JPH04361074A - 端面型サーマルヘッド - Google Patents

端面型サーマルヘッド

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Publication number
JPH04361074A
JPH04361074A JP13615191A JP13615191A JPH04361074A JP H04361074 A JPH04361074 A JP H04361074A JP 13615191 A JP13615191 A JP 13615191A JP 13615191 A JP13615191 A JP 13615191A JP H04361074 A JPH04361074 A JP H04361074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording paper
heating element
thermal head
type thermal
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13615191A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizaburo Kuramasu
敬三郎 倉増
Kiyoto Nakazawa
中澤 清人
Kunihiko Oishi
大石 邦彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13615191A priority Critical patent/JPH04361074A/ja
Publication of JPH04361074A publication Critical patent/JPH04361074A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワードプロセッサ(以下
ワープロという)やパーソナルコンピュータ(以下パソ
コンという)等に多く用いられている熱転写方式プリン
タの端面型サーマルヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ワープロやパソコン等が家庭にま
で普及してきており、いろいろな記録紙に対して、より
鮮明で高速の印字を行いたいという要望が強くなってい
る。この要求に対して、サーマルヘッドの種々の改良が
なされている(例えば、特開昭63−153165号公
報,特開昭62−236764号公報,特開昭62−3
7168号公報等がある)。図4は、より粗い記録紙に
対しても鮮明で高速の印字を行うために発明された端面
型サーマルヘッドの概略図である。図において、1は発
熱体、2は配線用電極、3は長方形平板、4は保護樹脂
で、5はこれらで構成される発熱体基板、6は発熱体基
板5を固定保持する保持具、7はフレキシブルリードで
ある。図4に示すヘッドは、発熱体1が長方形平板3の
端面部と側面部で挟まれた斜面10を利用して形成され
ている。
【0003】以上のように構成された従来の端面型サー
マルヘッドについて、以下その動作について説明する。 図5に、図4のヘッドを用いて熱転写記録を行う場合の
概略図を示す。同図において、5は発熱体基板、6は保
持具、7はフレキシブルリードで、これらは図4と同じ
符号を用いている。11は記録紙、12はプラテン、1
3はインクリボンで、14及び15はインクリボンガイ
ドローラである。保持具6に固定された発熱体基板5は
、インクリボンカセット(図示せず)と一緒に矢印A方
向に移動する。
【0004】この移動とともにインクリボン13は矢印
B方向に移動するが、このときにフレキシブルリード7
より印字に必要な信号と電圧を印加することで記録紙1
1にインクリボン13のインク(図示せず)を転写し、
印字が行われる。図4に示すヘッドでは、発熱体1列が
長方形平板3の端面部と側面部で挟まれた斜面10上に
設けてあるため、記録紙11と発熱体1との接触が良く
押しつけ圧力も大きくなり、粗い記録紙11へも鮮明な
印字が可能となる。また、転写記録後、インクリボン1
3を速やかに記録紙11から引き剥すこともできるため
、高速印字も可能となった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら近年、よ
り色々な種類の記録紙に鮮明な印字が要求されてきてい
るが、従来の構成の端面型サーマルヘッドでは、特に薄
い記録紙を用いた場合に印字中に記録紙にしわが生じて
、このために印字の異常が発生するという問題があった
【0006】すなわち、従来の端面型サーマルヘッドは
非常に幅の狭い斜面部10に設けた発熱体1だけがイン
クリボン13を介して記録紙11と接触するものであり
、線接触に近い状態で記録紙11は押しつけられる。 従来用いていた記録紙11は、紙厚さが約100μm以
上あるため、図に示すような発熱体1接触部で生じる紙
のたわみも小さく、かつ、紙の強度が大きいことで、た
わみが生じてもすぐに復元するために、印字に障害が生
じることはなかった。しかしながら、紙厚さが約90μ
m以下の記録紙11では、ヘッドの接触によるたわみも
大きく、かつ、紙の強度が小さいために復元せずにしわ
となってしまう。このしわにより転写の異常が起こり、
印字障害が発生するものである。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、約90μm以下の薄い記録紙に対しても、鮮明で、
かつ、高速の印字が可能な端面型サーマルヘッドを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を解決するため
に本発明の端面型サーマルヘッドは、長方形平板の端面
部と側面部で挟まれたエッヂ部に形成した斜面上に設け
た発熱体列を設けた発熱体基板と、この発熱体基板の斜
面と略平行な面を備えかつ前記発熱体列よりやや低い位
置となるように前記発熱体基板の側面部上に配設した記
録紙ガイド部とを備えたものである。
【0009】
【作用】本発明の構成によって、記録紙は記録紙ガイド
部により規制を受けるため、発熱体列部分でたわみが生
じてもしわとなることはなく、従って、印字の異常も発
生しない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例の端面型サーマルヘ
ッドについて、図面を参照しながら説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施例における端面
型サーマルヘッドの斜視図であり、図2は同ヘッドを用
いた場合の印字記録部の概略図である。21は長方形平
板23の斜面30上に形成した発熱体列、22は配線用
電極、51はこれらよりなる発熱体基板である。26は
発熱体基板51を固定保持する保持具、27は発熱体列
21に通電するための可とう性のリードである。40は
本実施例の特徴である記録紙ガイド部である。
【0012】本実施例においては次のようにしてヘッド
を作成した。アルミナよりなる平板の端面部と側面部で
挟まれたエッヂ部を45度の角度で面取りして斜面30
を形成後、ガラスグレーズ層をこの斜面30上に設けて
長方形平板23を作成した。次に、この長方形平板23
上に真空蒸着やスパッタリングによる薄膜作成技術と、
フォトリソグラフィー技術により発熱体列21とこの各
々の発熱体に通電するための配線用電極22の所定のパ
ターンを形成し、さらにこれらを保護するための耐摩耗
保護膜(図示せず)をスパッタリングにより形成した。 この後、所定寸法に切断加工して発熱体基板51を作成
した。次に、可とう性のリード27を半田付け接続後、
これらを保持具26に接着し、最後に発熱体基板51の
側面部上に記録紙ガイド部40を発熱体より約100μ
m低くなるようにして接着固定した。この記録紙ガイド
部40は前記斜面30と略平行な面を備えている。
【0013】本実施例の端面型サーマルヘッドを用いた
場合の効果について、図2を参照しながら説明する。図
2は熱転写記録の概略図であり、26は保持具、51は
発熱体基板、27は可とう性のリード、11は記録紙、
12はプラテン、13はインクリボン、14と15はイ
ンクリボンガイドローラである。また、30は発熱体列
21が設けられている発熱体基板51の斜面である。本
実施例の端面型サーマルヘッドの場合には、図から判る
ように記録紙11は、記録紙ガイド部40の斜面30に
略平行な面により変形が起きないように規制されている
。このために、発熱体部分の押しつけ圧力で記録紙11
がたわんでも、そのたわみは全体に波及しないので薄い
記録紙11を用いた場合でもしわが発生せず、従って、
印字の異常も生じない。このために、従来用いられてい
た比較的厚い記録紙11だけでなく、薄い記録紙11ま
で、鮮明で高速の印字ができるプリンタを提供できる効
果がある。ここでこの記録紙ガイド部40は、発熱体列
21よりやや低い位置となるように発熱体基板51の側
面部に配設されているが、この位置は高すぎても低すぎ
ても好ましくない。高すぎる位置に配設されると、記録
紙ガイド部40が記録紙11及びプラテンに強く当り、
記録紙11にしわが生じる。また低すぎる位置に配設さ
れると、記録紙ガイド部40がその役割を果たさないも
のとなり、記録紙11にたわみが生じる。
【0014】なお、記録紙ガイド部のインクリボンと接
触する部分を導電性とすることにより、インクリボンで
発生した静電気をこの記録紙ガイド部40を通じてアー
スへ逃がすことができ、従来問題となっていた静電気に
よるサーマルヘッドの不良発生も防止できるという効果
もある。
【0015】図3は本発明による第2の実施例の端面型
サーマルヘッドの斜視図である。同図において、図1と
同一箇所については同じ符号を用いている。図1のヘッ
ドの構成と異なるのは、記録紙ガイド部45を発熱体基
板51上のみでなく保持具26上にも形成した点である
。上記のように構成することで、記録紙ガイド部45は
図1の実施例に比べて幅広く形成でき、しわの発生を防
止する効果がより高まり、従ってより薄い記録紙でも安
定に記録できるという効果が得られる。
【0016】なお、本発明の実施例では、長方形平板2
3に形成した斜面30の角度は45度としたが、この角
度は特に制約されるものではなく、斜面30を形成する
角度に応じて記録紙ガイド部40,45の形状を作成す
ることができることはいうまでもない。
【0017】また、記録紙ガイド部40,45は絶縁性
でもしわの防止に対しては効果があり、また、金属でも
樹脂でも良く、材質は特に制約されるものではない。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、長方形平
板のエッヂ部に形成した斜面上に設けた発熱体列を有す
る発熱体基板と、前記斜面に略平行な面を備え前記発熱
体列よりやや低い位置となるように記録紙ガイド部を設
けることにより、従来に比べて薄い記録紙でもしわの発
生が防止でき、印字の異常を防止できるという効果があ
る。また、記録紙ガイド部の少なくともインクリボンと
接触する部分を導電性とすることで、インクリボンの静
電気を除去でき、サーマルヘッドを静電気による破壊か
ら防ぐことができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における端面型サーマル
ヘッドの斜視図
【図2】本実施例のサーマルヘッドを用いて熱転写記録
を行う場合の記録部の概略図
【図3】本発明の第2の実施例における端面型サーマル
ヘッドの斜視図
【図4】従来の端面型サーマルヘッドの斜視図
【図5】
従来のヘッドを用いて熱転写記録を行う場合の記録部の
概略図
【符号の説明】
21  発熱体列 22  配線用電極 23  長方形平板 26  保持具 27  可とう性リード 30  斜面 40  記録紙ガイド部 51  発熱体基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長方形平板の端面部と側面部で挟まれたエ
    ッヂ部に形成した斜面上に発熱体列を設けた発熱体基板
    と、この発熱体基板の斜面と略平行な面を備えかつ前記
    発熱体列よりやや低い位置となるように前記発熱体基板
    の側面部上に配設した記録紙ガイド部とを備えた端面型
    サーマルヘッド。
  2. 【請求項2】記録紙ガイド部において、少なくともその
    表面が導電性を有することを特徴とする請求項1記載の
    端面型サーマルヘッド。
JP13615191A 1991-06-07 1991-06-07 端面型サーマルヘッド Pending JPH04361074A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13615191A JPH04361074A (ja) 1991-06-07 1991-06-07 端面型サーマルヘッド

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JP13615191A JPH04361074A (ja) 1991-06-07 1991-06-07 端面型サーマルヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04361074A true JPH04361074A (ja) 1992-12-14

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ID=15168509

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JP13615191A Pending JPH04361074A (ja) 1991-06-07 1991-06-07 端面型サーマルヘッド

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JP (1) JPH04361074A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0622215A2 (en) * 1993-04-30 1994-11-02 Kabushiki Kaisha TEC Line, thermal printer

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0622215A2 (en) * 1993-04-30 1994-11-02 Kabushiki Kaisha TEC Line, thermal printer
EP0622215A3 (en) * 1993-04-30 1995-05-24 Tokyo Electric Co Ltd Linear thermal head.
US5923357A (en) * 1993-04-30 1999-07-13 Kabushiki Kaisha Tec Line thermal printer

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