JPH04358110A - 可変ピンホール - Google Patents

可変ピンホール

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Publication number
JPH04358110A
JPH04358110A JP13418191A JP13418191A JPH04358110A JP H04358110 A JPH04358110 A JP H04358110A JP 13418191 A JP13418191 A JP 13418191A JP 13418191 A JP13418191 A JP 13418191A JP H04358110 A JPH04358110 A JP H04358110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
convex lens
pinhole
limiting element
area
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13418191A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironari Fukuyama
宏也 福山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP13418191A priority Critical patent/JPH04358110A/ja
Publication of JPH04358110A publication Critical patent/JPH04358110A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はピンホール、特に共焦点
光学系に使用されるピンホールに関する。
【0002】
【従来の技術】共焦点光学系において、測定状況に応じ
て光強度の不足を補う等の理由から様々な径のピンホー
ルが使い分けられる。このため、径の大きさを変えるこ
とのできる可変ピンホールの提供が望まれている。この
ような可変ピンホールとしては、それぞれの径が異なる
複数のピンホールを設けたターレットやスライダーを切
り換えるもの、カメラの絞りの様に多数の羽根を組み合
わせて円形の開口を形成したアイリス型のもの、V字状
の切込みを設けた二枚の板を組み合わせて矩形の開口を
形成するもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような可変ピンホ
ールにはそれぞれ次のような欠点がある。複数のピンホ
ールを切り換えるものでは、ピンホール径を連続的に変
化させることができない。アイリス型のものは羽根の枚
数が多いため、最小口径が0.8mm程度のものしか得
られない。このため、共焦点光学系の重要な応用例の一
つである走査型レーザー顕微鏡(LSM)で使用する数
十μm径のものは得られない。また、二枚のV字形状の
板を重ね合わせたものでは、アイリス型に比べて遥かに
小さい口径を得られるが、図6に示すように板50,5
1の厚さtと、各板面の微小な凹凸やたわみによる数十
μm程度の隙間t’の合計(t+t’)により像のボケ
が生じるため、数十μm径の理想的な矩形の開口を得る
ことが困難である。
【0004】本発明は、径の大きさを連続的に変えるこ
とができる、その最小口径が十μm径程度の可変ピンホ
ールを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の可変ピンホール
は、固定配置された凸レンズと、この凸レンズの共焦点
面に透光領域と遮光領域とを有する二枚の光制限素子で
あって、第二の光制限素子へ投影された第一の光制限素
子の遮光領域の像と第二の光制限素子の遮光領域とで光
の通過する領域を規定する光制限素子と、この光制限素
子を凸レンズの光軸に直交する方向に移動させる手段と
を備えている。
【0006】
【作用】本発明の可変ピンホールでは、光の通過する領
域(ピンホール)は、(第二の光制限素子に投影された
)第一の光制限素子の遮光領域の像と、第二の光制限素
子の遮光領域とによって規定される。光の通過する領域
(ピンホール)は、凸レンズの光軸に直交する方向に光
制限素子を移動させることにより、大きさが連続的に変
化する。
【0007】
【実施例】次に図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明する。
【0008】図1は本発明に係る可変ピンホールの第一
実施例であり、二枚のガラス板14と16が互いに平行
になるようにベース12に固定されている。ガラス板1
4と16にの対向した内側面の一部には、図に示すよう
にV字形パターンを有する金属膜18と20がそれぞれ
設けられている。この金属膜18と20は蒸着により、
その厚さが数μm程度に形成される。このような、金属
膜18と20を有するガラス板14と16は、そこを通
過する光ビームを制限する光制限素子として機能する。
【0009】ガラス板14と16との間には、凸レンズ
22が支持部材24により、これらとは別個に固定され
ている。このとき、凸レンズ22の光軸はガラス板14
と16の面に直交し、ガラス板14と16の内側面(金
属膜18と20を有する面)は凸レンズ22の焦点面に
位置している。
【0010】ベース12は圧電素子26を介して本体2
8に取り付けられている。圧電素子28は、図示しない
回路を用いて、その長さ(本体28への取付面の法線方
向)が制御される。これにより、ガラス板14と16が
、凸レンズ22の軸に直交する方向に移動できる。
【0011】本実施例の可変ピンホールを走査型レーザ
ー顕微鏡に応用した例を図2に示す。試料30からの光
たとえば蛍光はレンズ32により平行ビームとなり、レ
ンズ34に入射し集光される。その集光点にガラス板1
4の内側面(金属膜18の設けられている面)が位置す
るように、本実施例の可変ピンホールが配置される。ガ
ラス板14を通過した後の発散性ビームはレンズ22に
入射し集束される。レンズ22による集束性ビームはガ
ラス板16の内側面(金属膜20の設けられている面)
で一旦集束した後、発散性ビームとなってレンズ36に
入射する。このビームはレンズ36により平行ビームと
なり光検出素子38に入射する。
【0012】このような構成においては、図3に示すよ
うに、ガラス板14の金属膜18の像19(斜線部)が
ガラス板16に投影され、その表面の金属膜20(斜線
部)と協働して、その中央部に矩形の透光領域を規定す
る。その透光領域の大きさは、圧電素子26の長さを変
えることにより変化する。例えば図3(A)で示される
状態から圧電素子26の長さをΔxだけ長くすると図3
(B)で示される状態となり、透光領域の大きさが小さ
くなる。
【0013】このように構成された可変ピンホールでは
、十μm径の透光領域(ピンホール)を形成でき、その
大きさは圧電素子26の長さを変えることにより連続的
に変えることができる。また、光制限素子を金属膜18
,20で形成することにより、その厚さを数μm程度に
設定することができるので、ピンホールの口径を10μ
m程度まで絞っても、その厚みによって生じるボケ量は
ピンホールの口径に対して十分に無視できる。しかも、
金属膜18,20のV字形状を光学的に重ね合わせるこ
とにより、図6に示す従来技術のように、二枚の板50
,51の間に隙間が生じるという問題点を解消すること
ができる。
【0014】したがって、このような構成によれば、金
属膜18,20の厚さによる悪影響を極めて小さくでき
るので、最小十μm程度の口径まで良好にピンホールを
可変することができる。
【0015】図4は本発明に係る可変ピンホールの第二
実施例であり、第一実施例におけるガラス板14,16
の内側面に金属膜18,20を蒸着した光制限素子に代
えて、V字状の切込みを有する二枚の板40と41をベ
ース12に互いに平行になるように固定したものである
。この板40,41は厚さが数十μm程度に形成されて
いる。この場合、図5に示すように、板40の面A1と
板41の面B1との間および板40の面A2と板41の
面B2との間が、それぞれ共役関係となるように考慮す
る。
【0016】このように面A1とB1との間および面A
2とB2との間に共役関係をもたせることにより、板4
0,41の厚みtによる像のボケ量は、板40または4
1の一方の板厚t分だけとなる。しかも板40,41の
V字形状を光学的に重ね合わせることで、図6に示す従
来技術のように二枚の板50,51の間に隙間が生じる
という問題点を解消することができる。
【0017】したがって、このような構成によれば、板
40,41の厚さによる悪影響を従来のものと比べて小
さくできるので、最小数十μm程度の口径まで良好にピ
ンホールを可変することができる。
【0018】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、要旨を変更しない範囲において種々変形
して実施することができる。例えば、光制限素子を凸レ
ンズの光軸直交する方向に移動させる手段として、上記
各実施例では圧電素子を用いたが、これに代えてマイク
ロメーターヘッドや平行板バネ型ステージを用いること
によっても実施可能なことは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、一対の光制限素子を凸
レンズにて光学的に重ね合わせるとともに、この光制限
素子を凸レンズの光軸に対して直交する方向に移動させ
ることで、光制限素子の厚さによって生じるボケ量を制
御し、最小口径が数μm〜数十μm程度の口径まで透光
領域(ピンホール)の大きさを連続的に変えることがで
きる良好な可変ピンホールが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による可変ピンホールの第一実施例の構
成を示す斜視図である。
【図2】図1の可変ピンホールを走査型レーザー顕微鏡
に応用した際の構成を示す。
【図3】ピンホールが形成される様子を示す。
【図4】本発明による可変ピンホールの第二実施例の構
成を示す斜視図である。
【図5】図4に示した可変ピンホールの板の面の位置関
係を示す。
【図6】二枚のV字形状の板で構成した従来技術に係る
可変ピンホールを示す。
【符号の説明】
12…ベース、14,16…ガラス板、18,20…金
属膜、22…凸レンズ、26…圧電素子、40,41…
板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固定配置された凸レンズと、この凸レ
    ンズの共焦点面に透光領域と遮光領域とを有する二枚の
    光制限素子であって、第二の光制限素子へ投影された第
    一の光制限素子の遮光領域の像と第二の光制限素子の遮
    光領域とで光の通過する領域を規定する光制限素子と、
    この光制限素子を凸レンズの光軸に直交する方向に移動
    させる手段とを備えている可変ピンホール。
JP13418191A 1991-06-05 1991-06-05 可変ピンホール Withdrawn JPH04358110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13418191A JPH04358110A (ja) 1991-06-05 1991-06-05 可変ピンホール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13418191A JPH04358110A (ja) 1991-06-05 1991-06-05 可変ピンホール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04358110A true JPH04358110A (ja) 1992-12-11

Family

ID=15122338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13418191A Withdrawn JPH04358110A (ja) 1991-06-05 1991-06-05 可変ピンホール

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JP (1) JPH04358110A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10244850A1 (de) * 2002-09-24 2004-04-01 Carl Zeiss Jena Gmbh Einstellbares Pinhole

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980903