JPH04365030A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH04365030A
JPH04365030A JP16613391A JP16613391A JPH04365030A JP H04365030 A JPH04365030 A JP H04365030A JP 16613391 A JP16613391 A JP 16613391A JP 16613391 A JP16613391 A JP 16613391A JP H04365030 A JPH04365030 A JP H04365030A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハロゲン化銀カラー写真
感光材料に関し、詳しくは、迅速処理性に優れ、高感度
で、塗布液の経時による感度および階調の変化が小さく
、さらに露光後現像処理までの時間の変動による感度お
よび階調の変化(潜像保存性)が改良されたハロゲン化
銀カラー写真感光材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀カラー写真感光材料は、電
子写真等に比較し高密度記録性に優れ、簡易であり、か
つ安価であるという優れた特徴から広く利用されている
。現在このハロゲン化銀カラー写真感光材料にさらに望
まれている性質として処理をより迅速にすること、安定
した画像を供給すること、処理後の画像の保存性に優れ
ていることなどがある。迅速処理性という目的から感光
材料に用いられているハロゲン化銀乳剤粒子の塩化銀含
有率を高くするということは容易に考えつく。塩化銀含
有率の高い乳剤を使用する方法は例えば特開昭58−9
5345号、同59−232342号および同60−1
9140号など多くの記載があり、また現実に市場にお
いてもカラー印画紙に使用されている乳剤の高塩化銀化
が進んでいる。これら高塩化銀乳剤の固有吸収域は、短
波長域であり、より長波長域の可視光および/または赤
外光をも吸収し感光させるためには、分光増感を施す必
要がある。しかしながら、高塩化銀乳剤においては、通
常臭化銀主体の乳剤に適応されている増感色素を用いた
場合その吸着が弱く、塗布液を調製後、塗布までの時間
が変動した際に、増感色素の脱着によると思われる感度
、階調の変化が大きいという問題を有している。このこ
とは安定した性能の感光材料を供給できないということ
から重大な問題である。
【0003】また迅速処理性という目的からハロゲン化
銀乳剤の粒子サイズを下げるという事も容易に思いつく
が、この方法は感度の低下という弊害をもたらす。安定
した品質のプリントを供給するという目的からは、処理
液成分などの処理条件が変動した際にその影響を受け難
くすること、露光時の感度、湿度など露光時の周囲の雰
囲気の変動の影響を受け難くすること、感光材料の保存
時における感度や階調の変化を小さくすることなど様々
の要因を解決する必要がある。その中で露光後、現像処
理までの時間が変動した際におこる感度や階調の変化の
影響は大きい。現像所においては処理工程の都合からこ
の時間が変動することがあり、その際の感度や階調の変
化はプリントの品質の安定という観点から大きな問題で
ある。被膜pHを特定の値にすることにより、感光材料
の長期保存時におこる被りの上昇が押さえられ、安定し
たプリントを供給していく上で好ましいことが、特開平
2−6940号、米国特許第4917994号、特開平
2−135338号、特開平3−1133号に記載があ
る。しかしながら被膜pHが潜像安定性に与える影響に
ついては知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】先に述べたように常に
安定した品質のプリントを速やかに手にしたいという要
望は現在の市場において非常に大きくカラー感光材料を
開発していく上で非常に重要な課題である。そこで、本
発明の目的は、安定した品質のプリントを速やかにユー
ザーに供給するために迅速処理性に優れ、高感度で、し
かも高塩化銀乳剤の塗布液の経時による感度および階調
の変化が小さく、さらに露光後現像処理までの時間が変
動した際の感度や階調の変化が改良されたカラー写真感
光材料を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は研究を重ねた
結果、高塩化銀乳剤を用いる反射型カラー写真感光材料
の系に於いて、チオシアン酸塩を添加することによって
高塩化銀乳剤の塗布液の経時安定性が改良され、更にチ
オシアン酸塩を含有する感材の被膜pHを特定の範囲に
調節することによって潜像安定性が改良されることを見
い出し本発明に至った。
【0006】高塩化銀乳剤を金増感する際にロダンアン
モンを併用することは、例えば特開昭64−6941号
に記載があるが、上に述べたような本発明の知見は教示
されていない。その他、チオシアン酸塩をハロゲン化銀
乳剤に添加することに関しては、特開昭63−2236
34号に6,6′−ジクロロベンゾチアカルボシアニン
色素とロダンアンモン等の緑欠性改良剤を併用すること
によって高感度と緑欠性の改良がなされること、また特
開平1−100533号に増感色素とチオシアン酸塩を
化学増感前に添加することによって、カブリを抑えて高
感度が得られ、かつ粒状性も改良されること、更に特開
平2−153345号には化学熟成を特定のpAg 領
域で行い、且つチオシアン酸塩等のpAg 上昇剤を使
用することによってカブリを抑えて高感度が得られ、し
かも未露光感材の保存安定性も改良されることが記載さ
れているが、やはり先に述べた本発明の知見は教示され
ていない。
【0007】上記の本発明の目的は、反射支持体上にイ
エロー発色性ハロゲン化銀乳剤層、マゼンタ発色性ハロ
ゲン化銀乳剤層およびシアン発色性ハロゲン化銀乳剤層
をそれぞれ少なくとも一層ずつ有してなるハロゲン化銀
カラー写真感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤層の
少なくとも一層に含有されるハロゲン化銀粒子が、分布
増感された塩化銀含有率90モル%以上の塩臭化銀また
は塩化銀であり、かつ該塩臭化銀または塩化銀からなる
ハロゲン化銀乳剤層がチオシアン酸塩化合物の少なくと
も一種を含有し、さらに該感光材料の被膜pHが4.0
〜6.5であることを特徴とするハロゲン化銀カラー写
真感光材料によって効果的に解決された。本発明につい
て更に詳しく以下に説明する。
【0008】本発明に用いられるチオシアン酸塩化合物
は、無機塩、有機塩のいずれでもよい。例えば、チオシ
アン酸カリウム、チオシアン酸ナトリウムなどのような
、チオシアン酸アルカリ金属塩類、チオシアン酸カリウ
ム、チオシアン酸マグネシウムなどのアルカリ土類塩類
、チオシアン酸銀塩、およびチオシアン酸アンモニウム
などのアンモニウム塩類などがあげられる。該チオシア
ン酸塩化合物の添加量としては、ハロゲン化銀粒子の形
状、サイズにより異なるが、一般にハロゲン化銀1モル
あたり、2.5×10−5〜2×10−2モルで用いる
ことができる。例えば、ハロゲン化銀粒子のサイズが0
.2〜1.3μmの場合には、ハロゲン化銀1モル当た
り1×10−4〜1×10−2モルが好ましい。本発明
に用いられるチオシアン酸塩化合物は水に溶解して添加
するのが好ましい。また、その添加時期はハロゲン化銀
乳剤の調製中でも、塗布液調製中でも良く、特に制限は
ないが、ハロゲン化銀粒子の形成後が好ましい。
【0009】本発明におけるハロゲン化銀カラー写真感
光材料の被膜pHとは、塗布液を支持体上に塗布するこ
とによって得られた全写真構成層のpHであり、塗布液
のpHとは必ずしも一致しない。その被膜pHは特開昭
61−245153号に記載されているような以下の方
法で測定できる。すなわち(1)ハロゲン化銀乳剤が塗
布された側の感光材料表面に純水を0.05cc滴下す
る。次に(2)3分間放置後、被膜pH測定電極(東亜
電波性GS−165F)にて被膜pHを測定する。本発
明の感光材料は、この様な測定方法で得られた被膜pH
が、4.0〜6,5である。好ましくは、5.0〜6.
5である。pHが4.0未満では露光後現像処理までの
時間が伸びたときの減感が大きくなる。また6.5以上
では露光後現像処理までの時間が伸びたときの増感が大
きくなる。被膜pHは、酸(例えば硫酸、クエン酸)ま
たはアルカリ(例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム)を用いて調整することができる。これら酸、アルカ
リを添加する方法にとくに限定はないが、塗布液調製時
に行うのが容易な方法である。またこの添加を行う塗布
液は写真構成層のいずれの、一種または複数の塗布液で
行って良い。
【0010】本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料
は、シアヌルクロライド系の硬膜剤、なかでも下記の一
般式(Ha)で表される化合物および/または一般式(
Hb)で表される硬膜剤により硬膜されるのが好ましい
【0011】
【化1】
【0012】
【化2】
【0013】一般式(Ha)及び/または一般式(Hb
)で表される硬膜剤について以下に詳しく説明する。 一般式(Ha)のR1 及びR2 の表すアルキル基は
例えばメチル基、エチル基、ブチル基などであり、また
それらの表すアルコキシ基はメトキシ基、エトキシ基、
ブトキシ基などである。さらにR1 、R2 の表す−
OM基のMは例えばナトリウム原子やカリウム原子であ
る。また前記一般式(Ha)で示されるシアヌルクロラ
イド系硬膜剤については米国特許第3,645,743
号、特公昭47−6151号、同47−33380号、
同51−9607号、特開昭48−19220号、同5
1−78788号、同52−60612号、同52−1
28130号、同52−130326号、同56−10
43号に記載があり、その中から一般式(Ha)であら
わされる構造をもつものを使用することができる。
【0014】次に一般式(Hb)で表される硬膜剤につ
いて説明する。一般式(Ha)のR3 及びR4 の表
すアルキル基は例えばメチル基、エチル基、ブチル基な
どであり、またそれらの表すアルコキシ基はメトキシ基
、エトキシ基、ブトキシ基などである。さらにR3 、
R4 の表す−OM基のMは例えばナトリウム原子やカ
リウム原子である。またLの表すアルキレン基は、例え
ばメチレン、エチレン、プロピレエン基などであり、ア
リーレン基は例えばp−、o−、あるいはm−フェニレ
ン基などである。
【0015】前記一般式(Hb)で示される二量体タイ
プのシアヌルクロライド系硬膜剤については、カナダ特
許895、808号、特公昭58−33542号、特開
昭57−40244号に記載があり、その中より選んで
使用することができる。本発明に係わる前記一般式(H
a)と(Hb)で表される化合物は塗設される全層に拡
散させて使用しても良く、特定の層に局在させてもよい
。これら化合物は乳剤層あるいは補助層の中から少なく
とも一層あるいは複数層を選んで添加すれば良い。これ
らの添加は水またはアルコール(例えばメチルアルコー
ル、エチルアルコールなど)に溶かし、ゼラチン1g当
たり1〜100mg、好ましくは5〜50mg添加され
る。添加方法はバッチ方式あるいはインライン方式のい
ずれでも良いが、インライン添加が好ましい。次に一般
式(Ha)、または(Hb)であらわされる化合物の代
表的な具体例をあげるが本発明はこれらに限定されるも
のではない。一般式(Ha)で示される化合物
【001
6】
【化3】
【0017】
【化4】 一般式(Hb)で示される化合物
【0018】
【化5】
【0019】
【化6】
【0020】本発明に用いられるハロゲン化銀としては
、塩化銀や(沃)塩臭化銀などを用いることができるが
、特に迅速処理の目的には全てのハロゲン化銀乳剤層に
沃化銀を実質的に含まない塩化銀含有率が90モル%以
上、更には95%以上、特に98%以上の塩臭化銀また
は塩化銀乳剤の使用が好ましい。
【0021】本発明に係わる感光材料には、画像のシャ
ープネス等を向上させる目的で親水性コロイド層に、欧
州特許EP0,337,490A2号の第27〜76頁
に記載の、処理により脱色可能な染料(なかでもオキソ
ノール系染料)を該感材の680nmに於ける光学反射
濃度が0.70以上になるように添加したり、支持体の
耐水性樹脂層中に2〜4価のアルコール類(例えばトリ
メチロールエタン)等で表面処理された酸化チタンを1
2重量%以上(より好ましくは14重量%以上)含有さ
せるのが好ましい。
【0022】本発明に用いうるシアン、マゼンタ、イエ
ローカプラー等の写真添加剤は高沸点有機溶媒に溶解さ
せて用いるのが好ましく、その高沸点有機溶媒は、融点
が100℃以下、沸点が140℃以上の水と非混和性の
化合物で、カプラーの良溶媒であれば使用できる。高沸
点有機溶媒の融点は好ましくは80℃以下である。高沸
点有機溶媒の沸点は、好ましくは160℃以上であり、
より好ましくは170℃以上である。これらの高沸点有
機溶媒の詳細については、特開昭62−215272号
公開明細書の第137頁右下欄〜144頁右上欄に記載
されている。また、シアン、マゼンタまたはイエローカ
プラーは前記の高沸点有機溶媒の存在下でまたは不存在
下でローダブルラテックスポリマー(例えば米国特許第
4,203,716号)に含浸させて、または水不溶性
且つ有機溶媒可溶性のポリマーとともに溶かして親水性
コロイド水溶液に乳化分散させる事ができる。好ましく
は米国特許第4,857,449号明細書の第7欄〜1
5欄及び国際公開WO88/00723号明細書の第1
2頁〜30頁に記載の単独重合体または共重合体が用い
られ、より好ましくはメタクリレート系あるいはアクリ
ルアミド系ポリマー、特にアクリルアミド系ポリマーの
使用が色像安定化等の上で好ましい。
【0023】また、本発明に係わる感光材料には、カプ
ラーと共に欧州特許EP0,277,589A2号に記
載のような色像保存性改良化合物を使用するのが好まし
い。特にピラゾロアゾールカプラーとの併用が好ましい
。即ち、発色現像処理後に残存する芳香族アミン系現像
主薬と化学結合して、化学的に不活性でかつ実質的に無
色の化合物を生成する化合物(F)および/または発色
現像処理後に残存する芳香族アミン系発色現像主薬の酸
化体と化学結合して、化学的に不活性でかつ実質的に無
色の化合物を生成する化合物(G)を同時または単独に
用いることが、例えば処理後の保存における膜中残存発
色現像主薬ないしその酸化体とカプラーの反応による発
色色素生成によるステイン発生その他の副作用を防止す
る上で好ましい。
【0024】また、本発明に係わる感光材料には、親水
性コロイド層中に繁殖して画像を劣化させる各種の黴や
細菌を防ぐために、特開昭63−271247号に記載
のような防黴剤を添加するのが好ましい。
【0025】また、本発明に係わる感光材料に用いられ
る支持体としては、ディスプレイ用に白色ポリエステル
系支持体または白色顔料を含む層がハロゲン化銀乳剤層
を有する側の支持体上に設けられた支持体を用いてもよ
い。更に鮮鋭性を改良するために、アンチハレーション
層を支持体のハロゲン化銀乳剤層塗布側または裏面に塗
設するのが好ましい。特に反射光でも透過光でもディス
プレイが観賞できるように、支持体の透過濃度を0.3
5〜0.8の範囲に設定するのが好ましい。
【0026】本発明に係わる感光材料は可視光で露光さ
れても赤外光で露光されてもよい。露光方法としては低
照度露光でも高照度短時間露光でもよく、特に後者の場
合には一画素当りの露光時間が10−4秒より短いレー
ザー走査露光方式が好ましい。
【0027】また、露光に際して、米国特許第4,88
0,726号に記載のバンド、ストップフィルターを用
いるのが好ましい。これによって光混色が取り除かれ、
色再現性が著しく向上する。
【0028】露光済みの感光材料は慣用のカラー現像処
理が施されうるが、迅速処理の目的からカラー現像の後
、漂白定着処理するのが好ましい。漂白定着液のpHは
脱銀促進等の目的から約6.5以下が好ましく、更に約
6以下が好ましい。
【0029】本発明に係わる感光材料に適用されるハロ
ゲン化銀乳剤やその他の素材(添加剤など)および写真
構成層(層配置など)、並びにこの感材を処理するため
に適用される処理法や処理用添加剤としては、下記の特
許公報、特に欧州特許EP0,355,660A2号(
特開平2−139544号)に記載されているものが好
ましく用いられる。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】
【表4】
【0034】
【表5】
【0035】また、シアンカプラーとして、特開平2−
33144号に記載のジフェニルイミダゾール系シアン
カプラーの他に、欧州特許EP0,333,185A2
号に記載の3−ヒドロキシピリジン系シアンカプラー(
なかでも具体例として列挙されたカプラー(42)の4
当量カプラーに塩素離脱基をもたせて2当量化したもの
や、カプラー(6)や(9)が特に好ましい)や特開昭
64−32260号に記載された環状活性メチレン系シ
アンカプラー(なかでも具体例として列挙されたカプラ
ー例3、8、34が特に好ましい)の使用も好ましい。
【0036】また、塩化銀含有率が90モル%以上の高
塩化銀乳剤を使用するハロゲン化銀カラー感光材料の処
理方法としては、特開平2−207250号の第27頁
左上欄〜34頁右上欄に記載の方法が好ましく適用され
る。
【0037】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
するが、本発明はこれに限定されない。 実施例1 (乳剤Aの調製)石灰処理ゼラチンの3%水溶液に塩化
ナトリウム3.3gを加え、N,N′−ジメチルイミダ
ゾリジン2−チオン(1%水溶液)を3.2ml添加し
た。この水溶液に硝酸銀を0.5モル含む水溶液と塩化
ナトリウムを0.5モル含む水溶液とを激しく攪拌しな
がら66℃で添加混合した。続いて硝酸銀0.45モル
を含む水溶液と塩化ナトリウム0.45モル含む水溶液
を激しく攪拌しながら66℃で添加混合した。その後4
0℃にてインブテン−マレイン酸の共重合体を添加して
沈降水洗を行う脱塩を施した。さらに、石灰処理ゼラチ
ン90.0gを加え、乳剤のpH,pAg をそれぞれ
6.2,6.5に調整した。この乳剤に粒子サイズ0.
05μの臭化銀微粒子乳剤を銀量にして0.005モル
を50℃にて添加し、粒子表面に臭化銀富裕層を形成し
た後、下記赤感性増感色素1×10−4モル/モルAg
とチオシアン酸カリウム1×10−3モル/モルAgを
加え、さらに硫黄増感剤(トリエチルチオ尿素)1×1
0−5モル/モルAgと核酸0.2g/モルAgを加え
、50℃にて最適に化学増感した。なお臭化銀微粒子中
にはその粒子形成中にヘキサクロロイリジウム(IV)
酸カリウムを該微粒子中の銀量0.005モル当たり0
.8mgを含有させておいた。
【0038】得られた塩化銀含有率99.5モル%の塩
臭化銀乳剤(A)について電子顕微鏡写真から粒子の形
状、粒子サイズおよび粒子サイズ分布を求めた。ハロゲ
ン化銀粒子は立方体であり、粒子サイズは0.50μ変
動係数は0.08であった。粒子サイズは粒子の投影面
積と等価な円の直径の平均値をもって表し、粒子サイズ
分布は粒子サイズの標準偏差を平均粒子サイズで割った
値を用いた。乳剤Aの調製方法においてチオシアン酸塩
の種類と添加量を変えることにより第表1に示すような
乳剤B〜Fを調製した。さらにハロゲン化銀粒子形成時
の温度を変え粒子サイズの異なる乳剤を調製し、これら
に青感性増感色素あるいは、緑感性増感色素を添加する
ことにより以下に用いた青感性、緑感性用乳剤を調製し
た。各感光性乳剤層の塩臭化銀乳剤には下記の分光増感
色素をそれぞれ用いた。
【0039】
【化7】
【0040】
【化8】
【0041】ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持
体表面にコロナ放電処理した後、ドデシルベンゼンスル
ホン酸を含むゼラチン下塗層を設け、さらに種々の写真
構成層を塗布して以下に示す層構成の多層カラー印画紙
、試料(O)を作成した。塗布液は下記のようにして調
製した。 第五層塗布液調製 シアンカプラー(ExC)9.6gおよび色像安定剤(
Cpd−2)0.6g、色像安定剤(Cpd−6)5.
4g、色像安定剤(Cpd−7)12g、色像安定剤(
Cpd−8)1.5g、色像安定剤(Cpd−4)0.
4gに酢酸エチル25.0ccおよび溶媒(Solv−
6)4.2gを加え溶解し、この溶液を10%ドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム20.0ccを含む10
%ゼラチン水溶液402ccに乳化分散させ乳化分散物
Cを調製した。一方、先に述べた方法により塩臭化銀乳
剤A(立方体、平均粒子サイズ0.50μm、粒子サイ
ズ分布の変動係数は0.08、臭化銀0.5モル%を粒
子表面に局在含有)が調製された。前記の乳化分散物C
とこの塩臭化銀乳剤とを混合溶解し、以下に示す組成と
なるように第五層塗布液を調製した。塗布液調製時に、
下記に示す赤感性増感色素を銀1モル当たり2.7×1
0−4モル加え、分光増感を行った。第一層から第七層
用の塗布液も第五層と同様の方法で調製した。各層のゼ
ラチン硬化剤としては、1−オキシ−3,5−ジクロロ
−s−トリアジンナトリウム塩(I−1)を用い、総塗
布量は0.097g/m2とした。また、各層にCpd
−10とCpd−11をそれぞれ全量が25.0mg/
m2と50.0mg/m2となるように添加した。
【0042】(層構成)以下に各層の組成を示す。数字
は塗布量(g/m2)を表す。ハロゲン化銀乳剤は、銀
換算塗布量を表す。 支持体 ポリエチレンラミネート紙 〔第一層側のポリエチレンに白色顔料(TiO2)と青
味染料(群青)を含む〕 第一層(青感性イエロー発色層)   前記塩臭化銀乳剤(A)            
                         
   0.30  ゼラチン            
                         
                 1.22  イエ
ローカプラー(ExY)              
                      0.8
2  色像安定剤(Cpd−1)          
                         
   0.19  溶媒(Solv−3)      
                         
           0.18  溶媒(Solv−
7)                       
                   0.18  
色像安定剤(Cpd−7)             
                         
0.06
【0043】 第二層(混色防止層)   ゼラチン                   
                         
          0.64  混色防止剤(Cpd
−5)                      
                0.10  溶媒(
Solv−1)                  
                        0
.16  溶媒(Solv−4)          
                         
       0.08第三層(緑感光性マゼンタ発色
層) 塩臭化銀乳剤(A)                
                         
   0.12ゼラチン              
                         
               1.28マゼンタカプ
ラー(ExM)                  
                  0.23色像安
定剤(Cpd−2)                
                      0.0
3色像安定剤(Cpd−3)            
                         
 0.16色像安定剤(Cpd−4)        
                         
     0.02色像安定剤(Cpd−9)    
                         
         0.02溶媒(Solv−2)  
                         
               0.40第四層(紫外
線吸収層) ゼラチン                     
                         
        1.41紫外線吸収剤(UV−1) 
                         
            0.47混色防止剤(Cpd
−5)                      
                0.05溶媒(So
lv−5)                    
                      0.2
【0044】 第五層(赤感光性シアン発色層) 塩臭化銀乳剤(A)                
                         
   0.23ゼラチン              
                         
               1.04シアンカプラ
ー(ExC)                   
                   0.32色像
安定剤(Cpd−2)               
                       0.
03色像安定剤(Cpd−4)           
                         
  0.02色像安定剤(Cpd−6)       
                         
      0.18色像安定剤(Cpd−7)   
                         
          0.40色像安定剤(Cpd−8
)                        
              0.05溶媒(Solv
−6)                      
                    0.14第
六層(紫外線吸収層)   ゼラチン                   
                         
          0.48紫外線吸収剤(UV−1
)                        
              0.16混色防止剤(C
pd−5)                    
                  0.02溶媒(
Solv−5)                  
                        0
.08第七層(保護層) ゼラチン                     
                         
        1.10ポリビニルアルコールのアク
リル変性共重合体(変性度17%)    0.17流
動パラフィン                   
                         
    0.03
【0045】
【化9】
【0046】
【化10】
【0047】
【化11】
【0048】
【化12】
【0049】
【化13】
【0050】
【化14】
【0051】
【化15】
【0052】
【化16】
【0053】
【化17】
【0054】赤感性乳剤層に対しては、下記の化合物を
ハロゲン化銀1モル当たり2.6×10−3モル添加し
た。
【0055】
【化18】
【0056】また、イラジエーション防止のために乳剤
層に下記の染料(カッコ内は塗布量を表す)を添加した
【0057】
【化19】
【0058】試料(O)において第5層中の乳剤と被膜
pHを第1表に示すように変更し試料(1)〜(16)
を作成した。被膜pHの調整には第2層および第4層の
塗布液調製時に硫酸と水酸化ナトリウムを添加すること
により行った。第1表の試料に感光計(富士写真フイル
ム株式会社製FWH型、光源の色温度3200K)を用
いて青、緑、赤の各フィルタを通してセンシトメトリー
用の階調露光を与えた。この時の露光は0.1秒の露光
時間で250CMSの露光量になるように行なった。そ
して露光後10分で以下に示す現像処理を行ったものと
6時間後に現像処理を行ったものの感度を比較し、潜像
保存性の試験を行った。塗布液を経時した際の安定性の
テストは上記の塗布液を調製後40℃にて30分経時し
た後に塗布を行った場合の感度と、塗布液調製後40℃
にて4時間経時させた後に塗布を行った場合の感度とを
比較し行った。結果を第2表に示す。
【0059】
【表6】
【0060】
【表7】
【0061】試料(1)と(2)〜(4)、試料(7)
と(8)〜(10)を比較するとチオシアン酸塩を含有
させることにより塗布液の経時による感度変化が小さく
なることが分かる。しかしながら被膜pHが4.0未満
あるいは6.5を越える試料(2)〜(4)、(14)
においては、特にチオシアン酸塩を含有する乳剤で潜像
保存性が著しく悪化してしまうことが分かる。これに対
してチオシアン酸塩を含有し、かつ感材の被膜pHが4
.0〜6.5の本発明の試料(6)、(8)〜(10)
および(12)では高感度でしかも潜像保存性と塗布液
経時性がともに改良されていることがわかる。更に試料
(15)と(16)から分かるように本発明の効果はチ
オシアン酸塩の種類を変えても変わらない。以上より本
発明によってのみ高感度で、塗布液の経時による感度の
変化が小さく、さらに露光後現像処理までの時間が変動
した際の感度の変化が改良されたカラー写真感光材料を
得ることができることが分かる。
【0062】(現像処理)露光の終了した試料は、ぺー
パー処理機を用いて、次の処理工程でカラー現像のタン
ク容量の2倍補充するまで、連続処理(ランニング)を
実施したのち使用した。   処理工程      温  度      時間 
   補充液*   タンク容量(単位リットル)  
カラー現像      35℃      45秒  
   161ml        17  漂白定着 
     30〜35℃    45秒     21
5ml        17  リンス■      
30〜35℃    20秒      −     
     10  リンス■      30〜35℃
    20秒      −          1
0  リンス■      30〜35℃    20
秒     350ml        10  乾 
   燥      70〜80℃    60秒  
*補充量は感光材料1m2あたり (リンス■→■への3タンク向流方式とした。)各処理
液の組成は以下の通りである。
【0063】 カラー現像液                   
                   タンク液  
    補充液  水               
                         
      800ml      800ml  エ
チレンジアミン−N,N,N′,N′−    テトラ
メチレンホスホン酸                
      1.5g      2.0g  臭化カ
リウム                      
          0.015g        −
  トリエタノールアミン             
               8.0g    12
.0g  塩化ナトリム              
                      1.4
g        −  炭酸カリウム       
                         
      25g        25g  N−エ
チル−N−(β−メタンスルホンア    ミドエチル
)−3−メチル−4−アミノ    アニリン硫酸塩 
                         
      5.0g      7.0g  N,N
−ビス(カルボキシメチル)ヒドラジン      4
.0g      5.0g  N,N−ジ(スルホエ
チル)ヒドロキシルアミ    ン・1Na     
                         
      4.0g      5.0g  蛍光増
白剤(WHITEX 4B,住友化学製)      
        1.0g      2.0g  水
を加えて                     
               1000ml    
1000ml  pH(25℃)          
                        1
0.05    10.45
【0064】 漂白定着液(タンク液と補充液は同じ)  水    
                         
                         
      400ml  チオ硫酸アンモニウム(7
00g/リットル)                
    100ml  亜硫酸ナトリウム      
                         
                 17g  エチレ
ンジアミン四酢酸鉄(III)アンモニウム     
                 55g  エチレ
ンジアミン四酢酸二ナトリウム           
                     5g  
臭化アンモニウム                 
                         
      40g  水を加えて         
                         
                1000ml  p
H(25℃)                   
                         
        6.0リンス液(タンク液と補充液は
同じ)   イオン交換水(カルシウム、マグネシウムは各々3
ppm 以下)
【0065】実施例2 実施例1で用いた試料(1)、(3)、(5)〜(7)
、(9)、(11)〜(14)においてゼラチン硬膜剤
を第3表に示すように変えることにより試料(17)〜
(28)を作成した。ただし硬膜剤は第4層塗布液と第
6層塗布液に等量添加した。これらサンプルについて実
施例1と同様の方法により潜像保存性の試験を行った。
【0066】
【化20】
【0067】
【表8】
【0068】結果を第9表に示す。
【0069】
【表9】
【0070】試料(6)、(9)、(12)、(27)
、(28)と試料(19)、(20)、(24)を比較
することにより潜像保存性は一般式(Ha)および/あ
るいは一般式(Hb)以外の硬膜剤を使用した場合には
、露光後現像処理までの時間が変動した際の増感が大き
くなってしまうことが分かる。すなわち一般式(Ha)
および/あるいは一般式(Hb)で表せる硬膜剤で硬膜
することにより、本発明の効果が顕著になる。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、迅速処理性に優れ、高
感度で、塗布液の経時による感度および階調の変化が小
さく、さらに露光後現像処理までの時間が変動した際の
感度と階調の変化が改良されたカラー写真感光材料を得
ることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  反射支持体上にイエロー発色性ハロゲ
    ン化銀乳剤層、マゼンタ発色性ハロゲン化銀乳剤層およ
    びシアン発色性ハロゲン化銀乳剤層をそれぞれ少なくと
    も一層ずつ有してなるハロゲン化銀カラー写真感光材料
    において、該ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも一層に含
    有されるハロゲン化銀粒子が、分光増感された塩化銀含
    有率90モル%以上の塩臭化銀または塩化銀であり、か
    つ該塩臭化銀または塩化銀からなるハロゲン化銀乳剤層
    がチオシアン酸塩化合物の少なくとも一種を含有し、さ
    らに該感光材料の被膜pHが4.0〜6.5であること
    を特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
  2. 【請求項2】  上記ハロゲン化銀カラー写真感光材料
    がシアヌルクロライド系化合物で硬膜されていることを
    特徴とする請求項1記載のハロゲン化銀カラー写真感光
    材料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0626614A1 (en) * 1993-05-26 1994-11-30 Agfa-Gevaert N.V. A red-sensitive silver halide photographic material

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6437545A (en) * 1987-08-01 1989-02-08 Konishiroku Photo Ind Silver halide color photographic sensitive material
JPH031133A (ja) * 1989-05-30 1991-01-07 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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