JPH0436245B2 - - Google Patents

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JPH0436245B2
JPH0436245B2 JP4700884A JP4700884A JPH0436245B2 JP H0436245 B2 JPH0436245 B2 JP H0436245B2 JP 4700884 A JP4700884 A JP 4700884A JP 4700884 A JP4700884 A JP 4700884A JP H0436245 B2 JPH0436245 B2 JP H0436245B2
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JP
Japan
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condenser
working medium
supercooling
valve
degree
Prior art date
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JP4700884A
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English (en)
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JPS60192809A (ja
Inventor
Masahiko Fujita
Masaharu Ishii
Seigo Myamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS60192809A publication Critical patent/JPS60192809A/ja
Publication of JPH0436245B2 publication Critical patent/JPH0436245B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K9/00Plants characterised by condensers arranged or modified to co-operate with the engines
    • F01K9/02Arrangements or modifications of condensate or air pumps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は動力発生機関、特に太陽熱、地熱およ
び廃熱などの代替エネルギーから動力を回収する
に好適な動力発生機関に関するものである。
〔発明の背景〕
従来のこの種の動力発生機関は、動力変換手段
および負荷に連結する膨張機と、冷却媒体供給手
段を備える凝縮器、液ポンプと、高温媒体供給手
段を備える蒸気発生器とを直列に接続し、ランキ
ンサイクルを行うように構成されていることは周
知である。
このような動力発生機関では、凝縮器内を流通
する冷却媒体の温度が低下し、この低下速度が大
きいとき、または冷却媒体の温度が一定であつて
も冷却媒体の流量が増加する。この増加速度が大
きいときには、凝縮圧力は即時に低下するが、凝
縮器入口側の作動媒体温度の低下速度は圧力の低
下速度より遅いために、液ポンプはキヤビテーシ
ヨンを発生する欠点があつた。
このキヤビテーシヨンを単に防止するには、作
動媒体封入量を増加させればよい。ところが、前
記非常時のために、前記封入量を常時多量に保持
するようにすれば、サイクル運転中の凝縮圧力は
高くなり、膨張機における差圧が小さくなるの
で、全体的に性能が低下する欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明は上記欠点を解消し、冷却媒体の条件如
何にかかわらず、液ポンプのキヤビテーシヨンの
発生を防止し、サイクルの効率および出力を向上
させることを目的とするものである。
〔発明の概要〕
本発明は上記目的を達成するために、公知のラ
ンキンサイクル式動力発生機関において、液ポン
プの出口側と凝縮器の入口側をバイパス路を介し
て連通すると共に、このバイパス路の高圧側およ
び低圧側に開閉弁をそれぞれ設け、前記凝縮器出
口側の過冷却度に応じて前記開閉弁を適宜に開閉
し、サイクル内の作動媒体の封入量を制御するよ
うにしたことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面について説明する
に先だつて、まず本発明の理念を第1図を参照し
て説明する。
上記理念は、液ポンプ出口側(高圧側)と凝縮
器入口側(低圧側)をバイパス路を介して連通
し、前記凝縮器の出口側の過冷却度が低下すると
きには、前記バイパス路内の冷媒を凝縮器入口側
を介してサイクルに送出し、このサイクル内の作
動媒体封入量を増加させ、一方、その作動媒体封
入量の増加後に、前記過冷却度が大きくなるとき
には、作動媒体をバイパス路に回収し、サイクル
内の作動媒体封入量を元状態に復帰させることで
ある。
上記作動媒体封入量と、サイクル状態(効率,
凝縮圧力および過冷却度)および出力との関係
は、第1図に示すとおりである。図中のGは作動
媒体循環量を示す。
この図より明らかなように、作動媒体封入量が
少ないほど凝縮圧力は低下し、かつ膨張機におけ
る差圧が増大し、しかもサイクルの効率と出力の
上昇することがわかる。したがつて、過冷却度が
大き過ぎる場合には、作動媒体をバイパス路に回
収して効率および出力の向上をはかることが好ま
しい。
上記理念に基づいてなされた第1実施例を第2
図に示す。この図において、動力変換手段5およ
び負荷6に連結する膨張機1と、冷却媒体給送手
段8を備える凝縮器2と、液ポンプ3と、高圧媒
体給送手段7を備える蒸気発生器4は、直列に接
続されてサンキンサイクルを行うように構成され
ている。
上記液ポンプ3の出口側(高圧側)と凝縮器2
の入口側(低圧側)は、バイパス路9を介して連
通されると共に、このバイパス路9の高圧側(液
ポンプ3側)および低圧側(凝縮器2の入口側)
には、信号発生器10からの信号により開閉され
る開閉弁11a,11bがそれぞれ設けられてい
る。前記信号発生器10は、凝縮器2に取付けら
れた内部温度検知器12および凝縮器2の出口側
に設けた温度検知器13に接続されている。前記
内部温度検知器12の代りに、圧力検知器を設け
て飽和温度演算を行つてもよい。
次に上記のような構成からなる第1実施例の動
作を、第3図に示すフローチヤートを参照して説
明する。
前記温度検知器12,13により検知された両
温度の差、すなわち過冷却度を第1設定値T1
比較し、前記過冷却度が第1設定値T1より大き
い場合には前状態を維持する。
逆に過冷却度が第1設定値T1より小さい状態
20のときには、高圧側開閉弁11aを閉じると
共に低圧側開閉弁11bを開き、バイパス路9内
の作動媒体をサイクルに封入21を行う。この場
合、作動媒体の封入21を迅速に行うために、最
初に開閉弁11aを非常に短時間開いてバイパス
路9の圧力を高め、ついで開閉弁11aを閉じる
と共に開閉弁11bを開いてもよい。
次に前記過冷却度を第2設定値T2(T2>T1
と比較し、その過冷却度が第2図設定値T2より
小さい状態22のときには、運転状態をそのまま
維持する。もし、作動媒体の封入後においても、
過冷却度が第1設定値T1より小さい状態23の
ときには、膨張機1および液ポンプ3を停止状態
24に保持する。一方、前記過冷却度が第2設定
値T2より大であるときには、開閉弁11bを閉
じると共に開閉弁11aを開き、作動媒体をバイ
パス路9に回収25を行う。
第4図は本発明の第2実施例の要部を示したも
ので、この第2実施例は前記第1実施例(第2
図)におけるバイパス路9に設けた2個の開閉弁
11aと11bとの間に、もう1個の開閉弁11
cを設け、作動媒体の封入と回収を2段階にわた
つて制御するようにした点が第1実施例と異な
る。その他の構造は第1実施例と同一であるか
ら、図面および説明を省略する。
この第2実施例の動作を第5図に示すフローチ
ヤートを参照して説明する。
いま、バイパス路9内に封入された作動媒体の
封入量が、中間の開閉弁11cの両側において等
量であると仮定すると、前記過冷却度が第1設定
値T1より小さい状態30のときには、開閉弁1
1a,11cを閉じると同時に開閉弁11bを開
き、サイクルに作動媒体を一部(半分)封入31
を行う。ついで、前記過冷却度を第2設定値T2
(T2>T1)と比較し、その過冷却度が第2設定値
T2より小さい状態32のときには、運転状態を
そのまま維持する。もし作動媒体封入後において
も、過冷却度が第1設定値T1より小さい状態3
3のときには、開閉弁11aを閉じたままで開閉
弁11c,11bを開き、バイパス路9内に残存
する作動媒体のサイクルへの封入34を行う。
このようにバイパス路9内の作動媒体全部をサ
イクルに封入した後、過冷却度が第2設定値T2
より小さい状態35のときには、運転状態をその
まま維持する。もし、過冷却度が第1設定値T1
より小さい状態36のときには、膨張機1および
液ポンプ3を停止状態37に保持する。
上記バイパス路9内の作動媒体全部をサイクル
に封入した後、過冷却度が第2設定値T2よりも
大きくなれば、開閉弁11c,11bを閉じると
同時に開閉弁11aを開き、作動媒体をバイパス
路9にその半分を回収38した後、さらに前記過
冷却度を第2設定値T2と比較する。そして、そ
の過冷却度が第2設定値T2より大きいときには、
開閉弁11bを閉じた状態で開閉弁11a,11
cを開いて作動媒の回収39を行う。
なお、本発明は上述の第1,第2実施例に限定
されず、バイパス路に開閉弁を4個以上設け、作
動媒体の封入量を3段階以上にわたつて制御する
ことも可能である。この場合、バイパス路の容積
だけでは不十分なときには、バイパス路にレシー
バを設ければよい。
第6図および第7図に示す第3,第4実施例
は、前述した本発明の理念を自動車用空気調和機
に適用したものである。この空気調和機は、圧縮
機41,凝縮器42,液タンク43,膨張機兼用
冷媒流量制御装置44および蒸気発生器45を直
列に接続してサイクルを形成し、前記凝縮器42
の出口側と蒸気発生器45の入口側とを、開閉弁
51a,51bを有するバイパス路50により連
通すると共に、その両開閉弁51a,51b,冷
媒流量制御装置44,蒸気発生器45の入口側お
よび出口側にそれぞれ設けた温度検知器46,4
7および圧縮機41の出口側に設けた温度検知器
または圧力検知器48などを信号発生器49に接
続した構造からなる。
また、第7図に示す実施例は、バイパス路50
に3個の開閉弁51a,51c,51bを設けた
点が上記第3実施例と異なり、その他の構造は同
様であるから図面および説明を省略する。
上記第3,第4実施例の動作を示すフローチヤ
ートは、前記第1,第2実施例の動作をそれぞれ
のフローチヤート、すなわち第3図および第5図
に示したフローチヤートとほぼ同様であるから、
その再記および説明を省略する。これらの実施例
によれば、圧縮機出口側の温度の異常上昇を防止
し、圧縮機の焼損を未然に阻止することができ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、冷却媒体
の条件の如何にかかわらず、液ポンプのキヤビテ
ーシヨンの発生を防止し、サイクルの効率および
出力の向上をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は作動媒体封入量とサイクル状態および
出力との関係を示す線図、第2図は本発明の動力
発生機関の第1実施例を示す系統図、第3図は第
1実施例のフローチヤートを示す説明図、第4図
は本発明に係わる第2実施例の要部を示す系統
図、第5図は第2実施例のフローチヤートを示す
説明図、第6図は本発明に係わる第3実施例の系
統図、第7図は本発明に係わる第4実施例の要部
系統図である。 1…膨張機、2…凝縮器、3…液ポンプ、4…
蒸気発生器、9…バイパス路、10…信号発生
器、11a〜11c…開閉弁、13…凝縮器出口
側温度検知器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 動力変換手段および負荷に連結する膨張機
    と、冷却媒体給送手段を備える凝縮器と、液ポン
    プと、高温媒体給送手段を備える蒸気発生器とか
    らなり、ランキンサイクルを形成する動力発生機
    関において、前記液ポンプの出口側と凝縮器の入
    口側をバイパス路を介して連通すると共に、この
    バイパス路の高圧側および低圧側に開閉弁をそれ
    ぞれ設け、前記凝縮器出口側の過冷却度に応じて
    前記開閉弁を適宜に開閉し、サイクル内の作動媒
    体の封入量を制御するようにしたことを特徴とす
    る動力発生機関。 2 上記凝縮器出口側に過冷却度の検知手段を設
    け、前記過冷却度が設定値以下になるときには、
    高圧側開閉弁を閉じた状態で低圧側開閉弁を開
    き、バイパス路に蓄積されていた作動媒体をラン
    キンサイクルに送出するように構成したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の動力発生機
    関。 3 上記バイパス路に蓄積されていた作動媒体を
    ランキンサイクルに送出した後、凝縮器出口側の
    過冷却度が第1設定値T1より大きい第2設定値
    T2以上になるときには、低圧側開閉弁を閉じた
    状態で高圧側開閉弁を開き、ランキンサイクル内
    の作動媒体を前記バイパス路に回収するように構
    成したことを特徴とする特許請求の範囲第2項記
    載の動力発生機関。
JP4700884A 1984-03-14 1984-03-14 動力発生機関 Granted JPS60192809A (ja)

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JP4700884A JPS60192809A (ja) 1984-03-14 1984-03-14 動力発生機関

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JP5338730B2 (ja) * 2010-03-29 2013-11-13 株式会社豊田自動織機 廃熱回生システム
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