JPH0435776A - 振動子の取り付け方法及びその方法を用いた振動装置 - Google Patents

振動子の取り付け方法及びその方法を用いた振動装置

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JPH0435776A
JPH0435776A JP14510690A JP14510690A JPH0435776A JP H0435776 A JPH0435776 A JP H0435776A JP 14510690 A JP14510690 A JP 14510690A JP 14510690 A JP14510690 A JP 14510690A JP H0435776 A JPH0435776 A JP H0435776A
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JP
Japan
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vibrator
pressing
vibrated
vibrated body
adhesive
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Application number
JP14510690A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Morie
森江 和央
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SEKURU KK
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SEKURU KK
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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、超音波洗浄装置、超音波溶接装置、超音波
加工装置等の振動子の取り付け方法及びその方法を用い
た振動装置に関するものである。
(従来技術) 通常使用される振動子としては、2枚の金属円盤の間に
薄い水晶板を挟み、全体の共振周波数で使用するランジ
バン形振動子であり、第4図に示すように取り付けられ
ている0図中、1は被振動体であり、接着剤2を用いて
電極3a、  3bに挟まれた水晶片3cからなる振動
子4を被振動体1に取り付けている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、振動子4自体が発生する振動、及び振動
子4と被振動体1との熱膨張の相違から、長期の使用で
は接着剤の剥離が生じ、振動伝達不良を起こしていたり
、剥離が生じなくても接着剤2自体の振動エネルギーの
吸収および振動子の背面からの振動エネルギーの損失の
ため発生振動エネルギーの有効活用がなされていなかっ
た。特に硬化まで押圧力をかけないで接着してしまった
ように、接着剤に気泡を混入させてしまうような硬化を
させると、前述の問題は一層顕著となっていた。
そこで、この発明は、これら問題点を解決し、発生振動
エネルギーを有効活用できるような振動子の取り付け方
法及びその方法を用いた振動装置を提供することを目的
としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、この発明は、被振動体に振動
子をその背面より押え部材で押圧付勢力を付与して振動
子の取り付け方法とし、またこの方法を用いて振動子を
取り付けた振動装置としている。
(作 用) 接着剤を用いないことにより、従来の接着がはがれ、振
動エネルギーの吸収などがなくなるのは当然であり、ま
た、振動子の背面から押え部材で押圧するため、背面方
向の振動をなくし、背面がらの振動エネルギーの損失を
防ぐことができ、発生振動エネルギーの有効活用ができ
る。
接着剤を用いた場合でも、接着はがれは答易に発生せず
、接着剤硬化までの押圧を押え部材の組み付けで同時に
できるので、製作作業工数は短縮され、気泡を追い出し
良好な接着を得られる。したがって、気泡部分などでの
振動エネルギーの吸収や接着はがれなどの問題も発生し
難い。
(実施例) 次に、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の第一実施例である。被振動体1に水
晶片3cが電極3a、  3bに挟まれた振動子4を押
え部材5で押圧付勢力Pを与えて取り付けている。この
押え部材5は少なくとも振動子4の背面のほぼ全体と当
接する面を有しており、他の部分の形状は問わない、具
体的には、振動を受ける被振動体1と押え部材5とで振
動子4を挟持しており、押え部材5は振動子4の背面に
当接して押圧付勢力Pを与える押圧手段であるボルトナ
ツト手段6で振動子4を被振動体1に密着させている。
このボルトナツト手段6は、ナツト側をウェルドナツト
を用いて被振動体1に溶接しても、貫通孔を使えるなら
ばナツト単体でボルトと組み合わせてもよく、さらには
図に示すように、ナツト側を有底ネジ穴としてもよい。
また、押圧手段は、押え部材5の背面に押圧付勢力Pを
付与するためのばね手段でもよく、押え部材5自体の周
辺を反らしてばね手段としてもよく、振動子4と被振動
体1との当接面に押え部材5を介して−様な圧力を加え
ている。押え部材5を熱伝導率のよい材料とすることに
より放熱効果を発揮させることができる。また、固有振
動数の適当な押え部材5を選択することにより、振動子
4との共振を利用し、共振周波数を下げることができる
。押え部材5が振動子4の背面から振動エネルギーが失
なわれず有効利用ができ、例えば超音波洗浄における洗
浄効果を高めることができる。
被振動体1と振動子4との間に接着剤を従来と同様塗布
して接着する場合には、常時押圧付勢力が付与されてい
るため、従来の接着剤剥離を防止し、振動エネルギーの
伝達損失を減少させ、硬化時に気泡の発生を防止する効
果が付加され、より好ましい振動装置が提供できる。
第2図および第3図はこの発明の@2実施例である。図
中10は被振動体である容器で、この例では角塵である
が、周壁の周囲に複数の振動子取付面11が形成される
ならば、多角形でも球形でも、円筒形であってもよい。
この容器10の周壁を囲むように複数本の押え部材20
が配設され、これら配設された押え部材20はそれぞれ
隣接する押え部材20の端部どうしが連結手段30で連
結されている。押え部材20は振動子4を振動子取付面
11に押圧挟持する押圧面21と振動子4を押え部材2
0と被振動体10とで挟持したとき端部に離間して対面
する端面22とを有し、両端が鈍角に開いた細板状を呈
している。この例においては、振動子4が別体に形成さ
れた振動子取り付け金具12. 23を介して被振動体
10と押え部材20とで挟持されているが、それぞれ被
振動体10と押え部材20とに一体に形成されていても
よい。
連結手段30は図示のようなボルトナツト手段であり、
これを締め付けることにより振動子4を被振動体10に
取り付けている。なお、この例では、被振動体10と振
動子4との間に接着剤13を塗布している。この様な例
においては、接着剤13を塗布後、振動子取り付け金具
12. 13および振動子4を押え部材20で挟持する
ため、接着剤13の硬化まで押圧しておく特別な工程を
設けず、組み付けが即題化中の押圧となるため気泡は追
い出され、確実に良好な接着をすることができる。
この様な振動装置の容器10中に液体を入れ、発生する
超音波などで洗浄したり、2液を均一に混合させたりす
ることに利用する。
(効果) 以上説明してきたように、この発明は、押え部材で振動
子を被振動体に押圧付勢力を与えて取り付ける方法とそ
の装置としているので、接着剤を使用しなくとも十分な
振動エネルギーの伝達ができ、しかも振動エネルギーの
吸収、損失も少なく拠動エネルギーの有効利用ができる
。また、接着剤を使用したとしても、接着剤の剥離は容
易に発生せず、また硬化した接着剤中に気泡が残ること
はなく、振動エネルギーの伝達が確実に行える。
接着剤硬化中の押圧保持が振動装置の組み付けで同時に
一工程でできるので、作業工数が短縮される。さらに、
引張に弱い振動子を圧縮状態におくため、振動子の破損
防止ができる。
押え部材を熱伝導率の高い材料あるいは適当な固有振動
数を有する材料を選択することにより、放熱効果を良く
することができ、共振周波数を下げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示す振動装置の要部断
面図、第2図はこの発明の第2実施例を示す振動装置の
平面図、第3図は第2図の振動装置の正面図、第4図は
従来の振動装置の第1図と同様な要部断面図である。 第1図 1.10・・・被振動体 3a、  3b・・・電極 4・・・振動子 6・・・押圧手段 21・・・押圧面 30・・・連結手段 2.13・・・接着剤 3c・・・水晶体 5.20・・・押え部材 11・・・振動子取付面 22・・・端面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)被振動体に振動子を押え部材で押圧付勢力を与え
    て取り付けることを特徴とする振動子の取り付け方法。 (2)請求項1において、被振動体と振動子との間に接
    着剤を塗布することを特徴とする振動子の取り付け方法
    。 (3)被振動体と、該被振動体に当接する振動子と、該
    振動子を前記被振動体とで挟持する押え部材と、該押え
    部材に前記振動子を前記被振動体に押圧付勢力を与える
    押圧手段とからなることを特徴とする振動装置。 (4)請求項3において、被振動体は容器であり、押え
    部材は前記容器の周壁を囲むように配設される複数本か
    らなり、押え手段は複数本の前記押え部材の端部どうし
    を連結して前記周壁に振動子を押圧付勢して挟持させる
    連結手段であることを特徴とする振動装置。(5)請求
    項4において、周壁は周囲に複数の振動子取付面を有し
    、押え部材は前記振動子取付面に振動子を押圧挟持する
    押圧面と隣接する前記押え部材の端部に離間して対面す
    る端面とを有し、連結手段は前記端面間距離を狭くして
    前記振動子を押圧挟持するボルトナット手段であること
    を特徴とする振動装置。 (6)請求項(3)〜(5)において、振動子と被振動
    体との間に接着剤を介在させたことを特徴とする振動装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5879650A (en) * 1989-04-06 1999-03-09 Cabot Corporation Tandem quench
JP2007330940A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Matsushita Electric Works Ltd 超音波霧発生装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4710556U (ja) * 1971-03-02 1972-10-07
JPS6128482A (ja) * 1984-07-18 1986-02-08 多賀電気株式会社 超音波振動発生方法及びその装置

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