JPH04362846A - 通信処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、呼出モードと応答メッ
セージ送出モードとを備える通信処理装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、相手先からの着信に対応して
呼出音を鳴動し、使用者を呼び出す呼出モードと、呼出
音の鳴動は行わず、予め登録された応答メッセージを相
手先に送出する応答メッセージ送出モードとを有する電
話機等の通信処理装置が提供されている。

【０００３】そして、このような通信処理装置では、使
用者による設定ボタン等の操作に基づいて、装置は呼出
モードと応答メッセージ送出モードのいづれかに設定さ
れるようになっており、モードの切り換えは常に人為的
に行う必要があった。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、呼出モードから応答メッセージ送出モードへ
のモード切り換えを人為的に行う必要があるため、モー
ド切換を忘れてしまうことがある。

【０００５】また、留守番電話機を常に応答メッセージ
送出モードにして使用する場合においては、使用者が応
答を返す前に、電話機が応答メッセージを送出してしま
うことがあり、相手に不快感を与えるおそれがあった。

【０００６】本発明は、呼出モードと応答メッセージ送
出モードとの切り換えを適正に行うことができ、機能性
に優れた通信処理装置を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、着信に対応し
て使用者を呼び出す呼出モードと、着信に対応して所定
の応答メッセージを送出する応答メッセージ送出モード
とを備える通信処理装置において、相手先からの着信を
検出する検出手段と、呼出音を鳴動させる時間を計時す
る計時手段と、呼出モードにおいて着信検出後、上記計
時手段による所定時間計時後に呼出モードから応答メッ
セージ送出モードに切り換えるモード切換手段とを有す
ることにより、時間計時で留守状態を判断し、呼出モー
ドから応答メッセージ送出モードへのモード切り換えを
自動的に行うことができる。

【０００８】

【実施例】図１は、本発明の一実施例による電話機２を
示すブロック図である。

【０００９】この電話機２が接続されるネットワーク１
には、公衆網（デジタルデータ網、専用線、電話網、Ｉ
ＳＤＮ）および構内網（ＬＡＮ、ＰＢＸ）等が含まれる
。

【００１０】電話機２において、主制御部４は、後述の
図２に示すプログラムに従って本電話機２の全体の制御
を司るＣＰＵと、その周辺回路から構成されている。

【００１１】検出部３は、ネットワーク１を介して電話
機２に送られてくる呼出信号を検出するものである。主
記憶部５は、上述の主制御部４が実行する通信処理プロ
グラムの他、モードデータ等を格納したものである。

【００１２】時計部６は、呼出音を鳴動させる時間を計
時するものであり、切換部７は、呼出音の鳴動開始より
所定時間計時後に呼出モードから応答メッセージ送出モ
ードへのモード切換を行う。

【００１３】図２は、本実施例における電話機２でのモ
ード切換処理を示すフローチャートである。

【００１４】前述したように、電話機２は主制御部４の
制御の下、主記憶部５に格納された通信処理プログラム
に従って以下の処理を実行する。

【００１５】まず、ネットワーク１を介して電話機２に
呼出信号が送られ、検出部３によって信号が検出される
と、主制御部４は電話機２のモードデータを調べ（Ｓ１
）、応答メッセージ送出モードならば、応答メッセージ
を出力する（Ｓ２）。

【００１６】また、呼出モードならば、時計部６のタイ
マをスタートさせ（Ｓ３）、使用者による受信の有無を
調べ（Ｓ４）、受信を行ったら終了する。

【００１７】また、受信していなかったなら、タイマ値
Ｘと予め設定されている所定値Ｘ’とを比較し（Ｓ５）
、タイマ値Ｘの方が小さければ、Ｓ４へ戻って受信の有
無を調べ続ける。

【００１８】また、Ｓ５でタイマ値Ｘの方が大きければ
、留守状態であると判断して、切換部７により呼出モー
ドから応答メッセージ送信モードへモード切換を行い、
応答メッセージを出力する（Ｓ２）。

【００１９】なお、上記所定値Ｘ’は、応答メッセージ
送出モードにおける呼出信号検出から応答メッセージ送
出までの時間Ｙ’と比較して、Ｘ’＞Ｙ’となっている
。

【００２０】また、以上の実施例では、電話機を例にと
って説明したが、その他の通信装置にも同様に適用する
ことができる。

【００２１】

【発明の効果】本発明によれば、呼出モードにおける呼
出音の鳴動時間を計時することにより、使用者の留守状
態を検知し、呼出モードから応答メッセージ送出モード
へ自動切り換えを行うことから、使用者の操作忘れ等に
も対応でき、機能性に優れた装置を得ることができる効
果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。

【図２】上記実施例における電話機のモード切換処理を
示すフローチャートである。

【符号の説明】

１…ネットワーク、 ２…電話機、 ３…検出部、 ４…主制御部、 ５…主記憶部、 ６…時計部、 ７…切換部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　着信に対応して使用者を呼び出す呼出
   モードと、着信に対応して所定の応答メッセージを送出
   する応答メッセージ送出モードとを備える通信処理装置
   において、 相手先からの着信を検出する検出手段と；呼出音を鳴動
   させる時間を計時する計時手段と；呼出モードにおいて
   着信検出後、上記計時手段による所定時間計時後に呼出
   モードから応答メッセージ送出モードに切り換えるモー
   ド切換手段と；を有することを特徴とする通信処理装置
   。