JPS6057008B2 - 傾斜検知装置 - Google Patents

傾斜検知装置

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Publication number
JPS6057008B2
JPS6057008B2 JP17313679A JP17313679A JPS6057008B2 JP S6057008 B2 JPS6057008 B2 JP S6057008B2 JP 17313679 A JP17313679 A JP 17313679A JP 17313679 A JP17313679 A JP 17313679A JP S6057008 B2 JPS6057008 B2 JP S6057008B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
vehicle
liquid
detection device
Prior art date
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Expired
Application number
JP17313679A
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English (en)
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JPS5697823A (en
Inventor
芳隆 市場
利男 宮島
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication of JPS5697823A publication Critical patent/JPS5697823A/ja
Publication of JPS6057008B2 publication Critical patent/JPS6057008B2/ja
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、トラクタ等の作業車輌の傾斜状態を検知し、
転倒等を防止する傾斜検知装置に関する。
近来、この種の傾斜検知装置として、無端状に形成され
たパイプ液体を気泡と共に封入し、パイプの傾斜に伴な
う液体の流動を検知することにより車輌の傾斜角度を検
知せんとするものが提案されている(実願昭54−95
0[号参照)。
しかし、該傾斜検知装置は、パイプに封入すべき液体の
粘度を低くすると、流動性が向上して応答速度が向上す
る反面、振動や慣性による影響を強く受け、誤動作を生
じやすく、また粘度を高くすると、振動等の影響は小さ
くなるが、応答性が低下する欠点があつた。そこで、本
発明は、平行に設けられた2本の無端状パイプの中に粘
度の異なる2種の液体をそれぞれ気泡と共に封入し、更
にパイプ上部にパイプの傾斜に伴なう液体の流動を検知
し得る検知手段をそれぞれ設け、該検知手段に安全処理
回路を接続し、もつて低粘度及び高粘度液体の特性を生
かして、応答性が良くしかも振動や慣性による影響を受
けにくい傾斜検知装置を提供することを目的とするもの
である。
以下、図面に示す一実施例に基き、本発明を具体的に説
明する。
傾斜検知装置1は、第1図に示すように、円環状に形成
されかつ互いに平行に設置された2本の透明なパイプ2
、3を有しており、パイプ2中には粘度の低い液体5が
、またパイプ3中には粘度の高い液体6がそれぞれ気泡
7、9と共に封入されている。
液体5、6は顔料が添加され、遮光性となつており、ま
た気泡7、9は光を乱反射することのないように透明に
なつている。更に、パイプ2、3の上部には、パイプ2
、3を両形から挾み込む形で4個の受光素子1?、11
、12、13が設置されており、パイプ2、3間には発
光素子15が各受光素子10、11、12、13から等
距離の位置に設けられている。低粘度側の受光素子10
、11の出力は安全処理回路14を構成するAND回路
16に入力しており、また高粘度側の受光素子12、1
3の出力はOR回路17に入力している。M市回路16
の出力はOR回路19及びAND回路20に接続され、
また0R回路17は0R回路19及びAND回路20に
接続されている。更に、0R回路19の出力はブザー、
ランプ等を駆動する緊急度の低い安全回路を構成する警
報回路25に接続されており、AND回路20の出力は
緊急度の高い安全回路を構成するエンジン停止回路26
に入力している。本発明は、以上のような構成を有する
ので、傾斜検知装置1を用いて、トラクタ等の作業車輛
の傾斜を検知するには、バイブ2,3を作業車輛のフレ
ームに固定する。
すると、車輛が傾いていない場合には、第1図に示すよ
うに、バイブ2,3内の気泡7,9は共にバイブ2,3
の上端部に位置し、発光素子15からの光は気泡7,9
内を通過して各受光素子10,11,12,13内に入
光し、各素子10,11,12,13の出力は0となる
。そして、各素子10,11,12,13の出力か0て
ある限り、それら素子と接続された,AND回路16及
び0R回路17の出力は共に0となり、警報回路25及
びエンジン停止回路26が作動することはない。次に、
車輛が圃場の傾斜により図中矢印A方向に一定角度傾い
た場合に、まず粘度の低い液体5が気泡7と共にバイブ
2内を相対的に矢印B方向に流動し、遮光性液体5によ
り発光素子15から受光素子10へ気泡7内を透過して
いた光を遮断する。すると、素子10の出力は1となり
、AND回路16に入力する。ついで、粘度の高い液体
6がバイブ3内で矢印B方向への相対的流動を開始し、
液体6が発光素子15から受光素子13への光を遮断し
、素子13の出力を1にする。これにより、素子13の
出力は0R回路17に入力して回路17を1とし、0R
回路19を介して警報回路25が駆動され、作業者に車
輛が一定角度傾いたことを警告する。なお、AND回路
20の出力はOのまま保持されるので、エンジン停止回
路26は動作することなく、作業者は車輛の移動を継続
することができる。また、車輛が凹凸道を走行して機体
に振動を与えたり、急旋回、急加減速等によソー時的に
大きな慣性力を加えたりした場合にも、液体5はバイブ
2内に敏惑に流動するが、液体6は粘度が高いために急
激な反応性に乏しく、ほとんど流動することはない。従
つて、振動等により素子10又は11の出力が1となつ
ても、素子13又は12の出力はOのままであり、0R
回路17の出力はOの状態が維持され、警報回路25が
作動することはない。更に、この際、急旋回を続けたり
すると、低粘度液体5が受光素子10,11の両方を遮
光する場合があるが、この場合、両素子10,11が共
に1となり、AND回路16の出力が1となつて0R回
路21に入力され、警報回路25を駆動し、過度の急旋
回を警告すべく警報を発する。また、車輛が一定角度A
方向に傾斜した状態で、前述のような振動又は慣性を受
けた場合、素子13の出力が1となり、0R回路17が
1となつている状態で、低粘度液体5が受光素子10,
11の両方を遮光し、AND回路16の出力が1となる
。すると、AND回路20の出力も1となり、エンジン
停止回路26が駆動され、素早い応答で車輛の走行を直
ちに停止し、転倒を防止する。この際、液体5,6の粘
度を、予想される最も急激な角度変動に対して、液体5
が素子10を遮光し、続いて素子11を遮光するまでの
間に、液体6が素子13を遮光し得るように決定すると
、どのような角度変動に対しても適確に対応することが
できる。また、機体が矢印A方向とは逆のC方向に傾い
た場合には、各バイブ2,3内の液体は矢印D方向に相
対的に流動し、素子11及び12が遮光されたところて
0R回路17が1となり警報回路25が駆動され、更に
素子10が遮光されたところでAND回路16を介して
エンジン停止回路26が動作する。なお、上述実施例は
低粘度液体側のバイブ2と高粘度液体側のバイブ3との
気泡7,9の長さを略々同一としたが、これを、バイブ
2側の気泡7をバイブ3側の気泡9に対して長く設定し
て、振動等の影響を更に少なくすることもできる。
この際、鎖線で示すように高粘度液体側のバイブ3の両
受光素子12,13の出力が共に1になると、低粘度液
体側の受光素子10,11の出力にかかわらず、直ちに
エンジン停止回路26を駆動するようにAND回路22
を設定するのが望ましい。これにより、圃場の傾斜によ
り、車輛が危険角度までゆつくりと傾むくと、素子11
及び12が共に遮光され、AND回路22の出力が1と
なり、まだ0R回路16が1になつていない状態でエン
ジン停止回路26は駆動され、車輛の走行は直ちに停止
され、車輛転倒の危険を回避する。また、上述傾斜検知
装置1を車輛の左右方向及ひ前後方向にそれぞれ設ける
と、車輛のどの方向の転倒も防止することがてきる。以
上説明したように、本発明によれば、粘度の異なる液体
がそれぞれ封入された2本のバイブ2,3を用いて作業
車輛の傾きを検出し得るように構成したので、応答性の
良い低粘度液体5と車輛の振動や慣性の影響の少ない高
粘度液体6との特性が相俟つて、車輛の振動や慣性によ
る影響を排除すると共に、応答性に優れた傾斜検知装置
1を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による傾斜検知装置の一実施例を示す概
略図である。 1・・・・・・傾斜検知装置、2,3・・・・・・バイ
ブ、5・・・・・・低粘度液体、6・・・・・・高粘度
液体、7,9・・・・・・気泡、10,11,12,1
3・・・・・・検知手段(受光素子)、14・・・・・
・安全処理回路、25・・・・・・緊急度の低い安全回
路(警報回路)、26・・・・・・緊急度の高い安全回
路(エンジン停止回路)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 平行に設けられた2本の無端状のパイプを有し、そ
    れらのパイプ中に粘度の異なる2種の液体をそれぞれ気
    泡と共に封入し、更にパイプ上部にパイプの傾斜に伴な
    う液体の流動を検知し得る検知手段を各パイプについて
    それぞれ2個設け、かつ高粘度液体側の一方の検知手段
    の作動で緊急度の低い安全回路を作動し、また高粘度液
    体側の一方の検知手段の作動状態における低粘度液体側
    の両検知手段の作動で緊急度の高い安全回路を作動する
    ように構成した傾斜検知装置。
JP17313679A 1979-12-31 1979-12-31 傾斜検知装置 Expired JPS6057008B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17313679A JPS6057008B2 (ja) 1979-12-31 1979-12-31 傾斜検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17313679A JPS6057008B2 (ja) 1979-12-31 1979-12-31 傾斜検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5697823A JPS5697823A (en) 1981-08-06
JPS6057008B2 true JPS6057008B2 (ja) 1985-12-12

Family

ID=15954779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17313679A Expired JPS6057008B2 (ja) 1979-12-31 1979-12-31 傾斜検知装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS6057008B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0436487Y2 (ja) * 1986-12-02 1992-08-28

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0436487Y2 (ja) * 1986-12-02 1992-08-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5697823A (en) 1981-08-06

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