JPH0436394B2 - - Google Patents

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JPH0436394B2
JPH0436394B2 JP58110714A JP11071483A JPH0436394B2 JP H0436394 B2 JPH0436394 B2 JP H0436394B2 JP 58110714 A JP58110714 A JP 58110714A JP 11071483 A JP11071483 A JP 11071483A JP H0436394 B2 JPH0436394 B2 JP H0436394B2
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Mutsuhiro Oomori
Hitoshi Koseki
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Yamaha Corp
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Yamaha Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は鍵盤楽音形成部およびリズム音形成
部を有する電子楽器を自動的に演奏する電子楽器
の自動演奏方法に関する。
電子楽器の自動演奏装置は、内部にフロツピイ
デイスク等の記憶手段を有し、電子楽器の鍵盤に
よる演奏の過程を楽音データとしてこの記憶手段
に記憶させ、この記憶させた楽音データに基づい
て電子楽器の自動演奏(データ再生)を行うもの
である。なおこの場合、リズム音の記録・再生は
通常行われない。
ところで、電子楽器を演奏情報データ収録時の
テンポと異なるテンポでデータ再生をなして自動
演奏させたい場合、自動演奏装置に設けられた再
生テンポ設定スイツチによつて再生テンポを設定
するが、この場合、電子楽器のリズム音のテンポ
が上記再生テンポに応じたテンポにならないと、
自動演奏にテンポとリズム音のテンポとが異なつ
てしまう。
そこでこの発明は、演奏情報データ収録時のテ
ンポと異なるテンポによつて自動演奏を行う場合
においても、自動演奏のテンポとリズム音のテン
ポとを完全に一致させることができる電子楽器の
自動演奏方法を提供するもので、一定の時間間隔
でクロツクパルスを発生する発振手段と、楽音情
報を記憶する第1の記憶手段と、前記楽音情報の
読み出しテンポを設定するテンポ設定手段と、前
記テンポ設定手段で設定されたテンポ情報に対応
する分周比が記憶されている第1のテンポテーブ
ルと、前記第1のテンポテーブルから読み出され
た分周比に基づいて、前記クロツクパルスを分周
する第1の分周手段と、前記発振手段、第1の記
憶手段、テンポ設定手段、第1のテンポテーブ
ル、第1の分周手段を備え、前記第1の分周手段
から出力されるテンポパルスに従い、前記第1の
記憶手段から楽音情報を読み出し、楽音信号を形
成する第1の楽音信号形成手段と、 楽音情報を記憶する第2の記憶手段と、テンポ
情報に対応する分周比が記憶されている第2のテ
ンポテーブルと、前記第2のテンポテーブルから
読み出された分周比に基づいて、前記クロツクパ
ルスを分周する第2の分周手段と、前記第2の記
憶手段、第2のテンポテーブル、第2の分周手段
を備え、前記第1の楽音信号形成手段から出力さ
れるクロツクパルスと前記テンポ設定手段で設定
されたテンポ情報とを受け、該テンポ情報に対応
する分周比を前記第2のテンポテーブルから読み
出し、該読み出された分周比に従い設定された前
記第2の分周手段で前記第1の楽音信号形成手段
から出力されたクロツクパルスを分周してテンポ
パルスを発生すると共に、該テンポパルスに従
い、前記第2の記憶手段から楽音情報を読み出
し、楽音信号を形成する第2の楽音信号形成手段
とを具備することを特徴としている。
以下、図面を参照しこの発明の一実施例につい
て説明する。第1図はこの発明による方法を適用
した自動演奏装置1および電子楽器2の構成を示
すブロツク図であり、この図に示す自動演奏装置
1は電子楽器2における鍵盤演奏および音色設
定、効果設定等の操作の過程を収録する機能およ
び収録したデータを電子楽器2へ出力して電子楽
器2を自動演奏させる機能を共に有している。
電子楽器2において、符号2aはCPU(中央処
理装置)であり、バスライン2bを介して各部と
接続されている。2cはCPU2aにおいて用い
られるプログラムおよび後述するテンポテーブル
が予め記憶されているROM(リードオンリメモ
リ)、2dはRAM(ランダムアクセスメモリ)、
2eは鍵盤楽音形成部、また、2fは操作パネル
である。この操作パネル2fには、音色設定スイ
ツチ、効果設定スイツチ等の操作スイツチ類が設
けられていると共に、楽曲の速さを設定する操作
子2f−1およびこの操作子2f−1によつて設
定された楽曲の速さを表示する表示器2f−2が
各々設けられている。また2gはバツフア回路、
2hはリズム音形成部、2iはクロツクパルス
CPを分周するプログラマブル分周器(第1の分
周手段)であり、その分周比はCPU2aから供
給されるテンポデータに基づいて決定される。ま
た、2jはリズム音形成部2hにおいて形成され
るリズム音の基となるクロツクパルスCPを発生
する発振器である。
次に、自動演奏装置1において、符号4は
CPUであり、アドレスバスAB、データバスDB
を介して装置各部と接続されている。5はCPU
4において用いられるプログラムおよびテンポテ
ーブルが予め記憶されているROMである。な
お、このROM5に記憶されているテンポテーブ
ルは前述したROM2cに記憶されているテンポ
テーブルと同一のテーブルである。6はデータ記
憶用のダイナミツクRAM、7はコントローラ、
8はFDC(フロツピイデイスクコントローラ)、
9はFDD(フロツピイデイスクドライブ)であ
る。この場合、コントローラ7はRAM6の読出
し/書込みを制御するD−RAMコントローラ、
RAM6とFDD9内のフロツピイデイスクとの間
のデータ転送を制御するDMA(ダイレクトメモ
リアクセス)コントローラおよびタイマを有して
構成されるもので、タイマからは一定時間が経過
する毎に割込信号I1が出力される。なお、この割
込信号I1は操作パネル15の各操作スイツチの状
態のチエツクおよび操作パネル2fもパネル面の
表示をするための割込信号である。10は割込処
理回路であり、コントローラ7から出力される割
込信号I1、分周器11から出力される割込信号
I2、ACIA(アシンクロナス・コミユニケーシヨ
ン・インターフエイス・アダプタ)12から出力
される割込信号I3を受け、割込信号IcをCPU4へ
出力する。
バツフアメモリ13は、電子楽器2から出力さ
れる楽音データが一時的に書込まれ、また、
CPU4から電子楽器2へ転送される楽音データ
が一時的に書込まれるメモリであり、第2図に示
すように、16バイトのFIFO(フアーストイン・フ
アーストアウト)メモリ13a,13bおよびト
ライステートバツフア13cから構成される。こ
の場合FIFOメモリ13aは電子楽器2から出力
される楽音データが一時的に書込まれるメモリで
あり、データ書込み可能の場合に、その端子DIR
からデータインプツトレデイ信号IRYが出力さ
れ、電子楽器2内のバツフア21、バスライン2
bを介して電子楽器2のCPU2aへ送られる。
電子楽器2のCPU2aはこの信号IRYを受け、
楽音データを双方向バツフア23を介してFIFO
メモリ13aへ転送し、またこの時、バツフア2
4を介して書込みパルスWPをFIFOメモリ13
aの端子SIへ出力する。また、FIFOメモリ13
bは自動演奏装置2のCPU4から転送される楽
音データが一時的に書込まれるメモリであり、内
部のデータの読出しが可能の場合に、その端子
DORからデータアウトプツトレデイ信号ORYを
出力する。この信号ORYが電子楽器2内のバツ
フア21を介して電子楽器2のCPU2aへ送ら
れると、同CPU2aが読出しパルスRPをバツフ
ア24を介してFIFOメモリ13bの端子SOおよ
びトライステートバツフア13cへ出力する。こ
れにより、FIFOメモリ13b内のデータが読出
され、トライステートバツフア13cおよび双方
向バツフア23を介して電子楽器2のCPU2a
に取込まれる。なお、第1図においては、上述し
たバツフア21,23,24をまとめてバツフア
回路2gとして示している。
分周器11(第2の分周手段)は、電子楽器2
の発振器2jから端子T2を介して供給されるク
ロツクパルスCPを分周するプログラマブル分周
器であり、その分周比はCPU4から供給される
テンポデータに基づいて決定され、また、分周の
結果得られたパルス信号が割込信号I2として割込
処理回路10へ供給される。操作パネル15は各
種の操作スイツチ類、数字表示器、第3図に示す
再生テンポ設定スイツチ15aおよびこれらと
CPU4とを持続するインターフエイス回路を具
備してなるものである。ACIA12は、データ伝
送用の非同期式インターフエイスアダプタであ
り、CPU4から供給されるデータを直列データ
に変換し、端子T3を介して外部コントローラ1
6へ出力し、また、外部コントローラ16から端
子T4を介して供給される直列データを並列デー
タに変換してCPU4へ出力する。なお、外部コ
ントローラ16としては、複数の自動演奏装置1
および電子楽器2を並列に同期させて駆動する装
置あるいは楽音データをKEYによつて自動演奏
装置1へ入力するための装置等が用いられる。ま
た、アドレスデコーダ17は、CPU4からアド
レスバスABを介して供給されるアドレス信号を
デコードし、このデコード結果にしたがつて各回
路10,13,11,15,12を各々エネーブ
ル状態とする。これにより、各回路10,13,
11,15,12がデータバスDBに接続され
る。なお、CPU4がROM5またはRAM6のア
ドレスを指定するアドレス信号を出力している時
は、コントローラ7から信号AEがアドレスデコ
ーダ17へ供給される。この場合、アドレスデコ
ーダ17は各回路10,13,11,15,12
を各々デイスエネーブル状態(データバスDBか
らみてハイインピーダンス状態)とする。
次に、上記構成による自動演奏装置1および電
子楽器2の動作を説明する。
(1) 楽音データ収録時の動作 この場合、電子楽器2の演奏者は、まず操作パ
ネル2fの操作スイツチ類を操作して音色、効果
を設定し、また、操作子2f−1によつて楽曲の
速度を設定する。演奏者によつてこれらの設定が
行われると、設定された音色、効果に対応するパ
ネルデータおよび設定された速度に対応するテン
ポデータが各々CPU2aへ供給される。CPU2
aはパネルデータを鍵盤楽音形成部2eへ供給す
ると共に、テンポデータをROM2c内のテンポ
テーブルに基づいて分周比データに変換し、この
分周比データを分周器2iに設定する。以後、分
周器2iがテンポデータに基づく分周比でクロツ
クパルスCPを分周し、テンポパルスTPとしてリ
ズム音形成部2hへ出力する。これにより、設定
速度に応じたテンポのリズム音の形成の準備が行
なわれる。
次いで、演奏者は自動演奏装置1の操作パネル
15に設けられた録音スタートボタンを押す。こ
の時、設定された音色・効果に対応する楽音デー
タおよび設定された速度に対応するテンポデータ
が各々バツフアメモリ13に書込まれる。その
後、リズム音に合わせて電子楽器2の鍵盤演奏を
行う。録音スタートボタンが押されると、CPU
4は、まずバツフアメモリ13に記憶されている
各データをRAM6内の予め定められているエリ
ア(以下、楽音データエリアと称す)の先頭番地
内に格納する。バツフアメモリ13からRAM6
へのデータの転送段階において、データのチエツ
クが行なわれる。このとき、テンポデータが検出
されると、ROM5内に予め記憶されているテン
ポテーブルに基づいてそのときのテンポ設定によ
る分周比データを作成する。この分周比データを
分周器11に設定する。これにより、以後分周器
11から演奏者の設定速度に対応する周期の割込
信号I2が出力され、割込処理回路10を介して
CPU4へ供給される。なお、この場合の割込信
号I2の周期と、前述したテンポパルスTPの周期
とは同一である。
次に、演奏者が電子楽器2の演奏を行うと、演
奏者のキー(鍵盤キー)操作あるいは操作スイツ
チ類の操作に応じて順次楽音データがバツフアメ
モリ13へ供給され、同メモリ13内に書込まれ
る。一方、CPU4は分周器11から出力される
割込信号I2が割込処理回路10を介して供給され
る毎に、バツフアメモリ13の内容をチエツク
し、新たな楽音データが入力されていた場合は、
第4図に示すイベントブロツクEBをRAM6内
に作成する。このイベントブロツクEBにおいて
タイマデータLおよびHは前回のイベントブロツ
クEBの作成時刻と、今回の作成時刻との間の時
間差を示すデータであり、割込信号I2の周期を単
位時間とするデータである。なお、タイマデータ
LとHとを合わせることにより、上述した時間差
を示すデータが得られる。また、楽音データはバ
ツフアメモリ13に書込まれたデータ、バイト数
データ,は共にイベントブロツクEBの総バ
イト数を示すデータである。なお、バイト数デー
タ,は同一データであり、チエツク用の同一
データを2個設けたものである。このイベントブ
ロツクEBの作成は新たな楽音データが検出され
る毎に行われ、また、各イベントブロツクEBは
前述したRAM6の楽音データエリア内に順次書
込まれる。
次に、演奏者による一曲の演奏が終了すると、
演奏者が自動演奏装置1の操作パネル15に設け
られた終了ボタンを押す。この終了ボタンが押さ
れると、CPU4はフロツピイデイスク中の先頭
セクタ、最終セクタのアドレス、総セクタ数、同
エリア内に書込まれた全データのバイト数および
データ転送指令をコントローラ7へ出力する。コ
ントローラ7はこのデータ転送指令を受け、楽音
データエリア内の全データをFDC8を介して
FDD9へDMAモードにより転送し、FDD9のフ
ロツピイデイスクに書込み、これで演奏情報の収
録が完了する。なお、FDD9のフロツピイデイ
スクへの楽音データの書込みは、RAM6上に、
データがフロツピイデイスクの1セクタ分書込ま
れる都度に、フロツピイデイスクへの書込み(転
送)がなされるようになつている。
(2) 楽音データ再生時(自動演奏時)の動作 この場合、自動演奏装置1の操作パネル15に
設けられた再生テンポ設定スイツチ15a(第3
図)によつて再生テンポ(自動演奏の速さ)を設
定し、次いで操作パネル15に設けられた再生ス
タートボタンをおす。なお、再生スタートボタン
を押す前も、再生スタートボタンを押して再生が
始まつた後でも、テンポ可変スイツチは有効であ
り、曲の再生中でもテンポを可変し得るようにな
つている。再生スタートボタンが押されると、
CPU4がこれを検知し、まず、FDD9内のフロ
ツピイデイスクに記憶されているデータをRAM
6の楽音データエリアへ転送するようコントロー
ラ7へ転送指令を出力する。コントローラ7はこ
の転送指令を受け、フロツピイデイスク内の各デ
ータをRAM6へDMAモードによつて転送する。
これにより、データ収録時と全く同じ状態で各デ
ータが楽音データエリア内に順次格納される。再
生テンポ可変スイツチ15aの状態情報は、スイ
ツチ15aが操作され、前の状態と変化したとき
に、CPU4へ取り込まれ、自動演奏装置1と電
子楽器2のテンポを設定し直す。次にCPU4は、
上記一時記憶エリア内のテンポデータをROM5
内のテンポテーブルに基づいて分周比データに変
換し、分周器11にセツトする。これにより、以
後分周器11から上記一時記憶エリア内のテンポ
データに対応する周期の割込信号I2が出力され
る。次にCPU4は、RAM6の楽音データエリア
の先頭番地内のパネルデータ、すなわち、楽音の
音色および効果を示すデータを、上述したRAM
6の一時記憶エリア内のテンポデータと共にバツ
フアメモリ13へ出力する。これらのデータは、
電子楽器2のCPU2aによつて、RAM2d内に
転送される。電子楽器2のCPU2aは、上述し
たデータ転送の後、RAM2d内に読込まれたパ
ネルデータを鍵盤楽音形成部2eへ出力して楽音
の音色および効果を設定し、また、RAM2d内
に読込まれたテンポデータをROM2c内のテン
ポテーブルに基づいて分周比データに変換し、こ
の分周比データを分周器2iにセツトする。以
後、分周器2iから、セツトされた分周比データ
に対応する周期のテンポパルスTPがリズム音形
成部2hへ供給され、これにより、上記テンポデ
ータに対応するテンポのリズム音が発生する。
テンポデータの変更は、RAM6からバツフア
メモリ13へのデータの転送段階において、デー
タがチエツクされ、テンポデータが検出されたと
きに、その情報がCPU4に取り込まれ、テンポ
テーブル、テンポ可変スイツチ15aの状態を参
照して、それに基づき変換されたデータをバツフ
アメモリ13へ転送することによりなされる。
自動演奏装置1のCPU4は、上述した楽音デ
ータおよびテンポデータをバツフアメモリ13へ
出力した後、次の過程で電子楽器2の自動演奏を
行う。すなわち、まずRAM6の楽音データエリ
ア内の先頭のイベントブロツクEB(データ収録時
において最初に作成されたイベントブロツクEB)
のタイマデータの時間を割込信号I2に基づいて計
測する。そして、この時間が経過した時点で同イ
ベントブロツクEB内の楽音データをバツフアメ
モリ13へ出力する。この楽音データは電子楽器
2のCPU2aによつて鍵盤楽音形成部2eへ転
送され、これにより、同楽音データに基づく楽音
が発生する。例えば、楽音データがあるキーのキ
ーコードおよびキーオンを示すデータであつた場
合は、同キーの音高の楽音が発生する。次いで
CPU4は、楽音データエリア内の第2のイベン
トブロツクEBのタイマデータの時間計測を開始
する。そして、この時間が経過した時点で同イベ
ントブロツクEB内の楽音データをバツフアメモ
リ13へ出力する。この楽音データはCPU2a
によつて鍵盤楽音形成部2eへ転送され、これに
より、同楽音データに基づく楽音の発生(あるい
は停止)が行われる。以下、同様の過程が繰返え
されて、電子楽器2の自動演奏が行われる。
このように、上述した実施例においては自動演
奏時において、データ収録時のテンポデータを再
生テンポ設定スイツチ15aの設定位置に応じて
変換し、この変換後のテンポデータをROM5お
よび2c内のテンポテーブルに基づいて分周比デ
ータに変換し、この分周比データを分周器11お
よび2iに各々設定している。またこの場合、
ROM5および2c内の各テンポテーブルは同一
である。この結果、分周器11の出力(割込信号
I2)に基づく自動演奏のテンポと、分周器2iの
出力(テンポパルスTP)に基づくリズム音のテ
ンポとが完全に一致し、ずれることが全くない。
なお、上述した実施例においては、ROM5内
のテンポテーブルとROM2c内のテンポテーブ
ルとを同一のものとしたが、これは必ずしも同一
である必要はない。要は、同一の速度データに基
づいて得られる各テンポデータの比が速度データ
の値に限らず常に一定であればよい。言い換えれ
ば、割込信号I2の周期とテンポパルスTPの周期
の比が速度データの値に限らず常に一定となるよ
うなテンポテーブルであればよい。
以上説明したように、この発明によれば、第1
の楽音信号形成手段と第2の楽音信号形成手段と
でクロツクパルスを共有し、テンポを常に一致さ
せて2つの楽音信号形成手段を動作させるので、
データ収録時のテンポと異なるテンポによつて自
動演奏を行う場合においても、自動演奏のテンポ
とリズム音のテンポとを常に完全に一致させるこ
とができる。
また、第1および第2の楽音信号形成手段は、
それぞれ第1の分周手段と第2の分周手段とを有
しており、テンポ情報に対応する分周比がこれら
分周手段に各々対応する第1および第2のテンポ
テーブルから読み出され、これに基づき第1およ
び第2の分周手段における分周比を設定するの
で、第1の楽音信号形成手段と第2の楽音信号形
成手段とでは、異なる分解能でクロツクパルスを
分周することができる。
この結果、例えば、自動リズム演奏する場合に
おいて、比較的粗い分解能でテンポクロツクを分
周すれば、少ない情報量で演奏情報を形成するこ
とができる。また、自動伴奏する場合において、
比較的細かい分解能でテンポクロツクを分周すれ
ば、比較的多い情報量で演奏情報が形成される反
面、発音時間を細かく設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ツク図、第2図は同実施例におけるバツフアメモ
リ13の構成および同バツフアメモリ13が接続
される電子楽器2の接続部の構成を示すブロツク
図、第3図は同実施例における再生テンポ設定ス
イツチ15aを示す図、第4図は同実施例におい
て用いられるイベントブロツクEBの構成を示す
図である。 1……自動演奏装置、2……電子楽器、2h…
…リズム音形成部、2i……第1の分周手段(分
周器)、11……第2の分周手段(分周器)、15
a……再生テンポ設定スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一定の時間間隔でクロツクパルスを発生する
    発振手段と、 楽音情報を記憶する第1の記憶手段と、 前記楽音情報の読み出しテンポを設定するテン
    ポ設定手段と、 前記テンポ設定手段で設定されたテンポ情報に
    対応する分周比が記憶されている第1のテンポテ
    ーブルと、 前記第1のテンポテーブルから読み出された分
    周比に基づいて、前記クロツクパルスを分周する
    第1の分周手段と、 前記発振手段、第1の記憶手段、テンポ設定手
    段、第1のテンポテーブル、第1の分周手段を備
    え、前記第1の分周手段から出力されるテンポテ
    ーブルに従い、前記第1の記憶手段から楽音情報
    を読み出し、楽音信号を形成する第1の楽音信号
    形成手段と、 楽音情報を記憶する第2の記憶手段と、 テンポ情報に対応する分周比が記憶されている
    第2のテンポテーブルと、 前記第2のテンポテーブルから読み出された分
    周比に基づいて、前記クロツクパルスを分周する
    第2の分周手段と、 前記第2の記憶手段、第2のテンポテーブル、
    第2の分周手段を備え、前記第1の楽音信号形成
    手段から出力されるクロツクパルスと前記テンポ
    設定手段で設定されたテンポ情報とを受け、該テ
    ンポ情報に対応する分周比を前記第2のテンポテ
    ーブルから読み出し、該読み出された分周比に従
    い設定された前記第2の分周手段で前記第1の楽
    音信号形成手段から出力されたクロツクパルスを
    分周してテンポパルスを発生すると共に、該テン
    ポパルスに従い、前記第2の記憶手段から楽音情
    報を読み出し、楽音信号を形成する第2の楽音信
    号形成手段と を具備することを特徴とする電子楽器。
JP58110714A 1983-06-20 1983-06-20 電子楽器 Granted JPS602992A (ja)

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