JPH04357413A - 多回転式アブソリュートエンコーダ - Google Patents

多回転式アブソリュートエンコーダ

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JPH04357413A
JPH04357413A JP13264491A JP13264491A JPH04357413A JP H04357413 A JPH04357413 A JP H04357413A JP 13264491 A JP13264491 A JP 13264491A JP 13264491 A JP13264491 A JP 13264491A JP H04357413 A JPH04357413 A JP H04357413A
Authority
JP
Japan
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signal
absolute
data
rotation
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP13264491A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Tamae
玉江 裕明
Keiichi Fujikawa
冨士川 恵市
Nobuo Yamada
伸生 山田
Hirozo Tagami
博三 田上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH04357413A publication Critical patent/JPH04357413A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転体の絶対回転角を検
出するための多回転式アブソリュートエンコーダに関す
るものであり、特にACサーボモータに組み込まれて使
われるロータリーエンコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種機械の駆動用に使われるサーボモー
タにはブラシ付きのDCサーボモータとブラシのないA
Cサーボモータ(DCブラシレスサーボモータ)があり
、近年モータ保守の容易さからACサーボモータの需要
が増している。
【0003】サーボ系の位置検出器にもさまざまな種類
があるが、近年サ−ボモータに組み込まれて使用される
ロータリーエンコーダが普及している。ACサーボモー
タに組み込まれるエンコーダはインクリメンタルエンコ
ーダとアブソリュートエンコーダに大別される。インク
リメンタルエンコーダの出力信号は図6に示すように、
回転方向が判別できるように互いに90度位相差を有す
るA,B2相の信号と、1回転1パルスの基準Z信号と
、ACサーボモータの通電相切り替えのためのコミュテ
ーション信号U,V,Wを備えたものが一般的である。 また、アブソリュートエンコーダは電源投入後直ちに1
回転内の絶対位置が認識できるエンコーダで、インクリ
メンタルエンコーダを用いた制御システムにおいて必要
とされる電源投入直後に行う機械位置とコントローラと
の位置合わせ動作である原点復帰動作が不要であること
から多関節ロボットをはじめとする大型のロボット用サ
ーボモータなどに普及しつつあり、またその多くはモー
タの回転数カウント機能をつけた多回転式アブソリュー
トエンコーダである。
【0004】以下に従来の多回転式アブソリュートエン
コーダについて説明する。図7は従来の多回転式アブソ
リュートエンコーダの機能ブロックを示すものである。 図7において71はインクリメンタル信号出力部、72
はアブソリュート信号出力部、73は多回転カウンタ、
74はバックアップ回路、75は変換回路である。
【0005】以上のように構成された多回転式アブソリ
ュートエンコーダについて、以下その動作について説明
する。まず、主電源がオンしているときエンコーダの回
転位置に合わせインクリメンタル信号出力部71からは
90度位相差を有するA,B信号そして1回転に1回発
生するZ信号が出力する。また、アブソリュート信号出
力部72からは1回転アブソリュートデータとして1回
転の分解能に対応した20から2K−1のKビットの信
号を出力する。また、多回転カウンタ73はアブソリュ
ート信号出力の上位2ビット2K−1と2K−2とを用
いて回転回数を計数する。変換回路75はパラレルデー
タである1回転アブソリュートデータと多回転カウント
データとをシリアルデータに変換しドライバやNCシス
テムに送信する。一方主電源がオフした場合にはバック
アップ回路74によりアブソリュート信号出力の上位2
ビット2K−1と2K−2信号の検出と、多回転カウン
タ73とを常に動作している。これにより再度主電源を
投入したときにも回転回数をリセットすることなく保持
し、しかも主電源オフ時に変化した回転回数も検出する
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、絶対位置を決定するためのアブソリュー
ト信号の数が多数必要で、分解能を上げていくほど信号
数は増加する。信号の数に対応して検出部の数も増やす
必要があり、処理回路の規模も増大してくるので構造的
にも回路規模も大きくなるという問題点を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、小型でコンパクトな多回転式アブソリュートエンコ
ーダを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の多回転式アブソリュートエンコーダは、1、
互いに90度位相差を有するA,B2相のインクリメン
タル信号と、A,B相のパルス数よりも少なくかつ2個
以上の基準信号Znと、Znの順序を判別するMビット
のアブソリュート信号の計3種類の信号を出力する原信
号出力部と、 2、Mビットのアブソリュート信号を用いてモータの1
回転以上の正逆方向の回転回数を計数する多回転カウン
タと、 3、主電源オフ時に上記多回転カウンタ機能と、原信号
出力部のMビットのうち回転回数の正逆を判定するため
の2ビットのアブソリュート信号の検出動作をさせるバ
ックアップ回路と、 4、Mビットのアブソリュート信号とZn信号から、1
回転アブソリュートデータの零値に対応するZ0信号を
選択するZ0信号発生回路と、 5、Mビットのアブソリュートデータから、モータの励
磁相切り替え用コミュテーション信号とZnの順序デー
タを生成するデコーダ回路と、 6、以上のZn順序データとコミュテーション信号と多
回転カウンタからの計数値とを、外部からの指令により
所望の信号を選択する送信データ切り替え回路と、7、
送信データをシリアルデータとして出力する変換回路と
を備えた構成を有している。
【0009】
【作用】この構成によって、従来の多回転式アブソリュ
ートエンコーダより1回転内のアブソリュート信号のビ
ット数を少なくすることができるので検出部と電気回路
部を小さくすることができ、小型でコンパクトな多回転
式アブソリュートエンコーダを得ることができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例の機能ブロック図
である。図1において11は原信号出力部、12はデコ
ーダ回路、13は多回転カウンタ、14はZ0信号発生
回路、15は受信回路、16は送信データ切り替え回路
、17は変換回路、18はバックアップ回路である。
【0012】図2に原信号出力部11の構成を示す。こ
こで21は発光素子、22は回転スリット板、23は受
光素子、24は波形整形回路である。本実施例では3相
8極のACサーボモータ用にZnの数を8個にし、また
1回転の分解能を1000パルスの場合を示す。回転ス
リット板22の回転に合わせて検出される信号を図3に
示す。ここでA,B信号は互いに90度の位相差を有す
る信号であり1回転中1000パルス発生するインクリ
メンタル信号、Zn信号はA,B相と同期し1回転中に
8個発生する信号、そして5ビットのアブソリュート信
号がある。また、主電源オン時に出力するコミュテーシ
ョン信号の動きを図4に示す。図5はデコーダ回路12
の構成を示す図であり、5ビットのアブソリュート信号
でコミュテーションデータ、および1回転中の8分の1
の領域を示すゾーンデータをROMテーブルより選択す
る。
【0013】以下、上記構成の多回転アブソリュートエ
ンコーダについてその動作を説明する。
【0014】まず主電源が投入された直後、エンコーダ
が図4のA点に位置していたとすると、原信号出力部1
1から出力する5ビットのアブソリュート信号とデコー
ダ回路12によりコミュテーション信号とゾーンデータ
を検出し、送信データ切り替え回路16にデータを準備
する。また、バックアップ回路18にて検出及び保持し
ている多回転カウンタ13の値すなわち多回転カウント
データを送信データ切り替え回路に準備する。これら2
つのデータのどちらのデータを転送するかをドライバシ
ステムからのデータ要求信号によって送信データ切り替
え回路16で選択した後、変換回路17を介して転送す
る。ドライバシステムがコミュテーションデータおよび
停止点であるA点のゾーンデータを要求した場合、ドラ
イバシステムではコミュテーションデータからACサー
ボモータの通電相切り替えのためのコミュテーション信
号を作りモータの回転を開始する。この時コミュテーシ
ョンデータは一定であることから、コミュテーション信
号が正弦波状に変化せず一定値となるので矩形波ドライ
ブで駆動することになる。また、A点の位置データは8
分の1回転(45゜)の検出分解能であり、高精度の位
置制御をするには検出分解能が高いA,B信号および原
点信号であるZn信号と位置の同期が必要なので、ドラ
イバシステムではZn信号を検出して原点復帰するまで
1回転アブソデータはA点のデータ即ち代表値を保持し
ている。
【0015】次に、ドライバシステムからZn信号への
原点復帰の指令によりモータが駆動し前記A点からCW
方向に回転し、Znの位置であるB点に位置が変化して
原点復帰動作が完了すると、A点と同様にB点でのコミ
ュテーションデータ,Znゾーンデータ、および多回転
カウントデータを送信データ切り替え回路16、変換回
路17を介してドライバシステムにデータ送信する。ド
ライバシステムでは、今まで代表値としての1回転アブ
ソリュートデータに加えA,B相で計数する値を加算す
るモードにし、これ以降このモードで1回転アブソリュ
ートデータはA,B相の変化により更新される。この時
は、ドライバ側では1回転アブソリュートデータは10
00分の1の分解能で変化するのでコミュテーション信
号を正弦波状に変化できモータは正弦波ドライブで駆動
することになる。
【0016】一方、モータが前記A点からCCW方向に
回転し代表値切り代わり点であるC点を通過すると、前
記A点の代表値は隣のZ1を示すゾーンデータで更新さ
れ、このデータまたはバックアップ回路18にて検出及
び保持している多回転カウンタ13の値がドライバシス
テムからのデータ要求信号で選択され、変換回路17を
介してドライバシステムにデータを転送する。さらにC
点を通過しZ1の位置であるD点へ位置が変化すると、
先のB点と同様に原点復帰が完了することより、ドライ
バシステムでは今まで代表値としての1回転アブソリュ
ートデータに加えA,B相で計数する値を加算するモー
ドにし、これ以降このモードで1回転アブソリュートデ
ータはA,B相の変化により更新される。
【0017】以上のように、検出したZ相の代表値に1
000分の1の分解能を持つA、B相信号の計数を加え
るシステム構成にすることにより、1回転内のアブソリ
ュート信号の数は少ないが絶対位置検出は高分解能であ
るコンパクトな多回転式アブソリュートエンコーダが実
現できる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は1回転アブソリュ
ートの分解能を高める場合にはインクリメンタル信号の
分解能を上げるだけで高分解能のアブソリュート検出が
できるコンパクトな多回転式アブソリュートエンコーダ
を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における多回転式アブソリュー
トエンコーダのブロック図
【図2】本発明の実施例における原信号出力部のブロッ
ク図
【図3】本発明の実施例における多回転式アブソリュー
トエンコーダの検出信号のタイミング図
【図4】本発明
の実施例における主電源投入時の1回転アブソリュート
データの動作説明図
【図5】本発明の実施例における1回転アブソリュート
カウンタの動作説明図
【図6】従来のインクリメンタル式エンコーダの出力タ
イミング図
【図7】従来の多回転式アブソリュートエンコーダのブ
ロック図
【符号の説明】
11  原信号出力部 12  デコーダ回路 13  多回転カウンタ 14  Z0信号発生回路 15  受信回路 16  送信データ切り替え回路 17  変換回路 18  バックアップ回路 21  発光素子 22  回転スリット板 23  受光素子 24  波形整形回路 51  ROMテーブル 71  インクリメンタル信号出力部 72  アブソリュート信号出力部 73  多回転カウンタ 74  バックアップ回路 75  変換回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに90度位相差を有するA,B2相の
    インクリメンタル信号と、A,B相のパルス数よりも少
    なくかつ2個以上の基準信号ZnとZnの順序を判別す
    るMビットのアブソリュート信号の計3種類の信号を出
    力する原信号出力部と、Mビットのアブソリュート信号
    を用いてモータの1回転以上の正逆方向の回転回数を計
    数する多回転カウンタと、主電源オフ時に上記多回転カ
    ウンタ機能と原信号出力部のMビットのうち回転回数の
    正逆を判定するための2ビットのアブソリュート信号の
    検出動作をさせるバックアップ回路と、Mビットのアブ
    ソリュート信号とZn信号から1回転アブソリュートデ
    ータの零値に対応するZ0信号を選択するZ0信号発生
    回路と、Mビットのアブソリュートデータからモータの
    励磁相切り替え用コミュテーション信号とZnの順序デ
    ータを生成するデコーダ回路と、以上のZn順序データ
    とコミュテーション信号と多回転カウンタからの計数値
    とを外部からの指令により所望の信号を選択する送信デ
    ータ切り替え回路と、送信データをシリアルデータとし
    て出力する変換回路を備えた多回転式アブソリュートエ
    ンコーダ。
JP13264491A 1991-06-04 1991-06-04 多回転式アブソリュートエンコーダ Pending JPH04357413A (ja)

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JP13264491A JPH04357413A (ja) 1991-06-04 1991-06-04 多回転式アブソリュートエンコーダ

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JP13264491A JPH04357413A (ja) 1991-06-04 1991-06-04 多回転式アブソリュートエンコーダ

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JPH04357413A true JPH04357413A (ja) 1992-12-10

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ID=15086145

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JP13264491A Pending JPH04357413A (ja) 1991-06-04 1991-06-04 多回転式アブソリュートエンコーダ

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JP (1) JPH04357413A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002156205A (ja) * 2000-11-20 2002-05-31 Mitsuba Corp 回転角度検出装置
JP2020016473A (ja) * 2018-07-23 2020-01-30 多摩川精機株式会社 エンコーダ、エンコーダディスク、およびエンコーダディスク上符号化パターン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002156205A (ja) * 2000-11-20 2002-05-31 Mitsuba Corp 回転角度検出装置
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