JPH06225466A - 二次電池充電回路 - Google Patents
二次電池充電回路Info
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- JPH06225466A JPH06225466A JP5009095A JP909593A JPH06225466A JP H06225466 A JPH06225466 A JP H06225466A JP 5009095 A JP5009095 A JP 5009095A JP 909593 A JP909593 A JP 909593A JP H06225466 A JPH06225466 A JP H06225466A
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- Japan
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- charging
- voltage
- battery
- circuit
- capacity
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 充電条件によらず二次電池の充電容量を常に
正確に報知する。 【構成】 充電電流検出抵抗R1および減算回路3によ
り充電電流値に対応する電圧値を発生し、この電圧値を
第1および第2のコンパレータ4,5でそれぞれ80%
充電に対応する第1のしきい値Vref1および100%充
電に対応する第2のしきい値Vref2と比較している。そ
して、上記充電電流値に対応する電圧値が第1のしきい
値Vref1以下に低下したときに、表示駆動回路7により
LED2を点灯させて「80%充電完了」の旨を表示さ
せ、また上記充電電流値に対応する電圧値が第2のしき
い値Vref2以下に低下したときに、表示駆動回路7によ
りLED3のみを点灯させて「100%充電完了」の旨
を表示させるようにしている。
正確に報知する。 【構成】 充電電流検出抵抗R1および減算回路3によ
り充電電流値に対応する電圧値を発生し、この電圧値を
第1および第2のコンパレータ4,5でそれぞれ80%
充電に対応する第1のしきい値Vref1および100%充
電に対応する第2のしきい値Vref2と比較している。そ
して、上記充電電流値に対応する電圧値が第1のしきい
値Vref1以下に低下したときに、表示駆動回路7により
LED2を点灯させて「80%充電完了」の旨を表示さ
せ、また上記充電電流値に対応する電圧値が第2のしき
い値Vref2以下に低下したときに、表示駆動回路7によ
りLED3のみを点灯させて「100%充電完了」の旨
を表示させるようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばリチウムイオン
(Liイオン)電池や鉛電池のように、充電方式として
定電流定電圧充電方式が使用される二次電池を充電する
ために使用される充電回路に関する。
(Liイオン)電池や鉛電池のように、充電方式として
定電流定電圧充電方式が使用される二次電池を充電する
ために使用される充電回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に携帯電話機やコードレス電話機な
どの移動無線通信機では、電源として二次電池が使用さ
れている。この二次電池には種々のものがあるが、最近
Liイオン電池が注目されている。Liイオン電池は、
Ni−Cd電池に比べて体積エネルギ密度および重量エ
ネルギ密度がそれぞれ高いため、移動無線通信機のより
一層の小形軽量化が期待できる。またLiイオン電池
は、放電するにつれて端子電圧がほぼ直線的に低下する
という放電特性を有しているため、電池電圧を監視する
ことで電池の残量表示を比較的簡単かつ正確に行なうこ
とができるという利点も有している。
どの移動無線通信機では、電源として二次電池が使用さ
れている。この二次電池には種々のものがあるが、最近
Liイオン電池が注目されている。Liイオン電池は、
Ni−Cd電池に比べて体積エネルギ密度および重量エ
ネルギ密度がそれぞれ高いため、移動無線通信機のより
一層の小形軽量化が期待できる。またLiイオン電池
は、放電するにつれて端子電圧がほぼ直線的に低下する
という放電特性を有しているため、電池電圧を監視する
ことで電池の残量表示を比較的簡単かつ正確に行なうこ
とができるという利点も有している。
【0003】Liイオン電池を充電するには、定電流定
電圧充電方式が使用される。図4はその充電特性の一例
を示すものである。完全放電されたLiイオン電池を充
電する場合には、その電池電圧が放電終止電圧に近いた
め、Liイオン電池には先ず時刻t0 より最大充電電流
が供給され、これにより定電流充電が行なわれる。この
定電流充電によりLiイオン電池の電池電圧は徐々に増
加する。そして、時刻t1 で電池電圧が予め設定された
最大電圧値(例えば4.2V)に達すると、以後Liイ
オン電池の電池電圧を上記最大電圧値(4.2V)に保
持させながら、さらに充電電流を供給し続ける。つまり
定電圧充電を行なう。この定電圧充電期間において充電
電流値は徐々に減少する。そして、充電電流値がほぼ零
になるとLiイオン電池は満充電となり、この時点t2
で充電は終了となる。一般に、上記充電方式が定電流方
式から定電圧方式に切替えられる時刻t1 でのLiイオ
ン電池の充電容量はほぼ80%である。
電圧充電方式が使用される。図4はその充電特性の一例
を示すものである。完全放電されたLiイオン電池を充
電する場合には、その電池電圧が放電終止電圧に近いた
め、Liイオン電池には先ず時刻t0 より最大充電電流
が供給され、これにより定電流充電が行なわれる。この
定電流充電によりLiイオン電池の電池電圧は徐々に増
加する。そして、時刻t1 で電池電圧が予め設定された
最大電圧値(例えば4.2V)に達すると、以後Liイ
オン電池の電池電圧を上記最大電圧値(4.2V)に保
持させながら、さらに充電電流を供給し続ける。つまり
定電圧充電を行なう。この定電圧充電期間において充電
電流値は徐々に減少する。そして、充電電流値がほぼ零
になるとLiイオン電池は満充電となり、この時点t2
で充電は終了となる。一般に、上記充電方式が定電流方
式から定電圧方式に切替えられる時刻t1 でのLiイオ
ン電池の充電容量はほぼ80%である。
【0004】ところで、この様な充電を行なう場合に、
電池の充電容量が表示されるとユーザにとっては大変便
利である。そこで、従来では充電回路に例えば充電時間
計時用のタイマを設け、このタイマを充電開始時点t0
で起動させて、その計時時間が予め設定した基本充電時
間に達した時点で満充電になったものと看做してその旨
を表示することが考えられている。なお、基本充電時間
の値は理論計算あるいは測定により予め設定される。
電池の充電容量が表示されるとユーザにとっては大変便
利である。そこで、従来では充電回路に例えば充電時間
計時用のタイマを設け、このタイマを充電開始時点t0
で起動させて、その計時時間が予め設定した基本充電時
間に達した時点で満充電になったものと看做してその旨
を表示することが考えられている。なお、基本充電時間
の値は理論計算あるいは測定により予め設定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の充電回路では、次のような解決すべき課題があっ
た。すなわち、タイマにより計時される基本充電時間は
あくまでも理想的な値である。これに対しLiイオン電
池の充電時間は、充電開始時における電池の残容量や周
囲温度などにより変化する。このため、電池の状態や環
境条件によっては、満充電になった旨が表示されても実
際には満充電に達していなかったり、また満充電表示が
なされる前に既に満充電に達してしまうことがあり、必
ずしも実際の充電容量に対応した正確な表示がなされる
とは限らなかった。
来の充電回路では、次のような解決すべき課題があっ
た。すなわち、タイマにより計時される基本充電時間は
あくまでも理想的な値である。これに対しLiイオン電
池の充電時間は、充電開始時における電池の残容量や周
囲温度などにより変化する。このため、電池の状態や環
境条件によっては、満充電になった旨が表示されても実
際には満充電に達していなかったり、また満充電表示が
なされる前に既に満充電に達してしまうことがあり、必
ずしも実際の充電容量に対応した正確な表示がなされる
とは限らなかった。
【0006】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、充電条件によらず二次電
池の充電容量を常に正確に報知することができる二次電
池充電回路を提供することにある。
で、その目的とするところは、充電条件によらず二次電
池の充電容量を常に正確に報知することができる二次電
池充電回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の二次電池充電回路は、二次電池に対し、その
電池電圧が予め設定された上限値に達するまでは一定の
電流を供給して定電流充電を行ない、電池電圧が上記上
限値に達した後は上記電池電圧の上限値に相当する定電
圧を印加し続けて定電圧充電を行なう充電回路本体に加
えて、充電容量報知手段を備えている。そして、この充
電容量報知手段により、上記定電圧充電が行なわれてい
る期間に充電電流値を監視し、この監視結果に基づいて
上記二次電池の充電容量を判定し報知するようにしたも
のである。
に本発明の二次電池充電回路は、二次電池に対し、その
電池電圧が予め設定された上限値に達するまでは一定の
電流を供給して定電流充電を行ない、電池電圧が上記上
限値に達した後は上記電池電圧の上限値に相当する定電
圧を印加し続けて定電圧充電を行なう充電回路本体に加
えて、充電容量報知手段を備えている。そして、この充
電容量報知手段により、上記定電圧充電が行なわれてい
る期間に充電電流値を監視し、この監視結果に基づいて
上記二次電池の充電容量を判定し報知するようにしたも
のである。
【0008】また本発明は、充電容量報知手段におい
て、定電圧充電期間における充電電流値が零またはそれ
に近い値になったときに充電容量が満充電状態になった
と判定してその旨を表示し、かつ上記満充電状態に達す
るまでの定電圧充電期間中に、充電容量の途中経過を少
なくとも一回表示することを特徴としている。
て、定電圧充電期間における充電電流値が零またはそれ
に近い値になったときに充電容量が満充電状態になった
と判定してその旨を表示し、かつ上記満充電状態に達す
るまでの定電圧充電期間中に、充電容量の途中経過を少
なくとも一回表示することを特徴としている。
【0009】さらに本発明は、充電容量報知手段におい
て、充電容量の途中経過として、定電流充電期間から定
電圧充電期間に移行した直後の充電容量を判定し表示す
ることも特徴としている。
て、充電容量の途中経過として、定電流充電期間から定
電圧充電期間に移行した直後の充電容量を判定し表示す
ることも特徴としている。
【0010】
【作用】この結果本発明によれば、定電圧充電期間にお
いて、充電が進むに従って次第に低下する充電電流値が
監視され、この充電電流値を基に二次電池の充電容量が
判定されて報知される。このため、たとえ容量が残って
いる状態から充電を開始しても、また温度条件が日頃と
異なる場合でも、充電容量を常に正確に検出し判定して
報知することが可能となる。
いて、充電が進むに従って次第に低下する充電電流値が
監視され、この充電電流値を基に二次電池の充電容量が
判定されて報知される。このため、たとえ容量が残って
いる状態から充電を開始しても、また温度条件が日頃と
異なる場合でも、充電容量を常に正確に検出し判定して
報知することが可能となる。
【0011】また、充電容量報知手段により、満充電状
態になった旨が表示されるとともに、それに加えて充電
容量の途中経過が少なくとも1回表示されるので、ユー
ザにとっては満充電になったことを知ることができるこ
とは勿論のこと、充電容量の途中経過を知ることが可能
となる。このため、電池を逸早く使用したい場合には、
必ずしも満充電になるまで待つことなく、ある程度の充
電容量に達したことを確認した上で電池の使用を開始す
ることが可能となる。例えば、途中経過として、定電流
充電期間から定電圧充電期間に移行した直後の充電容
量、つまり80%充電状態に達した旨が表示されれば、
この80%充電を確認した上で電池を使い始めることに
より、逸早くしかも通常の使用には何ら支障のない状態
で電池を使用し始めることができるので、一刻も早く使
用したいユーザにとっては大変に便利である。
態になった旨が表示されるとともに、それに加えて充電
容量の途中経過が少なくとも1回表示されるので、ユー
ザにとっては満充電になったことを知ることができるこ
とは勿論のこと、充電容量の途中経過を知ることが可能
となる。このため、電池を逸早く使用したい場合には、
必ずしも満充電になるまで待つことなく、ある程度の充
電容量に達したことを確認した上で電池の使用を開始す
ることが可能となる。例えば、途中経過として、定電流
充電期間から定電圧充電期間に移行した直後の充電容
量、つまり80%充電状態に達した旨が表示されれば、
この80%充電を確認した上で電池を使い始めることに
より、逸早くしかも通常の使用には何ら支障のない状態
で電池を使用し始めることができるので、一刻も早く使
用したいユーザにとっては大変に便利である。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を説明する。図1は、
本発明の一実施例に係わるLiイオン電池充電回路の回
路構成図であり、1はこの充電回路に接続されて充電さ
れるLiイオン電池を示している。
本発明の一実施例に係わるLiイオン電池充電回路の回
路構成図であり、1はこの充電回路に接続されて充電さ
れるLiイオン電池を示している。
【0013】同図において、Q1はPNP型をなす電流
供給トランジスタである。この電流供給トランジスタQ
1のエミッタは、充電電流検出用抵抗R1を直列に介し
て電源端子(電圧値Vcc)に接続され、かつコレクタは
逆流防止用のダイオードD1を介して上記Liイオン電
池1に接続される。また、Q2はPNP型をなす電流供
給制御トランジスタである。この電流供給制御トランジ
スタQ2のコレクタは、電流制限抵抗R2を介して上記
電源端子に接続されるとともに上記電流供給トランジス
タQ1のベースに接続され、かつエミッタはエミッタ抵
抗R3を介して接地されている。また電流供給制御トラ
ンジスタQ2のベースには、ツェナダイオードZD1が
接続されている。このツェナダイオードZD1は、上記
電流供給制御トランジスタQ2のベース電圧の上限を規
定するものである。
供給トランジスタである。この電流供給トランジスタQ
1のエミッタは、充電電流検出用抵抗R1を直列に介し
て電源端子(電圧値Vcc)に接続され、かつコレクタは
逆流防止用のダイオードD1を介して上記Liイオン電
池1に接続される。また、Q2はPNP型をなす電流供
給制御トランジスタである。この電流供給制御トランジ
スタQ2のコレクタは、電流制限抵抗R2を介して上記
電源端子に接続されるとともに上記電流供給トランジス
タQ1のベースに接続され、かつエミッタはエミッタ抵
抗R3を介して接地されている。また電流供給制御トラ
ンジスタQ2のベースには、ツェナダイオードZD1が
接続されている。このツェナダイオードZD1は、上記
電流供給制御トランジスタQ2のベース電圧の上限を規
定するものである。
【0014】上記Liイオン電池1の両端には、分圧抵
抗R4,R5が接続されている。この分圧抵抗R4,R
5は上記Liイオン電池1の電池電圧を分圧するもの
で、この分圧された電圧は反転増幅回路2に入力され
る。この反転増幅回路2は、上記分圧抵抗R4,R5と
ともに上記Liイオン電池1の電池電圧を検出するもの
で、検出された電圧は抵抗R6を介して上記電流供給制
御トランジスタQ2のベースに供給される。また、Q3
はスイッチングトランジスタであり、充電終了が検出さ
れるとオン状態となって、上記電流供給制御トランジス
タQ2をオフ状態に設定する。
抗R4,R5が接続されている。この分圧抵抗R4,R
5は上記Liイオン電池1の電池電圧を分圧するもの
で、この分圧された電圧は反転増幅回路2に入力され
る。この反転増幅回路2は、上記分圧抵抗R4,R5と
ともに上記Liイオン電池1の電池電圧を検出するもの
で、検出された電圧は抵抗R6を介して上記電流供給制
御トランジスタQ2のベースに供給される。また、Q3
はスイッチングトランジスタであり、充電終了が検出さ
れるとオン状態となって、上記電流供給制御トランジス
タQ2をオフ状態に設定する。
【0015】一方、3は電位差検出用の減算回路であ
り、この回路3により上記充電電流検出用抵抗R1の両
端間に発生する電位差が検出される。この減算回路3の
出力電圧は第1および第2のコンパレータ4,5にそれ
ぞれ入力される。第1のコンパレータ4は、上記出力電
圧を予め設定された第1のしきい値電圧Vref1と比較す
ることにより、前記Liイオン電池1が80%充電状態
になったか否かを判定する。第2のコンパレータ5は、
上記出力電圧を予め設定された第2のしきい値電圧Vre
f2と比較することにより、前記Liイオン電池1が10
0%充電状態になったか否かを判定する。この第2のコ
ンパレータ5の判定出力は、フリップフロップ回路6に
入力される。フリップフロップ回路6は上記第2のコン
パレータ5の判定出力をラッチする。一方、上記第1の
コンパレータ4の判定出力は、上記フリップフロップ回
路6のラッチ出力とともに表示駆動回路7に入力され
る。
り、この回路3により上記充電電流検出用抵抗R1の両
端間に発生する電位差が検出される。この減算回路3の
出力電圧は第1および第2のコンパレータ4,5にそれ
ぞれ入力される。第1のコンパレータ4は、上記出力電
圧を予め設定された第1のしきい値電圧Vref1と比較す
ることにより、前記Liイオン電池1が80%充電状態
になったか否かを判定する。第2のコンパレータ5は、
上記出力電圧を予め設定された第2のしきい値電圧Vre
f2と比較することにより、前記Liイオン電池1が10
0%充電状態になったか否かを判定する。この第2のコ
ンパレータ5の判定出力は、フリップフロップ回路6に
入力される。フリップフロップ回路6は上記第2のコン
パレータ5の判定出力をラッチする。一方、上記第1の
コンパレータ4の判定出力は、上記フリップフロップ回
路6のラッチ出力とともに表示駆動回路7に入力され
る。
【0016】表示駆動回路7は、上記第1のコンパレー
タ4の判定出力と、上記フリップフロップ回路6のラッ
チ出力、つまり第2のコンパレータ5の判定出力とを基
に表示駆動信号を生成し、この表示駆動信号を表示回路
8に供給する。表示回路8は、3個の発光ダイオードL
ED1,LED2,LED3を備え、これらのLED
1,LED2,LED3により「充電中」、「80%充
電完了」、「100%充電完了」の3種類の充電容量表
示を行なう。
タ4の判定出力と、上記フリップフロップ回路6のラッ
チ出力、つまり第2のコンパレータ5の判定出力とを基
に表示駆動信号を生成し、この表示駆動信号を表示回路
8に供給する。表示回路8は、3個の発光ダイオードL
ED1,LED2,LED3を備え、これらのLED
1,LED2,LED3により「充電中」、「80%充
電完了」、「100%充電完了」の3種類の充電容量表
示を行なう。
【0017】図2は、上記表示駆動回路7および表示回
路8の具体的な構成を示す回路図である。同図におい
て、トランジスタQ71を中心とする回路では、フリップ
フロップ回路6のラッチ出力が“L”レベルのときに、
LEDを点灯するための“H”レベルの表示駆動信号が
生成されてLED1に供給される。また、トランジスタ
Q72,Q73を中心とする回路では、フリップフロップ回
路6のラッチ出力が“H”レベルのときに、LEDを点
灯するための“H”レベルの表示駆動信号が生成されて
LED3に供給される。さらに、トランジスタQ74,Q
75,Q76では、上記フリップフロップ回路6のラッチ出
力が“L”レベルの状態で、なおかつ上記第1のコンパ
レータ4の判定出力が“H”レベルのときに、LEDを
点灯するための“H”レベルの表示駆動信号が生成され
てLED2に供給される。
路8の具体的な構成を示す回路図である。同図におい
て、トランジスタQ71を中心とする回路では、フリップ
フロップ回路6のラッチ出力が“L”レベルのときに、
LEDを点灯するための“H”レベルの表示駆動信号が
生成されてLED1に供給される。また、トランジスタ
Q72,Q73を中心とする回路では、フリップフロップ回
路6のラッチ出力が“H”レベルのときに、LEDを点
灯するための“H”レベルの表示駆動信号が生成されて
LED3に供給される。さらに、トランジスタQ74,Q
75,Q76では、上記フリップフロップ回路6のラッチ出
力が“L”レベルの状態で、なおかつ上記第1のコンパ
レータ4の判定出力が“H”レベルのときに、LEDを
点灯するための“H”レベルの表示駆動信号が生成され
てLED2に供給される。
【0018】次に、以上のように構成された充電回路の
動作を説明する。充電を行なうために、放電済みのLi
イオン電池1を充電回路に接続すると、電源(Vcc)よ
り充電電流が上記Liイオン電池1に供給され、これに
より充電が開始される。このとき、上記Liイオン電池
1の電池電圧は予め設定された最大電圧値(例えば4.
2V)よりも低いため、反転増幅回路2の出力電圧はツ
ェナダイオードZD1のツェナ電圧よりも高くなる。こ
のため、電流供給制御トランジスタQ2のベース電圧
は、上記ツェナダイオードZD1のツェナ電圧に設定さ
れ、これにより電流供給制御トランジスタQ2のコレク
タ・エミッタ間には、電流制限抵抗R2を介して定電流
が流れる。この結果、電流制限抵抗R2の両端間にはそ
の抵抗値と上記定電流とによって決まる電圧降下が発生
し、これにより充電電流検出抵抗R1の両端間には上記
電流制限抵抗R2の電圧降下から上記電流供給トランジ
スタQ1のベース・エミッタ間電圧VBEを差し引いた定
電圧がかかる。このため、電源(Vcc)からLiイオン
電池1へは、上記充電電流検出抵抗R1および電流供給
トランジスタQ1をそれぞれ介して定電流からなる充電
電流が供給される。すなわち、図4の時刻t0 〜t1 間
に示すような定電流充電が行なわれる。
動作を説明する。充電を行なうために、放電済みのLi
イオン電池1を充電回路に接続すると、電源(Vcc)よ
り充電電流が上記Liイオン電池1に供給され、これに
より充電が開始される。このとき、上記Liイオン電池
1の電池電圧は予め設定された最大電圧値(例えば4.
2V)よりも低いため、反転増幅回路2の出力電圧はツ
ェナダイオードZD1のツェナ電圧よりも高くなる。こ
のため、電流供給制御トランジスタQ2のベース電圧
は、上記ツェナダイオードZD1のツェナ電圧に設定さ
れ、これにより電流供給制御トランジスタQ2のコレク
タ・エミッタ間には、電流制限抵抗R2を介して定電流
が流れる。この結果、電流制限抵抗R2の両端間にはそ
の抵抗値と上記定電流とによって決まる電圧降下が発生
し、これにより充電電流検出抵抗R1の両端間には上記
電流制限抵抗R2の電圧降下から上記電流供給トランジ
スタQ1のベース・エミッタ間電圧VBEを差し引いた定
電圧がかかる。このため、電源(Vcc)からLiイオン
電池1へは、上記充電電流検出抵抗R1および電流供給
トランジスタQ1をそれぞれ介して定電流からなる充電
電流が供給される。すなわち、図4の時刻t0 〜t1 間
に示すような定電流充電が行なわれる。
【0019】また、このとき減算回路3では、上記充電
電流値に応じた高い電位差が検出される。このため、第
1のコンパレータ4および第2のコンパレータ5の判定
出力はともにL”となる。したがって、表示駆動回路7
では、トランジスタQ71を中心とする回路から“H”レ
ベルの表示駆動信号がLED1に供給され、これにより
LED1は点灯する。また、トランジスタQ74,Q75,
Q76を中心とする回路からは、“L”レベルの表示駆動
信号が発生されてLED2に供給され、これによりLE
D2は消灯状態となる。さらに、トランジスタQ72,Q
73を中心とする回路からは“L”レベルの表示駆動信号
が発生されてLED3に供給され、これによりLED3
も消灯状態となる。すなわち、この状態ではLED1の
みが点灯し、これによりユーザには「充電中」である旨
が報知される。
電流値に応じた高い電位差が検出される。このため、第
1のコンパレータ4および第2のコンパレータ5の判定
出力はともにL”となる。したがって、表示駆動回路7
では、トランジスタQ71を中心とする回路から“H”レ
ベルの表示駆動信号がLED1に供給され、これにより
LED1は点灯する。また、トランジスタQ74,Q75,
Q76を中心とする回路からは、“L”レベルの表示駆動
信号が発生されてLED2に供給され、これによりLE
D2は消灯状態となる。さらに、トランジスタQ72,Q
73を中心とする回路からは“L”レベルの表示駆動信号
が発生されてLED3に供給され、これによりLED3
も消灯状態となる。すなわち、この状態ではLED1の
みが点灯し、これによりユーザには「充電中」である旨
が報知される。
【0020】さて、そうして充電が進行してLiイオン
電池1の電池電圧が徐々に上昇し、この電池電圧値が最
大充電電圧値(4.2V)に達したとする。そうする
と、反転増幅回路2の出力電圧がツェナダイオードZD
1のツェナ電圧よりも低くなり、これにより電流供給制
御トランジスタQ2のベース電圧が低下する。このた
め、電流供給制御トランジスタQ2のコレクタ電流が減
少し、これにより電流制限抵抗R2の端子間電圧が低下
して充電電流検出抵抗R1にかかる電圧値も低下する。
したがって、Liイオン電池1に供給される充電電流値
は減少する。すなわち、Liイオン電池1の電池電圧が
最大充電電圧値(4.2V)を越えないように充電電流
は次第に減少し、これにより図4の時刻t1 〜t2 に示
される定電圧充電が行なわれる。
電池1の電池電圧が徐々に上昇し、この電池電圧値が最
大充電電圧値(4.2V)に達したとする。そうする
と、反転増幅回路2の出力電圧がツェナダイオードZD
1のツェナ電圧よりも低くなり、これにより電流供給制
御トランジスタQ2のベース電圧が低下する。このた
め、電流供給制御トランジスタQ2のコレクタ電流が減
少し、これにより電流制限抵抗R2の端子間電圧が低下
して充電電流検出抵抗R1にかかる電圧値も低下する。
したがって、Liイオン電池1に供給される充電電流値
は減少する。すなわち、Liイオン電池1の電池電圧が
最大充電電圧値(4.2V)を越えないように充電電流
は次第に減少し、これにより図4の時刻t1 〜t2 に示
される定電圧充電が行なわれる。
【0021】また、このとき上記充電電流検出抵抗R1
にかかる電圧は低下するため、減算回路3の出力電圧値
が低下する。そして、この出力電圧値が第1のしきい値
電圧Vref1以下になると、第1のコンパレータ4の判定
出力は“L”レベルから“H2レベルに変化する。この
結果表示駆動回路7では、トランジスタQ74,Q75を中
心とする回路から“H”レベルの表示駆動信号が発生さ
れ、LED2に供給される。このため、LED2は点灯
する。
にかかる電圧は低下するため、減算回路3の出力電圧値
が低下する。そして、この出力電圧値が第1のしきい値
電圧Vref1以下になると、第1のコンパレータ4の判定
出力は“L”レベルから“H2レベルに変化する。この
結果表示駆動回路7では、トランジスタQ74,Q75を中
心とする回路から“H”レベルの表示駆動信号が発生さ
れ、LED2に供給される。このため、LED2は点灯
する。
【0022】すなわち、この状態では充電開始時t0 か
ら点灯中のLED1に加えてLED2が新たに点灯し、
これによりユーザには「80%充電完了」の旨が報知さ
れる。したがって、Liイオン電池1を早く使用したい
場合には、上記LED2の点灯を確認したのち使用する
ことが可能となる。
ら点灯中のLED1に加えてLED2が新たに点灯し、
これによりユーザには「80%充電完了」の旨が報知さ
れる。したがって、Liイオン電池1を早く使用したい
場合には、上記LED2の点灯を確認したのち使用する
ことが可能となる。
【0023】上記定電圧充電が進行して充電電流値がさ
らに減少し、この充電電流値が例えばほぼ零になったと
する。そうすると、減算回路3の出力電圧が第2のしき
い値Vref2以下になり、これにより第2のコンパレータ
5の判定出力が“L”レベルから“H”レベルに変化す
る。そして、この“H”レベルの判定出力はフリップフ
ロップ回路6でラッチされたのち、表示駆動回路7に供
給される。このため、表示駆動回路7では、トランジス
タQ72,Q73を中心とする回路から“H”レベルの表示
駆動信号が発生されてLED3に供給される。このた
め、LED3は点灯する。また、上記“H”レベルのラ
ッチ出力により、トランジスタQ71,Q76がそれぞれオ
ンとなり、これによりLED1およびLED2に供給さ
れる表示駆動信号はそれぞれ“L”レベルとなる。した
がって、LED1およびLED2はそれぞれ消灯する。
すなわち、この場合にはLED3のみが点灯し、これに
よりユーザには「100%充電完了」の旨が報知され
る。
らに減少し、この充電電流値が例えばほぼ零になったと
する。そうすると、減算回路3の出力電圧が第2のしき
い値Vref2以下になり、これにより第2のコンパレータ
5の判定出力が“L”レベルから“H”レベルに変化す
る。そして、この“H”レベルの判定出力はフリップフ
ロップ回路6でラッチされたのち、表示駆動回路7に供
給される。このため、表示駆動回路7では、トランジス
タQ72,Q73を中心とする回路から“H”レベルの表示
駆動信号が発生されてLED3に供給される。このた
め、LED3は点灯する。また、上記“H”レベルのラ
ッチ出力により、トランジスタQ71,Q76がそれぞれオ
ンとなり、これによりLED1およびLED2に供給さ
れる表示駆動信号はそれぞれ“L”レベルとなる。した
がって、LED1およびLED2はそれぞれ消灯する。
すなわち、この場合にはLED3のみが点灯し、これに
よりユーザには「100%充電完了」の旨が報知され
る。
【0024】また、上記フリップフロップ回路6のラッ
チ出力がH”レベルになると、トランジスタQ3がオン
状態となる。このため、電流供給制御トランジスタQ2
のベース電位は接地レベルになり、これにより電流供給
制御トランジスタQ2はオフ状態になって、電流供給ト
ランジスタQ1もオフ状態となる。したがって、Liイ
オン電池1への充電電流の供給は停止され、これにより
充電完了となる。なお、図3は表示駆動回路7の各部A
〜Dの信号レベルとLED1,LED2,LED3の点
灯/消灯動作との関係をまとめて示したものである。
チ出力がH”レベルになると、トランジスタQ3がオン
状態となる。このため、電流供給制御トランジスタQ2
のベース電位は接地レベルになり、これにより電流供給
制御トランジスタQ2はオフ状態になって、電流供給ト
ランジスタQ1もオフ状態となる。したがって、Liイ
オン電池1への充電電流の供給は停止され、これにより
充電完了となる。なお、図3は表示駆動回路7の各部A
〜Dの信号レベルとLED1,LED2,LED3の点
灯/消灯動作との関係をまとめて示したものである。
【0025】この様に本実施例では、充電電流検出抵抗
R1および減算回路3により充電電流値に対応する電圧
値を発生し、この電圧値を第1および第2のコンパレー
タ4,5でそれぞれ80%充電に対応する第1のしきい
値Vref1および100%充電に対応する第2のしきい値
Vref2と比較している。そして、上記充電電流値に対応
する電圧値が第1のしきい値Vref1以下に低下したとき
に、表示駆動回路7によりLED2を点灯させて「80
%充電完了」の旨を表示させ、また上記充電電流値に対
応する電圧値が第2のしきい値Vref2以下に低下したと
きに、表示駆動回路7によりLED3のみを点灯させて
「100%充電完了」の旨を表示させるようにしてい
る。すなわち、本実施例は、充電が進むに従って次第に
低下する充電電流値を監視し、この充電電流値を基にL
iイオン電池の80%充電状態および100%充電状態
をそれぞれ判定してその旨をLED1〜LED3を選択
的に点灯/消灯させることにより表示するようにしてい
る。
R1および減算回路3により充電電流値に対応する電圧
値を発生し、この電圧値を第1および第2のコンパレー
タ4,5でそれぞれ80%充電に対応する第1のしきい
値Vref1および100%充電に対応する第2のしきい値
Vref2と比較している。そして、上記充電電流値に対応
する電圧値が第1のしきい値Vref1以下に低下したとき
に、表示駆動回路7によりLED2を点灯させて「80
%充電完了」の旨を表示させ、また上記充電電流値に対
応する電圧値が第2のしきい値Vref2以下に低下したと
きに、表示駆動回路7によりLED3のみを点灯させて
「100%充電完了」の旨を表示させるようにしてい
る。すなわち、本実施例は、充電が進むに従って次第に
低下する充電電流値を監視し、この充電電流値を基にL
iイオン電池の80%充電状態および100%充電状態
をそれぞれ判定してその旨をLED1〜LED3を選択
的に点灯/消灯させることにより表示するようにしてい
る。
【0026】したがって本実施例であれば、たとえ容量
が残っている状態からLiイオン電池1の充電を開始し
ても、また温度条件が変化した場合でも、80%充電状
態および100%充電状態を常に正確に判定して表示す
ることができる。したがって、ユーザはLiイオン電池
1の充電容量を正確に把握することができる。また、
「100%充電完了」に加えて、途中経過として「80
%充電完了」を表示するようにしたので、この80%充
電を確認した上でLiイオン電池1を使い始めることに
より、逸早くしかも通常の使用には何ら支障のない状態
でLiイオン電池を使用し始めることができる。したが
って、100%充電完了まで待てず一刻も早く電池を使
用したいユーザにとっては大変に便利である。
が残っている状態からLiイオン電池1の充電を開始し
ても、また温度条件が変化した場合でも、80%充電状
態および100%充電状態を常に正確に判定して表示す
ることができる。したがって、ユーザはLiイオン電池
1の充電容量を正確に把握することができる。また、
「100%充電完了」に加えて、途中経過として「80
%充電完了」を表示するようにしたので、この80%充
電を確認した上でLiイオン電池1を使い始めることに
より、逸早くしかも通常の使用には何ら支障のない状態
でLiイオン電池を使用し始めることができる。したが
って、100%充電完了まで待てず一刻も早く電池を使
用したいユーザにとっては大変に便利である。
【0027】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例では充電容量の途中経
過として「80%充電完了」のみを表示するようにした
が、それに加えて「90%充電完了」などを判定し表示
するようにしてもよい。すなわち、定電圧充電期間にお
いて充電容量を複数段階で検出判定してそれぞれ表示す
るようにしてもよい。
のではない。例えば、上記実施例では充電容量の途中経
過として「80%充電完了」のみを表示するようにした
が、それに加えて「90%充電完了」などを判定し表示
するようにしてもよい。すなわち、定電圧充電期間にお
いて充電容量を複数段階で検出判定してそれぞれ表示す
るようにしてもよい。
【0028】また、前記実施例では定電圧充電期間にお
いてのみ充電容量の検出判定を行なって表示するように
したが、それに加えて定電流充電期間においても充電容
量の検出判定を行なって表示するようにしてもよい。定
電流充電期間における充電容量の検出判定は、Ni−C
d電池の場合と同様に電池電圧値を基に行なうことがで
きる。このようにすれば、充電容量が80%充電状態に
満たない状態においても、その充電容量の途中経過を表
示することができる。このため、ユーザにとっては電池
の充電状態の途中経過をさらに細かく把握することが可
能となる。
いてのみ充電容量の検出判定を行なって表示するように
したが、それに加えて定電流充電期間においても充電容
量の検出判定を行なって表示するようにしてもよい。定
電流充電期間における充電容量の検出判定は、Ni−C
d電池の場合と同様に電池電圧値を基に行なうことがで
きる。このようにすれば、充電容量が80%充電状態に
満たない状態においても、その充電容量の途中経過を表
示することができる。このため、ユーザにとっては電池
の充電状態の途中経過をさらに細かく把握することが可
能となる。
【0029】さらに、前記実施例ではLED1〜LED
3を選択的に点灯/消灯することにより充電容量の検出
判定結果を表示するようにしたが、携帯機器に液晶表示
器が設けられている場合には、この液晶表示器に充電容
量の検出判定結果を数値や棒状グラフなどにより表示す
るようにしてもよい。また、100%充電完了時点では
視覚表示に加えて鳴音などの報知音を発生させるように
してもよい。
3を選択的に点灯/消灯することにより充電容量の検出
判定結果を表示するようにしたが、携帯機器に液晶表示
器が設けられている場合には、この液晶表示器に充電容
量の検出判定結果を数値や棒状グラフなどにより表示す
るようにしてもよい。また、100%充電完了時点では
視覚表示に加えて鳴音などの報知音を発生させるように
してもよい。
【0030】その他、充電容量の検出判定方法やその報
知方法、また充電容量の検出判定および報知を行なうた
めの構成、充電回路本体の構成、適用する二次電池の種
類(Liイオン電池以外に鉛電池などのように定電流定
電圧充電方式が使用される二次電池であれば他の電池も
適用可)などについても、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施できる。
知方法、また充電容量の検出判定および報知を行なうた
めの構成、充電回路本体の構成、適用する二次電池の種
類(Liイオン電池以外に鉛電池などのように定電流定
電圧充電方式が使用される二次電池であれば他の電池も
適用可)などについても、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施できる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の二次電池充
電回路によれば、充電容量報知手段により、上記定電圧
充電が行なわれている期間に充電電流値を監視し、この
監視結果に基づいて上記二次電池の充電容量を判定し報
知するようにしたことにによって、充電条件によらず二
次電池の充電容量を常に正確に報知することができる二
次電池充電回路を提供することができる。
電回路によれば、充電容量報知手段により、上記定電圧
充電が行なわれている期間に充電電流値を監視し、この
監視結果に基づいて上記二次電池の充電容量を判定し報
知するようにしたことにによって、充電条件によらず二
次電池の充電容量を常に正確に報知することができる二
次電池充電回路を提供することができる。
【0032】また本発明によれば、充電容量報知手段に
おいて、定電圧充電期間における充電電流値が零または
それに近い値になったときに充電容量が満充電状態にな
ったと判定してその旨を表示し、かつ上記満充電状態に
達するまでの定電圧充電期間中に、充電容量の途中経過
を少なくとも一回表示するようにしたことによって、ユ
ーザは満充電状態以外に充電容量の途中経過を知ること
が可能となる。
おいて、定電圧充電期間における充電電流値が零または
それに近い値になったときに充電容量が満充電状態にな
ったと判定してその旨を表示し、かつ上記満充電状態に
達するまでの定電圧充電期間中に、充電容量の途中経過
を少なくとも一回表示するようにしたことによって、ユ
ーザは満充電状態以外に充電容量の途中経過を知ること
が可能となる。
【図1】本発明の一実施例に係わる二次電池充電回路の
構成を示す回路図。
構成を示す回路図。
【図2】図1に示した充電回路の表示駆動回路および表
示回路の構成を示す回路図。
示回路の構成を示す回路図。
【図3】表示駆動回路の各部の信号レベルと表示回路の
各LEDの点灯/消灯動作との関係をまとめて示した
図。
各LEDの点灯/消灯動作との関係をまとめて示した
図。
【図4】定電流定電圧充電方式による充電特性の一例を
示す図。
示す図。
1…Liイオン電池 2…反転増幅回路 3…減算回路 4…第1のコンパ
レータ 5…第2のコンパレータ 6…フリップフロ
ップ回路 7…表示駆動回路 8…表示回路
レータ 5…第2のコンパレータ 6…フリップフロ
ップ回路 7…表示駆動回路 8…表示回路
Claims (3)
- 【請求項1】 充電方式として定電流定電圧充電方式が
使用される二次電池の充電回路において、 前記二次電池に対し、その電池電圧が予め設定された上
限値に達するまでは一定の電流を供給して定電流充電を
行ない、電池電圧が上記上限値に達した後は上記電池電
圧の上限値に相当する定電圧を印加し続けて定電圧充電
を行なう充電回路本体と、 この充電回路本体により前記定電圧充電が行なわれてい
る期間に充電電流値を監視し、この監視結果に基づいて
前記二次電池の充電容量を判定し報知するための充電容
量報知手段とを具備したことを特徴とする二次電池充電
回路。 - 【請求項2】 充電容量報知手段は、定電圧充電期間に
おける充電電流値が零またはそれに近い値になったとき
に充電容量が満充電状態になったと判定してその旨を表
示し、かつ上記満充電状態に達するまでの定電圧充電期
間中に充電容量の途中経過を少なくとも一回表示するこ
とを特徴とする請求項1に記載の二次電池充電回路。 - 【請求項3】 充電容量報知手段は、充電容量の途中経
過として、定電流充電期間から定電圧充電期間に移行し
た直後の充電容量を判定し表示することを特徴とする請
求項2に記載の二次電池充電回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5009095A JPH06225466A (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | 二次電池充電回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5009095A JPH06225466A (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | 二次電池充電回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06225466A true JPH06225466A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=11711061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5009095A Pending JPH06225466A (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | 二次電池充電回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06225466A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008029154A (ja) * | 2006-07-24 | 2008-02-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 充電器 |
JP2010521950A (ja) * | 2007-03-26 | 2010-06-24 | ザ ジレット カンパニー | リン酸鉄リチウム超急速電池充電器 |
WO2013137502A1 (ko) * | 2012-03-14 | 2013-09-19 | (주)시그넷시스템 | 과충전/부족충전 알림 기능 및 자동제어 기능을 가지는 충전장치 제어방법 |
JP2020108311A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 株式会社マキタ | 充電器 |
-
1993
- 1993-01-22 JP JP5009095A patent/JPH06225466A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008029154A (ja) * | 2006-07-24 | 2008-02-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 充電器 |
JP2010521950A (ja) * | 2007-03-26 | 2010-06-24 | ザ ジレット カンパニー | リン酸鉄リチウム超急速電池充電器 |
JP2013048552A (ja) * | 2007-03-26 | 2013-03-07 | Gillette Co | リン酸鉄リチウム超急速電池充電器 |
WO2013137502A1 (ko) * | 2012-03-14 | 2013-09-19 | (주)시그넷시스템 | 과충전/부족충전 알림 기능 및 자동제어 기능을 가지는 충전장치 제어방법 |
JP2020108311A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 株式会社マキタ | 充電器 |
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