JPH04362962A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04362962A
JPH04362962A JP3294369A JP29436991A JPH04362962A JP H04362962 A JPH04362962 A JP H04362962A JP 3294369 A JP3294369 A JP 3294369A JP 29436991 A JP29436991 A JP 29436991A JP H04362962 A JPH04362962 A JP H04362962A
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JP
Japan
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frame
lock
upper frame
process kit
state
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JP3294369A
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Inventor
Michiro Koike
道郎 小池
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子複写機あるいは記録
機等の画像形成装置に関する。特に保守点検・清掃ある
いは修理作業の容易化を図るべく。機体を上下2分割で
きる構成をとる画像形成装置に関し、更に上下2分割で
きる構成をとり感光体及びその周辺に配設される像形成
手段の一部又は全部を一体として装置本体に対し着脱自
在な構成体(以下プロセスキットと称す)を有する画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、電子複写機を例に挙げて説明する
【0003】従来、画像形成装置として、例えば電子複
写機に於ては像担持体として感光体の交換、現像剤の補
給、廃トナーの廃棄、帯電線の清掃或は現像器の保守等
を行う必要があり、これらの作業のほとんどを専門のサ
ービスマンが行っていた。
【0004】しかしながら、小型でパーソナルを目的と
した電子複写機では、従来に比して設置台数も多くなり
、ユーザーによるコピーボリュームのバラツキも大きく
なるために、保守等を専門のサービスマンが行うことは
難しくなってくる。
【0005】又メンテナンス等の作業も従来の複写装置
に於てはメンテナンス等をすべき目的の個々の装置構成
要素(ユニット)について単独で行っていた。例えば、
感光ドラムのメンテナンスを行う場合には、感光ドラム
に近接した部材を退避機構を用いて一時的に退避させ、
その後感光ドラムを装置内より抜き取り目的を達してい
た。この時、時として感光ドラムを近接部材に干渉させ
て傷つけたり、直接感光ドラムに手で触れ汚れをつけた
りし、又装置内より抜き取った後に特別のメンテナンス
専用積載台に積載させメンテナンスを行う必要が生じて
いた。
【0006】又現像器に於ても時として現像ローラ表面
に傷をつけたり、現像剤貯蔵容器内に異物を混入させた
りしがちであった。又帯電器等に於ても同様の弊害をも
たらし、ひいてはメンテナンス終了後の画像に悪影響を
与える事が多々発生し、操作時に於ては細心の注意を必
要とするところであった。
【0007】更にクリーナ等に於ても、例えば廃トナー
処理時本体が上下に2分割する複写機では機内に廃トナ
ーを飛散させたり、その飛散を考慮して他部への影響の
ない様にあらかじめ紙等で覆う必要があったり、更に又
、メンテナンス時に装置本体より抜き取って行う複写機
ではメンテナンス専用積載台等を必要としていた。
【0008】そこで例えば、感光ドラム・帯電器・現像
器・クリーナユニット等の一部又は全部を一体にしてプ
ロセスキットとし、それを複写装置本体に対し着脱可能
に組付けることによりメンテナンスを容易化するように
した複写機構成が提案されている。
【0009】即ち、感光体及びその周辺に配設される像
形成手段の一部又は全部を一体とし、例えば感光体・帯
電器・現像器・クリーナーの各ユニットを一体として一
つのキット(ユニット内ユニット)を構成し、それを装
置にあらかじめ設置した装置本体に対し着脱自在な枠体
に積載させる構成をとる事により装置内部の抜き出しが
容易でメンテナンス等の作業が容易となる。つまり前記
キットを含む枠体が装置本体に対し例えば前方へ充分抜
け切った状態で保持される構成をとれば、そして又キッ
トを枠体に対し容易に着脱される構成をとれば、各ユニ
ットのメンテナンスは近隣に干渉し得る近接部材も少な
く又あらゆる方向への自由度も増し、特別なメンテナン
ス専用積載台等も不要となり、従来装置のような弊害の
無いより一層操作性の良好な装置が提供される。
【0010】一方、同じく複写機の保守点検・清掃・修
理等の作業の容易化を図るために複写機本体を上下に2
分割して複写機内部を開放状態にできるようにしたもの
もある。これは下部フレームに対し露光機構・帯電器・
感光体・現像器・クリーナー等を具備した上部フレーム
が一端を支点として回動自在に枢着されている。そして
本体内の保守点検・修理の場合には、まず下部フレーム
に対して上部フレームを上方へ大きく開いて複写機内部
を開放状態となし、その後作業を行う。
【0011】近年複写機の小型化・軽量化・パーソナル
化が進行する中でこの複写機構成はメンテナンスを行う
にあたり非常に有効なものであるとして広く採用される
ようになり、ことに複写装置内の紙詰まり発生に伴う作
業、或はその他の保守点検・修理時に於ては、上部フレ
ームは下部フレーム(水平)に対し大きく、例えば20
°程度傾斜させると操作性が非常に良好とされている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プロセスキ
ットを着脱可能としてメンテナンスを容易にする具体的
手段としては、プロセスキットに近接した部材即ち帯電
器・分離部材・ガイド部材・搬送部材等を必要時一時的
に退避させるか、或は又上部フレーム・下部フレームを
ある必要量開放し目的を達成することが考えられる。
【0013】しかしながら前者手段に於ては、前記紙詰
まり発生時に伴う作業、或はその他の保守点検・修理時
に対処するための上部フレームと下部フレームの開閉機
構に係る兼用化・共通化、或は前者手段を用いる事によ
る煩雑さ、そしてそれに伴うコストアップ等の点に於て
好ましくない。即ちプロセスキットに近接した部材、例
えば帯電器を一時的に退避させる場合に於ては帯電器と
高圧入力接点との連結部、コード処理或は帯電器自体の
脱着、そして位置保証等の問題が提起される。
【0014】又分離部材においても分離駆動の方法、位
置精度の再現性、更に分離ベルト採用時の分離ベルトの
処理、ベルト張り方法等に問題が発生する。
【0015】他にガイド部材・搬送部材に於ても同様の
問題が起こり、この様なプロセスキットに近接した部材
を一時的に退避させる事は装置が小型化する程退避機構
そのものも複雑となって来る。
【0016】更に又、上記各ユニットは装置の小型と相
重なって非常に接近した配置構成をとらざるを得ないた
め、この点に於ても前者手段は実際構成上困難であると
言える。
【0017】これに対して後者手段に於ては前者手段に
相反し、比較的容易にしかも簡単な機構で、かつ紙詰ま
り発生時に対処する方法と同方法で目的が達成される。 しかしてこの様に装置本体を上下2分割とし、そしてプ
ロセスキットを装置本体に対し着脱自在に構成した複写
機においては、前記メンテナンスは比較的容易に行われ
る。
【0018】しかしながら、メンテナンス等のため上フ
レームを開いたとき本体下部フレーム(水平)に対し上
部フレームは大きく斜めに傾斜しており、従って上部フ
レーム内に設置されたプロセスキットについても下部フ
レームに対し大きく斜めに傾斜している。この様に上部
フレームが下部フレームに対し大きく傾斜している状態
でプロセスキットと装置本体に対し離脱せしめた場合に
於ては、クリーナー内の廃トナー廃棄時にクリーナーが
大きく傾斜しているため廃トナー容器よりトナーがこぼ
れたり、又現像器へ現像剤を補給する時に現像容器が大
きく傾斜しているため、容器を充分満たすだけの現像剤
量を補給する事ができなくなり、更に大きく傾斜してい
るため前記操作を行う際、操作性も非常に悪くなって来
る。
【0019】このように上部フレーム或はプロセスキッ
トが下部フレームに対し大きく傾斜している状態で上記
メンテナンスを行うことは操作性が悪く、複写装置の機
能そのものも低下させることにもつながり、改善が要求
されているところである。
【0020】そこで、本体を上下2分割とし、そしてプ
ロセスキットを装置本体に対し着脱自在に構成した複写
装置に於て見られる以上のような欠点を解決すべく考え
出されたのが、上部フレームの開放位置を2段階に規制
した複写装置である。即ち、この複写装置に於てはプロ
セスキットは装置の上部フレームをわずかに開いた状態
=所謂ハーフロック状態=に於てのみ着脱可能であって
、この状態に於てクリーナ内の廃トナーの廃棄や現像器
への現像剤の補給が行われる。更に複写装置内の紙詰ま
り発生に伴う作業、或はその他の保守点検・修理等は上
部フレームを全開にすることによって行われる。このよ
うに構成された複写装置によって、上述のような問題点
は解決されるが、ここに以下に述べるような問題が新た
に生起する。即ち前記複写装置に於て、上部フレームを
ハーフロックした状態でメンテナンスを目的としてプロ
セスキットを引き出した場合に上部フレームを閉じるこ
とができる状態にあると、メンテナンス作業者がその作
業終了後に手順を誤って上部フレームを閉じてからプロ
セスキットを複写装置本体中に戻そうとする事態の発生
が予想される。このような場合には、上部フレームを閉
じる際には複写装置本体中から引き出されているプロセ
スキットが、その他の複写装置を構成する部材に衝突す
ることになり、このためプロセスキット又はその他の複
写装置を構成する部材が破損し、複写装置の正常なる作
動が不可能になる虞れがある。又この際に複写装置を構
成する部材が脱落或はまわりに飛び散ることが考えられ
る。
【0021】本発明の目的は、プロセスキットを装置本
体に対して着脱自在に構成し、本体を上下2分割とした
画像形成装置に於て、上部フレームの開放位置を2段階
に規制した場合に生起する前述の問題点を解消すべく創
出されたものであって、装置の上部フレームをハーフロ
ックした状態でプロセスキットを引き出した場合には、
上部フレームを閉じることができないような措置を講じ
た電子複写機或は記録機等の画像形成装置を提供するこ
とである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の事情に
鑑みなされたものであって、上下2分割可能な構成をと
り、感光体及びその周辺に配設される画像形成手段の一
部または全部を一体として装置本体に対して着脱可能と
したプロセスキットと、装置の作動状態で上下構成体の
全閉を規制する位置規制手段と、装置の静止状態で上下
構成体の全開放を規制する位置規制手段と、該上下構成
体の全解放角より小さくなる解放角を有する上下構成体
の解放を規制する位置規制手段とを有し、プロセスキッ
トの着脱位置でプロセスキットの着脱及びそれに係る動
作に呼応して上部フレームの閉動作を阻止する阻止手段
を有することを特徴とする画像形成装置である。
【0023】
【実施例】以下図面を参照して本発明に係る複写装置の
実施例の説明を行う。図1は本発明が対象とする画像形
成装置の断面図を示している。
【0024】1は透明部材よりなる原稿載置台で、矢印
方向に往復動する。2は短小径結像素子アレイであり、
原稿載置台1の上に置かれた原稿像は回転感光ドラム3
にスリット露光される。4は帯電器であり、感光ドラム
3上に一様に帯電を行う。帯電されたドラム3は前記の
素子アレイ2によって画像露光が行われ静電画像が形成
される。次にその静電画像は現像装置5により顕像化さ
れる。一方転写紙Pは給紙ローラ6と、感光ドラム3上
の画像とレジストするようタイミングをとって回転する
レジストローラ7とによって、ドラム3と転写帯電器8
との間に送り込まれ転写帯電器8によって感光ドラム3
上のトナー像が転写紙P上に転写される。像転写を受け
た転写紙Pは次いでドラム3から分離され、ガイド11
によって定着装置12に導かれて像定着を受けコピーと
して排紙ローラ13により機外のトレイ14に排出され
る。一方転写部通過後の感光ドラム3面はクリーニング
装置9のゴムブレード10によって転写残りトナー像が
クリーニング除去され繰り返して複写利用される。
【0025】15はプロセスキットの筐体であり、感光
ドラム3・帯電器4・現像器5・クリーニング9は一体
となって該プロセスキットを構成しており、該筐体15
は装置本体から引き出すことが可能である。
【0026】又図2及び図3は本発明が対象とする画像
形成装置の中の2段階開放手段を用いる装置に於て、装
置本体を軸16を回転中心として上部フレーム17と下
部フレーム18とに開放・分離した様子を示し、上部フ
レーム17の開放位置は前述の如く、第1開放(図2、
ハーフロック)と第2開放(図3、全開)の2段階に規
制される構成となっている。
【0027】図4は本発明が対象とする画像形成装置の
中の第1開放(図2)においてプロセスキットを装置本
体より外方へ脱した状態の斜視図を示す。19は複写機
本体の前扉であって、図に示す様に下枠18の一部に設
置された前扉支板20をヒンジとして開閉される。上枠
17には周知の連結手段により左右一対のレール部材2
2が複写機矢示a方向(複写機前後方向)へ移動自在に
設置されている。又該レール部材22にはプロセスキッ
ト保持枠21がビス等(図示せず)の締結部材により固
設され、該プロセスキット保持枠21にはプロセスキッ
ト15が保持される。そしてそのプロセスキット15は
、プロセスキット保持枠21に対し矢示b方向へ脱着自
在に保持されている。23は上枠17に設置したレバー
である。
【0028】図5及び図6は本発明が対象とする複写装
置の開放位置規制手段の一例を示している。24はロッ
ク軸で図示されていない軸受部材により上部フレーム1
7に回転自在に設置されている。このロック軸24には
第1ロック25がロック軸24の回動と共に動くべく一
体的に、又第2ロック26がロック軸24の回動に無関
係にかつ揺動自在に設置されている。ロック軸24は横
断面がコの字形状を有す正方形をなし、第1ロック25
との連結は、その正方形断面形状25bで、又第2ロッ
ク26との連結は両辺共ロック軸24より大きい矩形長
穴26bにより支持されている。
【0029】又第1ロック25・第2ロック26には夫
々これを軸24を中心に常に一方向(図面上反時計方向
)に付勢するバネ27・28がロック軸24を介して設
置されている。
【0030】第1ロック25には特願昭54−6079
4号等に開示の技術により、その一端25cに係合する
連結板29が設置され、その連結板29の他端は、上部
フレーム17に設置した中心軸30を中心に揺動自在に
動くストップレバー31の一端31aと連結している。
【0031】又ロック軸24の一端にはレバー23(図
4、図5漢数字点鎖線)がネジ等の締結手段(図示せず
)により設置されている。
【0032】ここで本発明の具体例に於ては、第1ロッ
ク25・第2ロック26は各々軸24の前後部に二部品
づつ設置してあり上部フレーム17と下部フレーム18
の連結を確実に行うようにしてある。
【0033】上下のフレーム17・18の完全閉じ状態
(図1)に於ては、第1ロック25のフック25aが下
部フレーム18側の係合穴18a(図6、係合横バー、
フック等でもよい)に係合していて、上部フレーム17
に予め適度に与えた軸16を中心とする自己開き力に抗
して上部フレーム17が下部フレーム18に対して係止
され閉じ状態が保たれる。この場合第1ロック25はバ
ネ27により軸24を中心にフック25aが穴18aに
係合する方向に回動付勢させてあるから人為的外力が加
わらない限りフック25aと穴18aとの係合はしっか
りと保たれ上下フレーム17・18の閉じ状態が自然に
開放されることはない。
【0034】一方第2ロック26のフック26aも下部
フレーム18側の対応係合穴18aに係合しているが、
該ロック26はロック軸24に長穴26bを介してマウ
ントしてあるから、上下フレーム17・18の完全閉じ
状態を保つためのロック作用ししない。
【0035】次に先に述べたようなプロセスキットのメ
ンテナンス、例えば感光体の交換、現像剤の補給、廃ト
ナーの廃棄、帯電線の清掃等の保守点検時の第1開放状
態(図2)を得るには、まず原稿台ガラス1を図5に於
て矢示の右方へ移動させ、前扉19(図4)をヒンジ2
0を中心に前に倒して開き状態となし、次にレバー23
を軸24を中心に矢示cの時計方向に回動させる。
【0036】この第1ロック25の解除により、上部フ
レーム17は自己開き力により軸16を中心に下部フレ
ーム18より上方へ開き移動するが、途中ロック軸24
が第2ロック26の長穴26bの上端に突き当たり、又
該ロック26下端のフックaは下部フレーム18側の穴
18aと係合を保っているから、その時点で開きが停止
され、その開き角が保持される。即ち、これが図2・図
4の第1開放状態で、その開放角度は第2ロック26の
長穴26bの長さを適宜に設計することにより任意適当
なものにすることができる。
【0037】ここで、原稿台ガラス1を移動させず、レ
バー23を時計方向に動かそうとしても第1ロック25
の一端25cに係合する連結板29により作動するスト
ップレバー30の一端30cがガラス1に干渉してレバ
ー23は動かず上部フレーム17と下部フレーム18は
開放されない。
【0038】而してこの第1開放により上部フレーム1
7内のプロセスキットを上部フレームの前面側へ図4の
ようにレール部材22・保持枠21を介して外方へ引き
出す事が可能となり、プロセスキットを引き出して、又
は更にプロセスキットを保持枠21から持ち上げて外す
ことにより保守点検・修理等の作業を容易に又他に障害
を与えることなく行うことができる。
【0039】次に紙詰まり(ジャム)の除去、その他の
作業のため上部フレーム17を下部フレーム18から更
に大きく開けた第2開放状態(図3)にしたい場合は、
上部フレーム17を上記手順で一旦第1開放状態(図2
)にした後、その開放口から手を入れて第2ロック26
の一部に設けた第2レバー(図に省略)により第2ロッ
ク26をバネ28に抗して時計方向に回動操作する。 そうすると第2ロック26のフック26aが下部フレー
ム18側の穴18aから外れて上部フレーム17のハー
フロック状態が解除されて上部フレーム17が軸16を
中心に更に自己開き力で或る程度開き回動する。そこで
その解放された上部フレーム17を手で任意の大きな開
き角に開いてその開き状態をステー、その他適当な係止
手段(図に省略)で保持して作業を行うものである。
【0040】本発明の具体例である図5及び図6に於て
は、上部フレーム17を第2開放状態にする手順として
第1ロック25を解放し、その後第2ロック26を開放
するべく順序づけている。即ち第1ロック25を解放し
上部フレーム17と下部フレーム18をある程度開放し
なくては、第2ロック26に触れられないような配置構
成をとっている。従ってもしかりに何らかの理由により
手動で第2ロック26が第1ロック25より先に解放さ
れたとしても第1ロック25が係合しているため上部フ
レーム17と下部フレーム18は開放状態にはならない
【0041】第1開放状態(図4)から全閉状態(図1
)への戻し操作は保守点検・修理処理等したプロセスキ
ット筐体15を保持枠21に正しく載置セットして上部
フレーム17内に正規の押し込み位置まで十分に押し込
んでから上部フレーム17を軸16を中心に下部フレー
ム18に対して閉じ方向に自己開き力に抗して押し下げ
る。そうすると第1ロック25のフック25aが下部フ
レーム18側の係合孔18aに自動的に再係合状態とな
る。或はレバー23をバネ27に抗して時計方向に押し
下げることにより第1ロック25のフック25aを下部
フレーム18の上縁(或はフックの係合する横バーやフ
ックの上縁)と干渉しないように逃がし状態にした状態
で上部フレーム17を十分に押し下げてレバー23を離
すことによりレバー23の戻り回動でフック25aが穴
18aに入り込んで上部フレーム17が下部フレーム1
8に全閉ロックされる。次いで前扉19を閉じ、原稿台
ガラス1を左方へ戻す。
【0042】第1開放状態(図3)から全閉状態(図1
)へ戻すには、上部フレーム17の全開状態を保持させ
たステー等を外し、上部フレーム17を自己開き力に抗
して下部フレーム18に対して押し下げると、先ず第2
ロック26のフック26aが、次いで第2ロック25の
フック25aが順次に各々対応する下部フレーム18側
の係合孔18a・18aに自動的に係合して全閉状態に
保持される。或は上部フレーム17を押し下げて先ず第
2ロック26のフック26aを第2ロック26に付属さ
せたレバーを操作することにより穴18aに係合させ、
更に上部フレーム17を押し下げてレバー23を操作す
ることにより、第1ロック25のフック25aを穴18
aに係合させる。これにより、上部フレーム17と下部
フレーム18とが全閉状態となり保持される。
【0043】図7及び図8は本発明の実施例で、32は
装置本体の上部フレーム17の後上側板、33は同じく
装置本体の下部フレーム18の後下側板、34は後上側
板32に固着したピン、35はピン34を回転中心とし
て回転自在な制止部材であって、該制止部材35は突起
35aと35bを有している。36は制止部材35をピ
ン34を中心に図8上常時時計方向に回動付勢するバネ
である。
【0044】上部フレーム17がハーフロック状態であ
って。そのフレーム17内のプロセスキット筐体15を
引き出す前段階時は制止部材35の突起35aがプロセ
スキット筐体15の後面に当たっていて、制止部材35
がピン34を中心にバネ36に抗して図8一点鎖線示の
ように反時計方向に回動位置し、制止部材35の突起3
5bが上部フレーム17の後上側板32と、下部フレー
ム18の後下側板33の間から外方へ逃げた状態に保た
れている。この状態に於て上部フレーム17内のプロセ
スキット筐体15が図8矢示方向に引き出しのため移動
すると、それまで制止部材35の突起35aに加えられ
ていたプロセスキットの筐体15の後面による押圧力が
解除される。この押圧力の解除に伴って制止部材35は
ピン34を回転中心としてバネ36の付勢力で時計方向
に回転を始め、その結果制止部材35の突起35bが後
上側板32と後下側板33との間に入り込む。このため
プロセスキット筐体15を上部フレーム17内に正しく
戻さないまま上部フレーム17を閉じようとしても制止
部材35の突起35bの下面が下部フレーム18の後下
側板33の上縁に突き当たるため、上部フレーム17は
閉じることができなくなる。即ち装置のハーフロック状
態が完全にロック状態となる。
【0045】図9例は突起35bの先端部を下部フレー
ム18の後下側板33に形成した穴33bに入り込ませ
て係合させることにより同様な効果を得るようにした変
形例である。
【0046】上部フレーム17内にプロセスキット筐体
15を再び押し込んで正規の位置へ戻せば筐体15の後
面で制止部材35の突起35aが押されて部材35がバ
ネ36に抗してピン34を中心に反時計方向へ回動し、
突起35bが上部フレーム17の後上側板32と下部フ
レーム18の後下側板33の間、又は後下側板33の穴
33aから逃げるので、これにより装置のハーフロック
状態を解除して装置を全閉状態に戻す。又は全開状態に
することが可能となる。
【0047】図10は更に他の実施例で、37は後上側
板32に固着したピン、38はピン37を回転中心とし
て回転自在な制止部材、39は制止部材38をピン37
を中心に常時時計方向に回動付勢するバネ、38aは制
止部材38の先端にあって、プロセスキット筐体15に
設けられた溝穴15aに沿って回転自在に運動するコロ
である。プロセスキット筐体15が上部フレーム17の
ハーフロック状態に於て矢示方向に引き出されると、コ
ロ38aはプロセスキット筐体15の溝穴15aに沿っ
て運動し、その結果制止部材はピン37を中心にバネ3
9の力で時計方向に回転を始め、制止部材38のコロ3
8aとは反対側端にある爪部38bが後下側板33に設
けられた穴33bに係合する。以上の動作によってプロ
セスキット筐体15を引き出した後に上部フレーム17
を閉じることは不可能になる。このロックはプロセスキ
ット筐体15を再挿入することにより、制止部材38が
図10の回動位置姿勢に戻り解除される。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により前述
の如き構造を有する画像形成装置に於て、装置の上部フ
レームをハーフロックした状態でプロセスキット筐体を
引き出した場合には、上部フレーム17を閉じることが
不可能となるために、プロセスキットを引き出したまま
で上部フレームを閉じた際に予想されるプロセスキット
の破損等のトラブルを防ぐことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を適用する装置の全開状態の縦
断面図である。
【図2】本発明の実施例を適用する装置のハーフロック
状態(第1開放状態)の縦断正面図である。
【図3】本発明の実施例を適用する装置の全開状態(第
2開放状態)の縦断正面図である。
【図4】ハーフロック状態に於て、プロセスキット筐体
を機外へ引き出した状態を示す斜面図である。
【図5】第1ロック部分の縦断正面図である。
【図6】第1ロック及び第2ロック部分の斜面図である
【図7】ハーフロック状態時に於ける上部フレームの開
動作を阻止する機構を示す斜面図である。
【図8】図7に示す機構の側面図である。
【図9】変形例の斜面図である。
【図10】他の実施例機構の側面図である。
【符号の説明】
1  原稿載置台 15  プロセスキット筐体 17  装置本体の上部フレーム 18  装置本体の下部フレーム 35、38  制止部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  上下2分割可能な構成をとり、感光体
    及びその周辺に配設される画像形成手段の一部または全
    部を一体として装置本体に対して着脱可能としたプロセ
    スキットと、装置の作動状態で上下構成体の全閉を規制
    する位置規制手段と、装置の静止状態で上下構成体の全
    開放を規制する位置規制手段と、該上下構成体の全解放
    角より小さくなる解放角を有する上下構成体の解放を規
    制する位置規制手段とを有し、プロセスキットの着脱位
    置でプロセスキットの着脱及びそれに係る動作に呼応し
    て上部フレームの閉動作を阻止する阻止手段を有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
JP3294369A 1991-11-11 1991-11-11 画像形成装置 Pending JPH04362962A (ja)

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