JPH01209158A - 転写ヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

転写ヘッドおよびその製造方法

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JPH01209158A
JPH01209158A JP3490988A JP3490988A JPH01209158A JP H01209158 A JPH01209158 A JP H01209158A JP 3490988 A JP3490988 A JP 3490988A JP 3490988 A JP3490988 A JP 3490988A JP H01209158 A JPH01209158 A JP H01209158A
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JP
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heat
thin film
conductive patterns
conductive
transfer
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JP3490988A
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Inventor
Yukio Kashio
幸雄 樫尾
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/335Structure of thermal heads

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  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、感熱転写シートを使用して普通紙などの被
記録体に転写記録する転写ヘッドおよびその製造方法に
関する。
[技術の背景] 最近、本件出願人は、ワードプロセッサ方式で、感熱転
写印刷用の印刷原版を効果的に製版し得る印刷原版の製
版方法を提案している(例えば、昭和62年3月25日
付の特許出願「印刷原版の製版方法及びその製版装置」
)。この製版方法は、印刷シートを形成する光反射薄膜
層上をサーマルヘッドで走査しながら、入力された文字
や図形などの原画像部情報に基づく電気記録信号によっ
て、上記サーマルヘッドに形成された複数の発熱部を選
択的に発熱制御して、上記光反射薄膜層に上記入力電気
記録信号に基づく透光画像部を発熱形成するようにした
ものであり、この方法によれば、市販のサーマルプリン
タ付ワードプロセッサ等を利用して印刷原版を容易かつ
迅速に製版できるという利点を有する。
しかしながら、この製版方法では、サーマルヘッドの限
られた狭いスペースに、夫々選択的に発熱制御される電
気抵抗発熱体素子を埋設した発熱部を複数形成しなけれ
ばならない関係上、極めて高密度の実装構造となり、そ
のため、製作費が高価となるという問題がある。
また、この製版方法を用いて感熱転写印刷を行う場合は
、−旦、印刷シートを形成している金属蒸着層に、原画
像部に対応した形状の透光画像部を製版形成することに
より、印刷原版を製作したあと、この印刷原版と普通紙
などの被記録体との間に、感熱転写インクシートを介在
配置し、その状態のもとで、光照射により、前記透光画
像部に対応した形状の感熱転写インク層部分を前記被記
録体上に感熱転写しなければならない。したがって、普
通紙などの被記録体にインク層部分を感熱転写する前段
階として、印刷原版を製版しなければならないという不
便さがある。
そこで、本件出願人は、先に、上述の如き問題に対処す
ることが可能であり、しかも高品質の転写記録が可能と
なる転写ヘッドを提案している(昭和63年2月4日付
の特許出願「転写ヘッド及び転写装置」)。この提案さ
れた転写ヘッドは、折曲形成された耐熱性絶縁薄膜体の
折曲外表面に、互いに所定の間隔を置いて、複数の導電
パターンを一体的に並列配設し、かつ、前記耐熱性絶縁
薄膜体の折曲内部に、前記複数の導電パターン相互が面
一状態となるように、各導電パターン相互を弾性的に保
持する弾性保持体を配設した構成とされている。従って
、従来の転写ヘッドに比べて構成が極めて簡単であり、
安価に製作することができる上、弾性保持体の作用で各
導電パターンを感熱転写シート上に対し、均一かつ安定
した状態で圧接させることができるので濃淡のばらつき
のない高品質の転写記録状態を安定的に保障することが
できる。
しかし、上記転写ヘッドの場合、耐熱性絶縁薄膜体の折
曲内部に弾性保持体を配設して高品質の転写記録が可能
となるものであり、そのためには弾性保持体は、耐熱性
絶縁薄膜体の折曲内部に、複数の導電パターン相互が面
一状態となるように、各導電パターン相互を弾性的に保
持するべく配設せねばならないので、転写ヘッドの製作
に高精度な技術が要求される問題があった。
[発明の目的] この発明は、上述の如き事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、弾性保持体を設けずとも高品
質の転写記録が可能となる転写ヘッドおよびこの転写ヘ
ッドを高精度の技術を要しないで作成することが可能な
製造方法を提供することにある。また更には、安価な感
熱転写シートの使用ができ、ランニングコストの低減を
図ることの可能な転写ヘッドおよびこの転写ヘッドを高
精度の技術を要しないで作成することが可能な製造方法
を提供することにある。
[発明の要点] 上記の目的を達成するため、請求項第1項記載の発明に
よる転写ヘッドは、可撓性を有した耐熱性絶縁薄膜体の
折曲外表面に、互いに所定の間隔を置いて、複数の導電
パターンを一体的に並列配設したことを要点としている
また、請求項第2項記載の発明による転写ヘッドは、前
記請求項第1項記載の発明の複数の導電パターン上に、
所定の転写幅と厚みを有した発熱抵抗層を一体的に形成
したことを要点としている。
また、請求項第3項記載の発明による転写ヘッドは、前
記請求項第1項または第2項記載の発明の耐熱性絶縁薄
膜体のヘッド支持体から垂下された自由端に折曲部を形
成したことを要点としている。
また、請求項第4項記載の発明による転写ヘッドの製造
方法は、可撓性を有した耐熱性絶縁薄膜体の片面に、導
電薄膜体を一体的に形成する工程と、導電薄膜体にエツ
チング処理を施して、所要の複数の導電パターンを形成
する工程と、耐熱性絶縁薄膜体を折曲し、各導電パター
ンが折曲外表面上に並列配設するようになす工程からな
ることを要点としている。
更に、請求項第5項記載の発明による転写ヘッドの製造
方法は、可撓性を有した耐熱性絶縁薄膜体の片面に、導
電薄膜体を一体的に形成する工程と、導電薄膜体にエツ
チング処理を施して、所要の複数の導電パターンを形成
する工程と、複数の導電パターン上に、発熱抵抗物質を
塗布して発熱抵抗層を一体的に形成する工程と、耐熱性
絶縁薄膜体を折曲し、各導電パターンが折曲外表面上に
並列配設するようになす工程からなることを要点として
いる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の第1実施例による転写へラドlにて
感熱転写シート2を用いて基台3上に置かれた普通紙な
どの被記録体4に転写印刷している状態を示している。
この実施例による転写ヘッドlは、第3D図および第3
E図に示すように、可撓性を有しかつ適度の耐熱性を有
する例えばポリイミド樹脂等からなる耐熱性絶縁薄膜体
5と、この耐熱性絶縁薄膜体5の折曲外表面に、互いに
所定の間隔(たとえば、数ミクロン)を置いて一体的に
並列配設した複数の導電パターン6とから構成されてい
る。
、  耐熱性絶縁薄膜体5は、第3D図に示すように、
展開された状態で、下部5aが破線の如く幅狭に、上部
5bが幅広に形成されており、幅狭の下部5aの基部付
近には切欠5Cが形成されている。そして、複数の導電
パターン6はこの展開された耐熱性絶縁薄膜体5の外表
面に、この耐熱性絶縁薄膜体5表面から盛り上がるよう
に一体的に並列形成されている。これらの導電パターン
6・・・・・・は耐熱性絶縁薄膜体5の幅広の上部5b
から幅狭の下部5aに向けて間隔を狭ばめて延在され、
かつ、幅広の上部5bの外端において図示しない導線に
接続され、原画像部情報に基づく電気記録信号によって
設定される通電電圧v′が選択的に印加される構成にな
っている。
外表面に複数の導電パターン6が形成された上記耐熱性
絶縁薄膜体5の下部5aは、第1図および第3E図に示
すように、切欠5C部において、各導電パターン6・・
・・・・の方向に対し直角になる方向に折り曲げられ、
上部5b側に接着剤7で接着されている。この場合、折
曲部には切欠5Cの存在によって耐熱性絶縁薄膜体5部
分はなく、U字状に折り曲げられた複数の導電パターン
6が並列配設されている。
このように構成された転写ヘッド1は、第1図に示すよ
うに、図示しない相持機構に設けられたヘッド支持体8
に垂下支持される。この場合、耐熱性絶縁薄膜体5の幅
広の上部5bがヘッド支持体8に接着剤等で固定され、
耐熱性絶縁薄膜体5の折曲部が自由端とされて、その折
曲外表面に並列配設されている複数の導電パターン6が
感熱転写シート2に接している。この感熱転写シート2
には、転写ヘッド1に記録電源9を介して電気的に接続
している帰路電極lOも接している。この帰路電極lO
は転写へラド1と所定間隔を置いて並列に軸支された回
動可能な導電性ロール体であり、転写へラドlが矢印Y
方向に走査移動すると、これとともに感熱転写シート2
上を回転しながら矢印Y方向に移動する。
なお、上記転写へラド1に用いられる感熱転写シート2
は、例えば、熱伝達の良好な耐熱性合成樹脂フィルム(
極薄のものが好ましい)などからなるシート状の支持体
2bの一方の面に、所定以上の電圧を印加すると導通状
態となる導電性カーボン材からなる発熱抵抗層2aを形
成するとともに、支持体2bの他方の面に、感熱転写イ
ンク層2Cを形成して構成されている。
転写ヘッドlが上述のように矢印Y方向に走査移動する
過程において、その導電パターン6・・・・・・に通電
電圧V′が選択的に印加されると、この選択された導電
パターン6に対応する感熱転写シート2の発熱抵抗層2
a部分(破線部分)が発熱してジュール熱を発生し、こ
のジュール熱が支持体2bを介して感熱転写インク層2
Cに伝わり、この感熱転写インク層2Cの発熱抵抗層2
aの発熱した部分に対応する部分が溶け、この溶けた部
分aが第2図に示すように記録部aとして被記録体4上
に転写記録される。
このようにして、転写記録がなされるが、この発明の転
写へラド1は、その主要部が可撓性を有した耐熱性絶縁
薄膜体5で構成されているために、各導電パターン6・
・・・・・を感熱転写シートz上に対し、均一かつ安定
した状態で圧接させることができ、従って、濃淡のばら
つきのない高品質の転写記録状態を安定的に保障するこ
とができる。
また、ここでは耐熱性絶縁薄膜体5.の折曲部がヘッド
支持体8から垂下された自由端に形成されているので、
耐熱性絶縁薄膜体5の可撓性が有効に発揮されている。
次に、上記転写へラド1が高精度の技術を要することな
く作成できる製造方法について第3A図〜第3E図に基
き説明する。
転写へラドlは、まず、第3A図に示す可撓性を有した
耐熱性絶縁薄膜体(例えばポリイミド樹脂)の帯状素材
5′を、第3B図に示すように、所定の長さに切断する
とともにその所定位置に切欠5Cとなる開口5c’を形
成することによって所定の耐熱性絶縁薄膜体5を構成し
、第3C図に示すように、この耐熱性絶縁薄膜体5の片
面に、導電薄膜体6aを一体的に形成する。そして、こ
の導電薄膜体6aにエツチング処理を施して、第3D図
に示すように、所要の複数の導電パターン6を形成する
。次に、耐熱性絶縁薄膜体5の両側部を第3D図の破線
のようにカットして所定形状にした後、耐熱性絶縁薄膜
体5の下部5aを、第3E図に示すように、切欠5C部
分で折曲し、各導電パターン6・・・・・・が折曲外表
面上に並列配設するようにするとともに、下部5aを上
部5b側に接着剤7にて接着する。
第4図はこの発明の第2実施例による転写ヘッド11に
て感熱転写シー)12を用いて基台13上に置かれた普
通紙などの被記録体14に転写印刷している状態を示し
ている。
この実施例による転写ヘッド11は、第5D図および第
5E図に示すように、可撓性を有しかつ適度の耐熱性を
有する例えばポリイミド樹脂等からなる耐熱性絶縁薄膜
体15と、この耐熱性絶縁薄膜体15の折曲外表面に、
互いに所定の間隔(たとえば、数ミクロン)を置いて一
体的に並列配設した複数の導電パターン16と、この複
数の導電パターン16上に、所定の転写幅(数ミクロン
)と厚みを有して一体的に形成した発熱抵抗層17とか
ら構成されている。
耐熱性絶縁薄膜体15は、第5D図に示すように、展開
された状態で、下部15aが破線の如く幅狭に、上部1
5bが幅広に形成されている。そして、複数の導電パタ
ーン16はこの展開された耐熱性絶縁薄膜体15表面か
ら盛り上がるように一体的に並列形成されている。これ
らの導電パターン16・・・・・・は耐熱性絶縁薄膜体
15の幅広の上部15bから幅狭の下部15aに向けて
間隔を狭ばめて延在され、かつ、幅広の上部15bの外
端において図示しない導線に接続され、原画像情報に基
づく電気記録信号によって設定される通電電圧v′が選
択的に印加される構成になっている。また、発熱抵抗層
17は所定以上の電圧を印加すると導通状態となる導電
性カーボン材からなるもので、展開された耐熱性絶縁薄
膜体15の幅狭の下部15aの基部付近に、全導電パタ
ーン16・・・・・・を接続するように帯状に形成され
て、各導電パターン16・・・・・・の表面から盛り上
がる厚みを有している。
外表面に複数の導電パターン16と発熱抵抗層17が形
成された上記耐熱性絶縁薄膜体15の下部15aは、第
4図および第5E図に示すように、発熱抵抗層17の若
干下方において、各導電パターン16の方向に対し直角
になる方向に折り曲げられ、上部15b側に接着剤18
で接着されている。
このように構成された転写へラド11は、第4図に示す
ように、図示しない相持機構に設けられたヘッド支持体
19に垂下支持される。この場合、耐熱性絶縁薄膜体1
5の幅広の上部15bがヘッド支持体19に接着剤等で
固定され、耐熱性絶縁薄膜体15の折曲部が自由端とさ
れて、その折曲外表面に並列配設されている複数の導電
パターン16が感熱転写シート12に接している。
この感熱転写シート12には、転写ヘッド11に記録電
源20を介して電気的に接続している帰路電極21も接
している。この帰路電極21は転写ヘッド11と所定間
隔を置いて並列に軸支された回動可能な導電性ロール体
であり、転写ヘッド11が矢印Y方向に走査移動すると
、これとともに感熱転写シー)12上を回転しながら矢
印Y方向に移動する。
このような転写ヘッド1に用いられる感熱転写シート1
2は、例えば、熱伝達の良好な耐熱性合成樹脂フィルム
(極薄のものが好ましい)などからなるシート状の支持
体12bと、この支持体12bの一方の面に形成された
導電層12aと、支持体12bの他方の面に形成された
感熱転写インク層12cとから構成されている。
転写へラド11が上述のように矢印Y方向に走査移動す
る過程において、その導電パターン16に通電電圧v′
が選択的に印加されると、この選択された導電パターン
6に対応する発熱抵抗層17部分が発熱してジュール熱
を発生する。すると、発熱抵抗層17の発熱した部分に
生じたジュール熱が感熱転写シー)12の導電層12a
の支持体12bを介して感熱転写インク層12cに伝わ
る。これによって、感熱転写インク層12cの発熱抵抗
層17の発熱した部分に対応する部分aが溶け、この溶
けた部分が記録部aとして、第2図に示すと同様にして
被記録体14上に転写記録される。
この転写ヘッド11の場合には、複数の導電パターン1
6上に感熱転写シート12に接する発熱抵抗層17を形
成しているので、感熱転写シート12側には発熱抵抗層
が不要となる。このため、発熱抵抗層を有しない安価な
感熱転写シー)12を使用することができる。
次に、上記転写ヘッド11が高精度の技術を要すること
なく作成できる製造方法について第5A図〜第5E図に
基き説明する。
転写ヘッド11は、まず、第5A図に示す可撓性を有し
た耐熱性絶縁薄膜体(例えばポリイミド樹脂)の帯状素
材15’を、第5B図に示すように、所定の長さに切断
して形成した耐熱性絶縁薄膜体15の片面に、導電薄膜
体16aを一体的に形成する。そして、この導電薄膜体
16aにエツチング処理を施して、第5C図に示すよう
に、所要の複数の導電パターン16を形成した後、この
複数の導電パターン16上に、第5D図に示すように、
導電性カーボン材を塗布して発熱抵抗層17を一体的に
形成する0次に、耐熱性絶縁薄膜体15の両側部を第5
D図の破線のようにカットして所定形状にした後、耐熱
性絶縁薄膜体15の下部15aを、第5E図に示すよう
に、発熱抵抗層17の茗干下方÷折曲し、各導電パター
ン16・・・・・・が折曲外表面上に並列配設するよう
にするとともに、下部15aを上部15b側に接着剤1
8にて接着する。
[発明の効果] 以上説明したように、請求項第1項記載の発明の転写ヘ
ッドによれば、可撓性を有した耐熱性絶縁薄膜体の折曲
外表面に、互いに所定の間隔を置いて、複数の導電パタ
ーンを一体的に並列配設した構成として、転写ヘッドの
主要部に可撓性をもたせたので、耐熱性絶縁薄膜体の折
曲部内に弾性保持体を介在させることなく、高品質の転
写記録が可能となる。
また、請求項第2項の発明の転写ヘッドによれば、前記
複数の導電パターン上に、所定の転写幅と厚みを有した
発熱抵抗層を一体的に形成しているので、この転写ヘッ
ドに用いられる感熱転写シート側には発熱抵抗層が不要
となる。従って、安価な感熱転写シートの使用が可能と
なり、ランニングコストが安価になる。
また、請求項第3項の発明の転写ヘッドによれば、耐熱
性絶縁薄膜体のヘッド支持体から垂下された自由端に折
曲部を形成しているので、第1項または第2項記載の発
明の効果をより一層高めることができる。
また、請求項第4項記載の発明の製造方法によれば、可
撓性を有した耐熱性絶縁薄膜体の片面に、導電薄膜体を
一体的に形成する工程と、導電薄膜体にエツチング処理
を施して、所要の複数の導電パターンを形成する工程と
、耐熱性絶縁薄膜体を折曲し、各導電パターンが折曲外
表面上に並列配設するようになす工程からなるので、高
精度の技術を要しないで転写ヘッドを作成することがで
きる。
更に、請求項第5項記載の発明の製造方法によれば、可
撓性を有した耐熱性絶縁薄膜体の片面に、導電薄膜体を
一体的に形成する工程と、導電薄膜体にエツチング処理
を施して、所要の複数の導電パターンを形成する工程と
、複数の導電パターン上に、発熱導電物質を塗布して発
熱抵抗層を一体的に形成する工程と、耐熱性絶縁薄膜体
を折曲し、各導電パターンが折曲外表面上に並列配設す
るようになす工程とからなるので、高精度の技術を要し
ないで転写ヘッドを作成することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例による転写へ一2ドで感
熱転写シートを用いて被記録体に転写印刷している状態
を示した断面図、第2図はこの発明の転写ヘッドによっ
て被記録体に転写記録がなされた状態を示した断面図、
第3A図〜第3E図はこの発明の転写ヘッドの製造工程
を示し、第3A図は耐熱性絶縁薄膜体の素材を示したも
ので、(a)図はその平面図、(b)図は(a)図のm
l−IIII線に沿う側面図、第3B図は素材から形成
された耐熱性絶縁薄膜体を示したもので、(a)図はそ
の平面図、(b)図は(a)図のm2−m2線に沿う断
面図、第3C図は耐熱性絶縁薄膜体の片面に導電薄膜体
が一体的に結合された状態を示したもので、(a)図は
その平面図、(b)図は(a)図の■3−II[3線に
沿う断面図、第3D図は導電薄膜体にエツチング処理を
施して複数の導電パターンを形成した状態を示したもの
で、(a)図はその平面図、(b)図は(a)図のHa
−IIL線に沿う断面図、第3E図は耐熱性絶縁薄膜体
を折曲形成した状態を示したもので、(a)図はその側
面図、(b)図は(a)図のlll5−IIIS線矢視
図、第4図はこの発明の第2実施例による転写ヘッドで
感熱転写シートを用いて被記録体に転写印刷している状
態を示した断面図、第5A図〜第5E図はこの発明の転
写ヘッドの製造工程を示し、第5A図は耐熱性絶縁薄膜
体の素材を示したもので、(a)図はその平面図、(b
)図は(a)図のvl−v、線に沿う断面図、第5B図
は素材から形成された耐熱性絶縁薄膜体の片面に導電薄
膜体が一体的に結合された状態を示したもので、(a)
図はその平面図、(b)図は(a)図(7)V2−V2
線に沿う断面図、第5C図は導電薄膜体にエツチング処
理を施して複数の導電パターンを形成した状態を示した
もので、(a)図はその平面図、(b)図は(a)図の
V3−V3線に沿う断面図、第5D図は複数の導電パタ
ーン上に発熱抵抗層を一体的に形成した状態を示したも
ので、(a)図はその平面図、(b)図jf(a)図(
7)V4−V4線に沿う断面図、第5E図は耐熱性絶縁
薄膜体を折曲形成した状態を示したもので、(a)図は
その側面図、(b)図は(a)図のV5−V5線矢視図
である。 1.11・・・・・・転写ヘッド、5.15・・・・・
・耐熱性絶縁薄膜体、6.16・・・・・・導電パター
ン、6a、16a・・・・・・導電薄膜体、17・・・
・・・発熱抵抗層、8.19・・・・・・ヘッド支持体
。 特許出願人  カシオ計算機株式会社 第5A図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可撓性を有した耐熱性絶縁薄膜体の一部を折曲し
    、その折曲された折曲外表面に、互いに所定の間隔を置
    いて、複数の導電パターンを一体的に並列配設したこと
    を特徴とする転写ヘッド。
  2. (2)前記複数の導電パターン上に、所定の転写幅と厚
    みを有した発熱抵抗層を一体的に形成したことを特徴と
    する請求項第1項記載の転写ヘッド。
  3. (3)前記耐熱性絶縁薄膜体はヘッド支持体に支持され
    、このヘッド支持体から垂下された自由端に前記折曲部
    を形成したことを特徴とする請求項第1項または第2項
    記載の転写ヘッド。
  4. (4)可撓性を有した耐熱性絶縁薄膜体の片面に、導電
    薄膜体を一体的に形成する工程と、 前記導電薄膜体にエッチング処理を施して、所要の複数
    の導電パターンを、互いに所定の間隔を置いて並列形成
    する工程と、 前記耐熱性絶縁薄膜体を、前記各導電パターンの並列方
    向に対しほぼ直交する方向に折曲し、前記各導電パター
    ンが折曲外表面上に並列配設するようになす工程と、 からなる転写ヘッドの製造方法。
  5. (5)可撓性を有した耐熱性絶縁薄膜体の片面に、導電
    薄膜体を一体的に形成する工程と、 前記導電薄膜体にエッチング処理を施して、所要の複数
    の導電パターンを、互いに所定の間隔を置いて並列形成
    する工程と、 前記複数の導電パターン上に、それら導電パターンの並
    列方向に、所定幅の発熱抵抗物質を塗布して発熱抵抗層
    を一体的に形成する工程と、前記耐熱性絶縁薄膜体を、
    前記各導電パターンの並列方向に対しほぼ直交する方向
    に折曲し、前記各導電パターンが折曲外表面上に並列配
    設するようになす工程、 からなる転写ヘッドの製造方法。
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JPH01209158A true JPH01209158A (ja) 1989-08-22

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