JPH0436487Y2 - - Google Patents

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JPH0436487Y2
JPH0436487Y2 JP1986185056U JP18505686U JPH0436487Y2 JP H0436487 Y2 JPH0436487 Y2 JP H0436487Y2 JP 1986185056 U JP1986185056 U JP 1986185056U JP 18505686 U JP18505686 U JP 18505686U JP H0436487 Y2 JPH0436487 Y2 JP H0436487Y2
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fluorescent lamp
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fluorescent
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、白熱電球と交換して使用でき、かつ
螢光ランプを含む灯部と、始動装置及び点灯装置
を内蔵したベース部分とを分離して、各々を交換
自在とした螢光ランプユニツトに関する。
(従来の技術) 螢光ランプは、一般の白熱電球に比べ効率的に
優れ低電力で使用できるため、螢光ランプに白熱
電球に使用されているねじ込み式の口金を取り付
け、これに始動装置及び点灯装置を組み込んで一
般の白熱電球との互換性を付与したものが開発さ
れている。かかる螢光ランプユニツトはランプを
略鞍形状に屈曲させることにより、外形寸法の小
型化を図つているものである。
ところが、この種の螢光ランプユニツトは螢光
ランプ等の寿命によりこれを交換する場合には、
始動装置及び点灯装置を内蔵する螢光ランプユニ
ツト全体を廃棄して新品と交換せざるを得ない構
造となつているもの(以下、一体型という)が殆
どであつた。
そこで、螢光ランプ等を交換する場合において
装置全体を廃棄しないようにするため、従来いく
つかの考案がされている。
例えば実開昭60−57008号公報には、一端に口
金を有し内部には放電灯点灯装置を収納してなる
点灯装置において、放電灯を着脱自在に装着して
いるいるものである。
しかし放電灯の交換の際、口金をソケツトから
外さずに、通電状態のままこれを行なう場合があ
り、感電等の危険がある。
上記従来例では、点灯装置の放電灯着脱側の端
部に電気絶縁性のカバーを設けて点灯措置収納体
と放電灯の接続部を隠蔽し得るようにしている。
これは電源を切らないまま、点灯措置収納体から
螢光ランプを取り外そうとして、カバーによる隠
蔽を解除すると、放電灯点灯装置の電源回路が切
れて安全性を確保するものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記の従来の螢光ランプユニツトで
は、カバーの摺動又は回動に連動するインターロ
ツクスイツチが作動して、電灯点灯装置の電源回
路が切れるようにしたので、点灯装置の構造が複
雑で高価にならざるを得ない。
したがつて螢光ランプ等を交換する場合には装
置全体を廃棄しないで済むという、本来の経済性
の高さを損ずる欠点がある。
本考案は上記のような事情に鑑みてさたもの
で、螢光ランプを含む灯部と、始動装置及び点灯
装置を内蔵するベースとを分離して、各々を簡単
に交換自在とすると共に、通電状態において螢光
ランプ等の交換をすることがない構造の螢光ラン
プユニツトを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案は以下のよう
な構成としている。即ち、螢光ランプを有する灯
部1と、始動装置及び点灯装置を内蔵するベース
2と、これら灯部1とベース2とを連結するため
の結合体3とを備え、灯部1にはねじ部5と、ベ
ース2内の点灯回路に接続する接続端子10を設
け、ベース2には上記接続端子10の接合部11
を設けると共に口金8を取着した螢光ランプユニ
ツトにおいて、 前記結合体3には、灯部1のねじ部5と螺合す
るねじ溝3bを設け、前記口金8のみが挿通して
前記ベース2は通り抜けない嵌入孔17を形成し
て、この結合体3は、口金8のみが外方に突出し
た状態でベース2の全体を覆うものである。
(作用) したがつて灯部1とベース2を切り離し分解す
るためには、先ず口金8をソケツトより外して、
その後結合体3を回転させて螢光ランプとの結合
を解き、次ぎ灯部1とベース2が分解できる状態
となる。よつて通電状態のままの分解は不可能で
ある。
(実施例) 以下、本考案に係る螢光ランプユニツトの実施
例を添付図面に基づき説明する。
第1図は、螢光ランプユニツトの全体構造を示
す分解斜視図、第2図は、その一部を破断した正
面図である。この螢光ランプユニツトは球状の灯
部1と、椀状をなすベース2と、これらの結合体
3とから構成されるものである。
灯部1のグローブ4の上端は円筒状の突部とな
つていて、その側面にはねじ部5が形成されてい
る。またグローブ1の結合部内側面7には螢光ラ
ンプ22が取り付けられている。螢光ランプ22
のバルブ22aは直管状のバルブを略U字状に屈
曲して、その両端部をさらに略U字状に湾曲させ
全体として鞍形状に形成されている。該曲管形バ
ルブの両端部には夫々マウント12が封着され、
その先端にはフイラメント13が設けられてい
る。
また、グローブ4の突部の中央には、口金ピン
10を突設している。
一方、ベース2内には点灯装置(安定器)1
4、雑音防止用コンデンサ23、及び始動装置
(点灯管)24が設置されている。
また、ベース2の底面には、上記灯部1の接続
端子(口金ピン)10が差し込まれる接合部(ソ
ケツト)11が設けられ、さらに頂部中央にはね
じ込み式のE26形口金8が設けられている。
尚、点灯回路は、従来から汎用されている通常
の安定器、及び点灯管を使用するものの他、これ
を電子化したものを採用してもよいことは勿論で
ある。
さらに結合体3は中空の椀形であり、その頂部
中央には、ベース2に取着したE26形口金8と
の嵌入孔17が設けられ、また下端部周縁3aに
は灯部1のねじ部5と螺合するねじ溝3bを形成
してなるものである。
第6図は、本考案に係る螢光ランプユニツトの
配線図であり、これは螢光ランプ22、及び点灯
管24、コンデンサ23、及び安定器14からな
る螢光灯点灯回路を構成するものである。ベース
2内部の配線回路は、図示のように点灯管24と
雑音防止用コンデンサ23とが並列に接続配線さ
れ、それらは夫々ソケツト11b,11cの電極
に接続されている。
他方、安定器14から二方への配線の一方は、
ソケツト11aの電極に接続され、他の一方は口
金8の電極8bに接続されている。この口金8の
電極8aとソケツト11aの電極は直列に配線さ
れている。また灯部1内にある螢光ランプ22の
フイラメント13a,13bからの配線は四本の
口金ピン10a,10b及び10c,10dに接
続され、これらはベース2のソケツト11a,1
1b、及び11c,11dに差し込まれる。
この螢光ランプユニツトは、使用時には図示の
如く、ガイド用の凹部16aと凸部16bが嵌合
するようにしてベース2のソケツト11に灯部1
の口金ピン10を差し込み、かつ結合体3をベー
ス2に冠着してE26形口金8が嵌入孔17から
上部に突出した状態とする。そして該結合体3を
矢印方向に回転させての下端部周縁3aのねじ溝
3bに灯部1のねじ部5を螺合することにより第
2図のような状態とし、さらに、これを口金8を
介して電球ソケツトに直接取り付けることによ
り、白熱電球と交換して使用できる。
しかし、螢光ランプ等の構成部品について交換
の必要が生じた場合には、最初に口金8をソケツ
トから取り外した後、結合体3を矢印と反対方向
に回転させ灯部1との結合を解き、ベース2と灯
部1を分離する。したがつて、交換を要する部分
である灯部1等を極めて簡単に取り替えることが
できる。
またベース2は全体が結合体3で覆われるの
で、これに適当な切り欠き部を設けてベース2内
の点灯管24等を交換できるようにすることもで
きる。
第3〜4図は、本考案の第2実施例を示す図で
ある。
これは椀状のベース2と結合体3の側面に複数
の通気孔9,18を設け、さらに第5図のように
ベース2と結合体3の間に空間25を生じさせ、
一定の空気の流れにより、ランプ点灯に伴つてベ
ース2内に発生する熱を外部に放出することがで
きるようにしたものである。また、ベース2と灯
部1の結合部分は、灯部1の上面19に段部20
を形成して一定の空隙が生ずるようにしている。
したがつて、前記のベース2と結合体3の通気孔
9,18からの空気の出入りとあいまつて、最も
高温となるバルブ22aの基部からの熱を発散し
易くし、温度の上昇による螢光ランプの光効率の
低下を有効に防止するものである。
尚、本実施例では、灯部は略鞍形状に形成した
螢光ランプをグローブ内に内包したものを使用し
ているが、この他これを外管内にあつて螢光体を
内面に付着せられた内管を切断し、外管全体に水
銀等の放電気体が封入されてなる、いわゆる分離
内管式のものとすることも可能である。
本実施例では、白熱電球用ソケツトからランプ
ユニツトを取り外す場合に、灯部のみに回転力を
与えてもベースと灯部の間には四極の口金ピンが
接合され、併せて突起16a、と凹部16bが嵌
合しているため、またE26形口金と結合体のね
じのトルクの違いから結合部に緩みが生ずること
はない。したがつて、このランプユニツトを高所
に多数装着しているときには、従来の一体型の螢
光ランプや白熱電球に対しする場合と同様に、長
尺の柄の先端にランプの把持部を設けた交換器具
を使用してランプ交換作業を行なつても、結合部
の緩みによる落下の危険性は皆無である。
また結合部は、ねじ切り形状であるためランプ
ユニツト全体に占めるその割合が小さく、形状も
単純であるため、他の結合の方法に比べ、最も交
換頻度の高い灯部のコストを引き下げることがで
きる。このようにランプとベースとの結合が確実
であれば、ランプの口金ピンの長さを従来より短
くすることも可能である。それにより口金ピンの
受口側のソケツトを小型化してベースの容量をさ
らに小さくすることも可能なため、全体をよりコ
ンパクトにできる。よつて従来の一体型と略同程
度の大きさのものが得られ、また外観上も一体型
と大差がないから、従来のものと比べても殆ど違
和感なく使用でき、白熱電球と交換できるこの種
の螢光ランプの特徴が失われることがない。
(考案の効果) 上記のように本考案は、結合体は、灯部のねじ
部と螺合するねじ溝を備え、前記口金のみが挿通
して前記ベースは通り抜けない孔を有し口金のみ
突出した状態でベースの全体を覆うので、先ず口
金をソケツトより外して、その後結合体を回転さ
せて螢光ランプとの結合を解くと灯部とベースが
分解できる状態となる。したがつて構造上、通電
状態のままの分解は不可能であり感電の危険を有
効に防止できる。
またベースのカバーとしても機能する結合体は
独立して交換できるため、汚れ、或いはひび割
れ、キズ、へこみ、又は欠損等に対して簡単に対
応処置が行なえるものである。これをシヨールー
ムや商店の照明等に使用する場合、室内の改装等
による周囲の雰囲気や環境の変化によつて、それ
らに合致した色彩、形状等のデザインのものへ変
更を要することがある。本考案の螢光ランプユニ
ツトでは、その結合体のみを交換することにより
簡単に上記の要求に応じられ、極めて有利であ
る。例えば、球状グローブから筒状のグローブへ
の交換をしたような場合に、その形状に合致した
美的効果を発揮する結合体を使用し、全体の美的
バランスを整えることが容易に行なえる。
同様に螢光ランプを交換する際、カバー状の結
合体を同時に取り替えることにより、螢光ランプ
ユニツトが外観上新品同様のものとなる。安価な
結合体の交換によりかかる効果が期待できるか
ら、業務用として多数使用する場合等は特に好都
合である。
さらに、ベース部分に内蔵の通常の点灯回路
(グロースターター回路)を電子化した際、電子
回路から発生する電磁波が周囲のコンピユータ等
に与える影響が重大な問題となり得るが、この解
決策として電磁波を遮断するシールドをベース内
側面に施すことが考えられる。この場合にそのシ
ールドを完全なものとすることは極めて難しい
が、結合体が重合するベースと、結合体の内側と
の双方にシールドを施すことができるので、非常
に効果的なシールドが行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の係る螢光ランプユニツトの
全体構造を示す分解斜視図、第2図は、その一部
を破断した正面図である。また第3図は、本考案
の第2実施例を示す分解斜視図、第4図は、その
結合体の斜視図、第5図は、その正面図であり、
第6図は、本考案の第3実施例を示す一部断面
図。 1……灯部、2……ベース、3……結合体、4
……グローブ、5……ねじ部、6……螺旋状溝、
8……口金、9,18……通気孔、10……接続
端子(口金ピン)、11……接合部(ソケツト)、
17……嵌入孔、22……螢光ランプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 螢光ランプを有する灯部1と、始動装置及び点
    灯装置を内蔵するベース2と、これら灯部1とベ
    ース2とを連結するための結合体3とを備え、灯
    部1にはねじ部5と、ベース2内の点灯回路には
    接続する接続端子10を設け、ベース2には上記
    接続端子10の接合部11を設けると共に口金8
    を取着した螢光ランプユニツトにおいて、 前記結合体3には、灯部1のねじ部5と螺合す
    るねじ溝3bを設け、前記口金8のみが挿通して
    前記ベース2は通り抜けない嵌入口17を形成し
    て、この結合体3は、口金8のみが外方に突出し
    た状態でベース2の全体を覆うことを特徴とする
    螢光ランプユニツト。
JP1986185056U 1986-12-02 1986-12-02 Expired JPH0436487Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010056046A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Kyocera Corp 発光ユニット
JP6384788B2 (ja) * 2014-09-05 2018-09-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明用光源

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JPS6057008B2 (ja) * 1979-12-31 1985-12-12 三菱農機株式会社 傾斜検知装置

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