンプ4からの作動油は前記チャージリリーフ
弁14を開放することにより走行用回路5a,5b内に
流入され、走行用油圧ポンプ5と走行用油圧モータMと
の間を循環して昇温した前記走行用回路5a,5bの油
温を低下させる。
【0010】前記荷役用ポンプ3からの作動油はフロー
デバイダ28から分岐して公知の荷役コントロールバル
ブ29を経てドレインタンク30に流出されるようにな
っているとともに、ステアリングピストン31a、PS
切換弁31b及びリリーフバルブ31cとからなるパワ
ステ回路31を経た後、フィルタ13上流のチャージ管
路11に供給されるようになっている。
【0011】次に、本例における電気的構成について説
明する。前記アクセルペダル7にはアクセル操作量セン
サ7aが、また、ブレーキペダル32にはブレーキ操作
量センサ32aが各々配設されており、各センサ7a,
32aはそれぞれ各ペダル7,32の踏込量を検出して
、その検出信号をコントローラ23に出力する。また、
前記エンジン1の回転数は回転検出装置33によって検
出され、その検出信号をコントローラ23に出力する。 さらに、運転席のフレームには加減速フィーリング調整
ツマミ34が取付けられており、このツマミ34のSO
FTからHARDまでの回転調整に対応してフィーリン
グ走行モード信号がコントローラ23に入力される。
【0012】前記コントローラ23はアクセル操作量セ
ンサ7a、ブレーキ操作量センサ32a及び回転検出装
置33からの入力信号に基づいて、最終目標サーボ圧S
VO:TAGを演算する。また、加減速フィーリング調
整ツマミ34からの入力信号に基づいて加減速フィーリ
ングを、すなわち、斜板の傾動速度を調整するためのポ
ペット弁21の適正開度を算出し、ポペット弁21の開
閉動作をデューティ制御する。
【0013】このような構成を有するエンジン車両にお
いては、前記方向制御弁16が中立位置にある場合には
、オリフィス12を介さずとも作動油は前記バイパス管
路24を通ってフィルタ13の方向へ流れる。従って、
エンジン1の回転数が高くなってもオリフィス12によ
る差圧が生じず、その結果、図5に示すように、チャー
ジポンプ4の吐出圧ΔPABはエンジン回転数ENG:
NOWが低い時とほとんど変わらず上昇しない。従って
、エンジン1にかかる負荷を抑えることができ、損失が
少なくて済む。
【0014】また、前記加減速フィーリング調整ツマミ
34を適宜操作することによって、最終目標サーボ圧S
VO:TAGに近づける速度を適宜変更することができ
、加減速時のフィーリングを調整することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記油圧制
御回路においては、前記方向制御弁16の位置が前記前
後進切換レバー17の操作位置によって一義的に決まっ
てしまっていた。すなわち、例えばブレーキペダル32
を強く踏み込んで、車両を停止させている場合であって
も、前記前後進切換レバー17が中立位置でなく、前進
又は後進位置に設定してあった場合には、前記方向制御
弁16も前進又は後進位置に設定されていた。従って、
エンジン回転数ENG:NOWが上昇すればチャージポ
ンプ4の吐出圧が上昇する。その結果、エンジン1にか
かる負荷を抑えることができず、損失が大きくなってし
まっていた。
【0016】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は操作手段の操作位置にか
かわらず、所定値以上制動手段を操作した場合、方向制
御弁の位置を中立位置とすることにより、チャージポン
プの吐出圧の上昇を防止することができ、ひいてはエン
ジンにかかる負荷を抑え、損失を少なくすることができ
る可変速用可変容量ポンプを備えたエンジン車両を提供
することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、エンジンにて駆動される可変容量油圧ポ
ンプと、前記可変容量油圧ポンプから吐出される作動油
にて走行用駆動輪を回転させる油圧モータと、前記可変
容量油圧ポンプの斜板角をピストンロッドの往復動に基
づいて調整しその吐出容量を制御する斜板角調整シリン
ダと、エンジンにて駆動され前記可変容量油圧ポンプと
油圧モータにて構成される主油圧回路の作動油を補給す
るための作動油を生成するチャージポンプと、前記チャ
ージポンプから吐出された作動油に対してその上流にて
チャージ圧を付与し、その作動油をその上流から分岐し
た分岐管路からチェック弁を介して前記主油圧回路に補
給するリリーフ弁と、前記チャージポンプと分岐管路の
分岐点間の油圧管路に設けたオリフィスにより、前記斜
板角調整シリンダに供給するサーボ圧を生成するのに必
要な制御圧を発生する制御油圧回路と、少なくとも前進
、後進、中立の3位置に切換えられるとにより、前記斜
板角調整シリンダに供給される作動油の流入方向が切換
えられる方向制御弁と、前記方向制御弁の位置を切換操
作により切換えるための操作手段と、前記操作手段の切
換操作に基づき、前記方向制御弁の位置を切換制御する
制御弁切換手段と、前記制御油圧回路に対して前記方向
制御弁を介して接続され、前記制御圧から所望のサーボ
圧を生成して前記斜板角調整シリンダに供給するサーボ
圧設定回路と、前記方向制御弁が中立位置にあるとき、
前記チャージポンプから吐出された作動油をオリフィス
を介さずに前記リリーフ弁に供給するバイパス管路とを
備えたエンジン車両において、車両を制動するための制
動手段と、前記制動手段の操作量が所定値以上のときに
は、前記制御弁切換手段の制御を無効化し、前記方向制
御弁の位置を中立に切換制御する方向制御弁制御手段と
を設けたことを特徴とする可変速用可変容量油圧ポンプ
を備えたエンジン車両をその要旨とする。
【0018】
【作用】制動手段の操作量が所定値以上のときには、方
向制御弁の位置は操作手段の操作位置にかかわらず、方
向制御弁制御手段により中立となるよう制御される。そ
の結果、エンジン回転数が上昇しても、バイパス管路に
より、チャージポンプから吐出された作動油はオリフィ
スを介さずにリリーフ弁に供給されるため、吐出圧は上
昇さずエンジンに負荷がかからない。
【0019】一方、制動手段の操作量が所定値未満のと
きには、方向制御弁の位置は、操作手段の操作位置に基
づいて制御弁切換手段により制御される。
【0020】
【実施例】以下、本発明をフォークリフトの走行用油圧
回路に具体化した実施例を図面に従って詳述する。なお
、本実施例は前記図4において説明したエンジン車両に
具体化したので、説明の便宜上、相違する部分について
のみ説明する。前記図4においては、方向制御弁16は
前後進切換レバー17の切換操作に基づき、前後進位置
検出センサ17aからの直接の信号により切換操作され
るように構成されていたが、本実施例においては、図1
に示すように、操作手段としての前後進切換レバー17
に設けられた前後進位置検出センサ17aからの信号及
び制動手段としてのブレーキペダル32のブレーキ操作
量センサ32aからの信号が制御弁切換手段及び方向制
御弁制御手段としてのコントローラ37に一旦入力され
、このコントローラ37からの信号に基づいて、電磁式
の方向制御弁16が切換操作されるようになっている。
【0021】続いて、本実施例におけるフォークリフト
に搭載されたコントローラ37の電気的構成について説
明する。図2に示すように、コントローラ37には、例
えば停止状態において、ブレーキ操作量に相対したブレ
ーキ操作量検出値に対する方向制御弁16の位置を設定
したデータマップが予め記憶されている。すなわち、ブ
レーキ操作量検出値が所定値C未満の場合には、前後進
切換レバー17の操作位置に従って方向制御弁16の位
置が決定されるようになっている。一方、ブレーキ操作
量検出値が所定値C以上の場合には、前後進切換レバー
17の操作位置にかかわらず、前記方向制御弁16の位
置が中立位置となるように設定されている。なお、前記
所定値Cは停止状態等において方向制御弁16を中立位
置とした方が好ましいと考えられるブレーキ操作量検出
値を予め理論的及び実験的に決定したものである。
【0022】次に、上記フォークリフトの方向制御弁1
6の切換制御の作用をコントローラ37の処理動作を示
す図3のフローチャートに従って説明する。同図に示す
ように、ステップ1にて、コントローラ37はブレーキ
操作量検出値が所定値C以上であるかどうかを判別する
。ブレーキ操作量検出値が所定値C以上の場合には、ス
テップ4に移動する。そして、ステップ4において、前
後進切換レバー17の操作位置にかかわらず、方向制御
弁16の位置を中立にする。すると、例えば作業者が、
前記前後進切換レバー17を前進又は後進位置に保持し
たままでブレーキを強く踏込み、フォークリフトを停止
させたとしても、前記方向制御弁16の位置は中立とな
る。従って、図5に示すように、エンジン回転数ENG
:NOWが上昇したとしても、オリフィス12による差
圧が生じないため、チャージポンプ吐出圧は上昇しない
【0023】一方、前記ステップ1にて、ブレーキ操作
量検出値が所定値C未満であった場合には、次のステッ
プ2に移動する。ステップ2にて、コントローラ37は
前記前後進切換レバー17の操作位置が前進位置である
かどうかを判別する。操作位置が前進位置である場合、
コントローラ37は前記方向制御弁16の位置を前後進
切換レバー17の操作位置どおり、前進位置にする。一
方、前記前後進切換レバー17の操作位置が前進位置で
ない場合には、次のステップ3に移動する。
【0024】ステップ3にて、コントローラ37は前記
前後進切換レバー17の操作位置が後進位置であるかど
うかを判別する。操作位置が後進位置である場合、コン
トローラ37は前記方向制御弁16の位置を前後進切換
レバー17の操作位置どおり、後進位置にする。一方、
前記前後進切換レバー17の操作位置が後進位置でない
場合(中立位置の場合)には、次のステップ4に移動す
る。
【0025】この場合、前後進切換レバー17の操作位
置は中立位置であるので、このステップ4において、方
向制御弁16の位置を前後進切換レバー17の操作位置
どおり、中立にする。すると、前記同様、図5に示すよ
うに、エンジン回転数ENG:NOWが上昇したとして
も、オリフィス12による差圧が生じないため、チャー
ジポンプ吐出圧は上昇しない。
【0026】このように、従来では前後進切換レバー1
7が中立位置にないときは、前記方向制御弁16が中立
位置とはならず、その結果一般的には斜板角を大きくす
る必要がないにもかかわらず、エンジン1の回転数が高
い場合にはオリフィス12によりエンジン1の負荷は大
きくなってしまっていた。一方、それに対し、本実施例
のフォークリフトによれば、上記のような前後進切換レ
バー17が中立位置にある場合はもちろんのこと、前後
進切換レバー17が中立位置になくとも、所定量以上ブ
レーキペダル32を踏み込んだ場合には、前記方向制御
弁16が中立位置になるようにした。従って、例えば前
後進切換レバー17が前進又は後進位置になっていたと
しても、所定量以上ブレーキペダル32を踏み込んだと
きには、方向制御弁16が中立位置になり、作動油はオ
リフィス12を介さずとも前記バイパス管路24を通っ
てフィルタ13の方向へ流れる。その結果、エンジン1
の回転数が高くてもオリフィス12による差圧が生じな
いため、図5に示すように、チャージポンプ4の吐出圧
はエンジン回転数ENG:NOWが低い時とほとんど変
わらず上昇しない。従って、方向制御弁16が中立位置
にある場合を鑑みて従来と比較した場合、本実施例では
、より一層エンジン1にかかる負荷を抑えることができ
、損失が少なくて済む。
【0027】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば以下
のように構成してもよい。 (1)前記実施例では、加減速フィーリング調整ツマミ
34を採用したが、同ツマミ34が配設されておらず、
加減速フィーリングが一定となっている場合でも本発明
の趣旨に反するものではない。
【0028】(2)前記実施例では、停止状態において
、ブレーキ操作をした場合について説明したが、例えば
走行中においても前記制御動作を適用することは可能で
ある。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の可変速用
可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両によれば、操
作手段の操作位置にかかわらず、所定値以上制動手段を
操作した場合、方向制御弁の位置を中立位置とすること
により、チャージポンプの吐出圧の上昇を防止すること
ができ、ひいてはエンジンにかかる負荷を抑え、損失を
少なくすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した実施例におけるフォークリ
フトの油圧及び電気的構成を示す回路図である。
【図2】ブレーキ操作量に相対するブレーキ操作量検出
値における方向制御弁の位置関係を示すデータマップで
ある。
【図3】コントローラが方向制御弁を制御する動作を示
すフローチャートである。
【図4】従来技術のフォークリフトの油圧及び電気的構
成を示す回路図である。
【図5】エンジン回転数に対するチャージポンプ吐出圧
の関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1…エンジン、4…チャージポンプ、5…可変容量油圧
ポンプとしての走行用油圧ポンプ、5a,5b…主油圧
回路としての走行用回路、8…斜板角調整シリンダとし
てのサーボシリンダ、9…ピストンロッド、11…油圧
管路としてのチャージ管路、12…制御油圧回路として
のオリフィス、15…制御油圧回路としてのリリーフバ
ルブ、16…方向制御弁、17…操作手段としての前後
進切換レバー、18…サーボ圧設定回路、24…バイパ
ス管路、25,26…チェック弁、25a,26a…リ
リーフ弁、27…分岐管路としての補給回路、37…制
御弁切換手段、方向制御弁制御手段としてのコントロー
ラ、M…油圧モータとしての走行用油圧モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エンジンにて駆動される可変容量油圧
    ポンプと、前記可変容量油圧ポンプから吐出される作動
    油にて走行用駆動輪を回転させる油圧モータと、前記可
    変容量油圧ポンプの斜板角をピストンロッドの往復動に
    基づいて調整しその吐出容量を制御する斜板角調整シリ
    ンダと、エンジンにて駆動され前記可変容量油圧ポンプ
    と油圧モータにて構成される主油圧回路の作動油を補給
    するための作動油を生成するチャージポンプと、前記チ
    ャージポンプから吐出された作動油に対してその上流に
    てチャージ圧を付与し、その作動油をその上流から分岐
    した分岐管路からチェック弁を介して前記主油圧回路に
    補給するリリーフ弁と、前記チャージポンプと分岐管路
    の分岐点間の油圧管路に設けたオリフィスにより、前記
    斜板角調整シリンダに供給するサーボ圧を生成するのに
    必要な制御圧を発生する制御油圧回路と、少なくとも前
    進、後進、中立の3位置に切換えられるとにより、前記
    斜板角調整シリンダに供給される作動油の流入方向が切
    換えられる方向制御弁と、前記方向制御弁の位置を切換
    操作により切換えるための操作手段と、前記操作手段の
    切換操作に基づき、前記方向制御弁の位置を切換制御す
    る制御弁切換手段と、前記制御油圧回路に対して前記方
    向制御弁を介して接続され、前記制御圧から所望のサー
    ボ圧を生成して前記斜板角調整シリンダに供給するサー
    ボ圧設定回路と、前記方向制御弁が中立位置にあるとき
    、前記チャージポンプから吐出された作動油をオリフィ
    スを介さずに前記リリーフ弁に供給するバイパス管路と
    を備えたエンジン車両において、車両を制動するための
    制動手段と、前記制動手段の操作量が所定値以上のとき
    には、前記制御弁切換手段の制御を無効化し、前記方向
    制御弁の位置を中立に切換制御する方向制御弁制御手段
    とを設けたことを特徴とする可変速用可変容量油圧ポン
    プを備えたエンジン車両。
JP13923791A 1991-06-11 1991-06-11 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両 Pending JPH04366069A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009085402A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Yanmar Co Ltd 作業車両の変速装置
JP2009197817A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Tadano Ltd 閉回路のチャージングポンプ回路

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