JPH04359639A - 電池充電装置 - Google Patents

電池充電装置

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Publication number
JPH04359639A
JPH04359639A JP21381291A JP21381291A JPH04359639A JP H04359639 A JPH04359639 A JP H04359639A JP 21381291 A JP21381291 A JP 21381291A JP 21381291 A JP21381291 A JP 21381291A JP H04359639 A JPH04359639 A JP H04359639A
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JP
Japan
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battery
charging
voltage
power supply
supplied
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Application number
JP21381291A
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English (en)
Inventor
Toshio Matsuda
俊夫 松田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ニッケル・カドミウム
電池等の、電子機器の電源として用いられる比較的小型
なものとされることが多い二次電池の充電を行う電池充
電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】再充電が可能とされるニッケル・カドミ
ウム電池等の二次電池の充電は、通常、商用交流電源か
らの交流電力を整流して得た直流電力を供給する直流電
源部を内蔵した充電装置が使用され、充電装置に装着さ
れた二次電池に充電装置内の直流電源部から充電電流が
供給されて行われる。その際、充電装置における直流電
源部から二次電池に供給される充電電流は、二次電池の
充電パーセント値が80パーセント程度に達していない
もとでは、二次電池の充電時間の短縮化を図るべく比較
的大なる電流値をとるものに設定されるが、二次電池の
充電パーセント値が80パーセント程度に達した後にお
いては、二次電池に損傷がまねかれる事態を回避すべく
比較的小なる電流値をとるものに設定される。
【0003】従って、充電が行われている状態にある二
次電池の充電状態は、その充電パーセント値が、100
パーセントに達するまで充電電流供給時間に比例して直
線的に増加していくというものとはされず、80パーセ
ント程度となるまでは充電電流供給時間に比例して略直
線的に増加していくが、それから100パーセントまで
は、それ以前における上昇勾配に比して一層緩やかな上
昇勾配をもって、比較的長い時間を要して徐々に100
パーセントに向かって増加していくものとされる。それ
ゆえ、このような二次電池が充電状態におかれる場合に
あっては、その充電パーセント値が80パーセント程度
に達した後には、本来二次電池からの電力供給がなされ
て作動せしめられるものとされる、例えば、携帯用電話
機等の負荷が、充電状態におかれている二次電池に対し
て並列に接続され、二次電池に充電電流を供給する直流
電源部を内蔵した充電装置からの電力供給がなされて作
動せしめられるものとされる状態がとられることが少な
くない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の如くに、二次電
池の充電に加えて、二次電池の両端間に接続された携帯
用電話機等の負荷に対する電力供給をも行うものとされ
る充電装置にあっては、それに備えられた直流電源部が
、二次電池に対する充電電流の供給と携帯用電話機等の
負荷に対する電流の供給とを同時に行うことになるが、
その際、直流電源部から携帯用電話機等の負荷に供給さ
れる電流の値の変化にかかわらず、直流電源部から二次
電池に供給される充電電流が、比較的小なる値とされる
設定電流値をもって確実に供給されるものとなされるこ
とが要望されるところとなる。しかしながら、従来提案
されている充電装置にあっては、比較的簡単な構成のも
とに上述の要望が満足されるようになされたものは見当
たらない。
【0005】斯かる点に鑑み、本発明は、二次電池に充
電電流を供給するための直流電源部が備えられ、その直
流電源部によって二次電池に対する充電電流の供給と充
電状態におかれている二次電池に対して並列に接続され
た負荷に対する電流の供給とが同時に行われる場合に、
直流電源部から負荷に供給される電流の値の変化にかか
わらず、直流電源部から二次電池に供給される充電電流
が設定された電流値をもって確実に供給されることにな
る状態が、比較的簡単な構成のもとに実現されるものと
された電池充電装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべく
、本発明に係る電池充電装置は、電池と抵抗素子との直
列接続が接続される一対の充電端子と、一対の充電端子
に接続された電池と抵抗素子との直列接続に、電池に対
する充電電流を供給する電源回路部と、電源回路部に対
する動作制御部とを備え、電源回路部に対する動作制御
部が、一対の充電端子に接続された電池と抵抗素子との
直列接続における抵抗素子の両端間に得られる電圧が供
給されて、電源回路部に抵抗素子の両端間に得られる電
圧を一定値をとるものとなす電流供給動作を行わせるも
のとされて、構成される。
【0007】
【作用】上述の如くに構成される本発明に係る電池充電
装置においては、電源回路部から一対の充電端子に接続
された電池と抵抗素子との直列接続に電池に対する充電
電流が供給されることによって、電池が充電状態におか
れるが、その際、充電電流が流れる抵抗素子の両端に得
られる電圧が電源回路部に対する動作制御部に供給され
、それに基づき、電源回路部に対する動作制御部が、充
電電流が流れる抵抗素子の両端に得られる電圧が一定値
をとるものとされることになる制御動作を行う。従って
、電池と抵抗素子との直列接続を流れる充電電流が、一
定の設定電流値をとるものとされる。斯かる状態は、一
対の充電端子に接続された電池と抵抗素子との直列接続
における電池に対して並列に負荷が接続され、その負荷
が電源回路部からの電流が供給されて作動せしめられる
ものとされて、電源回路部から負荷に供給される電流の
値が変化する場合にも、電源回路部から負荷に供給され
る電流の変化にかかわりなく維持される。
【0008】即ち、電源回路部によって、一対の充電端
子に接続された電池と抵抗素子との直列接続に対する充
電電流の供給と、充電状態におかれている電池に対して
並列に接続された負荷に対する電流の供給とが同時に行
われる場合に、電源回路部から負荷に供給される電流の
値の変化にかかわらず、電源回路部から電池と抵抗素子
との直列接続に供給される充電電流が、設定された電流
値をもって確実に供給されることになり、しかも、斯か
る状態が、電池に直列接続された抵抗素子を含む比較的
簡単な構成のもとに実現されることになる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明に係る電池充電装置の一例を
示し、この例は、携帯用電話機等の電子機器に用いられ
るニッケル・カドミウム電池の充電に使用されるものと
されている。
【0010】図1に示される例においては、一対の電源
入力端子11A及び11B間に、商用交流電源からの交
流電圧AVが供給される。そして、交流電圧AVは、電
源入力端子11A及び11Bにヒューズ12を介在させ
て接続された一次側巻線13P及び二次側巻線13Sを
備えた電源トランスフォーマ13によって変圧され、二
次側巻線13Sに降圧された交流電圧AV’が得られる
【0011】電源トランスフォーマ13の二次側巻線1
3Sに得られる交流電圧AV’は、電源スイッチ14が
オン状態とされたもとで、両波整流回路15に供給され
、両波整流回路15の出力端に接続されたコンデンサ1
5Cの両端間に、交流電圧AV’が整流されて形成され
る直流電圧VBoが得られる。直流電圧VBoは、定電
源電圧発生部16に供給され、定電源電圧発生部16は
、直流電圧VBoに基づいて、直流電圧VBoのレベル
変動の影響を受けることなく、例えば、5ボルトに設定
される一定値をとる定電源電圧VCを形成する。斯かる
定電源電圧VCは、定電源電圧発生部16の出力端に接
続されたコンデンサ16Cの両端間に得られ、電源ライ
ン17によって伝達される。
【0012】また、両波整流回路15の出力端に接続さ
れたコンデンサ15Cの両端間に得られる直流電圧VB
oは、電圧安定化回路18に供給される。電圧安定化回
路18は、直流電圧VBoがエミッタから供給される、
ベース接地型接続がなされたPNP型のトランジスタ2
0,トランジスタ20のベースと接地電位点との間にお
いてエミッタ接地型接続がされたNPN型のトランジス
タ21,トランジスタ21のベースに出力端が接続され
た制御電圧形成部22,電源ライン17と接地電位点と
の間において直列接続された可変抵抗器23と抵抗器2
4と抵抗器25とから成り、抵抗器24と抵抗器25と
の間の接続点Pが制御電圧形成部22の一方の入力端に
接続された電圧検出部26,接続端子28を制御電圧形
成部22の他方の入力端に連結する抵抗器27、及び、
トランジスタ20のコレクタと接地電位点との間に接続
されたコンデンサ29を含んで構成されている。
【0013】そして、電圧安定化回路18におけるトラ
ンジスタ20のコレクタは、それから伸びる電源ライン
19を通じて充電端子30に接続されている。それによ
り、両波整流回路15及び電圧安定化回路18を含む部
分によって、充電端子30に充電電圧VBを供給する電
源回路部が形成されていることになり、充電端子30は
、接地された他の充電端子31と対をなすものとされて
いる。
【0014】一対の充電端子30及び31間には、充電
がなされるべき状態とされたニッケル・カドミウム電池
である電池70と、例えば、 0.1オーム程度の低抵
抗値を有した抵抗器71との直列接続が、電池70側の
端子73が充電端子31に接続されるとともに抵抗器7
1側の端子74が充電端子30に接続される状態となさ
れて配される。電池70と抵抗器71との直列接続は、
機構的には、共通のケース72内に収容されて、充電端
子30及び31に対して着脱自在とされる。そして、電
池70と抵抗器71との直列接続における電池70と抵
抗器71との間の接続点からは、端子75が引き出され
ており、この端子75は電圧安定化回路18に設けられ
た接続端子28に接続される。
【0015】このようにして一対の充電端子30及び3
1間に接続された電池70と抵抗器71との直列接続に
は、電源ライン19を通じて充電端子30に得られる充
電電圧VBが供給され、それに基づいて電池70と抵抗
器71との直列接続に充電電流IBが流れる。即ち、両
波整流回路15及び電圧安定化回路18を含む部分によ
り形成された電源回路部から、電源ライン19を通じて
、一対の充電端子30及び31間に接続された電池70
と抵抗器71との直列接続に充電電流IBが供給される
のであり、それにより電池70の充電が行われる。斯か
る電池70の充電が行われる際、充電電流IBが抵抗器
71を流れることにより抵抗器71の両端間に得られる
電圧Vqが、端子75に導出される。斯かる端子75に
導出される電圧Vqは、電池70を流れる充電電流IB
の値に応じた値をとることになる。
【0016】電圧安定化回路18における制御電圧形成
部22は、電圧検出部26における接続点Pに電源ライ
ン17における定電源電圧VCが分圧されて得られる電
圧Vpと、一対の充電端子30及び31間に接続された
電池70と抵抗器71との直列接続における端子75に
得られ、接続端子28及び抵抗器27を通じて伝達され
る電圧Vqとを比較して、電圧Vpと電圧Vqとの間の
差に応じた制御電圧を形成し、それをトランジスタ21
のベースに供給して、トランジスタ21を通じてトラン
ジスタ20についてのインピーダンス制御を行い、それ
によって、電圧安定化回路18は定電圧回路として動作
し、トランジスタ20のコレクタに得られ、電源ライン
19を通じて充電端子30に伝達される充電電圧VBが
、例えば、 8.1ボルトとされる一定値をとるものと
なるように制御される。その際、電圧Vpと電圧Vqと
が一定の差を有するものとなるようにされるが、電圧V
pが、定電源電圧VCが可変抵抗器23及び抵抗器24
の和と抵抗器25とによって分圧されて得られるもので
あって一定値をとるものとされるので、電圧Vqも一定
値をとるようにされることになり、従って、トランジス
タ20を通じて電源ライン19を流れる電流が、電源ラ
イン19を通じて電池70と抵抗器71との直列接続に
供給される充電電流IBが一定の設定値をとるものとな
るように制御されることになる。なお、電圧Vpの値は
可変抵抗器23によって調整される。
【0017】電源ライン17と接地電位点との間には、
直列接続された可変抵抗器32,抵抗器33及び抵抗器
34から成り、抵抗器33と抵抗器34との間の接続点
Xがレベル比較部39の負入力端に接続された電圧検出
部35が設けられており、また、電源ライン19と接地
電位点との間には、直列接続された抵抗器36及び37
から成り、抵抗器36と抵抗器37との間の接続点Yが
レベル比較部39の正入力端に接続された電圧検出部3
8が設けられている。レベル比較部39は、電圧検出部
35における接続点Xに電源ライン17における定電源
電圧VCが分圧されて得られる電圧Vxと、電圧検出部
38における接続点Yに電源ライン19における充電電
圧VBが分圧されて得られる電圧Vyとを比較し、電圧
Vyが電圧Vx未満であるとき低レベルをとり、電圧V
yが電圧Vx以上であるとき高レベルをとる比較出力電
圧Vzを発生する。
【0018】電圧検出部35における接続点Xに得られ
る電圧Vxの値は、可変抵抗器32によって調整され、
例えば、電源ライン19における充電電圧VBが 7.
8ボルトとなる際に電圧検出部38における接続点Yに
得られる電圧Vyの値に等しい一定値に設定される。電
圧Vxの値がこのように設定されることにより、レベル
比較部39からの比較出力電圧Vzは、電源ライン19
における充電電圧VBが 7.8ボルト未満であるとき
低レベルをとり、電源ライン19における充電電圧VB
が 7.8ボルト以上であるとき高レベルをとるものと
される。
【0019】レベル比較部39からの比較出力電圧Vz
は、抵抗器40を通じて、PNP型のトランジスタ41
のベースに供給される。トランジスタ41は、そのベー
スが抵抗器42を介して電源ライン17に接続されると
ともにそのエミッタが電源ライン17に接続され、さら
に、そのコレクタと接地電位点との間に、抵抗器43と
発光ダイオード44とが直列に接続されたものとされて
おり、レベル比較部39からの比較出力電圧Vzが低レ
ベルをとるときオン状態とされ、レベル比較部39から
の比較出力電圧Vzが高レベルをとるときオフ状態とさ
れる。トランジスタ41のコレクタに接続された発光ダ
イオード44は、トランジスタ41がオン状態とされる
ときのみオン状態をとり、オン状態のもとでは、例えば
、赤色の色光を発するものとされる。これらトランジス
タ41及び発光ダイオード44を含む部分は、第1の充
電状態表示部を形成している。
【0020】また、レベル比較部39からの比較出力電
圧Vzは、抵抗器45を通じて、タイマー46のトリガ
ー端子46Tに供給される。タイマー46は、電源ライ
ン17からの定電源電圧VCが供給されるものとされて
おり、トリガー端子46Tに供給される比較出力電圧V
zの立上りエッジ部によりトリガーがかけられて時間計
測動作を開始し、予め設定された所定の時間を計測する
。そして、タイマー46は、予め設定された所定の時間
の計測が終了すると自動的にリセットされ、電源ライン
17からの定電源電圧VCが印加されており、定電源電
圧VCが供給されているもとで、時間計測動作を行って
いないとき高レベルをとり、時間計測動作を行っている
とき低レベルをとるタイマー出力電圧Vtを発生する。
【0021】タイマー46からのタイマー出力電圧Vt
は、NPN型のトランジスタ47のベースに供給される
。トランジスタ47は、そのベースが抵抗器48を介し
て電源ライン17に接続されるとともに抵抗器49を介
して接地され、また、そのエミッタが直接に接地され、
さらに、そのコレクタと電源ライン17との間に発光ダ
イオード57が接続されたものとされており、タイマー
46からのタイマー出力電圧Vtが高レベルをとるとき
オン状態とされ、タイマー46からのタイマー出力電圧
Vtが低レベルをとるときオフ状態とされる。
【0022】また、タイマー46からのタイマー出力電
圧Vtは、NPN型のトランジスタ50のベースにも供
給される。トランジスタ50は、そのベースが抵抗器5
1を介して接地されるとともにそのエミッタが直接に接
地され、さらに、そのコレクタが抵抗器52を介して電
源ライン17に接続されたものとされており、タイマー
46からのタイマー出力電圧Vtが高レベルをとるとき
オン状態とされ、タイマー46からのタイマー出力電圧
Vtが低レベルをとるときオフ状態とされる。そして、
トランジスタ50のコレクタに得られる、トランジスタ
50がオン状態とされるとき低レベルをとり、トランジ
スタ50がオフ状態とされるとき高レベルをとる出力電
圧Vuが、アステーブル・マルチバイブレータ53のイ
ネーブル端子53Eに供給される。
【0023】アステーブル・マルチバイブレータ53は
、電源ライン17からの定電源電圧VCが供給されるも
のとされており、イネーブル端子53Eに供給される出
力電圧Vuが低レベルをとるときには反転動作を行わず
、その出力端に得られるバイブレータ出力電圧Vwを低
レベルに維持し、また、イネーブル端子53Eに供給さ
れる出力電圧Vuが高レベルをとるとき、反転動作を行
って、バイブレータ出力電圧Vwを内蔵する時定数回路
により設定される所定の期間ずつ高レベルと低レベルと
を交互にとるものとなす。アステーブル・マルチバイブ
レータ53からのバイブレータ出力電圧Vwは、NPN
型のトランジスタ54のベースに供給される。トランジ
スタ54は、そのベースが抵抗器55を介して電源ライ
ン17に接続されるとともに抵抗器56を介して接地さ
れ、また、そのエミッタが直接に接地され、さらに、そ
のコレクタがトランジスタ47のコレクタと発光ダイオ
ード57との間の接続点に接続されたものとされており
、アステーブル・マルチバイブレータ53からのバイブ
レータ出力電圧Vwが高レベルをとるときオン状態とさ
れ、アステーブル・マルチバイブレータ53からのバイ
ブレータ出力電圧Vwが低レベルをとるときオフ状態と
される。
【0024】トランジスタ47及び54の夫々のコレク
タと電源ライン17との間に接続された発光ダイオード
57は、トランジスタ47及び54のうちの少なくとも
一方がオン状態とされるときオン状態をとり、オン状態
のもとでは、例えば、緑色の色光を発するものとされる
。これらトランジスタ47及び54及び発光ダイオード
57を含む部分は、第2の充電状態表示部を形成してい
る。
【0025】さらに、レベル比較部39からの比較出力
電圧Vzは、抵抗器60を通じて、NPN型のトランジ
スタ61のベースに供給される。トランジスタ61は、
そのベースが抵抗器62を介して接地されるとともにそ
のエミッタが直接に接地され、また、そのコレクタが抵
抗器63介して、電圧安定化回路18における電圧検出
部26の接続点Pに接続されたものとされており、比較
出力電圧Vzが低レベルをとるときオフ状態とされ、比
較出力電圧Vzが高レベルをとるときオン状態とされる
【0026】このような構成のもとで、ケース72に収
容された電池70についての充電が行われる際には、先
ず、一対の電源入力端子11A及び11B間に商用交流
電源からの交流電圧AVが供給される状態とされたもと
で、図2に示される如くの時点t1において、電源スイ
ッチ14がオン状態とされる。それにより、時点t1後
においては、電源ライン17に5ボルトの定電源電圧V
Cが得られるとともに、電源ライン19に、図2のAに
示される如く、8.1 ボルトとされた充電電圧VBが
得られる。また、このとき、レベル比較部39からの比
較出力電圧Vzが、図2のCに示される如く、高レベル
をとるものとされるので発光ダイオード44は、図2の
Gに示される如くオフ状態とされるが、タイマー46が
時間計測を行わない状態におかれて、タイマー46から
のタイマー出力電圧Vtが図2のDに示される如くに高
レベルをとるものとされるので、トランジスタ47がオ
ン状態とされ、発光ダイオード57が図2のHに示され
る如くにオン状態とされて、緑色の色光を発するものと
され、第2の充電状態表示部により、電源スイッチ14
がオン状態とされたことが表示される。
【0027】次に、例えば、図2における時点t2にお
いて、電池70が収容されたケース72が一対の充電端
子30及び31に装着され、それにより、一対の充電端
子30及び31間に、電池70と抵抗器71との直列接
続が、電池70側の端子73が充電端子30に接続され
るとともに抵抗器71側の端子74が充電端子31に接
続される状態とされ、また、電池70と抵抗器71との
間の端子75が電圧安定化回路18に設けられた接続端
子28に接続される。このとき、レベル比較部39から
の比較出力電圧Vzが低レベルをとるものとされて、電
圧安定化回路18における電圧検出部26の接続点Pに
接続されたトランジスタ61はオフ状態とされており、
一対の充電端子30及び31間に接続された電池70と
抵抗器71との直列接続には、電源ライン19を通じて
、図2のBに示される如くの、例えば、 150ミリア
ンペアとされる充電電流IBが供給される。斯かる電源
ライン19を通じての電池70と抵抗器71との直列接
続に対する充電電流IBの供給開始により、電源ライン
19における充電電圧VBは、図2のAに示される如く
、時点t2において、例えば、6ボルトまで急激に低下
する。
【0028】そして、時点t2の後には、電池70が充
電電流IBによって充電されていくに従って、電源ライ
ン19における充電電圧VBは、図2のAに示される如
くに徐々に上昇していく。また、このとき電池70と抵
抗器71との間の端子75に導出される抵抗器71の両
端間に得られる電圧Vqが、接続端子28及び電圧安定
化回路18における抵抗器27を通じて制御電圧形成部
22に供給され、制御電圧形成部22からの制御信号に
基づく制御がなされるトランジスタ20により、それを
経て電源ライン19を流れる電流が、電圧Vqが一定に
維持されるように、従って、電池70及び抵抗器71を
流れる充電電流IBが、例えば、 150ミリアンペア
とされる一定値に維持されるように制御され、電池70
が、例えば、150ミリアンペアとされる一定値をとる
充電電流IBによって充電される状態とされる。
【0029】斯かる状態のもとでは、電源ライン19に
おける充電電圧VBが7.8ボルト未満となっているが
、ここで 7.8ボルトという電圧値は、電源ライン1
9を通じて供給される充電電流IBによって充電されて
いる電池70の充電状態が、70パーセントから90パ
ーセントまでの範囲内に設定された値、例えば、80パ
ーセントとされる充電パーセント値をとるものとされた
とき、電源ライン19における充電電圧VBがとる値で
ある。 即ち、電源ライン19を通じて供給される充電電流IB
によって充電されている電池70が、80パーセント充
電状態とされると、電源ライン19における充電電圧V
Bの値が 7.8ボルトになるように設定されているの
である。そして、電源ライン19における充電電圧VB
が 7.8ボルト未満であることにより、電圧検出部3
5における接続点Xに得られる電圧Vxより電圧検出部
38における接続点Yに得られる電圧Vyが低くなり、
レベル比較部39からの比較出力電圧Vzが、図2のC
に示される如くに低レベルをとるものとされ、それによ
り、トランジスタ41がオン状態とされ、発光ダイオー
ド44が図2のGに示される如くにオン状態とされて、
赤色の色光を発するものとされる。また、タイマー46
が引き続き時間計測を行わない状態におかれて、タイマ
ー46からのタイマー出力電圧Vtが、図2のDに示さ
れる如くに、高レベルを維持するものとされるので、ト
ランジスタ47がオン状態に維持され、発光ダイオード
57が、図2のHに示される如くに、オン状態とされて
緑色の色光を発する状態を継続する。さらに、レベル比
較部39からの比較出力電圧Vzが低レベルをとること
により、電圧安定化回路18における電圧検出部26の
接続点Pに接続されたトランジスタ61がオフ状態に維
持される。
【0030】従って、電池70の充電が開始された後電
源ライン19における充電電圧VBが 7.8ボルト未
満とされている場合、従って、電池70が80パーセン
ト充電状態に到達していない場合には、発光ダイオード
44及び57が夫々赤色の色光及び緑色の色光を発する
状態とされて、第1及び第2の充電状態表示部により、
電池70が80パーセント充電状態に到達していない充
電状態にあることが表示されることになる。
【0031】その後、例えば、図2における時点t3に
おいて、電源ライン19における充電電圧VBが 7.
8ボルトに達すると、電源ライン19を通じて供給され
る充電電流IBによって充電されている電池70が80
パーセント充電状態に到達したことになり、時点t3後
にあっては、電源ライン19における充電電圧VBがそ
の値が、図2のAに示される如く、 7.8ボルトから
8.1ボルトに漸近していくものとされる。このように
電源ライン19における充電電圧VBが 7.8ボルト
以上となることにより、電圧検出部38における接続点
Yに得られる電圧Vyが電圧検出部35における接続点
Xに得られる電圧Vx以上とされ、レベル比較部39か
らの比較出力電圧Vzが、図2のCに示される如くに、
時点t3において立上りエッジ部を形成して高レベルを
とるものとされる。それにより、電圧安定化回路18に
おける電圧検出部26の接続点Pに接続されたトランジ
スタ61がオン状態とされて、電圧安定化回路18にお
ける電圧検出部26の接続点Pに得られる電圧Vpが低
下せしめられ、その結果、制御電圧形成部22からの制
御信号に基づく制御がなされるトランジスタ20が、そ
れを経て電源ライン19を流れる電流、従って、電源ラ
イン19を通じて電池70と抵抗器71との直列接続に
供給される充電電流IBを、その値が図2のBに示され
る如くに急激に低下して、例えば、約15ミリアンペア
となるように制御する。
【0032】斯かる状態にあっても、このとき電池70
と抵抗器71との間の端子75に導出される抵抗器71
の両端間に得られる電圧Vqが、接続端子28及び電圧
安定化回路18における抵抗器27を通じて制御電圧形
成部22に供給され、制御電圧形成部22からの制御信
号に基づく制御がなされるトランジスタ20により、電
池70及び抵抗器71を流れる充電電流IBが、例えば
、約15ミリアンペアとされる一定値に維持されるよう
に制御され、電池70が、例えば、約15ミリアンペア
とされる一定値をとる充電電流IBにより引き続き充電
されて、100パーセント充電状態に向かうものとされ
る。
【0033】そして、このようなもとでは、レベル比較
部39からの比較出力電圧Vzが、図2のCに示される
如くに、時点t3において立上りエッジ部を形成して高
レベルをとるものとされることにより、トランジスタ4
1がオフ状態とされ、発光ダイオード44が、図2のG
に示される如くにオフ状態とされて、色光を発しない状
態とされる。
【0034】また、タイマー46が、そのトリガー端子
46Tに供給されるレベル比較部39からの比較出力電
圧Vzの時点t3における立上りエッジ部によってトリ
ガーされ、予め設定された時間の計測動作を開始する。 ここで、タイマー46により計測される予め設定された
時間は、例えば、80パーセント充電状態に到達した電
池70が、その後、電源ライン19を通じて供給される
、例えば、約15ミリアンペアとされる充電電流IBに
より充電されて100パーセント充電状態に到達するに
要される時間とされる。このような、タイマー46の時
間計測動作に伴い、タイマー46からのタイマー出力電
圧Vtが、図2のDに示される如くに、時点t3以後低
レベルをとるものとされて、トランジスタ47がオフ状
態とされる。また、低レベルをとるタイマー46からの
タイマー出力電圧Vtによってトランジスタ50がオフ
状態とされ、アステーブル・マルチバイブレータ53の
イネーブル端子53Eに、図2のEに示される如くの高
レベルをとる出力電圧Vuが供給される。それにより、
アステーブル・マルチバイブレータ53が、反転動作を
行って、バイブレータ出力電圧Vwを、図2のFに示さ
れる如くに、内蔵する時定数回路により設定される所定
の期間ずつ高レベルと低レベルとを交互にとるものとな
す。
【0035】そして、所定の期間ずつ高レベルと低レベ
ルとを交互にとるバイブレータ出力電圧Vwによって、
トランジスタ54がオン状態とオフ状態とを所定の期間
ずつ交互にとるものとされ、その結果、発光ダイオード
57が、図2のHに示される如く、色光を発する状態と
色光を発しない状態とを所定の期間ずつ交互にとって、
フラッシング動作状態におかれるものとされる。
【0036】このようにして、電池70が、80パーセ
ント充電状態に到達した後、引き続き電源ライン19を
通じて供給される充電電流IBにより充電されて100
パーセント充電状態に到達するまでの期間においては、
発光ダイオード44がオフ状態とされて色光を発しない
ものとされるとともに、発光ダイオード57がフラッシ
ング状態とされて緑色の色光を点滅させるものとされて
、第1及び第2の充電状態表示部により、電池70が8
0パーセント充電状態に到達した後の充電状態にあるこ
とが表示されることになる。
【0037】斯かる状態のもとで、図1において一点鎖
線により示される如く、一対の充電端子30及び31間
に、電池70と抵抗器71との直列接続に対して並列と
なる関係をもって、本来電池70による電力供給が行わ
れて作動状態とされるべき、例えば、携帯用電話機等の
負荷80が接続されると、電池70と抵抗器71との間
の端子75に導出される抵抗器71の両端間に得られる
電圧Vqが、接続端子28及び電圧安定化回路18にお
ける抵抗器27を通じて制御電圧形成部22に供給され
ることにより、電池70及び抵抗器71を流れる充電電
流IBが、例えば、約15ミリアンペアとされる一定値
に維持されるもとで、負荷80に、それが作動するに必
要とされる、例えば、60ミリアンペア程度とされる電
流値をとる電流ILが、電源ライン19を通じて供給さ
れる状態とされる。従って、電源ライン19には、トラ
ンジスタ20を経て、電池70と抵抗器71との直列接
続に供給される充電電流IBと、それに加えて、負荷8
0に供給される電流ILとが流れることになる。その際
、電源ライン19を通じて負荷80に供給される電流I
Lがその値の変動を生じても、電源ライン19を通じて
電池70と抵抗器71との直列接続に供給される充電電
流IBは、負荷80に供給される電流ILの値の変動に
かかわりなく、例えば、約15ミリアンペアとされる一
定の電流値を維持するものとされる。
【0038】続いて、図2における時点t4において、
予め設定された、80パーセント充電状態に到達した電
池70がその後100パーセント充電状態に到達するに
要される時間の計測を終了したタイマー46が、時間計
測動作を行わない状態をとり、それに伴って、タイマー
46からのタイマー出力電圧Vtが、図2のDに示され
る如くに、時点t4以後高レベルをとるものとされ、ト
ランジスタ47がオン状態とされる。また、高レベルを
とるタイマー46からのタイマー出力電圧Vtによりト
ランジスタ50がオン状態とされて、アステーブル・マ
ルチバイブレータ53が反転動作を行わない状態とされ
、トランジスタ54がオフ状態とされる。このようにし
て、トランジスタ47がオン状態とされることにより、
発光ダイオード57が、図2のHに示される如くに、オ
ン状態とされて緑色の色光を発するものとされる。斯か
るもとにおいても、トランジスタ41はオフ状態に維持
され、発光ダイオード44は、図2のGに示される如く
に、オフ状態に維持される。
【0039】その後、例えば、図2における時点t5に
おいて、電池70及び抵抗器71が収容されたケース7
2が一対の充電端子30及び31から離脱せしめられ、
電池70と抵抗器71との直列接続が一対の充電端子3
0及び31との接続が断たれ、また、端子75が電圧安
定化回路18における接続端子28との接続が断たれた
状態とされる。それに伴って、図2のBに示される如く
に、充電電流IBが流れなくなる。そして、さらに、図
2における時点t6において、電源スイッチ14がオフ
状態とされて、発光ダイオード57もオフ状態とされる
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係る電池充電装置によれば、ニッケル・カドミウム電池
等の二次電池とされる電池の充電にあたって、電源回路
部によって一対の充電端子に接続された電池に対する充
電電流の供給が行われる場合に、電池に直列接続されて
充電電流が流れるものとされた抵抗素子の両端に得られ
る電圧が電源回路部に対する動作制御部に供給され、そ
れに基づいて、電源回路部に対する動作制御部が、充電
電流が流れる抵抗素子の両端に得られる電圧が一定値を
とるものとされることになる制御動作を行うので、電池
と抵抗素子との直列接続を流れる充電電流が、一定の設
定電流値をとるものとされる。そして、斯かる状態は、
一対の充電端子に接続された電池と抵抗素子との直列接
続における電池に対して並列に負荷が接続され、電源回
路部によって電池に対する充電電流の供給と負荷に対す
る電流の供給とが同時に行われる場合にも維持されるの
で、電源回路部から負荷に供給される電流の値の変化に
かかわりなく、電源回路部から電池に供給される充電電
流を適正な設定電流値を確実に維持するものとなすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電池充電装置の一例を示す回路構
成図である。
【図2】図1に示される例の動作説明に供される波形図
である。
【符号の説明】
14  電源スイッチ 15  両波整流回路 16  定電源電圧発生部 17  電源ライン 18  電圧安定化回路 19  電源ライン 28  接続端子 30  充電端子 31  充電端子 35  電圧検出部 38  電圧検出部 39  レベル比較部 44  発光ダイオード 46  タイマー 53  アステーブル・マルチバイブレータ57  発
光ダイオード 70  電池 71  抵抗器 75  端子 80  負荷

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池と抵抗素子との直列接続の両端が夫々
    接続される一対の充電端子と、該一対の充電端子間に接
    続された電池と抵抗素子との直列接続に、上記電池に対
    する充電電流を供給する電源回路部と、上記一対の充電
    端子間に接続された電池と抵抗素子との直列接続におけ
    る上記抵抗素子の両端間に得られる電圧が供給され、上
    記電源回路部に上記抵抗素子の両端間に得られる電圧を
    一定値をとるものとなす電流供給動作を行わせる動作制
    御部と、を備えて構成される電池充電装置。
  2. 【請求項2】一対の充電端子における端子間電圧に基づ
    いて、電源回路部からの充電電流が供給されている電池
    の充電状態を検出する充電状態検出手段と、該充電状態
    検出手段により上記電源回路部からの充電電流が供給さ
    れている電池の充電状態が70パーセントから90パー
    セントまでの範囲内に設定された所定の充電パーセント
    値以上とされたことが検出されるとき、上記電源回路部
    からの上記電池に対する充電電流を低減せしめられたも
    のとなす充電電流制御部とを備えたことを特徴とする請
    求項1記載の電池充電装置。
  3. 【請求項3】電池と抵抗素子との直列接続が共通のケー
    ス内に収容されて、一対の充電端子に対して着脱自在と
    されたことを特徴とする請求項1又は2記載の電池充電
    装置。
  4. 【請求項4】一対の充電端子間に、電池と抵抗素子との
    直列接続に加えて、電源回路部からの電流供給がなされ
    る負荷が接続されることを特徴とする請求項1又は2記
    載の電池充電装置。
JP21381291A 1991-01-21 1991-08-26 電池充電装置 Pending JPH04359639A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-1237 1991-01-21
JP123791 1991-01-21

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JPH04359639A true JPH04359639A (ja) 1992-12-11

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JP21381291A Pending JPH04359639A (ja) 1991-01-21 1991-08-26 電池充電装置

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