JP3326849B2 - 多回転式アブソリュートエンコーダ - Google Patents

多回転式アブソリュートエンコーダ

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  • Optical Transform (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転体の絶対回転角を検
出するための多回転式アブソリュートエンコーダに関す
るものであり、特にACサーボモータに組み込まれて使
われるロータリーエンコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種機械の駆動用に使われるサーボモー
タには、ブラシ付きのDCサーボモータとブラシのない
ACサーボモータ(DCブラシレスサーボモータ)があ
り、近年モータ保守の容易さからACサーボモータの需
要が増している。
【0003】サーボ系の位置検出器にもさまざまな種類
があるが、近年、サーボモータに組み込まれて使用され
るロータリーエンコーダが普及している。ACサーボモ
ータに組み込まれるエンコーダはインクリメンタルエン
コーダとアブソリュートエンコーダに大別される。
【0004】インクリメンタルエンコーダの出力信号は
図8に示すように、回転方向が判別できるように互いに
90度位相差を有するA,B2相の信号と、1回転1パ
ルスの基準Z信号と、ACサーボモータの通電相切り替
えのためのコミュテーション信号U,V,Wを備えたも
のが一般的である。
【0005】また、アブソリュートエンコーダは電源投
入後直ちに1回転内の絶対位置が認識できるエンコーダ
で、インクリメンタルエンコーダを用いた制御システム
において必要とされる電源投入直後に行う機械位置とコ
ントローラとの位置合わせ動作である原点復帰動作が不
要であることから、多関節ロボットをはじめとする大型
のロボット用サーボモータなどに普及しつつあり、また
その多くはモータの回転数カウント機能をつけた多回転
式アブソリュートエンコーダである。
【0006】以下に従来の多回転式アブソリュートエン
コーダについて説明する。図9は従来の多回転式アブソ
リュートエンコーダの機能ブロックを示すものである。
図9において91はインクリメンタル信号出力部、92
はアブソリュート信号出力部、93は多回転カウンタ、
94はバックアップ回路、95は変換回路である。
【0007】以上のように構成された多回転式アブソリ
ュートエンコーダについて、以下その動作について説明
する。まず、主電源がオンしているときエンコーダの回
転位置に合わせインクリメンタル信号出力部91からは
90度位相差を有するA,B信号そして1回転に1回発
生するZ信号が出力する。また、アブソリュート信号出
力部92からは1回転アブソリュートデータとして1回
転の分解能に対応した20から2K-1のKビットの信号を
出力する。また、多回転カウンタ93はアブソリュート
信号出力の上位2ビット2K-1と2K-2とを用いて回転回
数を計数する。
【0008】変換回路95はパラレルデータである1回
転アブソリュートデータと多回転カウントデータとをシ
リアルデータに変換しドライバやNCシステムに送信す
る。一方主電源がオフした場合にはバックアップ回路9
4によりアブソリュート信号出力の上位2ビット2K-1
と2K-2信号の検出と、多回転カウンタ93とを常に動
作している。これにより再度主電源を投入したときにも
回転回数をリセットすることなく保持し、しかも主電源
オフ時に変化した回転回数も検出することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、絶対位置を決定するためのアブソリュー
ト信号の数が多数必要で、分解能を上げていくほど信号
数は増加する。信号の数に対応して検出部の数も増やす
必要があり、処理回路の規模も増大してくるので構造的
にも、回路規模も大きくなるという問題点を有してい
た。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、小型でコンパクトな多回転式アブソリュートエンコ
ーダを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の多回転式アブソリュートエンコーダは、
(1)互いに90度位相差を有するA,B2相のインク
リメンタル信号と、少なくともN個以上の(N=(エン
コーダが取り付けられているモータの極数PM)×(モ
ータ相数PH))基準信号Znと、Znの順序を判別する
Mビットのアブソリュート信号の計3種類の信号を出力
する原信号出力部と、(2)Mビットのアブソリュート
信号から、Znに対応する1回転アブソリュート値の代
表値を出力するデコーダ回路と、(3)デコーダ回路の
出力とZn信号から、1回転アブソリュートデータの零
値に対応するZ0信号を選択するZ0信号発生回路と、
(4)上記代表値とA,B,Zn信号を入力し、1回転
内の絶対位置を出力する1回転アブソリュートカウンタ
と、(5)Mビットのアブソリュート信号のうち上位2
ビットを用いてモータの1回転以上の正逆方向の回転回
数を計数する多回転カウンタ1と、(6)多回転カウン
タ1の出力と上記1回転アブソリュートカウンタからの
キャリーボロー信号を入力し、1回転アブソリュートカ
ウンタの上位データを検出する多回転カウンタ2と、
(7)主電源オフ時に上記多回転カウンタ1と原信号出
力部のMビットのうち回転回数の正逆を判定するための
上位2ビットのアブソリュート信号を検出動作させるバ
ックアップ回路と、(8)1回転アブソリュートカウン
タと多回転カウンタ2からのパラレルデータをシリアル
データに変換し出力する変換回路と、(9)A,B,Z
n信号とZnに対応する1回転アブソリュート値の代表値
を入力し、インクリメンタル信号を計数するアップ,ダ
ウン信号と、電源オン後の最初のZn信号よりカウント
切替信号を検出して、代表値のプリセット動作とアッ
プ,ダウン信号のカウンタ動作を上記カウント切替信号
で切替える1回転アブソリュートカウンタ、およびカウ
ンタ切替信号をエンコーダ信号処理ステータスとして変
換回路を介して外部へ知らせる機能と、(10)デコーダ
回路出力の代表値と1回転アブソリュートカウンタの出
力とをZn信号毎に比較する比較回路、および比較結果
をエンコーダ信号処理ステータスとして変換回路を介し
て外部へ知らせる機能を備えた構成を有している。
【0012】
【作用】この構成によって、従来の多回転式アブソリュ
ートエンコーダより1回転内のアブソリュート信号のビ
ット数を少なくすることができるので、検出部と電気回
路部を小さくすることができ、小型でコンパクトな多回
転式アブソリュートエンコーダを得ることができる。
【0013】また、カウンタ動作の比較機能を有するこ
とにより、外部ノイズなどに対する誤動作の信頼性・安
全性向上を計ることができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例の機能ブロック図
である。図1において11は原信号出力部、12はデコ
ーダ回路、13はZ0信号発生回路、14は1回転アブ
ソリュートカウンタ、15は多回転カウンタ1、16は
多回転カウンタ2、17はバックアップ回路、18は変
換回路、19は比較回路である。
【0016】図2に原信号出力部11の構成を示す。こ
こで21は発光素子、22は回転スリット板、23は受
光素子、24は波形整形回路である。本実施例では3相
8極のACサーボモータ用にZnの数を24個にし、ま
た一回転アブソリュートデータを2048パルスの場合
を示す。
【0017】図3に回転スリット板22の回転に合わせ
て検出される信号を示す。ここでA,B信号は互いに9
0度の位相差を有する信号であり1回転中2048パル
ス発生するインクリメンタル信号、Zn信号はA,B相
と同期し1回転中に24個発生する信号、そして5ビッ
トのアブソリュート信号がある。
【0018】図4に起動時に出力する1回転アブソリュ
ートデータの動きを示す。代表値は上記5ビットのアブ
ソリュート信号とデコーダ回路12より出力される。
【0019】図5は1回転アブソリュートカウンタ14
の構成を示す図であり、インクリメンタル信号A,B信
号の位相によりA相がB相より位相が進んでいるときは
アップパルスを、その逆にA相がB相より位相が遅れて
いるときはダウンパルスを発生する方向弁別回路51
と、主電源電圧のオン・オフ状態を監視する主電源電圧
監視回路52と、主電源電圧監視回路52の出力とA,
n信号により電源オン後の最初のZn信号からカウント
切替信号を検出する動作切替え回路53と、プリセット
可能なアップダウンカウンタ54とで構成している。ア
ップダウンカウンタ54はインクリメンタル信号の1回
転の分解能が2048であることから11ビット必要と
なる。
【0020】図6に電源オン・オフ時の1回転アブソリ
ュートカウンタの動作タイミング図を示す。
【0021】図7に1回転アブソリュートの代表値デー
タと1回転アブソリュートカウンタとを比較する比較回
路19の動作説明図を示す。
【0022】Z0信号発生回路13は、デコーダ回路1
2から出力される代表値データとN個の基準信号Zn
り、Znの中から1回転アブソリュートデータの零値に
対応する信号を検出している。
【0023】以下、上記構成の多回転アブソリュートエ
ンコーダについてその動作を説明する。
【0024】まず、主電源が投入された直後、エンコー
ダが図4のA点に位置していたとすると、原信号出力部
11から出力する5ビットのアブソリュート信号とデコ
ーダ回路12により1回転中の24分の1の領域を判断
し、その領域に応じた1回転アブソリュートの代表値を
1回転アブソリュートカウンタ14に出力する。このと
き、1回転アブソリュートカウンタ14内のアップダウ
ンカウンタ54の動作モードは動作切替え回路53によ
ってプリセット動作であり、上記代表値をそのまま1回
転アブソリュートデータとする。
【0025】また、バックアップ回路17にて検出およ
び保持している多回転カウンタ1の値は動作切替え回路
53により多回転カウンタ2へプリセットされ、この多
回転カウンタ2の値すなわち多回転カウントデータと上
記1回転アブソリュートデータとを合わせ変換回路18
でシリアル変換してACサーボモータを駆動するドライ
バシステムにデータを転送する。
【0026】ドライバシステムでは1回転アブソリュー
トデータから正弦波ROMテーブルによってACサーボ
モータの通電相切り替えのためのコミュテーション信号
を作りモータの回転を開始する。この時は1回転アブソ
リュートデータは代表値のみで一定であることから、ド
ライバシステム側ではコミュテーション信号が正弦波状
に変化せず一定値となるので結果的に矩形波ドライブで
駆動することになる。
【0027】モータが駆動され上記A点からCW方向に
回転し、Znの位置であるB点に位置が変化すると、動
作切替え回路53によりZnが検出され、アップダウン
カウンタ54の動作モードがプリセット動作からカウン
ト動作に替わり、アップ,ダウンパルスはアップダウン
カウンタ54にてカウントされる。これにより1回転ア
ブソリュートカウンタの値は今までの代表値から代表値
にインクリメンタル信号を計数した値を加算した値とな
る。
【0028】ここで、Znが検出されるまでのインクリ
メンタル信号A,B相の位相関係により方向弁別回路5
1で検出したアップ,ダウンパルスは、アップダウンカ
ウンタ54がプリセット動作のため無効となる。図6に
動作タイミングを示す。
【0029】また、Znの検出により多回転カウンタ2
の動作モードも同様に切替り、多回転カウンタ1のデー
タをプリセットする動作から1回転アブソリュートカウ
ンタのキャリーボロー信号でのカウント動作に替わる。
【0030】これ以降、1回転アブソリュートデータは
A,B相の変化により更新される。検出された1回転ア
ブソリュートデータは、上記と同様に多回転カウンタ2
の値と合わせ変換回路18を介してドライバシステムに
データ転送する。この時は、1回転アブソリュートデー
タは2048分の1の分解能で変化するのでドライバシ
ステム側ではコミュテーション信号を正弦波状に変化で
きるのでモータは正弦波ドライブで駆動することにな
る。
【0031】一方、モータが上記A点からCCW方向に
回転し代表値切り替わり点であるC点を通過すると、1
回転アブソリュートカウンタ14内のA点の代表値は隣
のn−1番目の代表値に更新され、上記と同様にして多
回転カウンタ2の値と合わせ変換回路18でシリアル変
換してACサーボモータを駆動するドライバシステムに
データを転送する。さらに、C点を通過しZn-1の位置
であるD点へ位置が変化すると、先のB点と同様に、今
まで代表値としての1回転アブソリュートデータに加え
インクリメンタル信号で計数する値を加算するモードに
し、これ以降このモードで1回転アブソリュートデータ
はA,B相の変化により更新される。検出された1回転
アブソリュートデータは、上記と同様に処理されドライ
バシステムにデータ転送される。
【0032】以上のように本発明の1回転アブソリュー
トカウンタ、多回転カウンタ2は、電源オン後、最初の
nを検出するまでは、データプリセット動作をし、Zn
検出後は、カウント動作をする構成になっている。ま
た、この動作切替えは、カウント切替え信号をエンコー
ダ信号処理ステータスとして、変換回路18を介して外
部システムへ情報転送される。
【0033】次に、比較回路19の動作について図7を
用いて説明する。比較回路19は、原信号出力部11の
5ビットのアブソリュート信号をデコーダ回路12で処
理した代表値と、1回転アブソリュートカウンタ14の
値とを比較し、1回転アブソリュートカウンタ14のカ
ウント誤動作を検出するものである。
【0034】本発明では、図7に示すように比較結果は
n毎に検出しており、比較結果はエンコーダ信号処理
ステータスとして変換回路18を介して外部システムへ
情報転送される。
【0035】以上のように、検出したZ相の代表値に2
048分の1の分解能を持つインクリメンタル信号の計
数を加える構成にすることにより、1回転内のアブソリ
ュート信号の数は少ないが絶対位置検出は高分解能であ
るコンパクトな多回転式アブソリュートエンコーダが実
現できる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明は、1回転アブソリ
ュートの分解能を高める場合にはインクリメンタル信号
の分解能を上げるだけで高分解能のアブソリュート検出
ができる。これによりコンパクト化でき、しかも従来の
アブソリュート対応のドライバが使用可能な多回転式ア
ブソリュートエンコーダを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における多回転式アブソリュ
ートエンコーダの構成図
【図2】本発明の一実施例における原信号出力部の構成
【図3】本発明の一実施例における多回転式アブソリュ
ートエンコーダの検出信号のタイミング図
【図4】本発明の一実施例における主電源投入時の1回
転アブソリュートエンコーダの動作説明図
【図5】本発明の一実施例における1回転アブソリュー
トカウンタの構成図
【図6】本発明の一実施例におけるカウント動作のタイ
ミング図
【図7】本発明の一実施例における比較回路の動作説明
【図8】従来のインクリメンタル式エンコーダの出力タ
イミング図
【図9】従来の多回転式アブソリュートエンコーダのブ
ロック図
【符号の説明】
11 原信号出力部 12 デコーダ回路 13 Z0信号発生回路 14 1回転アブソリュートカウンタ 15 多回転カウンタ1 16 多回転カウンタ2 17,94 バックアップ回路 18,95 変換回路 19 比較回路 21 発光素子 22 回転スリット板 23 受光素子 24 波形整形回路 51 方向弁別回路 52 主電源電圧監視回路 53 動作切替え回路 54 アップダウンカウンタ 91 インクリメンタル信号出力部 92 アブソリュート信号出力部 93 多回転カウンタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−357413(JP,A) 特開 平4−279817(JP,A) 特開 平3−287014(JP,A) 特開 平1−305317(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 5/00 - 5/62 G01B 7/00 - 7/34 G01B 11/00 - 11/30 G01P 1/00 - 3/80

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに90度位相差を有するA,B2相
    のインクリメンタル信号と、少なくともN個以上の(N
    =(エンコーダが取り付けられているモータの極数P
    M)×(モータ相数PH))基準信号Znと、Znの順
    序を判別するMビットのアブソリュート信号の計3種類
    の信号を、基準信号Znの変化点とMビットのアブソリ
    ュート信号の変化点が異なる状態で出力する原信号出力
    部と、 Mビットのアブソリュート信号から、基準信号Znに対
    応する1回転アブソリュート値の代表値を出力するデコ
    ーダ回路と、 デコーダ回路の出力とZn信号から、1回転アブソリュ
    ートデータの零値に対応するZo信号を選択するZo信
    号発生回路と、前記デコーダ回路が出力する 代表値とA,B,Zn信号
    を入力し、1回転内の絶対位置を出力する1回転アブソ
    リュートカウンタと、 Mビットのアブソリュート信号のうち上位2ビットを用
    いてモータの1回転以上の正逆方向の回転回数を計数す
    る多回転カウンタ1と、 多回転カウンタ1の出力と前記1回転アブソリュートカ
    ウンタからのキャリーボロー信号を入力し、電源オン後
    の最初のZn信号をまだ検出していない状態のときは上
    記多回転カウンタ1の出力をそのまま多回転データとし
    て出力するプリセット動作と、電源オン後の最初のZn
    信号をすでに検出した状態のときは前記プリセット動作
    した多回転カウンタ1の値に前記1回転アブソリュート
    カウンタからのキャリー,ボロー信号に応じて+1,−
    1を積算した値を多回転データとして出力するカウント
    動作を行うことで1回転アブソリュートカウンタの上位
    データとなる多回転データを出力する多回転カウンタ2
    と、 主電源オフ時に前記多回転カウンタ1と原信号出力部の
    Mビットのうち回転回数の正逆を判定するための上位2
    ビットのアブソリュート信号を検出動作させるバックア
    ップ回路と、 1回転アブソリュートカウンタと多回転カウンタ2から
    のパラレルデータをシリアルデータに変換し出力する変
    換回路とを備えた多回転式アブソリュートエンコーダ。
  2. 【請求項2】 A,B,Zn信号とZnに対応する1回
    転アブソリュート値の代表値を入力し、インクリメンタ
    ル信号を計数するアップ,ダウン信号と、電源オン後の
    最初のZn信号よりカウント切替信号を検出して、カウ
    ント切替信号が電源オン後の最初のZn信号をまだ検出
    していない状態のときは前記代表値をそのまま1回転ア
    ブソリュートデータとして出力する代表値のプリセット
    動作と、カウント切替信号が電源オン後の最初のZn信
    号をすでに検出した状態のときは前記プリセット動作し
    た代表値に上記アップ、ダウン信号に応じて+1,−1
    を積算した値を1回転アブソリュートデータとして出力
    するカウント動作を前記カウント切替信号で切替える1
    回転アブソリュートカウンタ、およびカウンタ切替信号
    をエンコーダ信号処理ステータスとして変換回路を介し
    て外部へ知らせる機能を備えた請求項1記載の多回転式
    アブソリュートエンコーダ。
  3. 【請求項3】 デコーダ回路出力の代表値と1回転アブ
    ソリュートカウンタの出力とをZn信号毎に比較する比
    較回路、および比較結果をエンコーダ信号処理ステータ
    スとして変換回路を介して外部へ知らせる機能を備えた
    請求項1記載の多回転式アブソリュートエンコーダ。
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