JPH04360003A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH04360003A
JPH04360003A JP13448491A JP13448491A JPH04360003A JP H04360003 A JPH04360003 A JP H04360003A JP 13448491 A JP13448491 A JP 13448491A JP 13448491 A JP13448491 A JP 13448491A JP H04360003 A JPH04360003 A JP H04360003A
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JP
Japan
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magnetic
film
core
magnetic head
anisotropy
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Pending
Application number
JP13448491A
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English (en)
Inventor
Shunsaku Muraoka
俊作 村岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高品位VTRやデジタル
VTRなどの高周波信号を効率よく記録再生するのに適
した磁気ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高品位VTRやデジタルVTRな
どの広帯域の信号を取り扱うシステムの開発が盛んにな
ってきており、磁気記録媒体もこのような大量の情報を
記録するために、酸化鉄系から合金粉末媒体や金属蒸着
媒体などの高抗磁力媒体へと変わりつつある。そこで磁
気ヘッドとしても、これらの高抗磁力媒体に対応するよ
うな高飽和磁束密度を有し、周波数特性の優れた磁気ヘ
ッドの開発が望まれている。現在、飽和磁束密度の高い
センダストやアモルファス合金などの金属磁性材料を用
いた磁気ヘッドの開発が行われているが、バルク状の金
属磁性材料を用いたのでは渦電流損失が大きく、とても
上記システムには使えない。このため、渦電流損失をで
きるだけ抑えるために、金属磁性材料を薄膜化して用い
ることが検討されており、例えば金属磁性薄膜と絶縁膜
との積層膜で主磁気回路を構成することによって高周波
化を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高品位VTRやデジタ
ルVTRではその記録信号帯域は30MHzから60M
Hzに達し、磁気ヘッド用コア材としてはこのような高
周波帯で高い初透磁率を有するものが要求される。
【0004】図11は、Co系アモルファス合金膜とS
iO2 膜との積層膜およびMn−Znフェライトの初
透磁率の周波数特性を示したものである。アモルファス
積層膜においては、一層当たりの磁性膜の膜厚は渦電流
損失を考慮して4μmとし、層間のSiO2 膜厚は0
. 2μmで5層積層したものである。図11において
、Aは無配向の積層膜の初透磁率特性で、積層効果によ
り渦電流損失は改善されているがその高周波特性は強磁
性共鳴によるスヌークの限界線で制約されており、30
MHz以上の高周波帯での初透磁率は500以下となる
。また、BはMn−Znフェライトの初透磁率特性で、
積層膜と同じく30MHz以上の高周波帯で初透磁率は
400以下の低い値となる。したがって、このような無
配向の磁性膜をヘッドコアとして用いたのでは前記のよ
うな高周波システムに対応する高性能ヘッドを実現する
のは難しい。一方、一軸異方性を有するアモルファス磁
性膜をその磁化容易軸方向を揃えて積層した多層膜の初
透磁率特性は、磁化容易軸方向に測定すると、Cに示す
ように全周波数帯で極めて低い初透磁率特性を示すのに
対し、磁化困難軸方向に測定した場合は、Dに示すよう
に高周波まで高い透磁率を維持し、60MHzでも10
00以上の高い値を有する。しかし、このような一方向
に異方性を有する磁気コアでビデオヘッドなどの比較的
大きな巻線窓のリング型磁気ヘッドを構成した場合、そ
の磁路中に磁化容易軸方向を含むことになり、ヘッド効
率としての低下が大きい。
【0005】本発明は上記問題を解決するもので、30
MHz以上の高周波帯でも高い効率で記録再生できる磁
気ヘッドを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、少なくとも磁気コアのフロントコア部が膜
面内に異方性を有する金属磁性膜を基板で挟持し、巻線
窓のフロントコア内の斜辺と磁気ギャップ面とのなす角
度がφである磁気ヘッドにおいて、前記金属磁性膜の磁
化容易軸と磁気ギャップ面とのなす角度θが、磁気ギャ
ップ面に対して左側のフロントコア部では、反時計回り
に65°−φ<θ<115°−φ、右側のフロントコア
部では時計回りに65°−φ<θ<115°−φである
ように構成したものである。
【0007】図9は本発明の磁気ヘッド内を流れる磁束
の様子を摸式的に示したものであり、4aは磁気ギャッ
プ面、5は巻線窓、7はフロントコア、8はバックコア
、13は磁化容易軸、15は記録媒体を示している。 巻線窓5のフロントコア7内の斜辺7aと磁気ギャップ
面4aとのなす角度φは45°、磁化容易軸13と磁気
ギャップ面4aとのなす角度θは45°としている。ま
たバックコア8は無配向のMn−Znフェライトとして
いる。この場合、ヘッド内に流れる磁束14はできるだ
けレラクタンスの小さな方向に流れようとするので、高
周波領域において、フロントコア7の領域では、磁束は
初透磁率が大きい磁化困難軸方向に流れる。また、バッ
クコア8の領域では無配向であるが、磁路の断面積が大
きいので初透磁率が小さくてもレラクタンスはあまり大
きくならない。したがって磁路全体のレラクタンスが小
さくなり、磁気ヘッドの高周波領域における再生効率を
向上させることができる。
【0008】図10の(a)、(b)は本発明の磁気ヘ
ッドのフロントコア領域の磁化容易軸方向を変化させた
時の磁気ヘッドの30MHzにおける相対出力を示した
ものである。この磁気ヘッドのバックコア8は無配向の
Mn−Znフェライトとした。また、フロントコア7の
領域の磁化容易軸13とギャップ面4aとのなす角度θ
は0°から90°まで変化させ、また巻線窓5のフロン
トコア7内の斜辺7aとギャップ面4aとのなす角度φ
はφ=45°(図10の(a)参照)、φ=30°(図
10の(b)参照)の2種類とした。相対出力=0dB
は従来の無配向の金属磁性膜を用いた磁気ヘッドの30
MHzにおける再生出力である。図10の(a)、(b
)から、本発明の磁気ヘッドの再生出力はφ=45°の
時はθ=20°から70°までの範囲で従来の磁気ヘッ
ドの再生出力を上回り、φ=30°の時はθ=35°か
ら85°までの範囲で従来の磁気ヘッドの再生出力を上
回ることがわかる。
【0009】
【作用】以上のように、金属磁性膜の磁化容易軸と磁気
ギャップ面とのなす角度θが、磁気ギャップ面に対して
左側のフロントコア部では、反時計回りに65°−φ<
θ<115°−φ、右側のフロントコア部では時計回り
に65°−φ<θ<115°−φであるように構成する
ことにより、30MHz以上の高周波領域で従来の磁気
ヘッドを上回る高い効率で信号を記録再生する磁気ヘッ
ドが得られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。本発明の第1の実施例に係る磁気ヘッドの斜視図を
図1の(a)に示す。フロントコア7は異方性を有する
金属磁性膜1を非磁性基板2で挾持した構造からなり、
バックコア8は無配向のMn−Znフェライトから構成
され、フロントコア7とバックコア8が接着ガラス層1
1を介して接着されている。
【0011】本実施例では異方性を有する金属磁性膜1
はCoNbZrTaのアモルファス磁性膜からなり、こ
の金属磁性膜1がSiO2 などの絶縁層3を介して積
層されて多層膜となり、磁気コアを構成している。また
、一層当りの膜厚は使用周波数帯における渦電流損失を
考慮した厚さ以下になっている。非磁性の基板2として
はチタン酸マグネシウム系の酸化物を用いた。また、巻
線窓5のフロントコア7内の斜辺7aとギャップ面4a
とのなす角度φは45°とした。
【0012】図1の(b)により本発明の第1の実施例
の磁気ヘッドの異方性の様子を示す。金属磁性膜1の磁
化容易軸13と磁気ギャップ面4とのなす角度θが、磁
気ギャップ面4aに対して左側のフロントコア7では、
反時計回りに約45°、右側のフロントコア7では、時
計回りに約45°であるように異方性を付与した。
【0013】図2の(a)は本発明の第2の実施例に係
る磁気ヘッドの斜視図を示す。第1の実施例と異なる点
は、バックコア8が無配向の金属磁性膜16で構成され
ている点である。また無配向の金属磁性膜1としてはC
oNbZrTaのアモルファス磁性膜を用いた。
【0014】図2の(b)に第2の実施例の磁気ヘッド
の異方性の様子を示す。フロントコア7の領域では、金
属磁性膜1の磁化容易軸13と磁気ギャップ面4aとの
なす角度θが、磁気ギャップ面4aに対して左側のフロ
ントコア7では、反時計回りに約45°、右側のフロン
トコアでは時計回りに約45°であるように異方性が付
与されており、バックコア8は無配向である。
【0015】図3の(a)は第3の実施例に係る磁気ヘ
ッドの斜視図を示す。第1、第2の実施例と異なる点は
、バックコア8も異方性を有する金属磁性膜1からなる
点である。本実施例ではバックコア8の金属磁性膜1も
フロントコア7と同じCoNbZrTaのアモルファス
磁性膜を用いた。また、フロントコア7とバックコア8
が接着ガラス層11を介して接着され、また、巻線窓5
に対して左側のコア9と右側のコア10がギャップ材を
介して接合され、磁気ギャップ4を形成している。
【0016】図3の(b)に本発明の第3の実施例の磁
気ヘッドの異方性の様子を示す。金属磁性膜1の磁化容
易軸13と磁気ギャップ面4とのなす角度θが、磁気ギ
ャップ面4aに対して左側のフロントコア、および右側
のバックコアでは、反時計回りに約45°、右側のフロ
ントコアおよび左側のバックコアでは、時計回りに約4
5°であるように異方性が付与されている。
【0017】図4は従来の無配向の積層金属磁性膜を用
いた磁気ヘッドの相対出力の周波数特性aおよび本発明
の第1から第3の実施例の磁気ヘッドの相対出力の周波
数特性b〜dを示す。30MHz以上の高周波において
、本発明の磁気ヘッドの相対出力b〜dはすべて従来の
磁気ヘッドの相対出力aを大きく上回る高周波特性を示
していることがわかる。また、本実施例の磁気ヘッドに
おいても若干の出力差があり、第3の実施例の磁気ヘッ
ドの相対出力dが一番高く、第2の実施例の磁気ヘッド
の相対出力c、第1の実施例の磁気ヘッドの相対出力b
の順になっている。これは、バックコア8の初透磁率特
性を反映していると考えられる。
【0018】また本実施例では磁化容易軸13と磁気ギ
ャップ面4aとのなす角度θをすべて約45°としたが
、作用の項で上述したように、本実施例のような巻線窓
5のフロントコア7内の斜辺7aと磁気ギャップ面4a
とのなす角度φが45°の磁気ヘッドにおいてはθは2
0°〜70°であれば、30MHz以上の高周波領域に
おいては、従来の無配向の金属磁性膜を用いた磁気ヘッ
ドよりも相対出力が向上していることがわかった。
【0019】次に、本発明の第1の実施例の磁気ヘッド
の製造方法を図5〜図8に示す。また図6〜図8には、
製造過程での異方性の様子もあわせて示す。まず、図5
に示すように、チタン酸マグネシウム系の非磁性基板2
の片面上に低融点結晶化ガラス膜21を形成した第1基
板31と、チタン酸マグネシウム系の非磁性基板2の片
面上に低融点結晶化ガラス膜21を形成し、その反対面
上にCoNbZrTaのアモルファス合金からなる金属
磁性膜とSiO2 からなる絶縁膜をスパッタで交互に
積層した積層膜22(金属磁性膜1)を形成した第2基
板32と、チタン酸マグネシウム系の非磁性基板2の片
面上にCoNbZrTaのアモルファス合金からなる金
属磁性膜とSiO2 からなる絶縁膜をスパッタで交互
に積層した積層膜22(金属磁性膜1)を形成した第3
基板33とを作成する。
【0020】次に、図6に示すように、第1基板31と
複数枚の第2基板32と第3基板33とを積み重ねて加
圧熱処理を行い、積層体34を作成する。この加圧熱処
理時に、ギャップ面4aに対して角度θ傾いた方向に固
定磁界Hextを印加して、磁化容易軸13とギャップ
面4aとのなす角度がθになるように異方性を付与する
。そして積層体34を所定の幅24で切断し、コアプレ
−トを作成する。本実施例においては印加磁界強度は5
00Oe、熱処理温度は490℃とした。
【0021】次に、図7に示すように、コアプレ−トの
ギャップ面を平滑に研磨した後に、SiO2 および融
着ガラスで構成されるギャップ材24をスパッタリング
により形成してギャップ接合を行い、ギャップドプレ−
トを作成する。ギャップ接合の際のコアプレ−トの異方
性の向きは、ギャップ面4aに対して左側のコアプレ−
トの磁化容易軸13はギャップ面4aに対して反時計回
りにθ傾き、ギャップ面4aに対して右側のコアプレ−
トの磁化容易軸13はギャップ面4aに対して時計回り
にθ傾くようにする。また、ギャップ接合は無磁界中熱
処理で、しかも積層体34を形成するときに行う加圧熱
処理温度よりも若干低い温度で行う。本実施例では加圧
熱処理温度は470℃とした。このようにして作成した
ギャップドプレ−トは異方性の大きさは若干小さくなる
ものの、ギャップ接合前の異方性を残している。
【0022】次に、このギャップドプレ−トを所定の幅
25で切断し、図8に示すように、フロントコア7を形
成するギャップドバー26を作成し、巻線窓5を設ける
。またバックコア8を形成するバー27をMn−Znフ
ェライトを加工して作成し、巻線窓5を設け、フロント
コア7との接合面に接着ガラス層11を設けてコア接合
を行う。その時のフロントコア7の異方性の向きは、磁
化容易軸13と磁気ギャップ面4aとのなす角度が、磁
気ギャップ面4aに対して左側のフロントコアでは、反
時計回りにθ、右側のフロントコアは時計回りにθであ
るようにする。またコア接合の温度はギャップ接合の温
度と同一温度の470℃とした。次に、この接合された
ギャップドバー26,27を所定の幅28で切断して、
ヘッドチップが完成する。
【0023】このようにして作成した磁気ヘッドの異方
性は磁化容易軸13と磁気ギャップ面4aとのなす角度
が、磁気ギャップ面4aに対して左側のフロントコアで
は、反時計回りにθ、右側のフロントコアでは時計回り
にθになり、第1の実施例に示す磁気ヘッドが完成する
【0024】また、磁性膜に異方性を付与する方法とし
ては、本実施例では固定磁界中熱処理法を用いたが、磁
性膜のスパッタ形成時に固定磁界を印加する方法、ある
いは磁性膜のスパッタ形成時に基板を傾け、斜めスパッ
タにより異方性を付与しても同様の効果が得られた。
【0025】また、第2および第3の実施例の磁気ヘッ
ドの製造方法としては、第1の実施例の製造方法の中で
、バックコアを形成するバー27をそれぞれ無配向の金
属磁性膜からなる積層バー、あるいは異方性を有する金
属磁性膜からなる積層バーにすればよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、少なくと
も磁気コアのフロントコア部が膜面内に異方性を有する
金属磁性膜を基板で挟持し、巻線窓のフロントコア内の
斜辺と磁気ギャップ面とのなす角度がφである磁気ヘッ
ドにおいて、前記金属磁性膜の磁化容易軸と磁気ギャッ
プ面とのなす角度θが、磁気ギャップ面に対して左側の
フロントコア部では反時計回りに65°−φ<θ<11
5°−φ、右側のフロントコア部では時計回りに65°
−φ<θ<115°−φであるように構成することによ
り、30MHz以上の高周波帯でも十分高い効率で記録
再生できる高周波用磁気ヘッドが容易に得られる。
【0027】また、上記構成に加えて、磁気コアのバッ
クコア部が膜面内に異方性を有する金属磁性膜を基板で
挟持した磁気ヘッドにおいて、前記金属磁性膜の磁化容
易軸と磁気ギャップ面とのなす角度θが、磁気ギャップ
面に対して左側のバックコア部では、時計回りに65°
−φ<θ<115°−φ、右側のバックコア部では反時
計回りに65°−φ<θ<115°−φであるように構
成することにより、さらに高いヘッド効率を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における磁気ヘッドの斜
視図および異方性の様子を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例における磁気ヘッドの斜
視図および異方性の様子を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施例における磁気ヘッドの斜
視図および異方性の様子を示す図である。
【図4】従来の磁気ヘッドおよび本発明の磁気ヘッドの
相対出力の周波数特性を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例の磁気ヘッド製造方法を
示す斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施例の磁気ヘッド製造方法を
示す斜視図および異方性の様子を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例の磁気ヘッド製造方法を
示す斜視図および異方性の様子を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施例の磁気ヘッド製造方法を
示す斜視図および異方性の様子を示す図である。
【図9】本発明の磁気ヘッドに流れる磁束を示す図であ
る。
【図10】本発明の磁気ヘッドの相対出力の磁化容易軸
と磁気ギャップ面とのなす角度θの依存性を示す特性図
である。
【図11】異方性の方向による金属磁性膜及びMn−Z
nフェライトの初透磁率の周波数特性を示す図である。
【符号の説明】
1      異方性を有する金属磁性膜2     
 非磁性基板 3      絶縁層 4      磁気ギャップ 4a    磁気ギャップ面 5      巻線窓 7      フロントコア 7a    斜辺 8      バックコア 12    強磁性酸化物 13    磁化容易軸 16    無配向の金属磁性膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも磁気コアのフロントコア部
    が膜面内に異方性を有する金属磁性膜を基板で挟持し、
    巻線窓のフロントコア内の斜辺と磁気ギャップ面とのな
    す角度がφである磁気ヘッドにおいて、前記金属磁性膜
    の磁化容易軸と磁気ギャップ面とのなす角度θが、磁気
    ギャップ面に対して左側のフロントコア部では反時計回
    りに65°−φ<θ<115°−φ、右側のフロントコ
    ア部では時計回りに65°−φ<θ<115°−φであ
    るように構成されている磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】  磁気コアのバックコア部が膜面内に異
    方性を有する金属磁性膜を基板で挟持した磁気ヘッドに
    おいて、前記金属磁性膜の磁化容易軸と磁気ギャップ面
    とのなす角度θが、磁気ギャップ面に対して左側のバッ
    クコア部では、時計回りに65°−φ<θ<115°−
    φ、右側のバックコア部では反時計回りに65°−φ<
    θ<115°−φであるように構成されている請求項1
    記載の磁気ヘッド。
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