JPH04365263A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JPH04365263A
JPH04365263A JP3140406A JP14040691A JPH04365263A JP H04365263 A JPH04365263 A JP H04365263A JP 3140406 A JP3140406 A JP 3140406A JP 14040691 A JP14040691 A JP 14040691A JP H04365263 A JPH04365263 A JP H04365263A
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JP3140406A
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English (en)
Inventor
Kenichi Matsushima
健一 松島
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピューターによる
画像処理システムや文書処理システムなどに用いられる
原稿読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の原稿読取装置では、主走査方向に
並べられた複数の光電変換素子により構成される光電変
換部5を、原稿に対して副走査方向に相対的に移動させ
て原稿21を読み取る方法が一般に使われている。従来
の技術を図2に示す。この方法では、各光電変換素子の
特性にバラツキがあるため、原稿21の読取に先立ち前
もって基準の照度レベルに対する光電変換素子の出力レ
ベルを白記憶部14、黒記憶部16に記憶しておき、こ
の値により原稿21を読み取った時の光電変換素子の出
力を補正していた。補正の方法は、白基準板1を読み取
った時の各光電変換素子の出力レベルA(W,N)と黒
基準板3を読み取った時の各光電変換素子の出力レベル
かランプを消した時の各光電変換素子の出力レベルA(
B,N)から(1)式により補正していた。
【0003】   ここで、A(X,N)は原稿を読み取った時の各光
電変換素子の出力であり、D(X,N)はA(X,N)
を補正しデジタル値に変換したものである。また、Nは
、各光電変換素子に対応する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、光電
変換素子の特性が線形であることを前提としていため、
光電変換特性が非線形の場合には誤差を生じてしまう。 また、線形性が複数の各光電変換素子ごとに異なるため
に、読み取った原稿に副走査方向の濃淡のスジを生じる
という問題があった。
【0005】そこで、この発明の目的は、従来のこのよ
うな課題を解決するため、中間濃度における光電変換特
性を補正し、誤差の少ない原稿読取装置を得ることであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】従来の問題を解決するた
めに、本発明では、白基準手段と、灰基準手段と、黒基
準手段を設け、前記白基準手段と前記灰基準手段と前記
黒基準手段と原稿に光を照らす照明手段と、前記白基準
手段と前記灰基準手段と前記黒基準手段と前記原稿から
の反射光を光電変換する光電変換素子を主走査方向に配
置した光電変換手段と、前記光電変換手段の出力するア
ナログ電気信号をデジタル信号に変換するA/D変換手
段と、前記A/D変換手段の出力する信号を記憶する白
記憶手段、灰記憶手段,黒記憶手段と、前記白記憶手段
、灰記憶手段、黒記憶手段の出力を各々アナログ信号に
変換して前記A/D変換手段に出力する白D/A変換手
段、灰D/A変換手段、黒D/A変換手段と、前記A/
D変換手段の出力を装置外部のホスト装置に出力する出
力手段と、前記光電変換手段及び前記照明手段を前記原
稿に対して相対的に移動させる駆動手段と、全体のシー
ケンスを制御する制御手段とにより原稿読取装置を構成
した。
【0007】
【作用】上記のように構成された原稿読取装置では、原
稿の読み取りの走査は、光の強さに対応したアナログの
電気信号を発生する光電変換素子を主走査方向に並べた
光電変換手段を主走査方向と直角の副走査方向に駆動手
段で原稿と相対移動させることにより行う。同時に、照
明手段により原稿を照射し、その原稿からの反射光を、
各画素ごとに光電変換手段においてアナログの電気信号
に変換し、A/D変換手段でデジタル信号に変換した後
、出力手段でホスト装置に読み取った原稿の信号を出力
するものである。
【0008】ここで、光電変換素子のバラツキを補正す
るために、原稿の読み取りに先だって、白基準手段、灰
基準手段、黒基準手段を各々光電変換手段でアナログの
電気信号に変換し、さらにA/D変換部で各々デジタル
信号に変換して、各々を白記憶部、灰記憶部、黒記憶部
に記憶させておき、原稿読み取り時に各々をA/D変換
手段のトップ、中間、ボトムの基準値とした。このよう
に構成することによって、各光電変換素子の白、灰、黒
の各基準の出力レベルによりA/D変換時に各光電変換
素子のバラツキを補正して、光電変換素子の特性が非線
形な場合でも、補正の誤差を小さくすることができる。
【0009】
【実施例】以下に、この発明の好適な実施例を図面に基
づいて説明する。図1において、原稿21の読み取りの
走査は、光電変換部5で複数の光電変換素子を主走査方
向に並べて、主走査方向と直角の副走査方向に光電変換
部5及び照明手段であるランプ4を駆動部6で原稿21
に対して相対移動させることにより行う。同時に、ラン
プ4により照射される原稿21からの反射光9を、光電
変換部5においてアナログの電気信号に変換し、さらに
次段のA/D変換部24でデジタル信号に変換して、出
力部22からホスト装置に読み取った原稿データを出力
する。
【0010】ここで、光電変換素子のバラツキを補正す
るために、配列された複数の光電変換素子と平行に白基
準板1、灰基準板2、黒基準板3を設けてある。原稿2
1の読み取りに先だって、白基準板1、灰基準板2、黒
基準板3を各々光電変換部5でアナログの電気信号A(
W,N),A(G,N),A(B,N)に変換し、さら
に次段のA/D変換部24で各々デジタル信号D(W,
N),D(G,N),D(B,N)に変換して、各々を
白記憶部14、灰記憶部15、黒記憶部16に記憶させ
ておく。ここで、灰基準板2の濃度は、白基準板1の濃
度と黒基準板3の濃度の中間の濃度のものを用いた。
【0011】原稿21を読み取る場合は、白記憶部14
、灰記憶部15、黒記憶部16に記憶されているデジタ
ル値をD(W,N),D(G,N),D(B,N)を各
々白D/A変換部11、灰D/A変換部12、黒D/A
変換部13でアナログの基準信号A’(W,N),A’
(G,N),A’(B,N)に変換してA/D変換部2
4のトップ信号レベルRT,中間信号レベルRM,ボト
ム信号レベルRBの基準値として用いる。
【0012】制御部23は、装置全体のシーケンスを制
御する。各基準板を読み取る場合には、白D/A変換部
11の出力の最大値(例えば8ビットのD/A変換器の
場合は、デジタル値の255に対応するアナログ値)を
A/D変換部24のトップ信号レベルの基準値として出
力する。そして駆動部6で光電変換部5及びランプ4を
白基準板1を読み取る位置に移動させ、光電変換部5で
読み取った白基準板1のデータをA/D変換部24でデ
ジタルデータに変換し白記憶部14に記憶させる。同様
の動作を灰基準、黒基準について行う。ただし、黒基準
の場合は、黒基準板3を用いずにランプ4を消してもよ
い。
【0013】また、各基準を読み取った後に原稿21を
読み取る場合は、白、灰、黒の各記憶部14、15、1
6に記憶されている値D(W,N),D(G,N),D
(B,N)を各々白、灰、黒の各D/A変換部11、1
2、13でアナログ信号に変換した値A’(W,N),
A’(G,N),A’(B,N)をA/D変換部24に
出力するようにして、駆動部6でランプ4及び光電変換
部5を原稿21に対して相対移動させながら原稿21を
読み取り、出力部22からA/D変換部24の出力を装
置の外部に転送させる。
【0014】このように構成された原稿読取装置では、
例えば原稿21の濃度レベルL(X)が白基準板1の濃
度レベルL(W)と同じ場合には、原稿21を光電変換
部5でアナログの電気信号に変換した値A(X,N)が
白基準板1を読み取った時の光電変換部5の出力A(W
,N)と同じ値になり、A/D変換した値はデジタルの
最大レベルに変換される。なぜならば、白基準板1を読
み取った時の光電変換部5の出力A(W,N)をA/D
変換して白記憶部14に記憶させ、さらにそのデータを
D/A変換したアナログ値A’(W,N)が、A/D変
換部24のトップ信号レベルの基準値に使われているか
らである。同様に、原稿21の濃度レベルL(X)が灰
基準板2の濃度レベルL(G)と同じ場合には、A/D
変換した値はデジタルの中間レベルに変換され、原稿2
1の濃度レベルL(X)が黒基準板3の濃度レベルL(
B)と同じ場合には、A/D変換した値はデジタルの最
小レベルに変換される。
【0015】白及び黒の基準を用いて光電変換素子のバ
ラツキを補正する方法は、光電変換素子の出力レンジの
バラツキを補正するためのもので、従来から行われてい
る方法である。本発明では、灰基準板2、灰記憶部15
、灰D/A変換部12を追加し灰D/A変換部12の出
力A’(G,N)をA/D変換部24の中間信号レベル
の基準値RMとして用いることにより、光電変換素子の
特性が非線形な場合にもA/D変換の誤差を小さくする
ことができるようにしたものである。
【0016】非線形な光電変換特性の一例を図3に示す
。灰基準板2を読み取った時の各光電変換素子の出力す
るアナログの電気信号のレベルA(G,N)は、光電変
換素子のγ特性によって異なる。そこで本発明では、光
電変換素子の特性が非線形な場合でも、原稿読み取り時
に灰基準板2の濃度L(G)と同等な濃度の原稿L(X
)を読み取ったときのA/D変換したデジタル信号D(
X)が、灰基準板2の濃度L(G)に対応するように、
原稿読み取り時にA/D変換部の中間値の基準として灰
基準板2を読み取った時の値D(G,N)をD/A変換
した値A’(G,N)を用いた。こうすることにより、
原稿読み取り時のA/D変換の特性は、図4のようにな
り、光電変換素子の特性が非線形な場合でも灰基準板2
と同一濃度の原稿の読み取り誤差は殆どなくなり、全体
としても読み取り誤差を小さくすることができる。
【0017】上記に説明した実施例では黒基準板3を用
いたが、黒基準板3を用いずに、ランプ4を消すことに
より同等の効果を得ることができる。また、上記に示し
た実施例では原稿固定型の原稿読取装置であったが、原
稿移動型の原稿読取装置でも、白、灰、黒の各基準手段
を読み取れる構成とすることにより同等の効果を得るこ
とができる。
【0018】さらに、上記に示した実施例では一組の灰
基準手段、灰記憶手段、灰D/A変換手段及びA/D変
換手段の中間信号レベルの基準入力を用いたが、レベル
のみを変えて同様の組み合せを追加した場合には、より
誤差の少ない読み取りが可能になる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による原稿読取装置では、光電変換手段の光電変換特性
が非線形な場合でも読み取り誤差を小さくすることがで
きる。また、複数の光電変換素子の光電変換特性にバラ
ツキがある場合でも、読み取った画像に濃淡のスジが殆
ど見られなくすることができ、読み取った画像の品質を
大きく改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原稿読取装置の構成を示す構成図であ
る。
【図2】従来の原稿読取装置の一例の構成を示す構成図
である。
【図3】光電変換素子の一例の光電変換特性図である。
【図4】本発明の一例のA/D変換特性図である。
【符号の説明】
1  白基準板 2  灰基準板 3  黒基準板 4  ランプ 5  光電変換部 6  駆動部 9  反射光 11  白D/A変換部 12  灰D/A変換部 13  黒D/A変換部 14  白記憶部 15  灰記憶部 16  黒記憶部 21  原稿 22  出力部 23  制御部 24  A/D変換部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  原稿を読み取る原稿読取装置において
    、濃度の基準となる白基準手段、灰基準手段及び黒基準
    手段と、前記各基準手段と原稿を照射する照明手段と、
    主走査方向に複数の光電変換素子を配列した光電変換手
    段と、前記光電変換手段の出力するアナログの電気信号
    をA/D変換するA/D変換手段と、前記A/D変換手
    段の出力を装置の外部に出力する出力手段と、前記A/
    D変換手段の出力を記憶する白記憶手段、灰記憶手段、
    黒記憶手段と、前記白記憶手段,前記灰記憶手段、前記
    黒記憶手段の出力を各々アナログ信号に変換して前記A
    /D変換手段に出力する白D/A変換手段、灰D/A変
    換手段、黒D/A変換手段と、前記光電変換手段を原稿
    に対して副走査方向に相対移動させる駆動手段と、全体
    のシーケンスを制御する制御手段とを有することを特徴
    とする原稿読取装置。
  2. 【請求項2】  請求項1に示す原稿読取装置において
    、黒基準手段として照明手段を消すことにより実現する
    ことを特徴とする原稿読取装置。
JP3140406A 1991-06-12 1991-06-12 原稿読取装置 Pending JPH04365263A (ja)

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