JPH04358902A - 軌上走行車両用案内輪空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

軌上走行車両用案内輪空気入りラジアルタイヤ

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JPH04358902A
JPH04358902A JP3134089A JP13408991A JPH04358902A JP H04358902 A JPH04358902 A JP H04358902A JP 3134089 A JP3134089 A JP 3134089A JP 13408991 A JP13408991 A JP 13408991A JP H04358902 A JPH04358902 A JP H04358902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ply
rubber
guide wheel
radial tire
pneumatic radial
Prior art date
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Pending
Application number
JP3134089A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Tanaka
誠 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地下鉄、モノレール等
の新交通システム車両の案内輪に使用される軌上走行車
両用案内輪空気入りラジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、地下鉄、モノレール等の新交通
システム車両の案内輪に使用する空気入りタイヤは、図
3に正面図で例示するように、軌道50を走行する車両
52の下方位置に敷設したガイド部材54に、タイヤ5
6の2本を一対として、それらの回転軸線を垂直方向に
向けた姿勢でトレッド踏面を当接させることにより、車
両52の操向を司るべく機能する。又は、図4に正面図
で例示するように、軌道60を走行する車両62の側方
位置に敷設したガイド部材64に、タイヤ66の2本を
一対として、それらの回転軸線を垂直方向に向けた姿勢
でトレッド踏面を当接させることにより、車両62の操
向を司るべく機能する。
【0003】このような案内輪56、66には、コーナ
ーリング時においては、遠心力によりガイド部材54、
64に極度に大きな負荷で押し付けられると共に、路面
が凹凸により上下する場合には、案内輪56、66もガ
イド部材54、64に対してスリップアングルを有する
ことになる。
【0004】また、一般的に案内輪56、66には、ス
ペースの問題から最大荷重が大きい、径の大きいタイヤ
を用いることができず、比較的径の小さいタイヤが用い
られており(例えば、タイヤサイズ600R9)、且つ
、比較的高速で走行することもあり、案内輪56、66
は過酷な条件下にある。
【0005】ここで、従来の案内輪56、66に使用さ
れてる空気入りラジアルタイヤは、図5に断図面で示す
ように、一対のビードコア70と、両ビードコア70間
にトロイダル状に延在させるとともに、それぞれの側端
部分を、ビードコア70に巻掛けて折返した、折返しプ
ライ72、73と、これらの折返しプライ72、73の
外側に配置したダウンプライ74と、このダウンプライ
74のクラウン部の外周側に配置した、トレッド補強層
としてのベルト76、77と、ベルト76、77の外周
部に配置されてトレッド踏面78Aを形成するトレッド
部78とを備えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな案内輪56、66では、ダウンプライ74が折返し
プライ72、73の外側に近接して配置されている。従
って、ダウンプライ74の折返しプライ73の径方向外
側端部73Aと対応する部位には、段部74Aが形成さ
れる。このため、インフレート時及び負荷転動時におい
て、ダウンプライ74の段部74A近傍のコード張力が
低下し、これによって、ダウンプライ74の段部74A
に圧縮歪が作用し、撚り戻り現象が発生してコード強力
が低下するという不具合があった。
【0007】本発明は係る事実を考慮し、ダウンプライ
の部分的な撚り戻り現象によるコードの強力の低下を防
止することができる軌上走行車両用案内輪空気入りラジ
アルタイヤを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明で
は、一対のビードと、1枚以上の折返しプライと、1枚
以上のダウンプライと、2枚以上の交差層を有するベル
トと、トレッドと、を有する空気入りラジアルタイヤに
於いて、折返しプライ最上端のプライエンド部の径方向
外側に隣接する部位に外周方向に沿ってゴム部材を配置
したことを特徴としている。
【0009】また、請求項2記載の本発明では、前記ゴ
ム部材はプライコーティングゴムと同種ゴムを使用した
ことを特徴としている。
【0010】また、請求項3記載の本発明では、前記ゴ
ム部材はJIS硬度50〜75、レヂリエンス50以上
(JIS規格K6301)のゴムを使用したことを特徴
としている。
【0011】また、請求項4記載の本発明では、前記ゴ
ム部材の厚さは、折返しプライ最上端部厚さの0.5〜
1.5倍としたことを特徴としている。
【0012】また、請求項5記載の本発明では、前記ゴ
ム部材の径方向幅は、折返しプライ最上端部厚さの2〜
15倍としたことを特徴としている。
【0013】また、請求項6記載の本発明では、前記ゴ
ム部材の外周方向端部をシャープエッジとしたことを特
徴としている。
【0014】
【作用】本発明では、折返しプライ最上端のプライエン
ド部の径方向外側に隣接する部位に外周方向に沿ってゴ
ム部材が配置されているため、従来構造のタイヤのよう
に、ダウンプライの折返しプライの径方向外側端部と対
応する部位に段部が形成されない。従って、インフレー
ト時及び負荷転動時において、ダウンプライの折返しプ
ライの径方向外側端部と対応する部位近傍のコード張力
が低下することがなく圧縮歪が作用することがない。こ
のため、折返しプライの径方向外側端部と対応する部位
のダウンプライの部分的な撚り戻り現象によるコードの
強力の低下を防止することができる。
【0015】また、ゴム部材にプライコーティングゴム
と同種ゴムを使用したことによって、折返しプライ最上
端部近傍の剛性段差を滑らかにすることができる。
【0016】また、ゴム部材にJIS硬度50〜75(
JIS規格K6301)のゴムを使用したことによって
、折返しプライ最上端部近傍の剛性段差を滑らかにする
ことができると共に、、レヂリエンス50以上(JIS
規格K6301)のゴムを使用したことによって、折返
しプライ最上端部近傍の発熱温度を低減することができ
る。
【0017】また、折返しプライの径方向外側端部と対
応する部位のダウンプライの段部を無くし、撚り戻り現
象を防止するためには、ゴム部材の厚さは、折返しプラ
イ最上端部厚さの0.5〜1.5倍とし、ゴム部材の径
方向幅は、折返しプライ最上端部厚さの2〜15倍とす
ることが好ましく、さらには、ゴム部材の外周方向端部
をシャープエッジとすることが好ましい。
【0018】
【実施例】図1に示される如く、本実施例の軌上走行車
両用案内輪空気入りラジアルタヤ10は、長手方向両端
部がタイヤ回転軸回りにリング状に形成されたビードコ
ア12に内側から外側へ巻き付けられ折り返された折返
しプライとしての第1プライ14と、この第1プライ1
4に沿って配置され、第1プライ14のビードコア12
側においてビードコア12に内側から外側へ巻き付けら
れ折り返された折返しプライとしての第2プライ16と
、第1プライ14及び第2プライ16の外側に配置され
、端部がビードコア12の外側に達したダウンプライと
しての第3プライ18と、をゴム層20によって被覆し
た構造となっている。また、ゴム層20の軌上走行車両
用案内用のガイド部材24と接触する部分は肉厚とされ
たトレツド22とされており、トレツド22の外周面に
は、溝23が一定間隔で周方向に形成されている。
【0019】トレツド22内部の第3プライ18の近傍
には、第1ベルト26が埋設されている。この第1ベル
ト26の径方向外側には、第1ベルト26と交差層を有
する第2ベルト28が第1ベルト26に沿って埋設され
ており、トレツド22を補強している。
【0020】図2(A)に示される如く、第1プライ1
4は折返しプライ最上端となっており、この第1プライ
14のプライエンド部、即ち、第1プライ14の径方向
外側端部14Aには、端部14Aに隣接し外周方向に沿
ってリング状に、ゴム部材としてのプライエンドゴム3
0が配置されている。このプライエンドゴム30は、第
1プライ14、第2プライ16及び第3プライ18の各
プライコーティングゴムと同種ゴムで構成されており、
具体的には、プライエンドゴム30は、JIS硬度50
〜75、レヂリエンス50以上(JIS規格K6301
)のゴムで構成されている。
【0021】また、プライエンドゴム30の厚さM1は
、第1プライ14の径方向外側端部14Aの厚さM2の
0.5〜1.5倍とされており、プライエンドゴム30
の径方向の幅Wは、第1プライ14の径方向外側端部1
4Aの厚さM2の2〜15倍とされている。
【0022】なお、図2(B)に示される如く、プライ
エンドゴム30の外周方向端部30Aをシャープエッジ
としても良い。
【0023】次に、本実施例の作用を説明する。本実施
例では、第1プライ14の径方向外側端部14Aに隣接
し外周方向に沿ってリング状にプライエンドゴム30が
配置されているため、従来構造のタイヤ(図5参照)の
様に、第3プライ18の第1プライ14の径方向外側端
部14Aと対応する部位に段部が形成されない。従って
、インフレート時及び負荷転動時において、第3プライ
18の第1プライ14の径方向外側端部14Aと対応す
る部位近傍のコード張力が低下することがなく圧縮歪が
作用することがない。このため、第1プライ14の径方
向外側端部14Aと対応する部位の第3プライ18の部
分的な撚り戻り現象によるコードの強力の低下を防止す
ることができる。
【0024】また、プライエンドゴム30にプライコー
ティングゴムと同種ゴム(例えば、JIS硬度50〜7
5)を使用したことによって、第1プライ14の径方向
外側端部14A近傍の剛性段差を滑らかにすることがで
きる。
【0025】また、プライエンドゴム30にレヂリエン
ス50以上のゴムを使用したことによって、第1プライ
14の径方向外側端部14A近傍の発熱温度を低減する
ことができる。
【0026】また、図2(B)に示される如く、プライ
エンドゴム30の外周方向端部30Aをシャープエッジ
とした場合には、第1プライ14の径方向外側端部14
Aと対応する第3プライ18の部位がさらになだらかに
なる。 (試験例1)図1に示される軌上走行車両用案内輪空気
入りラジアルタイヤ10(タイヤサイズE6.00R9
、リムサイズ4.00E×9、各プライ角度は径方向0
°、第1ベルト角度は径方向右70°、第2ベルト角度
は径方向左70°)を表1の仕様で試作した試験タイヤ
1、2と、図5に示される従来例の軌上走行車両用案内
輪空気入りラジアルタイヤ(タイヤサイズE6.00R
9、リムサイズ4.00E×9、各プライ角度は径方向
0°、第1ベルト角度は径方向右70°、第2ベルト角
度は径方向左70°)とを用いて、それぞれ内圧を9.
8kg/cm2、速度を60Km/h、荷重を1000
kgに設定して、50000Kmのドラム耐久試験を行
い、その後、折返しプライの径方向外側端部近傍におけ
る、ダウンプライのコード(ポリエステル)の強力を測
定し、その結果を従来例タイヤの強力を100とした指
数で表1に示した。
【0027】
【表1】
【0028】この結果、本発明の軌上走行車両用案内輪
空気入りラジアルタイヤが優れていることが明らかにな
った。
【0029】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、ダウンプ
ライの部分的な撚り戻り現象によるコードの強力の低下
を防止することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る軌上走行車両用案内輪
空気入りラジアルタイヤの軸方向片側半分を示す子午線
断面図である。
【図2】(A)は図1の折返しプライの径方向外側端部
近傍の拡大断面図であり、(B)は外周方向端部をシャ
ープエッジとしたプライエンドゴムを示す拡大断面図で
ある。
【図3】軌上走行車両用案内輪空気入りラジアルタイヤ
が使用された地下鉄の一例を示す正面図である。
【図4】軌上走行車両用案内輪空気入りラジアルタイヤ
が使用された地下鉄の他の一例を示す正面図である。
【図5】従来例に係る軌上走行車両用案内輪空気入りラ
ジアルタイヤの軸方向片側半分を示す子午線断面図であ
る。
【符号の説明】
10    軌上走行車両用案内輪空気入りラジアルタ
イヤ12    ビードワイヤー 14    第1プライ(折返しプライ)14A   
 径方向外側端部 16    第2プライ(折返しプライ)18    
第3プライ(ダウンプライ)20    ゴム層 22    トレツド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一対のビードと、1枚以上の折返しプ
    ライと、1枚以上のダウンプライと、2枚以上の交差層
    を有するベルトと、トレッドと、を有する空気入りラジ
    アルタイヤに於いて、折返しプライ最上端のプライエン
    ド部の径方向外側に隣接する部位に外周方向に沿ってゴ
    ム部材を配置したことを特徴とする軌上走行車両用案内
    輪空気入りラジアルタイヤ。
  2. 【請求項2】  前記ゴム部材はプライコーティングゴ
    ムと同種ゴムを使用したことを特徴とする請求項1記載
    の軌上走行車両用案内輪空気入りラジアルタイヤ。
  3. 【請求項3】  前記ゴム部材はJIS硬度50〜75
    、レヂリエンス50以上(JIS規格K6301)のゴ
    ムを使用したことを特徴とする請求項1記載の軌上走行
    車両用案内輪空気入りラジアルタイヤ。
  4. 【請求項4】  前記ゴム部材の厚さは、折返しプライ
    最上端部厚さの0.5〜1.5倍としたことを特徴とす
    る請求項1記載の軌上走行車両用案内輪空気入りラジア
    ルタイヤ。
  5. 【請求項5】  前記ゴム部材の径方向幅は、折返しプ
    ライ最上端部厚さの2〜15倍としたことを特徴とする
    請求項1記載の軌上走行車両用案内輪空気入りラジアル
    タイヤ。
  6. 【請求項6】  前記ゴム部材の外周方向端部をシャー
    プエッジとしたことを特徴とする請求項1記載の軌上走
    行車両用案内輪空気入りラジアルタイヤ。
JP3134089A 1991-06-05 1991-06-05 軌上走行車両用案内輪空気入りラジアルタイヤ Pending JPH04358902A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107351862A (zh) * 2016-12-29 2017-11-17 比亚迪股份有限公司 轨道车辆

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107351862A (zh) * 2016-12-29 2017-11-17 比亚迪股份有限公司 轨道车辆

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