JPH0436009B2 - - Google Patents

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JPH0436009B2
JPH0436009B2 JP63131808A JP13180888A JPH0436009B2 JP H0436009 B2 JPH0436009 B2 JP H0436009B2 JP 63131808 A JP63131808 A JP 63131808A JP 13180888 A JP13180888 A JP 13180888A JP H0436009 B2 JPH0436009 B2 JP H0436009B2
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JP
Japan
Prior art keywords
rice cooker
pot
magnetic
induction coil
protective frame
Prior art date
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Application number
JP63131808A
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English (en)
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JPH01302680A (ja
Inventor
Toshio Arai
Masaaki Atsuta
Takashi Koshio
Haruo Ishikawa
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭などにおいて使用され、かつ
誘導加熱源を備え、磁性体製の鍋内に米と水を入
れて加熱炊飯する電気炊飯器に関するものであ
る。
従来の技術 一般に、誘導加熱源を備えて、鍋内の米と水を
炊飯する電気炊飯器としては、たとえば次のよう
な構造のものが知られている。すなわち、第2図
において、101は上下面が開口する筒状の外ケ
ースで、この外ケース101の下面には支持脚1
02を有する底板103がねじ止めによつて固着
されている。104はたとえば耐熱性を有するプ
ラスチツクによつて形成された鍋収納部で、この
鍋収納部104はその上端部に設けられた鍔部1
04aを外ケース101の上面にねじ止めによつ
て固着している。105は鍋収納部104の側面
部104bに一体モールドによつて埋設された第
1の誘導コイルであり、106は鍋収納部104
の底面部104cに一体モールドによつて埋設さ
れた第2の誘導コイルである。107は磁性材
料、たとえば鉄製の鍋で、これは鍋収納部104
の底面部104c上に着脱可能に載置される。1
08は鍋収納部104の底面部104cの中心部
に設けられた貫通孔104d内に支持板109を
介して固着された、たとえば磁気式のサーモスタ
ツトで、このサーモスタツト108の感熱部10
8aはばね(図示せず)によつて上方に付勢さ
れ、鍋107の底面部107bに密着するように
なつている。110は鍋107の側面部107a
の温度を検知する、たとえばサーミスタなどから
なる感熱部110aを有する温度検知スイツチ
で、この温度検知スイツチ110の感熱部110
aは基端部を鍋収納部104の側面部104bに
設けられた挿通孔111内に挿通しているととも
に、ばね112によつて常に鍋107の方向に付
勢されており、さらにその感熱部110aの先端
部は鍋107の側面部107aに圧着するように
なつている。113はつまみ114を有する蓋
で、この蓋113は鍋収納部104の鍔部104
a上に着脱自在に載置される。115は底板10
3の上面に固着された制御基板で、電気回路の一
部が配設されている。
発明が解決しようとする課題 一般に誘導加熱方式は、誘導コイルに大きな電
流を流し、コイルのまわりに強磁界を発生させ、
その時の磁束を例えば鉄のように磁性材料と交叉
させ、材料内で発生する渦電流によるジユール熱
で米と水を加熱炊飯するものである。従来の炊飯
器では誘導コイル105および106のまわりに
均等に磁界が発生し、磁束112が流れるが、そ
の磁束112の一部が鍋107と交叉し、鍋10
7が発熱して調理を行うのであるが、このままで
あると、磁束112は鍋107だけでなく外ケー
ス101とも交叉し、外ケース101の温度も上
げてしまう。また外ケース101が磁性材料でな
く、例えば樹脂で構成されていても、炊飯器のそ
ばに磁性材料をおいておけば、そのものが発熱し
てしまうという問題があつた。
本発明は上記問題点を解決するもので、調理中
における炊飯器本体の温度上昇を防ぎ、また近く
にある物の温度を上げないように、誘導コイルに
発生する磁束を外部にもらさないようにすること
ができる電気炊飯器を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の電気炊飯器
は、炊飯器本体内の磁性体製の鍋の収納部を非金
属材料を用いた保護枠底部により構成し、かつ前
記保護枠底部に誘導コイルを配設し、誘導コイル
の外周側方に環状の導電材製の防磁材を並設した
ものである。
作 用 上記構成によれば、磁性体製の鍋と誘導コイル
の外周側方に環状の導電材製の防磁材を並設して
いるため、加熱中に発生するもれ磁束は、炊飯器
本体と交叉する前に磁性体製の鍋と環状の導電材
製の防磁材と交叉することにより、その結果、炊
飯器本体の温度は上がらない。なお防磁材を固有
抵抗値が小さいアルミ材料とすると、この防磁材
に発生するジユール熱は、鉄製の鍋などに比べれ
ばはるかに小さく、炊飯器本体の下方を加熱して
温度を上昇させるには至らない。そして磁性体で
ある鉄製の鍋は誘導コイルからの磁束と交叉して
ジユール熱を発生するが、誘導コイルからの炊飯
器本体の中央部に向う磁束はこの鍋との交叉によ
つて消耗された炊飯器本体と交叉してこれを発熱
させるようなことはない。従つて鍋と防磁材とに
より、炊飯器本体の温度上昇を抑えることができ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図は本発明の一実施例の炊飯器を示す断面
図である。第1図において、ほぼ円筒状の炊飯器
本体1の内部には、磁性体製の鍋2の収納部を構
成する保護枠底部3と保護枠側面部4とを配設し
ている。前記保護枠底部3は非金属材料、たとえ
ば熱可塑性プラスチツクで形成し、その上部には
保護枠側面部4の底部側のフランジA5と結合す
るアンダーカツトの受け部A6を設け、耐衝撃性
の低い非金属材料でも結合強度が高まるよう面同
志で結合している。一方、前記保護枠側面部4は
金属材料、たとえばアルミニウムめつき鋼板で形
成し、底部と上部に外向きのフランジで強度を受
けているフランジA5とフランジB7をそれぞれ
設けており、フランジA5は上記のとおり保護枠
底部3の受け部A6と結合し、フランジB7は上
枠8のアンダーカツトの受け部B9と結合してい
る。前記鍋2は、たとえば外面を磁性体としてク
ラツド鋼板で形成し、そして鍋フランジ10を上
枠8に当接させることにより支持されている。
11は誘導コイルで、この誘導コイル11は、
冷却効果を上げるため、保護枠底部3の外面に鍋
2の底部と対向して配置し、そして保護枠底部3
にねじ止めした保護カバー12との間で保持して
いる。前記保護枠カバー12の外面には、フエラ
イト13を取付けており、これにより、誘導結合
を高め、外部への防磁を行なつている。ここで保
護枠側面部4の最低部と誘導コイル11の最上部
との間は15〜30mmの間隔で離して配置しているも
ので、この場合、保護枠側面部4が誘導加熱によ
り異常加熱しないで、しかもコストを下げるため
最も長い寸法としている。また保護枠側面部4の
外面には、たとえば絶縁被覆を施した抵抗ヒータ
であるヒータA14を貼付けており、さらに異常
温度で回路を遮断する感熱動作体である温度ヒユ
ーズ15を固定金具16により取付けている。炊
飯器本体1の外ケース1aと保護枠側面部4との
間には、誘導コイル11の上方に位置して断熱材
17を充填して、保温性能を高めるとともに外ケ
ース1aの温度上昇を防いでいる。
前記炊飯器本体1の上枠8の上部には樹脂性の
蓋体18を前記上枠8に一体成形したヒンジ部1
9によりピン20を介して開閉自在に支持してい
る。蓋体18の上面には把手部21を設け、かつ
内面には内カバー22を断熱材23を介して固着
している。また上枠8の前記ヒンジ部19と反対
側に位置する部分には係合部24を一体成形によ
り設け、かつこれと対向して蓋体18に、係合レ
バー25をピン26を介して回動自在に設けてい
るもので、蓋体18を閉じたときは前記係合部2
4に前記係合レバー25がばね27に付勢されて
係合する。また蓋体18を開けるときは係合レバ
ー25に取付けたボタン28を操作する。
前記蓋体18の下面の内カバー22の下面側に
は支持ピン29を突設し、この支持ピン29に内
蓋30を上下動自在に取付け、かつパツキン31
により常に下方へ付勢して、蓋体18を閉じたと
き鍋2に圧接して鍋2を閉塞するようにしてい
る。また内カバー22の上面には、たとえば絶縁
被覆したヒータB32を貼り付けており、そのリ
ード線はヒンジ部19を経て炊飯器本体1に設け
た電気回路(図示せず)に接続している。
前記鍋2の温度は、サーミスタ(図示せず)と
熱接触しているコンタクト33がセンサーばね3
4に付勢されて鍋2の底部に接触して感知してい
る。サーミスタ(図示せず)が感知した温度情報
は電気回路(図示せず)に伝達されて、前記誘導
コイル11、ヒータA14およびヒータB32の
電力制御を行なう。
そして炊飯器本体の中央部には磁性体性の鍋2
があり前記誘導コイル11の外周側方には環状の
アルミ板製の防磁板35に並設され、かつこの防
磁板35は保護枠底部3に固定されて、防磁作用
をしている。すなわち、誘導コイル11に通電さ
れ、これにより、発生した磁束36はそのほとん
どがフエライト13によつて鍋2と交叉し、鍋2
の加熱を行つて炊飯器の中央方向への磁束は消耗
する。一方炊飯器の外側へのもれた磁束(図示せ
ず)は防磁板35と交叉し、この防磁板35の温
度をわずかに上昇させる。しかし、防磁板35は
低抵抗のアルミ板で構成しているため、渦電流は
ジユール熱に変換されない。したがつて炊飯器本
体1の温度は鍋と防磁板とによつて上げるには至
らないものである。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明に
よれば、磁性体製の鍋によつて誘導コイルから中
央に向う磁束は炊飯器本体に洩れることはなく誘
導コイルの外周側方には環状の導電材製の防磁材
を並設しているため、誘導コイルの外側にもれた
磁束によつて炊飯器本体の温度を上昇させるとい
うことはなく、また炊飯器本体の外部にある物に
も磁界等が影響を与えるこもなくなり、その結
果、安全性が高く、品位のある電気炊飯器を提供
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電気炊飯器を示す
断面図、第2図は従来例を示す電気炊飯器の断面
図である。 1……炊飯器本体、2……鍋、3……保護枠底
部、11……誘導コイル、14……ヒータA(抵
抗ヒータ)、18……蓋体、35……防磁板、3
6……磁束。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 炊飯器本体と、この炊飯器本体内に着脱自在
    に収納する磁性体製の鍋と、前記炊飯器本体を開
    閉自在に覆う蓋体とを備え、前記炊飯器本体内の
    前記鍋の収納部を非金属材料を用いた保護枠底部
    により構成し、かつ前記保護枠底部に誘導コイル
    を配設し、前記誘導コイルの外周側方に環状の導
    電材製の防磁材を並設したことを特徴とする電気
    炊飯器。
JP13180888A 1988-05-30 1988-05-30 電気炊飯器 Granted JPH01302680A (ja)

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JPH01302680A JPH01302680A (ja) 1989-12-06
JPH0436009B2 true JPH0436009B2 (ja) 1992-06-12

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JPH0711703Y2 (ja) * 1991-08-12 1995-03-22 タイガー魔法瓶株式会社 電磁炊飯器

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